JP6314506B2 - 車両部品の製造装置及び製造方法 - Google Patents

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Description

本発明はステアリングメンバなどの車両部品の製造装置及び製造方法に関する。
自動車は何万点にもおよぶ部品をボルト締結、接着、または溶接などによって接合し、組み立てることで製造される。例えば、車室前部に配置されるステアリングメンバについても特許文献1に記載されているようにステアリングコラムやサイドブラケットなどの数種類の部品が溶接されてダッシュパネルに取り付けられる。
特開2000−219171号公報
ステアリングメンバには、左右両端部にサイドブラケット、長手方向中央付近に左右のオーディオブラケット、その他にもステアリングコラム、インストステイ等、数多くの部品が取り付けられる。周知のように部品を完成させるまでのサイクルタイムは量産段階において高い目標が設定されており、一秒の時間でも短縮させることが課題となっている。このような場合に特許文献1に記載されているような多関節のロボットを使用しても、ロボットのスピードを増加させる程度の調整では所望のサイクルタイムまで時間を短縮させることは難しいという問題がある。
そこで本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、ステアリングメンバなどの棒状部材に部品を取り付ける工程のサイクルタイムを効率化することができる車両部品の製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係る車両部品の製造装置は、被接合部材にN個の接合部材を接合して車両部品を形成する。車両部品の製造装置は、被接合部材を保持する保持部と、接合部材及び被接合部材の把持及び搬送を行う2以上の把持ロボットと、2以上の把持ロボットの動作を制御する制御部と、を有する。制御部は、被接合部材に接合部材を接合する際に各把持ロボットによって接合部材を把持して被接合部材に配置する動作を協調制御し、2以上の把持ロボットの中でも車両部品を搬出する側に最も近い把持ロボット以外の把持ロボットN個目の接合部材を被接合部材に配置させることを特徴とする。
また、本発明に係る車両部品の製造方法は、2以上の把持ロボットを用いて被接合部材にN個の接合部材を接合して車両部品を形成する。当該製造方法では、被接合部材に接合部材を接合する際に、各把持ロボットによって接合部材を把持して被接合部材に配置する動作を協調制御し、把持ロボットの中でも車両部品を搬出する搬出側に位置する把持ロボット以外の把持ロボットにN個目の接合部材を被接合部材に配置させることを特徴とする。
本発明に係る車両部品の製造装置及び製造方法によれば、2以上の把持ロボットが協調制御を行いながら被接合部材に接合部材の接合を行うため、接合作業にかかる時間を短縮することができる。また、N個目の接合部材の被接合部材への配置は、搬出側に最も近い把持ロボット以外の把持ロボットが行う。そのため、N個目の接合部材の配置及び接合の間に搬出側に最も近い把持ロボットを車両部品に接近させて把持の準備をさせることができ、完成した車両部品を速やかに把持して次工程へと搬送することによってサイクルタイムの短縮を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る車両部品の製造装置を示す斜視図である。 同製造装置を示す平面図である。 図3(A)、(B)は同製造装置を構成する固定式のポジショナー(支持具)を示す斜視図及び正面図である。 図4(A)、(B)は同製造装置を構成する可動式のポジショナー(支持具)を示す斜視図及び正面図である。 同製造装置を示すブロック図である。 車両部品の一例であるステアリングメンバを示す斜視図である。 同ステアリングメンバの正面図である。 同ステアリングメンバを示す右側面図である。 図9(A)、(B)は、ステアリングメンバの製造においてポジショナーにサイドブラケットを取り付けた状況を示す斜視図及び平面図である。 図10(A)、(B)は、ステアリングメンバの製造においてサイドブラケットにステアリングメンバ母材を溶接する際を示す斜視図及び平面図である。 図11(A)、(B)は、ステアリングメンバの製造においてステアリングメンバ母材に逆側のサイドブラケットを溶接する際を示す平面図である。 図12(A)、(B)は、ブラケットエアバッグをステアリングメンバ母材に溶接する際を示す斜視図及び平面図である。 図13(A)、(B)は、オーディオブラケットを溶接する際を示す斜視図及び平面図である。 図14(A)、(B)は、オーディオブラケットを溶接する際を示す斜視図及び平面図である。 図15(A)、(B)は、ブラケットインパクトを溶接する際を示す斜視図及び平面図である。 図16(A)、(B)は、インストステイを溶接する際を示す斜視図及び平面図である。 図17(A)〜(D)は、ハンドロボットがステアリングメンバを搬送する際を示す側面図、正面図、平面図、及び斜視図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の記載は特許請求の範囲に記載される技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は本発明の一実施形態に係る車両部品の製造装置を示す斜視図、図2は同製造装置を示す平面図、図3(A)、(B)は同製造装置を構成する固定式のポジショナーを示す斜視図及び正面図である。図4(A)、(B)は同製造装置を構成する可動式のポジショナーを示す斜視図及び正面図、図5は同製造装置を示すブロック図である。図6は車両部品の一例を示すステアリングメンバの斜視図、図7は正面図、図8は右側面図である。
本実施形態に係る車両部品の製造装置は、例えば図6〜8に示すようなステアリングメンバ80を製造する際に使用される。図1〜図5を参照して、本実施形態に係る車両部品の製造装置100は、ポジショナー40a、40b((端部)保持部に相当)と、ロケーター31、32((中間)保持部に相当)と、ハンドロボット10a、10b(把持ロボットに相当)と、溶接ロボット20と、制御部60と、を有する。ハンドロボット10aまたはハンドロボット10bが部品テーブル70から所定の部品を取り出し、ステアリングメンバ母材81(被接合部材に相当)に対して設置し、溶接ロボット20によって溶接する。ステアリングメンバ母材81に全ての部品が溶接できたら、ハンドロボット10a、10bの中でも搬出側に近いハンドロボット10bがステアリングメンバ80を把持して搬送を行う。なお、ステアリングメンバ80はステアリングメンバ母材81に図6などに示す接合部材82〜88(部品とも称する)を接合して形成される。以下、詳述する。
ハンドロボット10a、10bは、そのアーム先端に各々ハンド11が取り付けられている。ハンドロボット10a、10bは、ハンド11によって部品を所定の方向に掴み、ステアリングメンバー母材81に対して、掴んだ部品を教示された位置に位置決めして保持する。部品は部品テーブル70上に置かれていて、部品テーブル70からハンドロボット10a、10bが部品を掴み出してステアリングメンバー母材81上の所定位置に位置決めし、保持する。なお、部品テーブル70への部品の搬入は、図示しない他のロボットや搬送コンベアなどによって搬送されてくる。また、部品テーブル70に変えて、搬送コンベアによって流れてくる部品をハンドロボット10a、10bが掴むようにしてもよい。
ハンド11の近傍には、ハンド11の手先方向を撮影する第1カメラ12が取り付けられている。第1カメラ12は、ハンド11が部品を取り出す際に当該部品を撮影して向きや大きさを把握するために使用される。
また、この工程の作業範囲内には第2カメラ13が設置されている。第2カメラ13は、ハンド11によって把持された部品がどのような向きで把持されているかを確認するために使用される。また、第2カメラ13は、ハンドロボット10a、10b、溶接ロボット20、及びポジショナー40aからポジショナー40bまで広範囲に撮影することができる。そのため、ステアリングメンバの製造装置100においてステアリングメンバ80の各構成部品がどの位置に配置されているかを確認でき、撮影により取得した結果に基づいて部品接合後の位置計測を行なうことができる。
ハンドロボット10a、10bは、部品を部品テーブル70から把持した後、第2カメラ13に向かって部品をかざすように動作する。これによってハンド11に把持された部品を第2カメラ13が撮影して、画像処理により部品がハンド11にどのような向きや位置で把持されているかを確認できる。また、ハンドロボット10a、10bは、第2カメラ13によって確認された部品の向きや位置からステアリングメンバ母材81上に部品を位置決めして保持することができるように部品の向きを補正する。これにより、ステアリングメンバ母材81は、ステアリングメンバ母材81に対して教示された部品位置に位置決めして保持することができる。このようなハンド11によって把持された部品の向きなどを補正する動作は一般的なハンドロボットの動作であるので、説明は省略する。
溶接ロボット20は、アーム先端に溶接トーチ21が取り付けられている。溶接トーチ21の先端は、ステアリングメンバ母材81上に位置決めされた部品の位置を基準にして、その部品が溶接できる位置に位置決めされる。このため溶接トーチ21先端の位置は、ハンドロボット10a、10bに教示された部品位置を基準として教示されている。ハンドロボット10a、10bによる部品位置が補正された場合はそれに合わせて溶接トーチ21先端の位置も補正される。
また、溶接トーチ21の根元部分近傍には第3カメラ22が取り付けられている。第3カメラ22は、ハンド11によって位置決め保持されている部品を撮影する。そして、撮影された画像から部品の位置(および/または傾き)を計測する。そのため、第3カメラ22は、撮影された画像内における物体の大きさや物体間の距離を計測する機能(画像内距離測定機能という)を有する。画像内距離測定機能としては、例えば予め画像内で距離を割り出すための基準となる物(基準スケール)を撮影して、その基準スケールの実物の大きさと画像内での大きさとの対応関係を求めておく。そして、記憶した基準スケールにおける実物と画像との対応関係を用いて、計測するために撮影した物体の画像内での大きさや物体間の距離及び傾きを求める。このような画像内距離測定機能は周知のものを用いればよく、特に限定されない。
また、第3カメラ22は、第3カメラ22の現在位置から撮影物までの距離を測る測距機能を備えていてもよい。測距機能としては、第3カメラ22の焦点合わせに用いるパッシブ型測距、レーザー光や超音波を用いるアクティブ型測距機能などを用いることが出来る。当該測距機能も周知のものを用いればよく、特に限定されない。このような測距機能と画像内距離測定機能を用いれば、第3カメラ22によって測定された部品位置が溶接ロボット20の動作座標系内の位置として算出することが出来る。
なお、上記の画像内距離測定機能及び測距機能は第2カメラ13も有していてもよい。また、画像内距離測定、必要により行われる測距などにおける画像処理およびそれらの算出処理は制御部60によって行われる。
支持具40a、40b(ポジショナーとも言う)は、ステアリングメンバ母材81の両端を把持して保持する。支持具40a、40bは、支持具40a、40bの支柱となる支持台41と、ステアリングメンバ母材71を把持する把持部44と、を有する。把持部44は、クランパ45,46と、クランパ45、46を動作させるための動力機構を有する動力部47と、ステアリングメンバ母材81の両端に取付けられる部材を位置決めする位置決めピン48、49と、を有する。また、支持具40bは、図4(A)に示すように、上記構成に加えて支持具40aをステアリングメンバ母材81の長手方向にスライド自在に移動可能とするスライド部42、をも有する。スライド部42は、スライドベース43と連携している。
支持台41は、ステアリングメンバ母材81を支持する支柱に当たり、ステアリングメンバ母材71を把持する側の側面において把持部44と接続する。また、支持具40aにおいて、支持台41の下方は装置100に固定されており、支持具40bにおいて支持台41の下方はスライド部42と接続している。支持台41は本実施形態において一部材から構成され、所定の高さで構成しているが、これ以外にも例えば2以上の部材から構成し、高さ調整機構を備えるように構成してもよい。また、支持台41は、図3(A)に示すように把持部44と回転軸53を介して接続され、支持台41はモーターとギヤ対などを有する回転機構を備える。支持台41に上記回転機構が設けられることによって、把持部44はステアリングメンバ母材81を把持した状態で回転軸53の軸周りに回転することができる。
スライド部42は、スライドベース43と連携し、支持具40bをステアリングメンバ母材81の長手方向に移動可能にする。スライド部42とスライドベース43には、ギヤ対を設けることによって、スライド部42を移動可能に構成しているが、これに限定されない。
クランパー45、46は、ステアリングメンバ母材81を両端部において把持するための構成であり、本実施形態では動力部47の一部に回転軸51、52が設けられ、回転軸51、52にクランパー45、46が回転可能に取り付けられている。
動力部47は、クランパー45、46を動作させるためのモーターとギヤ対等のクランパー45,46のための回転機構を内蔵している。クランパー45,46を回転軸51、52の軸周りに回転させ、クランパー45、46がなす開き角を調整することによってステアリングメンバ80の把持及び把持の解除が実現される。
位置決めピン48、49は、動力部47の外側面に設けられている。ステアリングメンバ80の中でも長手方向両端に配置されるサイドブラケット82,83には位置決めピン48,49を挿通させるための位置決め穴が設けられている。サイドブラケット82,83の位置決め穴を位置決めピン48,49に挿通させることによってサイドブラケット82、83がポジショナー40a、40bに取り付けられ、位置決めされる。サイドブラケット82、83が支持具40a、40bの位置決めピン48,49に挿通した状態でステアリングメンバ母材81に接合された後は、サイドブラケット82、83をクランパー45,46によって把持することでステアリングメンバ80が支持される。
ロケーター30は、ロケーター31とロケーター32と、から構成されるが、台数はこれに限定されない。ロケーター31は、ステアリングメンバ母材81を把持するか、又は把持を解除した状態にする。ロケーター32は、ステアリングメンバ母材81の長手方向において異なる位置でロケーター31と同様にステアリングメンバ母材81を把持するか、把持を解除した状態にする。そのため、ロケーター30によるステアリングメンバ母材81の保持には、ロケーター31、32による保持か、ロケーター31、32のいずれかによる保持が挙げられる。ロケーター31、32は、図2のロケーター32に示すように、ステアリングメンバ母材81を把持しない際には、ロケーター32の上部がスライドベース43から長手方向に交差する方向(図2の上方向)に離間する。これによって、溶接ロボット20やハンドロボット10a、10bが動作する際のエリアに侵入しないようにしている。ロケーター31、32は、ポジショナー40a、40bのスライド部42と同様の構成を有する。これによって、スライドベース43を長手方向に自在に移動させることができる。
制御部60は、図5に示すように、車両部品の製造装置100においてハンドロボット10a、10b、溶接ロボット20、ポジショナー40a、40b、ロケーター31、32、及び第2カメラ13の動作を制御する。なお、第1カメラ12の制御はハンドロボット10a、10bの制御の際において合わせて行われ、第3カメラ22の制御は溶接ロボット20の制御の際において合わせて行われる。
制御部60は、記憶部61と、演算部62と、比較部63と、入出力部64と、を有する。記憶部61は、ROMやRAMから構成される。記憶部61は、ハンドロボット10a、10bや溶接ロボット20等の車両部品の製造装置100の動作に関するプログラムやワークである車両部品の仕様に関するデータが予め記憶されていたり、製造装置の動作によって新たなデータの追加、更新、削除などの編集が行われたりする。演算部62は、CPUに当る部位であり、記憶部61から読み出したデータや第1カメラ12、第2カメラ13、第3カメラ22が撮影した情報などを元にハンドロボット10a、10bや溶接ロボット20の位置や姿勢を制御したり、ポジショナー40a、40b、ロケーター31、32の動作を制御したりする。
本実施形態において、制御部60はハンドロボット10a、10bを協調制御(排他制御)することによって、ステアリングメンバ母材81への部品の配置を迅速に行い、サイクルタイムを向上させている。すなわち、ハンドロボット10aがある部品を把持してステアリングメンバ母材81に搬送、配置している間にハンドロボット10bは別の部品を把持してハンドロボット10aが把持する部品の接合作業が行われている近傍の領域まで接近する。
ここで、接合作業が行われている近傍の領域とは、ステアリングメンバ母材81と既にステアリングメンバ母材81に接合された部品が占める領域を除き、かつ、現在接合する部品を把持するハンドロボットが次に動作する際に移動する移動領域を除く領域を言う。このように、次に接合する部品を把持したハンドロボットを接合作業が行われる近傍の領域まで接近させることによって、現在配置した部品の接合作業が終わり次第即座に次の部品を配置することができ、接合作業を迅速に行い、サイクルタイムの短縮に貢献することができる。
比較部63は、CPU等によって実現される部位であり、ステアリングメンバ母材81に複数の部品を接合する際の接合順序を決定する際に使用される。ステアリングメンバ80は、本実施形態において例えばステアリングメンバ母材81、サイドブラケット82、83、ブラケットエアバッグ84、オーディオブラケット85,86、ブラケットインパクト87、インストステイ88、を有する。ステアリングメンバ母材81に上記のような部品が接合される際に、比較部63は、ステアリングメンバ母材81に部品84〜88を想定される全ての順序のパターンにおいて接合させた場合にかかる時間が最小となるものを選択する。図8に示すように、ステアリングメンバ母材81に接合される部品は、円筒状のステアリングメンバ母材81において様々な角度方向に配置される。
そして、ポジショナー40a、40bによって部品を接合する角度方向までステアリングメンバ母材81を回転させている間は溶接を行うことはできない。そのため、演算部62は、全てのパターンにおいてステアリングメンバ母材81を回転させる際の回転角度の合計と所要時間を算出する。比較部63は、全てのパターンにおける回転角度の合計を比較してそれが最小となる部品の接合順序を選び出す。そして、上記で選択した部品の接合順序に基づいてステアリングメンバ母材81を回転させることによって、接合工程の際に溶接が行えない時間を最小化し、サイクルタイムの短縮化に貢献することができる。
また、制御部60は、部品82〜88をステアリングメンバ母材81に接合する際にハンドロボット10a、10bのどちらにどの部品を把持させるかを決定する。上記のように、サイクルタイムの短縮は、一方のハンドロボットが部品をステアリングメンバ母材81に配置している間に、他方のロボットが部品テーブル70から別の部品を把持し、ステアリングメンバ母材91において接合作業の行われる近傍の領域まで接近させておくことによって実現される。そのため、部品の把持は原則的に把持ロボットが交互に行うことになる。しかし、上記以外にもサイドブラケット82,83をステアリングメンバ母材81に接合した後にはロケーター31、32による保持を一方のロケーター31、32のいずれかに切り替えるといった作業も行われる。
そして、ロケーター31,32が移動している最中にハンドロボットを移動させると衝突が起きる可能性があるため、その間にハンドロボットを移動させることは好ましくない。このようにロケーター31、32の保持の切り替えの際にはハンドロボットが移動の終了を待つ、といった時間が発生するため、その場合には部品82〜88を接合する時間全体を考慮して直前に部品を把持したハンドロボットに次の部品を把持させることもできる。このように構成することによって、ワークの仕様だけでなく製造装置のその他の仕様をも考慮してサイクルタイムの短縮化を図ることができる。
入出力部64は、LAN等から構成され、演算部62の演算結果をハンドロボットなどへ伝送したり、ハンドロボット10a、10bの第1カメラ12や第2カメラ13が取得したデータを演算部62や記憶部61に伝送したりする。また、部品81〜88を載置する部品テーブル70は、テーブル71、72から構成されているが、構成はこれに限定されない。
次に本実施形態に係る車両部品の製造装置の使用例として、ステアリングメンバの製造について説明する。図9(A)、(B)から図17(A)、(B)は、それぞれステアリングメンバを製造する際について説明する斜視図及び平面図である。
本実施形態では、まず図9(A)、(B)に示すように、図9(B)で見て右側のサイドブラケット82がハンドロボット10aによってポジショナー40aのピン48,49に取り付けられて固定される。
ハンドロボット10aがサイドブラケット82を把持して取り付けている間にハンドロボット10bは、次に配置するステアリングメンバ母材81をテーブル70から把持し、上述したハンドロボット10aと干渉しない領域までできるだけ接近させてサイドブラケット82の取り付けが終了するのを待つ。取り付けが終了すると、ハンドロボット10aから取り付けが終了し、他方のロボットに部品を配置してもよい通知が制御部60に送信される。便宜上、これを許可通知と称する。
制御部60は、許可通知を受信すると即座にハンドロボット10bに動作の命令を促すデータを送信する。ハンドロボット10bは、制御部60からの命令に基づき、図10(A)、(B)に示すようにステアリングメンバ母材81を待機位置から動かし、サイドブラケット82と接するようにロケーター31、32に載置する。このように制御部60は、ハンドロボット10a、10bの部品配置動作を排他制御(協調制御)する。その後、溶接ロボット20は、即座にサイドブラケット82とステアリングメンバ母材81との接触位置において溶接を行う。
ハンドロボット10bがステアリングメンバ母材81を配置している間にハンドロボット10aは、次に接合するサイドブラケット83を把持して上記と同様にハンドブラケット10bの移動領域と接触しない位置にサイドブラケット83をできるだけ接近させる。そして、制御部60から許可通知を受信すると、ハンドロボット10aは図11(A)、(B)に示すように、ポジショナー40bにサイドブラケット83を取りつける。サイドブラケット83が取り付けられると、ポジショナー40bのスライド部42は、スライドベース43に沿ってステアリングメンバ母材81に向かって移動し、サイドブラケット83がステアリングメンバ母材81の端部と接触する。そして、当該接触位置において溶接ロボット20により溶接が行われる。
ステアリングメンバ母材81の端部にサイドブラケット82、83が接合されると、ステアリングメンバ母材81の中央部分での保持はロケーター31、32による保持からロケーター31による保持に切り替わる。ここでハンドロボットの待ち時間ができてしまうため、つぎの部品の接合は直前に部品を把持したハンドロボット10aによって行われる。
すなわち、サイドブラケット83の配置及び接合が終わると、本実施形態ではハンドロボット10aが次に接合するブラケットエアバッグ84を把持して、図12(A)、(B)に示すように、ステアリングメンバ母材81の所定位置に配置する。そして、溶接ロボット20によって溶接が行われる。
ハンドロボット10aによってブラケットエアバッグ84が配置されている間にハンドロボット10bは次に接合するオーディオブラケット85を把持し、ハンドロボット10aと接触しない領域までできるだけ接近する。ブラケットエアバッグ84の接合が終わり、制御部60から許可通知を受信すると、ハンドロボット10bは待機位置からオーディオブラケット85を図13(A)、(B)に示すように所定位置まで搬送して配置する。そして、溶接ロボット20により溶接が行われる。
ハンドロボット10bによってオーディオブラケット85が配置されている間にハンドロボット10aは、対となるもう一方のオーディオブラケット86を把持して、ハンドロボット10bと接触しない領域にできるだけ接近して待機する。そして、制御部60から許可通知を受信すると、ハンドロボット10aは、図14(A)、(B)に示すように、所定位置にオーディオブラケット86を配置する。そして、溶接ロボット20によって溶接が行われる。
ハンドロボット10aによってオーディオブラケット86が配置されている間にハンドロボット10bは、次に接合するブラケットインパクト87を把持して、ハンドロボット10aと接触しない領域にできるだけ接近して接合が終わるのを待機する。制御部60によって許可通知を受信したら、ハンドロボット10bは、図15(A)、(B)に示すように所定位置にブラケットインパクト87を配置する。その後、溶接ロボット20によって溶接が行われる。
ハンドロボット10bによってブラケットインパクト87の配置が行われている間にハンドロボット10aは次に接合するインストステイ88を把持し、ハンドロボット10bと接触する領域にできるだけ接近して待機する。制御部60から許可通知を受信したら、図16(A)、(B)に示すように待機位置からインストステイ88を所定位置に配置する。そして溶接ロボット20によって溶接が行われ、全ての部品の溶接が終了し、ステアリングメンバ80が完成する。
ハンドロボット10aがインストステイ88を配置している間にハンドロボット10bは、ハンドロボットaと接触する領域にできるだけ接近してインストステイ88の溶接が終了するのを待機する。本実施形態においてハンドロボット10bはステアリングメンバ80の搬出側(図17(B)、(C)の左側)に設置されている。インストステイ88の接合が終了し、許可通知を受信したら、ハンドロボット10bは、完成したステアリングメンバ80を把持し、次工程へと搬送する。
次に本実施形態に係る作用効果について説明する。車両部品のひとつであるステアリングメンバにはサイドブラケット、オーディオブラケット、インストステイ等の数多くの部品が取り付けられる。サイドブラケット等の部品はロボットによって把持されて取り付けられるが、量産時におけるサイクルタイムには高い目標が掲げられており、ロボット自身の動作スピードをできるだけ早くする以外にもさらなるスピードの向上が要求されている。
これに対し本実施形態ではステアリングメンバ80における部品の配置を2台のハンドロボット10a、10bを用いて協調制御しながら行っている。そのため、部品の接合から次の部品の配置までの時間を短縮してサイクルタイムの短縮に貢献することができる。また、ステアリングメンバ母材81に接合する最後の部品88を配置するのは、ステアリングメンバ80の搬出側に近いハンドロボット以外のハンドロボット10aに行わせている。そのため、ハンドロボット10aによって部品88を配置して接合を行っている間に搬送側に最も近いハンドロボット10bは接合作業の行われている領域の近傍でステアリングメンバを把持する位置にできるだけ接近して準備することができる。よって、完成したステアリングメンバ80を即座に把持して次工程の場所に迅速に搬送でき、サイクルタイムの短縮をさらに図ることができる。
また、ポジショナー40a、40bはステアリングメンバ母材81を回転させる回転機能を有し、全ての部品をステアリングメンバ母材81に配置するために必要な回転角を算出する演算部62と、演算部62が算出した複数のパターンにおける回転角度を比較する比較部63と、を有するように構成している。そのため、全ての部品の配置パターンの中でも回転角の合計が最小となるパターンを選択することができ、ステアリングメンバ母材81が回転している時間を最小化してサイクルタイムの短縮にさらに寄与することができる。
また、ステアリングメンバ母材81は端部においてポジショナー40a、40bによって保持され、中間部分においてロケーター31、32において保持されている。そして、ハンドロボット10a、10bは原則として交互に部品を把持するが、ロケーター31、32による保持が変更された際には直前に部品を把持したハンドロボットに部品を把持させるように構成している。このように構成することによって、製造装置における他の構成との関係をも考慮してステアリングメンバ80の製造に必要なサイクルタイムを短縮させることができる。
また、ハンドロボット10a、10bは、一方のハンドロボットが次に接合する部品を把持して前の部品の接合作業が行われる近傍の領域まで接近して待機し、接合作業が行われる近傍の領域とはステアリングメンバ母材81とステアリングメンバ母材81に既に接合された部品の占める領域を除き、かつ、前の部品を把持したハンドロボットが次に動作する際に移動する移動領域を除く領域と構成している。そのため、接合作業を終えたハンドロボットの次の動作を妨げないようにしながら次に配置する部品をできるだけステアリングメンバ母材81に接近させることができ、サイクルタイムの短縮に貢献することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲において種々の改変が可能である。ステアリングメンバにおける構成部品同士の接合は溶接によって行われると記載したが、これに限定されず、接着剤などを用いてもよい。
10a、10b ハンドロボット(把持ロボット)、
20 溶接ロボット、
30、31、32 ロケーター((中間)保持部)、
40a 固定式ポジショナー(支持具、(端部)保持部)、
40b 可動式ポジショナー(支持具、(端部)保持部)、
41 支持台、
42 スライド部、
43 スライドベース、
44 把持部、
45、46 クランパ、
47 動力部、
48,49 位置決めピン、
51、52、53 回転軸、
60 制御部、
61 記憶部、
62 (回転角)演算部、
63 比較部、
64 入出力部、
70、71、72 部品テーブル、
80 ステアリングメンバ、
81 ステアリングメンバ母材(被接合部材)、
82、83 サイドブラケット(部品、接合部材)、
84 ブラケットエアバッグ(部品、接合部材)、
85,86 オーディオブラケット(部品、接合部材)、
87 ブラケットインパクト(部品、接合部材)、
88 インストステイ(部品、接合部材)。

Claims (8)

  1. 被接合部材にN個の接合部材を接合して形成される車両部品の製造装置であって、
    前記被接合部材を保持する保持部と、
    前記接合部材及び前記被接合部材の把持及び搬送を行う2以上の把持ロボットと、
    2以上の前記把持ロボットの動作を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記被接合部材に前記接合部材を接合する際に各前記把持ロボットによって前記接合部材を把持して前記被接合部材に配置する動作を協調制御し、
    2以上の前記把持ロボットの中でも前記車両部品を搬出する側に最も近い前記把持ロボット以外の前記把持ロボットにN個目の前記接合部材を前記接合部材に配置させることを特徴とする車両部品の製造装置。
  2. 複数の前記接合部材は、少なくとも2以上が前記接合部材における周方向に異なる位置に接合され、
    前記保持部は、前記被接合部材を回転させる回転機構を有し、
    前記制御部は、全ての前記接合部材を前記被接合部材に配置するために前記被接合部材を回転させる回転角の合計を前記接合部材を配置する順序毎に算出する回転角演算部と、
    前記回転角演算部が算出した複数の前記回転角を比較する比較部と、
    を有する請求項1に記載の車両部品の製造装置。
  3. 前記保持部は、前記被接合部材の両端部を把持する端部保持部と、前記被接合部材の長手方向における中間部分を把持する中間保持部と、を備え、
    2以上の前記把持ロボットは、原則として交互に前記接合部材を把持して前記被接合部材に配置し、
    前記中間保持部における前記被接合部材の把持位置が変更された際には直前に前記接合部材を配置したロボットと同じ前記把持ロボットが次の前記接合部材を配置する請求項1または2に記載の車両部品の製造装置。
  4. 一の前記接合部材の接合作業が終わるのを待つ前記把持ロボットは、別の前記接合部材を把持して前記接合作業の行われる近傍の領域まで接近し、
    前記接合作業の行われる近傍の領域とは、前記被接合部材と前記被接合部材に既に接合された前記接合部材が占める領域を除き、かつ、前記一の接合部材を把持した前記把持ロボットが次に動作する際に移動する移動領域を除く領域である請求項1から3のいずれか1項に記載の車両部品の製造装置。
  5. 2以上の把持ロボットを用いて被接合部材にN個の接合部材を接合して形成される車両部品の製造方法であって、
    前記被接合部材に前記接合部材を接合する際に、各前記把持ロボットによって前記接合部材を把持して前記被接合部材に配置する動作を協調制御し、
    前記把持ロボットの中でも前記車両部品を搬出する搬出側に位置する前記把持ロボット以外の前記把持ロボットにN個目の前記接合部材を前記被接合部材に配置させることを特徴とする車両部品の製造方法。
  6. 複数の前記接合部材は、少なくとも2以上が前記被接合部材における周方向において異なる位置に接合され、
    前記被接合部材は回転自在に保持され、
    前記被接合部材の保持の制御では、全ての前記接合部材を前記被接合部材に配置するために前記被接合部材を回転させる回転角の合計を前記接合部材を配置する順序毎に算出し、算出した複数の前記回転角を比較する請求項5に記載の車両部品の製造方法。
  7. 前記接合部材は、前記被接合部材を保持した状態において配置されて接合され、
    前記把持ロボットは、原則として交互に前記接合部材を把持して前記被接合部材に配置し、
    前記被接合部材を保持する位置が変更された際には直前に前記接合部材を配置したロボットと同じ前記把持ロボットが次の前記接合部材を配置する請求項5また6のいずれか1項に記載の車両部品の製造方法。
  8. 一の前記接合部材の接合作業が終わるのを待つ前記把持ロボットは、別の前記接合部材を把持して前記接合作業の行われる近傍の領域まで接近し、
    前記接合作業の行われる近傍の領域とは、前記被接合部材と前記被接合部材に既に接合された前記接合部材が占める領域を除き、かつ、前記一の接合部材を把持した前記把持ロボットが次に動作する際に移動する移動領域を除く領域である請求項からのいずれか1項に記載の車両部品の製造方法。
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