JP5976479B2 - エアバッグ及びエアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ及びエアバッグ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5976479B2
JP5976479B2 JP2012208903A JP2012208903A JP5976479B2 JP 5976479 B2 JP5976479 B2 JP 5976479B2 JP 2012208903 A JP2012208903 A JP 2012208903A JP 2012208903 A JP2012208903 A JP 2012208903A JP 5976479 B2 JP5976479 B2 JP 5976479B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vent
airbag
vent hole
cover
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012208903A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014061825A (ja
Inventor
輝彦 晝田
輝彦 晝田
公裕 越川
公裕 越川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takata Corp filed Critical Takata Corp
Priority to JP2012208903A priority Critical patent/JP5976479B2/ja
Priority to US14/429,975 priority patent/US9340177B2/en
Priority to PCT/JP2013/074396 priority patent/WO2014045943A1/ja
Publication of JP2014061825A publication Critical patent/JP2014061825A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5976479B2 publication Critical patent/JP5976479B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
    • B60R21/239Inflatable members characterised by their venting means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
    • B60R21/239Inflatable members characterised by their venting means
    • B60R2021/2395Inflatable members characterised by their venting means comprising means to control the venting

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Description

本発明は、自動車等の衝突時に乗員の安全を確保するためのエアバッグ及びそれを利用したエアバッグ装置に関する。
従来、自動車の衝突、横転などの緊急時にインフレータが作動し、このインフレータから噴出された圧力ガスによって袋体に形成されたエアバッグが折り畳まれた状態から膨張展開し、乗員を拘束するエアバッグ装置が知られている。
エアバッグ装置に用いられるエアバッグには、膨張展開状態において少なくとも第1パネルと第2パネルとを有するように袋体に形成されたエアバッグ本体と、第2パネルに形成されたベントホールと、を備えている。このベントホールは、膨張展開したエアバッグ本体に乗員が接触したときに、ベントホールを介してエアバッグ本体の内部から圧力ガスを流出させる。これにより、乗員をエアバッグ本体によって円滑に受け止めることができる。
近年では、エアバッグ本体の内圧が所定以上となるまではベントホールが閉又は小開度となり、エアバッグの内圧が所定以上となるとともにエアバッグに乗員が接触したときにベントホールが開又は大開度となるように構成された、エアバッグが提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
国際公開WO2008/136336号公報 特開2008−308139号公報
特許文献1に開示の技術は、エアバッグの膨張展開時に、ベントホールの外側に設けた開閉部材を、エアバッグ内部を通したテザーによって開閉する。したがって、ベントホールを開閉する際に、テザーの動作挙動が圧力ガスの影響を受けやすく、ベントホールの閉度を円滑かつ高精度に制御することが容易ではない。この結果、エアバッグ本体の内圧を高精度に確保するために、エアバッグ本体の容積を小さくしたり、インフレータから噴出される圧力ガスの噴出能力を高くするなどの複雑な設定が必要となっていた。
特許文献2に開示の技術は、ベントホールの開度を調整するための専用の開閉装置を必要とする。この結果、上記開閉装置を設置するためのスペース確保のためにエアバッグ装置の大型化、さらにはエアバッグ装置の高コスト化を招く。
本発明の目的は、複雑な設定を行うことなく、比較的簡素かつ低コストな構造で、ベントホールの閉度を円滑かつ高精度に制御できるエアバッグ及びエアバッグ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、第1発明のエアバッグは、膨張展開状態において少なくとも乗員対向側の第1パネルと非乗員対向側の第2パネルとを有するように袋体に形成されたエアバッグ本体と、前記第2パネルに形成されたベントホールと、前記第2パネルの外面に取り付けられて前記ベントホールを開閉するベントカバーと、前記第2パネルと前記ベントカバーとの間で前記ベントカバーに接合されて前記ベントホールと連通する開口を有し、前記エアバッグ本体が膨張してから、乗員が前記エアバッグ本体に当接するまでの間、前記ベントカバーと協働して前記ベントホールを塞ぐパッチ部材と、を備えることを特徴とする。
第1発明のエアバッグは、エアバッグ本体が膨張展開状態において少なくとも第1パネルと第2パネルとを有するように袋体に形成され、ベントホールが第2パネルに形成され、ベントホールを開閉するベントカバーが第2パネルの外面に取り付けられている。
ここで、エアバッグ本体は、自動車の衝突、横転などの緊急時にインフレータが作動し、このインフレータから噴出される圧力ガスによって袋体に形成されたエアバッグが折り畳まれた状態から袋状に膨張展開し、膨張展開したエアバッグ本体に乗員が接触したときに、乗員を受け止める(拘束する)ことができる。
また、ここでの第1パネルとは、エアバッグ本体が膨張展開した状態において乗員と対向(対峙)する面、すなわち、乗員が実際に接触する正面(乗員基準)を構成するパネルを示す。また、第2パネルとは、袋状に膨張展開した際のエアバッグ本体の立体形状における第1パネル以外の面を示し、その立体形状によって正面の裏面側となる底面又は底面及び側面等の複数面を示す。
さらに、さらに、第1発明のエアバッグは、第2パネルとベントカバーとの間に位置するようにパッチ部材がベントカバーに接合されており、このパッチ部材にはベントホールと連通する開口が設けられている。そして、エアバッグ本体が膨張展開する際にエアバッグ本体内に供給される圧力ガスの一部を利用して、ベントホールの開度を規制する。すなわち、圧力ガスがエアバッグ本体の内部に導入されると、ベントホールから放出されようとする。そこで、その放出されようとする圧力ガスがベントカバーとパッチ部材との間(具体的には上記開口の外周側でかつベントカバーとパッチ部材との間に形成されるガス貯留用の空間)に取り込まれる。このとき、ベントホールと連通する開口よりも外側でベントカバーとパッチ部材との接合体が、膨張しつつベントホールを塞ぐように作用し、ベントホールの開度を閉若しくは小開状態とすることができる。これにより、エアバッグ本体の内圧を高く維持することができる。
一方、乗員がエアバッグ本体に当接すると、その当接圧力によってベントカバーが押し出され、ベントホールを開き、エアバッグ本体内の圧力ガスを外部へと排気し、乗員を円滑に受け止めることができる。
また、第1発明のエアバッグによれば、第2パネルと接合されたヒンジ部がベントカバーの一方側(例えば、エアバッグ本体に導入される圧力ガスの導入方向下流側)に設けられている。これにより、エアバッグ本体に導入されてベントホールから漏れようとする圧力ガスをヒンジ部で受け止めることができ、ベントカバーの開きを抑制し易くすると同時にパッチ部材との協働による膨張も容易とすることができる。また、前記ベントカバーの開放度を規制する規制部材がベントカバーの他方側(すなわち上記ヒンジ部と逆側)に設けられている。これにより、パッチ部材との協働により膨張している際に、パッチ部材をベントホールに押さえ付けることができ、ベントホールの密閉度を容易に高く確保することができる。
さらに、第1発明のエアバッグは、パッチ部材の開口がベントホールと対向する穴とされており、しかも開口の外周側を取り巻く部位においてパッチ部材がベントカバーに接合されている。そして、エアバッグ本体が膨張展開する際にエアバッグ本体内に供給される圧力ガスの一部を利用して、ベントホールの開度を規制する。すなわち、圧力ガスがエアバッグ本体の内部に導入されると、ベントホールから放出されようとする。そこで、その放出されようとする圧力ガスがベントカバーとパッチ部材との間(具体的には上記開口の外周側でかつベントカバーとパッチ部材との間に形成されるガス貯留用の空間)に取り込まれる。このとき特に、ベントホールと対向する開口を取り巻くようにパッチ部材がベントカバーに接合されていることにより、ベントホールから漏れようとする圧力ガスが、開口から効率良く上記ガス貯留用の空間に取り込まれる。この結果、それらベントカバーとパッチ部材との接合体が、膨張しつつベントホールを塞ぐように作用し、ベントホールの開度を閉若しくは小開状態とすることができる。これにより、エアバッグ本体の内圧を高く維持することができる。
第2発明のエアバッグは、第1発明のエアバッグにおいて、前記ベントカバーは、前記ベントホールよりも大きい略扇形状とされるとともに、その一辺の円弧状部分が前記ヒンジ部とされ、前記パッチ部材は、前記ベントカバーの他の二辺に沿う略V字形状の帯状部材とされてその内角側が前記開口とされ、前記帯状部材の外縁寄りを前記ベントカバーと接合しかつ内縁側を自由端としたことを特徴とする。
第2発明のエアバッグによれば、略扇形状のベントカバーのうち、ヒンジ部を除く残余の縁部となる二辺に略V字形状のパッチ部材がベントカバーに接合され、このパッチ部材のV字形状の二辺に鋭角側で挟まれている内側部分(内角側)を開口としてベントホールと連通させるとともに、ベントカバーとパッチ部材との協働によりベントホールから放出されようとする圧力ガスをベントカバーとパッチ部材との間に取り入れることができる。したがって、ヒンジ部を除く残余の縁部となる二辺に対応する部分にのみ、小さい略V字形状パッチ部材を配置すれば良く、パッチ部材の材料コストを削減することができる。
第3発明のエアバッグは、第2発明のエアバッグにおいて、前記ベントカバーは、前記ベントホールの中心と前記ヒンジ部の両端とを結ぶ線分でなす内角が180°以下となるように、前記第1パネルと接合されていることを特徴とする。
第3発明のエアバッグによれば、ヒンジ部の両端間を結ぶ線よりも外側(ヒンジ部とは反対の前記帯状部材側)に位置するベントホールの開口面積を広く確保することができるため、ベントホールのからの圧力ガスの排気効率を高く確保することができる。
第4発明のエアバッグ装置は、第1乃至第3発明のいずれかのエアバッグと、前記エアバッグに圧力ガスを供給するインフレータと、を備えていることを特徴とする。
第4発明のエアバッグ装置によれば、エアバッグに圧力ガスを供給するインフレータを備えたエアバッグ装置のベントホールに対してベントカバーとパッチ部材とを適用することが可能となる。
本発明のエアバッグ及びエアバッグ装置は、複雑な設定を行うことなく、比較的簡素かつ低コストな構造で、ベントホールの閉度を円滑かつ高精度に制御することができる。この結果、エアバッグの膨張展開が完了するまでの間の内圧を高く保持しつつ、乗員がエアバッグに接触した後の圧力ガスを排気しやすくすることができる。
本発明の一実施形態に係るエアバッグの分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグを示し、要部の組み付け状態の正面図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグを示し、ステアリングホイールとベントホールとの相対位置関係の説明図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグを示し、ベントパッチの正面図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグを示し、テザーカバーの正面図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグを示し、(A)はベントカバーの正面図、(B)はパッチ部材の正面図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグを示し、パッチ部材を取り付けた状態のベントカバーの正面図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグを示し、(A)は膨張前の要部の断面図、(B)は膨張前の要部の部分斜視図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグを示し、(A)は膨張状態の要部の断面図、(B)は膨張状態の要部の部分斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例に係るエアバッグの分解斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例に係るエアバッグを示し、(A)は要部の分解斜視図、(B)は要部の正面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係るエアバッグを示し、(A)はベントカバーの正面図、(B)はパッチ部材の正面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係るエアバッグを示し、パッチ部材を取り付けた状態のベントカバーの正面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係るエアバッグを示し、(A)は膨張前の要部の断面図、(B)は膨張状態の要部の断面図、(C)は膨張状態の要部の部分斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例に係るエアバッグを示す作用説明図である。 本発明の一実施形態の変形例の応用例に係るエアバッグを示し、(A)は要部の分解斜視図、(B)は要部の正面図である。
次に、本発明の一実施形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置について、図面を参照して説明する
図1は本発明の一実施形態に係るエアバッグの分解斜視図、図2は本発明の一実施形態に係るエアバッグを示し、要部の組み付け状態の正面図、図3は本発明の一実施形態に係るエアバッグを示し、ステアリングホイールとベントホールとの相対位置関係の説明図、図4は本発明の一実施形態に係るエアバッグを示し、ベントパッチの正面図、図5は本発明の一実施形態に係るエアバッグを示し、テザーカバーの正面図、図6は本発明の一実施形態に係るエアバッグを示し、図6(A)はベントカバーの正面図、図6(B)はパッチ部材の正面図、図8は本発明の一実施形態に係るエアバッグを示し、図8(A)は膨張前の要部の断面図、図8(B)は膨張前の要部の部分斜視図、図9は本発明の一実施形態に係るエアバッグを示し、図9(A)は膨張状態の要部の断面図、図9(B)は膨張状態の要部の部分斜視図、である。
図1及び図2において、エアバッグ10は、乗員対向側に位置する第1パネルとしての略真円形状のフロントパネル12と、フロントパネル12と略同一径とされて非乗員対向側に位置する第2パネルとしてのリヤパネル14と、を備え、その周縁部を縫製等によって接合することで袋状のエアバッグ本体16を構成している。なお、乗員対向面としてのフロントパネル12は、エアバッグ本体16が膨張展開した状態において乗員と対向(対峙)する面、すなわち、乗員が実際に接触する正面(乗員基準)を構成する。また、リヤパネル14は、袋状に膨張展開した際のエアバッグ本体16の立体形状におけるフロントパネル12を除く面を構成し、その立体形状によっては、側面(サイドパネル等)等の側面を含むものとする。
フロントパネル12には、中央付近に膨張制御部材18が設けられている。この膨張制御部材18は、フロントパネル12の中央に縫製H1(図1にのみ二点鎖線で図示)により接合される接合部18aと、接合部18aから延びる帯状の規制部18bと、を一体に備えている。
リヤパネル14の内面には、略三角形状のベントパッチ20と、テザーカバー22と、が設けられている。また、リヤパネル14の外面には、ベントカバー24と、パッチ部材26と、が設けられている。
リヤパネル14の中心付近にはインフレータ挿入穴14aが形成されている。リヤパネル14には、その中心から車体設置状態(ステアリングホイール設置状態)において車体上方(前方)側に一対のベントホール14bが形成されている。ベントホール14bは、リヤパネル14の中心から放射方向に開口中心を有するように形成されており、例えば、図3に示すように、ステアリングホイールSの車体前後方向に延びる中心線(0時方向)に対して時計短針基準で2時と10時の方向に対称となるように形成されている。なお、ベントホール14bは、リヤパネル14の中心、すなわち、インフレータ装置のインフレータ30に対して近接した位置に形成されており、展開初期から排気が可能となるように設定されている。この際、一対のベントホール14bは、ステアリングホイールSのホイールリムRよりも内側で、ステアリングホイールSの中心付近からホイールリムRに向かって伸びるスポークPを避けた空間部分に配置される。さらに、ベントホール14bは、ステアリングホイールSに形成された開放後のエアバッグリッド(図示せず)とベントホール14bとの干渉(重なり)を避けることができる位置に配置されている。リヤパネル14には、各ベントホール14bに近接した位置に一対のスリット14cが形成されている。
ベントパッチ20は、フロントパネル12及びリヤパネル14と同じ材質の布体から形成されており、図4に示すように、各角部を円弧状とした略三角形状に形成されている。ベントパッチ20は、上述したインフレータ挿入穴14aと一致する第2インフレータ挿入穴20aと、ベントホール14bと一致する一対のベントホール20bと、各スリット14cに一致する一対のスリット20cと、が形成されている。ベントパッチ20は、例えば、第2インフレータ挿入穴20aを取り巻くように環状(真円)にリヤパネル14に縫製H2,H3,H4により接合されている。また、ベントパッチ20は、ベントホール20bを取り巻くように環状(真円)にリヤパネル14に縫製H5により接合されている。さらに、ベントパッチ20は、一対のスリット20cに跨るように延在されるとともに、スリット20cを挟むように並行な縫製H6,H7によって接合されている。
テザーカバー22は、フロントパネル12及びリヤパネル14と同じ材質の布体から形成されており、図5に示すように、インフレータ挿入穴14aと一致する第3インフレータ挿入穴22aと、車体前後方向に延びる中心線(0時方向)上に位置するスリット22bと、が形成されている。なお、テザーカバー22は、ベントホール20bを避けるように異型に形成されており、スリット22bは一対のスリット20cの間に位置するように形成されている。テザーカバー22は、ベントパッチ20と一体にリヤパネル14に接合(縫製H2,H3,H6,H7)されている。テザーカバー22は、その両端部でベントパッチ20のスリット20cを覆っており、リヤパネル14のスリット14cを介して外部との連通状態を塞ぐことで密閉性を向上している。
ベントカバー24は、図6(A)に示すように、扇状のカバー24aと、カバー24aから延びる帯状のテザー24bと、テザー24bの先端に位置してテザー24bよりも幅広の接合片24cと、を備えている。なお、ベントカバー24は、各ベントホール14bに対応して個々に設けられている。この際、ベントカバー24は、その形状や大きさ等を同一(見掛け上の取り付け状態で表裏反転)にしたものを用いることにより、図1に示すように、互いに対称に設けられる。本実施の形態では、一対のベントホール14bを、中心線(0時方向)に対して対称に設けている。したがって、一対のベントカバー24は、リヤパネル14(エアバッグ本体16)の中心線に対しても対称に配置されている。ベントカバー24は、カバー24aの円弧状周縁部が縫製H8によってリヤパネル14に接合されており、その縫製H8によってヒンジ部28を構成している。ここで、ヒンジ部28は、リヤパネル14の中心に配置されるインフレータ30から噴射される圧力ガスの導入方向(噴射方向)下流側、すなわち、リヤパネル14の外周側に形成されている。したがって、ヒンジ部28の円弧中心は、リヤパネル14の中心とベントホール14bの中心とを結ぶ線の延長線上に位置するのが好ましい。テザー24bは、スリット14c及びスリット20cに挿入された後、ベントパッチ20とテザーカバー22との間(縫製H6と縫製H7との間)を経由してスリット22bから引き出された後、各両端の接合片24cが縫製H9によって接合されている。テザー24bの長さは、その接合片24cを接合したときのスリット22bを基準としてカバー24aの開度を規定するように設定されている。また、一対のテザー24bは、膨張制御部材18の規制部18bの先端と縫製H9によって接合することによって、一対のテザー24bと規制部18bの長さに応じてエアバッグ本体16が膨張展開したときのエアバッグ本体16の厚さが規定される。また、ベントカバー24の一端であるテザー24bは、スリット20c及びスリット22bを通すことで、インフレータ30から噴出された圧力ガスによってスリット20cの布体が伸び難く、ガス漏れを軽減している。
パッチ部材26は、図6(B)に示すように、扇状に形成されており、その中心にはベントホール14bの開口径よりも小径な開口26aが形成されている。本実施の形態では、図7に示すように、パッチ部材26は開口26aを取り巻くように縫製H5によってカバー24aに接合されている。
上記の構成において、図8(A),(B)に示すように、インフレータ30が作動していない収納状態では、カバー24aとパッチ部材26とはリヤパネル14に沿うように位置している。
インフレータ30が作動して、その圧力ガスがエアバッグ本体16の内部に供給されると、その一部がベントホール14bから外部に放出されようとする。ここで、エアバッグ本体16が膨張するにつれて規制部18bとテザー24bとが緊張して引っ張り力が発生し、カバー24aの開度が規制される。また、圧力ガスの一部は、開口26aからカバー24aとパッチ部材26との間に供給され、図9(A),(B)に示すように、カバー24aとパッチ部材26とが協働して膨張し、カバー24aとパッチ部材26との間に圧力ガス貯留用の空間Kを形成しつつ、ベントホール14bを押さえ込む。したがって、上述したテザー24bの引っ張り力によるカバー24aの開度規制に加えて、カバー24aとパッチ部材26とが膨張することにより、ベントホール14bの密閉度を高く維持することができる。
また、エアバッグ本体16の膨張展開時の厚さを規定する膨張制御部材18の他端(規制部18b)とテザー24bの両端(係合片24c)とを接合したことにより、これら規制部18bとテザー24bとの全体の長さでエアバッグ本体16の膨張時の厚さを規定することができるとともに、エアバッグ本体16の膨張展開によってテザー24bに引っ張り作用が発生し、ベントカバー24をベントホール14bの閉じ方向に押さえ付けることができる。
以上説明したように、本実施形態のエアバッグ10は、エアバッグ本体16が膨張展開状態において少なくともフロントパネル12とリヤパネル14とを有するように袋体に形成され、ベントホール14bがリヤパネル14に形成され、ベントホール14bを開閉するベントカバー24がリヤパネル14の外面に取り付けられ、パッチ部材26がベントカバー24に取り付けられ、エアバッグ本体16が膨張展開する際にエアバッグ本体16内に供給される圧力ガスの一部を利用してベントカバー24とパッチ部材26とが協働して膨張することでベントホール14bの開度を規制する。すなわち、圧力ガスがエアバッグ本体16の内部に導入されると、ベントホール14bから漏れ出そうとする。
そこで、その漏れ出そうとする圧力ガスを開口26aからベントカバー24とパッチ部材26との間(具体的には、上記開口26aの外周側でかつベントカバー24とパッチ部材26との間に形成されるガス貯留用の空間K)に取りこむ。このとき特に、パッチ部材26は、ベントホール14bと対向する開口26aを備えるとともに、開口26aを取り巻くようにベントカバー24に接合されていることにより、ベントホール14bから漏れようとする圧力ガスが開口26aから効率良く上記ガス貯留用の空間Kに取り込まれる。これらの結果、ベントカバー24とパッチ部材26との接合体が膨張しつつベントホール14bを塞ぐように作用するので、ベントホール14bの開度を閉若しくは小開状態とすることができ、エアバッグ本体16の内圧を高く維持することができる。
なお、一対のテザー24bの係合片24cと規制部18bの先端とを接合することによって、エアバッグ本体16の膨張展開時にテザー24bに引っ張り作用が発生し、ベントカバー24をベントホール14bの閉じ方向に押さえ付けることができる。また、一対のテザー24bの係合片24cを互いに接合することで、一対のベントホール14bが同時に動作をするため、一対のベントホール14bの開度を均一化することができる。この際、膨張制御部材18とテザーカバー22のスリット22bとが中心(0時方向)に設けられていることから、互いに対象であることと相俟って、一対のベントホール14bの開度をより一層容易に均一化することができる。
一方、乗員がエアバッグ本体16に当接すると、その圧力によってベントカバー24が押され、ベントホール14bを開き、エアバッグ本体16内の圧力ガスを外部へと逃がし、乗員を円滑に受け止めることができる。
また、本実施形態では特に、ベントカバー24は、エアバッグ本体16の内部に導入される圧力ガスの導入方向下流側にリヤパネル14と接合されたヒンジ部28を備えていることにより、エアバッグ本体16に導入されてベントホール14bから漏れようとする圧力ガスをヒンジ部28で受け止めることができる。また、ベントカバー24の開きを抑制し易くすると同時に、ベントカバー24とパッチ部材26との協働による膨張も容易とすることができる。
また、本実施形態では特に、ベントカバー24には、ヒンジ部28と逆側にベントカバー24の開放度を規制する規制部材としてのテザー24bが設けられていることにより、パッチ部材26との協働により膨張している際に、パッチ部材26をベントホール14bに押さえ付けることができ、ベントホール14bの密閉度を容易に高く確保することができる。
<変形例>
ところで、上記実施の形態では、ベントホール14bよりも小径な穴から開口26aを形成したパッチ部材26を示したが、開口26aは穴で無くても良い。図10〜図15は本発明の一実施形態の変形例に係るエアバッグを示し、図10は変形例に係るエアバッグの分解斜視図、図11は変形例に係るエアバッグを示し、図11(A)は要部の分解斜視図、図11(B)は要部の正面図、図12は変形例に係るエアバッグを示し、図12(A)はベントカバーの正面図、図12(B)はパッチ部材の正面図、図13は変形例に係るエアバッグを示し、ベントカバーにパッチ部材を取り付けた状態の正面図、図14は変形例に係るエアバッグを示し、図14(A)は膨張前の要部の断面図、図14(B)は膨張状態の要部の断面図、図14(C)は膨張状態の要部の部分斜視図、図15は変形例に係るエアバッグを示す作用説明図である。なお、図10〜図15中において、上記実施の形態と同一の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
図10及び図11に示すように、リヤパネル14とベントカバー24(カバー24a)との間には、パッチ部材36が設けられている。パッチ部材36は、縫製H8によってリヤパネル14と接合された円弧状の辺を除くカバー24aの他の二辺に沿う略V字形状の帯状部材とされている。
パッチ部材36は、図12及び図13に示すように、内縁側(ベントホール14b側)が自由端となるように、外縁寄りをカバー24aの上記他の二辺と縫製H10によりカバー24aに接合されている。なお、パッチ部材36の二辺による内角の角度はカバー24aの形状等により任意である。また、パッチ部材36は、ベントホール14bが位置する上記他の二辺による内角側を開口36aとしている。
この際、例えば、図11(A)に示すように、パッチ部材36の内縁とベントホール14bの開口縁とが接線状に重なっていても良いし、図14(A)に示すように、パッチ部材36の内縁側の一部がベントホール14bの開口に入り込んでいても良いし、図15に示すように、パッチ部材36の全体がベントホール14bから離れていても良い。換言すれば、パッチ部材36は、ベントホール14bの大きさにかかわらず、同じものを用いることができる。
上記のような本変形例の構成においては、インフレータ30が作動していない収納状態では、図14(A)に示すように、カバー24aとパッチ部材36とはリヤパネル14に沿うように位置している。
インフレータ30が作動して、その圧力ガスがエアバッグ本体16の内部に供給されると、その一部がベントホール14bから外部に放出されようとする。ここで、その圧力ガスの一部は、開口26aからカバー24aとパッチ部材36との間に供給され、図14(B)及び図14(C)に示すように、カバー24aとパッチ部材36とが協働して膨張し、ベントホール14bを閉若しくは小開状態となるように開度を規制する。また、テザー24bの引っ張り力により、カバー24aの開度が規制され、カバー24aをベントホール14bに向けて押さえ込むことにより、ベントホール14bの密閉度を高く維持することができる。
また、エアバッグ本体16の膨張展開時の厚さを規定する膨張制御部材18の他端(規制部18b)とテザー24bの両端(係合片24c)とを接合したことにより、これら規制部18bとテザー24bとの全体の長さでエアバッグ本体16の厚さを規定することができるとともに、エアバッグ本体16の膨張展開によってテザー24bに引っ張り作用が発生し、ベントカバー24をベントホール14bの閉じ方向に押さえ付けることができる。
この際、パッチ部材36は、乗員が接触したときのエアバッグ本体16の内部の圧力ガスの排気抵抗が少なく、ベントホール14bから効率良く排気することができる。しかも、パッチ部材36は、そのほとんどがベントホール14bと直接的には干渉していないため、排気を妨げる外因とならず、排気時のロバスト性を向上することができる。
ここで、ガス排気時のベントカバー24は、例えば、リヤパネル14との縫製H8の両端付近を結ぶ線(図15の仮想線L参照)を中心として開いていく。このため、この中心(仮想線L)に沿う方向での帯状のパッチ部材36の外側縁部から内側縁部までの距離W’は、パッチ部材26の場合の距離W(図7参照)に比べて短くすることができる。
すなわち、パッチ部材26の開口26aの直径はベントホール14bの直径よりも小径としている。一方、パッチ部材36は、その内縁の一部が、ベントホール14bに入り込んでいる(図14)か、ベントホール14bの開口縁部と接しているか(図11)、ベントホール14bから離れているか(図15)、の何れかであるため、パッチ部材36の場合の距離W’はパッチ部材26の場合の距離Wよりも短くなる。このため、パッチ部材36は、リヤパネル14とカバー部24aとの協働による膨張時の空間K(図14(B)参照)に入り込む圧力ガスに対して、ベントカバー24が開き易い、少な目の排気抵抗とすることができる。したがって、エアバッグ本体16の内部から空間Kを経由してのベントホール14bからの圧力ガスの排気をスムーズに行うことができる。しかも、ベントホール14bの開口面積とパッチ部材26の全体面積との面積比に対して、ベントホール14bの開口面積とパッチ部材36の全体面積との面積比は小さい。このため、パッチ部材36の材料コストをパッチ部材26よりも削減することができる。
さらに、図15に示すように、パッチ部材36は、カバー24aとテザー24bとの境界部分から直近のパッチ部材36の内縁までの距離A’においても、パッチ部材26の場合の距離A(図7参照)よりも短くすることができる。したがって、カバー24aの開度を規制する引っ張り作用点(カバー24aとテザー24bとの境界部分)付近における圧力ガスに対するパッチ部材36の排気抵抗が小さくすることができる。これにより、圧力ガスは、ヒンジ部28(縫製H8)の円弧中心付近でもあるこの引っ張り作用点付近から効率良く排気される。
この際、例えば、図11(B)に示すように、ベントホール14bの中心Qと、ヒンジ部28を形成する縫製H8の両端と、を結ぶ線分でなす内角θを180°以下とすことにより、ヒンジ部28の両端間を結ぶ線よりも外側、すなわち、ベントカバー24のカバー24aのうち、ヒンジ部28とは反対側に位置する部分に対向するベントホール14bの開口面積を広く確保することができるため、ベントホール14bからの圧力ガスの排気効率を高く確保することができる。
なお、図16に示すように、ベントホール14bの中心Qと、ヒンジ部28を形成する縫製H8の両端と、を結ぶ線分でなす内角θをさらに鋭角とすれば、ベントホール14bからの圧力ガスの排気効率をより一層、高く確保することができる。
なお、本発明のパッチ部材26,36を用いたエアバッグ10の構成は、以上の実施形態及び変形例では、ステアリングホイールに組み付けられる運転者用のエアバッグ装置のエアバッグ10に適用した場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、本発明のパッチ部材26,36を用いたエアバッグ10の構成は、サイドパネル(側面)を備えた助手席用のエアバッグ装置のエアバッグ他、サイドエアバッグ装置等の各種エアバッグ装置のエアバッグのように、ベントホールを備えたエアバッグ全般に適用することができる。
なお、上述の実施形態及び変形例は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
10 エアバッグ
12 フロントパネル(第1パネル)
14 リヤパネル(第2パネル)
14a インフレータ挿入穴
14b ベントホール
14c スリット
16 エアバッグ本体
18 膨張制御部材
18a 接合部
18b 規制部
20 ベントパッチ
20a 第2インフレータ挿入穴
20b ベントホール
20c スリット
22 テザーカバー
22a 第3インフレータ挿入穴
22b スリット
24 ベントカバー
24a カバー
24b テザー
24c 接合片
26 パッチ部材
26a 開口
28 ヒンジ部
30 インフレータ
36 パッチ部材
H1〜H10 縫製
K 空間

Claims (4)

  1. 膨張展開状態において少なくとも乗員対向側の第1パネルと非乗員対向側の第2パネルとを有するように袋体に形成されたエアバッグ本体と、
    前記第2パネルに形成されたベントホールと、
    前記第2パネルの外面に取り付けられて前記ベントホールを開閉するベントカバーと、
    前記第2パネルと前記ベントカバーとの間で前記ベントカバーに接合されて前記ベントホールと連通する開口を有し、前記エアバッグ本体が膨張してから、乗員が前記エアバッグ本体に当接するまでの間、前記ベントカバーと協働して前記ベントホールを塞ぐパッチ部材と、
    を備えており、
    前記ベントカバーは、
    一方側に、前記第2パネルと接合されたヒンジ部を備えるとともに、他方側に、前記ベントカバーの開放度を規制する規制部材を備えており、
    かつ、前記ベントカバーは、
    前記ベントホールよりも大きい略扇形状とされるとともに、その一辺の円弧状部分が前記ヒンジ部とされ、
    前記パッチ部材は、
    前記開口としての前記ベントホールと対向し、かつ、前記ベントホールの開口径よりも小径な穴によって前記ベントホールと連通するとともに、前記穴の外周側を取り巻く部位において前記ベントカバーに接合されている
    ことを特徴とするエアバッグ。
  2. 請求項1に記載のエアバッグにおいて、
    前記ベントカバーは、前記ベントホールよりも大きい略扇形状とされるとともに、その一辺の円弧状部分が前記ヒンジ部とされ、
    前記パッチ部材は、前記ベントカバーの他の二辺に沿う略V字形状の帯状部材とされ、
    前記帯状部材の外縁寄りを前記ベントカバーと接合しかつ内縁側を自由端とした
    ことを特徴とするエアバッグ。
  3. 請求項2に記載のエアバッグにおいて、
    前記ベントカバーは、前記ベントホールの中心と前記ヒンジ部の両端とを結ぶ線分でなす内角が180°以下となるように、前記第1パネルと接合されている
    ことを特徴とするエアバッグ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のエアバッグと、
    前記エアバッグに圧力ガスを供給するインフレータと、
    を備えることを特徴とするエアバッグ装置。
JP2012208903A 2012-09-21 2012-09-21 エアバッグ及びエアバッグ装置 Active JP5976479B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012208903A JP5976479B2 (ja) 2012-09-21 2012-09-21 エアバッグ及びエアバッグ装置
US14/429,975 US9340177B2 (en) 2012-09-21 2013-09-10 Airbag and airbag device
PCT/JP2013/074396 WO2014045943A1 (ja) 2012-09-21 2013-09-10 エアバッグ及びエアバッグ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012208903A JP5976479B2 (ja) 2012-09-21 2012-09-21 エアバッグ及びエアバッグ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014061825A JP2014061825A (ja) 2014-04-10
JP5976479B2 true JP5976479B2 (ja) 2016-08-23

Family

ID=50341257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012208903A Active JP5976479B2 (ja) 2012-09-21 2012-09-21 エアバッグ及びエアバッグ装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9340177B2 (ja)
JP (1) JP5976479B2 (ja)
WO (1) WO2014045943A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8523220B1 (en) 2012-03-19 2013-09-03 Amsafe, Inc. Structure mounted airbag assemblies and associated systems and methods
DE102014000185B4 (de) * 2014-01-14 2020-01-30 Autoliv Development Ab Gassackmodul mit einer Steuereinrichtung
JP6584068B2 (ja) * 2014-12-12 2019-10-02 Joyson Safety Systems Japan株式会社 エアバッグ及びエアバッグ装置
US9944245B2 (en) 2015-03-28 2018-04-17 Amsafe, Inc. Extending pass-through airbag occupant restraint systems, and associated systems and methods
WO2016168124A1 (en) 2015-04-11 2016-10-20 Amsafe, Inc. Active airbag vent system
US10604259B2 (en) 2016-01-20 2020-03-31 Amsafe, Inc. Occupant restraint systems having extending restraints, and associated systems and methods
JP6798954B2 (ja) * 2017-09-14 2020-12-09 本田技研工業株式会社 エアバッグ装置
KR20210056683A (ko) * 2019-11-11 2021-05-20 현대모비스 주식회사 에어백 장치

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11348713A (ja) * 1998-06-05 1999-12-21 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 車両用エアバッグ
JP4423738B2 (ja) * 2000-03-31 2010-03-03 タカタ株式会社 エアバッグ
DE602006001275D1 (de) * 2005-08-24 2008-07-03 Takata Corp Gassack und Gassackeinrichtung
JP2008179337A (ja) * 2006-08-04 2008-08-07 Takata Corp エアバッグ及びエアバッグ装置
WO2008136336A1 (ja) 2007-05-01 2008-11-13 Takata Corporation エアバッグ及びエアバッグ装置
JP2008265721A (ja) 2007-03-23 2008-11-06 Takata Corp 運転席用エアバッグ、エアバッグ装置及びステアリングデバイス
JP5166779B2 (ja) 2007-06-18 2013-03-21 タカタ株式会社 エアバッグ、エアバッグ装置及びエアバッグの排気方法
JP4992853B2 (ja) * 2008-08-06 2012-08-08 タカタ株式会社 エアバッグ装置
US8419055B2 (en) * 2008-09-17 2013-04-16 Honda Motor Co., Ltd. Airbag and method of manufacturing same
JP2011098701A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Takata Corp エアバック装置
JP5473825B2 (ja) 2010-08-06 2014-04-16 日本プラスト株式会社 エアバッグ装置
JP5607480B2 (ja) 2010-09-24 2014-10-15 タカタ株式会社 エアバッグ、エアバッグ装置及びエアバッグの蓋部材の縫合方法
US8696022B2 (en) * 2010-10-27 2014-04-15 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Air bag with variable venting
KR101438965B1 (ko) * 2012-12-26 2014-09-11 현대자동차주식회사 차량의 에어백 장치

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014045943A1 (ja) 2014-03-27
US20150239421A1 (en) 2015-08-27
US9340177B2 (en) 2016-05-17
JP2014061825A (ja) 2014-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5976479B2 (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP5941803B2 (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
EP2272724B1 (en) Air bag device
JP5607480B2 (ja) エアバッグ、エアバッグ装置及びエアバッグの蓋部材の縫合方法
JP5219060B2 (ja) エアバッグ装置
JP6527061B2 (ja) エアバッグ装置
JP2009196596A (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP2009067079A (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
WO2018193688A1 (ja) エアバッグ装置
JP5187818B2 (ja) 膝保護用エアバッグ装置
JP4793926B2 (ja) エアバッグ装置
JP5627113B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP4793911B2 (ja) エアバッグ装置
JP2008105582A (ja) エアバッグ装置
CN110126776B (zh) 乘员保护装置
JP2006076392A (ja) エアバッグ装置
JP2010173620A (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP6043705B2 (ja) エアバッグ装置
JP5077923B2 (ja) エアバッグ装置
JP2016037129A (ja) エアバッグを有する車両
JP6408827B2 (ja) エアバッグを有する車両
JP6027677B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP6658008B2 (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
WO2015120039A1 (en) Driver side airbag module with improved vent
JP6008687B2 (ja) エアバッグ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160715

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5976479

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316354

SZ02 Written request for trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316Z02

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316354

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316354

SZ02 Written request for trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316Z02

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316533

S803 Written request for registration of cancellation of provisional registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316803

SZ03 Written request for cancellation of trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313Z03

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316354

SZ02 Written request for trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316Z02

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316350