JP5987384B2 - 三次元構造体、及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、三次元構造体、並びに該三次元構造体の製造方法に関する。
基材に特定の微細な三次元構造パターンを形成した構造物は、広範に用いられている。微細な三次元構造パターンを形成した構造物としては、例えば、半導体デバイス、光学素子、配線回路、記録デバイス、医療検査用チップ、ディスプレイパネル、マイクロ流路などが挙げられる。
近年、段数の多い構造や、高さが異なる微細三次元構造体の配列に対する要求が増加している。例えば、多段の凸形状からなる微細3次元構造を有する撮影素子(特許文献1)や、微細な三次元構造体の高さを空間的に変調しながら配列した構造を有する光学素子(特許文献2)が提案されている。
このような複雑で微細な三次元構造体を形成するためには、例えばリソグラフィ技術を用いたパターン形成法が知られているが、高さが異なる複数の段差を有する構造体を形成する場合、リソグラフィによるマスクパターン形成工程、およびエッチング工程を複数回繰り返す必要があることに加え、複数回行なわれるリソグラフィ各工程において、極めて高いパターン位置精度が求められることから、歩留まりの低下が懸念される。
複数の段差や高さが異なる微細三次元構造の形成方法としては、例えば半導体分野におけるデュアルダマシン構造の形成方法としてインプリント法が提案されている(特許文献3)。インプリント法においては、モールドに形成された三次元構造パターンを転写することが可能であるので、多段構造のパターンを一括転写することも可能である。
インプリント法に用いるモールドに形成する微細三次元構造の形成方法としては、例えば下記特許文献4のような、基材をエッチングする際のハードマスクに複数の段差を設けた単層ハードマスクパターンを形成し、基材にハードマスクパターンを転写する方法や、下記特許文献5のような、基材をエッチングするハードマスクを複数層積層し、複数の段差を有する多層ハードマスクパターンとし、基材にハードマスクパターンを転写する方法が開示されている。
しかしながら、微細パターンを形成する際に、例えば荷電粒子線を用いたリソグラフィを用いる場合、複数回実施するリソグラフィ工程ごとに、位置座標に対する標準パターンを認識し、座標の整合性を合わせるためのアライメント作業を実施する必要が有り、工程時間の増加が懸念される。
加えて、多段の凸形状や、格子状の凹凸形状を形成するためには孤立の矩形パターンを形成する必要が有り、荷電粒子線を用いたリソグラフィを用いる場合、工程時間の増加が懸念される。
特開2006−344709号公報 特開2007−57622号公報 特表2007−521645号公報 特開2009−111241号公報 特開2011−71383号公報
本発明は、高さが規則的に異なるように周期配列された三次元構造体と、該三次元構造体の形成に好適な三次元構造体の製造方法の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、平面視でM行N列で表される格子状パターンを有する三次元立体構造において、第m行第n列の格子と第(m−1)行第(n−1)列の格子との間の高低差が、第m行第n列と第(m−1)行第n列の格子との間の高低差と、第m行第n列の格子と第m行第(n−1)列の格子との間の高低差の和、または差の絶対値に等しく、前記格子状パターンの格子の段数は、5段以上16段以下であることを特徴とする三次元構造体としたものである。ここで、M、Nは2以上の整数、mは2以上M以下の任意の整数、nは2以上N以下の任意の整数である。
請求項2記載の発明は、格子1辺の長さが10nmから10μmの間であることを特徴とする請求項1記載の三次元構造体としたものである。
請求項3記載の発明は、隣接する格子間の段差が10nmから10μmの間であることを特徴とする請求項1記載の三次元構造体としたものである。
請求項4記載の発明は、各格子内に平面が存在していることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の三次元構造体としたものである。
請求項5記載の発明は、請求項1に記載の三次元立体構造の製造方法であって、基板上に第1の繰り返し線状パターンのエッチングマスクパターンを形成する工程と、該エッチングマスクパターンを基板に転写する工程と、該エッチングマスクを除去する工程とを有する第1の工程と、前記基板に、前記第1の繰り返し線状パターンと垂直となるように設計された第2の繰り返し線状パターンのエッチングマスクパターンを形成する工程と、該エッチングマスクパターンを前記基板に転写する工程と、該エッチングマスクを除去する工程とを有する第2の工程と前記基板上に、前記第1の繰り返し線状パターンと同方向に延び、かつ、前記第1の繰り返し線状パターンの溝幅よりも狭い溝幅の第3の繰り返し線状パターンのエッチングマスクパターンを形成する工程と、該エッチングマスクパターンを基板に転写する工程と、該エッチングマスクを除去する工程とを有する第3の工程と、前記基板上に、前記第3の繰り返し線状パターンと垂直となるように設計され、かつ、前記第1の繰り返し線状パターンの溝幅よりも狭い溝幅の第4の繰り返し線状パターンのエッチングマスクパターンを形成する工程と、該エッチングマスクパターンを基板に転写する工程と、該エッチングマスクを除去する工程とを有する第4の工程と、を具備することを特徴とする三次元構造体の製造方法としたものである。
請求項6記載の発明は、基板上に、請求項1から請求項4までのいずれかに記載の三次元構造体が形成されたインプリント用モールドとしたものである。
請求項7記載の発明は、基板の材料が珪素、または二酸化珪素で構成されることを特徴とする、請求項6記載のインプリント用モールドとしたものである。
上記課題を解決するために請求項8記載の発明は、請求項6または請求項7記載のインプリント用モールドを用いたインプリン法により三次元構造体を複製することを特徴とする、三次元構造体の製造方法としたものである。
尚、本発明において、M、およびNは2以上の自然数を表すものとする。
本発明の三次元構造体は、平面視でM行N列で表される格子状パターンを有する三次元構造体において、第m行第n列の格子と第(m−1)行(n−1)列の格子との間の高低差が、第m行第n列の格子と第(m−1)行第n列の格子との間の高低差と、第m行第n列の格子と第m行第(n−1)の格子との間の高低差の和または差に等しいように設計されていることを特徴するため、例えば該三次元構造体に入射した光が平面の存在する各格子パターン表面にて反射した場合、反射光に格子間における段差に応じた位相差が発生するため、光の干渉を利用した光学素子としての機能を発現するという効果を奏する。
さらに、本発明の三次元構造体を珪素、または二酸化珪素(例えば、石英または石英ガラス)を材料とする基板に形成し、インプリント用のモールドとすることで、熱、もしくは光インプリント法による該三次元構造体の転写が可能となり、該三次元構造体の製造効率が上がり、また歩留まりが改善されるという効果を奏する。
さらに、本発明の三次元構造体を90度回転させた繰り返し線状パターンを重ねることで形成することにより、エッチングマスクパターン形成工程において、パターンの座標の整合性を合わせるためのアライメント作業も簡素化することが可能となり、また例えば可変成形ビーム方式の荷電粒子線リソグラフィを用いる場合、工程時間の短縮が可能となるため、該三次元構造体の製造における製造効率が向上し、さらに歩留まりが改善されるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態における三次元構造体と、その製造工程の概要とを示す図 本発明の第2の実施形態における三次元構造体と、その製造工程の概要とを示す図 本発明の第3の実施形態における三次元構造体と、その製造工程の概要とを示す図 図3に示される製造工程(i)(j)を拡大して示す図 本発明の実施例において得られた反射率分光スペクトルを示す図
以下、本発明の第1から第3の実施形態まで図面を用いながら説明する。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図面を用いながら説明する。図1は本発明の第1の実施形態における三次元構造体と、その製造工程の概要とを示す図である。具体的には、図1(a)〜(f)は、本発明の第1の実施形態における三次元構造体の製造工程を示し、図1(g)は、本発明の第1の実施形態における三次元構造体を示している。
第1の実施形態に係る三次元構造体は、例えば、図1(g)に示されるように、平面視でM行N列で表される格子状パターンを有する三次元立体構造である。当該三次元構造体は、第m行第n列の格子と第(m−1)行第(n−1)列の格子との間の高低差が、第m第n列の格子と第(m−1)行第n列の格子との間の高低差と、第m行第n列の格子と第m行第(n−1)の格子との間の高低差の和、または差の絶対値に等しい。ここで、M、Nは2以上の整数、mは2以上M以下の任意の整数、nは2以上N以下の任意の整数である。図1に示される例では、M、Nはそれぞれ5である。
第1の実施形態における三次元構造体の製造方法について説明する。
まず、図1(a)に示す基材100を用意する。次に、例えばリソグラフィなどの公知パターン形成技術を用いて、図1(b)に示すレジストパターンである繰り返し線状パターン11を基材100上に塗布したフォトレジスト(感光性樹脂)1に形成する。該フォトレジスト1に形成した繰り返し線状パターン11を、例えばドライエッチングなどの公知の技術を用いて基材100に転写し、残ったフォトレジストを除去し、図1(c)に示す表面に繰り返し線状パターン11が形成された基材101を得る。なお、「繰り返し線状パターン11」は、複数本の直線状のレジストパターンが互いに平行かつ所定間隔をあけて並ぶように形成されたものである。図1(b)に示される例では、縦方向に延びる複数本のレジストパターンが横方向に並んでいる。図1(b)においては、繰り返し線状パターン11をハッチングで示している。
次に、例えばリソグラフィなどの公知パターン形成技術を用いて、図1(d)に示す繰り返し線状パターン12を基材101上に塗布したフォトレジスト1に形成する。次に、該フォトレジスト1に形成した繰り返し線状パターン12を、基材101を得た転写工程と同じ工程条件にて基材101に転写し、残ったフォトレジスト1を除去し、図1(e)示す格子状パターン13が形成された基材102を得る。なお、「繰り返し線状パターン12」は、複数本の直線状のレジストパターンが互いに平行かつ所定間隔をあけて並ぶように形成されたものである。図1(d)に示される例では、横方向に延びる複数本のレジストパターンが縦方向に並んでいる。図1(d)においては、繰り返し線状パターン12をハッチングで示している。図1(f)には、図1(e)で示した基材102に形成された格子パターンの深さを示す。さらに図1(g)には、図1(e)に示した格子状パターン13が形成された基材102の立体図を示す。図1(e)において、網掛けしていない格子は、格子表面の深さがゼロである(基材100の表面がエッチングされていない部分である)ことを示している。
繰り返し線状パターン11,12の設計寸法を変えることにより、格子状パターン13の格子1辺の長さが決定される。また、繰り返し線状パターン11の基材100への転写条件および繰り返し線状パターン12の基材101への転写条件を調節することにより、格子状パターン13の段差の大きさが決定する。
繰り返し線状パターン11の基材100への転写工程1回で形成した段差をdとし、繰り返し線状パターン12の基材101への転写工程1回で形成した段差をdとすると、基材102において、各格子の4辺における格子状パターン13の段差(すなわち隣り合う格子同士の段差)は全てdとなり、第m行第n列の格子と第(m−1)行第(n−1)列の格子の段差はd+d=2d、もしくはd−d=0となる。よって、基材102に形成された格子状パターン13の段差は、図1(e),(g)に示されるように、3段となる。このような三次元構造体が形成された基材は、例えば、熱式インプリント用のモールドとして使用することができ、熱インプリント法により三次元構造体の転写、複製が可能となる。なお、上記三次元構造体が形成された基材は、例えば、熱式または紫外線照射式インプリント用のモールドとして使用することが可能である。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について図面を用いながら説明する。図2は本発明の第2の実施形態における三次元構造体と、その製造工程の概要とを示す図である。具体的には、図2(a)〜(f)は、本発明の第2の実施形態における三次元構造体の製造工程を示し、図2(g)は、本発明の第2の実施形態における三次元構造体を示している。なお、図2(e)には、図2(f)に示すd1の深さの格子に符号「1」を付し、図2(f)に示すd2の深さの格子に符号「2」を付し、図2(f)に示すd3の深さの格子に符号「3」を付している。
第2の実施形態に係る三次元構造体は、例えば、図2(g)に示されるように、平面視でM行N列で表される格子状パターンを有する三次元立体構造である。当該三次元構造体は、第m行第n列の格子と第(m−1)行第(n−1)列の格子との間の高低差が、第m第n列の格子と第(m−1)行第n列の格子との間の高低差と、第m行第n列の格子と第m行第(n−1)の格子との間の高低差の和、または差の絶対値に等しい。ここで、M、Nは2以上の整数、mは2以上M以下の任意の整数、nは2以上N以下の任意の整数である。図2に示される例では、M、Nはそれぞれ5である。
第2の実施形態における三次元構造体の製造方法について説明する。
まず、図2(a)に示す石英基板200を用意する。次に、石英基板200表面に、荷電粒子線リソグラフィ用のレジスト2を塗布し、図2(b)に示すレジストパターンである繰り返し線状パターン21を荷電粒子線リソグラフィにより形成する。形成されるレジストパターンが繰り返し線状であるため、可変成型ビーム方式の荷電粒子線描画装置を用いることで工程時間を短縮できる。次に、残ったレジスト2をエッチングマスクとして例えばドライエッチングなどの公知の技術を用いてレジスト2の繰り返し線状パターン21を石英基板200に転写し、レジストを除去して、図2(c)に示す、繰り返し線状パターン21が転写された石英基板201を得る。なお、「繰り返し線状パターン21」は、複数本の直線状のレジストパターンが互いに平行かつ所定間隔をあけて並ぶように形成されたものである。図2(b)に示される例では、縦方向に延びる複数本のレジストパターンが横方向に並んでいる。図2(b)においては、繰り返し線状パターン21をハッチングで示している。また、石英基板200への繰り返し線状パターン21の転写工程において形成されたパターンの溝の深さをd1とする。d1の値を大きくする場合など、必要に応じてクロムやニッケル、珪素などをレジスト2と石英基板200の間に設け、ハードマスクとして用いることも可能である。その場合、レジスト2に形成された繰り返し線状パターン21をハードマスクに転写する工程を、石英基板200への転写工程の前に設ける必要がある。
次に、図2(c)に示す石英基板201の表面に、荷電粒子線リソグラフィ用のレジスト2を塗布し、図2(d)に示す繰り返し線状パターン22を荷電粒子線リソグラフィにより形成する。形成されるレジストパターンが線状であるため、可変成型ビーム方式の荷電粒子線描画装置を用いることで工程時間を短縮できる。次に、残ったレジスト2をエッチングマスクとして例えばドライエッチングなどの公知の技術を用いてレジスト2の繰り返し線状パターン22を石英基板201に転写し、レジスト2を除去して、図2(e)示す格子状パターン23が形成された石英基板202を得る。なお、「繰り返し線状パターン22」は、複数本の直線状のレジストパターンが互いに平行かつ所定間隔をあけて並ぶように形成されたものである。図2(d)に示される例では、横方向に延びる複数本のレジストパターンが縦方向に並んでいる。図2(d)においては、繰り返し線状パターン22をハッチングで示している。また図2(f)には、図2(e)に示した石英基板202に形成した格子状パターン23の深さを示す。さらに図2(g)には、図2(e)に示した格子状パターン23が形成された石英基板202の立体図を示す。石英基板201への繰り返し線状パターン22の転写工程において形成されたパターンの溝の深さをd2とする。d2の値を大きくする場合など、必要に応じてクロムやニッケル、珪素などをレジスト2と石英基板201の間に設け、ハードマスクとして用いることも可能である。その場合、レジスト2に形成された繰り返し線状パターン22をハードマスクに転写する工程を、石英基板201への転写工程の前に設ける必要がある。
格子状パターン23が形成された石英基板202(すなわち、三次元構造体)において、第m行第n列の格子と第(m−1)行第(n−1)列の格子の段差はd1+d2、もしくは|d1−d2|となる。よって石英基板202に形成された格子状パターン23の段差は4段となる。
M行N列の格子状パターン23を構成する各格子の4辺の寸法は、図2(b)、および図2(d)に示した繰り返し線状パターン21,22の設計寸法により決定する。格子状パターンを構成する各格子の4辺の寸法、および溝の深さd1、d2を適切に制御することにより、図2(e)に示した石英基板202は、特定の波長に対して低反射となる光学素子としての機能を発現する。
例えば、図2(b)、および図2(d)に示した繰り返し線状パターン21,22のピッチの設計寸法をそれぞれ400nmとし、溝の深さd1およびd2を200nmから270nmの間とした場合、石英基板202表面へ垂直に入射する波長305nmの光の反射率は0.1%以下となる。
また、図2(e)に示した三次元構造体が形成された石英基板202は、光インプリント用のモールドとすることができ、光インプリント法により光学素子としての機能を発現する三次元構造体の転写、複製が可能となる。このような三次元構造体が形成された石英基板は、例えば、熱式インプリント用のモールドとして使用することができ、熱インプリント法により三次元構造体の転写、複製が可能となる。なお、上記三次元構造体が形成された石英基板は、例えば、熱式または紫外線照射式インプリント用のモールドとして使用することが可能である。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態について図面を用いながら説明する。図3は本発明の第3の実施形態における三次元構造体と、その製造工程の概要とを示す図である。具体的には、図3(a)〜(j)は、本発明の第3の実施形態における三次元構造体の製造工程を示し、図3(k)は、本発明の第3の実施形態における三次元構造体を示している。図4は、図3に示される製造工程(i)(j)を拡大して示す図である。なお、図4(i)には、図4(j)に示すh1の深さの格子に符号「1」を付し、図4(i)に示すh2の深さの格子に符号「2」を付し、以下、図4(j)に示す対応関係に従って、各格子に符号「3」〜「15」を付している。
本発明の第3の実施形態に係る三次元構造体は、例えば、図3(k)に示されるように、平面視でM行N列で表される格子状パターンを有する三次元立体構造である。当該三次元構造体は、第m行第n列の格子と第(m−1)行第(n−1)列の格子との間の高低差が、第m第n列の格子と第(m−1)行第n列の格子との間の高低差と、第m行第n列の格子と第m行第(n−1)の格子との間の高低差の和、または差の絶対値に等しい。ここで、M、Nは2以上の整数、mは2以上M以下の任意の整数、nは2以上N以下の任意の整数である。図3に示される例では、Mは9、Nは7である。
第3の実施形態における三次元構造体の製造方法について説明する。
まず、図3(a)に示すシリコン基板300を用意する。次に、シリコン基板300の表面に、荷電粒子線リソグラフィ用のレジスト3を塗布し、図3(b)に示すレジストパターンである繰り返し線状パターン31を荷電粒子線リソグラフィにより形成する。形成するパターンが線状であるため、可変成型ビーム方式の荷電粒子線描画装置を用いることで工程時間を短縮できる。次に、残ったレジスト3をエッチングマスクとして例えばドライエッチングなどの公知の技術を用いてレジスト3の繰り返し線状パターン31をシリコン基板300に転写し、レジスト3を除去して、図3(c)に示す、繰り返し線状パターン31が転写されたシリコン基板301を得る。なお、「繰り返し線状パターン31」は、複数本の直線状のレジストパターンが互いに平行かつ所定間隔をあけて並ぶように形成されたものである。図3(b)に示される例では、縦方向に延びる複数本のレジストパターンが横方向に並んだものの一部(一本)を示している。図3(b)においては、繰り返し線状パターン31をハッチングで示している。また、シリコン基板300への繰り返し線状パターン31の転写工程において形成されたパターンの溝の深さをh1とする。h1の値を大きくする場合など、必要に応じてクロムやニッケル、二酸化珪素などをレジスト3とシリコン基板300の間に設け、ハードマスクとして用いることも可能である。その場合、レジスト3に形成された繰り返し線状パターン31をハードマスクに転写する工程を、シリコン基板300への転写工程の前に設ける必要がある。
次に、図3(c)に示すシリコン基板301の表面に、荷電粒子線リソグラフィ用のレジスト3を塗布し、図3(d)に示す繰り返し線状パターン32を荷電粒子線リソグラフィにより形成する。形成するパターンが線状であるため、可変成型ビーム方式の荷電粒子線描画装置を用いることで工程時間を短縮できる。残ったレジスト3をエッチングマスクとして例えばドライエッチングなどの公知の技術を用いてレジスト3の繰り返し線状パターン32をシリコン基板301に転写し、レジスト3を除去して、図3(e)に示した格子状パターン33が形成されたシリコン基板302を得る。なお、「繰り返し線状パターン32」は、複数本の直線状のレジストパターンが互いに平行かつ所定間隔をあけて並ぶように形成されたものである。図3(d)に示される例では、横方向に延びる複数本のレジストパターンが縦方向に並んだものの一部(一本)を示している。図3(d)においては、繰り返し線状パターン32をハッチングで示している。また、シリコン基板301への繰り返し線状パターン32の転写工程において形成されたパターンの溝の深さをh2とする。h2の値を大きくする場合など、必要に応じてクロムやニッケル、二酸化珪素などをレジスト3とシリコン基板301の間に設け、ハードマスクとして用いることも可能である。その場合、レジスト3に形成された繰り返し線状パターン32をハードマスクに転写する工程を、シリコン基板301への転写工程の前に設ける必要がある。
次に、図3(e)に示すシリコン基板302表面に、荷電粒子線リソグラフィ用のレジスト3を塗布し、図3(f)に示す繰り返し線状パターン34を荷電粒子線リソグラフィにより形成する。形成するパターンが線状であるため、可変成型ビーム方式の荷電粒子線描画装置を用いることで工程時間を短縮できる。残ったレジスト3をエッチングマスクとして例えばドライエッチングなどの公知の技術を用いてレジスト3の繰り返し線状パターン34をシリコン基板302に転写し、レジスト3を除去して、図3(g)に示した格子状パターン35が形成されたシリコン基板303を得る。なお、「繰り返し線状パターン34」は、複数本の直線状のレジストパターンが互いに平行かつ所定間隔をあけて並ぶように形成されたものである。図3(f)に示される例では、縦方向に延びる複数本のレジストパターンが横方向に並んだものとされている。図3(f)においては、繰り返し線状パターン34をハッチングで示している。また、シリコン基板302への繰り返し線状パターン34の転写工程において形成されたパターンの溝の深さをh3とする。h3の値を大きくする場合など、必要に応じてクロムやニッケル、二酸化珪素などをレジスト3と石英基板302の間に設け、ハードマスクとして用いることも可能である。その場合、レジスト3に形成された繰り返し線状パターン34をハードマスクに転写する工程を、シリコン基板302への転写工程の前に設ける必要がある。
次に、図3(g)に示すシリコン基板303の表面に、荷電粒子線リソグラフィ用のレジスト3を塗布し、図3(h)に示す繰り返し線状パターン36を荷電粒子線リソグラフィにより形成する。形成するパターンが線状であるため、可変成型ビーム方式の荷電粒子線描画装置を用いることで工程時間を短縮できる。レジスト3をエッチングマスクとして例えばドライエッチングなどの公知の技術を用いてレジスト3の繰り返し線状パターン36をシリコン基板303に転写し、レジスト3を除去して、図3(i)に示した格子状パターン37が形成されたシリコン基板304を得る。なお、「繰り返し線状パターン36」は、複数本の直線状のレジストパターンが互いに平行かつ所定間隔をあけて並ぶように形成されたものである。図3(h)に示される例では、横方向に延びる複数本のレジストパターンが縦方向に並んだものとされている。図3(h)においては、繰り返し線状パターン36をハッチングで示している。図3(j)、図4(j)には、図3(i)、図4(i)に示した格子状パターン37の深さを示す。また図3(k)に、図3(i)で示した格子状パターン37が形成されたシリコン基板304の立体図を示す。シリコン基板303への繰り返し線状パターン36の転写工程において形成されたパターンの溝の深さをh4とする。h4の値を大きくする場合など、必要に応じてクロムやニッケル、二酸化珪素などをレジスト3と石英基板303の間に設け、ハードマスクとして用いることも可能である。その場合、レジスト3に形成された繰り返し線状パターン36をハードマスクに転写する工程を、シリコン基板303への転写工程の前に設ける必要がある。
M行N列の格子状パターン37を構成する各格子の4辺の寸法は、図3(b)、(d)、(f)、(h)に示した繰り返し線状パターン31,32,34,36の設計寸法により決定する。
溝の深さh1、h2、h3、h4が全て異なる場合、シリコン基板304に形成された格子状パターン37は、16段となり、h1、h2、h3、h4が全て等しい場合、シリコン基板304に形成された格子状パターン37は、5段となる。このような三次元構造体が形成されたシリコン基板は、熱式インプリント用のモールドとすることができ、熱インプリント法により三次元構造体の転写、複製が可能となる。なお、上記三次元構造体が形成されたシリコン基板は、紫外線照射式インプリント用のモールドとすることも可能である。
以下に、本発明の実施例を説明する。
まず、フォトマスク用石英ガラス基板を用意し、該石英ガラス基板表面に膜厚50nmのクロム(Cr)膜をスパッタリングにより形成した。スパッタリングに用いたCrターゲットは純度99.995%である。スパッタチャンバ内にArを100sccm導入し、スパッタチャンバ内の圧力0.3Paとした。DC電源より500Wターゲット下部の電極へ印加し、プラズマ放電させ、Cr膜を成膜した。
次に、上記スパッタリングによる成膜を実施した石英ガラス基板の最表面に、電子線リソグラフィ用のポジ型レジストFEP171(富士フィルムエレクトロニクスマテリアル社製)を塗布し、膜厚250nmのレジスト層を形成した。
次に、上記レジスト層を形成した石英ガラス基板に、可変成型ビーム方式の電子線リソグラフィにより、400nmピッチの繰り返し線状パターンからなるレジストパターンを形成した。繰り返し線状パターンの各線状パターンは、電子線照射時に基板を保持するステージが駆動するXY平面おいて、Y軸に平行となるように設計した。パターン形成領域は基板中央を中心とした10cm×10cmの正方形であり、電子線照射のドーズ量は10μC/cm2とし、ポストエクスポージャーベークは100°Cに加熱したホットプレートで10分間実施した。現像液にTMAH水溶液(水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液)、リンス液には純水を用いた。
次に、最表面にレジスト膜からなる繰り返し線状パターンが形成された石英ガラス基板に、塩素と酸素の混合ガスを用いたプラズマによるエッチング処理を実施し、レジストパターンをCr膜に転写した。該エッチング処理にはICPドライエッチング装置を適用した。塩素を50sccm、酸素を10sccm導入し、プラズマチャンバ内の圧力を1Paに設定後、ICPパワー500W、RIEパワー50Wを印加し、プラズマ放電させた。
次に、上記Cr膜に繰り返し線状パターンが形成された石英ガラス基板に、六フッ化エタンとヘリウムの混合ガスを用いたプラズマによるエッチング処理を実施し、繰り返し線状パターンを石英ガラス基板に転写した。該エッチング処理にはICPドライエッチング装置を適用した。六フッ化エタンとヘリウムを50sccmずつ導入し、プラズマチャンバ内の圧力を1Paに設定後、ICPパワー500W、RIEパワー200Wを印加し、プラズマ放電させた。
次に、NMP(N−メチル−2−ピロリドン)、MEA(モノエタノールアミン)などを用いた有機洗浄、硝酸2アンモニウムセリウムと硝酸の混合水溶液による残存Cr膜の除去、さらにアンモニア水と過酸化水素水の混液などを用いたアルカリ洗浄を行ない、上記繰り返し線状パターンが形成された石英ガラス基板を得た。
次に、上記繰り返し線状パターンが形成された石英ガラス基板表面に、膜厚50nmのクロム(Cr)膜をスパッタリングにより形成した。スパッタリングに用いたCrターゲットは純度99.995%である。スパッタチャンバ内にArを100sccm導入し、スパッタチャンバ内の圧力0.3Paとした。DC電源より500Wターゲット下部の電極へ印加し、プラズマ放電させ、Cr膜を成膜した。
上記スパッタリングによる成膜を実施した石英ガラス基板の最表面に、電子線リソグラフィ用のポジ型レジストFEP171(富士フィルムエレクトロニクスマテリアル社製)を塗布し、膜厚250nmのレジスト層を形成した。
次に、上記レジスト層を形成した石英ガラス基板に、可変成型ビーム方式の電子線リソグラフィにより400nmピッチの繰り返し線状パターンからなるレジストパターンを形成した。繰り返し線状パターンの各線状パターンは、電子線照射時に基板を保持するステージが駆動するXY平面おいてX軸に平行となるよう設計した。パターン形成領域は基板中央を中心とした10cm×10cmの正方形であり、電子線照射のドーズ量は10μC/cm2とし、ポストエクスポージャーベークは100℃に加熱したホットプレートで10分間実施した。現像液にTMAH水溶液、リンス液には純水を用いた。もし、繰り返し線状パターンを、電子線照射時に基板を保持するステージが駆動するXY平面おいてY軸に平行となるよう設計する場合は、基板を90度回転させてパターンを形成すれば良い。
最表面にレジスト膜からなる繰り返し線状パターンが形成された石英ガラス基板に、塩素と酸素の混合ガスを用いたプラズマによるエッチング処理を実施し、レジストパターンをCr膜に転写した。該エッチング処理にはICPドライエッチング装置を適用した。塩素を50sccm、酸素を10sccm導入し、プラズマチャンバ内の圧力を1Paに設定後、ICPパワー500W、RIEパワー50Wを印加し、プラズマ放電させた。
上記Cr膜に繰り返し線状パターンが形成された石英ガラス基板に、六フッ化エタンとヘリウムの混合ガスを用いたプラズマによるエッチング処理を実施し、繰り返し線状パターンを石英ガラス基板に転写した。該エッチング処理にはICPドライエッチング装置を適用した。六フッ化エタンとヘリウムを50sccmずつ導入し、プラズマチャンバ内の圧力を1Paに設定後、ICPパワー500W、RIEパワー200Wを印加し、プラズマ放電させた。
次に、NMP(N−メチル−2−ピロリドン)、MEA(モノエタノールアミン)などを用いた有機洗浄、硝酸2アンモニウムセリウムと硝酸の混合水溶液による残存Cr膜の除去、さらにアンモニア水と過酸化水素水の混液などを用いたアルカリ洗浄を行ない、本発明の三次元構造体が形成された石英ガラス基板を得た。
本発明の三次元構造体が形成された石英ガラス基板において、原子間力顕微鏡によるパターン観測を行なった結果、M行N列と(M−1)行N列またはM行(N−1)列の段差は208nm、または212nmであり、M行N列と(M−1)行(N−1)列の段差は最大420nm、最小4nmであった。また、各格子パターンにおいて、自乗平均面粗さが5nm以下の面があることが確認された。
次に、本発明の三次元構造体が形成された石英ガラス基板において、該基板表面に対し垂直方向から重水素ランプ、ハロゲン(ヨウ素)ランプを光源とした光を照射し、反射光の分光測定を実施した。その結果、図5に示す反射率スペクトルが得られ、本発明の三次元構造体を形成した領域において、波長305nmの反射率が0.1%以下となった。
次に、本発明の三次元構造体が形成された石英ガラス基板面に、離型剤としてオプツールHD−1100Z(ダイキン工業製)を塗布した。
次に、膜厚300nmの光硬化性樹脂PAK−01(東洋合成工業製)が表面に塗布されたポリエチレンテレフタラート(PET)基板表面と、離型剤が塗布された石英ガラス基板表面を接触させ、2MPaの圧力をかけ、石英ガラス基板の裏面より波長365nmの紫外光を照射し、光硬化性樹脂を硬化させた。該処理は室温で行い、紫外光の露光量は100mJ/cm2とした。
次に、光硬化性樹脂が表面に塗布されたPET基板を離型剤が塗布された石英ガラス基板から剥離し、石英ガラス基板に形成されたパターンが転写されたPET基板を得た。
本発明に係る三次元構造体およびその製造方法は、微細なパターンを形成することが求められる広範な分野に利用することが期待される。例えば、三次元構造体として、インプリントモールドの他、フォトマスク、半導体デバイス、光学素子、配線回路(デュアルダマシン構造の配線回路など)、記録デバイス(ハードディスクやDVDなど)、医療検査用チップ(DNA分析用途など)、ディスプレイ(拡散板、導光板など)、マイクロ流路など、に利用することが期待される。
1・・・フォトレジスト
2、3・・・レジスト
11、12、21、22、31、32、34、36・・・繰り返し線状パターン
13、23、33、35、37・・・格子状パターン
100、101、102・・・基材
200、201、202・・・石英基板
300、301、302、303、304・・・シリコン基板

Claims (8)

  1. 平面視でM行N列で表される格子状パターンを有する三次元立体構造において、
    第m行第n列の格子と第(m−1)行第(n−1)列の格子との間の高低差が、
    第m行第n列の格子と第(m−1)行第n列の格子との間の高低差と、第m行第n列の格子と第m行第(n−1)の格子との間の高低差の和、または差の絶対値に等しく、
    前記格子状パターンの格子の段数は、5段以上16段以下であることを特徴とする三次元構造体。
    ここで、M、Nは2以上の整数、mは2以上M以下の任意の整数、nは2以上N以下の任意の整数である。
  2. 格子1辺の長さが10nmから10μmの間であることを特徴とする請求項1記載の三次元構造体。
  3. 隣接する格子間の段差が10nmから10μmの間であることを特徴とする請求項1記載の三次元構造体。
  4. 各格子内に平面が存在していることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の三次元構造体。
  5. 請求項1に記載の三次元立体構造の製造方法であって
    基板上に第1の繰り返し線状パターンのエッチングマスクパターンを形成する工程と、該エッチングマスクパターンを基板に転写する工程と、該エッチングマスクを除去する工程とを有する第1の工程と
    前記基板に、前記第1の繰り返し線状パターンと垂直となるように設計された第2の繰り返し線状パターンのエッチングマスクパターンを形成する工程と、該エッチングマスクパターンを前記基板に転写する工程と、該エッチングマスクを除去する工程とを有する第2の工程と
    前記基板上に、前記第1の繰り返し線状パターンと同方向に延び、かつ、前記第1の繰り返し線状パターンの溝幅よりも狭い溝幅の第3の繰り返し線状パターンのエッチングマスクパターンを形成する工程と、該エッチングマスクパターンを基板に転写する工程と、該エッチングマスクを除去する工程とを有する第3の工程と、
    前記基板上に、前記第3の繰り返し線状パターンと垂直となるように設計され、かつ、前記第1の繰り返し線状パターンの溝幅よりも狭い溝幅の第4の繰り返し線状パターンのエッチングマスクパターンを形成する工程と、該エッチングマスクパターンを基板に転写する工程と、該エッチングマスクを除去する工程とを有する第4の工程と、を具備することを特徴とする三次元構造体の製造方法。
  6. 基板上に、請求項1から請求項4までのいずれかに記載の三次元構造体が形成されたインプリント用モールド。
  7. 基板の材料が珪素、または二酸化珪素で構成されることを特徴とする、請求項6記載のインプリント用モールド。
  8. 請求項6または請求項7記載のインプリント用モールドを用いたインプリン法により三次元構造体を複製することを特徴とする、三次元構造体の製造方法。
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