JP6115300B2 - インプリント用モールド、インプリント方法、パターン形成体 - Google Patents

インプリント用モールド、インプリント方法、パターン形成体 Download PDF

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本発明は、インプリント用モールド及びインプリント用モールドを用いたインプリント方法、並びに該インプリント方法を用いて製造されたパターン形成体に関する。
基材に特定の微細なパターンを形成した構造物は、広範に用いられている。微細なパターンを形成した構造物としては、例えば、半導体デバイス、光学素子、配線回路、記録デバイス、医療検査用チップ、ディスプレイパネル、マイクロ流路などが挙げられる。
半導体デバイスの製造プロセス等における微細なパターンの形成には、光学的にパターンを転写する方法が用いられている。例えば、ガラス等の透明基板上にクロム等の不透明材料からなるパターンを形成したフォトマスクを作製し、感光性樹脂を塗布した半導体基板上に直接的あるいは間接的に乗せ、フォトマスクの背面から光を照射して光の透過部分の樹脂を選択的に感光させることにより、フォトマスクのパターンを基板上に転写することが行われている。この技術を一般にフォトリソグラフィと呼んでいる。
しかしながら、このようなパターン形成方法では、形成するパターンのサイズや形状が露光する光の波長に大きく依存するため、特に微細なパターンの転写においては、半導体基板上にパターンを忠実に転写することが困難となっている。
また、光の回折現象による光コントラストの低下や、装置が複雑な機構を必要とするため高価であることも、問題となる。
これらの問題は、半導体デバイスの製造のみならず、ディスプレイや記録メディア、バイオチップ、光デバイス等、フォトリソグラフィ法を用いる様々なパターン形成においても、同様に当てはまる。
微細なパターンの他の形成方法としては、電子線リソグラフィや集束イオンビームリソグラフィ等があるが、スループットの悪さや、装置が高価であることが問題である。
そこで、近年、インプリント法と呼ばれる、簡便でありながら従来の方法よりも微細なパターンを忠実に転写可能な技術が提案されている(非特許文献1参照)。
大面積にパターンを転写するためには、大面積のモールド作製、転写時のプレス圧の均一性等、多くの課題がある。
また、小さなモールドを用いて連続転写を行う、ステップリピート方式が研究されている(特許文献1参照)。
以下、従来の典型的なステップリピート方式を用いた光インプリント法の一例を、図1を参照して説明する。
まず、図1(a)に示すように、基材11上に光硬化性樹脂をコートして被転写樹脂層12を形成する。
次に、図1(b)に示すように、被転写樹脂層12にモールド10を押し当て、図1(c)に示すように、UV光(紫外線)を照射して被転写樹脂層12を硬化させる。
次に、図1(d)に示すように、モールド10を基材11から剥離する。以上により、被転写樹脂層12にパターン13が形成される。
次に、図1(e)に示すように、硬化したパターン13に隣接した領域の被転写樹脂層12にモールド10を押し当て、図1(f)に示すように、UV光を照射して被転写樹脂層12を硬化させ、モールド10を基材11から剥離することにより、被転写樹脂層12にパターン13を形成する。
このようにして、硬化したパターン13に隣接した領域にインプリントを行う工程を繰り返すことにより、図1(g)〜(i)に示すように、大面積にパターン13を形成することができる。
しかしながら、多くの光硬化性樹脂は酸素によって、その硬化が阻害される。このため、モールド10を押し当てた際にモールド10より外側にはみ出した樹脂は、空気中の酸素の影響を受け、硬化しない。
このため、ステップアンドリピート方式で大面積にインプリントを行うと、図1(i)に示すように、基材11上に未硬化の樹脂14が残ってしまう。
このことは、未硬化の樹脂14がある部分の残膜15の厚さを制御することができず、残膜15の除去を適切に行うことが困難になるため、硬化した樹脂製のパターン13をエッチングマスクとして基材11のエッチングを行う際に問題となる。
また、このことは、樹脂製のパターン13を備えた基材11を後の工程で処理する際に、未硬化の樹脂14が治具や装置に付着し、汚染の原因となるため、問題となる。
樹脂がはみ出さないようにモールドにダミーパターンや貫通穴を加工する方法が提案されているが、モールド作製工程が複雑になる(特許文献2、特許文献3参照)。
また、はみ出した樹脂を後で洗浄する方法が提案されているが、はみ出した樹脂を確実に未硬化のまま残すためには、モールド作製工程が複雑になる(特許文献4参照)。
特開2007−19451号公報 特開2008−91782号公報 特開2011−23660号公報 特開2008−108805号公報
Appl.Phys.Lett.,vol.67,p.3314(1995)
本発明は、上述したようなパターン形成方法の問題を解決するためになされたものであり、微細なパターンの形成に好適なインプリント用モールド及びインプリント用モールドを用いたインプリント方法、並びに該インプリント方法を用いて製造されるパターン形成体を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る発明は、インプリント用モールドであって、基材の表面上に塗布された被転写樹脂層に、凹凸からなるパターンを転写させるパターン転写モールドと、前記パターン転写モールドによる複数回のパターン転写後に前記パターン転写モールドの外周囲にはみ出して残留する複数の前記被転写樹脂層の部分を一括して平らにならし硬化させる残留樹脂硬化モールドとを備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1記載のインプリント用モールドにおいて、前記残留樹脂硬化モールドは、前記被転写樹脂層に転写された各パターンをパターン毎に収容する二次元方向に配列された複数の凹部と、前記複数の凹部を取り囲み前記残留する複数の被転写樹脂層の部分に対向する凸部とからなるパターンを有し、前記凹部の平面視形状は、前記パターン転写モールド外形の平面視形状と一致することを特徴とする。
本発明の請求項3に係る発明は、請求項1または2記載のインプリント用モールドにおいて、前記パターン転写モールドは平面視形状が正方形を呈し、前記残留樹脂硬化モールドは、前記被転写樹脂層に転写された各パターンをパターン毎に収容する二次元方向に配列された複数の凹部と、前記複数の凹部を取り囲み前記残留する複数の被転写樹脂層の部分に対向する凸部とからなる格子状パターンを有し、隣り合う前記凹部のピッチは、前記パターン転写モールドの1辺の長さに等しいことを特徴とする。
本発明の請求項4に係る発明は、請求項1または2記載のインプリント用モールドであって、前記パターン転写モールドは平面視形状が長方形を呈し、前記残留樹脂硬化モールドは、前記被転写樹脂層に転写された各パターンをパターン毎に収容する二次元方向に配列された複数の凹部と、前記複数の凹部を取り囲み前記残留する複数の前記被転写樹脂層の部分に対向する凸部とからなる格子状パターンを有し、隣り合う前記凹部の縦方向及び横方向のピッチは、前記パターン転写モールドの縦及び横の1辺の長さにそれぞれ等しいことを特徴とする。
本発明の請求項5に係る発明は、請求項2乃至4の何れか1項記載のインプリント用モールドにおいて、前記残留樹脂硬化モールドを構成する前記凹部の深さは、前記パターンと干渉しないように前記パターンの高さよりも大きいことを特徴とする。
本発明の請求項6に係る発明は、インプリント方法であって、基材の上面に被転写樹脂層を塗布する樹脂塗布工程と、前記被転写樹脂層にパターン転写モールドにより凹凸からなるパターンを複数回転写し前記パターンを二次元方向に一定の間隔で形成するパターン転写工程と、前記パターン転写工程後、前記パターン転写モールドの外周囲にはみ出して残留する複数の前記被転写樹脂層の部分を残留樹脂硬化モールドにより一括して平らにならし硬化させる残留樹脂硬化工程とを備えることを特徴とする。
本発明の請求項7に係る発明は、請求項6記載のインプリント方法において、前記被転写樹脂層は、熱硬化性樹脂または光硬化性樹脂からなることを特徴とする。
本発明の請求項8に係る発明は、請求項6または7記載のインプリント方法において、前記被転写樹脂層は光硬化性樹脂からなり、前記パターン転写モールド及び前記残留樹脂硬化モールドは光透過性材料から形成されることを特徴とする。
本発明によれば、微細なパターンの形成に好適なインプリント用モールド及びインプリント用モールドを用いたインプリント方法、並びにインプリント方法を用いて製造されるパターン形成体を提供することができる。
従来のパターン形成方法の一例を示す概略断面図である。 本発明の実施の形態におけるインプリント用モールドを構成するパターン転写モールドの概略断面図である。 本発明の実施の形態におけるインプリント用モールドを構成する残留樹脂硬化モールドの概略平面図である。 図3の破線a−b線に沿う概略断面図である。 (a)〜(m)は本発明の実施の形態におけるインプリント方法によるパターン形成体の製作工程を示す説明用の概略断面図である。 同図(b),(e),(g),(i),(m)は図5(b),(e),(g),(i),(m)に示す概略断面図を上面から見た概略平面図である。 (a)〜(f)は本発明の実施の形態におけるインプリント用モールドを構成するパターン転写モールドの製作工程を示す説明用の概略断面図である。 (a)〜(e)は本発明の実施の形態におけるインプリント用モールドを構成する残留樹脂硬化モールドの製作工程を示す説明用の概略断面図である。 図8(e)に示す概略断面図を上面から見た概略平面図である。 本発明の実施例のインプリント方法によるパターン形成体の製作工程の他の例を示す説明用の概略平面図である。 本発明の実施例におけるパターン形成体の製作工程の一例を示す概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
まず、図2に示すように、所望のパターンを形成するためのパターン転写モールド20を作製する。このパターン転写モールド20の被転写樹脂層12と接する面には、転写用の凹凸からなるパターン201が形成されている。 また、パターン転写モールド20の材質は、適宜選択して良い。パターン転写モールド20の材質としては、例えば、シリコン、石英、ニッケル等を好適に用いて良い。
また、パターン転写モールド20の作製方法としては、適宜公知のモールド作製方法を用いて良い。
ここで、例えば、パターン転写モールド20の材質として石英を用いた場合、石英は一般的な露光光に対して透過性を有しており、モールドの背面(凹凸パターンが形成されていない面)側から露光を行う光インプリントに本発明の実施の形態にかかるインプリント方法を用いる場合に好適である。
なお、パターン転写モールド20のパターン201が形成された面に、離型性向上のための表面処理を行っても良い。例えば、フッ素ポリマー加工やプラズマ処理等を行っても良い。
次に、パターン転写モールド20による被転写樹脂層12への複数回のパターン転写後に、パターン転写モールド20の外周囲にはみ出して残留する複数の被転写樹脂層12の部分における未硬化の樹脂14を平らにならして硬化するための残留樹脂硬化モールド30を作製する。
残留樹脂硬化モールド30の材質は、適宜選択して良い。残留樹脂硬化モールド30の材質としては、例えば、シリコン、石英、ニッケル等を好適に用いて良い。
また、残留樹脂硬化モールド30の作製方法としては、適宜公知のモールド作製方法を用いて良い。
ここで、例えば、残留樹脂硬化モールド30の材質として石英を用いた場合、石英は一般的な露光光に対して透過性を有しており、残留樹脂硬化モールド30の背面側から露光を行う光インプリントに本発明の形態のインプリント方法を用いる場合に好適である。
残留樹脂硬化モールド30は、図3及び図4に示すように、被転写樹脂層12に転写された各パターン13をパターン毎に収容する二次元方向に配列された複数の凹部303と、この複数の凹部303を取り囲み、残留する複数の被転写樹脂層12の部分における未硬化の樹脂14に対向して突設された凸部302とからなる格子状パターン301を有している。
この場合、残留樹脂硬化モールド30に形成された格子状パターン301において、互いに隣接する凹部303間のピッチA(図3参照)は、パターン転写モールド20の一辺の長さA(図2参照)と等しいことが望ましい。
また、この場合、残留樹脂硬化モールド30に形成するパターン301の深さCは、パターン転写モールド20に形成されたパターン201の高さBより大きいことが望ましい。これは、残留樹脂硬化モールド30の凹部303とパターン201とが干渉しないようにするためである。
また、この場合、残留樹脂硬化モールド30に形成する格子状パターン301の凸部302の幅Dは、被転写樹脂層に転写される所望のパターンの面積や使用する光硬化性樹脂の量、粘度等に応じて適宜設定して良い。ここで、残留樹脂硬化モールド30に形成する格子状パターン301の凸部302の幅Dを10μm〜1mmとすることが望ましい。
なお、格子状パターン301を含む残留樹脂硬化モールド30の被転写樹脂層と接触する面に、離型性向上のための表面処理を行っても良い。例えば、フッ素ポリマー加工やプラズマ処理等を行っても良い。
次に、パターン転写モールド20と残留樹脂硬化モールド30を用いて光インプリント方法によりパターン形成体を作製する場合について、図5、図6を参照して説明する。
まず、図5(a)に示すように、基材11上に光硬化性樹脂をコートして被転写樹脂層12を形成する。被転写樹脂層12の形成方法としては、適宜公知の樹脂コート技術を用いて形成して良い。例えば、スピンコート法等を用いて良い。
基材11は、用途に応じて適宜選択して良い。基材11としては、例えば、シリコン基板、石英基板、サファイア基板、SOI基板等を好適に用いて良い。
ここで、例えば、基材として石英基板を用いた場合、石英は一般的な露光光に対して透過性を有しており、基材の背面側から露光を行う光インプリントに本発明の実施の形態に示すインプリント方法を用いる場合に好適である。
次に、図5(b)及び図6(b)に示すように、基材11上に形成された被転写樹脂層12にパターン転写モールド20を押し当て、パターン転写モールド20の凹凸からなるパターン201と逆の形状に相当するパターンを被転写樹脂層12に転写する。その後、図5(c)に示すように、パターン転写モールド20の背面側からUV光を照射して、被転写樹脂層12に転写されたパターン13を硬化させる。次いで、図5(d)に示すように、パターン転写モールド20を基材11から剥離する。
なお、被転写樹脂層12にパターン13を転写した時、パターン転写モールド20の外周囲に未硬化の樹脂14がはみ出して残留する。
次に、図5(e)及び図6(e)に示すように、ステップ・アンド・リピート方式で基材11とパターン転写モールド20との相対位置を変化させて、硬化されたパターン13に隣接する領域の被転写樹脂層12にパターン転写モールド20を再度押し当て、パターン転写モールド20の凹凸パターン201と逆の形状に相当するパターンを被転写樹脂層12に転写する。その後、図5(f)に示すように、パターン転写モールド20の背面側からUV光を照射して被転写樹脂層12に転写されたパターン13を硬化させ、パターン転写モールド20を基材11から剥離する。
以下同様にして、図5(g)〜(i)、図6(g)、(i)に示すように、上述の工程を繰り返すことにより、基材11上の被転写樹脂層12に二次元方向に一定の間隔で配列されたパターン13を形成する。
被転写樹脂層12の所望の領域にパターン13が転写され硬化された後は、パターン13の転写時に、パターン転写モールド20の外周囲にはみ出した未硬化の樹脂14を硬化させる工程に移行される。
すなわち、図5(j)に示すように、基材11上の未硬化の樹脂14と残留樹脂硬化モールド30の凸部302が重なるように、かつ残留樹脂硬化モールド30の凹部303にパターン13が収容されるようにアライメントする。その後、図5(k)に示すように、残留樹脂硬化モールド30の凸部302を未硬化の樹脂14に押し当て、未硬化の樹脂14を、互いに隣接するパターン13間に形成された残膜15の上面と一致するように平らにならす。しかる後、残留樹脂硬化モールド30の背面側からUV光を照射することで、平らにならされた未硬化の樹脂を硬化させる。次に、図5(m)、図6(m)に示すように、残留樹脂硬化モールド30を基材11から剥離する。
この場合、残留樹脂硬化モールド30に形成された格子状パターン301の互いに隣接する凹部303間のピッチAは、パターン転写モールド20の一辺の長さAと等しいため、未硬化の樹脂14と残留樹脂硬化モールド30の凸部302を確実に重ねることができ、酸素による硬化阻害を受けることなく未硬化の樹脂14を平らにならして硬化させることができる。このことは、未硬化の樹脂14がある部分の残膜15の厚さを均一に制御することができ、残膜15の除去が容易になる。
また、この場合、残留樹脂硬化モールド30に形成された格子状パターン301の凹部303の深さCは、パターン転写モールド20に形成されたパターン201の高さBよりも大きいため、残留樹脂硬化モールド30は、パターン転写モールド20を用いて基材上の被転写樹脂層12に転写された硬化樹脂パターン13に接触したり干渉することがなく、硬化樹脂パターン13を破損することなく未硬化の樹脂14を硬化させることができる。
また、この場合、残留樹脂硬化モールド30に形成する格子状パターン301の凸部302の幅Dは、所望のパターンの面積や被転写樹脂層12に使用する光硬化性樹脂の量、粘度等に応じて10μm〜1mmに設定することにより、未硬化の樹脂14を平らにならして確実に硬化させることができ、残膜15の厚さを均一に制御することができる。
以下、本発明のパターン形成方法について、光インプリント用モールドを構成するパターン転写モールド及び残留樹脂硬化モールドを作製してパターン形成を行う場合の実施例について説明する。本発明の実施例のパターン形成方法は、下記実施例に限定されるものではない。
まず、パターン転写モールドを作製する場合について、図7を参照して説明する。
パターン転写モールド20を構成する基板には石英基板を用いた。
パターン転写モールドの作製に際しては、まず、図7(a)に示すように、石英基板41上にハードマスク層としてCr膜を30nmの厚さに成膜してCr層42を形成し、このCr層42上にポジ型レジストFEP−171(富士フイルムエレクトロニクスマテリアルズ社製)を200nmの厚さにコートしてレジスト膜43とした。
次に、図7(b)に示すように、電子線描画装置にて、レジスト膜43に対して電子線をドーズ10μC/cm2で照射した後、現像液を用いた現像処理、リンス処理、及びリンス液の乾燥を行い、レジストパターン44を得た。ここで、現像液にはTMAH水溶液、リンス液には純水を用いた。このとき、パターン44を形成する領域は、20mm×20mmとした。
次に、図7(c)に示すように、ICPドライエッチング装置を用いたドライエッチングによってCr層42のエッチングを行い、Crパターン45を得た。このとき、Cr層42のエッチング条件は、Cl2流量40sccm、O2流量10sccm、He流量80sccm、圧力30Pa、ICPパワー120W、RIEパワー50Wとした。
次に、O2プラズマアッシング(条件:O2流量500sccm、圧力30Pa、RIEパワー1000W)によってレジストパターン44を剥離した。
次に、図7(d)に示すように、ICPドライエッチング装置を用いたドライエッチングによって石英基板41のエッチングを行った。このとき、石英基板41のエッチングの条件は、C4F8流量10sccm、O2流量10〜25sccm、Ar流量75sccm、圧力2Pa、ICPパワー20W、RIEパワー550Wとした。また、このとき、パターン201の高さBを70nmとした。
次に、図7(e)に示すように、パターン201が形成された石英基板46を1辺の長さAが20mmとなるように断裁した。
次に、図7(f)に示すように、残存したCrパターンのウェット洗浄を行った後、フッ素系離型剤を用いて離型処理を行った。
以上より、パターン転写モールド20を得ることができた。
次に、残留樹脂硬化モールドを作製する場合について、図8及び図9を参照して説明する。
残留樹脂硬化モールド30を構成する基板には石英基板を用いた。
残留樹脂硬化モールドの作製に際しては、まず、図8(a)に示すように、石英基板41上にハードマスク層としてCr膜を30nmの厚さに成膜してCr層42を形成し、このCr層42上にポジ型レジストFEP−171(富士フイルムエレクトロニクスマテリアルズ社製)を200nmの厚さにコートしてレジスト膜43とした。
次に、図8(b)に示すように、電子線描画装置にて、レジスト膜43に対し電子線をドーズ10μC/cm2で照射して格子状パターンを描画した後、現像液を用いた現像処理、リンス処理、及びリンス液の乾燥を行い、レジストパターン44を得た。ここで、現像液にはTMAH水溶液、リンス液には純水を用いた。このとき、形成した格子状パターンの互いに隣接する凹部303間のピッチAを20mm、凸部の幅Dを10μmとした。
次に、図8(c)に示すように、ICPドライエッチング装置を用いたドライエッチングによってCr層42のエッチングを行い、Crパターン45を得た。このとき、Cr層42のエッチング条件は、Cl2流量40sccm、O2流量10sccm、He流量80sccm、圧力30Pa、ICPパワー120W、RIEパワー50Wとした。
次に、O2プラズマアッシング(条件:O2流量500sccm、圧力30Pa、RIEパワー1000W)によってレジストパターン44を剥離した。
次に、図8(d)に示すように、ICPドライエッチング装置を用いたドライエッチングによって石英基板41のエッチングを行った。このとき、石英基板41のエッチングの条件は、C4F8流量10sccm、O2流量10〜25sccm、Ar流量75sccm、圧力2Pa、ICPパワー20W、RIEパワー550Wとした。また、このとき、パターンの深さCは250nmとした。
次に、図8(e)に示すように、残存したCrパターン45のウェット洗浄を行った後、フッ素系離型剤を用いて離型処理を行った。
以上より、残留樹脂硬化モールド30を得ることができた(図8(e)、図9)。
次に、パターン転写モールドを用いて、ステップ・アンド・リピート方式にて、基材上の樹脂に光インプリントを行った。
まず、基材11にはシリコンウエハを用いた。シリコンウエハ11上に光硬化性樹脂PAK−01(東洋合成工業社製)を250nmの厚さにコートし、被転写樹脂層12とした(図5(a))。
次に、シリコンウエハ11上の被転写樹脂層12に、パターン転写モールド20のパターン201が形成された面が対向するようにしてパターン転写モールド20を押し当てた(図5(b)、図10(b))。
次に、パターン転写モールド20の裏側から、高圧水銀灯を光源として、20mJ/cm2の露光を行って被転写樹脂層12を硬化させた(図5(c))。
次に、パターン転写モールド20をシリコンウエハ11から剥離し、シリコンウエハ11上の20mm×20mm角の領域に、硬化された樹脂からなるパターン13を得た(図5(d)、図10(d))。
次に、被転写樹脂層が硬化した領域に隣接する領域の被転写樹脂層12に、パターン転写モールド20のパターン201が形成された面が対向するようにしてパターン転写モールド20を押し当て(図5(e)、図10(e))、UV光を照射して被転写樹脂層12を硬化させた後(図5(f))、パターン転写モールド20をシリコンウエハ11から剥離することにより、硬化された樹脂からなるパターン13を得た(図10(f))。
上記の転写工程を計12回行い、図5(i)、図10(i)に示すようにシリコンウエハ11上に硬化された樹脂からなるパターン13を得た。
次に、図9に示す残留樹脂硬化モールド30を用いて光インプリントを行い、基材11上の未硬化の樹脂14を硬化させた。
まず、パターン13が形成されたシリコンウエハ11上の未硬化の樹脂14に、残留樹脂硬化モールド30に形成された格子状パターン301の凸部302が対向するようにアライメントし、その凸部302を未硬化の樹脂14に押し当て、未硬化の樹脂14を平らにならした(図5(k))。
次に、残留樹脂硬化モールド30の背面側から、高圧水銀灯を光源として、20mJ/cm2の露光を行って未硬化の樹脂14を硬化させた(図5(l))。 次に、残留樹脂硬化モールド30をシリコンウエハ11から剥離した(図5(m)、図10(m))。
以上により、シリコンウエハ11上にパターン転写モールド20に形成されたパターン201が12チップ転写され、シリコンウエハ11全面にコートされた光硬化性樹脂からなる被転写樹脂層12を確実に硬化させることができた。
次に、図11(a)に示すように、O2プラズマアッシングによって残膜15を除去した。このとき、O2プラズマアッシングの条件は、O2流量50sccm、圧力30Pa、RIEパワー100Wであった。
次に、図11(b)に示すように、樹脂パターン13をエッチングマスクとして、シリコンウエハ11のエッチングを行った。このとき、シリコンウエハ11のエッチング条件は、CF4流量30sccm、C4F8流量20sccm、圧力30Pa、ICPパワー500W、RIEパワー50Wであった。
次に、図11(c)に示すように、O2プラズマアッシング(条件:O2流量50sccm、圧力30Pa、RIEパワー100W)によって残存した樹脂パターン13を除去した。
以上より、大面積にパターン16が形成されたシリコンウエハ17を得ることができた。
本発明のパターン形成方法は、微細なパターンを形成することが求められる広範な分野に利用することが期待される。例えば、パターン形成体として、インプリント用モールド、フォトマスク、半導体デバイス、光学素子、配線回路(デュアルダマシン構造の配線回路など)、記録デバイス(ハードディスクやDVDなど)、医療検査用チップ(DNA分析用途など)、ディスプレイ(拡散板、導光板など)、マイクロ流路など、に利用することが期待される。
また、本発明において使用される被転写樹脂層12は、光硬化性樹脂に限定されず、熱硬化性の樹脂を用いることもできる。
10…モールド
11…基材(シリコンウエハ)
12…被転写樹脂層
13…硬化樹脂パターン
14…未硬化の樹脂
15…残膜
16…パターン
17…パターンが形成されたシリコンウエハ
20…パターン転写モールド
201…凹凸パターン
30…残留樹脂硬化モールド
301…格子状パターン
302…格子状パターンの凸部
303…格子状パターンの凹部
41…石英基板
42…Cr層
43…レジスト膜
44…レジストパターン
45…Crパターン
46…パターンが形成された石英基板

Claims (8)

  1. 基材の表面上に塗布された被転写樹脂層に、凹凸からなるパターンを転写させるパターン転写モールドと、
    前記パターン転写モールドによる複数回のパターン転写後に前記パターン転写モールドの外周囲にはみ出して残留する複数の前記被転写樹脂層の部分を一括して平らにならし硬化させる残留樹脂硬化モールドと、
    を備えることを特徴とするインプリント用モールド。
  2. 前記残留樹脂硬化モールドは、前記被転写樹脂層に転写された各パターンをパターン毎に収容する二次元方向に配列された複数の凹部と、前記複数の凹部を取り囲み前記残留する複数の被転写樹脂層の部分に対向する凸部とからなるパターンを有し、
    前記凹部の平面視形状は、前記パターン転写モールド外形の平面視形状と一致する、
    ことを特徴とする請求項1記載のインプリント用モールド。
  3. 前記パターン転写モールドは平面視形状が正方形を呈し、
    前記残留樹脂硬化モールドは、前記被転写樹脂層に転写された各パターンをパターン毎に収容する二次元方向に配列された複数の凹部と、前記複数の凹部を取り囲み前記残留する複数の被転写樹脂層の部分に対向する凸部とからなる格子状パターンを有し、
    隣り合う前記凹部のピッチは、前記パターン転写モールドの1辺の長さに等しい、
    ことを特徴とする請求項1または2記載のインプリント用モールド。
  4. 前記パターン転写モールドは平面視形状が長方形を呈し、
    前記残留樹脂硬化モールドは、前記被転写樹脂層に転写された各パターンをパターン毎に収容する二次元方向に配列された複数の凹部と、前記複数の凹部を取り囲み前記残留する複数の被転写樹脂層の部分に対向する凸部とからなる格子状パターンを有し、
    隣り合う前記凹部の縦方向及び横方向のピッチは、前記パターン転写モールドの縦及び横の1辺の長さにそれぞれ等しい、
    ことを特徴とする請求項1または2記載のインプリント用モールド。
  5. 前記残留樹脂硬化モールドを構成する前記凹部の深さは、前記パターンと干渉しないように前記パターンの高さよりも大きいことを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項記載のインプリント用モールド。
  6. 基材の上面に被転写樹脂層を塗布する樹脂塗布工程と、
    前記被転写樹脂層にパターン転写モールドにより凹凸からなるパターンを複数回転写し前記パターンを二次元方向に一定の間隔で形成するパターン転写工程と、
    前記パターン転写工程後、前記パターン転写モールドの外周囲にはみ出して残留する複数の前記被転写樹脂層の部分を残留樹脂硬化モールドにより一括して平らにならし硬化させる残留樹脂硬化工程と、
    を備えることを特徴とするインプリント方法。
  7. 前記被転写樹脂層は、熱硬化性樹脂または光硬化性樹脂からなることを特徴とする請求項6記載のインプリント方法。
  8. 前記被転写樹脂層は光硬化性樹脂からなり、前記パターン転写モールド及び前記残留樹脂硬化モールドは光透過性材料から形成されることを特徴とする請求項6または7記載のインプリント方法。
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