JP2016036822A - 溶接方法及び溶接装置 - Google Patents

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Junji Hayata
順司 隼田
井上 博司
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博司 井上
裕 久保田
Yutaka Kubota
裕 久保田
達哉 関戸
Tatsuya Sekido
達哉 関戸
真作 中村
Shinsaku Nakamura
真作 中村
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Abstract

【課題】早い段階で部品の良否を判断することができる溶接部品の製造方法及び接合部品の製造装置を提供する。
【解決手段】本発明は、第1のワークにあたるステアリングメンバ本体82に第2のワークにあたるブラケット84〜88を溶接する溶接方法であって、ステアリングメンバ本体にブラケットを位置決めし、ブラケットにおける基準位置からステアリングメンバ本体との接合位置までの距離xを計測し、上記距離が第2のワークとの溶接が可能な下限値A−qから上限値Aの範囲内である場合には溶接を実施すると判断し、上記下限値を下回るか、または上記上限値を上回ると判断した場合には溶接を実施しないと判断し、そのうえで溶接を行う。
【選択図】図10

Description

本発明は溶接方法及び溶接装置に関する。
自動車は、特に車体などの構成において部品同士を溶接して構成することがよく行われている。溶接による接合は、接合するワークを位置決めして溶接することが一般的であり、工数削減のために自動化が図られている(特許文献1参照)。
特開2006−193125号公報
量産の場合の溶接による接合では、溶接するワークを把持して位置決めするハンドリングロボットなどが使用される。しかし、ロボット等を使用して自動化を図ることによって、工数の削減ができても、完成品が設定した基準値を満たすか否かの検出が後工程にずれこめば、それだけ前工程での作業が無駄になり、生産性が低下する原因となってしまうといった問題がある。
そこで本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、早い段階で部品の良否を判断することができる溶接方法及び溶接装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明は第1のワークに第2のワークを溶接する溶接方法である。当該方法は、第1のワークを第2のワークに位置決めし、第2のワークにおける基準位置から第1のワーク上の溶接位置までの距離を計測し、当該距離に対し、第2のワークの溶接が可能な範囲の最小距離と最大距離をそれぞれ下限値、上限値とし、
当該距離が第2のワークの溶接が可能な下限値から上限値の範囲内である場合には第2のワークの第1のワークに対する溶接を行う判断をし、上記下限値を下回るまたは前記上限値を上回る場合には溶接を実施しない判断をし、上記判断をしたうえで第2のワークを第1のワークに溶接する。
上記目的を達成する他の本発明は、第1のワークに第2のワークを溶接する溶接装置である。当該装置は、第2のワークを第1のワークに配置する配置部と、第1のワークを保持する保持部と、第2のワークを第1のワークに溶接する溶接部と、第2のワークにおける基準位置から第1のワーク上の溶接位置までの距離を計測する計測部と、溶接部を制御する制御部と、を有する。当該距離に対し、第2のワークの溶接が可能な範囲の最小距離と最大距離をそれぞれ下限値、上限値とした場合、制御部は、上記距離が第2のワークの溶接が可能な下限値から上限値の範囲内である場合には第2のワークの第1のワークに対する溶接を行う判断をし、上記下限値を下回るまたは上記上限値を上回る場合には溶接を実施しないと判断する。
本発明に係る溶接方法及び溶接装置によれば、第2のワークにおける基準位置から第1のワークとの溶接位置までの距離を計測し、当該距離が第2のワークに対する溶接が可能な最小距離にあたる下限値から最大距離にあたる上限値の範囲内である場合には溶接を行う判断をし、上記下限値を下回るまたは上記上限値を上回る場合には溶接を行わない判断をするように構成している。そのため、第2のワークを第1のワークに接合する前、つまり早い段階で完成品が良品とならないことを判断でき、生産性を向上させることができる。更に、第2のワークにおける基準位置から第1のワークとの溶接位置までの距離を計測しているので、第2のワークの基準位置に第3のワークが組み付けられた場合、第3のワークの組み付け位置の良否も事前に判断することができる。
図1(A)、図1(B)は、本発明の実施形態に係る溶接部品の一例であるステアリングメンバの溶接装置を示す斜視図、正面図である。 同溶接装置を示す平面図である。 図3(A)、(B)は同溶接装置を構成する固定式のポジショナー(支持治具)を示す斜視図及び正面図である。 図4(A)、(B)は同溶接装置を構成する可動式のポジショナー(支持治具)を示す斜視図及び正面図である。 図5(A)〜図5(D)は同溶接装置を構成するハンドロボットを示す斜視図、正面図、平面図、及び先端のハンドを示す拡大図である。 図6(A)〜図6(C)は同溶接装置を構成する溶接ロボットを示す斜視図、正面図、及び平面図である。 溶接部品の一例であるステアリングメンバを示す斜視図である。 同ステアリングメンバを示す正面図である。 同ステアリングメンバを示す右側面図である。 同実施形態に係る溶接方法を示すフローチャートである。 同溶接方法の中でサイドブラケットを配置する様子を示す斜視図である。 ステアリングメンバ本体をサイドブラケットに溶接する様子を示す斜視図である。 ステアリングメンバ本体に図12とは逆側に位置するサイドブラケットを溶接する様子を示す斜視図である。 ステアリングメンバ本体にブラケットエアバッグを溶接する様子を示す斜視図である。 ステアリングメンバ本体にオーディオブラケットを溶接する様子を示す斜視図である。 ステアリングメンバ本体にオーディオブラケットを溶接する様子を示す斜視図である。 ステアリングメンバ本体にブラケットインパクトを溶接する様子を示す斜視図である。 ステアリングメンバ本体にインストステイを溶接する様子を示す斜視図である。 第1のワークであるステアリングメンバ本体の長手方向に交差する断面図であり、第2のワークであるオーディオブラケットを位置決めした状態を示す図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の記載は特許請求の範囲に記載される技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1(A)、図1(B)は、本発明の実施形態に係る溶接部品の一例であるステアリングメンバの溶接装置を示す斜視図、正面図、図2は同溶接装置を示す平面図である。図3(A)、(B)は同溶接装置を構成する固定式のポジショナーを示す斜視図及び正面図、図4(A)、(B)は同溶接装置を構成する可動式のポジショナーを示す斜視図及び正面図である。
図5(A)〜図5(D)は同溶接装置を構成するハンドロボットを示す斜視図、正面図、平面図、及び先端のハンドを示す拡大図、図6(A)〜図6(C)は同溶接装置を構成する溶接ロボットを示す斜視図、正面図、及び平面図である。図7〜図9は溶接部品の一例であるステアリングメンバを示す斜視図、正面図、側面図、図10は同実施形態にかかる溶接方法を示すフローチャートである。
本実施形態において製造される溶接部品は、自動車のステアリングメンバを例示することができる。本実施形態にかかる溶接方法は、図10を参照して概説すれば、ステアリングメンバ本体82にサイドブラケット81、83を溶接し(ステップST1)、所定の位置にワークを位置決めし(ステップST3)、ブラケット84〜88を位置決めした状態でブラケット84〜88の各々の基準位置から溶接位置までの距離を計測し(ステップST5)、当該距離が溶接の可能な下限値から上限値の範囲内であるかによって溶接を実施するか否かを判断する(ステップST6、ST7、ST8)。詳細については後述する。
(溶接部品)
次に本実施形態において製造される溶接部品の一例であるステアリングメンバについて説明する。ステアリングメンバ80は、図7〜図9に示すように、サイドブラケット81と、ステアリングメンバ本体82と、サイドブラケット83と、ブラケットエアバッグ84と、オーディオブラケット85、86と、ブラケットインパクト87と、インストステイ88と、を有する。ステアリングメンバ本体82は第1のワークにあたり、ブラケットエアバッグ84、オーディオブラケット85、86、ブラケットインパクト87、インストステイ88は第2のワークにあたる。
本実施形態では上記符号の順にサイドブラケット81〜インストステイ88が溶接装置100に配置又は配置された上でステアリングメンバ本体82に溶接される。サイドブラケット81はポジショナー40aに、サイドブラケット83はポジショナー40bに把持される。また、サイドブラケット81、83は、図7、図9に示すように、ポジショナー40a、40bの位置決めピンを取り付けるための穴を有している。サイドブラケット81、83は、ステアリングメンバ80の両端部に配置される部品であり、ステアリングメンバ本体82との溶接箇所と位置決めピンの穴が形成されていれば、その他は形状が同じであっても、形状が対称であっても、形状が一致していなくてもよい。ステアリングメンバ本体82は、パイプ状の長尺の部材であり、中空に形成されているが、中実であってもよい。
(溶接装置)
次に本実施形態に係る溶接装置について説明する。溶接装置100は、図1に示すように、ハンドロボット10(配置部に相当)と、溶接ロボット20(溶接部に相当)と、ロケーター30と、ポジショナー40a、40b(保持部に相当)と、制御部60と、カメラ65と、部品収集部70と、を有する。
ハンドロボット10は、胴体部11と、アーム12、13、14と、ハンド15と、を有する。胴体部11は、装置の地面に載置される箇所で、回転部11aを有する。胴体部11は、回転部11aによって地面に対して鉛直方向を回転軸として回転できるように構成されている。アーム12は、回転部12aを有し、回転部12aによって胴体部11に回転可能に取り付けられている。アーム13は、回転部13aを有し、回転部13aによってアーム12に対して回転可能に取り付けられている。アーム14は回転部14aを有し、回転部14aによってアーム13に対して回転可能に取り付けられている。
ハンド15は、固定部15aと、可動部15bと、レール15cと、回転部15dと、カメラ16と、を有する。固定部15aは、レール15cに固定した状態で取り付けられている。可動部15bは、レール15cにおいてレール15cの伸びる方向(図5(D)の横方向)に移動可能に取り付けられている。回転部15dは、固定部15aと、可動部15bと、レール15cと、を固定部15aや可動部15bの伸びる方向を回転軸として回転可能にしている。このように、ハンドロボット10は、回転軸が多数設けられた多関節のロボットであり、上記のように構成することによって、ワークとなる部品を様々な状態で把持したり、様々な軌跡から接合される他の部品にアプローチすることができる。
カメラ16は、レール15cに内蔵されており、ハンド15がワークを把持する際に当該ワークを撮影して把持したワークの向きや大きさを把握するために使用される。
カメラ16と異なり、カメラ65は、この製造装置の作業範囲内を広角に撮影できるように設置されている。カメラ65は、ハンド15によって把持されたワークがどのような向きで把持されているのかを確認したり、ハンドロボット15によって位置決めされ、接合されたワークを撮影して所定の位置に位置決めされているかなどを確認するために用いられる。そのため、カメラ65は、ハンドロボット10、溶接ロボット20、ポジショナー40a、40bまで含めて広範囲に撮影することもできる。
ハンドロボット10は、ワークを部品収集部70から取り出した後、カメラ65に向かって部品をかざすように動作する。これによってハンド15に把持されたワークをカメラ65が撮影し、画像処理によってワークがハンド15にどのような向きや位置で把持されているのかをカメラ16以外の手段で確認する。また、ハンドロボット10は、カメラ16やカメラ65によって得られた情報から把持するワークの向きを補正することができる。なお、把持したワークの向きなどを補正する動作は一般的なハンドロボットの動作と同様であるため、説明を省略する。
溶接ロボット20は、胴体部21と、アーム22、23、24と、溶接トーチ25と、カメラ26(計測部に相当)と、ワイヤ27(溶接部材に相当)と、ワイヤ送給部28と、を有する。胴体部21は、装置の地面に載置される箇所で、回転部21aを有する。胴体部21aは、回転部21aによって地面に対して鉛直方向を回転軸として回転できるように構成されている。アーム22は、回転部22aを有し、回転部22aによって胴体部21に回転可能に取り付けられている。アーム23は、回転部23aを有し、回転部23aによってアーム22に対して回転可能に取り付けられている。アーム24は回転部24aを有し、回転部24aによってアーム23に対して回転可能に取り付けられている。
溶接トーチ25は、アーム24の先端に取り付けられている。溶接トーチ25の先端は、ステアリングメンバ本体82上に位置決めされた部品の位置を基準にして、その部品が溶接できる位置に位置決めされる。このため溶接トーチ25先端の位置は、ハンドロボット10に教示された部品位置を基準として教示されている。ハンドロボット10による部品位置が補正された場合はそれに合わせて溶接トーチ25先端の位置も補正される。
溶接トーチ25は、回転部25aを有する。回転部25aは、アーム24の伸びる方向を回転軸として回転できるように構成されている。このように溶接ロボット20についてもハンドロボット10と同様に多関節に構成され、ステアリングメンバ80に対して様々な向きや方向から溶接トーチ25をアプローチさせて溶接を行うことができる。ワイヤ27は、ワイヤ送給部28から溶接トーチ25の内部まで伸びている。ワイヤ送給部28は、溶接トーチ25に向けてワイヤ27を供給する。
また、回転部25aにはカメラ26が内蔵されている。カメラ26は、ハンド15によって位置決め保持されているワークを撮影する。そして、撮影された画像から部品の位置(および/または傾き)を計測する。そのため、カメラ26は、撮影された画像内における物体の大きさや物体間の距離を計測する機能(画像内距離測定機能という)を有する。画像内距離測定機能としては、例えば予め画像内で距離を割り出すための基準となる物(基準スケール)を撮影して、その基準スケールの実物の大きさと画像内での大きさとの対応関係を求めておく。そして、記憶した基準スケールにおける実物と画像との対応関係を用いて、計測するために撮影した物体の画像内での大きさや物体間の距離及び傾きを求める。このような画像内距離測定機能は周知のものを用いればよく、特に限定されない。
また、カメラ26は、カメラ26の現在位置から撮影物までの距離を測る測距機能を備えていてもよい。測距機能としては、カメラ26の焦点合わせに用いるパッシブ型測距、レーザー光や超音波を用いるアクティブ型測距機能などを用いることが出来る。当該測距機能も周知のものを用いればよく、特に限定されない。このような測距機能と画像内距離測定機能を用いれば、カメラ26によって測定された部品位置が溶接ロボット20の動作座標系内の位置として算出することが出来る。
ここで、本実施形態におけるワークの測定について具体的に説明する。図19は第1のワークであるステアリングメンバ本体の長手方向に交差する断面図であり、第2のワークであるオーディオブラケットを位置決めした状態を示す図である。ワークの一つであるオーディオブラケット85は、穴85a、85bと、計測形状85f、85gと、溶接箇所85c、85d、85eと、を有する。カメラ26は、ワークであるオーディオブラケット85を撮影し、上記の画像内距離測定機能によってワーク内の位置や距離を測定する。具体的には、穴85a、85bの位置や計測形状85f、85gの位置、および穴85aの穴中心(基準位置)から溶接箇所85c上までの距離xを計測する。穴85a、85bの位置や計測形状85f、85gの位置によってワークの位置や角度が計測でき、ワークを位置決めした際の補正に使用される。
また、穴85aから溶接箇所85cまでの距離xは、ワークであるオーディオブラケット85が溶接を実施できるか否かを判断する基準として利用される。穴85aの中心は基準位置にあたり、ワークであるブラケットの寸法を規定していく際の基準とされている。溶接箇所85c、85d、85eは、溶接ロボット20によってステアリングメンバ本体82との溶接が行われる位置である。距離xは、第1のワークであるステアリングメンバ本体82や第2のワークであるオーディオブラケット85の形状バラつきや組付けバラつきを考慮して、距離Aから例えば一定の許容誤差p、q(p>q)を差し引いた範囲であれば溶接可能な範囲であると定める。本実施形態において、溶接可能範囲の下限値(最小距離)はAからqを引いたA−qであり、上限値(最大距離)はAとなる。また、下限値A−qから上限値Aの範囲内においても、後述するように溶接速度や溶融させるワークの量といった溶接条件を変更せずに溶接が可能な他の下限値と他の上限値とがさらに存在する。本実施形態では他の下限値は、Aからpを引いたA−pとし、他の上限値は上限値と同様にAとする。
溶接条件を考慮すれば、ワークが位置決めされた段階で計測を行うことによって、溶接後の溶接部品が許容された範囲内のものであるか判断することは可能である。そのため、ワークを位置決めした時点で溶接条件を考慮して定めた距離xの計測を行い、距離xに基づいて溶接の実施を判断することによって、溶接前に溶接部品の良否を判断して生産性を向上させることができる。また、距離xは、溶接部材である溶接ワイヤ27の大きさに基づいて決定する。具体的には、ワイヤ径が大きくなれば距離xも大きくさせ、ワイヤ径が小さくなれば距離xも小さくする、といったようにして距離xやA、p、qを決定する。なお、基準位置や溶接位置は、他のブラケット84、86〜88についてもワークの仕様に応じて設定される。溶接方法の詳細については後述する。
なお、上記の画像内距離測定機能及び測距機能はカメラ65も有していてもよい。また、画像内距離測定、必要により行われる測距などにおける画像処理およびそれらの算出処理は制御部60によって行われる。
ロケーター30は、ロケーター31とロケーター32と、から構成されるが、台数はこれに限定されない。ロケーター31は、ステアリングメンバ本体82を把持するか、又は把持を解除した状態にする。ロケーター32は、ステアリングメンバ本体82の長手方向において異なる位置でロケーター31と同様にステアリングメンバ本体82を把持するか、把持を解除した状態にする。
そのため、ロケーター30によるステアリングメンバ本体82の保持には、ロケーター31、32による保持か、ロケーター31、32のいずれかによる保持が挙げられる。ロケーター31、32は、ステアリングメンバ本体82を把持しない際には、ロケーター32の上部がスライドベース43から長手方向に交差する方向(図2の上方向)に離間する。これによって、溶接ロボット20やハンドロボット10が動作する際のエリアに侵入しないようにしている。ロケーター31、32は、後述するポジショナー40a、40bのスライド部42と同様の構成を有する。これによって、スライドベース43の長手方向に対して接近離間することができる。
ポジショナー40a、40bは、ステアリングメンバ本体82の両端を把持して保持する。ポジショナー40a、40bは、ポジショナー40a、40bの支柱となる支持台41と、ステアリングメンバ本体82を把持する把持部44と、を有する。把持部44は、クランパ45,46と、クランパ45、46を動作させるための動力機構を有する動力部47と、ステアリングメンバ本体82の両端に取付けられる部材を位置決めする位置決めピン48、49と、を有する。また、ポジショナー40bは、図4(A)に示すように、上記構成に加えてポジショナー40aをステアリングメンバ本体81の長手方向にスライド自在に移動可能とするスライド部42、をも有する。スライド部42は、スライドベース43と連携している。
支持台41は、ステアリングメンバ本体82を支持する支柱に当たり、ステアリングメンバ本体82を把持する側の側面において把持部44と接続する。また、ポジショナー40aにおいて、支持台41の下方は装置100に固定されており、ポジショナー40bにおいて支持台41の下方はスライド部42と接続している。支持台41は本実施形態において一部材から構成され、所定の高さで構成しているが、これ以外にも例えば2以上の部材から構成し、高さ調整機構を備えるように構成してもよい。また、支持台41は、図3(A)に示すように把持部44と回転軸53を介して接続され、支持台41はモーターとギヤ対などを有する回転機構を備える。支持台41に上記回転機構が設けられることによって、把持部44はステアリングメンバ本体82を把持した状態で回転軸53の軸周りに回転することができる。
スライド部42は、スライドベース43と連携し、ポジショナー40bをステアリングメンバ本体82の長手方向に移動可能にする。スライド部42とスライドベース43には、ギヤ対を設けることによって、スライド部42を移動可能に構成しているが、これに限定されない。
クランパー45、46は、ステアリングメンバ本体82を両端部において把持するための構成であり、本実施形態では動力部47の一部に回転軸51、52が設けられ、回転軸51、52にクランパー45、46が回転可能に取り付けられている。
動力部47は、クランパー45、46を動作させるためのモーターとギヤ対等のクランパー45、46のための回転機構を内蔵している。クランパー45,46を回転軸51、52の軸周りに回転させ、クランパー45、46がなす開き角を調整することによってステアリングメンバ80の把持及び把持の解除が実現される。
位置決めピン48、49は、動力部47の外側面に設けられている。上記のように、ステアリングメンバ80の中でも長手方向両端に配置されるサイドブラケット81,83には位置決めピン48,49を挿通させるための位置決め穴が設けられている。サイドブラケット81,83の位置決め穴を位置決めピン48,49に挿通させることによってサイドブラケット81、83がポジショナー40a、40bに取り付けられ、位置決めされる。サイドブラケット81、83がポジショナー40a、40bの位置決めピン48,49に挿通した状態でステアリングメンバ本体82に接合された後は、サイドブラケット81、83をクランパー45,46によって把持することでステアリングメンバ本体82もサイドブラケット81、83と共に支持される。
制御部60は、CPU、RAM、ROM、LANなどから構成され、ハンドロボット10や溶接ロボット20、ロケーター30、ポジショナー40a、40bなどの構成の動作を制御する。
部品収集部70は、サイドブラケット81〜インストステイ88を接合する前の段階においてハンドロボット10が搬送し易いようにサイドブラケット81〜インストステイ88を収集させておくスペースである。部品収集部70は、2枚のプレート71と、72とによって構成しているが、あくまで例示であって、その他にも複数段からなる棚やパレットなどで構成してもよい。
(溶接方法)
次に溶接方法についてステアリングメンバを例に説明する。図11から図18はステアリングメンバを溶接する様子について説明する斜視図である。まず、制御部60によってハンドロボット10に把持させる部品を教示する。本実施形態では符号の順番でワークを所定の位置に配置するように教示している。
そのため、ハンドロボット10は、図11に示すようにサイドブラケット81を把持して搬送し、ポジショナー40aに把持させる。そして、図12に示すようにステアリングメンバ本体82を把持してポジショナー40aに接近させ、溶接ロボット20によって溶接させる。そして、図13に示すようにサイドブラケット83を把持してポジショナー40bに把持させる。ポジショナー40bは溶接可能位置までステアリングメンバ本体82に向って移動し、溶接ロボット20によって溶接を行う(ステップST1)。
次にハンドロボット10は、ワークであるブラケットエアバッグ84を把持し(ステップST2)、ステアリングメンバ本体82の所定位置に位置決めする(ステップST3)。そして、ハンドロボット10が把持した際の情報をフィードバックして位置の補正を行う(ステップST4)。これにより、ハンドロボット10がワークを把持する位置や姿勢を気にせずに把持の作業を行うことができる。
次に、カメラ26はワークである画像を撮影して基準位置である穴85aから接合箇所85cまでの距離xを測定する(ステップST5)。制御部60にはワークの形状や取り付け位置に応じて溶接が可能な範囲の最小距離と最大距離が設定され、本実施形態では最大距離を上限値および他の上限値としてAが設定され、最小距離である下限値としてA−qまたは他の下限値としてA−pが設定されている。距離xが上限値および他の上限値である基準A未満であり、かつ他の下限値であるA−p以上である場合には溶接条件の変更も不要であり、通常通り溶接ロボット20によって溶接を行う(ステップST6、図14参照)。
次に距離xがA−p未満(他の下限値を下回る)であり、かつ、A−p以上(下限値は下回らない)である場合を考える。この場合は、言い換えればステップST6の場合よりもワークがステアリングメンバ本体82が離れた場合である。この場合、通常通りの溶接に比べて溶接が実施しにくくなるため、溶接速度を落としたり、溶融させる母材の量を増やして溶接を行う(ステップST7)。
次に距離xがA−q未満(下限値を下回る)またはA以上(上限値を上回る)の場合を考える。距離xがA−q未満とは、ステップST7の場合よりもワークがステアリングメンバ本体82から離れた場合である。また、距離xがA以上であるとは、ワークがステアリングメンバ本体82と干渉している場合である。この場合、当初予定していた溶接は実施できないと判断し、第1のワークであるステアリングメンバ本体および/または第2のワークであるブラケットエアバッグ84を破棄する(ステップST8)。
溶接を実施しない部品がない場合、つまり、通常通り又は溶接条件を変更して溶接を行う場合、最後のワークであるかどうかを判断する(ステップST9)。現時点では溶接するワークが残っているため(ステップST9:NO)、残りのオーディオブラケット85、86、ブラケットインパクト87、インストステイ88についても同様にステップST2からステップST7までの溶接動作を行う。
最後のワークまで溶接を終えた場合(ステップST9:YES)、ハンドロボット10によってステアリングメンバ80を把持して次工程へと搬送する(ステップST10)。
次に本実施形態にかかる作用効果について説明する。ステアリングメンバなどの溶接部品を量産にて製造する場合には部品を把持して位置決めするハンドリングロボットが使用される。しかし、ロボットの使用により作業工数が削減できたとしても完成品である溶接部品が設定した基準値を満たす否かの検出工程が後工程にずれこめば、それだけ前工程での作業が無駄になり、生産性が低下してしまう。
これに対し、本実施形態にかかる溶接方法および溶接装置では、第2のワークにあたるブラケット84〜88を位置決めした後に第2のワークであるブラケットの基準位置からステアリングメンバ本体82との接合位置までの距離xを測定する。そして、距離xに対して第2のワークの溶接が可能な範囲の最小距離と最大距離をそれぞれ下限値、上限値とし、図10に示すように距離xがワークの溶接が可能な下限値A−qから上限値Aまでの範囲内である場合には溶接を実施すると判断する(ステップST6,ステップST7)。
さらに、上限値A以上(干渉)となるか、または下限値A−q未満となる場合には溶接を実施しないと判断する(ステップST8)ように構成している。
そのため、溶接部品が完成する前に溶接部品が良品であるか否かを判断することができ、生産性を向上させることができる。また、第2のワークであるブラケットまたは第1のワークであるステアリングメンバ本体のいずれかが良品である場合、接合前に溶接をしないことを判断することによって、良品であるいずれかのワークを別の溶接部品の構成部品として利用することもできる。
また、上限値、下限値に加えてステップST7のように距離xが下限値A−qから上限値Aの範囲内であるが、他の下限値A−qを下回る場合、溶接条件を変更して溶接を行うと判断することによって、通常の溶接では溶接強度が十分でない場合であっても溶接速度を遅くしたり、溶融させるワークの量を増やしたりすることによって、溶接ができると判断される溶接部品の数を増やすことができる。
また、通常通りの溶接ができない場合であっても、上記のように溶接速度を遅くしたり、溶融させるワークの量を増やしたりすることによって、上記と同様に溶接できると判断される溶接部品の数を増やすことができる。
また、第2のワークであるブラケットと第1のワークであるステアリングメンバ本体82との間に隙間が存在する場合に、溶接の実施の判断を溶接ワイヤ27のワイヤ径などの溶接部材の大きさに基づいて距離xを定めることによって、判断の精度を向上させることができる。
また、第2のワークにあたるブラケットを位置決めした際にブラケットを把持した際の位置ずれ分を反映させる補正を行うことによって、ブラケットを把持した際の把持の態様に自由度を持たせることができ、汎用のハンドリングロボットでも精度良くブラケットの位置決めを行なうことができる。
また、本実施形態にかかる溶接装置100は、長尺状のステアリングメンバ本体82を第1のワークとし、ブラケット84〜88を第2のワークとした溶接部品の溶接に利用することができる。
本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、特許請求の範囲において種々の変更が可能である。
上記ではハンドロボット10が一台からなる実施形態について説明したがこれに限定されず、2台など複数台で協調制御を行いながらワークの把持、搬送、位置決めを行なうようにしてもよい。また、溶接を実施するか否かの上限値と溶接条件を変更して溶接を行うか否かの上限値は上記実施形態において同一の値Aとしたが、これに限定されず、値が異なっていてもよい。また、上記とは反対に溶接を実施するか否かを判断する下限値と溶接条件を変更して溶接を実施するか否かの下限値は異なっていると説明したが、上限値と他の上限値が異なっていれば下限値と他の下限値とは同じであってもよい。また、第2のワークであるブラケットを位置決めした際には把持した際の位置ずれ分を補正すると記載したが、これに限定されず、把持の態様によっては補正を行わないように構成してもよい。
10 ハンドロボット(配置部)、
11、21 胴体部、
12、13、14、22、23、24 アーム、
15 ハンド、
15a 固定部、
15b 可動部、
15c レール、
15d 回転部、
16、65 カメラ、
26 カメラ(計測部)、
11a、12a、13a、14a、21a、22a、23a、24a 回転軸、
20 溶接ロボット(溶接部)、
25 溶接トーチ、
27 (溶接)ワイヤ(溶接部材)、
28 ワイヤ送給部、
30、31、32 ロケーター、
40a、40b ポジショナー(保持部)、
60 制御部、
70、71、72 部品収集部、
80 ステアリングメンバ、
81、83 サイドブラケット、
82 ステアリングメンバ本体(第1のワーク)、
84 ブラケットエアバッグ(第2のワーク)、
85、86 オーディオブラケット(第2のワーク)、
85a、85b 穴、
85c、85d、85e 溶接箇所、
85f、85g 計測形状、
87 ブラケットインパクト(第2のワーク)、
88 インストステイ(第2のワーク)、
100 溶接装置、
A 溶接が可能な場合の基準位置から溶接位置までの距離の上限値(他の上限値)、
A−p 溶接条件を変更せずに溶接が可能な基準位置から溶接位置までの距離の下限値(他の下限値)、
A−q 溶接条件を変更して溶接が可能な基準位置から溶接位置までの距離の下限値、
p、q 許容誤差、
x 基準位置から溶接位置までの距離。

Claims (7)

  1. 第1のワークに第2のワークを溶接する溶接方法であって、
    前記第1のワークに前記第2のワークを位置決めし、
    前記第2のワークにおける基準位置から前記第1のワーク上の溶接位置までの距離を計測し、
    前記距離に対し、前記第2のワークの溶接が可能な範囲の最小距離と最大距離をそれぞれ下限値、上限値とし、
    前記距離が前記第2のワークの溶接が可能な前記下限値から上限値の範囲内である場合には前記第2のワークの前記第1のワークに対する溶接を行う判断をし、前記下限値を下回るまたは前記上限値を上回る場合には溶接を実施しないと判断し、
    前記判断をしたうえで前記第2のワークを前記第1のワークに溶接する溶接方法。
  2. 前記下限値から前記上限値の範囲内であって溶接の条件を変更せずに溶接が可能な否かを判断する他の下限値および/または他の上限値をさらに有し、
    前記他の下限値から前記他の上限値の範囲内である場合には溶接条件を変更せずに溶接を行い、
    前記下限値から前記上限値の範囲内であって前記他の下限値を下回るまたは他の上限値を上回る場合には溶接条件を変更して溶接を行う請求項1に記載の溶接方法。
  3. 前記溶接条件の変更は、溶接の速度を遅くするか、または溶接によって溶融させるワークの量を増加させることによって行う請求項2に記載の溶接方法。
  4. 前記下限値および前記上限値は、溶接を行う溶接部材の大きさに基づいて定められる請求項1から3のいずれか1項に記載の溶接方法。
  5. 前記第2のワークの位置決めは、前記第2のワークを把持したうえで前記第1のワークまで搬送して前記位置決めを行い、
    前記位置決めをした際に、前記第2のワークを把持した際に生じる位置ずれ分の補正を行う請求項1から4のいずれか1項に記載の溶接方法。
  6. 前記第1のワークはステアリングメンバを構成する長尺状の長尺部材であり、前記第2のワークは前記長尺部材に接合されるブラケットである請求項1から5のいずれか1項に記載の溶接方法。
  7. 第1のワークに第2のワークを溶接する溶接装置であって、
    前記第2のワークを前記第1のワークに配置する配置部と、
    前記第1のワークを保持する保持部と、
    前記第2のワークを前記第1のワークに溶接する溶接部と、
    前記第2のワークにおける基準位置から前記第1のワークとの溶接位置までの距離を計測する計測部と、
    前記溶接部を制御する制御部と、を有し、
    前記距離に対し、前記第2のワークの溶接が可能な範囲の最小距離と最大距離をそれぞれ下限値、上限値とした場合、前記制御部は、前記距離が前記第2のワークの溶接が可能な前記下限値から前記上限値の範囲内である場合には前記第2のワークの前記第1のワークに対する溶接を行う判断をし、前記下限値または前記上限値を超えた場合には溶接を実施しないと判断する溶接装置。
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