JP5937944B2 - 成形用金型、これを用いた樹脂成形品の製造方法及び樹脂成型品 - Google Patents

成形用金型、これを用いた樹脂成形品の製造方法及び樹脂成型品 Download PDF

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Description

本発明は、成形用金型、これを用いた樹脂成形品の製造方法及び樹脂成型品に関する。
従来の樹脂成型品は、ボディと、端子とを有するものがある。ボディは、ベースと、ベース上に設けられた環状の側壁と、ベース上に設けられた仕切り部とを有している。仕切り部は、側壁の内部空間を第1、第2空間に区切っている。端子は、第1、第2、第3、第4切片部と、第1、第2、第3、第4切片部を繋ぐフレームとを有している。第1切片部の先端部は、その端面が第1空間に露出するように仕切り部に埋め込まれている。第2切片部の先端部は、その端面が第2空間に露出するように仕切り部に埋め込まれている。第3切片部は、その端面が第1空間に露出するように側壁に埋め込まれている。第4切片部は、その端面が第2空間に露出するように側壁に埋め込まれている。
上記樹脂成型品は以下の通りに製造される。第1切片部の基端部を第1金型の第1凸部の内面と第2金型の凸部との間に、第2切片部の基端部を第1金型の第2凸部の内面と第2金型の凸部との間に挟持させると共に、第1、第2切片部の先端部及び第3、第4切片部を第1、第2金型のキャビティ内に配置させる。その後、キャビティ内に絶縁樹脂を射出し、硬化させる。絶縁樹脂が上記ボディとなり、第1金型の第1、第2凸部が上記ボディの第1、第2空間を形成する。端子の第1、第2切片部の先端部がボディの仕切り部に埋め込まれ、端子の第3、第4切片部がボディの側壁に埋め込まれる。その後、フレームから第1、第2、第3、第4切片部が切り離される。
特開平07−099016号公報
第3、第4切片部は、第1、第2切片部の基端部が第1、第2金型に挟持されていることによって、キャビティ内で位置決め保持されている。すなわち、第3、第4切片部をキャビティ内で位置決め保持するための第1、第2切片部が必要不可欠であるため、端子が大型化する。よって、樹脂成型品を小型化することが困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、端子の切片部を第1、第2金型のキャビティ内で容易に位置決め保持することができ且つ樹脂成型品を小型化することが可能な成形用金型、これを用いた樹脂成形品の製造方法及び樹脂成型品を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の成形用金型は、少なくとも端子の切片部収容可能なキャビティを有する第1、第2金型を備えている。前記第1金型は、前記切片部の第1面に当接可能な凸部と、前記凸部に間隔をあけて設けられた突起とを有している。前記突起は、当該突起の根元側のエッジであり且つ前記切片部の前記第1面の反対側の第2面の先端に当接可能な第1エッジと、当該突起の先端側のエッジである第2エッジと、前記第1エッジから前記第2エッジにかけて前記凸部から離れるように傾斜した傾斜面又は湾曲した湾曲面とを有している。前記凸部が前記切片部の前記第1面に当接し且つ前記第1エッジが前記切片部の前記第2面の先端に当接するときに、前記第1エッジ、及び前記傾斜面又は前記湾曲面が前記切片部の前記第2面に接触せず、且つ前記第1金型の前記凸部と前記突起の前記第1エッジとの間の部分が前記切片部の先端面に当接する。
このような態様の成形用金型による場合、端子の切片部の第1面を第1金型の凸部に、当該切片部の第2面を第1金型の突起の第1エッジに当接させる。これにより、切片部が第1金型の凸部と突起の第1エッジにより挟持されるので、当該端子の切片部を第1、第2金型にキャビティ内で容易に位置決め保持させることができる。また、切片部が第1金型の凸部と突起の第1エッジにより挟持されるので、キャビティに樹脂を射出するときの射出圧力によって、端子が可動又は変形するのを抑制することができる。また、切片部を第1、第2金型のキャビティ内で位置決め保持するための部位を端子に別途、設ける必要がない。このため、端子が大型化しないので、樹脂成型品の小型化を図ることができる。また、切片部が傾斜面又は湾曲面によって、第1金型の凸部と突起の第1エッジとの間に案内されるので、切片部を第1金型の凸部と突起の第1エッジとの間に容易に挿入することができる。更に、突起の傾斜面が切片部から離れるように傾斜している。又は突起の湾曲面が切片部から離れるように湾曲している。すなわち、切片部の第2面と突起の傾斜面又は湾曲面との間にキャビティの一部をなす空間が形成されるので、当該空間に樹脂を流入されることができる。よって、切片部の第2面を突起に当接させるにもかかわらず、当該第2面を樹脂に埋め込むことができる。
前記第1、第2金型は、前記キャビティ内に、前記端子の端子本体と、前記端子本体に連接され且つ当該端子本体に対して折り曲げられた前記切片部とが収容可能な構成とすることが可能である。
このような態様の成形用金型による場合、端子の切片部は、端子本体に対して折り曲げられているので、キャビティに絶縁樹脂を射出するときの射出圧力の影響を受け易い。しかし、切片部は、凸部と突起の第1エッジとに挟持されているので、前記射出圧力によって、切片部が可動又は変形するのを抑制することができる。
前記第1、第2金型は、前記端子本体を前記キャビティ内に収容すると共に部分的に挟持可能な構成とすることが可能である。
このような態様の成形用金型による場合、第1、第2金型がキャビティ内で端子本体を挟持するので、キャビティに樹脂を射出するときの射出圧力によって、端子が可動又は変形するのを更に抑制することができる。
本発明の樹脂成型品の製造方法は、上記成形用金型を用いて樹脂成型品を製造する方法である。この方法は、端子の切片部を前記第1金型の前記凸部と前記突起との間に挿入し、前記切片部の前記第1面を当該凸部に、前記第2面の先端を前記突起の前記第1エッジに当接させることにより、前記切片部を前記凸部と前記第1エッジとに挟持させる。この状態で、前記第1、第2金型を型締めし、少なくとも前記端子の前記切片部を前記第1、第2金型のキャビティ内に配置する。前記キャビティに絶縁樹脂を射出し、硬化させ、当該絶縁樹脂に前記切片部を埋め込む。前記凸部が前記切片部の前記第1面に当接し且つ前記突起の前記第1エッジが前記切片部の前記第2面の先端に当接するときに、前記突起の前記第1エッジ及び前記傾斜面又は前記湾曲面が前記切片部の前記第2面に接触せず、且つ前記第1金型の前記凸部と前記突起の前記第1エッジとの間の部分が前記切片部の先端面に当接する。
このような態様の製造方法による場合、端子の切片部を第1金型の凸部と突起との間に挿入するだけで、切片部が第1金型の凸部と突起の第1エッジにより挟持される。よって、端子の切片部を第1、第2金型にキャビティ内で容易に位置決め保持させることができる。また、切片部が第1金型の凸部と突起の第1エッジにより挟持されるので、キャビティに樹脂を射出するときの射出圧力によって、端子が可動又は変形するのを抑制することができる。また、切片部を第1、第2金型のキャビティ内で位置決め保持するための部位を端子に設ける必要がない。このため、端子が大型化しないので、樹脂成型品の小型化を図ることができる。更に、キャビティないに射出した絶縁樹脂が、切片部の第2面と突起の傾斜面又は湾曲面との間の空間に流入する。このため、切片部の第2面を突起に当接させるにもかかわらず、当該第2面を樹脂に埋め込むことができる。
前記端子の前記切片部を前記第1、第2金型のキャビティ内に配置するとき、前記端子の端子本体と、前記端子本体に連接され且つ当該端子本体に対して折り曲げられた前記切片部とを、前記キャビティ内に配置することが可能である。
このような態様の製造方法による場合、端子の切片部は、端子本体に対して折り曲げられているので、キャビティに絶縁樹脂を射出するときの射出圧力の影響を受け易い。しかし、切片部は、凸部と突起の第1エッジとに挟持されているので、前記射出圧力によって、切片部が可動又は変形するのを抑制することができる。
前記第1、第2金型は、前記端子本体を前記キャビティ内に収容すると共に部分的に挟持することが可能である。
このような態様の製造方法による場合、端子本体がキャビティ内で第1、第2金型に挟持されるので、キャビティに樹脂を射出するときの射出圧力によって、端子が可動又は変形するのを更に抑制することができる。
本発明の樹脂成型品は、端子と、ボディとを備えている。前記端子は、切片部を有する。前記切片部は第1面および前記第1面の反対側の第2面を有している。前記ボディは、ベースと、前記ベースに立設されており且つ壁面を有した側壁と、前記側壁に設けられた凹部とを有している。前記切片部は、前記第1面が前記側壁の前記壁面から露出するように前記側壁に埋め込まれている。前記凹部は、当該凹部の開口側のエッジであり且つ前記切片部の前記第2面に接する第1エッジと、当該凹部の底側のエッジである第2エッジと、前記第1エッジから前記第2エッジにかけて前記切片部から離れるように傾斜した傾斜面又は湾曲した湾曲面とを有している。
このような態様の樹脂成型品による場合、端子の切片部の第1面がボディの側壁の壁面から露出している。切片部の第2面がボディの凹部の第1エッジに接している。よって、第1金型の凸部を切片部の第1面に当接させる一方、前記凹部を形成するための第1金型の突起の第1エッジを切片部の第2面に当接させることができる。すなわち、切片部を第1金型の凸部と突起の第1エッジとの間で挟持することが可能であるので、端子の切片部を第1、第2金型にキャビティ内で容易に位置決め保持させることができる。また、切片部を第1金型の凸部と突起の第1エッジにより挟持させることが可能であるので、キャビティに樹脂を射出するときの射出圧力によって、端子が可動又は変形するのを抑制することができる。このように切片部が第1金型の凸部と突起の第1エッジとの間で挟持されるので、切片部を第1、第2金型のキャビティ内で位置決め保持するための部位を端子に設ける必要がない。このため、端子が大型化しないので、樹脂成型品の小型化を図ることができる。更に、ボディの凹部の傾斜面が第1エッジから第2エッジにかけて切片部から離れるように傾斜している。又は、ボディの凹部の湾曲面が第1エッジから第2エッジにかけて切片部から離れるように湾曲している。このため、切片部の第2面を第1金型の突起に当接させるにもかかわらず、当該第2面をボディに埋め込むことができる。
前記端子は、前記ベースに埋め込まれた端子本体を更に有した構成とすることが可能である。前記切片部は、前記端子本体に連接され且つ当該端子本体に対して折り曲げられた構成とすることが可能である。
前記ボディは、前記側壁により区画される収容空間を更に有する構成とすることが可能である。前記壁面は、前記収容空間側の壁面とすることが可能である。
本発明の実施例に係る樹脂成型品の正面、平面及び右側面から表した斜視図である。 前記樹脂成型品の背面、底面及び右側面から表した斜視図である。 前記樹脂成型品の底面である。 前記樹脂成型品の底面であって、端子のボディに埋め込まれた部分を表した図である。 前記樹脂成型品のボディ及び端子の底面であって、端子のボディに埋め込まれた部分を表した図である。 前記樹脂成型品の図1A中の3A-3A断面図である。 前記樹脂成型品の図2A中の3B-3B断面図である。 前記樹脂成型品の図1A中の3C-3C断面図である。 前記樹脂成型品の端子の正面、平面及び右側面から表した斜視図である。 前記樹脂成型品のシール部の正面、平面及び右側面から表した斜視図である。 前記樹脂成型品の製造方法の工程を示す図であって、図3Aに対応する断面を示す図である。 前記樹脂成型品の製造方法の工程を示す図であって、図3Bに対応する断面を示す図である。 前記樹脂成型品の製造方法の工程を示す図であって、図3Cに対応する断面を示す図である。
以下、本発明の実施例に係る樹脂成型品について上記図1A〜図6Cを参照しつつ説明する。図1A及び図1Bに示す樹脂成型品は、ボディ100と、端子200a、200b、200cと、シール部300とを備えている。以下、前記樹脂成型品の各構成要件について詳しく説明する。図1A及び図1B中の第1方向Yは樹脂成型品の長さ方向、第2方向Xは樹脂成型品の幅方向、第3方向Zは樹脂成型品の厚み方向である。第2方向Xは第1方向Yに直角に交差し、第3方向Zは第1、第2方向Y、Xに直角に交差している。
ボディ100は、図1A〜図3Cに示すように、絶縁樹脂製の成形品である。ボディ100は、ベース110と、側壁120と、凹部130a、130b、130c(これが特許請求の範囲のボディの凹部に相当している。)と、凹部140と、凸部150とを有している。ベース110は、第1面111と、第1面111の反対側の第2面112とを有している。ベース110の第1面111の周縁部には、環状の側壁120が立設されている。ベース110の第1面111の円形部の中心部上には、円柱状の凸部150が立設されている。ベース110、側壁120及び凸部150により、凹状の収容空間Sが区画されている。側壁120は、収容空間S側の壁面121と、その反対側の壁面122とを有している。
ベース110の第2面112には、図1B〜図3Cに示すように、凹部140が設けられている。凹部140は、中心部141と、複数の枝部142とを有している。中心部141は、図3A及び図3Bに示すように略円錐台状の凹部である。枝部142は、長尺状の凹部であって、中心部141から放射状に延びている。枝部142の長さ寸法は、端子200aの後述する端子本体210aの長さ寸法よりも小さい。枝部142の幅寸法は、端子本体210aの幅寸法よりも小さい。
ベース110及び側壁120には、図2B〜図3Cに示すように、端子200aが埋め込まれている。ベース110の端子200aの第2方向Xの一方側には、図2B〜図3Cに示すように、端子200bが埋め込まれている。ベース110の端子200aの第2方向Xの他方側には、端子200cが埋め込まれている。
端子200aは金属板である。端子200aは、図2B〜図4に示すように、端子本体210aと、切片部220a、230a、240aと、接続部250a、260aとを有している。端子本体210aは、第1面211aと、その反対側の第2面212aとを有している。端子本体210aは、第1面211aがベース110の第1面111から部分的に露出し且つ第2面212aがベース110の凹部140の枝部142から部分的に露出するように、ベース110に埋め込まれている。端子本体210aの第1面211aの露出部は、凸部150の周りに配置されている。
切片部220aは、端子本体210aの長さ方向の一端に連接されており且つ当該端子本体210aに対して直角に折り曲げられた板である。切片部220aは、第1面221aと、その反対側の第2面222aとを有している。切片部220aは、第1面221aが側壁120の壁面121から露出するように、当該側壁120に埋め込まれている。具体的には、第1面221aの第3方向の他方側の端部が側壁120に埋め込まれ、第1面221aの前記端部以外の部分が側壁120の壁面121から露出している。切片部220aは、収容空間Sと後述する凹部130aとの間に位置している。
切片部230aは、端子本体210aの幅方向の一端に連接されており且つ当該端子本体210aに対して直角に折り曲げられた板である。切片部230aは、第1面231aと、その反対側の第2面232aとを有している。切片部230aは、第1面231aが側壁120の壁面121から露出するように、当該側壁120に埋め込まれている。具体的には、第1面231aの第3方向の他方側の端部が側壁120に埋め込まれ、第1面231aの前記端部以外の部分が側壁120の壁面121から露出している。切片部230aは、収容空間Sと後述する凹部130bとの間に位置している。
切片部240aは、端子本体210aの幅方向の他端に連接されており且つ当該端子本体210aに対して直角に折り曲げられた板である。切片部240aは、第1面241aと、その反対側の第2面242aとを有している。切片部240aは、第1面241aが側壁120の壁面121から露出するように、当該側壁120に埋め込まれている。具体的には、第1面241aの第3方向の他方側の端部が側壁120に埋め込まれ、第1面241aの前記端部以外の部分が側壁120の壁面121から露出している。切片部240aは、収容空間Sと後述する凹部130cとの間に位置している。切片部230a及び切片部240aは、互いに対向しており且つ切片部220aに対して直交する方向に向いている。
接続部250aは、端子本体210aの幅方向の一端の切片部230aの第1方向Yの一方側に連接されており且つ第2方向Xの一方側に延びている。接続部250aの先端部以外の部分は、ベース110内に埋め込まれている。接続部250aの先端部は、ベース110の外面から突出している。接続部250aの先端部は、その下面がベース110の第2面112と略同一高さとなるように折り曲げられている。接続部260aは、端子本体210aの幅方向の他端の切片部240aの第1方向Yの一方側に連接されており且つ第2方向Xの他方側に延びている。接続部260aの先端部以外の部分は、ベース110内に埋め込まれている。接続部260aの先端部は、ベース110の外面から突出している。接続部260aの先端部は、その下面がベース110の第2面112と略同一高さとなるように折り曲げられている。
端子200bは金属板である。端子200bは、図2B〜図4に示すように、端子本体210bと、接続部220bとを有している。端子本体210bは、第1面211bと、その反対側の第2面212bとを有している。端子本体210bは、第1面211bがベース110の第1面111から部分的に露出し且つ第2面212bがベース110の凹部140の枝部142から部分的に露出するように、ベース110に埋め込まれている。端子本体210bの第1面211bの露出部は、凸部150の周りに配置されている。接続部220bは、端子本体210bの第1方向Yの一端に連接されており且つ第2方向Xに延びている。接続部220bの先端部以外の部分は、ベース110内に埋め込まれている。接続部220bの先端部は、ベース110の外面から突出している。接続部220bの先端部は、その下面がベース110の第2面112と略同一高さとなるように折り曲げられている。
端子200cは金属板である。端子200cは、図2B〜図4に示すように、端子本体210cと、接続部220cとを有している。端子本体210cは、第1面211cと、その反対側の第2面212cとを有している。端子本体210cは、第1面211cがベース110の第1面111から部分的に露出し且つ第2面212cがベース110の凹部140の枝部142から部分的に露出するように、ベース110に埋め込まれている。端子本体210cの第1面211cの露出部は、凸部150の周りに配置されている。接続部220cは、端子本体210cの第1方向Yの一端に連接されており且つ第2方向Xに延びている。接続部220cの先端部以外の部分は、ベース110内に埋め込まれている。接続部220cの先端部は、ベース110の外面から突出している。接続部220cの先端部は、その下面がベース110の第2面112と略同一高さとなるように折り曲げられている。
側壁120の端子200aの切片部220aの第1方向Yの一方側には、図1A及び図3Aに示すように、凹部130aが設けられている。側壁120の端子200aの切片部230aの第2方向Xの一方側には、図1A及び図3Cに示すように、凹部130bが設けられている。側壁120の端子200aの切片部240aの第2方向Xの他方側には、図1A及び図3Cに示すように、凹部130cが設けられている。
凹部130aは、図1Aに示すように、第2方向Xに延びた長尺状の凹部である。凹部130aの第2方向Xの寸法は、切片部220aの第2方向Xの寸法よりも小さい。凹部130aは、図3Aに示すように、第1エッジ131aと、第2エッジ132aと、傾斜面133aとを有している。傾斜面133aは、凹部130aの切片部220a側の内壁面である。第1エッジ131aは、傾斜面133aの凹部130aの開口側(第3方向Zの一方側)のエッジである。第1エッジ131aは、切片部220aの第2面222aに接している。第2エッジ132aは、傾斜面133aの凹部130aの底側(第3方向Zの他方側)のエッジである。傾斜面133aは、第1エッジ131aから第2エッジ132aにかけて切片部220aから離れるように傾斜している。このため、切片部220aの第2面222aの略全域が側壁120に埋め込まれている。
凹部130bは、図1Aに示すように、第1方向Yに延びた長尺状の凹部である。凹部130bの第1方向Yの寸法は、切片部230aの第1方向Yの寸法よりも小さい。凹部130bは、図3Cに示すように、第1エッジ131bと、第2エッジ132bと、傾斜面133bとを有している。傾斜面133bは、凹部130bの切片部230a側の内壁面である。第1エッジ131bは、傾斜面133bの凹部130bの開口側(第3方向Zの一方側)のエッジである。第1エッジ131bは、切片部230aの第2面232aに接している。第2エッジ132bは、傾斜面133bの凹部130bの底側(第3方向Zの他方側)のエッジである。傾斜面133bは、第1エッジ131bから第2エッジ132bにかけて切片部230aから離れるように傾斜している。このため、切片部230aの第2面232aの略全域が側壁120に埋め込まれている。
凹部130cは、図1Aに示すように、第1方向Yに延びた長尺状の凹部である。凹部130cの第1方向Yの寸法は、切片部240aの第1方向Yの寸法よりも小さい。凹部130cは、図3Cに示すように、第1エッジ131cと、第2エッジ132cと、傾斜面133cとを有している。傾斜面133cは、凹部130cの切片部240a側の内壁面である。第1エッジ131cは、傾斜面133cの凹部130cの開口側(第3方向Zの一方側)のエッジである。第1エッジ131cは、切片部240aの第2面242aに接している。第2エッジ132cは、傾斜面133cの凹部130cの底側(第3方向Zの他方側)のエッジである。傾斜面133cは、第1エッジ131cから第2エッジ132cにかけて切片部240aから離れるように傾斜している。このため、切片部240aの第2面242aの略全域が側壁120に埋め込まれている。
シール部300は、図1B〜図2B、図3A〜図3C及び図5に示すように、凹部140に充填され、ボディ100及び端子200a、200b、200cに固着された絶縁樹脂である。シール部300は、中心部310と、複数の枝部320とを有している。中心部310は、図3A及び図3Bに示すように略円錐台であって、凹部140の中心部141に充填されている。枝部320、長尺状の突脈であって、中心部310から放射状に延び且つ凹部140の枝部142に充填されている。枝部320のうちの一部の複数の枝部320は、ボディ100及び端子200aの端子本体210aに固着されている。枝部320のうちの別の複数の枝部320は、ボディ100、端子200aの端子本体210a及び端子200bの端子本体210bに固着されている。枝部320のうちの残りの複数の枝部320は、ボディ100、端子200aの端子本体210a及び端子200cの端子本体210cに固着されている。
以下、上述した樹脂成型品を製造するのに用いられる第1、第2成形用金型について図6A〜図6Cを参照しつつ説明する。第1成形用金型は、第1、第2金型10、20を備えている。第2成形用金型は第3、第4金型30、40を有している。
第1金型10は、凸部11と、凹部12と、突起13a、13b、13cと、スプルー14とを有している。凸部11は、樹脂成型品のボディ100の収容空間Sの形状に対応した形状である。凹部12は、凸部11の周りに設けられており且つボディ100の側壁120の外形に対応した形状となっている。スプルー14は、凸部11に設けられている。
突起13aは、図6Aに示すように、凹部12の底面に凸部11から第1方向Yの一方側に間隔をあけて設けられている。突起13aは、ボディ100の凹部130aに対応した形状となっている。すなわち、突起13aは、第2方向Xに延びた長尺状の突脈である。突起13aは、第1エッジ13a1と、第2エッジ13a2と、傾斜面13a3とを有している。傾斜面13a3は、凸部11側の面である。第1エッジ13a1は、傾斜面13a3の突起13aの根元側のエッジである。第1エッジ13a1と凸部11との間の距離は、切片部220aの第1面221aから第2面222aまでの距離(すなわち、切片部220aの厚み寸法)と略同じである。第2エッジ13a2は、傾斜面13a3の突起13aの先端側のエッジである。傾斜面13a3は、第1エッジ13a1から第2エッジ13a2にかけて凸部11から離れるように傾斜している。
突起13bは、図6Cに示すように、凹部12の底面に凸部11から第2方向Xの一方側に間隔をあけて設けられている。突起13bは、ボディ100の凹部130bに対応した形状となっている。すなわち、突起13bは、第1方向Yに延びた長尺状の突脈である。突起13bは、第1エッジ13b1と、第2エッジ13b2と、傾斜面13b3とを有している。傾斜面13b3は、凸部11側の面である。第1エッジ13b1は、傾斜面13b3の突起13bの根元側のエッジである。第1エッジ13b1と凸部11との間の距離は、切片部230aの第1面231aから第2面232aまでの距離(すなわち、切片部230aの厚み寸法)と略同じである。第2エッジ13b2は、傾斜面13b3の突起13bの先端側のエッジである。傾斜面13b3は、第1エッジ13b1から第2エッジ13b2にかけて凸部11から離れるように傾斜している。
突起13cは、図6Cに示すように、凹部12の底面に凸部11から第2方向Xの他方側に間隔をあけて設けられている。突起13cは、ボディ100の凹部130cに対応した形状となっている。すなわち、突起13cは、第1方向Yに延びた長尺状の突脈である。突起13cは、第1エッジ13c1と、第2エッジ13c2と、傾斜面13c3とを有している。傾斜面13c3は、凸部11側の面である。第1エッジ13c1は、傾斜面13c3の突起13cの根元側のエッジである。第1エッジ13c1と凸部11との間の距離は、切片部240aの第1面241aから第2面242aまでの距離(すなわち、切片部240aの厚み寸法)と略同じである。第2エッジ13c2は、傾斜面13c3の突起13cの先端側のエッジである。傾斜面13c3は、第1エッジ13c1から第2エッジ13c2にかけて凸部11から離れるように傾斜している。
第2金型20は、凹部21と、突起22とを有している。凹部21は、ボディ100のベース110の外形に対応した形状となっている。突起22は、凹部21の底面上に設けられている。突起22は、中心部22aと、複数の枝部22bとを有している。中心部22aは、ボディ100の凹部140の中心部141の内形に対応した形状となっている。枝部22bは、ボディ100の凹部140の枝部142の内形に対応した長尺状の突脈であって、中心部22aから放射状に延びている。枝部22bの長さ寸法は、端子200aの端子本体210aの長さ寸法よりも小さい。枝部22bの幅寸法は、端子本体210aの幅寸法よりも小さい。
第1、第2金型10、20が互いに組み合わせられた状態で、凸部11、凹部12、突起13a、13b、13c、凹部21及び突起22が第1、第2金型10、20のキャビティC1を区画する。キャビティC1は、ボディ100及びボディ100から突出する接続部250a、260a、220b、220cの外形に対応した形状となっている。
第3金型30は、スプルー14を有していない点で第1金型10と相違する以外、第1金型10と略同じ形状である。第4金型40は、突起22を有しておらず且つスプルー42を有する点で第2金型20と相違する以外、第2金型20と略同じ形状である。第3、第4金型30、40が互いに組み合わせられた状態で、凸部31、凹部32、突起33a、33b、33c及び凹部41が、第3、第4金型30、40のキャビティC2を区画する。キャビティC2は、上記樹脂成型品の外形に対応した形状となっている。
以下、第1、第2金型10、20及び第3、第4金型30、40を用いて上記樹脂成型品を製造する方法について図6A〜図6Cを参照しつつ説明する。まず、端子200aの切片部220aを凸部11と突起13aとの間に挿入し、端子200aの切片部230aを凸部11と突起13bとの間に挿入し、端子200aの切片部240aを凸部11と突起13cとの間に挿入する。すると、切片部220aの第1面221aが凸部11に部分的に当接し、切片部220aの第2面222aが突起13aの第1エッジ13a1に当接する。すなわち、切片部220aが凸部11と突起13aの第1エッジ13a1との間で挟持される(図6A参照)。このとき、突起13aの第2エッジ13a2及び傾斜面13a3は、切片部220aの第2面222aに接触しない。切片部230aの第1面231aが凸部11に部分的に当接し、切片部230aの第2面232aが突起13bの第1エッジ13b1に当接する。すなわち、切片部230aが凸部11と突起13bの第1エッジ13b1との間で挟持される(図6C参照)。このとき、突起13bの第2エッジ13b2及び傾斜面13b3は、切片部230aの第2面232aに接触しない。切片部240aの第1面241aが凸部11に部分的に当接し、切片部240aの第2面242aが突起13cの第1エッジ13c1に当接する。すなわち、切片部240aが凸部11と突起13cの第1エッジ13c1との間で挟持される(図6C参照)。このとき、突起13cの第2エッジ13c2及び傾斜面13c3は、切片部240aの第2面242aに接触しない。
その後、第1、第2金型10、20を型締めする。すると、端子200a、200b、200cが第1、第2金型10、20のキャビティC1内に収容され、端子200a、200b、200cの端子本体210a、210b、210cが第1金型10の凸部11と第2金型20の突起22とに挟持される。具体的には、凸部11と突起22の枝部22bのうちの一部の枝部22bとの間に端子本体210aが挟持される。凸部11と突起22の枝部22bのうちの別の枝部22bとの間に端子本体210a及び端子本体210bが挟持される。凸部11と突起22の枝部22bのうちの残りの枝部22bとの間に端子本体210a及び端子本体210cが挟持される。
その後、第1、第2金型10、20のキャビティC1内にスプルー14から第1絶縁樹脂R1を射出し、当該キャビティC1に充填させる。その後、第1絶縁樹脂R1を硬化させる。このようにして第1絶縁樹脂R1がボディ100として成形される。当該ボディ100の第2面222aに突起22の形状に対応した凹部140が形成され、ボディ100の側壁120に突起13a、13b、13cの形状に対応した凹部130a、130b、130cが形成される。このようにして端子200a、200b、200cがボディ100(第1絶縁樹脂R1)にインサート成形される。
具体的には、端子本体210a、210b、210cはボディ100のベース110に埋め込まれる。これにより、ボディ100の第1面111から、端子本体210a、210b、210cの第1面211a、211b、211cが部分的に露出する。ボディ100の凹部140の一部の枝部142から、端子本体210aの第2面212aが部分的に露出する。ボディ100の凹部140の別の枝部142から、端子本体210a、210bの第2面212a、212bが部分的に露出する。ボディ100の凹部140の残りの枝部142から、端子本体210a、210cの第2面212a、212cが部分的に露出する。接続部250a、260a、220b、220cの先端部以外の部分がボディ100のベース110に埋め込まれ、前記先端部がボディ100外に突出する。切片部220a、230a、240aがボディ100の側壁120に埋め込まれる。これにより、切片部220a、230a、240aの第1面221a、231a、241aが側壁120の壁面121から露出する。切片部220a、230a、240aの第2面222a、232a、242aが凹部130a、130b、130cの第1エッジ131a、131b、131cに接すると共に、凹部130a、130b、130cの傾斜面133a、133b、133cの内側の樹脂に覆われる。その後、第1、第2金型10、20を離型させ、ボディ100及び端子200a、200b、200cを取り出す。
その後、第3、第4金型30、40のキャビティC2内にボディ100及び端子200a、200b、200cを収容させ、第4金型40でボディ100の凹部140を塞ぐ。これにより、第4金型40とボディ100の凹部140とにより空間が区画される。その後、スプルー42から前記空間に第2絶縁樹脂R2を射出し、前記空間(凹部140)に充填させる。その後、第2絶縁樹脂R2を硬化させる。このようにして第2絶縁樹脂R2がシール部300として成形される。これにより、シール部300がボディ100及び端子200a、200b、200cに固着される。その後、第3、第4金型30、40を離型させ、ボディ100、端子200a、200b、200c及びシール部300を取り出す。以上のようにして樹脂成型品が製造される。
上記樹脂成型品による場合、ボディ100の成型時に、切片部220aが第1金型10の凸部11と突起13aの第1エッジ13a1との間で挟持される。切片部230aが第1金型10の凸部11と突起13bの第1エッジ13b1との間で挟持される。切片部240aが第1金型10の凸部11と突起13cの第1エッジ13c1との間で挟持される。加えて、第1金型10の凸部11と第2金型20の突起22との間で端子本体210a、210b、210cが挟持される。よって、端子200aをキャビティC1内で容易に位置決め保持することができるので、端子200aに、別途位置決め保持部を設ける場合に比べて、端子200aの小型化を図ることができ且つ樹脂成型品の小型化を図ることができる。また、切片部220a、230a、240aは、端子本体210aに対して略直角に折り曲げられているので、キャビティC1に第1絶縁樹脂R1を射出するときの射出圧力の影響を受け易い。しかし、切片部220a、230a、240aは、前述の通り凸部11と突起の第1エッジとに挟持されているので、前記射出圧力によって、端子200a、200b、200cの切片部220a、220b、200cが可動又は変形するのを抑制することができる。また、切片部220aが第1金型10の傾斜面13a3によって、凸部11と突起13aの第1エッジ13a1との間に案内されるので、切片部220aを凸部11と第1エッジ13a1との間に容易に挿入することができる。この点は、切片部230a、240aも同様である。
更に、第1金型10の突起13a、13b、13cの傾斜面13a3、13b3、13c3が凸部11から離れるように傾斜している。凸部11と突起13a、13b、13cの第1エッジ13a1、13b1、13c1との間に、切片部220a、230a、240aが挟持されると、傾斜面13a3、13b3、13c3と切片部220a、230a、240aの第2面222a、232a、242aとの間にキャビティC1の一部をなす空間が形成される。当該空間に第1絶縁樹脂R1を流入されることができるので、切片部220a、230a、240aの第2面222a、232a、242aを突起13a、13b、13cの第1エッジ13a1、13b1、13c1に当接させるにもかかわらず、当該第2面222a、232a、242aを樹脂に埋め込むことができる。
また、ボディ100の成型時に、第1金型10の凸部11と第2金型20の突起22との間で端子200a、200b、200cが挟持される。このため、ボディ100の第2面112には、突起22の外形に対応した凹部140が形成される。この凹部140には、シール部300が充填されるので、前記樹脂成型品の厚み寸法を増加させることなく、前記樹脂成型品の絶縁性、防水性及び防塵性を向上させることができる。しかも、シール部300は、凹部140に充填され、ボディ100及び端子200a、200b、200cに固着されているので、剥がれ難い。
また、凹部140は、中心部141と、この中心部141から放射状に延びた複数の枝部142とを有した形状となっている。枝部142は、上述した通り細長い長尺状である。このため、シール部300の成型時に、第2絶縁樹脂R2を中心部141に射出することにより、当該第2絶縁樹脂R2が中心部141から枝部142に流れ込む。すなわち、第2絶縁樹脂R2の流動性が向上するので、第2絶縁樹脂R2(シール部300)を凹部140に対して容易に充填することができる。
なお、上述した樹脂成型品、成形用金型及び樹脂成型品の製造方法は、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載範囲において任意に設計変更することが可能である。以下、詳しく述べる。
上記実施例では、ボディ100は、ベース110と、側壁120と、凹部130a、130b、130cと、凹部140と、凸部150とを有しているとした。しかし、ボディは、ベースと、前記ベースに立設されており且つ壁面を有した側壁と、前記側壁に設けられた凹部とを有しており、前記凹部が、当該凹部の開口側のエッジであり且つ切片部の第2面に接する第1エッジと、当該凹部の底側のエッジである第2エッジと、前記第1エッジから前記第2エッジにかけて前記切片部から離れるように傾斜した傾斜面又は湾曲した湾曲面とを有している限り任意に設計変更することが可能である。前記凹部は少なくとも一つあれば良い。凹部の長さ寸法は、切片部の長さ方向の寸法と略同じとすることができる。また、凹部の長さ寸法は、切片部の長さ方向の寸法よりも長くすることが可能であり、短くすることも可能である。また。第1エッジは、湾曲面の凹部の開口側(第3方向Zの一方側)のエッジとすることができる。第2エッジは、湾曲面の凹部の底側(第3方向Zの他方側)のエッジとすることができる。なお、凹部140は省略可能である。
上記実施例では、側壁120は、ベース110の周縁部に立設された環状であるとした。しかし、側壁は、ベースに立設されており且つ壁面を有する限り任意に設計変更することが可能である。例えば、側壁は、平面視略矩形状、平面視略円弧状又は平面視略略U字状等の形状に設計変更することが可能である。この場合も、側壁及びベースにより空間を区画することが可能である。当該空間は任意の空間である。上記収容空間Sも任意の空間として使用できる。
上記実施例では、端子200aは、端子本体210aと、切片部220a、230a、240aと、接続部250a、260aとを有しているとした。しかし、端子は、少なくとも切片部を有する限り任意に設計変更することが可能である。例えば、端子は、端子本体と、前記端子本体に連接され且つ当該端子本体に対して折り曲げられた切片部とを有する構成とすることが可能である。端子本体は、ベースの第1、第2面の少なくとも一方から部分的に露出するように当該ベースに埋め込まれた構成とすることが可能である。また、端子本体は、ベースの第1、第2面の少なくとも一方に設けられた凹部から部分的に露出するように当該ベースに埋め込まれた構成とすることが可能である。切片部は、上記実施例の如く端子本体に対して直角に折り曲げられた態様に限定されるものではない。すなわち、切片部の端子本体に対する折り曲げ角度は任意に設定可能である。
上記実施例では、切片部220aは、第1面221aが側壁120の壁面121から部分的に露出するように、当該側壁120に埋め込まれているとした。しかし、切片部は、第1面と、その反対側の第2面とを有し、第1面が側壁の壁面から露出し、第2面が側壁の凹部の第1エッジに接するように当該側壁に埋め込まれている限り任意に設計変更することが可能である。例えば、切片部は、第1面の全領域が側壁の壁面から露出するように、当該側壁に埋め込まれた構成とすることが可能である。この点は、切片部230a、240aも同様に設計変更可能である。なお、端子200b、200cは省略可能である。
上記実施例では、端子200aの接続部250a、260aの先端部がベース110の外面から突出しているとした。しかし、接続部は、ボディの第2面から突出した構成とすることが可能である。また、端子の接続部に、ボディ内でピンやケーブル等の接続手段を接続させる場合には、端子の接続部はボディから突出しない構成とすることが可能である。なお、端子200b、200cも同様に設計変更することが可能である。
シール部300は省略可能である。上記実施例では、シール部300は、凹部140の中心部141に充填された中心部310と、凹部140の枝部142に充填された複数の枝部320とを有するとした。しかし、シール部は、ボディの第2面の凹部に充填され且つボディ及び端子の前記凹部から露出する部分に固着される限り任意に設計変更することが可能である。すなわち、シール部は、ボディの第2面の凹部の形状に併せて任意に設計変更することが可能である。
上記実施例では、第1金型10は、凸部11と、凹部12と、突起13a、13b、13cと、スプルー14とを有しているとした。しかし、第1金型は、端子の切片部の第1面に当接可能な凸部と、前記凸部に間隔をあけて設けられた突起とを有し、前記突起は、当該突起の根元側のエッジであり且つ前記切片部の前記第1面の反対側の第2面に当接可能な第1エッジと、当該突起の先端側のエッジである第2エッジと、前記第1エッジから前記第2エッジにかけて前記凸部から離れるように傾斜した傾斜面又は湾曲した湾曲面とを有している限り任意に設計変更することが可能である。例えば、第1金型は、凹部と、前記凹部内に設けられた凸部と、前記凹部内に設けられ且つ前記凸部から間隔をあけて設けられた突起とを有する構成とすることが可能である。なお、第1エッジは、湾曲面の突起の開口側(第3方向Zの一方側)のエッジとすることができる。第2エッジは、湾曲面の突起の底側(第3方向Zの他方側)のエッジとすることができる。
上記実施例では、突起13a、13b、13cは、突脈であるとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、本明細書における第1金型の突起は、凸部及び長尺状の突脈の双方を含む概念である。突起の長さ寸法は、切片部の前記突起の長さ方向の寸法と略同じとすることができる。また、突起の長さ寸法は、切片部の長さ方向の寸法よりも長くすることが可能であり、短くすることも可能である。なお、前記突起は、少なくとも一つあれば良い。
上記実施例では、第2金型20は、凹部21と、突起22とを有しているとした。しかし、第2金型は、第1金型と組み合わせられた状態で、当該第1金型と共に少なくとも端子の切片部を収容可能なキャビティを構成し得る限り任意に設計変更することが可能である。
上述した樹脂成型品の製造方法は、少なくとも一つの端子の切片部を第1金型の凸部と突起との間に挿入し、切片部の第1面を当該凸部に、第2面を突起の第1エッジに当接させることにより、切片部を凸部と第1エッジとに挟持させ、この状態で、前記第1、第2金型を型締めし、少なくとも前記端子の前記切片部を前記第1、第2金型のキャビティ内に配置し、前記キャビティに絶縁樹脂を射出し、硬化させ、当該絶縁樹脂に前記切片部を埋め込む限り任意に設計変更することが可能である。
上記実施例では、第1、第2金型10、20を型締めするとき、端子200aが第1、第2金型10、20のキャビティC1内に収容され、端子200aの端子本体210aが第1金型10の凸部11と第2金型20の突起22とに挟持されるとした。しかし、第1、第2金型を型締めするとき、少なくとも端子の切片部が第1、第2金型のキャビティ内に配置される限り任意に設計変更することが可能である。また、端子の切片部を第1金型の凸部と突起の第1エッジとの間で挟持させる一方で、当該端子の端子本体を第1、第2金型に部分的又は全体的に挟持させることが可能である。更に、端子の切片部を第1金型の凸部と突起の第1エッジとの間で挟持させることにより、当該端子の端子本体を第1、第2金型のキャビティ内に中空配置させることも可能である。
上記実施例では、樹脂成型品の製造方法は、第3、第4金型30、40を用いてシール部300を成形する工程を有するとした。しかし、樹脂成型品の製造方法において、第3、第4金型を用いた工程は省略することが可能である。
なお、上記実施例では、樹脂成型品及び成形用金型の各部を構成する素材、形状、寸法、数及び配置等はその一例を説明したものであって、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能である。
100・・・・・ボディ
110・・・・ベース
111・・・第1面
112・・・第2面
120・・・・側壁
121・・・壁面
122・・・壁面
130a・・・凹部
131a・・第1エッジ
132a・・第2エッジ
133a・・傾斜面
130b・・・凹部
131b・・第1エッジ
132b・・第2エッジ
133b・・傾斜面
130c・・・凹部
131c・・第1エッジ
132c・・第2エッジ
133c・・傾斜面
140・・・・凹部
141・・・中心部
142・・・枝部
200a・・・・端子
210a・・・端子本体
211a・・第1面
212a・・第2面
220a・・・切片部
221a・・第1面
222a・・第2面
230a・・・切片部
231a・・第1面
232a・・第2面
240a・・・切片部
241a・・第1面
242a・・第2面
250a・・・接続部
260a・・・接続部
200b・・・・端子
210b・・・端子本体
211b・・第1面
212b・・第2面
220b・・・接続部
200c・・・・端子
210c・・・端子本体
211c・・第1面
212c・・第2面
220c・・・接続部
300・・・・・シール部
310・・・・中心部
320・・・・枝部
Y・・・・・・・第1方向
X・・・・・・・第2方向
Z・・・・・・・第3方向
10・・・・・・第1金型
11・・・・・凸部
12・・・・・凹部
13a・・・・突起
13a1・・第1エッジ
13a2・・第2エッジ
13a3・・傾斜面
13b・・・・突起
13b1・・第1エッジ
13b2・・第2エッジ
13b3・・傾斜面
13c・・・・突起
13c1・・第1エッジ
13c2・・第2エッジ
13c3・・傾斜面
14・・・・・スプルー
20・・・・・・第2金型
21・・・・・凹部
22・・・・・突起
22a・・・中心部
22b・・・枝部
30・・・・・・第3金型
31・・・・・凸部
32・・・・・凹部
33a・・・・突起
33b・・・・突起
33c・・・・突起
40・・・・・・第2金型
41・・・・・凹部
42・・・・・スプルー
R1・・・・・・第1絶縁樹脂
R2・・・・・・第2絶縁樹脂

Claims (9)

  1. 少なくとも端子の切片部収容可能なキャビティを有する第1、第2金型を備えており、
    前記第1金型は、前記切片部の第1面に当接可能な凸部と、
    前記凸部に間隔をあけて設けられた突起とを有しており、
    前記突起は、当該突起の根元側のエッジであり且つ前記切片部の前記第1面の反対側の第2面の先端に当接可能な第1エッジと、
    当該突起の先端側のエッジである第2エッジと、
    前記第1エッジから前記第2エッジにかけて前記凸部から離れるように傾斜した傾斜面又は湾曲した湾曲面とを有しており、
    前記凸部が前記切片部の前記第1面に当接し且つ前記突起の前記第1エッジが前記切片部の前記第2面の先端に当接するときに、前記突起の前記第2エッジ及び前記傾斜面又は湾曲面が前記切片部の前記第2面に接触せず、且つ前記第1金型の前記凸部と前記突起の前記第1エッジとの間の部分が前記切片部の先端面に当接する成形用金型。
  2. 請求項1記載の成形用金型において、
    前記第1、第2金型のキャビティには、前記端子の端子本体と、前記端子本体に連接され且つ当該端子本体に対して折り曲げられた前記切片部とが収容可能である成形用金型。
  3. 請求項2記載の成形用金型において、
    前記第1、第2金型は、前記端子本体を前記キャビティ内に収容すると共に部分的に挟持可能である成形用金型。
  4. 請求項1記載の成形用金型を用いて樹脂成型品を製造する樹脂成型品の製造方法であって、
    端子の切片部を前記第1金型の前記凸部と前記突起との間に挿入し、前記切片部の前記第1面を当該凸部に、前記第2面の先端を前記突起の前記第1エッジに当接させることにより、前記切片部を前記凸部と前記第1エッジとに挟持させ、
    この状態で、前記第1、第2金型を型締めし、少なくとも前記端子の前記切片部を前記第1、第2金型のキャビティ内に配置し、
    前記キャビティに絶縁樹脂を射出し、硬化させ、当該絶縁樹脂に前記切片部を埋め込んでおり、
    前記凸部が前記切片部の前記第1面に当接し且つ前記突起の前記第1エッジが前記切片部の前記第2面の先端に当接するときに、前記突起の前記第2エッジ及び前記傾斜面又は湾曲面が前記切片部の前記第2面に接触せず、且つ前記第1金型の前記凸部と前記突起の前記第1エッジとの間の部分が前記切片部の先端面に当接する樹脂成型品の製造方法。
  5. 請求項4記載の樹脂成型品の製造方法において、
    前記端子の前記切片部を前記第1、第2金型のキャビティ内に配置するとき、前記端子の端子本体と、前記端子本体に連接され且つ当該端子本体に対して折り曲げられた前記切片部とを、前記キャビティ内に配置する樹脂成型品の製造方法。
  6. 請求項5記載の樹脂成型品の製造方法において、
    前記第1、第2金型は、前記端子本体を前記キャビティ内に収容すると共に部分的に挟持する樹脂成型品の製造方法。
  7. 第1面および前記第1面の反対側の第2面を有する切片部を有する端子と、
    ボディとを備えており、
    前記ボディは、ベースと、
    前記ベースに立設されており且つ壁面を有した側壁と、
    前記側壁に設けられた凹部とを有しており、
    前記切片部は、前記第1面が前記側壁の前記壁面から露出するように前記側壁に埋め込まれており、
    前記凹部は、当該凹部の開口側のエッジであり且つ前記切片部の前記第2面に接する第1エッジと、
    当該凹部の底側のエッジである第2エッジと、
    前記第1エッジから前記第2エッジにかけて前記切片部から離れるように傾斜した
    傾斜面又は湾曲した湾曲面とを有している樹脂成型品。
  8. 請求項7記載の樹脂成型品において、
    前記端子は、前記ベースに埋め込まれた端子本体を更に有しており、
    前記切片部は、前記端子本体に連接され且つ当該端子本体に対して折り曲げられている樹脂成型品。
  9. 請求項7〜8の何れかに記載の樹脂成型品において、
    前記ボディは、前記側壁により区画される収容空間を更に有しており、
    前記壁面は、前記収容空間側の壁面である樹脂成型品。
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