JP7157275B1 - ロボット制御装置およびロボットシステム - Google Patents

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Abstract

ロボット(2)に備えられた力センサにより検出された力の大きさおよび方向に応じてロボット(2)の姿勢を変更するリードスルー制御によりロボット(2)を制御可能なロボット制御装置(3)であって、ロボット(2)の手首(4)先端に、付加装置(30)が装着された第1状態と、付加装置(30)が装着されていない第2状態とを識別し、第1状態および第2状態においてリードスルー制御が実行される際のロボット(2)の負荷設定を切り替えるロボット制御装置(3)である。

Description

本開示は、ロボット制御装置およびロボットシステムに関するものである。
従来、溶接線を検出する検出装置を溶接トーチ等のツールから着脱可能にして、検出装置による検出範囲を拡大させ、他の部材との干渉をなくす技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、作業者により加えられる力を検出するセンサを内蔵し、センサにより検出された力の大きさおよび方向に応じてロボットの位置および姿勢を変更する、いわゆるリードスルー制御により動作可能なロボットが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平7-299702号公報 特開2019-34412号公報
溶接線を検出する検出装置は、ロボットの手首あるいは溶接トーチ等のツールから大きく突出して装着されるので、溶接線を検出する必要のある領域の教示の際にのみ装着され、溶接線を検出する必要のない領域の教示の際や教示完了後の実行開始前には取り外される。ロボットの教示をリードスルー制御により動作させて行う場合には、検出装置の有無により、ロボットに作用する負荷が変動する。したがって、装置の脱着によりロボットに作用する負荷が変動してもリードスルー制御によるロボットの操作が適正に行われることが望まれている。
ロボットに備えられた力センサにより検出された力の大きさおよび方向に応じて前記ロボットの姿勢を変更するリードスルー制御により前記ロボットを制御可能なロボット制御装置であって、前記ロボットの手首先端に、付加装置が装着された第1状態と、前記付加装置が装着されていない第2状態とを識別し、前記第1状態および前記第2状態においてリードスルー制御が実行される際の前記ロボットの負荷設定を切り替えるロボット制御装置である。
本開示の一実施形態に係るロボットシステムを示す全体構成図である。 図1のロボットシステムに備えられるロボットを示す正面図である。 図1のロボットシステムのロボットの手首先端に取り付けられた溶接トーチ、トーチブラケット、ハンドルおよびツールブラケットを示す部分的な斜視図である。 図1のロボットシステムを示すブロック図である。
本開示の一実施形態に係るロボット制御装置3およびロボットシステム1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係るロボットシステム1は、図1に示されるように、力センサ10を備えたロボット2と、ロボット2を制御するロボット制御装置3とを備えている。
ロボット2の手首4先端には、最先端の回転軸線X回りに回転可能なフランジ5が備えられ、フランジ5には、ツールブラケット6が固定されている。また、ツールブラケット6には、溶接トーチ100のような長尺のツールを支持するトーチブラケット7が固定され、トーチブラケット7には、作業者によって把持される2つのハンドル8,9が備えられている。
トーチブラケット7は、ツールブラケット6に固定されるブラケット本体11と、ブラケット本体11に溶接トーチ100を固定するとともにハンドル8,9が固定された固定ブロック12とを備えている。
溶接トーチ100は、一方向に湾曲した管状のトーチ本体110と、トーチ本体110の基端に接続された略円柱状のネックホルダ120と、ネックホルダ120の基端に接続されたガイドチューブ130とを備えている。
ガイドチューブ130、ネックホルダ120およびトーチ本体110は、溶接ワイヤ140を長手方向に貫通させる内孔(図示略)を備えている。溶接トーチ100は、内孔内を貫通してきた溶接ワイヤ140をトーチ本体110の先端から突出させて、ワークとの間にアークを発生させることによりワークを溶接する。
溶接トーチ100は、上述したように長尺の形態を有しているので、手首4内部を貫通させることができず、フランジ5の回転軸線Xに対して偏心した位置にトーチブラケット7によって支持される。そして、トーチ本体110は、トーチブラケット7に固定された位置からフランジ5の回転軸線Xを含む平面(以下、ツール平面という。)Pに沿って湾曲し、溶接ワイヤ140をフランジ5の回転軸線Xに交差させる位置に突出させる形態に配置される。フランジ5の回転軸線Xと溶接ワイヤ140との交差点が、一般にツール先端点として設定される。
ハンドル8,9は、ツール平面Pに沿って配置された第1ハンドル8および溶接トーチ100の長手軸Yに近接する位置において、ツール平面Pに対して直交する方向に延びて配置された第2ハンドル9である。
第1ハンドル8は、作業者が右手で握ることができる直棒状の部材である。第1ハンドル8は、溶接トーチ100との間に右手の親指以外の4本の指が入る程度の隙間をあけて、溶接トーチ100の長手軸Yに平行に配置されている。これにより、第1ハンドル8は、ツール平面P上に溶接トーチ100の長手軸Yに沿う方向に延びる形態で配置されている。
第1ハンドル8の先端には、第1ハンドル8を把持した状態の右手の親指によって操作可能なリードスルースイッチ13が設けられている。リードスルースイッチ13は、親指による押圧力が付与された状態でリードスルー制御を有効にし、押圧力が解除された状態でリードスルー制御を無効にするよう機能する。
第2ハンドル9は、第1ハンドル8を右手で握った作業者が左手で握ることができる位置に配置された直棒状の部材である。固定ブロック12には、第2ハンドル9を順手で握った状態の左手の親指によって操作可能な位置に2つの押しボタンスイッチ14,15が設けられている。
一方の押しボタンスイッチ14は、押されることにより、押された時点におけるロボット2の各軸の角度を記憶する教示ボタンである。また、他方の押しボタンスイッチ15は、押される都度にロボット2の動作モードを直交動作と各軸動作とで切り替えるモード切替ボタンである。
ツールブラケット6は、フランジ5とトーチブラケット7との間に挟まれた直方体ブロック状の部材である。ツールブラケット6のフランジ5と平行な先端面にはトーチブラケット7のブラケット本体11が固定されている。また、図3に示されるように、ツールブラケット6のフランジ5の回転軸線Xと平行な3つの側面には、溶接センサ(付加装置)30を着脱可能に取り付けるためのセンサ取付面(取付面)6aが設けられている。図3には、1つのセンサ取付面6aのみが表示されている。
溶接センサ30は、例えば、ワークに対して、ワーク上の溶接作業線に交差する方向にレーザ光を走査して反射光を検出することにより、溶接作業線を精度よく検出することができる。
センサ取付面6aは、ツールブラケット6の3つの側面、例えば、ツールブラケット6をトーチブラケット7側から見たときの左右の両側面および背面側の側面の3箇所に設けられている。
作業者は、レーザ光の走査方向および溶接トーチ100に対する加工作業線の位置などに応じて、センサ取付面6aを選択し、溶接センサ30を取り付けることができる。センサ取付面6aには、2つのピン孔16と4つのネジ孔17とが設けられ、ボルトおよび位置決めピンによって、溶接センサ30をロボット2に対して精度よく位置決めした状態に取り付けることができる。
また、各センサ取付面6aには、溶接センサ30が取り付けられることにより押されるスイッチ(着脱センサ)18が設けられている。溶接センサ30がどのセンサ取付面6aに取り付けられたのかについては、取付先のセンサ取付面6aに設けられているスイッチ18の状態によって検出することができる。
図1および図2に示す例では、溶接センサ30は、トーチブラケット7側から見て右側の側面のセンサ取付面6aに固定されている。溶接センサ30は、比較的大きな外形を有し、センサ取付面6aから比較的大きく張り出して配置される。
ロボット制御装置3は、図4に示されるように、記憶部19と制御部20とを備えている。
制御部20は、少なくとも1つのプロセッサとメモリとを備えている。
制御部20は、ロボット2に備えられた力センサ10により検出された力の大きさおよび方向に応じてロボット2の姿勢を変更する、いわゆるリードスルー制御によりロボット2を制御するよう指令信号を出力する。
ロボット制御装置3には、図1に示されるように、溶接電源40が接続され、溶接電源40と溶接トーチ100とはガイドチューブ130によって接続されている。また、ロボット制御装置3には溶接センサ接続ユニット50が接続され、溶接センサ接続ユニット50には、溶接センサ30に接続されるセンサ制御ケーブル60が接続されている。
ロボット制御装置3は、いずれのセンサ取付面6aにも溶接センサ30が取り付けられておらず、トーチブラケット7によって溶接トーチ100が取り付けられている状態(第2状態)において、力センサ10により検出される負荷情報を記憶部19に記憶している。負荷情報としては、例えば、ロボット2の各軸の角度を原点位置に配置したときの力センサ10により検出される値を記憶している。
ロボット2の各軸の角度(各軸情報)が変化すると、力センサ10により検出される値は変化するが、制御部20は、ロボット2の各軸情報と、記憶部19に記憶されている負荷情報とから、力センサ10により検出される力の大きさおよび方向を推定することができる。したがって、制御部20は、全てのスイッチ18が溶接センサ30の取付を検出していない第2状態においては、各軸の角度にかかわらず、推定される値を力センサ10が検出している限り、外力が作用していない中立の負荷状態(負荷設定)として取り扱うことができる。
また、ロボット制御装置3は、溶接センサ30の基本情報である質量およびセンサ取付面6aからの重心位置の情報を記憶部19に記憶している。
そして、スイッチ18により、いずれかのセンサ取付面6aに溶接センサ30が取り付けられたことが検出された場合には、制御部20は、中立の負荷状態を変更する。
すなわち、溶接センサ30が取り付けられた状態(第1状態)においては、取付を検出したセンサ取付面6aから記憶部19に記憶されている重心位置だけ離れた位置に、記憶部19に記憶されている溶接センサ30の質量が追加される。したがって、制御部20は、第1状態であることが検出された場合には、記憶部19に記憶されている質量および重心位置と、ロボット2の各軸情報とから、力センサ10により検出される負荷情報を推定し、新たな中立の負荷状態として設定する。
また、制御部20は、溶接センサ30により溶接作業線が検出されたときには、検出された溶接作業線の特徴に基づいて、教示済の教示点を補正する。すなわち、教示点として、溶接トーチ100先端に突出する溶接ワイヤ140の先端の位置座標が設定されている場合に、溶接センサ30により検出された溶接作業線上から教示点がずれている場合には、溶接作業線上に配置されるように教示点の座標を補正する。
このように構成された本実施形態に係るロボット制御装置3およびロボットシステム1の作用について、以下に説明する。
本実施形態に係るロボットシステム1を用いて溶接作業の教示を実施するには、作業者は、まず、センサ取付面6aに溶接センサ30を取り付けていない第2状態において、トーチブラケット7の第1ハンドル8および第2ハンドル9を握る。
そして、第1ハンドル8に設けられたリードスルースイッチ13を押下することにより、リードスルー制御を有効にする。これにより、第1ハンドル8および第2ハンドル9に加えた力に基づいて、ロボット制御装置3が、リードスルー制御によってロボット2を動作させる。
この第2状態においては、センサ取付面6aに設けられたスイッチ18はオフ状態となっているので、ロボット制御装置3は、記憶部19に記憶されている中立の負荷状態における力センサ10の検出値を基準とする。そして、作業者が、第1ハンドル8および第2ハンドル9に力を加えることにより、力センサ10により検出される力の大きさおよび方向が変化するので、その変化量に基づいて、ロボット制御装置3が、リードスルー制御によりロボット2を動作させる。
ロボット2が所望の姿勢に配置された状態において、作業者が第2ハンドル9近傍に設けられた教示ボタンである一方の押しボタンスイッチ14を押下することにより、押下された時点におけるロボット2の各軸の角度が記憶される。この動作を繰り返すことによりロボット2の動作プログラムを教示することができる。
溶接センサ30が取り付けられていない第2状態における教示操作においては、動作プログラムの開始点、中継点等の比較的大まかに設定することが可能な教示点について教示することができる。また、比較的大きな溶接センサ30がツールブラケット6に固定されていないので、溶接センサ30と周辺部材との干渉を気にすることなく、比較的狭隘な環境においても教示操作を容易に行うことができる。
次いで、溶接作業線のように、精密に教示する必要がある教示点を教示するには、作業者は、いずれかのセンサ取付面6aに溶接センサ30を取り付ける。溶接センサ30を取り付けると、溶接センサ30が取り付けられたセンサ取付面6aのスイッチ18がオン状態に切り替えられる。スイッチ18がオン状態に切り替わると、制御部20は、記憶部19に記憶されている溶接センサ30の質量および重心位置を用いて中立の負荷状態を変更する。
すなわち、センサ取付面6aに溶接センサ30を取り付けると、取り付ける前後において力センサ10により検出される力の大きさおよび方向が変化するが、ロボット制御装置3は、溶接センサ30を取り付けた第1状態が中立の負荷状態であると判断することができる。したがって、この第1状態において、作業者が、第1ハンドル8および第2ハンドル9を把持して力を加えると、ロボット制御装置3が、ロボット2をリードスルー制御によって所望の位置に動作させ、溶接作業線に沿う複数の教示点を教示することができる。
溶接作業線に沿う複数の教示点が教示された後に、作業者は、溶接センサ30を作動させ、溶接作業線に沿って教示された教示点を再生することにより、ロボット2を動作させながら、溶接センサ30によってレーザ光を走査させ、溶接作業線の特徴を検出させる。制御部20は、溶接センサ30により検出された溶接作業線の特徴が入力されると、入力された特徴に基づいて、溶接トーチ100先端のツール先端点が精度よく溶接作業線に位置合わせされるように、各教示点の座標を補正する。
溶接作業線に沿う教示点の教示が終了した後には、作業者は、溶接センサ30をセンサ取付面6aから取り外し、残りの教示点の教示をリードスルー制御によってロボット2を動作させながら実施する。この場合においても、溶接センサ30がセンサ取付面6aから取り外されることにより、スイッチ18がオフ状態となって第2状態であることが検出されるので、制御部20は、中立の負荷状態を、記憶部19に記憶されている負荷状態に戻す。これにより、作業者が第1ハンドル8および第2ハンドル9に加えた力の大きさおよび方向を力センサ10により精度よく検出して、ロボット2を所望の姿勢に動作させることができる。
このように、本実施形態に係るロボット制御装置3およびロボットシステム1によれば、センサ取付面6aに溶接センサ30が取り付けられた第1状態と取り付けられていない第2状態とを識別して、リードスルー制御が実行される際の負荷設定を切り替える。これにより、比較的大重量かつ大きな外形の溶接センサ30の取付の有無にかかわらず、リードスルー制御を正しく行って、ロボット2を所望の姿勢に動作させることができる。
すなわち、溶接センサ30を必要としない教示点においては、溶接センサ30を取り外した第2状態において教示を実施することにより、周辺装置との干渉を気にせずに教示作業を行うことができるという利点がある。また、溶接センサ30を取り付けた第1状態において教示を行う場合においても、溶接センサ30により力センサ10に作用する力にかかわらず、ロボット2を正しくリードスルー制御することができる。そして、溶接作業線の特徴を溶接センサ30によって検出し、溶接作業線に沿う教示点を精度よく補正することができるという利点がある。
また、本実施形態においては、ツールブラケット6に複数のセンサ取付面6aを設けたので、用途に合わせて溶接センサ30の取付位置を変更することができる。そして、どのセンサ取付面6aに溶接センサ30を取り付けた場合においても、各センサ取付面6aに設けられたスイッチ18によって、溶接センサ30の取付位置を検出でき、中立の負荷状態を正しく変更することができるという利点がある。
なお、本実施形態においては、センサ取付面6aへの溶接センサ30の取付を、溶接センサ30により物理的に押されるスイッチ18によって検出したが、これに代えて、他の形式の着脱センサ、例えば、ホール素子等の近接センサを採用してもよい。
また、着脱センサに代えて、第1状態において力センサ10により検出される力の情報と、第2状態において力センサ10により検出される力の情報とに基づいて、第1状態と第2状態とを識別してもよい。
例えば、第1状態および第2状態において、ロボット2を原点位置に配置し、他の外力が加わっていないときの力センサ10により検出される力の大きさおよび方向を比較することにより、第1状態と第2状態とを識別してもよい。また、力センサ10により検出される力の大きさおよび方向に基づいて、溶接センサ30の取付位置を検出し、検出された取付位置に基づいて、中立の負荷状態を変更することにしてもよい。
また、溶接センサ30を取り付ける際には、センサ制御ケーブル60を溶接センサ30に接続することにより、溶接センサ30から出力される信号をロボット制御装置3に取り込むことが行われる。したがって、着脱センサであるスイッチ18によって溶接センサ30の着脱を検出することに代えて、センサ制御ケーブル60が接続されたか否か、あるいは、溶接センサ30からの出力がロボット制御装置3に入力されたか否かによって、溶接センサ30の着脱を検出してもよい。そして、溶接センサ30の装着が検出された場合に、力センサ10によって検出される力の情報に基づいて、溶接センサ30が装着されたセンサ取付面6aを特定すればよい。
また、本実施形態においては、アーク溶接用の溶接トーチ100が取り付けられたロボット2を例示したが、レーザ溶接あるいはシーリング等の他のツールが取り付けられたロボット2に適用してもよい。また、ロボット2の手首4先端に着脱可能に取り付けられる付加装置として、溶接作業線を検出する溶接センサ30を例示したが、これに代えて、他の任意の付加装置を装着する場合に適用してもよい。例えば、シーリングを行う軌跡である加工作業線を検出するセンサであってもよい。
また、溶接センサ30に作業者が誤って接触してしまうことを防止するために、図1および図2に2点鎖線によって示されるように、溶接センサ30を取り囲むガード部材を装着してもよい。ガード部材としては、例えば、ツールブラケット6に固定され、溶接センサ30のレーザ射出面以外の外周面を取り囲む金属製の箱状のカバーあるいは、金属製のパイプ材からなるプロテクタを採用してもよい。
また、本実施形態においては、溶接センサ30を取り付けるセンサ取付面6aをツールブラケット6に3箇所設けた場合を例示したが、1以上の任意の数だけ設けられていてもよい。1箇所の場合には、着脱の有無を検出するだけでよい。また、ツールブラケット6、トーチブラケット7、ハンドル8,9、リードスルースイッチ13、押しボタンスイッチ14,15等の形式、形状および配置は任意でよい。
また、第1ハンドル8および第2ハンドル9を有する場合を示したが、ハンドルは1つであってもなくてもよい。ハンドルがない場合には、作業者は、トーチブラケット7、ツールブラケット6あるいはロボット2の手首4を直接手で掴んで押し引きすることにしてもよい。
1 ロボットシステム
2 ロボット
3 ロボット制御装置
4 手首
6a センサ取付面(取付面)
10 力センサ
18 スイッチ(着脱センサ)
40 溶接センサ(付加装置)

Claims (6)

  1. ロボットに備えられた力センサにより検出された力の大きさおよび方向に応じて前記ロボットの姿勢を変更するリードスルー制御により前記ロボットを制御可能なロボット制御装置であって、
    前記ロボットの手首先端に、付加装置が装着された第1状態と、前記付加装置が装着されていない第2状態とを識別し、
    前記第1状態および前記第2状態においてリードスルー制御が実行される際の前記ロボットの負荷設定を切り替えるロボット制御装置。
  2. 前記手首先端における前記付加装置の取付面に設けられた着脱センサの出力に基づいて、前記第1状態と前記第2状態とを識別する請求項1に記載のロボット制御装置。
  3. 複数の前記取付面にそれぞれ設けられた前記着脱センサの出力に基づいて、前記第1状態における前記付加装置の取付位置を識別し、
    前記第1状態においてリードスルー制御が実行される際の前記ロボットの負荷設定を前記取付位置に応じて切り替える請求項2に記載のロボット制御装置。
  4. 前記第1状態において前記力センサにより検出される力の情報と、前記第2状態において前記力センサにより検出される力の情報とに基づいて、前記第1状態と前記第2状態とを識別する請求項1に記載のロボット制御装置。
  5. 前記第1状態において前記力センサにより検出される力の情報と、前記第2状態において前記力センサにより検出される力の情報とに基づいて、前記第1状態における前記付加装置の取付位置を識別し、
    前記第1状態においてリードスルー制御が実行される際の前記ロボットの負荷設定を前記取付位置に応じて切り替える請求項4に記載のロボット制御装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のロボット制御装置と、
    前記力センサを有する前記ロボットとを備えるロボットシステム。
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