JP5923827B2 - ワーク挿入装置およびワーク挿入方法 - Google Patents
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Description
なお、キャリアテープの表面側にワークを供給するときに、キャリアテープの走行を停止してもよいが、キャリアテープの走行を継続させながら、キャリアテープの表面側にワークを供給した場合には、作業効率をより高めることができる。
なお、本発明において、ガイド溝の底面がワーク挿入位置の縁部まで延ばされている状態とは、ガイド溝の底面の先端縁部がワーク挿入位置の縁部に到達している状態の他に、ガイド溝の底面の先端縁部がワーク挿入位置の縁部の近傍まで延ばされている状態も含んでいる。
また、収納穴がワーク挿入位置に一致すると直ぐに、ワークを収納穴に挿入することができるため、作業効率を高めることができる。
本実施形態では、プリント基板に装着される小型の電子部品(ワーク)をキャリアテープに収納するためのテーピング装置に組み込まれたワーク挿入装置について説明する。
キャリアテープ100は、図2(a)および(b)に示すように、複数の収納穴101が長手方向に一定の間隔で設けられるとともに、各収納穴101の側方に複数の送り穴102が長手方向に一定の間隔で設けられている。このキャリアテープ100は、小型のワークWを収納穴101に収納する公知の搬送用テープである。
また、キャリアテープ100の表面100aには、収納穴101の表側を閉塞するカバーテープ110が貼り付けられている。
本実施形態のテーピング装置1は、図1に示すように、キャリアテープ100の収納穴101(図2参照)にワークWを挿入するためのワーク挿入装置2と、カバーテープ110をキャリアテープ100に貼り付けるためのカバーテープ貼着部3と、を備えている。
また、ローラ31および送りローラ32の外周面には、キャリアテープ100の送り穴102(図2参照)に係合される複数のピン(図示せず)が突設されている。
テープ走行装置30では、ステッピングモータを回転させると、送りローラ32のピンによって送り穴102が送り出され、キャリアテープ100が長手方向に走行するように構成されている。
位置検出ローラ33は、ローラ31と送りローラ32との間のワーク挿入位置13aあるいはワーク挿入位置13aの近傍に配置されており、その外周面には、キャリアテープ100の送り穴102(図2参照)に係合される複数のピンが突設されている。
このように、位置検出ローラ33は、送り穴102の移動に追従して回転するように構成されており、キャリアテープ100を走行させたときの位置検出ローラ33の回転角度は、送り穴102の移動量、つまり、収納穴101(図2参照)の移動量に対応している。
カバーテープ貼着部3では、カバーテープリール3aから引き出されたカバーテープ110を、キャリアテープ100の表面100aの収納穴101側の領域に重ねた状態で、キャリアテープ100をカバーシール3b内の隙間に通過させることによって、カバーテープ110がキャリアテープ100の表面100aに貼り付けられ、各収納穴101が閉塞される。
挿入ヘッド21には、下方に突出した突起部21aが形成されている。そして、図8(b)に示すように、ワーク挿入位置13aに挿入した突起部21aによって、ワークWがワーク挿入位置13aから下方に押し出される。
オートリカバリー装置22は、図9(b)に示すように、挿入ヘッド21が後退したときに、バキューム22bの吸入口22aがワーク挿入位置13aに近づき、吸入口22aの吸気作用によってワークWを吸引する。
さらに、制御装置40は、キャリアテープ100を停止させた後に、図8(b)に示すように、突起部21aの下端部がガイド溝13の下側開口部13bと同じ高さになる位置まで挿入ヘッド21を下降させる。
この場合には、制御装置40は、位置検出ローラ33の回転角度と設定値との誤差に基づいて、収納穴101がワーク挿入位置13aに一致した状態になるように、キャリアテープ100を正逆方向に走行させて補正する。
図4に示すガイド溝13内にワークWを投入する。そして、制御装置40(図6参照)にスタート信号が入力されると、エア供給装置16からガイド溝13内にエアが供給される。ガイド溝13内に供給されたエアは、ガイド溝13の前端部からストッパ14の傾斜面14b上を流れて排気される。そして、図7(a)に示すように、ガイド溝13内のワークWはワーク挿入位置13aに向けて送り込まれる。
また、ワークWの下方をエアが通過すると、ワークWは上方に浮上する。そのため、ワークWは、キャリアテープ100の表面100aから僅かに浮いた状態でガイド溝13内に保持される。
なお、ワーク挿入装置2の起動時には、隣り合う収納穴101,101の間の領域が、ワーク挿入位置13aにある状態で、キャリアテープ100が停止しているとともに、挿入ヘッド21は突起部21aがワーク挿入位置13aに挿入された状態で停止している。
このように、ワーク挿入装置2では、収納穴101の停止位置が補正されるため、収納穴101の間隔に誤差が生じた場合でも、自動的に収納穴101をワーク挿入位置13aに一致させることができる。
さらに、オートリカバリー装置22のバキューム22bの吸入口22aがワーク挿入位置13aに近づき、ワーク挿入位置13aのワークWが吸入口22aに吸引され、変形等が生じたワークWがワーク挿入位置13aから自動的に排除される。
その後、図9(c)に示すように、挿入ヘッド21が下降して基準位置に復帰し、キャリアテープ100が逆方向に走行して、図7(b)に示すように、隣り合う収納穴101,101の間の領域が、ワーク挿入位置13aにある状態となり、ワークWの収納穴101への挿入が繰り返される。
例えば、搬送部材の形状は限定されるものではなく、円板状の外周部に複数のガイド溝が形成された回転テーブルを用いることもできる。この構成では、搬送部材を回転させることで、ガイド溝に保持されたワークをキャリアテープの表面側に搬送し、ガイド溝のワーク挿入位置が収納穴に一致したときに、挿入ヘッドによってワーク挿入位置からワークを押し出して収納穴に挿入することができる。
この構成では、ワークWがキャリアテープ100の表面100a上に溜まらないため、キャリアテープ100を交換するなど、キャリアテープ100を取り外したときに、ワークWが落下するのを防ぐことができる。
2 ワーク挿入装置
3 カバーテープ貼着部
10 シュート(搬送部材)
12 ガイド
13 ガイド溝
13a ワーク挿入位置
13b 下側開口部
13d 底面
14 ストッパ
14a ストッパ面
15 ガイドカバー
16 エア供給装置
17 ワーク検出センサ
20 挿入ヘッド装置
21 挿入ヘッド
21a 突起部
22 オートリカバリー装置
22a 吸入口
22b バキューム
30 テープ走行装置
33 位置検出ローラ
40 制御装置
100 キャリアテープ
100a 表面
101 収納穴
102 送り穴
110 カバーテープ
W ワーク
Claims (7)
- キャリアテープの表面に長手方向に所定の間隔で形成された複数の収納穴にワークを挿入するためのワーク挿入装置であって、
前記ワークを前記キャリアテープの表面側に搬送するためのガイド溝を有し、前記ガイド溝と前記キャリアテープの表面との間隔が、前記ワークの高さよりも小さく設定されている搬送部材と、
前記ガイド溝のワーク挿入位置に出入自在な挿入ヘッドを有する挿入ヘッド装置と、
前記キャリアテープを走行させるテープ走行装置と、
前記挿入ヘッド装置および前記テープ走行装置を制御する制御装置と、
前記ワーク挿入位置まで搬送された前記ワークを検出するセンサと、を備え、
隣り合う前記収納穴の間の領域が、前記ワーク挿入位置にある状態では、前記ワーク挿入位置まで搬送された前記ワークを前記ガイド溝で保持し、
前記収納穴が前記ワーク挿入位置に一致した状態では、前記挿入ヘッドによって前記ワーク挿入位置から前記ワークを押し出して、前記ワークを前記収納穴に挿入するように構成されており、
前記センサが前記ワークを検出しない場合には、隣り合う前記収納穴の間の領域が、前記ワーク挿入位置にある状態で、前記キャリアテープの走行を停止させることを特徴とするワーク挿入装置。 - 前記テープ走行装置には、
前記キャリアテープが停止したときの前記収納穴の位置を検出する停止位置検出手段が設けられており、
前記制御装置は、前記停止位置検出手段の検出結果に基づいて、前記収納穴が前記ワーク挿入位置に一致するように、前記キャリアテープを正逆方向に走行させることを特徴とする請求項1に記載のワーク挿入装置。 - 前記搬送部材には、前記ガイド溝内にエアを供給するエア供給装置が設けられており、
前記ガイド溝内の前記ワークは、前記エア供給装置からのエアによって、前記ワーク挿入位置に向けて送り出されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のワーク挿入装置。 - 前記挿入ヘッド装置には、
前記ワーク挿入位置から前記ワークを排除するオートリカバリー装置が設けられており、
前記制御装置は、前記ワーク挿入位置に挿入させた前記挿入ヘッドが、基準位置よりも手前で停止した場合に、前記挿入ヘッドを後退させ、前記オートリカバリー装置によって前記ワーク挿入位置から前記ワークを排除した後に、前記挿入ヘッドを前記基準位置に復帰させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のワーク挿入装置。 - 前記ガイド溝の端部にはストッパが設けられ、前記ワーク挿入位置に搬送された前記ワークが前記ストッパに当接するように構成されており、
前記ストッパには、前記ワークを吸着する磁性部材が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のワーク挿入装置。 - 前記ガイド溝は、前記キャリアテープの表面側に向けて延ばされており、
前記ガイド溝の底面は、前記ワーク挿入位置の縁部まで延ばされていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のワーク挿入装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載されたワーク挿入装置を用いたワーク挿入方法であって、
隣り合う前記収納穴の間の領域が、前記ワーク挿入位置にある状態で、前記ワーク挿入位置まで搬送された前記ワークを前記ガイド溝で保持する段階と、
前記収納穴が前記ワーク挿入位置に一致する状態まで前記キャリアテープを走行させ、前記挿入ヘッドによって前記ワーク挿入位置から前記ワークを押し出して、前記ワークを前記収納穴に挿入する段階と、を備え、
前記センサが前記ワークを検出しない場合には、隣り合う前記収納穴の間の領域が、前記ワーク挿入位置にある状態で、前記キャリアテープの走行を停止させることを特徴とするワーク挿入方法。
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