JP5978941B2 - 接合体の製造方法およびその製造装置 - Google Patents
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Description
本発明は接合体の製造方法およびその製造装置に関する。
自動車を構成する車両部品は、鋳造や鍛造、または溶接など様々な方法によって製造されている。例えば、車両部品のひとつであるステアリングメンバー(ステアリングサポートメンバーと称されることもある)は、パイプ状の部材に、ステアリング支持部材やハーネス取り付け金具などさまざまな部品が取り付けられている。
このようなステアリングメンバーへの各部品の取り付けは、主に溶接により行われている、このため、ステアリングメンバーに対して、設計どおりの位置に各部品が取り付けられるように、各部品を専用の組付治具によって固定して溶接を行っている(たとえば、特許文献1)。
しかしながら、治具により各部品を固定して溶接する場合、部品の配置が変更になったり、部品形状が変更になったりした場合に、その部品を保持する治具の位置を変更したり、治具そのものの形状を変えるために治具を交換するなどの手間がかかる。
そこで本発明の目的は、ステアリングメンバーなどの車両部品に接合される部品の位置や部品そのものの変更に柔軟に対応することができる接合体の製造方法および製造装置を提供することである。
上記目的を達成するための本発明の接合体の製造方法は、下記の各段階を有する。第1部材に対して接合される第2部材を、あらかじめ教示された教示データにしたがってロボットを動作させて保持位置に保持し、カメラにより撮影して画像を得る(段階(a))。基準となる第1部材と第2部材との接合位置をカメラにより撮影した基準画像と上記画像とを比較する(段階(b))。比較結果に基づいて基準画像における接合位置に対する第2部材の保持位置のずれ量を求める(段階(c))。段階(c)において求めたずれ量に基づいて、第2部材の位置をずれ量が小さくなるように補正するための第2部材の保持位置の補正量を求める(段階(d))。段階(d)による第2部材の保持位置の補正量にしたがって第2部材の位置を保持位置から補正した後、第1部材に対して第2部材を接合して接合体を形成する(段階(e))。
また、上記目的を達成するための本発明の接合体の製造装置は、第1部材を保持する第1ロボットと、第1部材の所定位置に第2部材を保持する第2ロボットと、第2ロボットにより保持されている第2部材を第1部材に接合する第3ロボットと、第1部材に対する第2部材の保持位置または基準となる第1部材と第2部材との接合位置を撮影するカメラと、を有する。また、接合体の製造装置は、基準となる第1部材と第2部材との接合位置をカメラにより撮影した基準画像と、第1部材に対して接合される第2部材をあらかじめ教示された教示データにしたがって第2ロボットを動作させて保持位置において保持しカメラにより撮影した画像とを比較して、第2ロボットによる第2部材の保持位置の補正を行う制御手段を有する。
本発明によれば、第1部材に接合される第2部材を保持位置において保持して接合前に撮影した画像と基準画像とを比較し、比較結果に基づいて第2部材の保持位置のずれ量を求め、当該ずれ量に基づいて第2部材の保持位置の補正量を求め、当該補正量にしたがって第2部材の位置を補正し、接合を行っている。このため、人手による実測は1回ですみ、後は第2部材の撮影と画像処理だけで部品の位置補正量が得られ、正確な部品取り付けを行うことができるようになる。したがって、部品位置の変更や部品そのものの変更に容易にかつ柔軟に対応することができる。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面における各部材の大きさや比率は説明の都合上誇張されており、実際の大きさや比率とは異なる。
図1は、本発明を適用した実施形態における接合体の製造装置の構成を説明するための概略鳥瞰図である。
ステアリングメンバーなどの接合体の製造装置は、2台のロボット(ハンドロボット1および溶接ロボット2)とワークであるステアリングメンバー母材100を支える支持具51および52を有する。また、各部の動作を制御するための制御装置5を備えている。なお、本実施形態では支持具51、52が第1ロボットに相当する。また、本実施形態では車両部品の一例としてステアリングメンバーを例に挙げて説明するが、接合体はステアリングメンバーに限定されない。また、本実施形態ではステアリングメンバーを構成する部品同士の接合方法として溶接を例に挙げて説明する。
2台のロボットは、ハンドを持つロボット(ここではハンドロボット1(第2ロボットに相当)と云う)と溶接ロボット2(第3ロボットに相当)である。2台のロボットは、共に教示された所定の動作を行う多軸ロボットである。
ハンドロボット1は、そのアーム先端にハンド11が取り付けられている。そしてこのハンドロボット1は、ハンド11により部品を所定の方向に掴み、ステアリングメンバー母材100に対して、掴んだ部品を教示された位置に位置決めして保持する。部品は部品テーブル150上に置かれていて、この部品テーブル150からハンドロボット1が部品を掴み出してステアリングメンバー母材100上の所定位置に位置決めし、保持する。なお、部品テーブル150への部品の搬入は、図示しない他のロボットや搬送コンベアなどによって搬送されてくる。また、部品テーブル150に変えて、搬送コンベアによって流れてくる部品をハンドロボット1が掴むようにしてもよい。
ハンド11近傍には、ハンド11の手先方向を撮影する第1カメラ12が取り付けられている。この第1カメラ12は、ハンド11が部品を取り出す際にその部品を撮影して向きや大きさを把握するために使用する。
また、この工程の作業範囲内には第2カメラ13が設置されている。第2カメラ13は、ハンド11によって掴まれた部品がどのような向きで掴まれているかを確認するためのカメラである。
ハンドロボット1は、部品を部品テーブル150から掴み出した後、第2カメラ13に向かって部品をかざすように動作する。これによってハンド11に掴まれた部品を第2カメラ13が撮影して、画像処理により部品がハンド11にどのような向きや位置で掴まれているかを確認する。そして、ハンドロボット1は、第2カメラ13によって確認された部品の向きや位置から、ステアリングメンバー母材100上に部品を位置決めして保持することができるように部品の向きを補正する。これにより、ステアリングメンバー母材100は、ステアリングメンバー母材100に対して教示されたとおりの部品位置に位置決めして保持することができる。このようなハンド11によって掴んだ部品の向きを補正する動作は一般的なハンドロボットの動作であるので説明は省略する。
溶接ロボット2は、アーム先端に溶接トーチ21が取り付けられている。溶接トーチ21の先端は、ステアリングメンバー母材100上に位置決めされた部品の位置を基準にして、その部品が溶接できる位置に位置決めされる。このため溶接トーチ21先端の位置は、ハンドロボット1に教示された部品位置を基準として教示されている。ハンドロボット1による部品位置が補正された場合はそれに合わせて溶接トーチ21先端の位置も補正される。なお、溶接は、レーザー溶接を用いてもよい。その場合、溶接トーチ21に代えて、レーザー射出装置がロボットアーム先端に取り付けられることになる。
さらに、溶接ロボット2のアーム先端、ここでは溶接トーチ21が取り付けられている溶接トーチ21根元部分近傍に、第3カメラ22が取り付けられている。この第3カメラは、ハンド11によって位置決め保持されている部品を撮影する。そして撮影された画像から部品の位置(および/または傾き)を計測するために使用される。このため第3カメラ22は、撮影された画像内における物体の大きさや物体間の距離を計測する機能を有する(ここでは画像内距離測定機能という)。このような画像内距離測定機能としては、たとえば、あらかじめ画像内で距離を割り出すための基準となる物(基準スケール)を撮影して、その基準スケールの実物の大きさと画像内での大きさとの対応関係を求めておく。そして記憶した基準スケールにおける実物と画像との対応関係を用いて、計測するために撮影した物体の画像内での大きさや物体間の距離および傾きなどを求める。このような画像内距離計測機能は周知のものを用いればよく特に限定されない。
また、第3カメラ22は、第3カメラ22の現在位置から撮影物までの距離を測る測距機能を備えていてもよい。測距機能としては、第3カメラの焦点合わせに用いるパッシブ型測距、レーザー光や超音波を用いるアクティブ型測距機能などを用いることができる。この測距機能も周知のものを用いればよく特に限定されない。このような測距機能と画像内距離測定機能を用いれば、第3カメラ22によって測定された部品位置が溶接ロボット2の動作座標系内の位置として算出することができる。
なお、画像内距離測定、必要により行われる測距などにおける画像処理およびそれらの算出処理は、制御装置5により行われる。
支持具51および52は、ステアリングメンバー母材100の両端を、その長手方向に移動しないように保持しつつ、ステアリングメンバー母材100を、長手方向を軸として自在に回転させるように支持する。このために支持具51および52は、ステアリングメンバー母材100の両端を保持する。そして、各支持具51、52は、それぞれステアリングメンバー母材100の端部をクランプするクランパー511、521を備えている。このクランパー511、521によりステアリングメンバー母材100の両端部がクランプされるため、ステアリングメンバー母材100が長手方向に移動しないようになっている。また、一方の支持具51には、クランパーを回転させるためのエンコーダー付きサーボモーター(不図示)が備えられている。なお、モーターには、ブレーキが付いていて、モーターの動作時以外は、不用意に回転しないようになっている。そしてエンコーダーからのフィードバックにより回転角(回転量)が得られる。他方の支持具52のクランパーは回転自在となっている。
ステアリングメンバー母材100または後述するように既に取り付けられているサイドブラケットに、回転時の原点を示す母材基準点を設定する。そして支持具51および52にステアリングメンバー母材100をセットするときに、この母材基準点をあらかじめ決められた位置となるように位置合わせする。この母材基準点は、たとえば、ステアリングメンバー母材100やサイドブラケットに設けられているねじ穴や、既に取り付けられているねじ、あるいは切り欠きなどを使用するとよい。もちろん明確な基準点として別途切り欠きやマークなどを設けておいてもよい。
ステアリングメンバー母材100が支持具51および52にセットしたときの長手方向の位置は、クランパーがステアリングメンバー母材100のサイドブラケットをクランプすることで、長手方向に規制して長手方向に移動せずに常に適切な位置となるようにしている。このような長手方向の位置は、ステアリングメンバー母材100の長さの違いに応じて、支持具51および52上でステアリングメンバー母材100を移動させることで制御する。
なお、クランパー自体がモーターなどの動力源を持たず、単に長手方向の移動を規制して回転自在となっていて、別途ローラーなどによってステアリングメンバー母材100を回転させるようにしてもよい。そのほかステアリングメンバー母材100を回転させる機構は、どのようなものであってもよく、クランパーやローラーなどに限定されない。ステアリングメンバー母材100を支持する支持具51、52は、ステアリングメンバー母材100の回転等を自律的に行う構成となっており、上記構成以外にもハンドロボット1や溶接ロボット2のように多関節のアームを有するロボットであってもよい。
ステアリングメンバー母材100は、パイプ状の部材であり、通常は鋼管である。そして、本工程の前の段階で、鋼管の両端部にステアリングメンバーを車両に取り付けるための金具であるサイドブラケットが取り付けられている。したがって、クランパーは、このサイドブラケットをクランプする。
なお、本明細書においてステアリングメンバー母材とは、この工程で部品を取り付ける前の状態のステアリングメンバーを意味し、他の部品が既に取り付けられている場合も含む。
制御装置5は、ハンドロボット1および溶接ロボット2の動作制御、支持具51および52によるステアリングメンバー母材100の回転位置の制御を行っている。また、制御装置5は第2カメラ13により撮影された画像からハンド11が掴んだ部品の位置補正、第3カメラ22が撮影した物体(ここでは部品)の画像からの物体同士の距離の算出などを行うための画像処理機能を備えている。
制御装置5によるハンドロボット1の制御は、所定の動作を行うようにあらかじめ教示されたデータ(教示データ)を再生することにより行われる。溶接ロボット2の制御も同様に、所定の動作を行うようにあらかじめ教示された教示データを再生することにより行っている。なお、このようなロボットの動作制御は、各ロボットに設けられたロボット制御装置により行うようにしてもよい。その場合、ハンドロボット1および溶接ロボット2が共同して作業を行う場面(溶接実行動作など)では、いずれか一方のロボット制御装置から他方のロボット制御装置に対して信号を出して協調動作するようにしてもよい。この場合、たとえば、ハンドロボット1側のロボット制御装置が、ステアリングメンバー母材100上に部品を位置決め動作した後、溶接ロボット2に対して溶接動作開始の信号を出力する。そして溶接開始の信号を受け取ったロボットのロボット制御装置が溶接ロボット2による溶接動作を開始する。
制御装置5による画像処理機能の一つは、第2カメラ13で撮影した画像からハンド11によって把持されている部品の向きや位置を計測することである。また、他の一つは第3カメラ22で撮影した画像内における物体同士の距離の計測である。ここで第1カメラ12により撮影された部品取り出し時における部品の向きや大きさの判断はハンドロボット1固有の制御装置(不図示)が行っていて、それに基づいてハンドロボット11が部品を取り出している。このような取り出し動作は、近年のロボット動作として周知のことであるので説明は省略する。
なお、図においては、制御装置5をこの工程の作業範囲内に配置したが、各ロボットや支持具51および52の制御を行えるようになっていればどこにあってもよい。なお、制御装置5と各ロボット、各カメラおよび支持具51との間は、それぞれ信号ケーブルにより接続されているが、図においては省略した。
以上のように構成されたステアリングメンバー製造装置によるステアリングメンバーの製造手順を説明する。
図2および図3はステアリングメンバーの製造方法の手順を説明するためのフローチャートである。
まず、シミュレーション装置により、ロボットの教示データを作成する(S1)。このとき作成する教示データは、ハンドロボット1および溶接ロボット2の動作と、ステアリングメンバー母材100の回転動作である。
教示内容は下記のとおりである。
(1)ハンドロボット1の教示内容は、部品を部品テーブル150上で認識して掴み、第2カメラ13で部品を撮影させ、その位置および向きを確認、補正して、部品をあらかじめ決められたステアリングメンバー母材100上の所定位置に位置決めして保持すること。溶接ロボット2からの溶接終了の信号を受けて、次の部品を取りに行くこと。この動作を最後の部品が取り付けられるまで行う。最後の部品の場合はロボットの原点へ戻る。位置決め保持するときの位置は、部品上にあらかじめ決められた部品基準点により行う。部品基準点はたとえば、部品のエッジや、あらかじめ設けられている基準穴などである。
(2)溶接ロボット2の教示内容は、ハンドロボット1による部品の位置決め完了の信号を受けた後、第3カメラ22によるその部品の撮影動作すること。その後部品位置まで溶接トーチ21を移動させて溶接することである。
(3)ステアリングメンバー母材100の回転の教示内容は、ハンドロボット1が掴んだ部品ごとに、その部品が取り付けやすい向きとなるように、ステアリングメンバー母材100を回転させるものである。
以上の教示内容は、制御装置5から全体を動かすための制御信号によって、それぞれのロボット及び支持具を連携して動作させている。一度支持具51および52にセットしたステアリングメンバー母材100に対しては、取り付け可能な複数の部品のそれぞれについて位置決め動作および溶接動作を行うことになる。
このようなミュレーションによるロボット動作の教示が終了したなら、教示データを実機ロボットにロードして、実際のロボットにより部品の取り付けおよび教示データの補正を行う。
実機による動作では、まず、教示データにより実機を動かして第1の試作品を作製する。これには実際にステアリングメンバー母材100(この段階のステアリングメンバー母材100を第1のステアリングメンバー母材という)に部品を位置決めして保持する(S2)。続いて、位置決めされた部品を溶接する(S3)。第1のステアリングメンバー母材に対して複数の部品を取り付ける場合には、それら複数の部品全てを溶接する。
溶接後、溶接された部品の位置を計測する(S4)。この計測は、人手によって行う。計測結果は記録しておく。これにより第1試作品が完成する。複数の部品がある場合それら全てについて実測し、各部品ごとに実測値を記録する。この記録は人手により行うものであるため、制御装置5外のコンピュータへの記憶や、工程管理記録(紙の台帳など)などであってもよい。
その後、第3カメラ22により溶接した部品を撮影して、撮影した画像を制御装置5内に記憶する(S5)。この記憶させた画像を基準画像という。この基準画像内の部品の位置(基準となる第1部材と第2部材との接合位置に相当)と、後の試作において撮影した画像内の部品位置を比較することで、画像によって部品の位置の違いを割り出すことができる。
この基準画像における部品位置を0(ゼロ)点とする。そして、ステアリングメンバー母材100の基準端(後述図5におけるサイドブラケット101側)へずれる方向を−(マイナス)のずれ、基準端と反対側(後述図5におけるサイドブラケット102側)へずれる方向を+(プラス)のずれとする。複数の部品がある場合それら全ての部品ごとに基準画像を作成することになる。
ここで、動作の流れを説明するために試作品の一例を説明する。図5は、試作品の一例を説明するための概略図である。
図示するように、ステアリングメンバー母材100は、その両端にサイドブラケット101および102が取り付けられている。試作においては、ステアリングメンバー母材100にS1〜5の手順によって、部品200を溶接する。部品200の取り付け位置は、設計値として基準端側のサイドブラケット101から400mm離れているものとする。このような取り付け位置に部品200を溶接して基準画像を撮影する。このときの画像内における部品位置を0(ゼロ)点とする。そして基準端側のサイドブラケット101から部品基準点までの距離を実測する。ここでは実測結果が、401.5mmであったとする。この場合、設計値に対して+1.5mmずれて溶接されていることになる。ただし、基準画像内では、このずれて溶接された状態の部品位置が0点である。
なお、ここでは部品位置のずれとして、ステアリングメンバーの長手方向に対するずれ量のみを例として説明した。しかしながら部品位置のずれは、長手方向だけでなく、ステアリングメンバーの周方向(長手方向に直交する方向)、部品200の取り付け角度(傾き)なども含めて実測および画像処理により計測する。これら周方向および部品角度についても長手方向と同様に行えばよいので説明は省略する。以降の各段階においても同様である。
ステアリングメンバーの製造手順の説明に戻る。
第1試作品の実測が終了したなら、第1試作品は支持具51および52から外して、第2試作品ための第2のステアリングメンバー母材(第1部材に相当)を支持具51および52にセットする(S6)。このとき第2のステアリングメンバー母材の母材基準点を合わせる。また、長手方向にはクランパーによってサイドブラケットがクランプされることで第1試作品のときと同じ位置となっている。
続いて、ハンドロボット1によって第1試作品と同じ部品200(第2部材に相当)を同じように取り付けるために、教示データによりハンドロボット1を動作させて第2のステアリングメンバー母材に対して位置決めし、その位置で保持する(S7)。
そして、その状態を第3カメラ22により撮影する(S8)。つまり、部品の位置補正をしていない状態で保持されている部品を撮影するのである。そして撮影した画像と基準画像とを比較して、部品200の位置のずれ量を求める(S9)。この手順は、制御装置5により行う。このときの第3カメラ22の位置は、第1試作品を撮影したときと同じ位置である。第1試作品を撮影した段階は、溶接後であるがここでの撮影は溶接前である。
S9における部品200の位置のずれ量の算出は、S8で撮影した画像内の部品位置と基準画像内の部品位置との比較により、画像内における部品位置のずれ量を求める。これを実寸(すなわち「mm」単位)に換算する場合は、前述したように基準スケールによって得られた実物の大きさと画像内の距離(ここではずれ量)との対応関係から求めればよい。
S9において、たとえば、基準画像での部品位置に対して1.9mm基準端側へずれていたとする。この場合は、基準画像における0点から−1.9mmずれているということになる。
続いて、S8で撮影した画像と、基準画像、およびS9で求めた画像内でのずれ量から、部品取り付け位置を正しい位置(設計値)にするための部品保持位置の補正量を求める(S10)。
これには、部品保持位置の補正量=0−S4の実測値−設計値+S8の画像内でのずれ量、により求める(式中の0は基準画像内の部品位置である0点のことである)。
先に説明した例では、第1試作品のときに、溶接後の実測値で+1.5mmのずれがあり、S8において溶接前の画像上で−1.9mmずれている。したがって、部品保持位置の補正量=0−400(設計値)−401.5(実測値)+(−1.9)=+0.4となる。
この+0.4が、部品200を保持している状態でのずれと、溶接によるずれを合わせて補正する値となる。
このS10で得られた部品保持位置の補正量分だけ部品位置を移動させるためのハンドロボット1の移動量を制御装置5に入力して部品位置を補正する(S11)。部品保持位置の補正量は、上記の例では+0.4mmだけ部品の位置が補正される値となる。したがってハンドロボット1に対して、掴んでいる部品200の位置を+0.4mm(基準端の反対側方向に0.4mm)ずらすように教示データを補正する。この段階では、部品200を掴みなおすものではないので、そのままハンドロボット1のハンド11先端を基準端の反対側方向に0.4mm移動すればよい。
ハンドロボット1による部品位置の補正(部品200の移動)後、溶接ロボット2により部品200を溶接する(S12)。なお、溶接ロボット2側の位置も上記S11と同じように補正しておく。これにより第2試作品(接合体に相当)ができあがる。
その後、第3カメラ22の位置を、基準画像を撮影したときの位置に戻して溶接後の部品200を第1カメラ12により撮影する(S13)。これは、S12において溶接のために溶接ロボット2を動かすため、第3カメラ22の位置がその時点で変わっているので、これを基準画像撮影時に位置に戻すのである。つまり、S11におけるロボットの位置補正量分だけ、補正前の位置に戻して撮影するのである。なおこの段階では、部品200は溶接されているためハンド11は開放して部品を離してもよい。
ここでS13により第3カメラ22の位置を補正量だけ戻すのは、後述するS14における確認作業の際に第1カメラ12の位置が変わってしまうと撮影された画像内における部品200と基準画像内の部品をそのまま比較することができないからである。なお、このような第3カメラ22の位置を変更せずに、そのまま撮影して、画像処理によってロボットの位置補正量分だけ画像内の部品位置を修正してもよい。
その後、S13で撮影した画像と基準画像とを比較して、溶接後の部品位置があらかじめ決められた位置(設計値)に対して許容範囲内の位置に溶接されているかどうかを確認する(S14)。
上述した例では、S14の段階で基準画像に対し、S13で撮影された画像内の部品位置が−1.5mmずれていれば、設計どおりの位置に部品200が溶接されているということになる。つまり、第1試作品において、実測値が401.5mmであるときに撮影した基準画像上の部品位置を0点としたのであるから、そのときの部品位置は正しい位置(設計値400.0mm)から+1.5mmずれていたのである。そして、S13において基準画像撮影時と同じ位置から撮影して、部品位置が基準画像の部品位置から−1.5mmずれていれば、この段階では、実際の部品200は401.5mmから−1.5mmずれて溶接されているということである。それはすなわち設計値400.0mmに部品200があるということになる。
S14で、溶接後できあがった第2試作品の部品200の位置が設計値に対して許容範囲内であれば、品質良好なものと判断する(S14:YES)。そしてS11で得られた部品保持位置の補正量により補正した教示データを最終的なハンドロボット1および溶接ロボット2の教示データとして制御装置5に記憶する(S15:教示データ更新)。さらに、再び第1カメラ12をロボットの位置補正した位置に戻して、溶接後の部品200を撮影して、これを製造時に使用する製造時基準画像として制御装置5内に記憶する(S16)。複数の部品がある場合は、一つひとつの部品ごとにS7〜S16までを繰り返すことになる。そして処理を終了する。
S15で更新した教示データは、量産製造に用いることになる。S15では、教示データそのものをS10の補正量が含まれた教示データとなるように変更して更新してもよい。これに代えて、各部品取り付け位置において最初の教示データによる部品位置を補正する補正量を教示データと共に記憶し、各部品の取り付けごとにこの補正量により最初の教示データによる部品位置を補正するようなデータを付加するものであってもよい。
一方、S14において品質不良となった場合(S14:NO)、S13の画像内におけるずれ量からS8と同様にしてロボットの補正量を求める(S21)。そして、新たにサイドメンバー母材を支持具51および52にセットする(S22)。S21で求めた補正量によりハンドロボット1の位置を補正して、溶接する(S23)。その後、S13に戻り、以降の手順を、最終的にS14で良品となるまで継続することになる。
以後、量産製造においては上記手順で得られた教示データおよび製造時基準画像を用いてステアリングメンバーを製造することができる。
図4は、得られた教示データおよび製造時基準画像を用いてステアリングメンバーを量産製造する際の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、ステアリングメンバー母材を支持具にセットし(S101)、ハンドロボット1により教示データに従い部品を位置決めして、溶接する(S102)。このときのハンドロボット1による部品の位置決め動作は、前述したように部品の保持位置の補正を行った教示データである。そして、第3カメラ22により部品を撮影し(S103)、その部品位置をS16で記憶した製造時基準画像と比較して(S104)、そのずれ量が許容範囲内であれば(S105:YES)、部品の取り付け品質は良好なものとして払い出せばよい(S106)。S105でずれ量が許容範囲内でなければ不良となる(S107)。
この良否の判断は制御装置5(制御手段)によって行われる。ここで許容範囲とは、出来上がりのステアリングメンバーとして各部品200がどの程度ずれていてもよいかを定めた、いわば製品の管理基準となるものである。したがって、この許容範囲は製造するステアリングメンバーごとに適宜設定されるものである。
なお、このような第3カメラ22を用いた確認作業を行わずに量産製造することもできる。これは、前述したようにハンドロボット1による部品の位置決め動作が、溶接後の部品位置として設計上の位置となるように補正されているため、そのように補正された教示データを用いることで確実に部品の取り付けができるようになるためである。このように量産製造時において第3カメラによる確認を行わない場合は、第3カメラは取り外して、撮影動作(撮影に伴う溶接ロボットの動作)は行わなくてよい。特に量産ラインにおいては、製品の製造と製造された製品の検査を分けているところがある。このため製造と検査を分けている場合には、第3カメラによる確認動作は不要となる。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)第1のステアリングメンバー母材に部品を溶接したときの部品位置を実測し、それをカメラ(第3カメラ)で撮影した画像を基準画像として、その後第2のステアリングメンバー母材に部品を位置決めして溶接前に撮影を行い、これらの画像を比較することで部品位置のずれ量を補正するための補正量を求めた。このため、人手による実測は1回ですみ、後は部品の撮影と画像処理だけで部品位置を正しい位置に溶接するための位置補正量が得られ、正確な部品取り付けを行うことができるようになる。
したがって、従来のように、部品一つひとつに対応した部品を固定するための固定治具が必要ではなくなる。このため従来のように、部品位置の変更や部品そのものを変更するたびにそれに対応する治具も変更しなければならない場合と比較して、これら部品の位置や部品そのものの変更に容易にかつ柔軟に対応することができる。
(2)上記補正量に基づいて部品の位置を補正して溶接したものを撮影した画像と基準画像とを比較して、ステアリングメンバー母材100と部品200との接合位置が設定された許容範囲内の位置であるか確認する。部品200の位置が許容範囲内の位置であると確認された場合には、図2のS10で求めた補正量によって部品200が設定した位置になるように教示データを補正している。
そのため、教示データは、溶接した部品200の画像データと基準画像との比較結果に基づいて補正することができ、作業者が手動で補正する必要はない。よって、作業性が向上し、生産性を効率化することができる。
(3)第1試作品で溶接後に撮影する基準画像の撮影と、第2試作品の溶接前の撮影を同じカメラ位置で行うこととした。これにより、両者の画像を比較するだけで、それぞれの部品の位置ずれを容易に検出することができる。
(4)第2試作品で、部品の溶接後に接合位置が許容範囲内であると確認されたときの画像を製造時基準画像として制御装置5に記憶し、以後の製造においては、この製造時基準画像と、実際に製造された溶接後の部品を撮影した画像を比較することとした。このため、製造時においても画像の確認だけで、溶接された部品が正しい位置にあるか否かを容易に判断することができる。
(5)ハンドロボット1によって部品200の位置補正が行われた場合には、それに合わせてステアリングメンバー母材100と部品200とを溶接する溶接トーチ21先端の位置も補正するように教示データを補正している。そのため、ステアリングメンバーの構成部品の位置が変更されても、それによりステアリングメンバーの構成部品同士の溶接位置がずれる、といった事態は発生しない。よって、構成部品同士の溶接位置も設定した位置において行うことができ、ステアリングメンバーの各構成部品の溶接位置の精度を良好なものとすることができる。
(6)部品取り付け前のステアリングメンバー母材を支持具により支持して、このステアリングメンバー母材の所定位置に部品をハンドロボットが保持し、その部品をステアリングメンバー母材に溶接ロボットによって溶接する。そして制御手段が、カメラにより設計どおりの位置に溶接された部品の接合位置を撮影した基準画像と、部品の保持位置においてカメラにより撮影した画像とを比較して、溶接前の部品位置の補正を行うように構成している。これにより、基準画像を用意しておけば、後は、カメラによる溶接後の部品の撮影だけで、部品を許容範囲内の位置へ移動させる補正量を求めることができる。したがって、ハンドロボットによって、ステアリングメンバーの構成部品を精度よく位置決めして溶接することができ、従来のように、個々の部品を取り付け位置で固定しておく治具は不要になる。よって、部品位置の変更や部品そのものを変更に容易にかつ柔軟に対応することができる。
(7)本実施形態に係る接合体の製造装置または製造方法をステアリングメンバーに使用する際においても、ステアリングメンバー母材100と部品200とを溶接した部品の実測は一回ですみ、その後の測定は撮影と画像処理でまかなうことができる。よって、ステアリングメンバー母材100に溶接される部品位置の変更や部品そのものの変更に容易かつ柔軟に対応することができる。
(8)本実施形態では、ステアリングメンバー母材100と部品200との接合を溶接によって行っているため、両者の接合を簡易かつ迅速に行うことができ、量産時に要求される生産能力の要請にも対応できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されるものではない。
上述した実施形態では第1試作品での基準画像の撮影と、第2試作品での撮影の際に第3カメラ22の位置を同じ位置にしてから撮影している。これは、各画像をそのまま比較して部品200の位置のずれを求めているからである。したがって、この第3カメラ22により撮影する各段階は、部品位置のずれを求めることができれば、第3カメラ22の位置は同じでなくてもよい。たとえば、部品200の画像を撮影するときに第3カメラ22によって撮影した画像内において、部品200と共に映っている他の部材を基準として(画像内基準点という)、画像内基準点と部品200の基準点との距離を求めるようにしてもよい。この場合画像内基準点は、画像内において移動せず、部品200の基準点との距離が求めやすいものであればどのようなものでもよい。たとえば、ステアリングメンバー母材100に設けられている基準点、既に取り付けられているサイドブラケット、ステアリングメンバー母材100上のねじ穴、その他の既に取り付けられている部品200やマークなどである。
このようなステアリングメンバー母材100上の物体やマークを画像内基準点とすれば、部品取り付けのたびに第3カメラ22の位置が異なって画像内における部品200の写っている位置が変わっても、画像内基準点に対する部品200の距離が変化するものではない。したがって、このような画像内基準点に対する部品200の距離を求めて、その距離を基準画像の距離やロボットの位置補正量を求めるために用いることで、第3カメラ22の位置を各段階で同じ位置にする必要がなくなる。なお、より正確に取り付ける部品200の位置を求めるためには画像内基準点を複数設定して(いずれも画像内では移動しない)、それら同士の画像内の距離と、取り付ける部品200の基準点との距離を比較するようにしてもよい。また、このような画像内に基準点を設定することで、第1試作品での基準画像の撮影と、第2試作品で撮影を異なるカメラで行うことも可能である。
また、上述した実施形態では、第3カメラ22を溶接ロボット2に取り付けることとしたが、これに代えて、取り付けた部品200を撮影することができる位置に固定されたカメラを設けてもよい。固定カメラとすることで第1試作品の溶接後の基準画像の撮影と、第2試作品製造時に部品200を保持している段階で撮影した画像を比較する際にカメラを同じ位置に移動するための動作が不要になる。
また、上述した実施形態では、最初にロボットや支持具を動作させる教示データを作成するためにシミュレーション装置を用いたが、これに代えて全て実機による教示動作としてもよい。
(他の実施形態)
上述した実施形態では、ロボットの教示データの作成(S1)、第1ステアリングメンバー母材のセット及び部品の位置決め(S2)、位置決めされた部品の溶接(S3)、部品の位置の実測(S4)、基準画像の記憶(S5)、第2ステアリングメンバー母材のセット(S6)、部品の位置決め及び保持(S7)、部品の撮影(S8)、部品のずれ量の算出(S9)、部品の補正量の算出(S10)、部品位置の補正(S11)、溶接(S12)、溶接後の部品撮影(S13)、撮影画像と基準画像との比較(S14)、教示データの更新(S15)、及び製造時基準画像の記憶(S16)までの工程を行った。
上述した実施形態では、ロボットの教示データの作成(S1)、第1ステアリングメンバー母材のセット及び部品の位置決め(S2)、位置決めされた部品の溶接(S3)、部品の位置の実測(S4)、基準画像の記憶(S5)、第2ステアリングメンバー母材のセット(S6)、部品の位置決め及び保持(S7)、部品の撮影(S8)、部品のずれ量の算出(S9)、部品の補正量の算出(S10)、部品位置の補正(S11)、溶接(S12)、溶接後の部品撮影(S13)、撮影画像と基準画像との比較(S14)、教示データの更新(S15)、及び製造時基準画像の記憶(S16)までの工程を行った。
しかし、本発明は上記実施形態に限定されず、教示データの更新は行わなくてもよい。つまり、ロボットの教示データの作成(S1)から第2ステアリングメンバー母材に部品を溶接する工程までを行い(S12)、その後新たなステアリングメンバー母材のセット(S6)から、部品の位置決め及び保持(S7)、部品の撮影(S8)、部品のずれ量の算出(S9)、部品の補正量の算出(S10)、部品位置の補正(S11)、溶接(S12)までの工程を繰り返してもよい。また、ロボットの教示データの作成(S1)から基準画像の記憶(S5)までの工程は予め行っておいてもよい。
また、上記実施形態及び他の実施形態では、ステアリングメンバーを製造する実施形態について説明したが、本発明を適用する対象はステアリングメンバーに限定されない。また、接合方法は溶接に限定されず、ボルトなどによる締結や接着剤などによる接着であってもよい。また、上記実施形態では第1試作品を製造する際にステアリングメンバー母材100に部品200を溶接すると記載したが、溶接の方法はいわゆる仮留めのような暫定的な接合であってもよい。
そのほか、本発明は特許請求の範囲に記載された構成に基づきさまざまな改変が可能であり、それらについても本発明の範疇であることは言うまでもない。
1 ハンドロボット、
2 溶接ロボット、
5 制御装置、
11 ハンド、
12 第1カメラ、
13 第2カメラ、
21 溶接トーチ、
22 第3カメラ、
51、52 支持具、
100 ステアリングメンバー母材、
150 部品テーブル、
200 部品。
2 溶接ロボット、
5 制御装置、
11 ハンド、
12 第1カメラ、
13 第2カメラ、
21 溶接トーチ、
22 第3カメラ、
51、52 支持具、
100 ステアリングメンバー母材、
150 部品テーブル、
200 部品。
Claims (10)
- 第1部材に対して接合される第2部材を、あらかじめ教示された教示データにしたがってロボットを動作させて保持位置に保持した後、前記第1部材に対して前記第2部材を接合して接合体とする接合体の製造方法において、
前記第1部材に対して接合される前記第2部材を、前記教示データにしたがってロボットを動作させて前記保持位置において保持し、前記カメラにより撮影して画像を得る段階(a)と、
基準となる第1部材と第2部材との接合位置をカメラにより撮影した基準画像と前記画像とを比較する段階(b)と、
比較結果に基づいて前記基準画像における前記接合位置に対する前記第2部材の前記保持位置のずれ量を求める段階(c)と、
前記段階(c)において求めた前記ずれ量に基づいて、前記第2部材の位置を前記ずれ量が小さくなるように補正するための前記第2部材の前記保持位置の補正量を求める段階(d)と、
前記段階(d)による前記第2部材の前記保持位置の前記補正量にしたがって前記第2部材の位置を前記保持位置から補正した後、前記第1部材に対して前記第2部材を接合して前記接合体を形成する段階(e)と、
を有することを特徴とする接合体の製造方法。 - 前記段階(e)による接合後の前記第1部材と前記第2部材との接合位置を前記カメラにより撮影し、当該撮影した画像と前記基準画像とを比較して、接合後の前記第1部材と前記第2部材との前記接合位置があらかじめ決められた許容範囲内の位置であるかどうかを確認する段階(f)と、
前記段階(f)で接合後の前記第1部材と前記第2部材との前記接合位置が前記許容範囲内の位置であると確認された場合に前記段階(d)で求めた前記第2部材の前記保持位置の前記補正量による前記第2部材の位置となるように前記ロボットの前記教示データを補正する段階(g)と、
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の接合体の製造方法。 - 前記段階(a)では、前記基準となる第1部材と第2部材との前記接合位置と同じ位置から撮影し、前記段階(b)において両方の画像を比較し、前記段階(c)において前記比較結果に基づいて前記第2部材の前記保持位置の前記ずれ量を求めることを特徴とする請求項1または2に記載の接合体の製造方法。
- 前記段階(g)の後、
前記段階(f)で接合後の前記第1部材と前記第2部材との前記接合位置が前記許容範囲内の位置であると確認された場合に前記接合後の前記第1部材と前記第2部材との前記接合位置を撮影して製造時基準画像として記憶する段階(h)と、
他の前記第1部材に他の前記第2部材を接合するごとに、当該接合した前記他の第1部材と前記他の第2部材との接合位置を撮影して、当該撮影した画像内の前記他の第1部材と前記他の第2部材との前記接合位置と前記製造時基準画像内の前記第1部材と前記第2部材との前記接合位置とを比較することで、当該接合した前記他の第2部材の位置の良不良を判断する段階(i)と、
をさらに有することを特徴とする請求項2または3に記載の接合体の製造方法。 - 前記段階(e)において前記第2部材の位置が補正された際には、前記第2部材の位置補正に合わせて、前記第1部材と前記第2部材とを接合するロボットの接合位置を教示する教示データを補正することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の接合体の製造方法。
- 前記第1部材は、ステアリングメンバーを構成する長尺状のステアリングメンバー母材であり、前記第2部材は前記ステアリングメンバー母材に接合される部品であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の接合体の製造方法。
- 前記接合体を形成する際の接合は、溶接によって行われることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の接合体の製造方法。
- 第1部材に対して接合される第2部材を保持位置において保持した後、前記第1部材に対して前記第2部材を接合して接合体とする接合体の製造装置において、
前期第1部材を保持する第1ロボットと、
前記第1部材の所定位置に前記第2部材を保持する第2ロボットと、
前記第2ロボットにより保持されている前記第2部材を前記第1部材に接合する第3ロボットと、
前記第1部材に対する前記第2部材の前記保持位置または基準となる第1部材と第2部材との接合位置を撮影するカメラと、
前記基準となる第1部材と第2部材との前記接合位置を前記カメラにより撮影した基準画像と、前記第1部材に対して接合される前記第2部材をあらかじめ教示された教示データにしたがって前記第2ロボットを動作させて前記保持位置において保持し前記カメラにより撮影した画像とを比較して、前記第2ロボットによる前記第2部材の前記保持位置の補正を行う制御手段と、
を有することを特徴とする接合体の製造装置。 - 前記第1部材は、ステアリングメンバーを構成する長尺状のステアリングメンバー母材であり、前記第2部材は前記ステアリングメンバー母材に接合される部品であることを特徴とする請求項8に記載の接合体の製造装置。
- 前記接合体を形成する際の接合は、溶接によって行われることを特徴とする請求項8または9に記載の接合体の製造装置。
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