JP6206778B2 - 防風柵 - Google Patents

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Description

本発明は、防風柵に関する。
近年、横風を受ける沿岸部の鉄道沿線、高速道路のトンネル出口付近、雪国における風雪を防止するために防風柵の設置が進められている。防風柵は一般的に金属製であるが、沿岸部などでは潮風害によって腐食するため維持管理に課題があり、低コストで耐久性が高い防風柵が求められている。
そこで、特許文献1に示されるようなモルタルに高張力繊維を混合したモルタル材料を型枠に打設して製造した防風パネルを用いる防風柵が開発されている。
特許文献1では、複数の通風孔を配置した横長矩形状の防風パネルを使用することにより、防風柵が所定の遮蔽率を確保することができるようになっている。
特開2013−256850号公報
遮蔽率(「充実率」ともいう。)は、防風柵の高さ、遮蔽させたい構造物の大きさ、距離、方向あるいは柵柱の間隔等の様々な要因に依存するため、遮蔽率を正確に設定することは困難である。したがって、防風柵を設置しながら調節し、あるいは設置した後に防風柵を調節することにより、遮蔽率を自由に変更することができるようにした構成が望ましい。
しかしながら、特許文献1の防風柵は、あらかじめ防風パネルに通風孔を所定数形成した構成であることから、防風柵を設置しながら又は設置した後に防風柵の遮蔽率を自由に変更することは不可能であるという問題がある。
本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく、低コストで耐久性が高く、且つ防風パネルの構成を調節することにより、設置しながら又は設置した後に遮蔽率を自由に変更できるようにした防風柵を創出することを課題とする。
上記課題を解決するための手段のうち、本発明の主たる構成は、所定の間隔を有して垂設される左右一対の支柱間に横長矩形状の防風パネルを複数枚段積みして形成される防風柵であって、
下段側の防風パネルと上段側の防風パネルとの間の左右両端に、一部を残存させて成る抜け止め部が形成された凹部を上下両端に有し、該凹部で防風パネルの角部を保持する調節用スペーサを夫々配置し、上下の防風パネル間に形成される空隙の面積を調節できるようにしたことを特徴とする、と云うものである。
本発明の主たる構成では、上段側の防風パネルが下段側の防風パネルの上面で且つ左右両端に設けた調節用スペーサにより支持される構成であり、調節用スペーサの高さ寸法を選択することにより、上段側の防風パネルと下段側の防風パネルとの間に形成される空隙の面積を自由に変更し得る。
また凹部で防風パネルの角部を保持することにより、防風パネルのガタツキを抑制することができる。
また支柱からの調節用スペーサの離脱を防止し得る。
また本発明の他の構成は、上記いずれかの構成に、防風パネルをブレキャスト製のコンクリート板とした、との構成を加えたものである。
上記構成では、量産性及び低コスト化に優れると共に、潮風害に対する腐食を防止し得る。
また本発明の他の構成は、上記構成に、防風パネルの各辺に枠部を設けた、との構成を加えたものである。
上記構成では、防風パネルの断面がコの字状となり、曲げ変形や耐衝撃性に対する強化を達成し得る。
また本発明の他の構成は、上記いずれかの構成に、調節用スペーサをコンクリート製、合成樹脂製又はゴム製とした、との構成を加えたものである。
上記構成では、調節用スペーサの耐久性の向上及び低コスト化を達成し得る。
また本発明の他の構成は、上記いずれかの構成に、支柱を、中央のウェブの両端にフランジを有するH鋼で形成し、調節用スペーサを前記ウェブと両端の前記フランジとで形成される空隙内に配置した、との構成を加えたものである。
上記構成では、調節用スペーサをH鋼内に収納することができるため、遮蔽率に与える影響を低減できると共に外観上の体裁を維持することが可能となる。
また本発明の他の構成は、上記いずれかの構成に、防風パネル又は調節用スペーサが、支柱に設けられるボルトで締付固定される構成とした、との構成を加えたものである。
上記構成では、防風パネルの組立て作業及び遮蔽率の調節を容易に行うこと、及び防風板のガタツキを抑え込むことができる。
また本発明の他の構成は、上記いずれかの構成に、遮蔽率を76%以上80%未満の範囲とした、との構成を加えたものである。
上記構成では、防風効果をさらに高めることが可能である。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
本発明の主たる構成においては、調節用スペーサの高さ寸法を変えて上下の防風パネル間に形成される空隙の面積を変更することにより、防風柵の遮蔽率を自由に調節することができる。
また、防風パネルの腐食を防止し、曲げ変形に強く且つ量産性、耐久性及び低コストに優れた防風柵とすることができる。
本発明の参考例を示す防風柵の正面図である。 防風パネルを示す斜視図である。 支柱を示す斜視図である。 調節用スペーサを示す斜視図であり、Aは高さ寸法hが短いタイプの調節用スペーサ、Bは高さ寸法hが長いタイプの調節用スペーサである。 図1のIV−IV線における部分拡大断面図である。 図5のVI−VI線における断面図である。 図5のVII−VII線における断面図である。 防風柵の分解斜視図である。 本発明の実施例を示す防風柵の斜視図である。 施例における調節用スペーサを示す斜視図である。 図9のXI−XI線における部分断面図である。 図11のXII−XII線における部分断面図である。 遮蔽率の異なる5種の防風柵についての風洞実験結果を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の参考例を示す防風柵の正面図、図2は防風パネルを示す斜視図、図3は支柱を示す斜視図、図4は調節用スペーサを示す斜視図であり、調節用スペーサを示す斜視図であり、Aは高さ寸法hが短いタイプの調節用スペーサ、Bは高さ寸法hが長いタイプの調節用スペーサである。図5は図1のIV−IV線における部分拡大断面図、図6は図5のVI−VI線における断面図、図7は図5のVII−VII線における断面図、図8は防風柵の分解斜視図である。なお、図1では地上に露出する3本の支柱のうち両端の支柱は実線で示しているが、中央の支柱については内部構造を示すために破線で示している。
先ず防風柵の構成について説明する。
防風柵は、例えば沿岸部の鉄道沿線、高速道路のトンネル出口付近、雪国における風雪を防止するために設置されるものであり、本発明の防風柵は防風パネル1とそれを支える支柱10及び調節用スペーサ20とにより構成される。
図2に示すように、防風パネル1は、潮風害に対する耐腐食性及び量産性に優れる材質が好ましく、例えば横長矩形状からなるブレキャスト製コンクリート板2で形成されている。また防風パネル1は、コンクリート板2の上下の長辺及び左右の短辺に補強用の枠部3を一体に設けて断面コの字状とすることにより、曲げ変形や耐衝撃性に対する強化が図られている。なお、枠部3の肉厚寸法はコンクリート板2の板厚寸法より大きく、且つ後述する支柱10のフランジ12,12間の対向間隔よりも狭い寸法で形成されている(図5参照)。
図3に示すように、支柱10は中央のウェブ11の両端にフランジ12,12を夫々有するH鋼で形成されている。図1に示すように、支柱10の下端側の基部13には、円柱形状からなるコンクリート製の台座15が設けられている。台座15は、上面側の中央に形成された垂設穴15aに支柱10の基部13を挿入し、さらに垂設穴15a内で且つ支柱10の周囲にコンクリートを流し込んで固めることによって形成されたものである。このような支柱10は台座15部分を地中Gに埋設し、一定の間隔で多数立設される。
一つの支柱10を構成する2つのフランジ12,12間で、且つ中央のウェブ11を挟んで左右対称となる位置には、支柱10に沿って長手方向に溝状に延びる2つの保持空間10R,10Lが形成されている。支柱10の一方(図8では手前側(風下側))のフランジ12の左右両側の位置には、ネジ穴14が長手方向に沿って複数形成されており、このネジ穴14にはパネル保持用のボルト6が螺着可能となっている。図8に示すように、ネジ穴14に螺着されたボルト6の先端は、支柱10内の保持空間10R,10L内に夫々延びている。
図4A及び図4Bに示すように、調節用スペーサ20は、量産性及び耐久性に優れるコンクリート製、ポリエチレンなどの合成樹脂、あるいは天然又は合成ゴムなどからなる直方体形状の部材である。調節用スペーサ20の幅寸法Wは支柱10のフランジ12間の対向間隔Wよりも若干短く、且つ調節用スペーサ20の厚み寸法Dは支柱10の保持空間10R,10Lの深さ寸法Dよりも小さく形成されており、調節用スペーサ20Aは保持空間10R,10L内に挿入可能となっている。なお、図4A,Bに示すように、調節用スペーサ20は、高さ寸法hの異なる複数のタイプが用意されている。
次に、防風柵の組立て方法について説明する。
図8に示すように、まず第1段目の防風パネル1Aを、一定の間隔で並ぶ複数の支柱10のうち隣接する左側の支柱10の保持空間10Rと右側の支柱10の保持空間10Lに、防風パネル1の左右の短辺を同時に挿入して下方に落とし込む。
次に、左側の支柱10の保持空間10Rと右側の支柱10の保持空間10Lに調節用スペーサ20を夫々挿入し、第1段目の防風パネル1Aの上に重ねる。調左右の調節用スペーサ20は同じ高さ寸法hのものが使用されるが、いずれの高さ寸法hの調節用スペーサ20を選択すべきかは組付け完成後の防風柵の遮蔽率をどの程度にするかにより決定される。
次に、左右の調節用スペーサ20の上に第2段目の防風パネル1Bを上記第1段目の防風パネル1Aと同様の手法により積み重ねる。
そして、このような作業を何度か繰り返し、防風パネル1と調節用スペーサ20とを交互に段積みすることにより、図1に示すような防風柵に組み上げる。なお、図1では1A〜1Eからなる5段の防風パネル1の間に調節用スペーサ20を夫々配置している。
最後に、すべてのボルト6を締め付け、各防風パネル1を強固に固定することにより、図1に示すような防風柵が完成する。下段に位置する防風パネル1とその上段に位置する防風パネル1との間には、調節用スペーサ20の高さ寸法hに応じた空隙Sが形成される。
ここで、防風柵の遮蔽率は、遮蔽柵の全体の面積(すべての防風パネル1とすべての空隙Sとを合算した面積)に対する空隙Sが占める面積であるので、空隙Sが占める面積に大きく依存する。そして、遮蔽率を大きくしたい場合には空隙Sが占める面積を小さくする代わりに、防風パネル1の枚数を増やして防風パネル1が占める面積を大きくすることが有効である。これとは逆に遮蔽率を小さくしたい場合には空隙Sが占める面積を大きくする代わりに、防風パネル1の枚数を減らして防風パネル1が占める面積を小さくことが有効である。
したがって、図4Aに示すような高さ寸法hの小さな調節用スペーサ20を選定すれば空隙Sが占める面積が小さくなるため、防風柵の遮蔽率を高めることができる。また図4Bに示すような高さ寸法hの大きな調節用スペーサ20を選定すれば空隙Sの面積が大きくなるため、防風柵の遮蔽率を下げることが可能となる。
このように、本発明では使用する調節用スペーサ20の高さ寸法hを変更し、空隙Sが占める面積を調整することにより、防風柵の設置をしながら遮蔽率を自由に調節することが可能となっている。例えば同一設置場所においても、環境の変化により遮蔽率を変更したい場合、防風パネル1自体の変更は要せず、調節用スペーサ20の高さ寸法hを変更するだけで、その遮蔽率を容易且つ低コストで施工することができる。
図9は本発明の実施例を示す防風柵の斜視図、図10は実施例における調節用スペーサを示す斜視図、図11は図9のXI−XI線における部分断面図、図12は図11のXII−XII線における部分断面図である。
本実施例が上記参考例と異なる点は、主に防風パネルの形状とスペーサの構造にあり、その他の構成及び効果については上記参考例と同様である。以下の説明においては、主として上記参考例と異なる点について説明する。また同一部材については同一符号を付して説明する
本実施例における防風パネル1は、上記参考例と同様のブレキャスト製コンクリート板2で形成されるが、その形状は横長平板状である点で相違する。
図9に示すように、支柱10もウェブ11の両端にフランジ12,12を夫々有するH鋼で形成されている。支柱10は台座15部分を地中Gに埋設した状態で、一定の間隔で多数立設される。
調節用スペーサ20は、量産性及び耐久性に優れるコンクリート製、ポリエチレンなどの合成樹脂製、あるいは天然又は合成ゴム製から成り、直方体形状の部材の上下両端に凹部21が設けられた構成である。図10に示すように、凹部21は、基本的には上部側が正面及び天面を、下部側が正面及び下面を夫々部分的に切欠いた形状である。さらには本実施例に示すように、凹部21奥側の背面を残存させて形成した抜け止め部22を夫々有する構成としても良い。凹部21の幅寸法Waは防風パネル1Bの板厚寸法と同じか、それよりも僅かに広い寸法で形成されており、防風パネル1Bの角部がこの凹部21内に嵌合可能となっている(図11参照)。
なお、調節用スペーサ20の高さ寸法hは、防風パネル1の縦寸法Hpの0.17〜0.67倍が好ましい。例えば防風パネル1の縦寸法Hp=300mmに対しては高さ寸法h=50〜200mmの調節用スペーサ20が、縦寸法Hp=400mmに対しては高さ寸法h=65〜270mmの調節用スペーサ20が、縦寸法Hp=500mmに対しては高さ寸法h=85〜340mmの調節用スペーサ20がというように、複数の縦寸法Hpの調節用スペーサ20が用意されている。
本実施例では図9に示すように、最初に、調節用スペーサ20を隣接する左側の支柱10の保持空間10R及び右側の支柱10の保持空間10L内の下方である台座15近傍の位置に夫々設置する。
続いて、新たな調節用スペーサ20を保持空間10R及び保持空間10L内に挿入すると共に、調節用スペーサ20の凹部21内に防風パネル1Aの上側の両角部を夫々嵌合させる。これにより、第1段目の防風パネル1Aの上下の角部を4つの調節用スペーサ20によって位置決めされる状態で保持することが可能となり、上下、左右及び前後方向における調節用スペーサ20、ひいては防風板1のガタツキを抑え込むことができる。
特に、凹部21奥側に抜け止め部22を設けた構成では、図11に示すように保持空間10R(保持空間10Lも同様)内において抜け止め部22の内面が防風パネル1の側面4に側方から当接することになるため、調節用スペーサ20が保持空間10R内から抜け出てしまうという不具合を確実に防止することが可能となる。
そして、このような作業を何度か繰り返し、防風パネル1(第2段目の防風パネル1B,第3段目の防風パネル1C,・・・)と各調節用スペーサ20とを交互に段積みすることにより、図9に示すような防風柵が組み上がる。本実施例においても、参考例同様に下段に位置する防風パネル1とその上段に位置する防風パネル1との間に、調節用スペーサ20の高さ寸法hに応じた空隙Sが形成されることになる。
なお、図12に示すように、参考例同様に支柱10のフランジ12にネジ穴を形成すると共にこのネジ穴にボルト6を螺着し、調節用スペーサ20をボルト6で締め付けて強固に固定する構成としても良い。
次に、第1段目の防風パネル1Aを、左側の支柱10の保持空間10Rと右側の支柱10の保持空間10Lに夫々挿入して下方に落とし込む。このとき、防風パネル1Aの下側の両角部を調節用スペーサ20の凹部21内に夫々嵌合させる。
次に、本実施例の防風柵について行った風洞実験結果について説明する。
図13は遮蔽率の異なる5種の防風柵についての風洞実験結果を示すグラフである。図13において、横軸は防風柵の高さHsを1とした場合における防風柵からの距離Xとの比(X/Hs)であり、縦軸は測定高さ(0.5Hs)における風速比(「防風柵無し」とした時の測定高さにおける風速VSを1とした場合に対する「防風柵有り」とした時の測定高さにおける風速Vとの比)V/VSである。
実用的な防風柵の遮蔽率の範囲は60〜80%であるが、図13に示すように、本発明の防風柵では、遮蔽率を62%以上とすることにより全体的な風速比VS/Vを0.5以下とすることが可能であり、特に遮蔽率を76%以上80%未満にすると防風効果をさらに高めることが可能である。
以上、実施例に沿って本発明の構成とその作用効果について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では同種の調節用スペーサ20を使用し、すべての空隙Sが同じ面積となるような場合を示して説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、必要とされる遮蔽率に応じて異なる高さ寸法hからなる調節用スペーサ20を組み合わせることにより、上下の空隙Sの面積を変えて使用してもよい。
また同じ面積(即ち、同じ高さ寸法Hp)からなる防風パネル1を示して説明したが、異なる面積(即ち、異なる高さ寸法Hp)からなる防風パネル1を組み合わせて使用しても良い。
また上記参考例及び実施例では、防風パネル1をブレキャスト製のコンクリート板2で形成した例を示して説明したが、その他例えば木製合板、プラスチック製合板、あるいはステンレス製やアルミニウム製の金属板などで形成することもできる。
本発明は、防風柵の分野における用途展開をさらに広い領域で図ることができる。
1 ; 防風パネル
1A〜1E; 防風パネル
2 ; コンクリート板
3 ; 枠部
4 ; 側面
6 ; ボルト
10 ; 支柱
10R; 保持空間
10L; 保持空間
11 ; ウェブ
12 ; フランジ
13 ; 支柱の基部
14 ; ネジ穴
15 ; 台座
15a; 垂設穴
20 ; 調節用スペーサ
21 ; 凹部
22 ; 抜け止め部
S ; 空隙

Claims (7)

  1. 一定の間隔を有して立設される左右一対の支柱(10)間に横長矩形状の防風パネル(1)を複数枚段積みして形成される防風柵であって、
    下段側の防風パネル(1)と上段側の防風パネル(1)との間の左右両端に、一部を残存させて成る抜け止め部(22)が形成された凹部(21)を上下両端に有し、該凹部(21)で前記防風パネル(1)の角部を保持する調節用スペーサ(20)を夫々配置し、上下の防風パネル(1)間に形成される空隙(S)の面積を調節できるようにしたことを特徴とする防風柵。
  2. 防風パネル(1)をブレキャスト製のコンクリート板(2)とした請求項1記載の防風柵。
  3. 防風パネル(1)の各辺に枠部(3)を設けた請求項1又は2に記載の防風柵。
  4. 調節用スペーサ(20)をコンクリート製、合成樹脂製又はゴム製とした請求項1乃至のいずれか一項に記載の防風柵。
  5. 支柱(10)を、中央のウェブ(11)の両端にフランジ(12)を有するH鋼で形成し、調節用スペーサ(20)を前記ウェブ(11)と両端の前記フランジ(12)とで形成される保持空間(10R,10L)内に配置した請求項1乃至のいずれか一項に記載の防風柵。
  6. 防風パネル(1)又は調節用スペーサ(20)が、支柱(10)に設けられるボルト(6)で締付固定される構成とした請求項1乃至のいずれか一項に記載の防風柵。
  7. 遮蔽率を76%以上80%未満の範囲とした請求項1乃至のいずれか一項に記載の防風柵。
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