JP2001334421A - 回転治具機構 - Google Patents

回転治具機構

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JP2001334421A
JP2001334421A JP2000156225A JP2000156225A JP2001334421A JP 2001334421 A JP2001334421 A JP 2001334421A JP 2000156225 A JP2000156225 A JP 2000156225A JP 2000156225 A JP2000156225 A JP 2000156225A JP 2001334421 A JP2001334421 A JP 2001334421A
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jig
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rotary member
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Kazuhiko Kuroshima
和彦 黒島
Masaki Ogita
正樹 荻田
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転部材の治具取付面に対するワーク受渡し
を常に円滑に行え、同種のワークが連続してもサイクル
タイムを短くできるようにすること。 【解決手段】 水平な中心軸12を中心に回転する回転
部材11の複数の治具取付面13a…の各々に3種類の
ワーク5に対応させた3種類の位置決め治具14a…を
設け、回転部材11をサーボモータ21で正逆両方向に
任意の回転角度で回転駆動させ、回転部材11の回転角
をエンコーダ22で検出してサーボモータ21に駆動制
御信号を出力し、回転部材11をブレーキ手段23を使
って任意の回転位置で回転停止させる。3面の治具取付
面13a…のいずれか1面をワーク受渡し位置に戻すと
きに最短距離で戻るように、回転部材11の回転方向を
選択してサイクルタイムを短縮し、ワーク取付直後にブ
レーキ手段23で回転部材11の回転を拘束する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体パネル等の複
数種類のワークが混流するワーク加工組立ラインに設置
される回転治具機構に係り、特に複数種類のワークを種
類毎に設置された位置決め治具で位置決め保持して回転
移動させる回転治具機構に関する。
【0002】
【従来の技術】サイドメンバー等の車体パネルの加工組
立ラインに設置され、同ラインを混流する複数種類の車
体パネルを種類毎の位置決め治具で位置決め保持して、
所定の加工組立ステーションに移動させる回転治具機構
は、例えば図5及び図6に示すような正三角形構造の回
転部材1を備えるものがある。回転部材1は、水平な中
心軸2を中心に一定方向に間欠回転するもので、中心軸
2から等距離の外周3面の各々が治具取付面3a、3
b、3cとなっている。各治具取付面3a、3b、3c
に3種類の車体パネル(以下、ワークと称する)5に対
応させた3種類の位置決め治具4a、4b、4cが設置
される。
【0003】回転部材1の中心軸2が支柱6の上部に回
転可能に支持され、支柱6の下部がスライド部材7に固
定される。スライド部材7が水平な作業台8上に水平な
前後方向にスライド可能に支持される。作業台8上の後
端部が受渡しステーションS1であり、反対の先端部が
ワーク加工組立ステーションS2である。前後両ステー
ションS1とS2の間をスライド部材7、支柱6及び回
転部材1のユニットが前後往復移動する。
【0004】支柱6に対して回転部材1は、図示しない
回転駆動源やラチェット機構等で定方向に回転駆動す
る。また、回転部材1には、その3面の治具取付面3
a、3b、3cのいずれか1面が図5のように水平、或
いは、図6のように鉛直になると回転部材1の回転を停
止させるロック機構が付設される。このロック機構は、
回転部材1の例えば両側の三角形端面の角部に形成した
ロック穴9と、このロック穴9の回転軌跡に沿った定位
置に設置された複数のロックピン(図示せず)の組合せ
で構成される。回転部材1を回転させてロック穴9をロ
ックピン位置まで移動させて、ロックピンをロック穴9
に嵌挿することで回転部材1が定位置でロックされる。
【0005】図5のように回転部材1が受渡しステーシ
ョンS1に在るとき、回転部材1の任意の1つの治具取
付面3aが最上部位置となる水平なワーク受渡し位置に
静止した状態で回転部材1がロックされる。この水平な
ワーク受渡し位置の治具取付面3a上の位置決め治具4
aに、真上から1種類のワーク5が供給されて位置決め
保持される。位置決め治具4aに保持されたワーク5
は、必要に応じて図示しないクランパーでクランプされ
て、回転部材1に安定に支持される。
【0006】受渡しステーションS1で1種類のワーク
5が回転部材1に供給されると、回転部材1のロック解
除が行われた後、回転部材1が図5の反時計方向に所定
角度だけ回転駆動される。そして、ワーク5を保持する
治具取付面3aが水平姿勢から鉛直な姿勢になると、回
転部材1が再びロックされる。次に、スライド部材7が
油圧シリンダ(図示せず)等で定ストローク前進移動さ
せられて、図6に示すように回転部材1が加工組立ステ
ーションS2まで移送される。加工組立ステーションS
2には溶接ロボット等が設置されて、加工組立ステーシ
ョンS2に搬入された鉛直姿勢のワーク5の溶接や、他
のワーク類の組付け等の所定のワーク加工組付作業が行
われる。
【0007】加工組立ステーションS2でワーク5の加
工組立作業が終了すると、ワーク5が回転部材1の治具
取付面3aから取り外されて、空になった回転部材1が
スライド部材7の後退移動で再び受渡しステーションS
1まで戻される。受渡しステーションS1で回転部材1
のロック解除と回転動作が行われて、次の同種或いは別
種のワークの供給を受けて、上記要領でワークの加工組
立作業が繰り返し行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図5のワーク受渡しス
テーションS1で回転部材1の水平な治具取付面3aに
対応する種類のワーク5を供給する場合、ロックされた
回転部材1の治具取付面3aの位置決め治具4aに対し
てワーク5の相対位置関係を高精度に保った状態でワー
ク5を位置決め治具4aに受け渡す必要があるが、この
ような相対位置関係を常に高精度に保つことが難しく
て、両者間に若干の位置ズレがあるとワーク受渡し動作
が円滑に行われないことがある。
【0009】また、受渡しステーションS1に戻された
回転部材1に供給される次のワークが、先行のワーク5
と異なる種類のワークの場合、この次のワークの種類に
応じた治具取付面3b、3cのいずれかが水平なワーク
受渡し位置まで回転移動するように、回転部材1が図6
の状態から反時計方向に回転する。また、受渡しステー
ションS1に戻された回転部材1に供給される次のワー
クが先行ワーク5と同種の場合、この先行ワーク5を位
置決め保持した治具取付面3aが水平なワーク受渡し位
置まで回転移動するように回転部材1が図6の状態から
反時計方向に270°回転して、水平姿勢にロックされ
た治具取付面3aに次のワークが供給される。
【0010】このように3種類のワークに対応させた回
転部材1においては、連続的に供給されるワークの種類
が毎回異なっていれば、次のワーク受け取りのために行
われる回転部材1の必要な回転角度は比較的小さくて済
むが、同種のワークが続くような場合に回転部材1は次
のワーク受け取りのために毎回270°まで大きく反時
計方向に回転する必要があり、この回転に要する時間が
連続したワーク加工組立工程のサイクルタイムを長くし
ていた。
【0011】本発明の目的は、ワーク受渡しが常に円滑
に行え、同種のワークが連続してもサイクルタイムを短
くできる高性能な回転治具機構を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、水平な中心軸を中心に回転する回転部材の外
周の周方向に設けた複数の治具取付面の各々に、複数種
類のワークに対応した位置決め治具を取付け、回転部材
の回転で所定のワーク受渡し位置に静止した1つの治具
取付面の位置決め治具に対応する1種類のワークを位置
決め保持させ、このワークを回転部材の回転で所定の加
工組立位置まで移動させてワークの加工組立作業をして
からワークを治具取付面から取り外すようにした回転治
具機構において、上記回転部材を任意の正逆両方向に任
意の回転角度で回転駆動させるサーボモータと、回転部
材の回転角を検出して前記サーボモータに駆動制御信号
を出力するエンコーダと、回転部材を任意の回転位置で
回転停止させるブレーキ手段とを具備したことを特徴と
する。
【0013】ここで、回転部材は中心軸を中心に正逆両
方向に回転するように設置され、この回転部材の正逆回
転をサーボモータで行わせ、回転部材の回転角をエンコ
ーダで逐一検出して回転部材の回転停止位置等の駆動制
御信号を出力させることで、回転部材の1つの治具取付
面が所定のワーク受渡し位置に最短距離で移動するよう
にする。また、回転部材をブレーキ手段で任意の回転位
置で回転停止させるようにすることで、回転部材を所定
の位置でのみ回転停止させるロック機構を回転部材から
省略する。
【0014】また、本発明においては、回転部材のワー
ク受渡し位置に在る任意の1つの治具取付面の位置決め
治具にワークを位置決めしてから、ブレーキ手段で回転
部材の回転を停止させることが望ましい。このようにす
ることで、回転部材にワークを受け渡す際に、ワークか
らの応力で回転部材が従動回転して治具取付面の位置決
め治具のワークに対する方向性が最適方向に変動して、
ワークの常に良好な受渡し動作が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1(A)に示される実施形態の
回転治具機構10は、水平な中心軸12を中心に回転す
る回転部材11を備える。回転部材11は、外面に複数
の治具取付面13a、…を有する多角形構造、例えば正
三角形構造で、中心軸12から等距離の外周3面の各々
が治具取付面13a、13b、13cであり、各治具取
付面13a、13b、13cに3種類の車体パネル等の
ワーク5に対応させた3種類の位置決め治具14a、1
4b、14cが設置される。この正三角形構造の回転部
材11の基本構造は、図5の回転部材1と同様でよく、
また、回転部材11は図5と同様な支柱16の上部に正
逆回転可能に支持され、支柱16はスライド部材17に
立設され、スライド部材17は水平な作業台18上に受
渡しステーションS1とワーク加工組立ステーションS
2との間を往復移動可能に設置される。
【0016】回転部材11の中心軸12が支柱16の上
部に回転可能に支持され、支柱16の下部がスライド部
材17に固定される。スライド部材17が水平な作業台
18上に水平な前後方向にスライド可能に支持される。
作業台18上の後端部が受渡しステーションS1であ
り、反対の先端部がワーク加工組立ステーションS2で
ある。前後両ステーションS1とS2の間をスライド部
材17、支柱16及び回転部材11のユニットが前後往
復移動する。
【0017】本発明は図1(B)に示すように、回転部
材11をサーボモータ21で正逆両方向に任意の回転角
度で回転駆動させること、及び、回転部材11の回転角
をエンコーダ22で検出してサーボモータ21に駆動制
御信号を出力すること、及び、回転部材21をブレーキ
手段23を使って任意の回転位置で回転停止させること
を特徴としている。
【0018】例えばサーボモータ21はスライド部材1
7上に固設され、サーボモータ21の正逆回転可能な回
転駆動軸と回転部材11の中心軸12とがスプロケット
等を介してチェーン連結される。また、回転部材11の
端面から突出する中心軸12に円形ブレーキ盤24を同
軸に固定し、ブレーキ盤24に接近させて定位置に配置
したエンコーダ22でブレーキ盤24の回転角を検出す
ることで、エンコーダ22で回転部材21の回転角を逐
一検出するようにしている。さらに、ブレーキ盤24の
半径方向に前進後退するようにブレーキ手段23を配置
し、シリンダ25等でブレーキ手段23を前進させると
このブレーキ手段23がブレーキ盤24の外周に定方向
から摩擦係合してブレーキ盤24の回転にブレーキを掛
けて、ブレーキ手段23で回転部材21の回転を任意の
位置で停止させるようにしている。エンコーダ22によ
る回転部材検出信号が制御回路30に出力され、この出
力信号を制御回路30が判読してサーボモータ21とブ
レーキ手段23の駆動制御信号を出力する。
【0019】図1(A)のように回転部材11が受渡し
ステーションS1に在り、回転部材11の任意の1つの
例えば治具取付面13aが水平なワーク受渡し位置に静
止した状態において、この治具取付面13aの位置決め
治具14aに対応する1種類のワーク5が位置決め治具
14aに位置決めされて取り付けられる。ここで、ワー
ク5が位置決め治具14aに取り付けられる時点では、
図1(B)に示すようにブレーキ手段23をブレーキ盤
24から離して回転部材11をサーボモータ21だけで
保持された半自由状態にしておき、位置決め治具14a
にワーク5が取り付けられた時点でブレーキ手段23を
前進させてブレーキ盤24に摩擦係合させて、回転部材
11に回転を停止させるようブレーキを掛ける。
【0020】すなわち、ブレーキ手段23が回転部材1
1にブレーキを掛けない状態で位置決め治具14aにワ
ーク5を受け渡すとき、仮に図2(A)に示すように位
置決め治具14aの方向とワーク5の重心方向wに若干
のズレが有るような場合、この方向ズレを無くすように
ワーク5に追従して回転部材11が従動回転して、結果
的に図2(B)に示すように位置決め治具14aの方向
がワーク5の重心方向wに自動変更されて、ワーク5が
位置決め治具14aに位置ズレ無く正常な状態で位置決
め保持される。また、図2(A)のときに位置決め治具
14aに対してワーク5が正常な相対位置関係にある
と、回転部材11は上記のように従動回転することが無
くて、位置決め治具14aにワーク5が図2(B)のよ
うに速やかに受け渡される。また、図2(B)の状態で
ブレーキ手段23が動作して回転部材11の回転が停止
し、この状態で必要に応じてワーク5のクランパー等に
よる治具取付面13aでの安定した支持が行われる。
【0021】図2(B)のように受渡しステーションS
1で1種類のワーク5が回転部材11に供給された後、
ブレーキ手段23が後退して回転部材11へのブレーキ
動作が解かれてから、サーボモータ21が作動して回転
部材11を図1の反時計方向に回転させ、ワーク5を保
持する治具取付面13aが水平姿勢から鉛直な姿勢にな
る角度まで回転するとこれをエンコーダ22が検知して
サーボモータ21を停止させる。また、スライド部材1
7が油圧シリンダ(図示せず)等で定ストローク前進移
動させられて、図4に示すように回転部材11が加工組
立ステーションS2まで移送される。加工組立ステーシ
ョンS2には(従来同様に)溶接ロボット等が設置され
て、加工組立ステーションS2に搬入された鉛直姿勢の
ワーク5の溶接や、他のワーク類の組付け等の所定のワ
ーク加工組付作業が行われる。
【0022】加工組立ステーションS2でワーク5の加
工組立作業が終了すると、ワーク5が回転部材11の治
具取付面13aから取り外されて、空になった回転部材
11がスライド部材17の後退移動で再び受渡しステー
ションS1まで戻されて、次のワークの供給に備えて図
4に示すように回転方向が選択されて回転部材11が回
転される。
【0023】図4(A)は1種類のワークが外された1
つの治具取付面13aが鉛直姿勢に在る状態を示し、こ
の状態で先のワークと同種のワークを治具取付面13a
に供給する場合は、図4(B)に示すように回転部材1
1を時計方向に90°回転させて、治具取付面13aを
水平なワーク受渡し位置に移動させる。つまり、同種の
ワークを連続して加工組立作業する場合は、回転部材1
1を図4(B)と図4(A)の間で90°正逆回転させ
れば、回転部材11は最短距離の最小回転角で回転動作
してワーク加工組立工程のサイクルタイムを短縮する。
このような回転部材11の90°の正逆回転動作は、サ
ーボモータ21とエンコーダ22で正確に制御して行う
ことが容易である。
【0024】図4(A)の回転部材11に先のワークと
異なる種類のワークを、例えば治具取付面13cに供給
する場合は、図4(C)に示すように回転部材11を反
時計方向に30°回転させて治具取付面13cを水平な
ワーク受渡し位置に移動させる。また、図4(A)の回
転部材11に先のワークと異なる種類のワークを治具取
付面13bに供給する場合は、図4(D)に示すように
図4(A)の回転部材11を反時計方向に150°回転
させて治具取付面13bを水平なワーク受渡し位置に移
動させる。なお、図4(A)の回転部材11を時計方向
に210°回転させて治具取付面13bを水平なワーク
受渡し位置に移動させることも可能であるが、この場合
は1回の回転角度が大きくなってサイクルタイムを長く
するので不適当である。
【0025】以上の回転部材11の3面の治具取付面1
3a、13b、13cのいずれかを水平なワーク受渡し
位置に移動させる際の回転方向と回転角度は、回転する
ときの各治具取付面13a、13b、13cの位置から
割り出されて最短距離で移動できるように回転方向が正
逆いずれか方向に選択され、回転角度が決定される。し
たがって、3面の各治具取付面13a、13b、13c
がいずれの位置にあっても回転部材11が最短距離で回
転して、ワークの連続した加工組立作業のサイクルタイ
ムが確実に短縮される。
【0026】なお、上記実施形態における回転部材の治
具取付面は3面としたが、4面或いは4面以上としても
よく、このように治具取付面の数が多くなるほど、各治
具取付面を最短距離でワーク受渡し位置に戻す時間短縮
効果が顕著となり、サイクルタイムがより効果的に短縮
できる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、回転部材の複数の治具
取付面の任意の1面をワークが供給される位置に戻す際
の回転部材の回転角を、回転部材の回転方向の選択によ
り最小にすることができて、複数種類のワークの連続し
た加工組立作業のサイクルタイムの短縮が可能となる。
【0028】また、回転部材の治具取付面の位置決め治
具にワークを取り付けた時点で回転部材の回転をブレー
キ手段で停止させるようにすることで、ワーク取付時に
ワークからの応力で回転部材が従動回転して、位置決め
治具のワークに対する方向性にズレがあっても、このズ
レが修正されるように位置決め治具が自動的に変動し
て、常に正常な状態でワークの位置決め保持が実行され
る。また、このようにワークが常に無理なく位置決め治
具に受け渡されるために、ワークの位置決め治具との着
脱動作が常に円滑に、ワークや位置決め治具に損傷を与
えること無く行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明に係る回転治具機構の一実施形
態を示す正面図、(B)は回転部材の駆動系の概要を示
す回路図。
【図2】(A)及び(B)は図1の回転治具機構のワー
ク取付時及び取付後での部分拡大正面図。
【図3】図1の回転治具機構のワーク加工組立ステーシ
ョンでの正面図。
【図4】(A)〜(D)は図3の回転治具機構における
回転部材のワーク受渡し位置への戻り回転時での各種状
態を示す正面図。
【図5】従来の回転治具機構の正面図。
【図6】図5の回転治具機構のワーク加工組立ステーシ
ョンでの正面図。
【符号の説明】
5 ワーク 11 回転部材 12 中心軸 13a〜13c 治具取付面 14a〜14c 位置決め治具 21 サーボモータ 22 エンコーダ 23 ブレーキ手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平な中心軸を中心に回転する回転部材
    の外周の周方向に設けた複数の治具取付面の各々に、複
    数種類のワークに対応した位置決め治具を取付け、回転
    部材の回転で所定のワーク受渡し位置に静止した1つの
    治具取付面の位置決め治具に対応する1種類のワークを
    位置決め保持させ、このワークを回転部材の回転で所定
    の加工組立位置まで移動させてワークの加工組立作業を
    してからワークを治具取付面から取り外すようにした回
    転治具機構において、 上記回転部材を任意の正逆両方向に任意の回転角度で回
    転駆動させるサーボモータと、回転部材の回転角を検出
    して前記サーボモータに駆動制御信号を出力するエンコ
    ーダと、回転部材を任意の回転位置で回転停止させるブ
    レーキ手段と、を具備したことを特徴とする回転治具機
    構。
JP2000156225A 2000-05-26 2000-05-26 回転治具機構 Pending JP2001334421A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020185628A (ja) * 2019-05-13 2020-11-19 ダイハツ工業株式会社 支持台

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