JP5923827B2 - ワーク挿入装置およびワーク挿入方法 - Google Patents

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Description

本発明は、キャリアテープの収納穴にワークを挿入するためのワーク挿入装置およびワーク挿入方法に関する。
キャリアテープの収納穴に電子部品等のワークを挿入するためのワーク挿入装置としては、外周部に溝部が形成された円板状の搬送テーブルを、キャリアテープの表面側で回転させ、溝部が収納穴に一致したときに、溝部内のワークを収納穴に落とし込むように構成されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−254332号公報
前記した従来のワーク挿入装置では、溝部とキャリアテープとの間に板状のセパレータが設けられている。したがって、溝部内のワークはセパレータの貫通孔を通過して収納穴に移動する。このとき、貫通孔内でワークが傾斜する可能性があるため、溝部に出入するピンの先端面にワークを吸着させることで、ワークの姿勢を保つように構成されている。この構成では、ピンにワークを着脱させる機構が複雑になるという問題がある。
本発明は、前記した問題を解決し、ワークを正しい姿勢でキャリアテープの収納穴に挿入するとともに、作業効率を高めることができるワーク挿入装置およびワーク挿入方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、キャリアテープの表面に長手方向に所定の間隔で形成された複数の収納穴にワークを挿入するためのワーク挿入装置であって、前記ワークを前記キャリアテープの表面側に搬送するためのガイド溝を有し、前記ガイド溝と前記キャリアテープの表面との間隔が、前記ワークの高さよりも小さく設定されている搬送部材と、前記ガイド溝のワーク挿入位置に出入自在な挿入ヘッドを有する挿入ヘッド装置と、前記キャリアテープを走行させるテープ走行装置と、前記挿入ヘッド装置および前記テープ走行装置を制御する制御装置と、前記ワーク挿入位置まで搬送された前記ワークを検出するセンサと、を備え、隣り合う前記収納穴の間の領域が、前記ワーク挿入位置にある状態で、前記ワーク挿入位置まで搬送された前記ワークを前記ガイド溝で保持し、前記収納穴が前記ワーク挿入位置に一致した状態では、前記挿入ヘッドによって前記ワーク挿入位置から前記ワークを押し出して、前記ワークを前記収納穴に挿入するように構成されており、前記センサが前記ワークを検出しない場合には、隣り合う前記収納穴の間の領域が、前記ワーク挿入位置にある状態で、前記キャリアテープの走行を停止させることを特徴としている。
前記したワーク挿入装置を用いた本発明のワーク挿入方法は、隣り合う前記収納穴の間の領域が、前記ワーク挿入位置にある状態で、前記ワーク挿入位置まで搬送された前記ワークを前記ガイド溝で保持する段階と、前記収納穴が前記ワーク挿入位置に一致する状態まで前記キャリアテープを走行させ、前記挿入ヘッドによって前記ワーク挿入位置から前記ワークを押し出して、前記ワークを前記収納穴に挿入する段階と、を備え、前記センサが前記ワークを検出しない場合には、隣り合う前記収納穴の間の領域が、前記ワーク挿入位置にある状態で、前記キャリアテープの走行を停止させる。
本発明のワーク挿入装置およびワーク挿入方法では、ガイド溝とキャリアテープの間に形成された隙間が小さいため、ワークはキャリアテープの表面に近接または接触して、その姿勢を保ちながらガイド溝に保持され、ガイド溝のワーク挿入位置から収納穴に直接挿入される。したがって、ガイド溝と収納穴との間でワークが傾斜するのを防ぐことができるため、ワークを正しい姿勢で収納穴に挿入することができる。
また、隣り合う収納穴の間の領域がワーク挿入位置にある状態で、キャリアテープの表面側にワークを供給するので、収納穴がワーク挿入位置に一致すると直ぐに、ワークを収納穴に挿入することができるため、作業効率を高めることができる。
なお、キャリアテープの表面側にワークを供給するときに、キャリアテープの走行を停止してもよいが、キャリアテープの走行を継続させながら、キャリアテープの表面側にワークを供給した場合には、作業効率をより高めることができる。
なお、搬送部材は、例えば、一方向に延ばされたガイド溝が形成されたシュートや、外周部にガイド溝が形成された回転テーブルなどを用いることができる。
前記したワーク挿入装置において、前記テープ走行装置に、前記キャリアテープが停止したときの前記収納穴の位置を検出する停止位置検出手段をワーク挿入位置またはワーク挿入位置の近傍に設け、前記制御装置では、前記停止位置検出手段の検出結果に基づいて、前記収納穴が前記ワーク挿入位置に一致するように、前記キャリアテープを正逆方向に走行させるように構成することができる。この構成では、収納穴の間隔に誤差が生じた場合でも、収納穴をワーク挿入位置に一致させることができる。
前記したワーク挿入装置において、前記搬送部材に、前記ガイド溝内にエアを供給するエア供給装置を設け、前記ガイド溝内の前記ワークを、前記エア供給装置からのエアによって、前記ワーク挿入位置に向けてスムーズに送り出すように構成してもよい。
前記したワーク挿入装置において、前記挿入ヘッド装置に、前記ワーク挿入位置から前記ワークを排除するオートリカバリー装置を設け、前記制御装置では、前記ワーク挿入位置に挿入させた前記挿入ヘッドが、基準位置よりも手前で停止した場合に、前記挿入ヘッドを後退させ、前記オートリカバリー装置によって前記ワーク挿入位置から前記ワークを排除した後に、前記挿入ヘッドを前記基準位置に復帰させるように構成することができる。
この構成では、ワークが変形等によって収納穴に収まらない場合に、挿入ヘッドがワークに当接して基準位置よりも手前で停止し、オートリカバリー装置によって自動的にワーク挿入位置からワークを排除して、挿入ヘッドを基準位置に復帰させるので、作業効率を高めることができる。
前記したワーク挿入装置において、前記ガイド溝の端部にはストッパが設けられ、前記ワーク挿入位置に搬送された前記ワークが前記ストッパに当接するように構成されており、前記ストッパに前記ワークを吸着する磁性部材を設けた場合には、ワークをワーク挿入位置に確実に搬送することができる。
前記したワーク挿入装置において、前記ガイド溝が前記キャリアテープの表面側に向けて延ばされており、前記ガイド溝の底面が前記ワーク挿入位置の縁部まで延ばされている場合には、ワークがキャリアテープの表面上に溜まらないため、キャリアテープを交換するなど、キャリアテープを取り外したときに、ワークが落下するのを防ぐことができる。
なお、本発明において、ガイド溝の底面がワーク挿入位置の縁部まで延ばされている状態とは、ガイド溝の底面の先端縁部がワーク挿入位置の縁部に到達している状態の他に、ガイド溝の底面の先端縁部がワーク挿入位置の縁部の近傍まで延ばされている状態も含んでいる。
本発明のワーク挿入装置およびワーク挿入方法によれば、ガイド溝にワークを保持するので、ワークと収納穴との間隔が極めて小さくなるため、ガイド溝と収納穴との間でワークが傾斜するのを防ぐことができ、ワークを正しい姿勢で収納穴に挿入することができる。
また、収納穴がワーク挿入位置に一致すると直ぐに、ワークを収納穴に挿入することができるため、作業効率を高めることができる。
本実施形態のテーピング装置を示した全体構成図である。 本実施形態のキャリアテープを示した図で、(a)は平面図、(b)はA−A断面図である。 本実施形態のワーク挿入装置を示した平面図である。 本実施形態のワーク挿入装置を示した図3のB−B断面図である。 本実施形態のワーク挿入装置を示した図3のC−C断面図である。 本実施形態のワーク挿入装置の制御装置を示した構成図である。 本実施形態のワーク挿入方法を示した図で、(a)は隣り合う収納穴の間の領域がワーク挿入位置にある状態の側断面図、(b)はワーク挿入位置までワークが搬送された状態の側断面図である。 本実施形態のワーク挿入方法を示した図で、(a)は収納穴がワーク挿入位置に一致した状態の側断面図、(b)はワークを収納穴に挿入した状態の側断面図である。 本実施形態のオートリカバリー装置を示した図で、(a)は挿入ヘッドが基準位置よりも手前で停止した状態の側断面図、(b)はバキュームによってワークを吸引する状態の側断面図、(c)は挿入ヘッドを復帰させた状態の側断面図である。 ワーク挿入装置のガイド溝の変形例を示した側断面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態では、プリント基板に装着される小型の電子部品(ワーク)をキャリアテープに収納するためのテーピング装置に組み込まれたワーク挿入装置について説明する。
最初にキャリアテープ100について説明する。
キャリアテープ100は、図2(a)および(b)に示すように、複数の収納穴101が長手方向に一定の間隔で設けられるとともに、各収納穴101の側方に複数の送り穴102が長手方向に一定の間隔で設けられている。このキャリアテープ100は、小型のワークWを収納穴101に収納する公知の搬送用テープである。
収納穴101は、ワークWが収納される矩形の凹部である。収納穴101の大きさや形状は限定されるものではなく、ワークWの収納に適した収納穴101を有するキャリアテープ100が適宜に選択される。
また、キャリアテープ100の表面100aには、収納穴101の表側を閉塞するカバーテープ110が貼り付けられている。
送り穴102は、キャリアテープ100の表裏に貫通した円形の穴であり、収納穴101の側方に形成されている。
次にテーピング装置1について説明する。
本実施形態のテーピング装置1は、図1に示すように、キャリアテープ100の収納穴101(図2参照)にワークWを挿入するためのワーク挿入装置2と、カバーテープ110をキャリアテープ100に貼り付けるためのカバーテープ貼着部3と、を備えている。
ワーク挿入装置2は、ワークWをキャリアテープ100の表面100a側に搬送するためのガイド溝13を有するシュート10(特許請求の範囲における「搬送部材」)と、ガイド溝13に出入自在な挿入ヘッド21を有する挿入ヘッド装置20と、キャリアテープ100を走行させるテープ走行装置30と、テープ走行装置30および挿入ヘッド装置20を制御する制御装置40(図6参照)と、を備えている。
テープ走行装置30は、上流側のローラ31と下流側の送りローラ32とを備えている。送りローラ32には、ステッピングモータ(図示せず)が設けられており、送りローラ32は、設定された回転角度ごとに間欠的に回転する。
また、ローラ31および送りローラ32の外周面には、キャリアテープ100の送り穴102(図2参照)に係合される複数のピン(図示せず)が突設されている。
テープ走行装置30では、ステッピングモータを回転させると、送りローラ32のピンによって送り穴102が送り出され、キャリアテープ100が長手方向に走行するように構成されている。
テープ走行装置30は、ワーク挿入位置13aにワークWが搬送されておらず、後記するワーク検出センサ17(図4参照)によってワークWが検出されない場合には、隣り合う収納穴101,101(図2参照)の間の領域が、後記するガイド溝13のワーク挿入位置13aの下方にある状態で、キャリアテープ100の走行を停止するように構成されている。
また、テープ走行装置30は、ワーク挿入位置13aにワークWが搬送され、ワーク検出センサ17(図4参照)によってワークWが検出された場合には、図5に示すように、収納穴101とワーク挿入位置13aとの上下方向(高さ方向)の位置関係が一致した状態で、キャリアテープ100の走行を停止するように構成されている。
テープ走行装置30には、図1に示すように、位置検出ローラ33(特許請求の範囲における「停止位置検出手段」)が設けられている。
位置検出ローラ33は、ローラ31と送りローラ32との間のワーク挿入位置13aあるいはワーク挿入位置13aの近傍に配置されており、その外周面には、キャリアテープ100の送り穴102(図2参照)に係合される複数のピンが突設されている。
このように、位置検出ローラ33は、送り穴102の移動に追従して回転するように構成されており、キャリアテープ100を走行させたときの位置検出ローラ33の回転角度は、送り穴102の移動量、つまり、収納穴101(図2参照)の移動量に対応している。
位置検出ローラ33には、回転角度を検出するロータリーエンコーダ(図示せず)が設けられている。そして、キャリアテープ100を走行させたときの位置検出ローラ33の回転角度が、ロータリーエンコーダから後記する制御装置40(図6参照)に出力される。
カバーテープ貼着部3は、後記するシュート10と下流側の送りローラ32との間に配置されている。カバーテープ貼着部3は、カバーテープ110が巻き付けられたカバーテープリール3aと、カバーシール3bと、を備えている。
カバーテープ貼着部3では、カバーテープリール3aから引き出されたカバーテープ110を、キャリアテープ100の表面100aの収納穴101側の領域に重ねた状態で、キャリアテープ100をカバーシール3b内の隙間に通過させることによって、カバーテープ110がキャリアテープ100の表面100aに貼り付けられ、各収納穴101が閉塞される。
シュート10は、ローラ31と送りローラ32との間に配置されており、図4に示すように、ワークWをキャリアテープ100の表面100a側に搬送するためのガイド溝13が形成されたガイド12と、ガイド12の前端面に当接しているストッパ14と、ガイド溝13の上側開口部に取り付けられるガイドカバー15と、ガイド溝13内にエアを供給するエア供給装置16と、ガイド溝13のワーク挿入位置13aまで搬送されたワークWを検出するワーク検出センサ17と、を備えている。
ガイド12は、図3に示すように、平面視で長方形に形成された平板状の部材である。ガイド12の長手方向は、キャリアテープ100の幅方向に配置され、ガイド12の前部は、キャリアテープ100の収納穴101側の領域の上方に配置されている。
ガイド12には、前端部から後端部に亘ってガイド溝13が形成されている。ガイド溝13は、ワークWが通過する矩形断面の凹溝である。図5に示すように、ガイド溝13の断面形状は、ワークWの断面形状よりも僅かに大きく形成されており、ワークWがガイド溝13内を移動可能となっている。
図4に示すように、ガイド溝13の前部には、下方に開口した下側開口部13bが形成されている。下側開口部13bは、キャリアテープ100の表面100aの上方に配置され、下側開口部13bとキャリアテープ100の表面100aとの間隔は、ワークWの上下方向の高さよりも小さく設定されている。
また、ガイド溝13内の前端部に設けられたワーク挿入位置13aは、後記する挿入ヘッド21が上方から挿入される部位であり、ワーク挿入位置13aまで搬送されたワークWは、挿入ヘッド21によって下方に押し出される。
ガイド12の後部には、下面12cからガイド溝13の底面13dに亘って連通孔12dが貫通している。さらに、ガイド12の下面12cには、連通孔12dに連通した筒状の連結プラグ12eが突設されている。
ストッパ14は、平板状の部材であり、ガイド12の前端面に当接しており、ストッパ面14aによってガイド溝13の前端面が形成されている。また、ストッパ面14aの上側には、後記するエア供給装置16からガイド溝13内に供給されたエアを排気するために、前方に向かうに従って高くなるように傾斜した傾斜面14bが形成されている。
ガイドカバー15は、ガイド溝13の上部開口部を塞ぐための透明な蓋部材である。ガイドカバー15の前後方向の長さは、ガイド溝13の前後方向の長さよりも短く形成されており、ガイド溝13のワーク挿入位置13aの上部はガイドカバー15によって塞がれていない。
エア供給装置16は、連結プラグ12eに外嵌された供給ホース16aを有しており、図示しないエアコンプレッサから供給ホース16aに供給されたエアを、連通孔12dを通じてガイド溝13に供給する。
ワーク検出センサ17は、ワーク挿入位置13aまで搬送されたワークWを検出する光センサである。ワーク検出センサ17は、ストッパ面14aと挿入ヘッド21との隙間から、ワーク挿入位置13aのワークWを検出するように構成されている。
挿入ヘッド装置20は、図5に示すように、ワーク挿入位置13aに出入自在な挿入ヘッド21と、挿入ヘッド21を上下に昇降させるソレノイド等(図示せず)を備えている。
挿入ヘッド21には、下方に突出した突起部21aが形成されている。そして、図8(b)に示すように、ワーク挿入位置13aに挿入した突起部21aによって、ワークWがワーク挿入位置13aから下方に押し出される。
また、挿入ヘッド装置20には、図9(a)に示すように、ワーク挿入位置13aのワークWを吸引するバキューム22bを有するオートリカバリー装置22が設けられている。
オートリカバリー装置22は、図9(b)に示すように、挿入ヘッド21が後退したときに、バキューム22bの吸入口22aがワーク挿入位置13aに近づき、吸入口22aの吸気作用によってワークWを吸引する。
制御装置40は、図6に示すように、テープ走行装置30および挿入ヘッド装置20の駆動を制御するコンピュータである。制御装置40における各処理は、記憶部に記憶されているプログラムがCPUによって実行されることで具現化される。
この制御装置40は、シュート10を制御する機能と、挿入ヘッド装置20を制御する機能と、テープ走行装置30を制御する機能と、を備えている。
制御装置40においてシュート10および挿入ヘッド装置20を制御する機能は、外部スイッチからスタート信号が制御装置40に入力されると、図4に示すエア供給装置16からガイド溝13内にエアを供給させる。このとき、図7(a)に示すように、キャリアテープ100は、隣り合う収納穴101,101の間の領域が、ワーク挿入位置13aにある状態で停止しているとともに、挿入ヘッド21は、突起部21aがワーク挿入位置13aに挿入された状態で停止している。
続いて、制御装置40は、図7(b)に示すように、突起部21aの下端部がガイド溝13の上部開口部と同じ高さになる位置まで、挿入ヘッド21を上昇させる。
また、制御装置40は、挿入ヘッド21を上昇させた後に、ワーク挿入位置13aまで搬送されたワークWが、ワーク検出センサ17(図4参照)によって検出されると、図8(a)に示すように、収納穴101がワーク挿入位置13aに一致する状態まで、キャリアテープ100を走行させる。このとき、制御装置40では、送りローラ32(図1参照)のステッピングモータの回転量に基づいて、ワーク挿入位置13aに対する収納穴101の位置関係を把握している。
さらに、制御装置40は、キャリアテープ100を停止させた後に、図8(b)に示すように、突起部21aの下端部がガイド溝13の下側開口部13bと同じ高さになる位置まで挿入ヘッド21を下降させる。
なお、ワーク検出センサ17によってワークWが検出されない場合には、制御装置40は、キャリアテープ100を走行させないとともに、挿入ヘッド21を下降させることなく、ワーク挿入位置13aの上方に待機させる。
制御装置40は、挿入ヘッド21を下降させた状態を継続させながら、キャリアテープ100を走行させ、ワークWが挿入された収納穴101がガイド12の下方に入り込むと、図7(b)に示すように、突起部21aの下端部がガイド溝13の上部開口部と同じ高さになる位置まで、挿入ヘッド21を上昇させる。
制御装置40は、挿入ヘッド21を上昇させた後に、ワーク挿入位置13aに搬送されたワークWがワーク検出センサ17(図4参照)によって検出されると、図8(a)に示すように、収納穴101がワーク挿入位置13aに一致した状態で、キャリアテープ100を停止させる。さらに、制御装置40では、図8(b)に示すように、突起部21aの下端部がガイド溝13の下側開口部13bと同じ高さになる位置まで挿入ヘッド21を下降させる。
なお、ワーク検出センサ17によってワークWが検出されない場合には、制御装置40は、図7(b)に示すように、隣り合う収納穴101,101の間の領域が、ワーク挿入位置13aにある状態で、キャリアテープ100を停止させ、挿入ヘッド21を下降させることなく、ワーク検出センサ17によってワークWが検出されるまで、ワーク挿入位置13aの上方に待機させる。
そして、制御装置40は、図8(b)に示すように、突起部21aの下端部がガイド溝13の下側開口部13bと同じ高さになる位置まで挿入ヘッド21を下降させた後に、図7(a)に示すように、隣り合う収納穴101,101の間の領域がワーク挿入位置13aにある状態となるように、キャリアテープ100を走行させ、図7(b)に示した挿入ヘッド21の上昇、図8(a)に示した収納穴101とワーク挿入位置13aとの一致、図8(b)に示した挿入ヘッド21の下降、という手順を繰り返し実行する。
ここで、制御装置40には、図5に示すように、収納穴101がワーク挿入位置13aに一致した状態から隣りの収納穴101がワーク挿入位置13aに一致した状態まで、キャリアテープ100を走行させたときの位置検出ローラ33の回転角度が設定値として記憶部に記憶されている。
制御装置40においてテープ走行装置30を制御する機能では、収納穴101がワーク挿入位置13aに一致するように送りローラ32(図1参照)を回転させて、キャリアテープ100を走行させたときの位置検出ローラ33の回転角度が、前記した設定値と同じである場合には、収納穴101がワーク挿入位置13aに一致した状態で、キャリアテープ100が正しい位置に停止していると判定する。
また、制御装置40においてテープ走行装置30を制御する機能では、収納穴101がワーク挿入位置13aに一致するように送りローラ32(図1参照)を回転させて、キャリアテープ100を停止させたときの位置検出ローラ33の回転角度が、前記した設定値と異なる場合には、収納穴101とワーク挿入位置13aとがずれた状態で、キャリアテープ100が停止していると判定する。
この場合には、制御装置40は、位置検出ローラ33の回転角度と設定値との誤差に基づいて、収納穴101がワーク挿入位置13aに一致した状態になるように、キャリアテープ100を正逆方向に走行させて補正する。
さらに、制御装置40において挿入ヘッド装置20を制御する機能では、変形等が生じて正しく収納穴101に挿入されなかったワークWをオートリカバリー装置22によって排除させる。制御装置40は、図9(a)に示すように、ワーク挿入位置13aに挿入させた挿入ヘッド21が、基準位置よりも手前で停止した場合に、図9(b)に示すように、挿入ヘッド21をワーク挿入位置13aから離れる方向(上方)に後退させ、ガイド12の上方に挿入ヘッド21を移動させる。
前記した基準位置とは、図8(b)に示すように、突起部21aの下端部がガイド溝13の下側開口部13bと同じ高さまで挿入されたときの挿入ヘッド21の位置である。挿入ヘッド21が基準位置まで挿入されたときには、ワーク挿入位置13aからワークWが正しく押し出されていることになる。
図9(a)に示すように、ワークWに変形等が生じて、ワークWが正しく収納穴101に収まらない場合には、挿入ヘッド21はワーク挿入位置13aのワークWに当接して、基準位置よりも手前(上方)で停止する。つまり、挿入ヘッド21が基準位置よりも手前で停止した場合には、ワークWに変形等が生じていることになる。
なお、挿入ヘッド21の停止位置を検出する手段としては、光センサや接触型センサを設ける構成や、挿入ヘッド21の下降を開始してから停止するまでの時間で検出する構成などがある。
制御装置40では、図9(b)に示すように、挿入ヘッド21が基準位置よりも手前で停止し、挿入ヘッド21を上昇させた後に、オートリカバリー装置22のバキューム22bの吸入口22aをワーク挿入位置13aに近づける。そして、バキューム22bの吸引作用によって、ワーク挿入位置13aのワークWを吸入口22aより吸引する。
また、制御装置40は、オートリカバリー装置22のバキューム22bでワークWを吸引した後に、バキューム22bをワーク挿入位置13aから離れる方向に後退させ、図9(c)に示すように、挿入ヘッド21を下降させて基準位置に復帰させる。また、制御装置40は、キャリアテープ100を逆方向に走行させ、隣り合う収納穴101,101の間の領域がワーク挿入位置13aにある状態で、キャリアテープ100を停止させる。
次に、前記したワーク挿入装置2を用いたワーク挿入方法について説明する。
図4に示すガイド溝13内にワークWを投入する。そして、制御装置40(図6参照)にスタート信号が入力されると、エア供給装置16からガイド溝13内にエアが供給される。ガイド溝13内に供給されたエアは、ガイド溝13の前端部からストッパ14の傾斜面14b上を流れて排気される。そして、図7(a)に示すように、ガイド溝13内のワークWはワーク挿入位置13aに向けて送り込まれる。
また、ワークWの下方をエアが通過すると、ワークWは上方に浮上する。そのため、ワークWは、キャリアテープ100の表面100aから僅かに浮いた状態でガイド溝13内に保持される。
なお、ワーク挿入装置2の起動時には、隣り合う収納穴101,101の間の領域が、ワーク挿入位置13aにある状態で、キャリアテープ100が停止しているとともに、挿入ヘッド21は突起部21aがワーク挿入位置13aに挿入された状態で停止している。
ガイド溝13内のワークWは、ワーク挿入位置13aに挿入されている突起部21aの側面に押し付けられ、キャリアテープ100の表面100a側でガイド溝13内に保持される。
図7(b)に示すように、挿入ヘッド21が上昇すると、ガイド溝13内のワークWが前方に送り込まれ、最も前側のワークWは、ストッパ面14aに当接し、キャリアテープ100の表面100a側で、ワーク挿入位置13aに位置決めされる。
ワーク挿入位置13aまで搬送されたワークWが、図4に示すワーク検出センサ17によって検出されると、図8(a)に示すように、収納穴101がワーク挿入位置13aに一致する状態までキャリアテープ100が走行する。
なお、ワーク挿入位置13aまでワークWが搬送されず、ワーク検出センサ17によってワークWが検出されない場合には、キャリアテープ100は走行することなく、挿入ヘッド21もワーク挿入位置13aの上方で待機する。そして、ワーク挿入位置13aまでワークWが搬送され、ワーク検出センサ17(図4参照)によってワークWが検出されると、前記したように、収納穴101がワーク挿入位置13aに一致する状態までキャリアテープ100が走行する。
キャリアテープ100が停止すると、図6に示す制御装置40は位置検出ローラ33の回転角度と設定値とを比較する。位置検出ローラ33の回転角度が設定値と異なる場合、つまり、図5に示す収納穴101とワーク挿入位置13aとがずれている場合には、位置検出ローラ33の回転角度と設定値との誤差に基づいて、収納穴101がワーク挿入位置13aに一致するように、キャリアテープ100が正逆方向に走行する。
このように、ワーク挿入装置2では、収納穴101の停止位置が補正されるため、収納穴101の間隔に誤差が生じた場合でも、自動的に収納穴101をワーク挿入位置13aに一致させることができる。
そして、図8(a)に示すように、収納穴101がワーク挿入位置13aに一致した状態で、キャリアテープ100が停止すると、図8(b)に示すように、挿入ヘッド21が下降してワーク挿入位置13aに突起部21aが挿入される。これにより、ワーク挿入位置13aのワークWは、突起部21aによって、ワーク挿入位置13aから下方に押し出され、ワークWが収納穴101に挿入される。
その後、図7(a)に示すように、挿入ヘッド21を下降させた状態が継続しながら、キャリアテープ100が走行し、ワークWが挿入された収納穴101がガイド12の下方に入り込むと、図7(b)に示すように、挿入ヘッド21が上昇する。
挿入ヘッド21が上昇することで、ワーク挿入位置13aまでワークWが搬送され、ワーク検出センサ17(図4参照)によってワークWが検出されると、図8(a)に示すように、収納穴101がワーク挿入位置13aに一致した状態で、キャリアテープ100が停止する。
ワーク検出センサ17によってワークWが検出されない場合には、図7(b)に示すように、隣り合う収納穴101,101の間の領域が、ワーク挿入位置13aにある状態で、キャリアテープ100が停止し、挿入ヘッド21はワーク挿入位置13aの上方で待機した状態となる。その後、ワーク挿入位置13aまでワークWが搬送され、ワーク検出センサ17によってワークWが検出されると、収納穴101がワーク挿入位置13aに一致するように、キャリアテープ100が走行する。
なお、ワーク検出センサ17(図4参照)によってワーク挿入位置13aのワークWが検出されてキャリアテープ100が停止したときに、収納穴101とワーク挿入位置13aとがずれている場合には、前記した制御装置40によって、収納穴101の停止位置が補正され、収納穴101がワーク挿入位置13aに一致した状態となる。
そして、図8(b)に示すように、挿入ヘッド21が下降してワーク挿入位置13aに突起部21aが挿入される。これにより、ワーク挿入位置13aのワークWは、突起部21aによって、ワーク挿入位置13aから下方に押し出され、ワークWが収納穴101に挿入される。
その後は、前記した手順と同様に、キャリアテープ100の走行および挿入ヘッド21の昇降を繰り返し実行することで、キャリアテープ100の各収納穴101に対して順次にワークWを挿入する。
なお、図9(a)に示すように、ワークWが変形等によって収納穴101に収まらず、挿入ヘッド21が基準位置よりも手前で停止した場合には、図9(b)に示すように、挿入ヘッド21がガイド12の上方に後退する。
さらに、オートリカバリー装置22のバキューム22bの吸入口22aがワーク挿入位置13aに近づき、ワーク挿入位置13aのワークWが吸入口22aに吸引され、変形等が生じたワークWがワーク挿入位置13aから自動的に排除される。
その後、図9(c)に示すように、挿入ヘッド21が下降して基準位置に復帰し、キャリアテープ100が逆方向に走行して、図7(b)に示すように、隣り合う収納穴101,101の間の領域が、ワーク挿入位置13aにある状態となり、ワークWの収納穴101への挿入が繰り返される。
以上のようなワーク挿入装置2では、図8に示すように、ガイド溝13とキャリアテープ100との間に形成された隙間が小さいため、ワークWはキャリアテープ100の表面100aに近接または接触して、その姿勢を保ちながらガイド溝13内に保持され、ガイド溝13から収納穴101に直接挿入される。したがって、ワークWと収納穴101との間隔が極めて小さくなるため、ガイド溝13と収納穴101との間でワークWが傾斜するのを防ぐことができ、ワークWを正しい姿勢で収納穴101に挿入することができる。
また、隣り合う収納穴101,101の間の領域が、ワーク挿入位置13aにある状態で、キャリアテープ100の表面100a側にワークWが供給され、収納穴101がワーク挿入位置13aに一致すると直ぐに、ワークWが収納穴101に挿入されるため、作業効率を高めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
例えば、搬送部材の形状は限定されるものではなく、円板状の外周部に複数のガイド溝が形成された回転テーブルを用いることもできる。この構成では、搬送部材を回転させることで、ガイド溝に保持されたワークをキャリアテープの表面側に搬送し、ガイド溝のワーク挿入位置が収納穴に一致したときに、挿入ヘッドによってワーク挿入位置からワークを押し出して収納穴に挿入することができる。
また、図10に示すように、ガイド12の一部をキャリアテープ100の表面100a側に突出させることにより、ガイド溝13の底面13dの先端縁部が、ワーク挿入位置13aの縁部または縁部の近傍に配置されるように、底面13dをキャリアテープ100の表面100a側に向けて延ばしてもよい。
この構成では、ワークWがキャリアテープ100の表面100a上に溜まらないため、キャリアテープ100を交換するなど、キャリアテープ100を取り外したときに、ワークWが落下するのを防ぐことができる。
また、図10に示すガイド溝13では、底面13dが先端縁部に向かうに従って下がるように傾斜している。この構成では、底面13dの先端縁部とキャリアテープ100の表面100aとの間の段差が小さくなるため、底面13dからワーク挿入位置13aに向けて、ワークWを正しい姿勢で保持し、円滑に移動させることができる。なお、図10に示すガイド溝13では、底面13d全体を傾斜させているが、底面13dの先端部のみを傾斜させてもよい。
また、本実施形態では、図4に示すように、ガイド溝13内にエアを供給してワークWをワーク挿入位置13aに送り込んでいるが、ガイド12を振動させることで、ガイド溝13内のワークWをワーク挿入位置13aに送り込むように構成することもできる。
また、ストッパ14のストッパ面14aにワークWを吸着する磁性部材を設けた場合には、ワークWをワーク挿入位置13aに確実に保持することができる。
また、本実施形態のオートリカバリー装置22は、図9(b)に示すように、バキューム22bによってワーク挿入位置13aのワークWを吸引しているが、ワーク挿入位置13aからワークWを排除するための手段は限定されるものではなく、例えば、ワーク挿入位置13aのワークWを磁性部材に吸着させて排除することもできる。
1 テーピング装置
2 ワーク挿入装置
3 カバーテープ貼着部
10 シュート(搬送部材)
12 ガイド
13 ガイド溝
13a ワーク挿入位置
13b 下側開口部
13d 底面
14 ストッパ
14a ストッパ面
15 ガイドカバー
16 エア供給装置
17 ワーク検出センサ
20 挿入ヘッド装置
21 挿入ヘッド
21a 突起部
22 オートリカバリー装置
22a 吸入口
22b バキューム
30 テープ走行装置
33 位置検出ローラ
40 制御装置
100 キャリアテープ
100a 表面
101 収納穴
102 送り穴
110 カバーテープ
W ワーク

Claims (7)

  1. キャリアテープの表面に長手方向に所定の間隔で形成された複数の収納穴にワークを挿入するためのワーク挿入装置であって、
    前記ワークを前記キャリアテープの表面側に搬送するためのガイド溝を有し、前記ガイド溝と前記キャリアテープの表面との間隔が、前記ワークの高さよりも小さく設定されている搬送部材と、
    前記ガイド溝のワーク挿入位置に出入自在な挿入ヘッドを有する挿入ヘッド装置と、
    前記キャリアテープを走行させるテープ走行装置と、
    前記挿入ヘッド装置および前記テープ走行装置を制御する制御装置と、
    前記ワーク挿入位置まで搬送された前記ワークを検出するセンサと、を備え、
    隣り合う前記収納穴の間の領域が、前記ワーク挿入位置にある状態では、前記ワーク挿入位置まで搬送された前記ワークを前記ガイド溝で保持し、
    前記収納穴が前記ワーク挿入位置に一致した状態では、前記挿入ヘッドによって前記ワーク挿入位置から前記ワークを押し出して、前記ワークを前記収納穴に挿入するように構成されており、
    前記センサが前記ワークを検出しない場合には、隣り合う前記収納穴の間の領域が、前記ワーク挿入位置にある状態で、前記キャリアテープの走行を停止させることを特徴とするワーク挿入装置。
  2. 前記テープ走行装置には、
    前記キャリアテープが停止したときの前記収納穴の位置を検出する停止位置検出手段が設けられており、
    前記制御装置は、前記停止位置検出手段の検出結果に基づいて、前記収納穴が前記ワーク挿入位置に一致するように、前記キャリアテープを正逆方向に走行させることを特徴とする請求項1に記載のワーク挿入装置。
  3. 前記搬送部材には、前記ガイド溝内にエアを供給するエア供給装置が設けられており、
    前記ガイド溝内の前記ワークは、前記エア供給装置からのエアによって、前記ワーク挿入位置に向けて送り出されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のワーク挿入装置。
  4. 前記挿入ヘッド装置には、
    前記ワーク挿入位置から前記ワークを排除するオートリカバリー装置が設けられており、
    前記制御装置は、前記ワーク挿入位置に挿入させた前記挿入ヘッドが、基準位置よりも手前で停止した場合に、前記挿入ヘッドを後退させ、前記オートリカバリー装置によって前記ワーク挿入位置から前記ワークを排除した後に、前記挿入ヘッドを前記基準位置に復帰させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のワーク挿入装置。
  5. 前記ガイド溝の端部にはストッパが設けられ、前記ワーク挿入位置に搬送された前記ワークが前記ストッパに当接するように構成されており、
    前記ストッパには、前記ワークを吸着する磁性部材が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のワーク挿入装置。
  6. 前記ガイド溝は、前記キャリアテープの表面側に向けて延ばされており、
    前記ガイド溝の底面は、前記ワーク挿入位置の縁部まで延ばされていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のワーク挿入装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載されたワーク挿入装置を用いたワーク挿入方法であって、
    隣り合う前記収納穴の間の領域が、前記ワーク挿入位置にある状態で、前記ワーク挿入位置まで搬送された前記ワークを前記ガイド溝で保持する段階と、
    前記収納穴が前記ワーク挿入位置に一致する状態まで前記キャリアテープを走行させ、前記挿入ヘッドによって前記ワーク挿入位置から前記ワークを押し出して、前記ワークを前記収納穴に挿入する段階と、を備え
    前記センサが前記ワークを検出しない場合には、隣り合う前記収納穴の間の領域が、前記ワーク挿入位置にある状態で、前記キャリアテープの走行を停止させることを特徴とするワーク挿入方法。
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