JP2015226925A - 接合組立装置 - Google Patents

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【課題】接合組立フレームを精度良く組み立てることができるとともに、低コストで、且つ、コンパクトな接合組立装置を提供する。
【解決手段】回転治具3は、第1及び第2インパネパイプ10a,10bを互いに嵌合させて組み立てた組立管11を筒中心線が上下方向に向く姿勢でその両端部を把持して筒中心線周りに回転させる。回転治具3の側方には、組立管11に組み付けられるインパネブラケット10cを組立管11の外周面に押し当てて固定する産業用ロボット4が設けられる。回転治具3及び産業用ロボット4の側方には、回転治具3に把持された組立管11の重合部分か、又は、インパネブラケット10cの組立管11との重合部分を溶接するレーザ溶接機5が設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、自動車の骨格をなす接合組立フレームを組み立てる接合組立装置に関する。
従来より、自動車の骨格をなす車体ボディには、2つ以上の金属製筒部材をその端部同士を接合することにより組み立てて延伸した接合組立管が多数用いられている。これら接合組立管は、一般的に接合組立装置により組み立てられ、例えば、特許文献1に開示されている接合組立装置は、第1筒部材の一方側を把持して当該第1筒部材を水平方向に延びる姿勢にする第1チャック機構と、第2筒部材の中途部を把持して当該第2筒部材を水平方向に延びる姿勢にする第2チャック機構とを備え、該第2チャック機構で上記第2筒部材を把持した際、当該第2筒部材の一端を上記第1筒部材の他端に突き合わせるようになっている。上記第1チャック機構の側方には、当該第1チャック機構で把持した第1筒部材の周りを旋回する旋回ポジショナーが設けられ、該旋回ポジショナーには、アーム先端に溶接トーチを把持した産業用ロボットが取り付けられている。そして、上記溶接トーチの先端を上記第1及び第2筒部材の突き合せ箇所に対応させ、且つ、旋回ポジショナーを第1筒部材周りに旋回させながら溶接トーチで上記突き合せ箇所を連続溶接することにより、第1及び第2筒部材を組み立てている。
特開2009−220156号公報
ところで、特許文献1では、第2チャック機構が第2筒部材の中途部を把持しているが、上述の如き接合組立管には、その外周面における周方向の複数個所に金属部品を接合で組み付けて接合組立フレームにする場合があり、このような場合、組み付ける部品らとの干渉を回避するために第2チャック機構は第2筒部材の他端側を把持する必要が生じる。そうすると、第2筒部材の一端側が下方に撓んだ状態のまま接合組立管が組み立てられてしまい、その後完成する接合組立フレームが組立精度の悪いものになるおそれがある。
これを回避するために、各金属部品の組み付けに邪魔にならないよう第2筒部材の一端側を支持する支持部材を設けたり、或は、別工程を設けて当該別工程で各金属部品を接合組立管に組み付けることが考えられるが、前者においては設備が複雑になるとともに部品コストが嵩んでしまい、後者においては設備費用が嵩むとともに設備が大型化して広いスペースを占有することになってしまう。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、接合組立フレームを精度良く組み立てることができるとともに、低コストで、且つ、コンパクトな接合組立装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、接合作業を行う際における組立管の姿勢に工夫を凝らしたことを特徴とする。
すなわち、第1の発明では、2つの筒部材を互いに嵌合させて組み立てた組立管を筒中心線が上下方向に向く姿勢でその両端部を把持して筒中心線周りに回転させることが可能な回転治具と、該回転治具の側方に配置され、上記組立管に組み付けられる被組付部品を上記組立管の外周面に押し当てて固定する部品固定手段と、上記回転治具及び上記部品固定手段の側方に配置され、上記回転治具に把持された上記組立管の重合部分か、又は、上記部品固定手段によって固定された上記被組付部品の上記組立管との重合部分を接合する接合手段とを備えていることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記接合手段は、光を増幅させてレーザ光を得るレーザ発振器と、該レーザ発振器で得られたレーザ光を上記組立管又は上記被組付部品に向かって照射する加工ヘッドとを備えていることを特徴とする。
第3の発明では、第2の発明において、上記接合手段は、上記加工ヘッドを上下動させる上下動手段を備えていることを特徴とする。
第4の発明では、第2又は第3の発明において、上記接合手段は、上記加工ヘッドを上記回転治具に対して接近・離間可能に水平移動させる水平移動手段を備えていることを特徴とする。
第5の発明では、第2から第4のいずれか1つの発明において、上記加工ヘッドは、上記レーザ発振器で得られたレーザ光を上記組立管又は上記被組付部品に向かって反射させるミラーを有し、該ミラーの傾斜角度を変更することによりレーザ光の照射位置を変更するよう構成されていることを特徴とする。
第1の発明では、組立管の重合部分を接合する際、組立管が上下方向に延びる姿勢となっていて撓まない。したがって、組立管を撓まないようにする支持部材を必要とせず、寸法精度の良い接合組立フレームをコストが嵩まない設備で形成できる。また、回転治具による回転動作によって組立管における外周面が周方向の全領域において接合手段側に向くことが可能となるので、組立管における外周面において周方向に亘って接合を行うことができる。さらに、組立管の重合部分を接合する工程において被組付部品を組立管に接合できるので、被組付部品を組立管に接合する工程を別途設ける必要がなく、広いスペースを占有しないコンパクトな設備にすることができる。
第2の発明では、組立管における重合部分の接合又は組立管への被組付部品の接合をレーザ溶接で行うので、完成した接合組立フレームにおける接合部周りの熱歪みを小さくすることができ、接合組立フレームをさらに精度良く組み立てることができる。
第3の発明では、加工ヘッドが組立管の長手方向全域に亘って移動可能となるので、組立管における長手方向全域に亘って溶接による接合を行うことができる。
第4の発明では、加工ヘッドが組立管に対して接近・離間可能となるので、組立管又は被組付部品に対する接合手段の接合位置を細かく調整することができる。
第5の発明では、ミラーの小さな動作によってレーザ光の照射位置を大きく変更させることが可能になるので、レーザ光の照射位置を各溶接個所に瞬時に移動させることができ、接合組立フレームにおける全ての接合作業にかかる時間を短くすることができる。
本発明の実施形態に係る接合組立装置の概略正面図である。 図1のA−A線における断面図である。 組立管の重合部分を溶接している状態を示す図1相当図である。 組立管と組付部品との重合部分を溶接し始めた状態を示す図1相当図である。 図4のB−B線における断面図である。 組立管と組付部品との重合部分を溶接している途中の状態を示す図1相当図である。 図6のC−C線における断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
図1及び図2は、本発明の実施形態に係る接合組立装置1を示す。該接合組立装置1は、自動車のインストルメントパネル内方に位置する所謂インパネメンバーと呼ばれる車体フレーム10(接合組立フレーム)を組み立てるものであり、装置の骨格をなす本体フレーム2と、回転軸心が上下方向に向く回転治具3と、部品を把持して搬送可能な産業用ロボット4(部品固定手段)と、レーザ溶接を行うレーザ溶接機5(溶接手段)とを備えている。
上記車体フレーム10は、長手方向の一端部分を除く箇所が拡径された第1インパネパイプ10a(筒部材)と、該第1インパネパイプ10aの一端側に内嵌合された第2インパネパイプ10b(筒部材)と、上記第1インパネパイプ10aの一端側外周面に当該第1インパネパイプの長手方向と交差する姿勢で取り付けられたインパネブラケット10c(被組付部品)とを備え、上記第1及び第2インパネパイプ10a,10bの重合部分を溶接により繋ぐとともに、上記第1インパネパイプ10a及びインパネブラケット10cの重合部分を溶接により繋ぐことで組み立てている。
上記本体フレーム2は、上下方向に対向配置された上側ベースプレート21及び下側ベースプレート22を有し、該上側及び下側ベースプレート21、22は、図示しない上下方向に延びる連結シャフトで連結されている。
上記回転治具3は、上記上側ベースプレート21下面に固定された上側治具31と、上記下側ベースプレート22に載置された下側治具32とを備え、上記上側治具31及び上記下側治具32は上下に対向している。
上記上側治具31は、回転軸心が上下方向に向く回転自在な上側チャック機構33を備え、該上側チャック機構33は、水平方向に接近・離間可能な一対の上側把持部33aを有している。
一方、上記下側治具32は、側面視で略台形状をなす治具ケース34を備え、該治具ケース34内部には、回転軸心を上下方向に向けたサーボモータ35が設けられている。
上記治具ケース34の上面には、水平方向に接近・離間可能な一対の下側把持部36aを有する下側チャック機構36が設けられ、該下側チャック機構36は、上記サーボモータ35の回転駆動に連動して上下方向に向く回転軸心周りに回転するようになっている。
そして、図3に示すように、第2インパネパイプ10bの一端側を上記第1インパネパイプ10aの一端側に内嵌合させて組み立てた組立管11の一方の端部を上記上側チャック機構33で把持し、且つ、上記組立管11の他方の端部を上記下側チャック機構36で把持するとともに上記サーボモータ35を回転駆動させると、筒中心線が上下方向に向く姿勢で上記組立管11が筒中心線周りに回転するようになっている。
上記産業用ロボット4は、上記回転治具3の側方に配置され、図4及び図5に示すように、上記組立管11に組み付けられる上記インパネブラケット10cをアーム部4a先端で把持するとともに、上記組立管11の外周面に押し当てて固定するようになっている。
上記レーザ溶接機5は、上記回転治具3及び上記産業用ロボット4の側方に配置されていて、上記上側ベースプレート21と上記下側ベースプレート22とを連結する上下方向に延びる略角柱状の第1スライドレール51と、該第1スライドレール51の回転治具3側に上下方向にスライド可能に外嵌合する第1スライダ52(上下動手段)と、該第1スライダ52の側方に取り付けられ、上記回転治具3に対して接近・離間する水平方向に延びる第2スライドレール56と、該第2スライドレール56の反第1スライダ52側に水平方向にスライド可能に外嵌合する第2スライダ57(水平移動手段)とを備えている。また、上記レーザ溶接機5は、光を増幅させてレーザ光Lzを得るレーザ発振器53と、上記第1スライダ52に取り付けられた加工ヘッド54と、該加工ヘッド54と上記レーザ発振器53との間に配策された光ファイバーケーブル55とを備え、上記第1スライダ52が上記第1スライドレール51に沿って上下動することにより、上記加工ヘッド54が上下動する(図1のZ方向に移動する)とともに、上記第2スライダ57が上記第2スライドレール56に沿ってスライド移動することにより、上記加工ヘッド54が水平移動する(図1のX方向に移動する)ようになっている。
上記加工ヘッド54は、内部空間Sを有する略ブロック形状の筐体54aと、上記内部空間Sに配置され、図示しない駆動モータにより傾斜角度を変更可能なミラー54bとを備え、上記ミラー54bは、上記レーザ発振器53で得られて上記光ファイバーケーブル55で伝送されたレーザ光Lzを上記組立管11又は上記インパネブラケット10cに向かって反射させるようになっている。
上記回転治具3、上記産業用ロボット4及び上記レーザ溶接機5には、当該回転治具3、上記産業用ロボット4及び上記レーザ溶接機5に作動信号を出力する制御部6が接続されている。
該制御部6は、図3,6,7に示すように、上記回転治具3のサーボモータ35に作動信号を出力して回転駆動させることにより上記組立管11をその筒中心周りに回転させるとともに、上記レーザ溶接機5に作動信号を出力して上記組立管11の重合部分及び上記インパネブラケット10cの上記組立管11との重合部分にレーザ光Lzを照射して溶接を行うようになっている。
また、上記制御部6は、図4及び図5に示すように、上記産業用ロボット4に作動信号を出力して上記回転治具3に把持された組立管11の外周面に上記インパネブラケット10cを押し当てて固定させ、且つ、上記レーザ溶接機5に作動信号を出力して上記スライダを上下動又は水平移動させるとともに上記ミラー54bの傾斜角度を変更させながら上記インパネブラケット10cの上記組立管11との重合部分にレーザ光Lzを照射して溶接を行うようになっている。
次に、上記接合組立装置1による上記車体フレーム10の組み立てについて説明する。
まず、作業者は、図示しない嵌合装置を用いて第1インパネパイプ10aの一端側に第2インパネパイプ10bの一端側を内嵌合させて組立管11にし、且つ、該組立管11の一方の端部を上側チャック機構33に把持させるとともに上記組立管11の他方の端部を下側チャック機構36に把持させて組立管11を回転治具3にセットする。
次に、作業者は、図示しない溶接開始ボタンを押す。すると、制御部6は、レーザ溶接機5に作動信号を出力して、図3に示すように、加工ヘッド54を第1スライドレール51の中途部まで移動させ、且つ、上記組立管11の重合部分にレーザ光Lzが照射されるように上記ミラー54bの傾斜角度を変更させる。
そして、制御部6は、上記レーザ溶接機5に作動信号を出力してレーザ発振器53によって得られたレーザ光Lzを上記ミラー54bに反射させて上記組立管11の重合部分に照射させるとともに、上記回転治具3に作動信号を出力してサーボモータ35の回転駆動で上記組立管11をその筒中心線周りに回転させることにより、上記組立管11の重合部分を連続溶接して第1及び第2インパネパイプ10a,10bを繋ぐ。
次いで、制御部6は、上記回転治具3及び上記レーザ溶接機5に停止信号を出力して上記組立管11の回転とレーザ光Lzの照射とを停止させ、且つ、図4及び図5に示すように、上記レーザ溶接機5に作動信号を出力して上記加工ヘッド54を上昇させるとともに上記産業用ロボット4に作動信号を出力して上記組立管11の外周面にインパネブラケット10cを押し付けて固定する。
しかる後、制御部6は、上記レーザ溶接機5に作動信号を出力してレーザ光Lzを照射するとともに、レーザ光Lzの照射位置が上記インパネブラケット10c及び上記組立管11の重合部分の四辺のうちの一辺を下方に向かってなぞるよう上記ミラー54bの傾斜角度を次第に変更しながら連続溶接する。
その後、制御部6は、上記産業用ロボット4及び上記レーザ溶接機5に停止信号を出力して上記組立管11への上記インパネブラケット10cの押し付けとレーザ光Lzの照射を停止させ、且つ、図6に示すように、上記レーザ溶接機5に作動信号を出力して上記加工ヘッド54を上昇させる。
そして、制御部6は、図7に示すように、上記レーザ溶接機5に作動信号を出力してレーザ光Lzの照射位置が上記インパネブラケット10c及び上記組立管11の重合部分の四辺のうちの一辺(上辺)になるよう上記ミラー54bの傾斜角度を変更し、且つ、レーザ光Lzを照射するとともに上記サーボモータ35に作動信号を出力して上記組立管11を回転させることにより上記インパネブラケット10c及び上記組立管11の重合部分を連続溶接する。
このようにして、制御部6は、上記インパネブラケット10c及び上記組立管11の重合部分の四辺のうちの残りの二辺においても、回転治具3、産業用ロボット4及びレーザ溶接機5に作動信号を出力して回転治具3の回転動作、産業用ロボット4の押付動作、レーザ溶接機5における加工ヘッド54の移動動作、及びレーザ溶接機5のレーザ照射動作をそれぞれ組み合わせながら溶接を行って車体フレーム10を得る。
以上より、本発明の実施形態によると、組立管11の重合部分を接合する際、組立管11が上下方向に延びる姿勢となっていて撓まない。したがって、組立管11を撓まないようにする支持部材を必要とせず、寸法精度の良い車体フレーム10をコストが嵩まない設備で形成できる。また、回転治具3による回転動作によって組立管11における外周面が周方向の全領域においてレーザ溶接機5側に向くことが可能となるので、組立管11における外周面において周方向に亘って溶接を行うことができる。さらに、組立管11の重合部分を溶接する工程においてインパネブラケット10cを組立管11に接合できるので、インパネブラケット10cを組立管11に接合する工程を別途設ける必要がなく、広いスペースを占有しないコンパクトな設備にすることができる。
また、組立管11における重合部分の接合又は組立管11へのインパネブラケット10cの接合をレーザ溶接で行うので、完成した車体フレーム10における接合部周りの熱歪みを小さくすることができ、車体フレーム10をさらに精度良く組み立てることができる。
また、第1スライドレール51及び第1スライダ52によって加工ヘッド54が組立管11の長手方向全域に亘って移動可能となるので、組立管11おける長手方向全域に亘って溶接による接合を行うことができる。
また、第2スライドレール56及び第2スライダ57によって加工ヘッド54が組立管11に対して接近・離間可能となるので、組立管11又はインパネブラケット10cに対するレーザ溶接機5の溶接位置を細かく調整することができる。
さらに、ミラー54bの小さな動作によってレーザ光Lzの照射位置を大きく変更させることが可能になるので、レーザ光Lzの照射位置を各接合個所に瞬時に移動させることができ、車体フレーム10における全ての接合作業にかかる時間を短くすることができる。
尚、本発明の実施形態では、接合組立装置1において、組立管11に対してインパネブラケット10cのみ組み付けているが、これに限らず、例えば、ステアリングブラケット等、その他の部品を産業用ロボット4で搬送するとともに上記組立管11に押し当てて溶接により組み付けるようにしてもよい。
また、本発明の実施形態では、1台の産業用ロボット4で組立管11に部品を押し当てて固定するようになっているが、複数台の産業用ロボット4を上記回転治具3の側方に配置してその複数台の産業用ロボット4で複数の部品をそれぞれ組立管11に押し当てて固定するようにしてもよい。
さらに、本発明の実施形態では、接合手段としてレーザ溶接機5を用いているが、これに限らず、アーク溶接、TIG溶接、及び、プラズマ溶接などの溶接機で接合を実施してもよい。
それに加えて、本発明の実施形態では、内部に傾斜角度を変更可能な内部にミラー54bが設けられた加工ヘッド54を用いてレーザ溶接を実施しているが、内部にミラー54bのない加工ヘッド54を用いてレーザ溶接を実施してもよい。
本発明は、例えば、自動車の骨格をなす接合組立フレームを組み立てる接合組立装置に適している。
1 接合組立装置
3 回転治具
4 産業用ロボット(部品固定手段)
5 レーザ溶接機(溶接手段)
10 車体フレーム(接合組立フレーム)
10a 第1インパネパイプ(筒部材)
10b 第2インパネパイプ(筒部材)
10c インパネブラケット(被組付部品)
11 組立管
52 第1スライダ(上下動手段)
54 加工ヘッド
54b ミラー
57 第2スライダ(水平移動手段)
Lz レーザ光

Claims (5)

  1. 2つの筒部材を互いに嵌合させて組み立てた組立管を筒中心線が上下方向に向く姿勢でその両端部を把持して筒中心線周りに回転させることが可能な回転治具と、
    該回転治具の側方に配置され、上記組立管に組み付けられる被組付部品を上記組立管の外周面に押し当てて固定する部品固定手段と、
    上記回転治具及び上記部品固定手段の側方に配置され、上記回転治具に把持された上記組立管の重合部分か、又は、上記部品固定手段によって固定された上記被組付部品の上記組立管との重合部分を接合する接合手段とを備えていることを特徴とする接合組立装置。
  2. 請求項1に記載の接合組立装置において、
    上記接合手段は、光を増幅させてレーザ光を得るレーザ発振器と、該レーザ発振器で得られたレーザ光を上記組立管又は上記被組付部品に向かって照射する加工ヘッドとを備えていることを特徴とする接合組立装置。
  3. 請求項2に記載の接合組立装置において、
    上記接合手段は、上記加工ヘッドを上下動させる上下動手段を備えていることを特徴とする接合組立装置。
  4. 請求項2又は3に記載の接合組立装置において、
    上記接合手段は、上記加工ヘッドを上記回転治具に対して接近・離間可能に水平移動させる水平移動手段を備えていることを特徴とする接合組立装置。
  5. 請求項2から4のいずれか1つに記載の接合組立装置において、
    上記加工ヘッドは、上記レーザ発振器で得られたレーザ光を上記組立管又は上記被組付部品に向かって反射させるミラーを有し、該ミラーの傾斜角度を変更することによりレーザ光の照射位置を変更するよう構成されていることを特徴とする接合組立装置。
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