JP5927622B2 - 道路用遮音装置 - Google Patents

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Description

本発明は、道路沿いに設置して車両の走行音等を遮断する、道路用遮音壁を構成するパネル部材の設置構造に関する。
道路用遮音壁には、道路の両側の平坦面や高欄に所定間隔でH型鋼の支柱(以下、単に「H型支柱」とも称する)を立設し、各支柱の間にグラスウール等の吸音材を内蔵した、パネル状の吸音板を配設して構成されたものがある。
一般に、道路用遮音壁を設置する工程では、まず、パネル部材を車両搭載型クレーン等を用いて支柱高さより高く吊上げ、一組のH型支柱のフランジ部の間に上方から下方へ落とし込む。また、パネル部材を落とし込む工程の途中で、パネル部材に配設された孔に金属製のワイヤ等を挿通させる。次に、バネ等の弾性手段を用いてパネル部材をフランジの内側へ押付けて、脱落不能に固定する。
上記により、パネル部材はバネ等の弾性手段によってH型支柱のフランジ部間に押付けて固定される。また、金属製ワイヤの両端部をH型支柱に固定することにより、車両の衝突を受けた場合等に衝撃を吸収しながら、パネル部材が支柱から脱落して後続車等の走行を妨げることを防止している。
しかしながら、上述した方法で道路用遮音壁を設置しようとする場合、パネル部材を一旦、支柱高さより高く持ち上げる必要がある。このため車両搭載型クレーン等の建設機械を用意する必要が生じ、施工性や安全性の面で不利である。また、パネル部材は、その脱落防止ワイヤをパネル部材に配設された孔に挿通させながら、パネル部材を設置する必要があり、作業が煩雑になってしまう。
例えば、特許文献1では、パネル部材をH型支柱の間に落とし込み、パネル部材側面に配設した孔に脱落防止ワイヤを挿通した構造が開示されているが、パネル部材を支柱高さまで持ち上げる工程が必要である。また、この構造によればパネル部材をH型支柱の間に落とし込みながら、脱落防止ワイヤの挿通作業を同時に行う必要があり、作業性、安全性の向上の問題は解消されていない。
特開2002−227145号公報
本発明は、上記問題に鑑みて創作されたものであり、建設機械等によりパネル部材を支柱高さまで持ち上げることなく設置することが可能な、道路用遮音壁を構成するパネル部材の設置構造の提供を目的とする。
上述した課題を解決すべく提供される本発明の道路用遮音壁の設置構造は、道路の両端の車道と民地との間に設置され、車道からの音を遮蔽し、道路の両側に進行方向に所定間隔に立設された支柱間に、上下及び進行方向に延びる板状のパネル部材を設置する設置構造である。
前記支柱は、進行方向に伸長するフランジ板と、前記フランジ板の略中央から前記フランジ板に対して略垂直に伸長するウェブ板と、を有し、立設された状態で断面上面視がT字状であり、前記支柱は、少なくとも前記フランジ板と対向して前記パネル部材の上部を保持する上部保持部で構成される上部支持部を有し、前記上部支持部の下方は、前記パネル部材を前記上部支持部と前記フランジ板との間の空間に挿入可能に開放されている。
また、前記パネル部材は前記フランジ板に沿って設置され、上部が前記上部保持部と前記フランジ板の間に受容されて保持される。
詳しくは後述するが、上記の構成とすることで、前記パネル部材を支柱の高さまで持ち上げることなく、かつ容易に設置することが可能となる。
また、前記支柱は、前記フランジ板と対向して前記パネル部材の下部を保持する下部保持部を有し、前記パネル部材の下部は、前記下部保持部と前記フランジ板の間に受容されて保持される。
さらに、前記支柱は、前記パネル部材の下面を支持する下端支持部を備え、前記パネル部材は前記下端支持部に担持されて、設置される。
尚、前記下部支持部を構成する前記下部保持部と、前記フランジ板との間の前記フランジ板の厚さ方向の隙間寸法は、前記パネル部材の厚さ寸法と略同一に設定されることが好ましい。
詳しくは後述するが、上記の構成とすれば、前記パネル部材を確実に支柱に保持することができる。
また、前記パネル部材は、前記支柱のフランジ板に受容された状態で、上部支持部側に落下防止用ワイヤを挿通させる挿通穴を有し、前記挿通穴に前記落下防止用ワイヤを挿通させることができるようになっている。
上記の構成とすることで、前記パネル部材を設置した後に、前記落下防止用ワイヤを取付けることが可能となり、作業性、安全性を向上し得る。
本発明の道路用遮音壁の設置構造によれば、車両搭載型クレーン等の建設機械を用いてパネル部材を支柱高さまで持ち上げる必要がなく、またパネル部材を設置した後に上記落下防止用ワイヤを取付けることが可能となり、施工性、安全性が向上する。
本発明の一実施形態に係る、道路用遮音装置の化粧板を装着する前の状態を車道側から見た模式図である。 図1に示す道路用遮音装置のA-A断面を下方から見た略図である。 本発明の一実施形態に係る、道路用遮音装置の設置工程を説明する略図である。 従来の道路用遮音壁におけるA-A断面を下方から見た略図である。 従来の道路用遮音壁の設置工程を説明する略図である。 本発明の一実施形態に係る、道路用遮音装置を構成するパネル部材の枠部材に形成されるワイヤ挿通穴を説明する略図である。 本発明の一実施形態に係る、道路用遮音装置を構成するパネル部材の枠部材に形成されるワイヤ挿通穴の例示図である。
以下、本発明の一実施形態に係る道路用遮音装置10(以下、単に「遮音装置」とも称する)について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
尚、図1〜図7において、下2桁が同一な番号は、同種の部品を示している。
《従来の道路用遮音壁の設置工程》
図4〜図5を参照して、従来の道路用遮音壁110の設置工程を説明する。道路用遮音壁110は、道路の両側で進行方向に所定間隔に起立する、複数のH型鋼の支柱120のフランジ板120a内に、パネル部材22の両側縁を受容させた状態で固定されて形成される。
従来の道路用遮音壁の設置工程を説明する略図である図5において、上記H型支柱120のフランジ板120a内に、上記パネル部材22の両側縁を受容させるために、まず、車両搭載型クレーン等の建設機械12を用意して、上記パネル部材22の下端を上記H型支柱120の上端の高さより高く吊り上げる。
次に、図示しない作業者Aが上記吸音板22の下端を、上記H型支柱120のフランジ板120a内へ案内しながら、図示しない作業者Bが上記建設機械12を操作して、上記パネル部材22を徐々に下降させる(図5にS1として示す工程)。
このとき図示しない作業者Aは、上記H型支柱120のウェブ板120bの下部に配設された穴6に予め挿通された落下防止用ワイヤ5を、従来の道路用遮音壁におけるA-A断面(A-A断面の位置は図1に示す)を下方から見た略図である図4において、上記パネル部材22の左右端の上下略中央部に配設されたアイボルト7に挿通させながら、上記パネル部材22を上記H型支柱120のフランジ板120a内へ案内する(図5にS2として示す工程)必要が生じるが、高所において同時に上記2つの作業を行うことは、作業者にとって危険であり、負担が大きい。
上記の工程で、上記パネル部材22は、上記H型支柱120のフランジ板120a内に設置され、次に、図4に示す弾性手段24(一例として板バネ)によりフランジ板120aに押付けて、固定される。
次に、ウェブ板120bの下部に配設された穴6、及び上記パネル部材22に配設されたアイボルト7に挿通された上記落下防止用ワイヤ5の両端部が、図示しない金具等で上記H型支柱120の上部に固定されることにより、上記パネル部材22は上記H型鋼の支柱120のフランジ板120a内に配設されて形成され、上記落下防止用ワイヤ5によって、上記パネル部材22の上記支柱120からの脱落が防止される。
《本発明の道路用遮音装置の設置工程》
図1〜図3を参照して、本発明の一実施形態の道路用遮音装置10の設置工程を説明する。
上記道路用遮音装置10は、本発明の一実施形態に係る、道路用遮音装置の化粧板を装着する前の状態を車道側から見た模式図である図1に示すように、道路の両側で進行方向に所定間隔に起立する複数のT字型断面の支柱20(以下、単に「T型支柱」とも称する)の、図示しないフランジ板(図2に20aとして示す)と、ウェブ板20bと、上部支持部20cと、下部支持部20dと、で構成される空間に、パネル部材22を収容させた状態で固定されて形成される。
道路用遮音装置のA-A断面を下方から見た略図である図2に示すように、上記支柱20は、進行方向に伸長するフランジ板20aと、前記フランジ板の略中央から車道方向に伸長するウェブ板20bと、からなり、立設された状態で断面上面視がT字状である。
また、本発明の一実施形態に係る、道路用遮音装置の設置工程を説明する略図である図3に示すように、上記支柱20は、少なくとも上記フランジ板20aと対向して上記パネル部材22の上部を保持する上部保持部20eで形成される上部支持部20cと、少なくとも、上記パネル部材の下端を支持する下端支持部20fと、上記フランジ板と対向して上記パネル部材22の下部を保持する下部保持部20gと、で形成される下部支持部20dと、を有する。
上記の上部支持部20c及び上記下部支持部20dと、上記フランジ板20aと、の間には、図3の領域C及び領域Dに示すように、それぞれ上記パネル部材22を収容する空間を有する。
また、上記上部支持部20cを構成する上記上部保持部20eの下端と、上記下部支持部20dを構成する上記下部保持部20gの上端との間の鉛直方向寸法X1は、上記パネル部材22の高さ寸法X2より小さく設定される。さらに、上記パネル部材22を収容する空間の上限高さである上記上部保持部20eの上端と、上記下部保持部20gの上端との間の鉛直方向寸法X3は、上記高さ寸法X2より大きく設定される。
図3において、上記T型支柱20の上部支持部20c及び下部支持部20dと、上記フランジ板20aと、の間に上記パネル部材22を受容させるためには、まず、図示しない作業者が上記パネル部材22を持ち上げる。パネル部材の大きさは一例として、幅2メートル、高さ1メートル程度であり、作業者は適宜配置される。
次に、上記パネル部材22の上部を上部支持部20cの上部保持部20eと、上記フランジ板20aとの間に差込み(図3にS1として示す工程)、上記パネル部材22の底部の位置が、上記下部支持部20dの開口部より高い状態を維持しながら、上記下部支持部20dの上記下部保持部20gと、上記フランジ板20aと、の間に差し込んで載置する(図3にS2として示す工程)。このとき、上記上部保持部20eの上端と、上記下部保持部20gの上端との間の鉛直方向寸法X3と、上記パネル部材22の高さ寸法X2は、X3>X2となるように設定されているため、上記パネル部材を上限まで差し込めば、上記パネル部材の底部を、上記下部支持部20dの開口部より高い位置にすることができる。
図示しない作業者が上記パネル部材22から手を放した後も、上記上部支持部20cと、上記下部支持部20dとの間の、鉛直方向の間隔X1と、上記パネル部材22の高さ寸法X2とは、X2>X1となるように設定されているため、上記パネル部材22は上記上部支持部20cの上部保持部20e、及び上記下部支持部20dの下端支持部20f、及び下部保持部20gにより担持され、脱落することはない。
次に、固定手段、一例としてボルト25を、車道側から上記上部支持部20cの上部保持部20eにねじ込んで(図3にS3として示す工程)、上記パネル部材22を、上記T型支柱20のフランジ板20aに押付けて固定する。
尚、上記下部支持部20dにおいても、同様に固定手段を用いて上記パネル部材22を、上記T型支柱20のフランジ板20aに押付けて固定してもよいが、上記下部支持部20dを構成する上記下部保持部20gと、上記フランジ板20aとの間の上記フランジ板20aの厚さ方向の隙間寸法は、上記パネル部材22の厚さ寸法と略同一に設定されることが好ましい。
上記の構成とすることにより、上記パネル部材22の下部が上記下部支持部20dに嵌合固定され、別途固定手段を用いることなく、上記T型支柱20に固定することが可能となり、作業効率の向上を実現し得る。
次に、上記T型支柱20のウェブ板20bの下部に予め配設された穴6に、図示しない落下防止用ワイヤ(図1〜図2に5として示す)の一端が挿通され、上記パネル部材22に予め固定されたアイボルト7に挿通され、上記T型支柱20の上部に固定される。
また、図示しない落下防止用ワイヤ(図1〜図2に5として示す)の他端は、図2に示すように、隣接して設置されるパネル部材22’ に固定されたアイボルト7’に挿通され、上記T型支柱20の上部に固定される。
上記した図示しない落下防止用ワイヤ(図1〜図2に5として示す)を上記アイボルト7に挿通し、上記T型支柱20の上部に固定する作業には、図示しない作業者を載せて作業する台等が必要となるが、梯子等の簡単な装備を用意するのみで良く、運搬車両の荷台で代用することも可能である。
最後に、必要に応じて、上記T型支柱20の車道側面に、車道側からの景観を向上させるための図示しない化粧板を配設し、本発明の道路用遮音装置10の設置が完了する。
上述した工程によれば、図5に示したように車両搭載型クレーン等の建設機械12を用意して、上記パネル部材22を支柱高さまで持ち上げることなく、容易に設置することが可能となる。また、上記T型支柱20は車道側面が開放しているため、上記パネル部材22を設置した後に、上記落下防止用ワイヤ5を取付けることが可能となり、煩雑な作業をすることなく、容易かつ安全に上記落下防止用ワイヤ5を取付けて、上記パネル部材22の脱落を防止することを実現し得る。
尚、図6に示すように、上記パネル部材22の枠部材26の車道側に開口部を有し、上記落下防止用ワイヤ5を挿通させるワイヤ挿通穴8が上記開口部により形成され、図3に示す上記ウェブ部20b下部の貫通穴6と、図6の上記パネル部材22の車道側のワイヤ挿通穴8と、に上記落下防止用ワイヤ5を挿通させることが望ましい。
上記によれば、図2に示した、上記パネル部材22が上記落下防止用ワイヤ5から脱落することを防止するための上記アイボルト7を別途用意し、固定する必要がなくなり、作業効率の点で有利である。さらには、車道側に突出するアイボルトを無くすことで、車道を走行する車両等と接触してしまうことを防止し、安全面でも優れる。
尚、上記ワイヤ挿通穴8の形成位置や形状等については、上記道路用遮音装置10を構成する上記パネル部材22の枠部材26に形成されるワイヤ挿通穴8の例示図である図7に(a)、(b)として例示するものが考えられるが、上記パネル部材22の枠部材26の車道側に開口部(ワイヤ挿通穴8)を有し、上記落下防止用ワイヤ5を挿通させることが可能であれば、例示した形状に限定されない。
また、上記の実施例では、上記パネル部材22を上記T型支柱20間に1枚のみ設置する場合について説明したが、複数の上記パネル部材22を鉛直方向に重ねて設置する場合、上記T型支柱20に上記上部支持部20cと、上記下部支持部20dと、を上記パネル部材22を重ねる枚数と同数、配設すれば、上記と同様な工程で上記パネル部材22を設置し得る。
例えば、上記パネル部材22を上記T型支柱20間に2枚、鉛直方向に重ねて設置する場合、上記T型支柱20に上部支持部20cと、下部支持部20dと、を2組配設すれば、上記と同様な手順で上記パネル部材22を設置し得る。
また、上記の実施例に示したパネル部材22には、一例として金属製パネルの内部にグラスウール等の吸音材を内蔵した吸音板(図示せず)や、ポリカーボネート板やガラス板、アクリル板等の透明板の周囲に金属製の枠を具備した透光性遮音板(図示せず)を用いることが可能である。
以上、本発明の道路用遮音装置についての実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく特許請求の範囲および明細書等に記載の精神や教示を逸脱しない範囲で他の変形例、改良例が得られることが当業者は理解できるであろう。
3 高欄
5 落下防止用ワイヤ
6 (ワイヤ挿通用)穴
7、7’ アイボルト
8 ワイヤ挿通穴
10 道路用遮音装置
110 従来の道路用遮音壁
12 建設機械
20 支柱
20a フランジ板
20b ウェブ板
20c 上部支持部
20d 下部支持部
20e 上部保持部
20f 下端支持部
20g 下部保持部
22、22’ パネル部材
24 弾性手段
25 固定手段
26 枠部材
C 図3でパネルの上部収容空間を示す領域
D 図3でパネルの下部収容空間を示す領域

Claims (6)

  1. 道路の両端の車道と民地との間に設置され、車道からの音を遮蔽し、
    道路の両側に進行方向に所定間隔に立設された支柱間に、上下及び進行方向に延びる板状のパネル部材を設置する設置構造であって、
    前記支柱は、進行方向に伸長するフランジ板と、前記フランジ板の略中央から前記フランジ板に対して略垂直に伸長するウェブ板と、を有し、立設された状態で断面上面視がT字状であり、
    前記支柱は、少なくとも前記フランジ板と対向して前記パネル部材の上部を保持する上部保持部で構成される上部支持部を有し、
    前記上部支持部の下方は、前記パネル部材を前記上部支持部と前記フランジ板との間の空間に挿入可能に開放されており、
    前記パネル部材は、
    前記フランジ板に沿って設置され、上部が前記上部保持部と前記フランジ板の間に受容されて保持されることを特徴とするパネル部材の設置構造。
  2. 前記支柱は、前記フランジ板と対向して前記パネル部材の下部を保持する下部保持部を有し、
    前記パネル部材の下部は、前記下部保持部と前記フランジ板の間に受容されて保持される
    ことを特徴とする、請求項1に記載のパネル部材の設置構造。
  3. 前記支柱は、前記パネル部材の下面を支持する下端支持部を備え、
    前記パネル部材は前記下端支持部に担持されて、設置される、
    ことを特徴とする、請求項1〜2に記載のパネル部材の設置構造。
  4. 前記下部支持部を構成する下部保持部と、前記フランジ板との間の前記フランジ板の厚さ方向の隙間寸法は、前記パネル部材の厚さ寸法と略同一である、
    ことを特徴とする、請求項1〜3に記載のパネル部材の設置構造。
  5. 前記パネル部材は、前記支柱のフランジ板に受容された状態で、上部支持部側に落下防止用ワイヤを挿通させる挿通穴を有し、
    前記挿通穴に前記落下防止用ワイヤを挿通させる、
    ことを特徴とする、請求項1〜4に記載のパネル部材の設置構造。
  6. 道路の両端の車道と民地との間に設置され、車道からの音を遮蔽し、
    道路の両側に進行方向に所定間隔に立設された支柱間に、パネル部材を設置する設置方法であって、
    前記支柱は、進行方向に伸長するフランジ板と、前記フランジ板の略中央から略垂直に伸長するウェブ板とを有し、立設された状態で断面上面視がT字状であり、
    前記支柱は、少なくとも前記フランジ板と対向して前記パネル部材の上部を保持する上部保持部で構成される上部支持部と、前記フランジ板と対向して前記パネル部材の下部を保持する下部保持部と、前記パネル部材の下面を支持する下端支持部とを有し、
    前記上部支持部の下方は、前記パネル部材を前記上部支持部と前記フランジ板の間の空間に挿入可能に開放されており、
    前記パネル部材の上部を、前記上部保持部の下方から、前記上部保持部と前記フランジ板の間の挿入空間に挿入した後、
    該パネル部材の下面が該下部支持部の前記下部保持部と、前記フランジ板との間に差し込まれるよう前記パネル部材を前記フランジ板に沿って下方へスライドさせて設置する、
    ことを特徴とするパネル部材の設置方法。
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