JP2006076392A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006076392A
JP2006076392A JP2004261266A JP2004261266A JP2006076392A JP 2006076392 A JP2006076392 A JP 2006076392A JP 2004261266 A JP2004261266 A JP 2004261266A JP 2004261266 A JP2004261266 A JP 2004261266A JP 2006076392 A JP2006076392 A JP 2006076392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airbag
folding
panel sheet
retainer
peripheral edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004261266A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4297014B2 (ja
Inventor
Satoshi Mabuchi
聡 馬渕
Atsushi Kashio
篤 樫尾
Takanori Kamitou
孝典 神頭
Eiji Sato
栄治 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2004261266A priority Critical patent/JP4297014B2/ja
Priority to DE102005042313.2A priority patent/DE102005042313B4/de
Priority to US11/220,526 priority patent/US7396042B2/en
Priority to CNB2005100984675A priority patent/CN100379611C/zh
Publication of JP2006076392A publication Critical patent/JP2006076392A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4297014B2 publication Critical patent/JP4297014B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 ガス発生器を挿入するための挿入孔を閉じたり、塞いだり、縮めたり等するための後処理作業を必要とせず、エアバッグの膨張展開後におけるガスの漏れ出しを抑制することができるエアバッグ装置を提供する。
【解決手段】 エアバッグ22は、1枚のパネルシート41を2つ折りして周縁部を綴じることにより袋状に形成されている。パネルシート41は、その周縁部に中折り領域46を備えている。中折り領域46にはリテーナ24をエアバッグ22の内部へ挿入するための挿入孔50が設けられている。中折り領域46は、パネルシート41を2つ折りする際にエアバッグ22の内側へ折り込まれ、パネルシート41の周縁部とともに綴じられることにより、エアバッグ22の内側へ凹む凹部51を形成している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両のボディに所定以上の衝撃が加わったとき、搭乗者の周囲で膨張展開することにより、搭乗者に加わる衝撃を緩和するエアバッグ装置に関するものである。
従来、エアバッグ装置は、ガスを発生させるインフレータ、同インフレータを固定するためのリテーナ等から構成されるガス発生器と、同ガス発生器から発生したガスにより膨張展開するエアバッグとを備えている。このエアバッグには、膨張展開する位置に応じて様々な形状のものが使用されており、例えば、特許文献1に記載されたサイドエアバッグ装置では平面エアバッグと呼称されるエアバッグが使用されている。この平面エアバッグと呼称されるエアバッグは、1枚のパネルシートを2つ折りし、さらに2つ折りしたパネルシートの周縁部分を縫着して綴じることにより、袋状に成形されている。
一方、エアバッグ装置においては、エアバッグをガスにより膨張展開させるべく、前記ガス発生器のうち、少なくともインフレータを同エアバッグの内部に収容させる必要がある。このため、エアバッグの縫製は、次のような順序で行われる。すなわち、まずパネルシートの周縁部分が一部を除いて綴じられ、エアバッグが成形される。次に、綴じられなかった一部を挿入口として、同挿入口からエアバッグ内にインフレータが挿入される。そして、当該挿入口を縫着して閉じるべく閉じ縫い作業が行われる。
該挿入口は、インフレータ、リテーナ等の挿入作業を行いやすくする、インフレータにハーネス等を接続する等のような、エアバッグに対するガス発生器の装着作業を好適なものとすべく、大きく形成される。この挿入口は、エアバッグの外面上に露出して形成されていることから、同挿入口を閉じなかった場合、エアバッグの膨張展開時に挿入口からガスが過剰に漏れ出し、当該エアバッグを所望する内圧に達するまで膨張展開させることができなくなる。従って、平面エアバッグにおいては、パネルシートの周縁部分を綴じた後に、例えば前記挿入口を閉じるための閉じ縫い作業、前記挿入口を小さくするための縫着作業、前記挿入口の周縁部分を折り返す等して同挿入口を塞ぐための閉塞作業等のような、挿入口を閉じたり、塞いだり、縮めたり等するための後処理作業が必須とされる。
特開2001−114060号公報
ところが、上記従来の平面エアバッグの形成作業は、パネルシートの周縁部分の縫着作業とガス発生器の装着作業の他に、後処理作業を必須とする以上、必ず3工程に分けて行わねばならず、製造効率の観点から必ずしも好適なものであるとは言い難いものであった。また、インフレータはエアバッグの内部に収容されるものの、ハーネス等は前記挿入口からエアバッグの外部へ露出させる必要がある。このため、上記従来の平面エアバッグは、後処理作業を行っても、挿入口の一部が開放されたままの状態とせざるを得ず、その開放された挿入口の一部からガスが漏れ出しやすいことから、膨張展開後の内圧を高く保持し難いものとなっていた。なお、挿入口をできる限り閉じるべく、後処理作業としてハーネス等の近接位置まで閉じ縫い作業を行った場合、閉じ縫い作業時にハーネスの損傷、短絡等といった不具合を生じる可能性が高くなる。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、ガス発生器を挿入するための挿入孔を閉じたり、塞いだり、縮めたり等するための後処理作業を必要とせず、エアバッグの膨張展開後におけるガスの漏れ出しを抑制可能なエアバッグ装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載のエアバッグ装置の発明は、ガスを発生させるためのガス発生器と、当該ガスによって膨張展開するエアバッグとを備えるエアバッグ装置であって、前記エアバッグは、1枚のパネルシートを2つ折りして周縁部を綴じることにより袋状に形成されたものであり、前記パネルシートは、同パネルシートを2つ折りするための第1折曲線と、同第1折曲線の延長線上で当該パネルシートの周縁部に設けられた中折り領域とを備え、当該中折り領域には、同中折り領域の外周縁に沿って延びる第2折曲線と、前記第1折曲線の延長線に沿って延びる第3折曲線と、前記ガス発生器を前記エアバッグの内部へ挿入するための挿入孔とが設けられ、前記中折り領域は、前記第2折曲線で前記エアバッグの内側となる方向へ折り曲げられるとともに、前記第3折曲線で2つ折りされて、さらに前記パネルシートの周縁部とともに綴じられることにより、前記エアバッグの内側へ凹む凹部を形成していることを要旨とする。
上記請求項1に記載の発明によれば、中折り領域がエアバッグの内側へ凹む凹部を形成することにより、ガス発生器をエアバッグの内部へ挿入するための挿入孔は、この凹部の内側に配設されることとなる。このため、挿入孔はエアバッグの外面上に露出されておらず、凹部の内側に隠れていることから、同挿入孔を閉じる必要はない。加えて、中折り領域は、パネルシートの周縁部とともに綴じられることによって凹部を形成しており、挿入孔を閉じたり、塞いだり、縮めたり等して処理する必要がなく、当該エアバッグの形成には挿入孔を処理するための後処理作業を必要としない。さらに、中折り領域により形成された凹部は、エアバッグの膨張展開時に同エアバッグの外側へ膨出しようとすることにより、挿入孔の周縁部分をガス発生器の外面へ密着させる。このため、挿入孔によってガス発生器の周囲に形成された隙間が塞がり、エアバッグの膨張展開後における挿入孔からのガスの漏れ出しが抑制される。
請求項2に記載のエアバッグ装置の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ガス発生器は、前記エアバッグを膨張展開させるべく同エアバッグの内部へガスを供給するインフレータと、当該インフレータを前記エアバッグに装着すべく同エアバッグに取着されるリテーナとを備え、当該リテーナにはインフレータを固定するための固定部を設けるとともに、該固定部を前記挿入孔から前記エアバッグの外部に露出させた状態で該リテーナが前記エアバッグに取着されていることを要旨とする。
上記請求項2に記載の発明によれば、インフレータを固定するためのリテーナの固定部がエアバッグの外部に露出されていることから、エアバッグの内部へインフレータを挿入する作業と、リテーナへインフレータを固定する作業とを、エアバッグの縫製を終了した後に行うことができる。
請求項3に記載のエアバッグ装置の発明は、請求項2に記載の発明において、前記リテーナは筒状に形成され、同リテーナを介して前記エアバッグの内部と外部とが連通されていることを要旨とする。
上記請求項3に記載の発明によれば、リテーナがエアバッグの内部と外部とを連通させることから、膨張展開後のエアバッグの内部からリテーナを介してガスを抜くことができる。
請求項4に記載のエアバッグ装置の発明は、請求項1から請求項3の何れか一項に記載の発明において、前記挿入孔は、前記第3折曲線と交差する方向へ延びる又は前記第3折曲線と同じ方向に延びるように形成されていることを要旨とする。
上記請求項4に記載の発明によれば、挿入孔を凹部の内底部分となる第3折曲線上に配置することができる。
請求項5に記載のエアバッグ装置の発明は、請求項1から請求項4の何れか一項に記載の発明において、前記中折り領域は、前記パネルシートの外周縁から同パネルシートの外側へ突出するように形成された突出部と、前記パネルシートの外周縁よりも同パネルシートの内側に設けられた内側部とからなることを要旨とする。
上記請求項5に記載の発明によれば、突出部を設けたことにより、中折り領域の外周縁をパネルシートの外周縁に重ねやすく、同パネルシートの周縁部を綴じやすくすることができる。
請求項6に記載のエアバッグ装置の発明は、請求項5に記載の発明において、前記突出部は三角形状に形成されており、前記中折り領域は、当該突出部の外周縁が前記パネルシートの外周縁と重なり合うように折り曲げられていることを要旨とする。
上記請求項6に記載の発明によれば、2つ折りされた中折り領域の外周縁部に間隙が形成されることを抑制することができる。
本発明によれば、ガス発生器を挿入するための挿入孔を閉じたり、塞いだり、縮めたり等するための後処理作業を必要とせず、エアバッグの膨張展開後におけるガスの漏れ出しを抑制することができる。
以下、本発明のエアバッグ装置をサイドエアバッグ装置に具体化した一実施形態について図面に基づいて説明する。なお、以下の記載において、車両の進行方向(前進方向)を前方(車両前方)として説明するとともに、エアバッグについては展開膨張状態を基準に上下方向及び前後方向を規定する。
図2には、車室内に配置された左側のフロントシート10が示されている。このフロントシート10は、腰掛部11と背もたれ部12とを備えている。背もたれ部12の左側部には、ケース13が埋設されている。そして、サイドエアバッグ装置20は、このケース13内に収容されるようにして車室内に装備されている。なお。このサイドエアバッグ装置20は、図示しない車両のボディサイド部に装備される左側ドアに対応して設けられたものである。また、図面には左側のフロントシート10のみを示したが、図示しない右側のフロントシートにも同様のサイドエアバッグ装置20が装備されているものとする。
図2及び図3に示すように、サイドエアバッグ装置20は、ガスを発生させるガス発生器21と、同ガス発生器21から発生したガスを充填することによって膨張展開する袋状のエアバッグ22とを備えている。前記ガス発生器21は、ガスを噴出する円柱状のインフレータ23と、同インフレータ23及びエアバッグ22を前記ケース13に固定するためのリテーナ24とを備えている。
サイドエアバッグ装置20は、車両のボディサイド部に所定値以上の衝撃が加わったとき、インフレータ23から噴出するガスをエアバッグ22の内部に供給することで、同エアバッグ22を膨張展開させる。このエアバッグ22は、側面視で前後方向に延びる楕円状をなし、フロントシート10に着座している搭乗者Pの肩部から腰部の一側を覆うように構成されている。なお、エアバッグ22は、通常時には所定の形状に折り畳まれた折り畳み状態で前記ケース13内に収容されている。
前記インフレータ23は、シリンダータイプのものであり、上端にガス噴出部31が設けられ、下端にコネクタ部32が設けられている。インフレータ23の内部には、図示しないガス発生剤が収容されており、このガス発生剤から発生するガスは、前記ガス噴出部31からインフレータ23の外部に噴出されるようになっている。また、前記コネクタ部32には、図示しない制御回路から延びるハーネス33が接続されており、インフレータ23は、該制御回路を介して車両のボディサイド部に対する衝撃を検出するための図示しない衝撃センサに電気的に接続されている。そして、インフレータ23は、ガス噴出部31を上方に向け、コネクタ部32をエアバッグ22の下方から外部に露出させた状態でエアバッグ22の内部における後端縁に沿うように配設され、前記ケース13内に収容されている。
図3及び図4に示すように、前記リテーナ24は、金属材料から多角筒状に形成されている。リテーナ24の上端部及び下端部には、ボルト34がそれぞれ後方に向かって突設されている。これらボルト34と対応して、前記エアバッグ22の後端縁には取付孔35が、前記ケース13には固定孔36が穿設されている。リテーナ24は、ボルト34を取付孔35及び固定孔36に挿通し、同ボルト34にナット37が螺合されることにより、エアバッグ22をケース13に固定しつつ、同ケース13の内部に固定されている。ケース13の内部に固定されたリテーナ24は、エアバッグ22の内部における後端縁で上下方向に延びるように配設されている。
また、当該リテーナ24は、前記インフレータ23が内挿されることにより、同インフレータ23をエアバッグ22に取着している。リテーナ24の上端部には、インフレータ23のガス噴出部31に対応してガス噴出窓38が透設されている。インフレータ23から噴出したガスは、当該ガス噴出窓38によって主として横方向へ噴出し、一部が上方向へ噴出するように構成されている。リテーナ24の下端部には、固定部としてのかしめ部39が設けられている。当該かしめ部39が縮径するようにかしめられることにより、リテーナ24は、内挿されたインフレータ23を固定している。
図1(a)はガスを充填することなく展開させたエアバッグ22を、図1(b),(c)はガスを充填して膨張展開させたエアバッグ22を、それぞれ模式的に示している。エアバッグ22は、織布又は樹脂フィルムからなる1枚のパネルシート41を2つ折りして、その周縁部を綴じることにより袋状に形成されたものである。従って、エアバッグ22の一側面を構成する第1表面領域42と、エアバッグ22の他側面を構成する第2表面領域43とは、エアバッグ22の後端縁で一体的に繋がっている。また、エアバッグ22は、周縁部を綴じるべく縫着することにより、その外周縁に沿って延びるシーム44を有している。
図5は、パネルシート41をエアバッグ22の内面側から見たときの展開図を示す。パネルシート41は、前記第1表面領域42と、前記第2表面領域43とを有しており、これら第1表面領域42と第2表面領域43との境界に該パネルシート41を2つ折りするための第1折曲線45を備えている。また、この第1折曲線45上には、前記リテーナ24のボルト34を挿通すべく、前記取付孔35が穿設されている。
当該パネルシート41は、第1折曲線45の延長線上で同パネルシート41の周縁部に設けられた中折り領域46を備えている。この中折り領域46は、図5中に二点差線で示したパネルシート41の外周縁41aから同パネルシートの外側へ突出するように形成された突出部46aと、パネルシート41の外周縁よりも同パネルシート41の内側に設けられた内側部46bとからなる。突出部46aは、三角形状をなし、同突出部46aの外周縁を構成する各斜辺47の長さが互いに等しくなるように形成されている。内側部46bは、前記外周縁41aを境として突出部46aと線対称な形状をなすように設けられている。従って、中折り領域46は、全体で菱形状をなすように形成されている。
当該中折り領域46には、前記第1表面領域42及び前記第2表面領域43と、内側部46bとの境界に、同中折り領域46の外周縁に沿って延びる第2折曲線48が設けられている。また、当該中折り領域46には、前記第1折曲線45に繋がり、同第1折曲線45の延長線に沿って延びるように、第3折曲線49が設けられている。そして、この第3折曲線49上には、前記リテーナ24を挿入するための挿入孔50が、当該第3折曲線49と直交する方向に延びるように透設されている。
図6に示すように、中折り領域46は、エアバッグ22を製造する際、第2折曲線48で前記第1折曲線45に対して山谷が同じとなるように折り曲げられるとともに、第3折曲線49で前記第1折曲線45に対して山谷が逆になるように折り曲げられている。すなわち、エアバッグ22を製造する際、本実施形態のパネルシート41は、第1折曲線45に沿って谷折りされることにより、2つ折りされている。一方、中折り領域46は、第2折曲線48に沿って谷折りされることにより、エアバッグ22の内側となる方向へ折り曲げられている。さらに、中折り領域46は、第3折曲線49に沿って山折りされることにより、2つ折りされている。
図1(a),(c)及び図3に示すように、2つ折りされた状態でエアバッグ22の内側へ折り込まれた中折り領域46は、突出部46aの各斜辺47をパネルシート41の外周縁である前記第1表面領域42及び前記第2表面領域43の各下端縁にそれぞれ重ね合わせている。この中折り領域46の突出部46aの外周縁部は、第1表面領域42及び第2表面領域43の周縁部とともに前記シーム44で綴じられている。図7(a),(b)に示すように、中折り領域46は、突出部46aの外周縁部が綴じられることにより、周縁部分が何れもエアバッグ22の外側へ開放されておらず、エアバッグ22の内側へ凹む凹部51を形成している。
前記挿入孔50は、当該凹部51の内側で開口するように配置されている。この挿入孔50は、凹部51の内側では開口するものの、エアバッグ22の外部に開放されておらず、同凹部51によって外部から隠されている。前記リテーナ24は、その下端部に設けられたかしめ部39が挿入孔50からエアバッグ22の外部へ露出するように配設されている。また、エアバッグ22は、下端部がエアバッグ22の外部へ露出したリテーナ24を介して、その内部と外部とが連通されている。
次に、サイドエアバッグ装置20の組み付け工程について以下に記載する。
サイドエアバッグ装置20は、製品として得られるまでに、エアバッグ22を形成するエアバッグ形成工程と、同エアバッグ形成工程で得られたエアバッグ22にインフレータ23を取り付けるインフレータ取着工程と、同インフレータ取着工程を経た後のエアバッグ22等をケース13に収容する収容工程とを経る。また、前記エアバッグ形成工程は、パネルシート41にリテーナ24を取着するリテーナ取着工程と、同リテーナ取着工程で得られたパネルシート41を折り曲げるパネルシート折曲工程と、同パネルシート折曲工程で折り曲げられたパネルシート41を縫着してエアバッグ22を形成する縫製工程とを備えている。
前記リテーナ取着工程では、まずパネルシート41の挿入孔50にリテーナ24が挿入される。その後、リテーナ24のボルト34がパネルシート41の取付孔35に挿通されることにより、リテーナ24は仮止めされてパネルシート41に取着される。なお、取付孔35は、リテーナ24を仮止めした状態で、同リテーナ24のかしめ部39がエアバッグ22の外側となる位置に配置されように形成されている。また、挿入孔50は、リテーナ24を容易に挿入するという観点から、その内周長がリテーナ24の外周長よりも長くなるように形成することが好ましい。
前記パネルシート折曲工程では、図6に示したように、リテーナ24を仮止めしたまま、パネルシート41が折り曲げられる。このとき、パネルシート41は、第1折曲線45に沿って谷折りすることにより、全体として2つ折りされる。一方、中折り領域46は、第2折曲線48に沿って谷折りしつつ、第3折曲線49に沿って山折りすることにより、エアバッグ22の内側となる方向へ折り込まれる。2つ折りされたパネルシート41は、第1表面領域42と第2表面領域43とが重ね合わされ、これら第1表面領域42と第2表面領域43との間に2つ折りされた中折り領域46が挟まれた形態とされる。また、中折り領域46の突出部46aの各斜辺47は、第1表面領域42及び第2表面領域43の下端縁に重ね合わされている。
前記縫製工程では、2つ折りされたパネルシート41の周縁部がその外周縁に沿って縫着される。このとき、中折り領域46の突出部46aの各斜辺47が第1表面領域42及び第2表面領域43の下端縁に重ね合わされていることから、パネルシート41の周縁部とともに、中折り領域46の外周縁部も縫着される。そして、図1(a)に示したように、周縁部を縫着されたパネルシート41がエアバッグ22を形成し、図7(a),(b)に示したように、中折り領域46は、凹部51を形成することとなる。また、同エアバッグ22において、リテーナ24は、その下端部及びかしめ部39をエアバッグ22の外部へ露出させている。
前記インフレータ取着工程では、まずリテーナ24の下端部の開口から同リテーナ24の内部へインフレータ23が挿入される。その後、かしめ部39を縮径させてかしめることにより、リテーナ24に対してインフレータ23が固定される。そして、インフレータ23のコネクタ部32にハーネス33等が接続される。
前記収容工程では、まずエアバッグ22が所定の形状に折り畳まれた後、リテーナ24のボルト34がケース13の固定孔36に挿通される。そして、当該ボルト34にナット37が螺合されることにより、リテーナ24を介してエアバッグ22がケース13に固定される。
前記縫製工程において、中折り領域46の縫着部分でシーム44の端部は、リテーナ24の周面から離間している。このため、リテーナ24をパネルシート41に取着したまま縫製作業を行っても、リテーナ24の厚み等による影響を受けにくく、パネルシート41の各周縁部及び中折り領域46の外周縁部をそれぞれ密着させながら縫製作業を行うことが可能である。
縫製工程よりも後の各工程において、中折り領域46によって形成された凹部51は、挿入孔50以外の箇所でエアバッグ22の外部に開放される箇所を有していない。さらに、挿入孔50には縫製工程よりも前の工程で既にリテーナ24が挿入されている。この挿入孔50は、縫着によって開口の大きさが調整されるものではなく、リテーナ24が挿入可能であれば、必要以上の大きさを要求されることはない。また、エアバッグ22へのインフレータ23の取り付けは、リテーナ24への挿入及びかしめ部39による固定のみであり、リテーナ24は下端部及びかしめ部39をエアバッグ22の外部へ露出させていることから、挿入孔50の大きさ等に影響されるものではない。従って、中折り領域46を閉じる必要はなく、さらには挿入孔50の開口の大きさを調整する必要もないことから、当該サイドエアバッグ装置20の組み付け工程、特には縫製工程よりも後の工程において、閉じ縫い作業等のような挿入孔50を閉じたり、塞いだり、縮めたり等といった挿入孔50に係る後処理作業は必要とされない。
次に、サイドエアバッグ装置20の動作について説明する。
車両のボディサイド部に他の車両が衝突することにより、ボディサイド部に所定値以上の衝撃が加わると、衝撃センサからの検出信号に基づき、制御回路から駆動電流がインフレータ23に出力される。この駆動電流に基づく加熱により、インフレータ23のガス発生剤からガスが発生し、そのガスは、図4に矢印で示すようにエアバッグ22の内部へ供給される。そして、折り畳まれた状態であったエアバッグ22が膨張展開される。
このとき、図8に示すように、挿入孔50の周縁部分においては、ガスの圧力によって凹部51がエアバッグ22の外側へ向かって押圧される。すると、挿入孔50の周縁部分、つまりは中折り領域46がリテーナ24の外周面に密接される。そして、中折り領域46が、所謂逆止弁として機能することにより、挿入孔50によってリテーナ24の周囲に形成されていた隙間が塞がれることとなる。従って、エアバッグ22の膨張展開後において、挿入孔50によってリテーナ24の周囲に形成されていた隙間からのガスの漏れ出しを抑制することが可能となり、同エアバッグ22の内圧が高く維持される。
一方、膨張展開から所定時間経過後は、インフレータ23からのガスの噴出圧力が低下する。このため、エアバッグ22の内圧に比べてリテーナ24の内部のガス圧が低くなり、エアバッグ22の内部のガスはリテーナ24の内部へ流入可能となる。そして、リテーナ24は、エアバッグ22の内部と外部とを連通していることから、同リテーナ24が、所謂ベントホールとして機能することにより、エアバッグ22の内部からガスを排気することが可能となる。なお、膨張展開時等には、インフレータ23からのガスの噴出圧力が高いため、エアバッグ22の内圧に比べてリテーナ24の内部のガス圧が高くなっていることから、リテーナ24からのガスの過剰な漏れ出しが抑制される。
前記の実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 実施形態のサイドエアバッグ装置20によれば、中折り領域46がパネルシート41の周縁部とともにシーム44で綴じられることにより、エアバッグ22の内側へ凹む凹部51を形成している。そして、リテーナ24をエアバッグ22の内部へ挿入するための挿入孔50は、凹部51の内側に配設されている。このため、挿入孔50はエアバッグ22の外面上に露出されておらず、凹部51の内側に隠れている。さらに、挿入孔50はリテーナ24をエアバッグ22の内部へ挿入するために使用されるものであり、エアバッグ22へのインフレータ23の取着に影響を及ぼすものではない。従って、パネルシート41の周縁部を縫着した後に、中折り領域46及び挿入孔50を閉じる必要が無く、挿入孔50を閉じたり、塞いだり、縮めたり等といった挿入孔50に係る後処理作業を省略することができる。
・ また、エアバッグ22の膨張展開時に凹部51は、ガス圧によってエアバッグ22の外側へ膨出しようとする。このため、中折り領域46が逆止弁として機能することにより、エアバッグ22の膨張展開後における挿入孔50からのガスの漏れ出しを抑制することができ、エアバッグ22の内圧を高く保持することができる。
・ また、リテーナ24は、その下端部及びかしめ部39がエアバッグ22の外部に露出されている。このため、インフレータ23の取着時において、エアバッグ22の内部へ手を入れたり等して作業を行う必要が無く、さらにエアバッグ22の縫製後でもインフレータ23の取着を行うことができ、製造効率を好適なものとすることができる。
・ また、リテーナ24は、エアバッグ22の内部と外部とを連通していることから、同リテーナ24をベントホールとして機能させることにより、膨張展開後のエアバッグ22の内部からリテーナ24を介してガスを抜くことができる。このため、エアバッグ22に別途ベントホールを設ける等の作業を省略することができる。
・ また、挿入孔50は、第3折曲線49上に配設されていることから、挿入孔50が凹部51よりもエアバッグ22の外部に露出されることを抑制することができる。
・ また、挿入孔50を第3折曲線49と直交する方向へ延びるように形成したことにより、中折り領域46の折り込み時に挿入孔50が広がるとともに、この挿入孔50はエアバッグ22に対して横方向(エアバッグ22が膨らむ方向)へ広がる。従って、挿入孔50へリテーナ24を挿入しやすくすることができる。
・ また、突出部46aを設けたことにより、中折り領域46の外周縁をパネルシート41の外周縁に重ねやすく、パネルシート41の周縁部とともに中折り領域46の外周縁部を綴じやすくすることができる。
・ また、突出部46aを三角形状としたことにより、中折り領域46の外周縁部に2つ折りすることによる間隙が形成されず、さらには中折り領域46の頂部をパネルシート41の外周縁に配置しやすくなることから、中折り領域46を閉じやすくすることができる。
(変形例)
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図9(a),(b)に示すように、突出部46aを省略し、内側部46bのみで中折り領域46を形成してもよい。この場合、中折り領域46の外周縁部に2つ折りすることによる間隙52が形成されることから、同中折り領域46を閉じるべく、シーム44を略G字状に形成することが好ましい。あるいは、挿入孔50に変えて、当該間隙52を挿入孔として使用するならば、中折り領域46を閉じずともよい。
・ 突出部46aは、三角形状に限らず、四角形状、楕円形状、帯状等としてもよい。
・ 図10(a),(b)に示すように、挿入孔50は、第3折曲線49に沿って延びるように形成してもよい。この場合、挿入孔50が中折り領域46の折り込み方向へ広がることから、同挿入孔50の周縁部分がリテーナ24を締め付けるように機能するため、ガスの漏れ出しの抑制性能をさらに好適なものとすることができる。なお、挿入孔50は、第3折曲線49と直交する方向に延びる、或いは第3折曲線49に沿って延びる以外にも、第3折曲線49と交差する方向に延びるように形成してもよい。さらに、挿入孔50の形状は、本実施形態で示した長孔状に限らず、十字状、円形状、楕円形状、多角形状等としてもよい。また、図9(a),(b)中では挿入孔50を第3折曲線49に沿って延びるように形成しているが、この図中で示したパネルシート41においても、挿入孔50を第3折曲線49と直交又は交差する方向へ延びるように形成したり、長孔状に限らず、十字状、円形状、楕円形状、多角形状等に形成したりしてもよい。
・ 実施形態ではパネルシート41を縫製する前に、同パネルシート41にリテーナ24を仮止めしたが、パネルシート41を縫製した後、エアバッグ22にリテーナ24を仮止めしてもよい。
・ エアバッグ22にベントホールを設け、同ベントホールからガスを抜くように構成してもよい。
・ リテーナ24の全体をエアバッグ22の内部に収容してもよい。あるいは、リテーナ24の下端部及びかしめ部39を凹部51内に位置するように配設してもよい。
・ リテーナ24に設けられる固定部は、インフレータ23を固定可能であればかしめ部39に限らず、例えばねじ等といった何れの構成としてもよい。
・ 本発明のエアバッグ装置を、搭乗者の足下でエアバッグを展開させるニーエアバッグ装置、後席の搭乗者の側方でエアバッグを展開させる後席用サイドエアバッグ装置等に具体化してもよい。
(a)は実施形態のエアバッグを示す側面図、(b)は図1(a)の1B−1B線における断面図、(c)は図1(a)の1C−1C線における断面図。 実施形態のサイドエアバッグ装置を示す模式図。 実施形態のサイドエアバッグ装置を示す断面図。 リテーナを示す斜視図。 パネルシートを示す展開図。 パネルシートを折り曲げる状態を示す模式図。 (a)は凹部を示す底面図、(b)は凹部を示す背面図。 実施形態のエアバッグを示す一部を拡大した断面図。 (a)は別形態のパネルシートを示す展開図、(b)は別形態のエアバッグ (a)は別形態のエアバッグを示す側面図、(b)は別形態のパネルシートを示す展開図。
符号の説明
20…サイドエアバッグ装置、21…ガス発生器、22…エアバッグ、23…インフレータ、24…リテーナ、39…固定部としてのかしめ部、41…パネルシート、45…第1折曲線、46…中折り領域、46a…突出部、47…中折り領域の外周縁である斜辺、48…第2折曲線、49…第3折曲線、50…挿入孔、51…凹部。

Claims (6)

  1. ガスを発生させるためのガス発生器と、当該ガスによって膨張展開するエアバッグとを備えるエアバッグ装置であって、
    前記エアバッグは、1枚のパネルシートを2つ折りして周縁部を綴じることにより袋状に形成されたものであり、
    前記パネルシートは、同パネルシートを2つ折りするための第1折曲線と、同第1折曲線の延長線上で当該パネルシートの周縁部に設けられた中折り領域とを備え、
    当該中折り領域には、同中折り領域の外周縁に沿って延びる第2折曲線と、前記第1折曲線の延長線に沿って延びる第3折曲線と、前記ガス発生器を前記エアバッグの内部へ挿入するための挿入孔とが設けられ、
    前記中折り領域は、前記第2折曲線で前記エアバッグの内側となる方向へ折り曲げられるとともに、前記第3折曲線で2つ折りされて、さらに前記パネルシートの周縁部とともに綴じられることにより、前記エアバッグの内側へ凹む凹部を形成している
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記ガス発生器は、前記エアバッグを膨張展開させるべく同エアバッグの内部へガスを供給するインフレータと、当該インフレータを前記エアバッグに装着すべく同エアバッグに取着されるリテーナとを備え、当該リテーナにはインフレータを固定するための固定部を設けるとともに、該固定部を前記挿入孔から前記エアバッグの外部に露出させた状態で該リテーナが前記エアバッグに取着されていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記リテーナは筒状に形成され、同リテーナを介して前記エアバッグの内部と外部とが連通されていることを特徴とする請求項2に記載のエアバッグ装置。
  4. 前記挿入孔は、前記第3折曲線と交差する方向へ延びる又は前記第3折曲線と同じ方向に延びるように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載のエアバッグ装置。
  5. 前記中折り領域は、前記パネルシートの外周縁から同パネルシートの外側へ突出するように形成された突出部と、前記パネルシートの外周縁よりも同パネルシートの内側に設けられた内側部とからなることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載のエアバッグ装置。
  6. 前記突出部は三角形状に形成されており、前記中折り領域は、当該突出部の外周縁が前記パネルシートの外周縁と重なり合うように折り曲げられていることを特徴とする請求項5に記載のエアバッグ装置。
JP2004261266A 2004-09-08 2004-09-08 エアバッグ装置 Expired - Fee Related JP4297014B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004261266A JP4297014B2 (ja) 2004-09-08 2004-09-08 エアバッグ装置
DE102005042313.2A DE102005042313B4 (de) 2004-09-08 2005-09-06 Airbaggerät und Airbagfaltverfahren
US11/220,526 US7396042B2 (en) 2004-09-08 2005-09-08 Airbag apparatus and airbag folding method
CNB2005100984675A CN100379611C (zh) 2004-09-08 2005-09-08 气囊装置和气囊折叠方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004261266A JP4297014B2 (ja) 2004-09-08 2004-09-08 エアバッグ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006076392A true JP2006076392A (ja) 2006-03-23
JP4297014B2 JP4297014B2 (ja) 2009-07-15

Family

ID=36156218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004261266A Expired - Fee Related JP4297014B2 (ja) 2004-09-08 2004-09-08 エアバッグ装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4297014B2 (ja)
CN (1) CN100379611C (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015157529A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 豊田合成株式会社 エアバッグ装置
WO2016006296A1 (ja) * 2014-07-09 2016-01-14 オートリブ ディベロップメント エービー エアバッグ装置
JP2018052284A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 豊田合成株式会社 膝保護用エアバッグ
JP2019077279A (ja) * 2017-10-23 2019-05-23 豊田合成株式会社 エアバッグ装置
JP2020192958A (ja) * 2019-05-30 2020-12-03 オートリブ ディベロップメント エービー サイドエアバッグ装置
WO2021246140A1 (ja) * 2020-06-02 2021-12-09 オートリブ ディベロップメント エービー 車両用エアバッグ装置及びその製造方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7909362B2 (en) * 2006-09-22 2011-03-22 Autoliv Development Ab Manufacturing method of airbag cushion, and the airbag cushion
US7837226B2 (en) * 2008-12-09 2010-11-23 Toyoda Gosei Co., Ltd. Airbag apparatus
JP5822541B2 (ja) * 2011-06-01 2015-11-24 タカタ株式会社 エアバッグの製造方法及びエアバッグ装置の製造方法
CN106394474B (zh) * 2015-07-31 2019-06-07 奥托立夫开发公司 安全气囊组件、安全气囊的制造方法和将安全气囊组件安装到车辆的方法
JP7361038B2 (ja) * 2018-09-05 2023-10-13 オートリブ ディベロップメント エービー サイドエアバッグ装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08150891A (ja) * 1994-11-29 1996-06-11 Toyoda Gosei Co Ltd エアバッグ装置
JP3353565B2 (ja) * 1995-09-25 2002-12-03 トヨタ自動車株式会社 シート組込み式の側突用エアバッグ装置
DE19706674C1 (de) * 1997-02-20 1998-11-12 Autoliv Dev Airbaganordnung mit einem eine Aufnahmetasche für den Gasgenerator aufweisenden Luftsack
JPH10297409A (ja) * 1997-02-27 1998-11-10 Toyoda Gosei Co Ltd 側面衝突用エアバッグ
JP3695256B2 (ja) * 1999-10-18 2005-09-14 豊田合成株式会社 サイドエアバッグ装置のエアバッグ
US7168733B2 (en) * 2002-12-27 2007-01-30 Takata Corporation Airbag apparatus

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015157529A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 豊田合成株式会社 エアバッグ装置
US9290148B2 (en) 2014-02-24 2016-03-22 Toyoda Gosei Co., Ltd. Airbag apparatus
WO2016006296A1 (ja) * 2014-07-09 2016-01-14 オートリブ ディベロップメント エービー エアバッグ装置
JPWO2016006296A1 (ja) * 2014-07-09 2017-04-27 オートリブ ディベロップメント エービー エアバッグ装置
US9981627B2 (en) 2014-07-09 2018-05-29 Autoliv Development Ab Airbag device
JP2018052284A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 豊田合成株式会社 膝保護用エアバッグ
JP2019077279A (ja) * 2017-10-23 2019-05-23 豊田合成株式会社 エアバッグ装置
JP2020192958A (ja) * 2019-05-30 2020-12-03 オートリブ ディベロップメント エービー サイドエアバッグ装置
WO2021246140A1 (ja) * 2020-06-02 2021-12-09 オートリブ ディベロップメント エービー 車両用エアバッグ装置及びその製造方法
JP7394221B2 (ja) 2020-06-02 2023-12-07 オートリブ ディベロップメント エービー 車両用エアバッグ装置及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1769102A (zh) 2006-05-10
JP4297014B2 (ja) 2009-07-15
CN100379611C (zh) 2008-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7549671B2 (en) Knee-protecting airbag apparatus
EP1749708B1 (en) Airbag device
JP4593567B2 (ja) エアバッグ
JP4946858B2 (ja) 側突用エアバッグ装置
US8075018B2 (en) Airbag and airbag device
JP5219060B2 (ja) エアバッグ装置
JP2005041457A (ja) 側突用エアバッグ装置
EP1747952A1 (en) Airbag device
JP2000016222A (ja) 側突用エアバッグ装置
JP4297014B2 (ja) エアバッグ装置
JP2004058848A (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP5024251B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP5135938B2 (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP2008230291A (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JPH07267032A (ja) 助手席用エアバッグ装置
JP2007203939A (ja) サイドエアバッグ装置
JP4793911B2 (ja) エアバッグ装置
JP5031350B2 (ja) エアバッグ装置
JP6206310B2 (ja) 乗物用シートのシートバック
JP4839997B2 (ja) エアバッグ装置およびその製造方法
JP5654981B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP4244863B2 (ja) 助手席用エアバッグ
JP5424947B2 (ja) エアバッグ
JP5909130B2 (ja) ニーエアバッグの折り畳み収納方法
JP5031349B2 (ja) 助手席用エアバッグ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090324

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4297014

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130424

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140424

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees