JP5956895B2 - 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造 - Google Patents
柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5956895B2 JP5956895B2 JP2012215255A JP2012215255A JP5956895B2 JP 5956895 B2 JP5956895 B2 JP 5956895B2 JP 2012215255 A JP2012215255 A JP 2012215255A JP 2012215255 A JP2012215255 A JP 2012215255A JP 5956895 B2 JP5956895 B2 JP 5956895B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column base
- bolt insertion
- bottom plate
- column
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
以下、前記第1の従来の柱脚金物6や柱脚構造2と同様の部分には同じ符号を付して説明し、前記第1の従来の柱脚金物6や柱脚構造2と同様の構成についての重複する説明は、一部を除き省略するものとする。
四角形状の表裏両面と厚さを有する略板状に形成された底板部と、この底板部の上面の周縁部より内側で上方に向かって高さを有する支持台部とを有し、この支持台部の上面に柱部材の下端部が接合される柱脚金物であって、
前記底板部の四つの隅部それぞれに3つのボルト挿通孔が形成され、
前記3つのボルト挿通孔は、互いの中心同士を繋ぐ線分により構成される三角形の重心が前記支持台部の角部に相当する位置に来るようにそれぞれの中心位置が配置されたことを特徴とするものである。
前記3つのボルト挿通孔は、前記底板部の四つの隅部それぞれに形成された第1ボルト挿通孔と、前記隅部に隣接する二つの辺部それぞれの前記第1ボルト挿通孔よりも中央部寄りの位置に形成された第2ボルト挿通孔であることを特徴とするものである。
前記底板部の裏面側で、前記第2ボルト挿通孔から水平方向外側に、前記底板部の高さより低い段差凹部が形成されたことを特徴とするものである。
前記底板部の、一つの辺部の長さ方向の2箇所の位置に形成された前記第2ボルト挿通孔の2つの中心を通る直線と、前記一つの辺部に直角方向に隣接する辺部の長さ方向の2箇所の位置に形成された前記第2ボルト挿通孔の2つの中心を通る直線との交点の位置から、前記支持台部の角部寄りにずれた位置に前記第1ボルト挿通孔の中心位置が配置されたことを特徴とするものである。
前記支持台部の角部近傍の側面から略垂直方向外側に突出する突出部が形成されたことを特徴とするものである。
四角形状の表裏両面と厚さを有する略板状に形成された底板部と、この底板部の上面の周縁部より内側で上方に向かって高さを有する支持台部とを有し、この支持台部の上面に柱部材の下端部が接合される柱脚金物を備えた柱脚構造であって、
前記柱脚金物は、
前記底板部の四つの隅部それぞれに3つのボルト挿通孔が形成され、
前記3つのボルト挿通孔は、互いの中心同士を繋ぐ線分により構成される三角形の重心が前記支持台部の角部に相当する位置に来るようにそれぞれの中心位置が配置されたことを特徴とするものである。
前記柱脚金物は基礎コンクリートの上方に設けられ、前記3つのボルト挿通孔のそれぞれに、前記基礎コンクリート中から上方に突出したアンカーボルトが挿通されたことを特徴とするものである。
四角形状の表裏両面と厚さを有する略板状に形成された底板部と、この底板部の上面の周縁部より内側で上方に向かって高さを有する支持台部とを有し、この支持台部の上面に柱部材の下端部が接合される柱脚金物であって、
前記底板部の四つの隅部それぞれに3つのボルト挿通孔が形成され、
前記3つのボルト挿通孔は、互いの中心同士を繋ぐ線分により構成される三角形の重心が前記支持台部の角部に相当する位置に来るようにそれぞれの中心位置が配置されたことにより、
柱脚構造全体の曲げ耐力を向上させることができると共に、柱脚金物の大型化や重量化、高額化を防止することができる。
四角形状の表裏両面と厚さを有する略板状に形成された底板部と、この底板部の上面の周縁部より内側で上方に向かって高さを有する支持台部とを有し、この支持台部の上面に柱部材の下端部が接合される柱脚金物を備えた柱脚構造であって、
前記柱脚金物は、
前記底板部の四つの隅部それぞれに3つのボルト挿通孔が形成され、
前記3つのボルト挿通孔は、互いの中心同士を繋ぐ線分により構成される三角形の重心が前記支持台部の角部に相当する位置に来るようにそれぞれの中心位置が配置されたことにより、
柱脚構造全体の曲げ耐力を向上させることができると共に、柱脚金物の大型化や重量化、高額化を防止することができる。
面の正方形状より少し大きい正方形状に形成されており、その各辺と直角方向に幅を有する角環状の上面42gより内側(中央側)に、図4に示すように、図中下方に凹んだ凹部42iが形成されている。
3 基礎コンクリート
4 鉄骨柱
6 柱脚金物
6a,6b ボルト挿通孔
8 モルタル
10 アンカーボルト
12 ナット部材
14 主鉄筋
20 柱脚構造
22 柱脚金物
22a,22b ボルト挿通孔
40 柱脚構造
42 柱脚金物
42a,42b ボルト挿通孔
42c 底板部
42d 上面
42e 底面
42f 支持台部
42g 上面
42h 側面
42i 凹部
42j 傾斜凹部
42k 隅部外形面
42m 段差凹部
42n 境界段差面
42o 凹平面
42p 隅部外形面
42q 角部
42r,42s 突出部
42t,42u 稜辺部
42v 稜線
42w,42x 稜辺部
42y 稜線
44 定着板
44a 貫通孔
46 ナット部材
48 座金
F 水平力
G,G1 重心
H,I,J,K 頂点
L 距離
L1,L2,L3,L4,L5 長さ
M,M1 曲げモーメント
O 回転中心
P1,P2,P3,P4,P5 引張荷重
Q,R,S 頂点
T 引張荷重
t 厚さ
U 頂点
X,Y 仮想線
Claims (7)
- 四角形状の表裏両面と厚さを有する略板状に形成された底板部と、この底板部の上面の周縁部より内側で上方に向かって高さを有する支持台部とを有し、この支持台部の上面に柱部材の下端部が接合される柱脚金物であって、
前記底板部の四つの隅部それぞれに3つのボルト挿通孔が形成され、
前記3つのボルト挿通孔は、互いの中心同士を繋ぐ線分により構成される三角形の重心が前記支持台部の角部に相当する位置に来るようにそれぞれの中心位置が配置された
ことを特徴とする柱脚金物。 - 前記3つのボルト挿通孔は、前記底板部の四つの隅部それぞれに形成された第1ボルト挿通孔と、前記隅部に隣接する二つの辺部それぞれの前記第1ボルト挿通孔よりも中央部寄りの位置に形成された第2ボルト挿通孔であることを特徴とする請求項1に記載の柱脚金物。
- 前記底板部の裏面側で、前記第2ボルト挿通孔から水平方向外側に、前記底板部の高さより低い段差凹部が形成されたことを特徴とする請求項2に記載の柱脚金物。
- 前記底板部の、一つの辺部の長さ方向の2箇所の位置に形成された前記第2ボルト挿通孔の2つの中心を通る直線と、前記一つの辺部に直角方向に隣接する辺部の長さ方向の2箇所の位置に形成された前記第2ボルト挿通孔の2つの中心を通る直線との交点の位置から、前記支持台部の角部寄りにずれた位置に前記第1ボルト挿通孔の中心位置が配置されたことを特徴とする請求項2又は3に記載の柱脚金物。
- 前記支持台部の角部近傍の側面から略垂直方向外側に突出する突出部が形成されたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の柱脚金物。
- 四角形状の表裏両面と厚さを有する略板状に形成された底板部と、この底板部の上面の周縁部より内側で上方に向かって高さを有する支持台部とを有し、この支持台部の上面に柱部材の下端部が接合される柱脚金物を備えた柱脚構造であって、
前記柱脚金物は、
前記底板部の四つの隅部それぞれに3つのボルト挿通孔が形成され、
前記3つのボルト挿通孔は、互いの中心同士を繋ぐ線分により構成される三角形の重心が前記支持台部の角部に相当する位置に来るようにそれぞれの中心位置が配置された
ことを特徴とする柱脚構造。 - 前記柱脚金物は基礎コンクリートの上方に設けられ、前記3つのボルト挿通孔のそれぞれに、前記基礎コンクリート中から上方に突出したアンカーボルトが挿通されたことを特徴とする請求項6に記載の柱脚構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012215255A JP5956895B2 (ja) | 2012-09-27 | 2012-09-27 | 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造 |
PCT/JP2013/075930 WO2014050901A1 (ja) | 2012-09-27 | 2013-09-25 | 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造 |
US14/347,006 US9476218B2 (en) | 2012-09-27 | 2013-09-25 | Column base fitting and column base structure using it |
TW102134998A TWI534325B (zh) | 2012-09-27 | 2013-09-27 | Column foot hardware and the use of its column foot structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012215255A JP5956895B2 (ja) | 2012-09-27 | 2012-09-27 | 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014070352A JP2014070352A (ja) | 2014-04-21 |
JP5956895B2 true JP5956895B2 (ja) | 2016-07-27 |
Family
ID=50745835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012215255A Active JP5956895B2 (ja) | 2012-09-27 | 2012-09-27 | 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5956895B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3271649B2 (ja) * | 1995-11-09 | 2002-04-02 | 積水ハウス株式会社 | 柱脚の支持装置 |
JP3706253B2 (ja) * | 1998-06-25 | 2005-10-12 | 岡部株式会社 | 柱脚用ベースプレート固定装置 |
JP3381031B2 (ja) * | 1999-03-31 | 2003-02-24 | 日本鋳造株式会社 | 鋼管柱用ベースプレートの設計方法及び鋼管柱用ベースプレート |
JP4006503B2 (ja) * | 2001-12-06 | 2007-11-14 | 日立機材株式会社 | 柱脚金物 |
JP4610230B2 (ja) * | 2004-05-31 | 2011-01-12 | 日立機材株式会社 | 柱脚金物 |
JP5279115B2 (ja) * | 2008-05-14 | 2013-09-04 | 岡部株式会社 | 柱脚用ベースプレート及びこれを用いた柱脚構造 |
JP5727162B2 (ja) * | 2010-06-24 | 2015-06-03 | 岡部株式会社 | 露出型柱脚用ベースプレート |
-
2012
- 2012-09-27 JP JP2012215255A patent/JP5956895B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014070352A (ja) | 2014-04-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2014050901A1 (ja) | 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造 | |
TWI602975B (zh) | Column foot hardware and the use of its column foot structure | |
JP6631679B1 (ja) | 接合構造 | |
JP5956894B2 (ja) | 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造 | |
JP2016148201A (ja) | 鋼・コンクリート合成部材 | |
WO2015140890A1 (ja) | 柱構造及びベース部材 | |
JP4590373B2 (ja) | 構造壁 | |
JP6227452B2 (ja) | 壁柱構造 | |
JP6265676B2 (ja) | 鋼製耐震壁 | |
JP5956893B2 (ja) | 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造 | |
JP5956895B2 (ja) | 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造 | |
JP5999811B2 (ja) | 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造 | |
JP5693484B2 (ja) | 柱梁接合部構造 | |
JP7246971B2 (ja) | 柱脚金物及び柱脚構造 | |
JP6815734B2 (ja) | 柱梁接合部構造 | |
US20150259918A1 (en) | Column structure and base member | |
JP2003129417A (ja) | 複合主塔及びその施工方法 | |
JP3143808U (ja) | プレキャスト耐力壁の連接構造 | |
JP6178171B2 (ja) | 既存構造物における既存基礎の補強構造 | |
JP7137978B2 (ja) | 柱用板状部材 | |
JP6300343B2 (ja) | 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造 | |
JP4171443B2 (ja) | 補強架構 | |
JP6013050B2 (ja) | コンクリート部材の補強装置に用いられる継手 | |
JP2024013233A (ja) | 建物構造 | |
JP6152973B2 (ja) | 鉄筋コンクリート部材と鉄骨部材の接合構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150807 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20160129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160614 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160617 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5956895 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |