JP5980701B2 - 走行車両 - Google Patents

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Description

本発明は、自律走行を可能とする走行車両において、自律走行モードと手動走行モードとの切り換え時に走行及び旋回が急変しないようにするための技術に関する。
従来、走行車両の一例としてコンバインに自動操向制御手段とGPS位置情報算出手段を備えて、設定経路に沿って自動的に走行させて刈取作業を可能としたコンバインが公知となっている(例えば、特許文献1参照)。コンバインを自動走行させるために、操向装置には操向モータが備えられ、変速装置には変速モータが備えられ、操向モータと変速モータは制御装置と接続されている。そして、GPS位置情報算出手段により車体の現在位置を算出し、設定経路上に沿って走行するように、操向装置及び変速装置を制御している。
特開2009−245003号公報
自律走行を行いながら作業をしているときや圃場端で回行するときに、走行途中で自律走行から手動走行に切り換える。または、作業を中断した後に復帰させるために、手動走行から自律走行に切り換える場合がある。この切換時において、操向操作手段(操向レバーまたは操向ハンドル)と操向駆動手段(操向モータ)はワイヤ等で機械的に連結されていないため、操向操作手段の位置と操向駆動手段の作動位置が一致しない場合が発生し、切換時に急旋回することがあった。また、変速操作手段(変速レバー)と変速作動手段(変速モータ)もワイヤ等で機械的に連結されていないため、変速操作手段の位置と、変速作動手段の作動位置が一致しない場合が発生し、この場合には、走行速度が急変することがあった。
本発明は、以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、自律走行モードと手動走行モードの切り換え時に走行及び旋回が急変しないようにする走行車両を提供する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、GPS衛星から送信される電波を受信して機体の位置を算出するGPS位置算出手段と、走行部における変速可能な直進作動手段及び左右の駆動を変更可能な旋回作動手段を制御する制御部と、を備え、前記機体の位置に基づいて設定経路に沿って走行するように前記直進作動手段及び旋回作動手段を制御して自律走行可能とする自律モードと、変速操作手段及び操向操作手段の人為的操作に応じて前記直進作動手段及び旋回作動手段を作動させて手動走行を可能とする手動モードと、を備える走行車両において、前記制御部には、自律モードと手動モードを切り替えるモード切替手段が接続され、前記制御部は、前記モード切替手段が手動モードから自律モードに切り替えられ、かつ、前記変速操作手段が中立または操向操作手段が直進状態である場合、前記直進作動手段を中立かつ旋回作動手段を直進位置に制御して、自律走行させるものである。
請求項2においては、前記制御部は、前記モード切替手段が自律モードから手動モードに切り替えられ、かつ、前記変速操作手段が中立または操向操作手段が直進状態である場合、前記直進作動手段を中立かつ旋回作動手段を直進位置に制御して、手動走行させるものである。
請求項3においては、前記制御部は、前記モード切替手段が手動モードか自律モードのどちらに切り替えられているかの判断を、エンジン回転数が設定回転数以上であるかを判断した後に行うものである。
以上のような手段を用いることにより、手動から自動に切り替えるとき、または、自動から手動に切り替えるときに、走行速度や旋回角度の急変を回避することができる。
コンバインとGPS衛星と基準局を示す概略側面図。 制御ブロック図。 動力伝達構成を示す図。 第一実施例の制御フローチャート。 第二実施例の制御フローチャート。 第二実施例の操作と走行状態の関係を示す図。
まず、走行車両の一例としてコンバイン1の全体構成について説明する。但し、走行車両はコンバインに限定するものではなく、トラクタや田植機等であってもよい。図1に示すように、コンバイン1には、機体フレーム2に対して、走行部3と、刈取部4と、脱穀部5と、選別部6と、穀粒貯留部7と、操縦部8とが備えられる。
走行部3は、機体フレーム2の下部に設けられる。走行部3は、左右一対のクローラを有するクローラ式走行装置11などを有して、このクローラ式走行装置11により機体を前進または後進方向に走行させることができるように構成される。
機体フレーム2上における前部には、エンジン14及びミッション部15を設けている。ミッション部15は、エンジン14の動力を走行部3や刈取部4等に伝達する前に変速する。
以上のような構成を備えるコンバイン1は、刈取部4により穀稈を掻き込んで刈り取り、刈り取った穀稈を搬送部9により後上方の脱穀部5内に搬送され、穀稈は、脱穀部5によって脱穀される。脱穀により得られた穀粒は、選別部6により選別されて、精粒のみが穀粒貯留部7に搬送されて貯留され、必要に応じてオーガを介して搬出される。但し、本実施形態では刈取部4は掻き込みリールや横送りオーガ等を備える普通型コンバインとしているが、自脱型コンバインとすることも可能である。
前記操縦部8は、キャビン10により覆われており、操縦部8は操向操作手段となるステアリングホイール22(操向レバーとすることもできる)や運転席23及び変速操作手段となる主変速レバー26や副変速スイッチ112(副変速レバーとすることもできる)等を含む各種操作具からなる。本実施形態に係るコンバイン1におけるステアリングホイール22と主変速レバー26は、いわゆるステアバイワイヤ方式の操作構造により構成している。すなわち、本実施形態のコンバイン1におけるステアリングホイール22及び主変速レバー26は、機械的な連動機構を採用せずにステアバイワイヤ方式を採用して電気的に連繋して操向調整や走行調整を行うように構成している。以下にステアリングホイール22を操向装置(旋回作動手段)に、また、主変速レバー26を走行装置(直進作動手段)にそれぞれ電気的に接続したステアバイワイヤ方式について説明する。
図2に示すように、ステアバイワイヤ方式においては、主変速レバー26の操作量は、変速操作量検知手段として変速ポテンショメータ100が主変速レバー26の回動基部に設けられて制御部30と接続され、変速ポテンショメータ100の検出値が制御部30に入力される。また、ステアリングホイール22の操作量は、操向操作量検知手段としての操向ポテンショメータ110がステアリングホイール22の回動部に設けられて制御部30と接続され、操向ポテンショメータ110の検出値が制御部30に入力される。但し、主変速レバー26及びステアリングホイール22の操作量の検知はポテンショメータに限定するものではなく、ロータリエンコーダ等により検出することもできる。
ミッション部15の構成について説明する。図3に示すように、ミッション部15は、直進用HST40と、旋回用HST50と、トランスミッション60とを備える。トランスミッション60は、ミッションケースに収容され、直進用HST40及び旋回用HST50はミッションケースに付設されてコンバイン1の走行系の伝動機構を構成する。
直進用HST40は、可変容積型の直進ポンプ40Pと、可変容積型の直進モータ40Mとを備える。直進ポンプ40Pと直進モータ40Mとは、互いに流体接続されている。
直進ポンプ40Pは、可動斜板を傾転させることにより、容積量を変更するように構成している。直進ポンプ40Pは、エンジン14の出力軸に連動連結される直進ポンプ軸41を有する。つまり、直進用HST40は、直進ポンプ40Pの直進ポンプ軸41がエンジン14の出力軸に連動連結されることで、エンジン14からの動力の伝達を受ける。なお、エンジン14の出力軸には、脱穀部5、選別部6、穀粒貯留部7等に対してエンジン14の動力を伝達するための回転軸を、クラッチ等を介して連動連結している。
直進モータ40Mは、可動斜板を傾転させることにより、容積量を変更するように構成している。直進モータ40Mは、副変速機構61の入力軸と連動連結される直進モータ軸42を有する。つまり、直進用HST40は、直進モータ40Mの直進モータ軸42が副変速機構61の入力軸に連動連結されることで、副変速機構61に対して動力を伝達する。
直進用HST40は、変速操作装置によって操作可能としている。この変速操作装置には、主変速レバー26等の人為的な操作が可能な変速操作手段と、直進ポンプ40P用の作動手段と、直進モータ40M用の作動手段とが含まれる。直進ポンプ40P用の作動手段と直進モータ40M用の作動手段は本実施形態では直進作動手段としている。直進ポンプ用作動手段47及び直進モータ用作動手段48は、制御部30と接続されて作動制御される(図2)。
図3に示すように、直進ポンプ用作動手段47は、油圧シリンダが直進ポンプ40Pの可動斜板と連結され、油圧シリンダは電磁バルブの切り換えにより伸縮されて直進ポンプ40Pの可動斜板を傾転させ、直進ポンプ40Pの容積量を変化させる。直進ポンプ40Pの可動斜板の傾転量は直進ポンプ斜板位置センサ121により検知され制御部30に入力され、直進ポンプ40Pの可動斜板が設定位置に位置しているかフィードバックされる。
また、直進モータ用作動手段48は、油圧シリンダが直進モータ40Mの可動斜板と連結され、油圧シリンダは電磁バルブの切り換えにより伸縮されて直進モータ40Mの可動斜板を傾転させ、直進モータ40Mの容積量を変化させる。直進モータ40Mの可動斜板の傾転量は直進モータ斜板位置センサ122により検知され制御部30に入力され、直進モータ40Mの可動斜板が設定位置に位置しているかフィードバックされる。但し、直進ポンプ用作動手段47及び直進モータ用作動手段48は油圧シリンダと電磁バルブとの構成に限定するものではなくモータやソレノイド等によって可動斜板を傾転させることも可能である。
このように、直進用HST40においては、直進ポンプ40Pの駆動時に、可動斜板の傾転に応じて直進ポンプ40Pの容積量が変更される。それによって、直進ポンプ40Pから直進モータ40Mへ吐出される作動油の吐出量及び吐出方向が変更される。その結果、直進モータ軸42の回転方向が正転方向又は逆転方向に変更されると共に、直進モータ軸42の回転数が無段階に変更される。さらに、直進モータ40Mにおいて、可動斜板の傾転に応じて直進モータ40Mの容積量が変更されることによって、直進モータ軸42の回転数が変更される。直進変速機構はこのように構成している。
旋回用HST50は、可変容積型の旋回ポンプ50Pと、固定容積型の旋回モータ50Mとを備える。旋回ポンプ50Pと旋回モータ50Mとは、互いに流体接続されている。旋回ポンプ50Pは、旋回作動手段となる旋回ポンプ作動手段49により吐出量及び吐出方向を変更可能としている。旋回ポンプ作動手段49は油圧シリンダが旋回ポンプ50Pの可動斜板と連結され、油圧シリンダは電磁バルブの切り換えにより伸縮されて可動斜板を傾転させることにより、容積量を変更するように構成している。旋回ポンプ50Pの可動斜板の傾転量は操向ポンプ斜板位置センサ123により検知され制御部30に入力され、旋回ポンプ50Pの可動斜板が設定位置に位置しているかフィードバックされる。但し、旋回ポンプ作動手段49は油圧シリンダと電磁バルブとの構成に限定するものではなくモータやソレノイド等によって可動斜板を傾転させることも可能である。前記旋回ポンプ作動手段49は、手動モード時のステアリングホイール22の人為的な操作と、自律走行モード時の制御部30からの操向信号により作動制御される。
旋回ポンプ50Pは、エンジン14の出力軸に連動連結される旋回ポンプ軸51を有する。つまり、旋回用HST50は、旋回ポンプ50Pの旋回ポンプ軸51がエンジン14の出力軸に連動連結されることで、エンジン14からの動力の伝達を受ける。旋回モータ50Mは固定容積型の油圧モータにより構成される。旋回モータ軸50Mからは出力軸として旋回モータ軸52が突出されている。
このように、旋回用HST50においては、旋回ポンプ50Pの駆動時に、可動斜板の傾転に応じて旋回ポンプ50Pの容積量が変更される。それによって、旋回ポンプ50Pから旋回モータ50Mへ吐出される作動油の吐出量及び吐出方向が変更される。その結果、旋回モータ軸52の回転方向が正転方向又は逆転方向に変更されると共に、旋回モータ軸52の回転数が無段階に変更される。操向変速機構はこのように構成している。
トランスミッション60は、図3に示すように、遊星歯車機構部70と、副変速機構61と、クラッチ装置90とを備える。遊星歯車機構部70は、一対の遊星歯車機構を含む遊星歯車群として構成し、一対の遊星歯車機構として、第一遊星歯車機構71aと第二遊星歯車機構71bとを有する。遊星歯車機構部70においては、一対の遊星歯車機構71a,71bから、左右に出力軸を延出している。すなわち、第一遊星歯車機構71aから、第一出力軸72aを延出し、第二遊星歯車機構71bから、第二出力軸72bを延出している。各出力軸72a,72bは、それぞれ左右方向で対応する走行部3のクローラの駆動輪に回転動力を伝達する。これにより、左右の走行部3の走行駆動が行われる。
副変速機構61は、直進モータ軸42に連結される回転軸を有し、この回転軸を介して直進モータ40Mの直進モータ軸42に連動連結している。副変速機構61は、直進モータ軸42の回転動力を多段変速させることができるように構成している。本実施形態では副変速切替手段115が作動されることによりスライダが摺動されて変速歯車の噛合が切り替えられて高低変速を可能としている。但し、副変速機構61は、ミッションケース内に歯車摺動式の副変速機構を設ける代わりに、直進モータ40Mを副変速機構61とし、可動斜板を傾転させることで変速するようにしてもよい。この場合ノークラッチで変速することが可能となる。また、ベルト式CVT等で副変速機構を構成することも可能であり限定するものではない。
クラッチ装置90は、旋回用HST50における旋回モータ50Mの旋回モータ軸52に対して連動連結している。クラッチ装置90は、旋回用HST50の旋回モータ50Mからの回転動力を、遊星歯車機構部70に対して伝達又は遮断することができるように構成している。
以上のような構成を備えるトランスミッション60において、旋回用HST50の旋回モータ50Mが停止し、直進用HST40の直進モータ40Mが駆動する場合、直進モータ40Mの回転動力が、直進モータ軸42から、副変速機構61を介して遊星歯車機構部70に伝達され、第一出力軸72a及び第二出力軸72bから出力される。
この直進モータ40Mから第一出力軸72a及び第二出力軸72bに対する回転動力の伝達によって、第一出力軸72a及び第二出力軸72bが正回転方向または逆回転方向の同一方向に回転させられる。これにより、左右のクローラ式の走行部3が有する駆動輪が、同一回転方向に同一回転数で回転する。その結果、左右の走行部3が駆動され、コンバイン1の機体前後方向についての直進走行が行われる。
また、直進用HST40の直進モータ40Mが停止し、旋回用HST50の旋回モータ50Mが駆動する場合、旋回モータ50Mの回転動力が、旋回モータ軸52から、クラッチ装置90を介して遊星歯車機構部70に伝達され、第一出力軸72a及び第二出力軸72bから出力される。
この旋回モータ50Mから第一出力軸72a及び第二出力軸72bに対する回転動力の伝達によって、第一出力軸72a及び第二出力軸72bが互いに反対方向に回転させられる。これにより、左右のクローラ式の走行部3が有する駆動輪が、互いに反対方向に回転する。その結果、左右の走行部3が駆動され、コンバイン1の機体の急旋回であるスピンターンが行われる。スピンターンによれば、例えば圃場や枕地での急速・小半径での方向転換が可能となる。また、いずれか一方の走行部3が有する駆動輪が停止状態となった場合には、停止状態の走行部3側を中心に旋回されるターンが行われる。
また、直進用HST40の直進モータ40Mが駆動すると共に、旋回用HST50の旋回モータ50Mが駆動する場合、直進モータ40Mから副変速機構61を介して遊星歯車機構部70に伝達される回転動力と、旋回モータ50Mからクラッチ装置90を介して遊星歯車機構部70に伝達される回転動力とが、遊星歯車機構部70において合成されて合成動力が生成される。そして、その合成動力が第一出力軸72a及び第二出力軸72bから出力される。
この直進モータ40M及び旋回モータ50Mから第一出力軸72a及び第二出力軸72bに対する回転動力(合成動力)の伝達によって、第一出力軸72a及び第二出力軸72bが互いに異なる回転数で回転される。その結果、左右の走行部3が相互に速度差をもって駆動され、コンバイン1の走行機体の直進走行と左方向又は右方向への旋回操向とが同時に行われて、緩旋回がなされる。なお、コンバイン1の旋回方向及び旋回半径は、左右の走行部3の速度差に応じて決定される。そして、ステアリングホイール22が所定の操作量まで操作された時点(例えば、ハンドル切れ角度の4分の3あたり)では、旋回側の走行部3が停止される。さらに、ステアリングホイール22が旋回操作されると左右の走行部3が相互に反対方向に駆動されて、走行機体は急旋回であるスピンターンとなる。
続いて、図2を用いて、本実施形態に係るコンバイン1の制御システムの構成について説明する。制御部30はエンジンコントローラ30aと作業機コントローラ30bとマネージメントコントローラ30cと備え、これは通信線で接続されてデータの送受信が可能とされる。つまり、CAN通信可能に構成されている。
エンジンコントローラ30aは、エンジン回転数センサ175や温度センサや油温センサ(いずれも図示せず)等からの入力情報(検出情報)に基づいて、エンジン14の運転状態を制御する。作業機コントローラ30bは、作業時に、刈取部4の高さを設定高さに維持したり、脱穀部5の扱胴の回転数を処理量に応じて変更したり、選別部6の風量やチャフシーブの開度を処理量に応じて変更したりする制御を行う。マネージメントコントローラ30cは、自律モード時に位置情報や変位・方位情報や設定経路情報等に基づいて走行制御や旋回制御を行う。
図2に示すように、制御部30には、変速ポテンショメータ100と、操向ポテンショメータ110と、モード切替スイッチ124が接続される。変速ポテンショメータ100は、オペレータによる主変速レバー26の変速操作状態、つまり主変速レバー26の変速操作位置を検出する。操向ポテンショメータ110は、オペレータによるステアリングホイール22の操向操作状態、つまりステアリングホイール22の操向操作位置を検出する。モード切替手段となるモード切替スイッチ124は、手動モードと自律モードを切り替えるスイッチである。
制御部30は、変速ポテンショメータ100、操向ポテンショメータ110及びモード切替スイッチ124からの入力情報(検出情報)に基づいて制御情報を生成し、直進ポンプ用作動手段47、直進モータ用作動手段48、旋回ポンプ作動手段49を制御する。
また、制御部30には、副変速スイッチ112と副変速切替手段115を電気的に接続している。副変速スイッチ112は、副変速切替手段115となるソレノイドによりトランスミッション60が有する切換部を作動させて、トランスミッション60における低速出力と高速出力とを切り換えるための操作部である。但し、副変速スイッチ112の替わりに副変速レバーの操作位置を副変速位置センサで検知して副変速切替手段115により変速する構成としてもよい。
また、制御部30には、刈取スイッチ117及び脱穀スイッチ118、刈取電磁クラッチ91、脱穀電磁クラッチ92、及び昇降バルブ93を電気的に接続している。刈取電磁クラッチ91は、刈取スイッチ117がON・OFF操作されることで、刈取部4への回転動力を伝達又は遮断する。脱穀電磁クラッチ92は、脱穀スイッチ118がON・OFF操作されることで、脱穀部7への回転動力を伝達又は遮断する。昇降バルブ93は昇降スイッチ116及び刈高さセンサ119からの信号により切り換えられて刈取部4と機体フレーム2の間に介装した昇降シリンダ12を伸縮させて刈取部4を昇降させる。
以上のような構成において、主変速レバー26が操作されることで、主変速レバー26の変速操作位置が変速ポテンショメータ100により検出され、制御部30によって、直進用HST40が制御される。つまり、主変速レバー26の操作により、エンジン14からの回転動力を変速してトランスミッション60に伝達する直進用HST40が制御される。そして、第一出力軸72a及び第二出力軸72bが同一方向に正逆回転駆動して、左右の走行部3によるコンバイン1の前後の直進走行が行われる。
また、ステアリングホイール22が操作されることで、ステアリングホイール22の操向操作位置が操向ポテンショメータ110により検出され、かかる検出情報に基づいて、制御部30によって、旋回用HST50が制御される。つまり、ステアリングホイール22の操作により、エンジン14からの回転動力を変速してトランスミッション60に伝達する旋回用HST50が制御される。そして、第一出力軸72a及び第二出力軸72bが反対方向に回転駆動して、左右の走行部3によるコンバイン1の旋回操向が行われる。
また、制御部30には、コンバイン1の走行状態を検出するための手段として、GPS位置算出手段と変位・方位算出手段を備え、ジャイロセンサ31と方位センサ32と移動受信機33と接続している。
次に、コンバイン1の走行状態を取得する方法について説明する。コンバイン1は、機体の姿勢情報を得るためにジャイロセンサ31、および方位センサ32を具備する。
ジャイロセンサ31はコンバイン1の機体前後方向の傾斜(ピッチ)の角速度、機体左右方向の傾斜(ロール)の角速度、および旋回(ヨー)の角速度、を検出するものである。該三つの角速度を積分計算することにより、コンバイン1の機体の前後方向および左右方向への傾斜角度、および旋回角度を求めることが可能である。ジャイロセンサ31の具体例としては、機械式ジャイロセンサ、光学式ジャイロセンサ、流体式ジャイロセンサ、振動式ジャイロセンサ等が挙げられる。ジャイロセンサ31は制御部30に接続され、当該三つの角速度に係る情報を制御部30に入力する。
方位センサ32はコンバイン1の向き(進行方向)を検出するものである。方位センサ32の具体例としては磁気方位センサ等が挙げられる。方位センサ32は制御部30に接続され、機体の向きに係る情報を制御部30に入力する。
こうして制御部30は、上記ジャイロセンサ31、方位センサ32から取得した信号を変位・方位演算手段により演算し、コンバイン1の姿勢(向き、機体前後方向及び機体左右方向の傾斜、旋回方向)を求める。
次に、コンバイン1の位置情報をGPS(グローバル・ポジショニング・システム)を用いて取得する方法について説明する。GPSは、元来航空機・船舶等の航法支援用として開発されたシステムであって、上空約二万キロメートルを周回する二十四個のGPS衛星(六軌道面に四個ずつ配置)、GPS衛星の追跡と管制を行う管制局、測位を行うための利用者の受信機で構成される。GPSを用いた測位方法としては、単独測位、相対測位、DGPS(ディファレンシャルGPS)測位、RTK−GPS(リアルタイムキネマティック−GPS)測位など種々の方法が挙げられ、これらいずれの方法を用いることも可能であるが、本実施形態では測定精度の高いRTK−GPS測位方式を採用し、この方法について図1、図3より説明する。
RTK−GPS(リアルタイムキネマティック−GPS)測位は、位置が判っている基準局と、位置を求めようとする移動局とで同時にGPS観測を行い、基準局で観測したデータを無線等の方法で移動局にリアルタイムで送信し、基準局の位置成果に基づいて移動局の位置をリアルタイムに求める方法である。
本実施形態においては、コンバイン1に移動局となる移動受信機33と移動GPSアンテナ34が配置され、基準局となる固定受信機35と固定GPSアンテナ36が圃場の作業の邪魔にならない所定位置に配設される。本実施形態のRTK−GPS(リアルタイムキネマティック−GPS)測位は、基準局および移動局の両方で位相の測定(相対測位)を行い、基準局の固定受信機35で観測した位相データを移動受信機33に送信する。
コンバイン1に配置された移動GPSアンテナ34はGPS衛星37・37・・・からの信号を受信する。この信号は移動受信機33に送信され測位される。そして、同時に基準局となる固定GPSアンテナ36でGPS衛星37・37・・・からの信号を受信し、固定受信機35で測位し移動受信機33に送信し、観測されたデータを解析して移動局の位置を決定する。こうして得られた位置情報は制御部30に送信される。
こうして、このコンバイン1における制御部30は、GPS衛星37・37・・・から送信される電波を受信して移動受信機33において設定時間間隔で機体の位置情報を求め、ジャイロセンサ31及び方位センサ32から機体の変位情報および方位情報求め、これら位置情報と変位情報と方位情報に基づいて機体が予め設定した設定経路に沿って走行するように、直進ポンプ用作動手段47と直進モータ用作動手段48と旋回ポンプ作動手段49を制御する。
次に、本発明の手動運転(手動モード)と自動運転(自律モード)の切り替え制御について、図4より説明する。まず、制御部30は、エンジン起動時において、作業機コントローラ30bとマネージメントコントローラ30c間の通信が正常に行われているか、直進ポンプ斜板位置センサ121、直進モータ斜板位置センサ122、操向ポンプ斜板位置センサ123がエラーとなっていないか等の異常が発生していないか判断する(S1)。
前記異常があると、起動せずにステップ1に戻り(S2)、エラー(異常)が発生していない場合は、モード切替スイッチ124が手動モードに切り替えられているか判断し(S3)、自律モードであると、エンジン起動時に急発進しないように停止のまま(S2)とし、手動モードであると、エンジンを起動してエンジンの回転が設定回転数(例えば1000回転)以上に上昇したか判断し(S4)、設定回転数未満の場合、走行・旋回を中止してステップ1に戻り(S2)、設定回転数以上の場合、モード切替スイッチ124が手動モードか自律モードのどちらに切り替えられているか判断する(S5)。このように、前記制御部30は、前記モード切替手段となるモード切替スイッチ124が手動モードか自律モードのどちらに切り替えられているかの判断を、エンジン回転数が設定回転数以上であるかを判断した後に行うので、モード切り替え後の作動遅れがなくスムースな発進が可能となる。自律モードに切り替えられている場合自律モードとなっており(S11)ステップS12に移行し、詳細は後述する。
手動モードに切り替えられている場合手動モードとなっており、主変速レバー26の操作位置を変速ポテンショメータ100で検知して、直進ポンプ用作動手段47及び直進モータ用作動手段48を作動させると同時に、ステアリングホイール22の操作量を操向ポテンショメータ110により検知し(S6)、旋回ポンプ作動手段49を作動させて走行部3を駆動して、手動により走行・旋回を行う(S7)。
手動運転を行っている状態で(手動モードの時)、モード切替スイッチ124を自律モードに切り替えると(S8)、変速ポテンショメータ100が中立出力であるか、つまり、走行変速が走行停止状態であるか、または、操向ポテンショメータ110の値が中立、つまり、ステアリングホイール22が直進状態であるかを判断し(S9)、走行停止でないまたは直進状態でない場合にはステップS6に戻る。
ステップS9において、走行停止、または、直進状態(変速ポテンショメータ100または操向ポテンショメータ110が中立出力)であると、直進ポンプ用作動手段47、直進モータ用作動手段48及び旋回ポンプ作動手段49を作動させてこれらを中立位置とし(S10)、自律モードとする(S11)。そして、GPS情報、つまり、移動受信機33からの位置情報と、ジャイロセンサ31及び方位センサ32から機体の変位情報および方位情報と、予め設定した設定経路とを読み込み(S12)、これら位置情報と変位情報と方位情報に基づいて設定経路に沿って走行するように直進ポンプ用作動手段47と直進モータ用作動手段48と旋回ポンプ作動手段49を作動させ(S13)自律走行を行わせる。
自律モードの状態のとき、モード切替スイッチ124を手動に切り替えると(S14)、変速ポテンショメータ100が中立出力であるか、または、操向ポテンショメータ110の値が中立であるかを判断する(S15)。ステップS14においてモード切替スイッチ124を手動に切り替えていない場合はステップS11に戻り自律運転を続行する。
ステップS15において、変速ポテンショメータ100が中立出力、または、操向ポテンショメータ110の値が中立でない場合はステップS14に戻り、変速ポテンショメータ100が中立出力、または、操向ポテンショメータ110の値が中立である場合には、直進ポンプ用作動手段47及び直進モータ用作動手段48及び旋回ポンプ作動手段49を中立にし、手動モードとなって(S17)、ステップS6に移行する。このように、前記制御部30は、自律モードの状態のとき、モード切替スイッチ124を手動モードに切り替えると、前記変速操作手段または操向操作手段が中立である場合、手動走行させることができ、スムースな発進が可能となる。そして、自律モードから手動モードへの切り替えの際、直進作動手段及び旋回作動手段を中立位置へ作動させるので、確実に中立位置からの手動操作となって、意図しない発進をすることがない。
但し、ステップS9及びステップS15において、変速ポテンショメータ100と操向ポテンショメータ110の値を検出する替わりに、直進ポンプ斜板位置センサ121及び直進モータ斜板位置センサ122、または、操向ポンプ斜板位置センサ123の値から中立を検出する構成とすることもできる。また、走行停止と旋回しているかは第一出力軸72aと第二出力軸72bの回転数を検出して中立を判断する構成とすることも可能である。
次に、第二実施例について図5、図6より説明する。なお、ステップS1からステップS7までは前記と同じ制御であるため説明は省略する。ステップS8において、手動運転を行っている状態で(手動モードの時)、モード切替スイッチ124を手動モードのまま切り換えない場合はステップS6に戻り、モード切替スイッチ124を自律モードに切り替えると(S8)、直進ポンプ用作動手段47及び直進モータ用作動手段48を中立となるように作動させ、同時に旋回ポンプ作動手段49により直進状態となるように作動させる(S20)。そして、変速ポテンショメータ100が中立出力、つまり、走行変速が走行停止状態に至ったか判断し(S21)、走行停止状態でない場合はステップS6に戻る。走行停止状態であると、操向ポテンショメータ110が中立、つまり、ステアリングホイール22が直進状態に至ったか判断し(S22)、直進状態でない場合にはステップS6に戻る。
ステップS22において、操向ポテンショメータ110が中立であると、走行停止、かつ、直進状態となり自律モードとなって(S11)、GPS情報、つまり、移動受信機33からの位置情報と、ジャイロセンサ31及び方位センサ32から機体の変位情報および方位情報と、予め設定した設定経路とを読み込み(S31)、これら位置情報と変位情報と方位情報に基づいて設定経路に沿って走行するように直進ポンプ用作動手段47と直進モータ用作動手段48と旋回ポンプ作動手段49を作動させ(S32)自律走行を行わせる。
自律モードの状態のとき、モード切替スイッチ124を自律モードのままで切り替えないときはステップS11に戻り、モード切替スイッチ124を手動に切り替えると(S33)、変速ポテンショメータ100が中立出力、つまり、走行変速が走行停止状態であるか判断し(S34)、走行停止状態でない場合は直進ポンプ用作動手段47及び直進モータ用作動手段48により中立にし(S35)、ステップS33に戻る。ステップS34において走行停止状態であると、操向ポテンショメータ110が中立、つまり、ステアリングホイール22が直進状態であるか判断し(S36)、直進状態でない場合には旋回ポンプ作動手段49により直進状態にし(S37)、ステップS33に戻る。ステップS36において、操向ポテンショメータ110が中立であると、手動モードとなり(S38)、ステップS6に移行する。このように、前記制御部30は、自律モードの状態のとき、モード切替スイッチ124を手動モードに切り替えると、前記変速操作手段が中立、かつ、操向操作手段が中立である場合、手動走行させるので、スムースな発進が可能となる。また、自律モードから手動モードへの切り替えの際、直進作動手段及び旋回作動手段を中立位置へ作動させるので、確実に中立位置からの手動操作となって、意図しない発進をすることがない。但し、ステップS20、ステップS22及びステップS34、ステップS36において、変速ポテンショメータ100と操向ポテンショメータ110の値を検出する替わりに、直進ポンプ斜板位置センサ121及び直進モータ斜板位置センサ122、または、操向ポンプ斜板位置センサ123の値から中立を検出する構成とすることもできる。また、走行停止と旋回しているかは第一出力軸72aと第二出力軸72bの回転数を検出して中立を判断する構成とすることも可能である。
以上のように、GPS衛星37から送信される電波を受信して機体の位置を算出するGPS位置算出手段と、ジャイロセンサ31と方位センサ32とにより機体の変位及び方向を演算する変位・方位算出手段と、走行部3における変速可能な直進作動手段(直進ポンプ用作動手段47及び直進モータ用作動手段48)及び左右の駆動を変更可能な旋回作動手段(旋回ポンプ作動手段49)を制御する制御部30とを備え、前記機体の位置及び変位及び方位に基づいて設定経路に沿って走行するように前記直進作動手段及び旋回作動手段を制御して自律走行可能とする自律モードと、変速操作手段及び操向操作手段の人為的操作に応じて前記直進作動手段及び旋回作動手段を作動させて手動走行を可能とする手動モードとを備えるコンバイン1において、制御部30には自律モードと手動モードを切り替えるモード切替手段(モード切替スイッチ124)が接続され、制御部30は、モード切替手段が自律モードに切り替えられ、かつ、前記変速操作手段または操向操作手段(または、直進作動手段または旋回作動手段)が中立である場合、自律走行させるので、自律モードに切り替えた時に、走行速度または旋回角度が急変することを回避できる。
また、GPS衛星37から送信される電波を受信して機体の位置を算出するGPS位置算出手段と、ジャイロセンサ31と方位センサ32とにより機体の変位及び方向を演算する変位・方位算出手段と、走行部3における変速可能な直進作動手段(直進ポンプ用作動手段47及び直進モータ用作動手段48)及び左右の駆動を変更可能な旋回作動手段(旋回ポンプ作動手段49)を制御する制御部とを備え、前記機体の位置及び変位及び方位に基づいて設定経路に沿って走行するように前記直進作動手段及び旋回作動手段を制御して自律走行可能とする自律モードと、変速操作手段及び操向操作手段の人為的操作に応じて前記直進作動手段及び旋回作動手段を作動させて手動走行を可能とする手動モードとを備えるコンバインにおいて、制御部30には自律モードと手動モードを切り替えるモード切替手段(モード切替スイッチ124)が接続され、制御部30は、モード切替手段が自律モードに切り替えられ、かつ、前記変速操作手段が中立、かつ、操向操作手段が中立(または、直進作動手段及び旋回作動手段が中立)である場合、自律走行させるので、自律モードに切り替えた時に、走行速度及び旋回角度が中立の位置から自律走行となり、走行開始時に急変することなくスムースに発進することができる。また、モード切替手段が自律モードから手動モードに切り替えられたとき、変速操作手段が中立、かつ、操向操作手段が中立である場合(または、直進作動手段及び旋回作動手段が中立である場合)に、手動モードでの走行を開始できるようにすることで、スムースに発進することができる。
また、前記制御部30は、モード切替手段が手動モードから自律モードに切り替えられると、前記直進作動手段及び旋回作動手段を中立位置へ作動させるので、確実に中立位置から発進することができ、走行速度及び旋回角度が急変することがない。また、前記制御部30は、モード切替手段が自律モードから手動モードに切り替えられると、前記直進作動手段及び旋回作動手段を中立位置へ作動させるので、確実に中立位置から発進することができ、走行速度及び旋回角度が急変することがない。
1 コンバイン
3 走行部
30 制御部
31 ジャイロセンサ
32 方位センサ
37 GPS衛星
47 直進ポンプ用作動手段
48 直進モータ用作動手段
49 旋回ポンプ作動手段
124 モード切替スイッチ

Claims (3)

  1. GPS衛星から送信される電波を受信して機体の位置を算出するGPS位置算出手段と、
    走行部における変速可能な直進作動手段及び左右の駆動を変更可能な旋回作動手段を制御する制御部と、を備え、
    前記機体の位置に基づいて設定経路に沿って走行するように前記直進作動手段及び旋回作動手段を制御して自律走行可能とする自律モードと、
    変速操作手段及び操向操作手段の人為的操作に応じて前記直進作動手段及び旋回作動手段を作動させて手動走行を可能とする手動モードと、を備える走行車両において、
    前記制御部には、自律モードと手動モードを切り替えるモード切替手段が接続され、
    前記制御部は、
    前記モード切替手段が手動モードから自律モードに切り替えられ、かつ、前記変速操作手段が中立または操向操作手段が直進状態である場合、前記直進作動手段を中立かつ旋回作動手段を直進位置に制御して、自律走行させる
    ことを特徴とする走行車両。
  2. 前記制御部は、
    前記モード切替手段が自律モードから手動モードに切り替えられ、かつ、前記変速操作手段が中立または操向操作手段が直進状態である場合、前記直進作動手段を中立かつ旋回作動手段を直進位置に制御して、手動走行させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の走行車両。
  3. 前記制御部は、
    前記モード切替手段が手動モードか自律モードのどちらに切り替えられているかの判断を、エンジン回転数が設定回転数以上であるかを判断した後に行う
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の走行車両。
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