JP5987859B2 - 薬剤分包装置、線引き補助具、シート置台 - Google Patents

薬剤分包装置、線引き補助具、シート置台 Download PDF

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Description

本発明は、薬剤分包装置、線引き補助具、シート置台に関する。
近年、処方薬の服用のタイミングや種類の誤認防止や除包の手間の軽減のために、服用回毎ごとの薬剤を一つの分包シートに包装する、薬剤分包装置が広く使われている。
さらに薬局等においては、この分包シートに服用に係る情報を追記したり、様々な色の線を引くなど、服用者の視認性をさらに高める工夫がされている。例えば、文字の場合であれば服用のタイミングの情報として「朝・昼・夜」と記載する、服用者の情報として「兄・弟」と記載するなどが挙げられる。また、色の線であれば、服用のタイミングの情報として「朝飲む薬は赤線の分包シート、昼の飲む薬は緑の線の分包シート、夜飲む薬は、青線の分包シート」、服用者の情報として「兄のものは赤い2重線の分包シート、弟のものは青い波線の分包シート」といった具合である。このように、文字や線の数、パターンなどを組み合わせることで、様々な意味を持たせいる。
特開2000−14262号公報
薬局においては、分包シート毎に文字を書き足すより、意味を持たせた線を引くほうが作業上楽であるため、一般的に色分けした線が描かれることが多い。しかし、それでも視認性を高める為のこの色分け線引き作業は、大変な労力を要する作業となってきた。そこで、特許文献1のような、多色印刷機能を備える薬剤分包装置等が、提案されている。
しかし、薬剤分包装置は、装置のライフサイクルが長く、装置の導入コストも非常に高い。したがって、線引き作業の負担軽減のためだけに、多色印刷機能を備える分包機に装置を買換えるケースはまずないと言える。また、多色印刷機能を備える装置は、新たに装置を導入を検討する場合においても、該機能のない装置と比較して装置が大きい、印刷用消耗品のランニングコストがかかる、といった理由から、見送られるケースもある。
また、近年では薬局内での作業合理化に伴う種々の機器が導入により、分包シートの線引き作業を行う作業スペースがほとんど無くなってしまった薬局も、数多く存在する。このような理由から、多色印刷機能を備える装置を導入できず、狭い作業スペースで線引き作業を行っている薬局が多い。
また、分包シートは薬剤を内包している。そして、分包シートに内包した薬剤によってできるシートの膨らみが、線引き作業を一層面倒なものにしている。
本発明は、省スペースで容易かつ安価に分包シートへ薬剤の服用時または服用者を特定
する情報描き入れることができる仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、薬剤を分包シートに分包するための分包手段を備えた薬剤分包装置であって、
前記薬剤分包装置に係合され、前記薬剤分包装置の上に置かれた前記分包シートの上に重ねて、前記分包シートに線を手描きするために用いるガイドとなる線引き補助具と、前記分包シートを置くためのシート置台とを備え、前記シート置台は、前記線引き補助具を前記分包シートの上に重ねた際に、当該分包シートに報を描き入れるための台となる略水平面と、前記分包シートに分包された前記薬剤を前記分包シートの一端に集めやすくするために前記略水平面から重力方向に下る向きに傾斜した傾斜面とが設けられた前記シート置台であることを特徴とする薬剤分包装置を提供する。
このように設けることで、省スペースで容易かつ安価に分包シートへ薬剤の服用時または服用者を特定する情報描き入れることができる仕組みを提供することができる。
錠剤供給装置と包装装置を含む分包システムを示す斜視図 錠剤供給装置10の斜視図 錠剤取出ユニット1の斜視図 錠剤取出ユニット1の内部構造(断面)を示す図 錠剤供給装置の内部構造を示す図 錠剤供給ユニットの内部構造を示す図 包装ユニットの内部構造を示す図 包装ユニットの内部構造の一部を拡大した図 錠剤取出ユニット1の内部構造を示す図 錠剤供給装置を正面から見た図 錠剤供給装置を横(正面から見て右側)から見た図 錠剤供給装置の一部を抜粋した図 錠剤供給装置の内部を横(正面から見て右側)から見た図 包装機構で包装された分包シートの外観図 カラーマジックで、色分け線引きされた分包シートの外観図 包装装置の上部カバーの斜視図 薬が分包されていない分包シートの正面図 包装装置の上部カバーの概略側面図 包装装置の上部カバーに分包シートを置いた図 線引きガイドを備える錠剤投入口カバーの斜視図と溝部の拡大図 上部カバーの概略斜視図 カラーマジックで、線が2本引かれた分包シート 連続分包の分包シートに線を引いた一例(線の位置をずらさないパターン) 連続分包の分包シートに線を引いた一例(線の位置ずらすパターン) 繰り返し分包の分包シートに線を引いた一例(線の位置をずらさないパターン) 繰り返し分包の分包シートに線を引いた一例(線の位置ずらすパターン) 線引きガイドを備える錠剤投入口カバーの外観図 線引きガイドの外観図 線引きガイドを備える錠剤投入口カバーの上面図 錠剤投入口カバーと線引き補助具のセットが上部カバーに取付けられている斜視図 錠剤投入口カバーと線引き補助具のセットと上部カバー、ブラケットの分解斜視図 錠剤投入口カバーと線引き補助具の側面図
以下、図面を用いて、本発明について説明する。
まず、図1について説明する。図1は、錠剤供給装置と包装装置を含む分包システムを示す斜視図である。包装装置は、薬剤分包機、薬剤分包装置、分包機、分包装置ともいう。図1は、錠剤供給装置10、及び錠剤供給装置10から供給された錠剤を包装する包装装置5を含む錠剤供給システムを示す図である。1は、錠剤取出ユニットであり、錠剤シートから錠剤を取り出すユニットである。錠剤シートは、一般的にPTPシートと呼ばれており、錠剤シートのことをPTPシートとも言う。
図1の3は、排出ポケット(廃棄ボックス)であり、錠剤取り出し装置から排出されたPTPシートが集合する部分である。装置前面で開口しており、排出されたPTPシートを容易に取り出すことができる。
図1の4は錠剤投入口カバーであり、錠剤投入部のカバーである。錠剤投入口に埃や異物が入らないようにする為に、包装装置の上面に蝶着されており、開閉可能となっている。このカバーの下にはこのカバーの下には錠剤投入口1603(手撒き用錠剤マス)があり、使用者が手で錠剤を投入して、1回飲用分ずつに分包することが可能である。
錠剤投入口1603は、手撒き錠剤供給装置4000(図13に断面図を記載)の錠剤投入口1603(手撒き用錠剤マス)である。手撒き錠剤供給装置4000は、錠剤投入口1603にて使用者から手撒きで一包分ずつの錠剤の投入を受付ける。そして、包装装置5で分包させるために、受付けた薬剤を一包分ずつ供給する。
錠剤供給装置10には複数の錠剤取出ユニット1が収納されている。錠剤取出ユニット1は、幅方向(左右方向)に6つが並べられ、この6つの錠剤取出ユニット1からなる組が上下に3段に配置されている。すなわち、錠剤取出ユニット1は、左右6列、上下3段に配列されている。 錠剤供給装置10は複数の錠剤取出ユニット1を備えているが、錠剤取出ユニット1の数は1でもよい。5は、包装装置であり、錠剤供給装置10の錠剤取出ユニット1から供給された錠剤を包装する装置である。
103は、散薬投入部であり、分包される散薬が投入される部である。また、散薬投入部103に投入された散薬を投薬1回分に分けられて、分けられた1回分の散薬を後述するメインホッパー505に入れられ、1回分ずつに分包される。
10は、錠剤供給装置であり、1または複数の錠剤取出ユニット1と、錠剤取出ユニット1で取り出された錠剤を供給する錠剤供給ユニット400とを備えている。 錠剤供給装置10は、錠剤取出ユニット1により錠剤シート(PTPシート)から錠剤を取り出して、錠剤供給ユニット400の供給経路を経て、包装装置5に供給する。
錠剤供給装置10は、図1に示す通り、複数の錠剤取出ユニット1を備えている。錠剤供給装置10は、1又は複数の錠剤を、それぞれ錠剤収容部に封入された錠剤シート(PTPシート)から錠剤を取り出して供給する。
次に、図2を用いて、錠剤供給装置10について説明する。図2は、錠剤供給装置10の斜視図である。203は、錠剤シートを錠剤取出ユニット1に投入する投入口である。
次に、図3を用いて、錠剤取出ユニット1の内部構造について説明する。
図3は、錠剤取出ユニット1の斜視図である。なお、図3は、錠剤取出ユニット1が、2つ並んでいる図を示している。錠剤取出ユニット1は、錠剤シート51を搬送する搬送機構と、搬送機構により搬送された錠剤シート51が載置される載置台と、載置台上の錠剤シート51の錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す押出し機構とを有している。
錠剤シート51は、錠剤を収容する錠剤収容部を備えるシート本体の下面に、アルミニウム等からなる金属箔などを用いた封止シートを設けることによって錠剤が錠剤収容部に密封されたものである。錠剤シート51は、シート部上に凸状の錠剤収容部が幅方向に間隔をおいて2列に並んだ形態である。各列をなす複数の錠剤収容部は錠剤シート51の長さ方向に沿って並んでいる。
ここで、さらに、図4を用いて、錠剤取出ユニット1の内部構造について説明する。
図4は、錠剤取出ユニット1の内部構造(断面)を示す図である。図4は、錠剤シートの投入口203にPTPシートをセットし、PTPシートを除包位置(錠剤の取出位置)まで搬送を行った際の図である。
錠剤取出ユニット1は、錠剤シートを搬送する錠剤シート搬送機構(搬送機構)と、錠剤シートが載置される載置台18と、錠剤シートから錠剤を取り出す錠剤取出機構(押出し機構)とを備えている。
39は、下部ローラである。錠剤シート搬送機構は、錠剤シート51を進行方向に向け搬送するものであって、進行方向に互いに間隔をおいて設けられた下部ローラ39と、進行方向に互いに間隔をおいて設けられた上部ローラとを備えている。搬送機構は、錠剤収容部の押圧を継続する前に載置台18上の押圧される位置から所定の距離だけ錠剤シート51をさらに搬送し、押出し機構が、錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
下部ローラ39は、駆動源により回転駆動可能であり、PTPシート部の下面に当接して錠剤シート51に進行方法への力を加えることができる。上部ローラは、駆動源により回転駆動可能であり、PTPシート部の上面に当接して錠剤シート51に進行方向への力を加えることができる。上部ローラの幅方向の位置は、2列の錠剤収容部の間に相当する位置であるため、上部ローラは錠剤収容部52に当接することはない。
下部ローラ39と上部ローラは、錠剤シート部を上下から挟み込んで錠剤シートを進行方向に搬送できる。さらに、下部ローラ39と上部ローラは錠剤シート部を上下から挟み込んで錠剤シート51を進行方向とは逆の方向にも搬送できる。
24は、導入シュートである。導入シュート24は、載置台の下面側に設けられており、錠剤シート51から取り出された錠剤を、後述する錠剤導入路401に導くものである。すなわち、導入シュート24は、載置台の下面側に排出口を有しており、錠剤シート51から取り出された錠剤はその排出口を通り、後述する錠剤導入路401に落ちていく。なお、この導入シュート24は、錠剤取出しホッパーとも言う。
錠剤取出ユニット1は、載置台18上の錠剤シート51の錠剤収容部を押圧する速度を変更させる変更機構をさらに有している。
押出し機構は、より高速に変更された速度で錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。押出し機構は、錠剤収容部の中央付近を押圧する内側押圧体83と、中央付近よりも外側の部分を押圧する外側押圧体84とを含んでいる。内側押圧体83と外側押圧体84とが独立して動作することでPTPシートの錠剤収容部を押圧して、PTPシートから錠剤を取り出す。押出し機構は、内側押圧体83よりも先に外側押圧体84により錠剤収容部を押圧させる。内側押圧体83の先端は、ほとんどの錠剤シート51の錠剤収容部よりも面積が狭いので、内側押圧体83は錠剤を取り出す場合(下降した場合)に、錠剤シートに開いた穴から先端が突き出る。外側押圧体84の先端は、ほとんどの錠剤シート51の錠剤収容部よりも面積が広いので、錠剤を取り出す場合(下降した場合)に、錠剤シート51に開いた穴から先端が突き出ない。つまり、錠剤シート51の錠剤収容部を押し潰すためのものである。錠剤取出機構(押出し機構)は、外側押圧体84を昇降させる第1昇降機構と、内側押圧体83を昇降させる第2昇降機構とを備える。
第1昇降機構は、外側押圧体84が取り付けられた第1昇降体93と、回転駆動して第1昇降体93を昇降させるカム94と、第1昇降体93を上昇方向に付勢する付勢部材(ばね)とを備えている。第1昇降体93は、前後方向にわたって延在する柱状体であり、前端部に外側押圧体84が取り付けられている。
カム94は、外側押圧体84の昇降動作を考慮して設計された形状の板状体であり、駆動機構によって回転駆動する軸部に固定されている。カム94は、第1昇降体93の上面側に設けられ、軸部の回転に伴って回転駆動し、第1昇降体93を押圧することによって高さ位置を調整し、これによって外側押圧体84の高さ位置を調整する(外側押圧体84の昇降動作を行う)ことができる。
第1昇降機構は、カムの回転動作のタイミング、カムの形状、軸部に対するカムの固定位置などの設定によって、外側押圧体84の昇降動作のタイミングや変位量を任意に設定できる。
第2昇降機構は、内側押圧体83が取り付けられた第2昇降体98と、回転駆動して第2昇降体98を昇降させるカム99と、第2昇降体98を上昇方向に付勢する付勢部材(ばね)とを備えている。
第2昇降体98は、前後方向にわたって延在する柱状体であり、前端部に内側押圧体83が取り付けられている。カム99は、第2昇降体98の上面側に設けられ、軸部の回転に伴って回転駆動し、第2昇降体98を押圧して高さ位置を調整し、これによって内側押圧体83の高さ位置を調整する(内側押圧体83の昇降動作を行う)ことができる。
第2昇降機構は、カム99の回転動作のタイミング、カムの形状、軸部に対するカムの固定位置などの設定によって、内側押圧体83の昇降動作のタイミングや変位量を任意に設定できる。このため、カム94とカム99は、それぞれ第1昇降体と第2昇降体に対して互いに独立に動作可能であり、内側押圧体83と外側押圧体84は、互いに独立に昇降動作させることができる。
錠剤取出機構における2つのカムの回転動作のタイミング等は、錠剤位置検出機構の検出部からの信号に基づいて定めることができる。具体的には、検出された錠剤収容部の位置に合わせて内側押圧体83と外側押圧体84を動作させることができる。
錠剤取出ユニット1は、PTPシートの錠剤収容部の押圧をする前に、押圧される錠剤収容部の長さを検出する検出機構17をさらに有している。 錠剤供給装置は、検出した錠剤収容部の長さに基づいて所定の距離を算出する算出手段をさらに有している。検出機構17は、押圧される錠剤収容部の長さを検出するとともに押圧される錠剤収容部の位置をさらに検知する。
錠剤供給装置10は、検知されたPTPシートの錠剤収容部の位置に基づいて、押圧される位置までの搬送距離を算出する算出手段をさらに備える。
搬送機構(下部ローラ39、上部ローラ)は、搬送距離により載置台18上の錠剤収容部が押圧される位置まで錠剤シートを搬送する。搬送機構は、所定の距離だけ前方または後方に錠剤シート51を搬送する。
次に、図5を用いて、錠剤供給装置10の内部構造について説明する。
図5は、錠剤供給装置10の内部構造を示す図である。なお、図5は、錠剤供給装置10を背面側(裏側)から見た図である。
204は、光学センサ(ビームセンサ)であり、落下物を検知するものである。除包された錠剤が導入シュート24内を落下する際、除包された錠剤がビームセンサ上を通過し、ビームセンサを遮光する。このビームセンサが遮光された状態をON状態とし、遮光されていない状態をOFF状態とする。このON/OFF状態を用いて落下物の有無の判定を行う。錠剤落下検出機構は、光学センサ204と落下錠剤カウンタとを備える。
錠剤供給装置10は、押圧により錠剤収容部から錠剤が取り出されたか否かを判定するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構(光学センサ204)を有している。
押出し機構は、取り出された錠剤が検知されない場合には錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)し、取り出された錠剤が検知された場合には錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)しない。
401は、錠剤導入路である。錠剤導入路401は、導入シュート24と導通しており、錠剤シートから取り出され落下した錠剤を導入シュート24から第1集積ホッパーに中継する。
次に、図6を用いて、錠剤供給ユニット400の内部構造について説明する。
図6は、錠剤供給ユニット400の内部構造を示す図である。402は、第1集積ホッパーである。第1集積ホッパー402は、錠剤取出ユニット1により、PTPシートから取り出された錠剤が導入シュート24を落下して通り、そして、導入シュート24から錠剤導入路401を通り、該錠剤が集積される部である。すなわち、錠剤導入路401は、第1集積ホッパー402と直接、導通している。
501は、第2集積ホッパーである。第2集積ホッパー501は、第1集積ホッパー402で集積された錠剤をさらに集積する。すなわち、第2集積ホッパー501は、第1集積ホッパー402と導通している。そのため、第1集積ホッパー402に落ちてきた錠剤50は、第2集積ホッパー501に落ちて集積される。
502は、第1の送り出し機構である。第1の送り出し機構502は、第2集積ホッパーに集積された錠剤50を第3の集積ホッパーに移動させる。
503は、第3集積ホッパーである。第3集積ホッパー503は、第1の送り出し機構502により送り出(移動)された錠剤を集積する。
504は、第2の送り出し機構である。第2の送り出し機構504は、第3集積ホッパーに集積された錠剤をメインホッパー505に移動させる。
505は、メインホッパーである。メインホッパー505は、第2の送り出し機構504により送り出(移動)された錠剤(1回分)を集積し、分包シート(分包シート)の中に集積した錠剤を投入する。
次に、図7、図8を用いて、包装ユニット701の内部構造について説明する。
図7は、包装ユニット701の内部構造を示す図である。
図8は、図7に示す包装ユニット701の内部構造の一部(703、704、705)を拡大した図である。包装ユニット701は、包装装置5内のユニットである。
702は、分包シートが連なるロール紙(ロール状になっている分包シート)を包装機構に送り出すロール紙送出機構である。
703は、メインホッパー505内に集積された錠剤50(1包分の錠剤803)が分包シートの中に投入され、当該分包シートを加熱し溶着することにより、分包シートの中に投入された薬剤を、分包シートの中に封入する(包装機構)。なお、本実施例では被分包体として錠剤のみ描かれている場合もあるが、分包可能な被分包体であれば、散薬など、薬剤の形状は問わないし、栄養補助食品など被分包体が薬剤でなくても構わない。
704は、メインホッパー505内に集積された錠剤が分包シートの中に投入され、当該分包シートを加熱し溶着することにより、分包シートの中に投入された錠剤を、分包シートの中に封入する(包装機構)。すなわち、包装機構703と、包装機構704とで、分包シートを加熱し溶着することにより、分包シートの中に投入された錠剤を、分包シートの中に封入する。
705は、連なるロール紙を1包毎の分包シート(1つの包み802)に分断するための分断用ミシン目801を分包シートに形成する。(分断機構)
706はプリンタであり、分包シートに、日付、患者データ、エラー情報を印字する(印字機構)。
なお、本実施例では単色刷りのプリンタを想定しているが、請求項の実施に関しては、多色刷りのプリンタを実装した分包機であってもよく、プリンタを実装していない分包機であってもよい。図7、図8に示すように、包装ユニットにより、投薬1回分の錠剤が分包される。
次に、図9を用いて、錠剤取出ユニット1の内部構造について説明する。
図9は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す図である。
901は、錠剤シートの投入口203のカバーである。カバー901を開けることにより、錠剤シート51を投入口203に入れることが出来るようになる。また、図9に示す24は、導入シュートであり、既に、図4などを用いて説明しているため、ここでは説明を省略する。
次に、図10を用いて、錠剤供給装置10について説明する。
図10は、錠剤供給装置10を正面から見た図である。図10に示す1は、図1にも示している通り、錠剤取出ユニット1である。錠剤取出ユニット1で、PTPシートから取り出された錠剤は、導入シュート24を通り、そして、錠剤導入路401を通り、第1集積ホッパー402に落ちていく。
次に、図11を用いて、錠剤供給装置10の錠剤供給ユニット400が備える各構成について説明する。
図11は、錠剤供給装置10を横(正面から見て右側)から見た図である。
図10でも説明したが、錠剤取出ユニット1で、PTPシートから取り出された錠剤は、導入シュート24、錠剤導入路を通り、第1集積ホッパー402内に落ちてくる。そして、第1集積ホッパー402を通った錠剤は、第2集積ホッパー501を通り、第1の送り出し機構502に送られる。第1の送り出し機構は、第1の中継ユニットである。そして、第1の送り出し機構502は、錠剤を第3集積ホッパー503に送り、第3集積ホッパー503は、第2の送り出し機構504に錠剤を送る。第2の送り出し機構504は、第2の中継ユニットである。
第2の送り出し機構504は、第2の送り出し機構504に送られた錠剤を、メインホッパー505に送る。
次に、図12を用いて、錠剤取出ユニット1から取り出された錠剤がどのように、導入シュート24、錠剤導入路401、第1集積ホッパー402を通るかについて説明する。図12は、図10に示した錠剤供給装置10の一部を抜粋した図である。すなわち、図10に示す錠剤取出ユニット1を2段分削除した図が、図12である。 図12に示す点線の矢印1201は、錠剤取出ユニット1から取り出された錠剤の移動経路を示している。 また、図12に示す通り、第1集積ホッパー402の左側の導管、及び真ん中の導管の幅は、直径が78mmである。
次に、図13を用いて、錠剤供給装置10の錠剤供給ユニット400が備える各構成について説明する。
図13は、錠剤供給装置10の内部を横(正面から見て右側)から見た図である。
図13に示す点線の矢印1201は、錠剤取出ユニット1から取り出された錠剤の移動経路を示している。最上段の錠剤取出ユニット1の導入シュート24の出口から、第1の傾斜部1401までの距離は、約460mmであり、中段の錠剤取出ユニット1の導入シュート24の出口から、第1の傾斜部1401までの距離は、約265mmである。また、第1集積ホッパー402の長さは、約362mmである。すなわち、最下段の錠剤取出ユニット1の導入シュート24の出口から、第2集積ホッパー501までの距離は、約362mmである。
各段の錠剤取出ユニット1で、PTPシートから錠剤が取り出されると、錠剤は、導入シュート24を通り、導入シュート24の出口から、錠剤導入路401を通り、そして、第1集積ホッパー402に入り、第2集積ホッパー501に集積される。
この時、錠剤供給装置10全体の分包時間を短縮させることを考慮すると、導入シュート24(錠剤取り出しホッパー)出口から、まっすぐ下に垂直落下させ、第2集積ホッパー下部に収めることが考えられる。
しかしながら、最上段の錠剤取出ユニット1で取り出された錠剤を、導入シュート24(錠剤取り出しホッパー)出口から、まっすぐ下に垂直落下させ、第2集積ホッパー下部に収めると、約876mmもあるため、錠剤が割れたり、欠けたりして破損してしまう可能性が高くなる。また、PTPシートから取り出される薬が、カプセルの場合は凹んだりして変形をしてしまう可能性が高くなる。
このように、本実施形態の錠剤供給装置10は、錠剤取出ユニット1が複数積み上げられて使用できるようになっているため、特に最上段の錠剤取出ユニット1から錠剤が落下する場合には、導入シュート24(錠剤取り出しホッパー)出口から第2集積ホッパーまでの距離が非常に長くなり、PTPシートから取り出される錠剤、又はカプセルが、破損してしまう可能性が高くなってしまう。
そこで、第1集積ホッパー402の上部に、分包時間を余りロスしない程度に錠剤をバウンドさせる第1の傾斜部1401を設ける。すなわち、第1集積ホッパー402の上部の一部をオフセットさせる。本実施の形態では、重力方向から約32°の傾斜を備える第1の傾斜部1401としている。
また、第2集積ホッパー501においても、第1集積ホッパー402から第2集積ホッパー501の下部にダイレクトに錠剤が到達しないように、第2集積ホッパー501も分包時間を余りロスしない程度に錠剤をバウンドさせる第2の傾斜部1402を設けている。本実施の形態においては、第2の傾斜部1402は、水平方向より約40°の傾斜としている。
ここで、第1の傾斜部1401、第2の傾斜部1402の角度は、例として、それぞれ、約32°、約40°としているが、落下してくる錠剤がバウントして(落下スピードを落として)、その後の経路に移動可能な角度(次の供給部に落下により供給可能な角度の傾斜)であれば、どのような角度であってもよい。
このように、第1集積ホッパー402に、第1の傾斜部1401を備え、第2集積ホッパー501に第2の傾斜部1402を備えることにより、錠剤取出ユニット1の導入シュート24(錠剤取り出しホッパー)出口から、第2集積ホッパー501の下部までダイレクトに錠剤を落下させず、錠剤の落下向きを変えつつ錠剤が破損、変形しない程度のクッションを与えることができる。
その結果、落下してくる錠剤が第2集積ホッパー501の下部に到達した時の衝撃を和らげることができ、錠剤が破損、変形する可能性を低減させることが出来るようになる。
第1の傾斜部は、錠剤取出し装置から落下してきた錠剤が接触する位置に設けられており、第2の傾斜部は、第1の傾斜部に接触した錠剤がさらに落下して接触する位置に設けられている。
また、第1の傾斜部1401、第2の傾斜部1402に、ゴムなどの、衝撃を吸収する材料(衝撃吸収材)を更に設けることにより、錠剤の衝撃をさらに抑えることが可能となる。
図14は包装機構で包装された分包シートの外観図である。図14の1411は分包シートで、分包シートの中に投入された薬剤を封入している。この分包シートは、朝飲む薬として、一包に「朝」と印字されている。
分包シートは、包装装置の包装機構から、図14のように、連続して連なった状態で排出される。例えば、処方された薬が、朝食後、昼食後、夕食後の1日3回分各1包で、2週間分(14日分)であるとする。この時、連続した分包シートは、計42包分連なって排出され、その中には各食後に飲用する薬が包装されている。そして、印字設定が「朝」「昼」「夕」であれば、1包目から14包目までに「朝」、15包目から28包目までに「昼」、29包目から42包目までに「夕」と印字されている。
図14では、単色の文字や線を印刷できる機構備えた薬剤分包装置によって印字された分包シートの一例を紹介したが、本発明は分包シートへの印字の有無に関係なく実施可能である。そして、後述する図17に示すような、何も印字されていない分包シートにおいて、より効果がより発揮される。
次に、分包シートへの線引き、色分けについて説明する。
図15はカラーマジックで、色分け線引きされた分包シートの外観図である。
1501は色分けの為に引かれた線で、ここでは赤色の線とする。
1502は分包シートの縁である。
色分けの為に引かれた線は、分包シートの縁に対して概平行に引かれている。包装装置の使用者(例えば薬剤師)は、服用の過誤を防ぐべく、図15のように分包シートにカラーマジック等で線を引き、視認性を高めている。例えば、服用者の服用のタイミングの認識を高めるために、朝食後の服用は赤、昼食後は黄色、夕食後は青、を分包シートに線引きしたりする。あるいは、兄の分包シートは青、弟の分包シートは赤など、服用の間違いが無いよう視認性を高める、といった具合に用いたりする。
この色分け線引きに際し、例えば、一般事務用30cm定規等を当てて線を引く場合、1包あたりの長さが80mmの分包シート、42包分に線を引こうとすると、分包シート総長さは336mmあるので、少なくとも12回は、定規を当て直し、線を引かなければならない。
これを踏まえ、本実施例では、図16に示すように、包装装置上部に付帯する錠剤投入口カバー4を、線引きガイドとした。薬包シートの総長さよりも長く(全長が633mm)、線引きガイドとして、十分な長さになるためである。
図16は包装装置の上部カバーの斜視図である。
1601は包装装置の上部部分で包装装置の上部カバーである。
1602は、窪みである。窪みは包装装置の右端から左端までついている。この窪みが分包シートを置くためのシート置台すなわち、手描き作業スペースとなる。
1603は錠剤投入口(手撒き用錠剤マス)である。
図17は薬が分包されていない分包シートの正面図である。
分包シートの高さ寸法は70mmである。
図18は包装装置の上部カバー概略側面図である。
上部カバーの窪み1602は、奥行方向に70mmある。これは、分包シートの設置場所をずれにくくすべく設けられたものであり、分包シートの高さ寸法に適合するよう設けられている。1801は分包シート膨らみ逃げ部である。これは、分包シートに分包された薬剤をシートの一端に集めるべく、水平面に対して傾斜が設けられたている。この分包シート膨らみ逃げ部1801は、線引き作業の邪魔にならないように、分包シートに分包された薬剤の膨らみを逃がす(収容する)ために設けられたものである。したがって、この分包シート膨らみ逃げ部(傾斜部)は平面でも良いし、曲面でも良い。
図19は包装装置の上部カバーに分包シートを置いた斜視図である。図19のように、上部カバーの窪みに沿わせて、分包シート1411をセットする。
図20は線引きガイドを備える錠剤投入口カバーの斜視図と溝部の拡大図である。
2001は溝である。溝は錠剤投入口カバーの表面から裏面に貫通している。錠剤投入口カバーには溝があり、この溝の中にカラーマジック等を沿わせて、分包シートに線を引くためのガイドの役割を果たしている。また、正面手前側の縁も、同様の役割を果たす。
なお、本実施例では、錠剤投入口カバーへの溝は3本としているが、錠剤投入口カバーの縁を線引きガイドとする場合、溝はなくとも良い。また、溝や縁のパターンは、作業者が引きたい線のパターンであればよい。例えば、直線ではなく、波線、ジグザグ線の引ける形状にしてもよい。あるいは、溝の場合、仕切り部材により区分された、複数の前記溝部であってもよく、点線、鎖線、破線等が引ける形状のガイドにしてもよい。また、複数の溝を備える場合、太さの違う線を引くために、幅を変えてもよい。
なお、現状でよく用いられる線の例については、図22・23・24・25・26にて後述する。また、1以上の区分する部材を設けた形状の溝の一例として、図29を挙げる。また、線引きガイドの錠剤投入口カバーの材料は、透明又は半透明の材料で製作するのが望ましい。なぜならば、ガイド部を分包シートの上に重ねた際に、分包シートの置かれた状態を、上部から透かして確認できるからである。
図21は、包装装置上部カバーの概略斜視図であり、図19において、手書き線ガイド機能を備えた、錠剤投入口カバー4を下した状態を示している。
2101はカラーペンである。上部カバーに分包シートを置き、錠剤投入口カバーを下ろした状態で、カバーの溝を使うことで、カラーペンで線を引くことができる。
この際、図18で記したとおり、上部カバーの窪みに設けられた分包シート膨らみ逃げ部が薬剤による分包シートの膨らみ部を逃がすため、机上で定規を当てて行う線引き作業のように、分包シートの中の薬の膨らみ部が作業の邪魔にならずに済む。
また、包装装置上部の窪み1602は、錠剤投入口カバー4と平行に、且つ分包シートの高さ寸法に合わせて設けられている。したがって、分包シートをセットし、蝶着されたカバーを下すだけで、分包シートの縁に対して容易に、平行する線を引くことができる。すなわち、机上で定規を用いて直線を引くよりも容易に、分包シートに対して平行する線を引くことが出来る。
このように、線引き作業をより容易ならしめるために、包装装置の上部カバーの窪みと分包シート膨らみ逃げ部があることが望ましい。しかし、図19のように、錠剤投入口1603の手前側に分包シートを設置し、線を引ける錠剤投入口カバーで挟み込めるだけの十分な作業スペース(分包シートの置き台)があれば、少なくとも手書き線引きガイドを用いた線引き作業を行うことができる。
補足だが、錠剤投入口カバーや、包装装置の上部カバーは大抵の分包機に備えられている。そして、本発明を実装した錠剤投入口カバーや、包装装置の上部カバーに交換する費用は、カラー印刷機構を備えた分包機の買い替え費用と比べ、非常に低コストで済む。
図22はカラーマジックで、線が2本引かれた状態の分包シートである。
このような2以上の線引きを目的とした線引きガイドは、2以上の線引き部(溝や縁)を備えることが望ましい。なぜならば、複数の線を引くのに、一度線引きガイド部(錠剤カバー)セッティングすれば済むからである。
図23及び図24は、連続分包の分包シートに線を引いた一例で、朝3包、昼3包、夜3包、の計9包の例である。連続分包とは、朝朝朝、昼昼昼、夕夕夕と、朝食後飲む薬を続けて分包し、次に昼食後飲む薬を続けて分包する、そして夕食後に飲む薬を続けて分包することである。なお、図23は、赤線、黄線、青線を錠剤投入口カバーの一本の溝を利用して、一直線上に引いた例である。
図24は、薬剤投入口カバーの三本の溝を利用して、赤線、黄線、青線をオフセットして線を引いた例である。
図25及び図26は繰り返し分包の分包シートに線を引いた一例である。
朝3包、昼3包、夜3包、の計9包の例である。繰り返し分包とは、朝昼夕、朝昼夕、朝昼夕、と、朝食後飲む薬、昼食後飲む薬、夕食後飲む薬、と繰り返して分包することである。なお、図25は、赤線、黄線、青線を一包ずつ断続的に錠剤投入口カバーの一本の溝を利用して、一直線上に引いた例であり、図26は、錠剤投入口カバーの三本の溝を利用して、赤線、黄線、青線を一包ずつオフセットして線を引いた例である。
ここまで、包装装置上部と錠剤投入口カバーのカバーを使用して、分包シートに線を引くことを説明した。この機構を応用し、錠剤投入口カバーの上で、線を引くことも可能である。
図27は線引きガイドを備える錠剤投入口カバーの外観図である。この錠剤投入口カバーのカバーは、図18の説明にて記載したものと同様の役割を果たす、分包シートをセットする為の窪み1602と、分包シート内部の薬を収容する分包シート膨らみ逃げ部1801を備えている。
2701は線引きガイドである。定規の役割を果たすものである。 この錠剤投入口カバー4と線引きガイド2701は蝶着されおり、必要により開閉できる。なお、この線引きガイドは手書きシートの上に重ねて用いるもので、薬剤分包装置に係合するものであれば良い。したがって、例えばドラフターのような形状のものも含まれる。
また、このガイドは、不使用時には薬剤分包装置に係留できる手段を有していることが望ましい。なぜならば、錠剤投入口カバーの開閉する際に係留されていないと、開閉作業の邪魔になるからである。係留の状態については、カバー開閉時に線引きガイドが動かず、線引き作業時に人の力で容易に動かせる程度の強さで係留されることが望ましい。具体的な係留手段としては、ガイドと薬剤分包装置との接点に磁石と金属を用いる、面ファスナーを用いる、フックを取り付ける、ロック機構を取り付ける等が考えられる。あるいは、線引きガイドとシート置台とが、クリップとなるような構造(用箋バサミや洗濯バサミのように、間にものを挟み込める構造)にする方法も考えられる。線引きガイドとシート置台との間にばねを設け、線引きガイドとシート置台とが互いに対接面の方向にばねの力がかかるようにして係留するわけである。このように設ければ、係留できるだけでなく、線引きガイドとシート置台との間に分包シートを挟み込む際に、分包シートをしっかりと固定できる効果を得ることも可能である。(不図示)
図28は線引きガイド2701の外観図である。
2801は前側の縁である。この縁は、図20の縁の説明と同様、線を引くべく、直線若しくは規則的なパターンで構成している。
次に、本実施例の線引きガイドの溝部2001は、線引き用の溝を3本としているが、縁が線引きガイドになるのであれば、無くとも良い。なお、溝の形状、パターンについては、図20と同様、作業者が引きたい線のパターンであればよい。
また、線引きガイドの素材も図20と同様、透明又は半透明の材料で製作するのが望ましい。
以上、図27、図28に示したような、錠剤投入口カバーと線引きガイドの構成で、分包シートへの線引きを可能とさせる実施形態と、図18、図19、図21に示したような実施形態は、いずれか一方を選択すればよい。
なお、前者のメリットは、後者よりも安価に実施できることである。これは、包装機(分包機)の部品配置を大きく変える必要が無いためである。後者のメリットは、前者より薬剤投入部の視認性が高いことである。
図29は、錠剤投入口カバーの上面図であり、先の図20に挙げた「1以上の区分する部材を設けた形状の溝」の一例である。
この図の溝は、分包シートの横方向のピッチ長に対応した構成になっており、図23や図24のようなパターンの線を、容易に引くことができる。また、この溝のピッチを個装ごとの長さに対応させれば、図25や26に示したような線を容易に引くことができる。また、更に細かいピッチにすれば破線や一点鎖線などを引く溝とすることもできる。なお、複数の溝がある場合は、異なる区分数の溝を組み合わせても良い。
ここでさらに、線引きを行うためのガイド部(溝部2001や線引きガイド2701など)を備えていない錠剤投入口カバー4と、ガイド部を備えている錠剤投入口カバー4(図20や図27の錠剤投入口カバー4)とは取り外して交換出来ることを説明しておく。
図30は図27で示す線引きガイド2701を備えた錠剤投入口カバーが、上部カバー1601に取付けられている斜視図である。
図31は図27で示す錠剤投入口カバーと線引きガイド2701と、上部カバー1601、ブラケット3101の分解斜視図である。
ブラケット3101は、穴が備えられており、錠剤投入口カバーに備えられたピンが差し込まれるようになっている。そしてブラケット3101は、上部カバー1601に固定ネジにて固定されるようになっている。そして、線引きガイド2701を備えた錠剤投入口カバー4は、錠剤投入口カバーに備えられたピンをブラケットの穴に差し込み、このブラケット3101を上部カバーに取付けることにより、上部カバーに蝶着される。よって、この錠剤投入口カバー4と線引き補助具のセットは前述の逆の手順で、取り外すことが出来るようになっている。
なお、これは取り付けの一例であり、上部カバー1601と錠剤投入口カバー4とは、交換可能に取り付けられていればよい。例えば、蝶番によって線引きガイド2701を備えた錠剤投入口カバー4と、上部カバー1601とをねじ止めする、といった方法も考えられる。また、面ファスナーや磁石を対接面に備えることで、錠剤投入口カバー4交換が可能に取り付けるなど、様々な方法が考えられる。
図32は図27で示す錠剤投入口カバーと線引き補助具の側面図である。
錠剤投入口カバーの窪み3201は、錠剤投入口カバー4の上面(線引きガイド2701と対接する面)に備えられた窪みであり、図18の上部カバーの窪み1602と同じように、分包シートをずれにくくするための窪み3201である。そして、錠剤投入口カバーの窪み3201には、図18と同じように、分包シート膨らみ逃げ部1801が備わっている。
錠剤投入口カバー4の下面(上部カバー1601と対接する面)は、ほぼ平面となっている。したがって、錠剤投入口カバーと線引き補助具のセットを上部カバーから取り外して机上に置いて線引き作業に用いることも可能である。つまり、線引きの作業を分包機の上で行わなわなくともよい。薬局内で線引きを行う為の机を置くスペースがある場合は、このような使い方も可能になる。ブラケットを固定している固定ネジをつまみネジに変えて簡易に付け替えが可能となるようにすれば、薬局内での業務の状況に応じて、机上や分包機上に錠剤投入口カバーと線引き補助具のセットを移動させて使用することも可能となる。
以上説明したように、本発明は、省スペースで容易かつ安価に分包シートへの薬剤の服用に関する情報を描き入れることができる薬剤分包装置の提供が可能となった。
そして、本発明の薬剤分包装置は、次のことを特徴とするものである。
1.薬剤を分包シートに分包するための薬剤分包装置(包装装置5)であって、前記分包シート(分包シート1411)を置くためのシート置台(錠剤投入口カバー4、上部カバー1601、窪み1602、錠剤投入口カバーの窪み3201)と、前記シート置台に置かれた前記分包シートの上に重ねて、前記分包シートに分包された前記薬剤の服用時または服用者を特定する情報(線1501)を、前記分包シートに描き入れるための手描き作業を行うために用いるガイド部(錠剤投入口カバー4、溝部2001、線引きガイド2701)と、前記シート置台または前記ガイド部を、当該薬剤分包装置に係合する係合部(錠剤投入口カバー4が「蝶着されている」との記載、ブラケット3101)とを有することを特徴とする薬剤分包装置。
2.前記シート置台は、前記服用時または服用者を特定する情報を前記分包シートに描き入れる際、前記分包シートの設置位置をずれにくくするための、前記分包シートに適合する窪み(窪み1602、錠剤投入口カバーの窪み3201)を有することを特徴とする薬剤分包装置。
3.前記シート置台は、前記分包シートに分包された前記薬剤を前記分包シートの一端に集めやすくするために、水平面に対して傾斜した面(分包シート膨らみ逃げ部1801)を有することを特徴とする薬剤分包装置。
4.前記ガイド部は、当該ガイド部によって描き入れられる前記分包シートに分包された前記薬剤の服用時を特定するため情報が、手書き線(線1501)であることを特徴とする薬剤分包装置。
5.前記ガイド部は、前記分包シートに分包された前記薬剤の服用時または服用者を特定する情報を描き入れるための当該ガイド部を貫通した溝部(溝部2001、線引きガイド2701)を有することを特徴とする薬剤分包装置。
6.前記ガイド部の有する前記溝部は、平行な手描き線を書き込み可能な溝部(溝部2001、線引きガイド2701)であることを特徴とする薬剤分包装置。
7.前記ガイド部の有する前記溝部は、仕切り部材により区分された複数の溝から構成されており、前記分包シートに互い違いの平行線を描くことができる(図29の錠剤投入口カバー4)ことを特徴とする薬剤分包装置。
8.前記ガイド部の有する前記溝部は、前記分包シートに2以上のパターンの手描き線を描き加えるためのパターン(図20の説明にあるような様々なガイドのパターン、図22の説明にある2以上の線引き部の記載)を有することを特徴とする薬剤分包装置。
9.前記ガイド部は、前記分包シートの設置位置を前記ガイド部の上から透かして確認できるよう透明または半透明である(図20の錠剤投入口カバー4や図28の線引きガイド2701の記載)ことを特徴とする薬剤分包装置。
10.前記ガイド部は、当該ガイド部を使用しない際に、当該ガイド部が動かないように前記シート置台に係留するための、係留手段(図27、図32の線引きガイドの係留に関する記載)を備えることを特徴とする薬剤分包装置。
11.前記分包シートに分包するための薬剤を投入する投入口(錠剤投入口1603)をさらに備え、前記ガイド部は、前記投入口の蓋(錠剤投入口カバー4)であって、前記係合部によって前記薬剤分包装置に係合される蓋(錠剤投入口カバー4が「蝶着されている」との記載)であることを特徴とする薬剤分包装置。
12.前記分包シートに分包するための薬剤を投入する投入口をさらに備え、前記シート置台は、前記投入口の蓋(図27の錠剤投入口カバー4)であって、前記係合部によって前記薬剤分包装置に係合される蓋(図27、図32の説明における、錠剤投入口カバー4がブラケット3101で「蝶着されている」との記載)であって、前記ガイド部は、前記シート置台に係合されている(図27の説明における、線引きガイド2701と錠剤投入口カバー4とが「蝶着されている)との記載)ことを特徴とする薬剤分包装置。
13.前記蓋は着脱可能に前記薬剤分包装置に係合されている(図31の説明における、錠剤投入口カバー4がブラケット3101で着脱可能に留められている、との記載)ことを特徴とする薬剤分包装置。
14.前記前記シート置台と前記ガイド部とは、前記前記シート置台と前記ガイド部との間に前記分包シートを挟み込んだ際に、前記分包シートを固定できるよう、前記シート置台と前記ガイド部とが互いに対接面の方向に力が加わるように係合されている(磁石による係留方法や、図27の説明における錠剤投入口カバー4と線引きガイド2701とがクリップの役割を果たす旨の記載)ことを特徴とする薬剤分包装置。
1 錠剤取出ユニット
3 排出ポケット
4 線引きガイドを備える錠剤投入口カバー(手撒き用錠剤マスカバー)
5 包装装置
10 錠剤供給装置
17 検出機構
18 錠剤シートが載置される載置台
24 導入シュート
39 下部ローラ
50 錠剤
51 錠剤シート(PTPシート)
52 錠剤収容部
83 内部押圧体
84 外部押圧体
93 第1昇降体
94 カム
98 第2昇降体
99 カム
103 散薬投入部
203 錠剤シートを錠剤取出ユニット1に投入する投入口
204 光学センサ
400 錠剤供給ユニット
401 錠剤導入路
402 第1集積ホッパー
501 第2集積ホッパー
502 第1の送り出し機構
503 第3集積ホッパー
504 第2の送り出し機構
505 メインホッパー
701 包装装置内の包装ユニット
702 ロール紙送出機構
703 包装機構
704 包装機構
705 分断機構
706 プリンタ
801 分断用のミシン目
802 1つの包み
803 1つの包みに分包された錠剤(薬剤)
901 カバー
1201 錠剤の移動経路
1401 第1の傾斜部
1411 分包シート
1501 色分けの為に引かれた線
1502 分包シートの縁
1601 上部カバー
1602 窪み(シート置台)
1603 錠剤投入口(手撒き用錠剤マス)
1801 分包シート膨らみ逃げ部
2001 溝
2701 線引きガイド
2801 線引きガイドの前側の縁
3101 ブラケット
3201 錠剤投入口カバーの窪み

Claims (11)

  1. 薬剤を分包シートに分包するための分包手段を備えた薬剤分包装置であって、
    前記薬剤分包装置に係合され、前記薬剤分包装置の上に置かれた前記分包シートの上に重ねて、前記分包シートに線を手描きするために用いるガイドとなる線引き補助具と、
    前記分包シートを置くためのシート置台とを備え、
    前記シート置台は、前記線引き補助具を前記分包シートの上に重ねた際に、当該分包シートに報を描き入れるための台となる略水平面と、前記分包シートに分包された前記薬剤を前記分包シートの一端に集めやすくするために前記略水平面から重力方向に下る向きに傾斜した傾斜面とが設けられた前記シート置台であることを特徴とする薬剤分包装置。
  2. 薬剤を分包シートに分包するための分包手段を備えた薬剤分包装置であって、
    前記薬剤分包装置に係合され、前記薬剤分包装置の上に置かれた前記分包シートの上に重ねて、前記分包シートに線を手描きするために用いるガイドとなる線引き補助具と、
    前記分包シートを置くためのシート置台とを備え、
    前記シート置台は、前記分包シートに線を描き入れる際、前記分包シートの設置位置をずれにくくするための、前記分包シートの有する分断用のミシン目の方向の幅に適合する幅の窪みであって、かつ、当該ミシン目の方向に直行する左右の方向に向かって伸びている窪みであって、かつ、重力方向に略垂直に設けられた溝状の窪みが設けられていることを特徴とする薬剤分包装置。
  3. 薬剤を分包シートに分包するための分包手段を備えた薬剤分包装置であって、
    前記薬剤分包装置に係合され、前記分包シートを置くためのシート置台と、
    前記シート置台に係合され、前記シート置台の上に置かれた前記分包シートの上に重ねて、前記分包シートに線を手描きするために用いるガイドとなる線引き補助具とを備え、
    前記シート置台は、前記分包シートに分包するための薬剤の投入をユーザから受付ける投入口の蓋として機能することを特徴とする薬剤分包装置。
  4. 前記シート置台と前記線引き補助具とは、前記シート置台と前記線引き補助具との間に前記分包シートを挟み込んだ際に、前記分包シートを固定できるよう、前記シート置台と前記線引き補助具とが互いに対接する方向に力が加わるよう係合されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の薬剤分包装置。
  5. 薬剤を分包シートに分包するための分包手段を備えた薬剤分包装置であって、
    前記薬剤分包装置に係合され、前記薬剤分包装置の上に置かれた前記分包シートの上に重ねて、前記分包シートに線を手描きするために用いるガイドとなる線引き補助具を有し、
    前記線引き補助具は、前記分包シートに分包するための薬剤の投入をユーザから受付ける投入口の蓋であることを特徴とする薬剤分包装置。
  6. 前記線引き補助具は、仕切り部材により所定の間隔で区分され、同一線上に並んだ複数の部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の薬剤分包装置。
  7. 前記線引き補助具は、当該線引き補助具を前記分包シートの上に重ねた際に、前記分包シートの設置位置が当該線引き補助具の上から透かして確認できる透明または半透明な素材で構成されていることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の薬剤分包装置。
  8. 薬剤を分包シートに分包するための分包手段を備えた薬剤分包装置に係合し、前記分包シートを置くためのシート置台であって、
    前記シート置台の上に置かれた前記分包シートの上に重ねて、前記分包シートに線を手描きするために用いるガイドとなる線引き補助具を有し、
    前記線引き補助具を前記分包シートの上に重ねた際に、当該分包シートに報を描き入れるための台となる略水平面と、前記分包シートに分包された前記薬剤を前記分包シートの一端に集めやすくするために前記略水平面から重力方向に下る向きに傾斜した傾斜面とが設けられていることを特徴とするシート置台。
  9. 薬剤を分包シートに分包するための分包手段を備えた薬剤分包装置に係合し、前記分包シートを置くためのシート置台であって、
    前記シート置台の上に置かれた前記分包シートの上に重ねて、前記分包シートに線を手描きするために用いるガイドとなる線引き補助具を有し、
    前記分包シートに線を描き入れる際、前記分包シートの設置位置をずれにくくするための、前記分包シートの有する分断用のミシン目の方向の幅に適合する幅の窪みであって、かつ、当該ミシン目の方向に直行する左右の方向に向かって伸びている窪みであって、かつ、重力方向に略垂直に設けられた溝状の窪みが設けられていることを特徴とするシート置台。
  10. 分包シートに分包するための薬剤の投入をユーザから受付ける投入口と、薬剤を分包シートに分包するための分包手段とを備えた薬剤分包装置に係合し、前記分包シートを置くためのシート置台であって、
    前記シート置台に係合され、当該シート置台の上に置かれた前記分包シートの上に重ね
    て、前記分包シートに線を手描きするために用いるガイドとなる線引き補助具を有し、
    前記薬剤分包装置に係合されると、前記投入口の蓋として機能することを特徴とするシート置台。
  11. 分包シートに分包するための薬剤の投入をユーザから受付ける投入口と、薬剤を分包シートに分包するための分包手段とを備えた薬剤分包装置と係合する線引き補助具であって、
    前記薬剤分包装置の上に置かれた前記分包シートの上に重ねて、前記分包シートに分包される前記薬剤の服用時または服用者を特定する情報を、前記分包シートに手描きするために用いるガイド部を有し、
    前記薬剤分包装置に係合されると、前記投入口の蓋として機能することを特徴とする線引き補助具。
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