JPH09225662A - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置

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JPH09225662A
JPH09225662A JP8033976A JP3397696A JPH09225662A JP H09225662 A JPH09225662 A JP H09225662A JP 8033976 A JP8033976 A JP 8033976A JP 3397696 A JP3397696 A JP 3397696A JP H09225662 A JPH09225662 A JP H09225662A
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JP
Japan
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robot
laser processing
laser
work
processing chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP8033976A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Kashiro
政孝 鍛代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークにYAGレーザヘッドでレーザ加工を
行う際、作業者の安全を確保すると共に作業環境の改善
を図る。 【解決手段】 レーザ加工室3内にワークテーブル7上
に載置固定されたワークWA にレーザ加工を行うYAG
レーザヘッド21と、このYAGレーザヘッド21を先
端にクランプせしめる第1クランプ17を有する制御可
能な第1ロボット装置9とを備え、前記加工室3外に前
記第1ロボット装置9を制御せしめるロボットコントロ
ーラ29を設けると共に、このロボットコントローラ2
9に接続された遠隔操作手段37R,37Lを設け、前
記レーザ加工室3内に別のワークWB を先端にクランプ
せしめる第2クランプ19を有する第2ロボット装置1
1を備え、この第2ロボット装置11を加工室3外に設
けられたロボットコントローラ29に接続されているこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、YAGレーザヘ
ッドでもってワークにレーザ加工を行うレーザ加工装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハンディタイプのYAGレーザヘ
ッド101は、例えば図2に示されているように作業者
が手に持って切断や溶接などの加工をワークWに行って
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、作業者がY
AGレーザヘッド101を手にもってワークWに切断や
溶接などの加工を行うと、図2に示されているように、
作業者自身がレーザビームの照射を受け、ケガをした
り、場合によっては、人命を落す危険性があった。
【0004】また、加工点よりスパッタなどが飛散し、
作業環境も劣悪になるという問題があった。
【0005】この発明の目的は、ワークにYAGレーザ
ヘッドでレーザ加工を行う際、作業者の安全を確保する
と共に作業環境の改善を図ったレーザ加工装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1のレーザ加工装置は、レーザ加工室内にワー
クテーブル上に載置固定されたワークにレーザ加工を行
うYAGレーザヘッドと、このYAGレーザヘッドを先
端にクランプせしめる第1クランプを有する制御可能な
第1ロボット装置とを備え、前記加工室外に前記第1ロ
ボット装置を制御せしめるロボットコントローラを設け
ると共に、このロボットコントローラに接続された遠隔
操作手段を設けてなることを特徴とするものである。
【0007】したがって、加工室内のワークテーブル上
にワークを載置固定した状態で、加工室外に設けられて
いる遠隔操作手段を作業者が操作すると、ロボットコン
トローラによって第1ロボット装置が制御されて第1ク
ランプにクランプされたYAGレーザ加工ヘッドで前記
ワークにレーザ加工が行われる。而して、作業者の安全
が確保されると共に作業環境の改善が図られる。
【0008】請求項2によるこの発明のレーザ加工装置
は、請求項1のレーザ加工装置において、前記レーザ加
工室内に別のワークを先端にクランプせしめる第2クラ
ンプを有する第2ロボット装置を備え、この第2ロボッ
ト装置を加工室外に設けられたロボットコントローラに
接続されていることを特徴とするものである。
【0009】したがって、遠隔操作手段を作業者が操作
すると、ロボットコントローラによって第2ロボット装
置が制御された第2クランプにクランプされた別のワー
クがワークテーブル上のワークに突き合わされて例えば
この突き合わせ部にレーザ溶接が行われる。
【0010】請求項3によるこの発明のレーザ加工装置
は、請求項1,2のレーザ加工装置において、前記遠隔
操作手段が、作業者の手につけられ、作業者の指、腕の
動きを前記ロボットコントローラに入力せしめる位置検
出センサ式グローブであることを特徴とするものであ
る。
【0011】したがって、作業者が位置検出センサ式グ
ローブをはめて指、腕を動かすと、このグローブからロ
ボットコントローラに信号が入力されてロボットコント
ローラによって第1,第2ロボット装置が制御されて第
1,第2クランプにクランプされたYAGレーザヘッド
と別のワークが動いてワークにレーザ加工例えばレーザ
溶接が行われる。
【0012】請求項4によるこの発明のレーザ加工装置
は、請求項1,2,3のレーザ加工装置において、前記
加工室内の状況を表示せしめる表示装置を加工室外に設
けてなることを特徴とするものである。
【0013】したがって、表示装置に表示された加工室
内の状況を見ながら、レーザ加工例えばレーザ溶接が容
易に行われる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基いて詳細に説明する。
【0015】図1を参照するに、レーザ加工装置1は立
設された例えば箱形状のレーザ加工室3を備えており、
このレーザ加工室3内のベース5上には第1ワークWA
を載置固定せしめるワークテーブル7が設けられてい
る。前記ベース5上の図1において右側および左側には
それぞれ第1ロボット装置9、第2ロボット装置11が
設けられている。この第1,第2ロボット装置9,11
は例えば同じ機能を有しており、すでに公知の構造で作
業者と同一動作を行うようになっている。すなわち、回
転自在な第1アーム13R,13L;第2アーム15
R,15Lを備えており、しかも第2アーム15R,1
5Lの先端には第1クランプ17,19が設けられてい
る。
【0016】第1クランプ17にはYAGレーザヘッド
21がクランプされていると共に、第2クランプ19に
は別の第2ワークWB がクランプされたり、アンクラン
プされるものである。前記YAGレーザヘッド21には
光ファイバ23の一端が接続されていると共に、光ファ
イバ23の他端はレーザ加工室3の外に配置されている
YAGレーザ発振器25に接続されている。
【0017】前記レーザ加工室3の図1において右側に
はレーザ加工室3内の状況を観察できる窓27が設けら
れているので、レーザ加工室3内の状況を作業者が常に
観察することができる。また、前記レーザ加工室3の図
1において右側の外にはロボットコントローラ29が設
けられており、このロボットコントローラ29は前記第
1,第2ロボット装置9,11にそれぞれケーブル3
1,33で接続されている。したがって、ロボットコン
トローラ29により第1,第2ロボット9,11の動き
がコントロールされる。
【0018】前記ロボットコントローラ29上には例え
ばレーザ加工室3内の状況を表示せしめるCRTなどの
表示装置35が設けられている。また、ロボットコント
ローラ29には遠隔操作手段としての位置検出センサ式
グローブ37R,37Lがそれぞれケーブル39,41
を介して接続されている。
【0019】上記構成により、作業者が手に位置検出セ
ンサ式グローブ37L,37Rをはめ、この位置検出セ
ンサ式グローブ37L,37Rにより作業者の指、腕の
動きをロボットコントローラ29へ入力せしめる。この
ロボットコントローラ29よりレーザ加工室3内へ設け
られている第1,第2ロボット装置9,11に動作信号
が伝達され、第1,第2アーム13R,13L;15
R,15Lは作業者と同一の動作を行ない、第1クラン
プ17、第2クランプ19にクランプされたYAGレー
ザヘッド21、第2ワークWB を動作せしめてYAGレ
ーザ加工が行われる。
【0020】例えばワークテーブル7上に載置固定され
た第1ワークWA に第2ワークWBが突き合わされ、こ
の状態でYAGレーザヘッド21を動作せしめてYAG
レーザ発振器25から発振されたレーザビームが光ファ
イバ23を経てYAGレーザヘッド21の先端から第1
ワークWA と第1ワークWB との突き合わせ部に照射さ
れてレーザ溶接が行われるものである。
【0021】この際に、作業者は窓27または表示装置
35よりレーザ加工室3内の状況を見ながらレーザ溶接
加工を行うことができる。したがって、作業者はレーザ
加工室3の外において位置検出センサ式グローブ37
L,37Rをはめて作業者の指、腕の動きを位置検出セ
ンサ式グローブ37L,37Rよりロボットコントロー
ラ29に伝達し、第1,第2ロボット装置9,11の動
きにより遠隔操作でレーザ溶接を行うことができるか
ら、作業者の安全を確保できると共に作業環境の改善を
図ることができる。
【0022】なお、この発明は、前述した実施の形態の
例に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。本実施の形
態の例では第1ワークWA に第2ワークWB を溶接する
例で説明したが、例えば第1ワークWA にレーザ切断加
工を行うようにしても構わない。
【0023】また、遠隔操作手段として位置検出センサ
式グローブ37R,37Lを用いて説明したが、作業者
の指、腕の位置検出を、体にマーキングなどをしてカメ
ラにて行うようにしたり、あるいは位置検出アーム(レ
バー)を用いて行うようにしても構わないものである。
さらに窓27や表示装置35でレーザ加工室3内を観察
する以外にカメラを用いて観察するようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例から理解さ
れるように、請求項1の発明によれば、加工室内のワー
クテーブル上にワークを載置固定した状態で、加工室外
に設けらている遠隔操作手段を作業者が操作すると、ロ
ボットコントローラによって第1ロボット装置が制御さ
れて第1クランプにクランプされたYAGレーザ加工ヘ
ッドで前記ワークにレーザ加工を行うことができる。
【0025】而して、作業者の安全を確保することがで
きると共に作業環境の改善を図ることができる。
【0026】請求項2の発明によれば、遠隔操作手段を
作業者が操作すると、ロボットコントローラによって第
2ロボット装置が制御されて第2クランプにクランプさ
れた別のワークがワークテーブル上のワークに突き合わ
されて例えばこの突き合わせ部にレーザ溶接を行うこと
ができる。
【0027】請求項3の発明によれば、作業者が位置検
出センサ式グローブをはめて指、腕を動かすと、このグ
ローブからロボットコントローラに信号が入力されてロ
ボットコントローラによって第1,第2ロボット装置が
制御されて第1,第2クランプにクランプされたYAG
レーザヘッドと別のワークが動いてワークにレーザ加工
例えばレーザ溶接を行うことができる。
【0028】請求項4の発明によれば、表示装置に表示
された加工室内の状況を見ながら、レーザ加工例えばレ
ーザ溶接を容易に行うことができると共に遠隔操作をよ
り一層確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のレーザ加工装置を示す正面図であ
る。
【図2】従来のYAGレーザヘッドを用いてワークに加
工を行う説明図である。
【符号の説明】
1 レーザ加工装置 3 レーザ加工室 7 ワークテーブル 9 第1ロボット装置 11 第2ロボット装置 17,19 クランプ 21 YAGレーザヘッド 27 窓 29 ロボットコントローラ 35 表示装置 37L,37R 位置検出センサ式グローブ(遠隔操作
手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01S 3/00 H01S 3/00 B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ加工室内にワークテーブル上に載
    置固定されたワークにレーザ加工を行うYAGレーザヘ
    ッドと、このYAGレーザヘッドを先端にクランプせし
    める第1クランプを有する制御可能な第1ロボット装置
    とを備え、前記加工室外に前記第1ロボット装置を制御
    せしめるロボットコントローラを設けると共に、このロ
    ボットコントローラに接続された遠隔操作手段を設けて
    なることを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 【請求項2】 前記レーザ加工室内に別のワークを先端
    にクランプせしめる第2クランプを有する第2ロボット
    装置を備え、この第2ロボット装置を加工室外に設けら
    れたロボットコントローラに接続されていることを特徴
    とする請求項1記載のレーザ加工装置。
  3. 【請求項3】 前記遠隔操作手段が、作業者の手につけ
    られ、作業者の指、腕の動きを前記ロボットコントロー
    ラに入力せしめる位置検出センサ式グローブであること
    を特徴とする請求項1,2記載のレーザ加工装置。
  4. 【請求項4】 前記加工室内の状況を表示せしめる表示
    装置を加工室外に設けてなることを特徴とする請求項
    1,2,3記載のレーザ加工装置。
JP8033976A 1996-02-21 1996-02-21 レーザ加工装置 Pending JPH09225662A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012506775A (ja) * 2008-10-28 2012-03-22 ザ・ボーイング・カンパニー 基部と開口を有する壁とを有するレーザ溶接のための不活性ガスカバーシステム
JP2012157867A (ja) * 2011-01-28 2012-08-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd レーザ加工装置、レーザ加工方法、及びティーチング方法
JP2015226925A (ja) * 2014-06-02 2015-12-17 株式会社キーレックス 接合組立装置

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