JP5966871B2 - 車両のフード構造 - Google Patents
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Description
上述のフードの閉操作時にフードアウタパネルが凹まないようにするために、既に特許文献1に開示された車両のフード構造が発明されている。
また、スティフナは第1スティフナと第2スティフナとに分割された分割体とすることで、フード成形時に生じる残材、すなわち、従前のスティフナに対して車幅方向の長さが短い材料を有効利用することにより材料歩留まりの向上を図ることができる。
図面は車両のフード構造を示し、図1は当該フード構造を備えた車両の全体斜視図、図2はフードの平面図、図3はフードアウタパネルを取外した状態で示すフードの平面図、図4は図2のA−A線矢視断面図である。
図1において、前部がフロントバンパ1で、左右両側部がフロントフェンダパネル2,2で、後部がダッシュパネル(図示せず)でそれぞれ覆われたエンジンルーム3を設け、このエンジンルーム3の上部、つまり車体前部を開閉可能に覆うフード4を設けている。
この実施例のフード4はその後端部を支点としてフード前側が開閉するように構成されている。
フードアウタパネル5とフードインナパネル4との前端部同士の間には、図4に示すように、上下方向に比較的大きい間隔を有する内部空間7が形成されている。
このストライカ8は、上述のフードインナパネル6の開口部6Dを介して下方に突出しており、フード4の閉時には、該ストライカ8が車体側のラッチ10に係合されてロックされる。
図3に示すように、上述のスティフナ11,12は、フード4の車幅方向の中央部に位置する離隔部13を挟んでそれぞれ車幅方向の両側に位置する第1スティフナ11と第2スティフナ12とから構成されている。
同様に、第2スティフナ12は、フードアウタパネル5の下面側に位置する平板部12aと、この平板部12aの前部から前方かつフードインナパネル6側に延びる複数、例えば、2つの前部脚部12b,12bと、平板部12aの後部から後方かつフードインナパネル6側に延びる複数、例えば、2つの後部脚部12c,12cと、を一体形成したものである。
上述の第1スティフナ11と、第2スティフナ12とは、既述したように充填接着材14によりフードアウタパネル5の下面に接合されている。
同様に、車両右側の開口部18とフードインナパネル6の右側端部との間にも別の開口部20を離間形成している。これらの各開口部17,18,19,20は軽量化用の開口部である。
また、フードインナパネル6の車幅方向左側後端部と車幅方向右側後端部との両部位には、ヒンジレインフォースメント23,24をそれぞれ結合固定している。
フードインナパネル6、スティフナ11,12およびフードレインフォースメント21,22をそれぞれ同一材料で一度に形成することができるうえ、従前においては廃棄していたフード残材の有効利用を図ることができる。
なお、図中、矢印Fは車両の前方を示す。
また、スティフナは第1スティフナ11と第2スティフナ12とに分割された分割体とすることで、材料歩留まりの向上を図ることができ、従前のスティフナに対して車幅方向の長さが短い材料を有効利用することができる。ここで、第1スティフナ11および第2スティフナ12の車幅方向の長さは、図7で示した開口部19,20の車幅方向長さのうち、開口部19,20の前後方向中央部分の寸法またはそれ以下とすることが好ましい。
さらに、上記高剛性部が突部(ビード15参照)により形成されたものである(図6参照)。
加えて、上記突部は車幅方向に延びるビード15に設定されたものである(図6参照)。
因に、車両前後方向に延びるビードを設けると、フード押下時に、該ビード部が壁となって荷重伝達が阻害され、適切な応力の分散が確保できない。このため本実施例では、車幅方向に延びるビード15とすることで、荷重伝達性を確保しつつ、離隔部13付近の耐デント性の向上を図るものである。
この発明の高剛性部、実施例のビード15に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
5…フードアウタパネル
6…フードインナパネル
11…第1スティフナ(スティフナ)
12…第2スティフナ(スティフナ)
13…離隔部
14…充填接着剤
15…ビード(高剛性部)
19…左側部の開口部
20…右側部の開口部
Claims (2)
- 車体前部を開閉可能に覆うフードが、該フードの外面を形成するフードアウタパネルと、
該フードアウタパネルよりもフードの内面側に配置されてフード内面を形成するフードインナパネルとを備え、
上記フードアウタパネルのフードインナパネル側へ向けての変形を抑制するスティフナが配設されてなる車両のフード構造であって、
上記スティフナが、フードの車幅方向の中央部に位置する離隔部を挟んでそれぞれ車幅方向の両側に位置する第1スティフナと第2スティフナとから構成され、
上記第1スティフナと上記第2スティフナとの離隔部に面した部位が、他の部位に比して剛性が高い高剛性部に形成され、
上記高剛性部は上記フードインナパネル側に突出するビードにより形成され、
上記第1および第2の各スティフナは充填接着剤を用いて上記フードアウタパネルの下面に接着固定された
車両のフード構造。 - 上記フードインナパネルの左側部と右側部とには、開口部がそれぞれ離間形成されており、
上記第1スティフナの車幅方向の長さは、上記左側部の開口部の車幅方向長さのうち、当該開口部の前後方向中央部分の寸法またはそれ以下とされ、
上記第2スティフナの車幅方向の長さは、上記右側部の開口部の車幅方向長さのうち、当該開口部の前後方向中央部分の寸法またはそれ以上とされた
請求項1に記載の車両のフード構造。
Priority Applications (1)
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JP2012248336A JP5966871B2 (ja) | 2012-11-12 | 2012-11-12 | 車両のフード構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012248336A JP5966871B2 (ja) | 2012-11-12 | 2012-11-12 | 車両のフード構造 |
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JP5966871B2 true JP5966871B2 (ja) | 2016-08-10 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012248336A Active JP5966871B2 (ja) | 2012-11-12 | 2012-11-12 | 車両のフード構造 |
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-
2012
- 2012-11-12 JP JP2012248336A patent/JP5966871B2/ja active Active
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