JP5922290B1 - 容器詰飲料 - Google Patents

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Abstract

【課題】長期保存しても渋味の増強が抑制され渋味が少ない非重合体カテキン類含有容器詰飲料を提供すること。【解決手段】次の成分;(A)非重合体カテキン類 0.025〜0.5質量%、並びに(B)α酸及びイソα酸から選択される少なくとも1種、並びにβ酸を含有し、成分(B)に対する(B2)β酸の質量比[(B2)/(B)]が0.01以上であり、かつpHが2〜5である、容器詰飲料。【選択図】なし

Description

本発明は、容器詰飲料に関する。
非重合体カテキン類は、茶葉等に含まれる天然ポリフェノール化合物であり、様々な生理活性を有することから、飲食品への応用が注目されている。中でも、生活習慣として手軽に摂取でき、持ち運びが可能であることから、非重合体カテキン類を多量に含有する容器詰飲料が開発されている。
しかしながら、非重合体カテキン類を高濃度で含有する容器詰飲料は、非重合体カテキン類由来の苦味や渋味が強く、不快感ないし嫌悪感を伴うことがある。このような不快な苦味を抑制する手段として、例えば、サイクロデキストリンやペプチドを配合する方法が知られている(特許文献1及び2)。
特開平3−168046号公報 特開平10−004919号公報
本発明者は、非重合体カテキン類を含有する容器詰飲料の風味について詳細に検討したところ、非重合体カテキン類含有容器詰飲料は、低エタノールの場合、長期保存すると渋味が増強されることを見出した。そして、その傾向は非重合体カテキン類を高濃度化する程顕著になることが判明した。
本発明の課題は、長期保存しても渋味の増強が抑制され渋味が少ない非重合体カテキン類含有容器詰飲料を提供することにある。
本発明者は、鋭意検討を行った結果、非重合体カテキン類含有飲料に、α酸及びイソα酸から選択される少なくとも1種と、β酸とを含有させ、これら総量に対するβ酸の質量比を特定量に規定し、pHを特定範囲内に制御することで、長期保存したときの渋味の増強が抑制できるのみならず、長期保存したときの渋味を少なくすることができることを見出した。
すなわち、本発明は、次の成分;
(A)非重合体カテキン類 0.025〜0.5質量%、並びに
(B)α酸及びイソα酸から選択される少なくとも1種、並びにβ酸
を含有し、
成分(B)に対する(B2)β酸の質量比[(B2)/(B)]が0.01以上であり、
かつ
pHが2〜5である、エタノール1質量%未満の容器詰飲料を提供するものである。
本発明によれば、長期保存しても渋味の増強が抑制されるのみならず、長期保存したときの渋味を少なくすることができ、且つ長期保存しても色調変化が抑制された非重合体カテキン類含有容器詰飲料を提供することができる。
本発明の容器詰飲料は、成分(A)として非重合体カテキン類を含有する。ここで、本明細書において「(A)非重合体カテキン類」とは、カテキン、ガロカテキン、エピカテキン及びエピガロカテキン等の非ガレート体と、カテキンガレート、ガロカテキンガレート、エピカテキンガレート及びエピガロカテキンガレート等のガレート体を併せての総称である。本発明においては、上記8種の非重合体カテキン類のうち少なくとも1種を含有すればよい。
本発明の容器詰飲料中の成分(A)の含有量は0.025〜0.5質量%であるが、高濃度の非重合体カテキン類を含有する容器詰飲料を調製する観点や生理効果の観点から、0.04質量%以上が好ましく、0.06質量%以上がより好ましく、また長期保存したときの渋味の増強を効果的に抑制するのみならず、長期保存したときの渋味を少なくする観点や、長期保存したときの色調変化を効果的に抑制する観点から、0.3質量%以下が好ましく、0.2質量%以下がより好ましい。成分(A)の含有量の範囲としては、本発明の容器詰飲料中に、好ましくは0.04〜0.3質量%であり、より好ましくは0.06〜0.2質量%である。なお、成分(A)の含有量は、上記8種の非重合体カテキン類の合計量に基づいて定義される。なお、成分(A)の含有量は、液体クロマトグラフィーで分析することが可能であり、具体的には、後掲の実施例に記載の方法で分析することが可能である。
本発明の容器詰飲料は成分(B)として(B1)α酸及びイソα酸から選択される少なくとも1種と、(B2)β酸とを含有する。ここで、本明細書において「α酸」とは、フムロン、アドフムロン、コフムロン、ポストフムロン及びプレフムロンの総称であり、また「イソα酸」とは、イソフムロン、イソアドフムロン、イソコフムロン、イソポストフムロン及びイソプレフムロンの総称であり、更に「β酸」とは、ルプロン、アドルプロン及びコルプロンの総称である。本発明においては、成分(B)の含有量は、上記5種のα酸、上記5種のイソα酸及び上記3種のβ酸の合計量に基づいて定義される。また、(B1)α酸及びイソα酸から選択される少なくとも1種の含有量は、上記10種の合計量に基づいて定義され、上記10種のα酸又はイソα酸のうち少なくとも1種を含有すればよい。(B2)β酸の含有量は上記3種の合計量に基づいて定義され、上記3種のβ酸のうち少なくとも1種を含有すればよい。
本発明においては、成分(B)に対する成分(B2)の質量比[(B2)/(B)]が0.01以上であるが、長期保存したときの渋味の増強を効果的に抑制する観点のみならず、長期保存したときの渋味を少なくする観点や、長期保存したときの色調変化を効果的に抑制する観点から、0.03以上が好ましく、0.05以上がより好ましく、0.1以上が更に好ましく、また濁りや味のバランスの観点から、0.99以下が好ましく、0.985以下がより好ましく、0.98以下が更に好ましい。かかる質量比[(B2)/(B)]の範囲としては、好ましくは0.01〜0.99であり、より好ましくは0.03〜0.99であり、更に好ましくは0.05〜0.985であり、殊更に好ましくは0.1〜0.98である。
本発明の容器詰飲料中の成分(B)の含有量は、長期保存したときの色調変化を効果的に抑制する観点から、0.000001質量%以上が好ましく、0.000005質量%以上が好ましく、0.00001質量%以上がより好ましく、0.00005質量%以上が更に好ましく、また濁りや味のバランスの観点から、0.002質量%以下が好ましく、0.001質量%以下がより好ましい。かかる成分(B)の含有量の範囲としては、好ましくは0.000001〜0.002質量%であり、より好ましくは0.000005〜0.002質量%であり、更に好ましくは0.00001〜0.001質量%であり、殊更に好ましくは0.00005〜0.001質量%である。
本発明の容器詰飲料中の成分(B1)の含有量は、味のバランスの観点から、0.0000001質量%以上が好ましく、0.00000015質量%以上がより好ましく、0.000001質量%以上が更に好ましく、また長期保存したときの渋味の増強を効果的に抑制する観点のみならず、長期保存したときの渋味を少なくする観点や、長期保存したときの色調変化を効果的に抑制する観点から、0.0005質量%以下が好ましく、0.0003質量%以下がより好ましく、0.0002質量%以下が更に好ましい。かかる成分(B1)の含有量の範囲としては、好ましくは0.0000001〜0.0005質量%であり、より好ましくは0.00000015〜0.0003質量%であり、更に好ましくは0.000001〜0.0002質量%である。なお、成分(B1)の含有量は、液体クロマトグラフィーで分析することが可能であり、具体的には、後掲の実施例に記載の方法で分析することが可能である。なお、測定の際には装置の検出域に適合させるため、試料を凍結乾燥したり、装置の分離能に適合させるため試料中の夾雑物を除去したりする等、必要に応じて適宜処理を施してもよい。
本発明の容器詰飲料中の成分(B2)の含有量は、長期保存したときの渋味の増強を効果的に抑制する観点のみならず、長期保存したときの渋味を少なくする観点や、長期保存したときの色調変化を効果的に抑制する観点から、0.000001質量%以上が好ましく、0.000002質量%以上がより好ましく、0.000003質量%以上が更に好ましく、0.00001質量%以上が更に好ましく、また味のバランスの観点から、0.002質量%以下が好ましく、0.0015質量%以下がより好ましく、0.001質量%以下が更に好ましい。かかる成分(B2)の含有量の範囲としては、好ましくは0.000001〜0.002質量%であり、より好ましくは0.000002〜0.0015質量%であり、更に好ましくは0.000003〜0.001質量%であり、0.00001〜0.001質量%である。なお、成分(B2)の含有量は、液体クロマトグラフィーで分析することが可能であり、具体的には、 後掲の実施例に記載の方法で分析することが可能である。なお、測定の際には装置の検出域に適合させるため、試料を凍結乾燥したり、装置の分離能に適合させるため試料中の夾雑物を除去したりする等、必要に応じて適宜処理を施してもよい。
本発明の容器詰飲料中の成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]は、長期保存したときの渋味の増強を効果的に抑制する観点のみならず、長期保存したときの渋味を少なくする観点や、長期保存したときの色調変化を効果的に抑制する観点から、0.00001以上が好ましく、0.00002以上がより好ましく、0.00005以上が更に好ましく、また味のバランスの観点から、1以下が好ましく、0.1以下がより好ましく、0.01以下が更に好ましい。かかる質量比[(B)/(A)]の範囲としては、好ましくは0.00001〜1であり、より好ましくは0.00002〜0.1であり、更に好ましくは0.00005〜0.01である。
また、本発明の容器詰飲料中の成分(A)と成分(B2)との質量比[(B2)/(A)]は、長期保存したときの渋味の増強を効果的に抑制する観点のみならず、長期保存したときの渋味を少なくする観点や、長期保存したときの色調変化を効果的に抑制する観点から、0.000001以上が好ましく、0.000005以上がより好ましく、0.00001以上が更に好ましく、0.0001以上が殊更に好ましく、また味のバランスの観点から、1以下が好ましく、0.1以下がより好ましく、0.01以下が更に好ましい。かかる質量比[(B2)/(A)]の範囲としては、好ましくは0.000001〜1であり、より好ましくは0.000005〜0.1であり、更に好ましくは0.00001〜0.01であり、殊更に好ましくは0.0001〜0.01である。
本発明の容器詰飲料は、本発明の効果を有効に奏するために、成分(C)として酸味料を含有することができる。
成分(C)は、有機酸でも、無機酸でもよく、塩の形態をとっていてもよい。具体的には、例えば、クエン酸、グルコン酸、アスコルビン酸、コハク酸、酒石酸、乳酸、フマル酸、リンゴ酸、アジピン酸、リン酸、フィチン酸、酢酸及びそれらの塩から選択される1種又は2種以上を挙げることができる。中でも、クエン酸、グルコン酸、リン酸及びそれらの塩から選択される1種又は2種以上が好ましく、殊更にグルコン酸及びそれらの塩から選択される1種又は2種以上が好ましい。なお、塩としては、カリウム、ナトリウム等のアルカリ金属塩を挙げることができる。
本発明の容器詰飲料中の成分(C)の含有量は、適度な酸味付与の観点から、0.0005質量%以上が好ましく、0.001質量%以上がより好ましく、0.005質量%以上が更に好ましく、0.01質量%以上が殊更に好ましく、そして長期保存したときの渋味の増強を効果的に抑制する観点のみならず、長期保存したときの渋味を少なくすることができる観点から、1質量%以下が好ましく、0.5質量%以下がより好ましく、0.15質量%以下が更に好ましく、0.09質量%以下が殊更に好ましい。かかる成分(C)の含有量の範囲としては、本発明の容器詰飲料中に、好ましくは0.0005〜1質量%であり、好ましくは0.001〜0.5質量%であり、より好ましくは0.005〜0.15質量%であり、更に好ましくは0.01〜0.09質量%である。なお、(C)酸味料として酸を塩の状態で用いる場合、成分(C)の含有量は、酸に換算した量(酸換算量)とするものとし、成分(C)として2種以上含有する場合、成分(C)の含有量は合計量とする。
本発明の容器詰飲料は、成分(D)として炭酸ガスを含有することができる。
本発明の容器詰飲料中に圧入する炭酸ガスは、長期保存したときの渋味の増強を効果的に抑制する観点のみならず、長期保存したときの渋味を少なくする観点や、長期保存したときの色調変化を効果的に抑制する観点から、標準状態、すなわち0℃、1気圧におけるガス容量(ガスボリューム)(v/v)として、1(v/v)以上が好ましく、1.5(v/v)以上がより好ましく、2(v/v)以上が更に好ましく、2.3(v/v)以上が殊更に好ましく、そして、3(v/v)以下が好ましく、2.7(v/v)以下がより好ましく、2.6(v/v)以下が更に好ましく、2.5(v/v)以下が殊更に好ましい。本発明の容器詰飲料中の成分(D)の含有量の範囲としては、0℃、1気圧におけるガス容量として、好ましくは1〜3(v/v)であり、より好ましくは1.5〜2.7(v/v)であり、更に好ましくは2〜2.6(v/v)であり、殊更に好ましくは2.3〜2.5である。ここで本明細書において「ガス容量(ガスボリューム、GV)」とは、1気圧、0℃における容器詰飲料中に溶解している炭酸ガスの容積と飲料の容積比を表す。成分(D)の分析は、通常知られている炭酸ガスの測定方法のうち測定試料の状況に適した分析法により測定することができる。具体的には、後掲の実施例に記載の方法にしたがうものとする。
本発明の容器詰飲料は、所望により、甘味料、香料、ビタミン、ミネラル、酸化防止剤、各種エステル類、乳化剤、保存料、調味料、果汁エキス、野菜エキス、花蜜エキス、品質安定剤等の添加剤を1種又は2種以上を含有することができる。これら添加剤の含有量は、本発明の目的を損なわない範囲内で適宜設定することができる。
本発明の容器詰飲料のpH(20℃)は2〜5であるが、長期保存したときの渋味の増強を効果的に抑制する観点から、2.3以上が好ましく、2.5以上がより好ましく、3以上が更に好ましく、そして4.5以下が好ましく、4以下が更に好ましい。かかるpHの範囲としては、好ましくは2.3〜5、より好ましくは2.5〜4.5、更に好ましくは3〜4である。なおpHの測定方法は、後掲の実施例に記載の方法にしたがうものとする。
本発明の容器詰飲料は、渋味を明確に把握できる点では、茶飲料が好ましい。茶飲料としては、例えば、緑茶飲料、烏龍茶飲料、紅茶飲料が挙げられ、中でも、緑茶飲料が好ましい。また、本発明の容器詰飲料は、アイソトニック飲料、エンハンスドウォーター、ボトルドウォーター、ニアウォーター、コーヒー飲料、栄養ドリンク剤、美容ドリンク剤等であって、非重合体カテキン類を含有したものであってもよいが、例えば、果汁飲料、野菜飲料、炭酸飲料、乳酸菌飲料、スポーツ飲料等の酸性飲料、中でも、炭酸飲料であると、本発明の効果がきわめて著しいため更に好ましい。
本発明の容器詰飲料は、エタノールの含有量が1質量%未満である。中でも、本発明の容器詰飲料中のエタノールの含有量は、0.7質量%未満が好ましく、0.6質量%未満がより好ましく、0.3質量%未満が更に好ましく、0質量%が更に好ましく、0.00質量%がノンアルコール飲料としての観点から殊更に好ましい。前述のとおり、エタノール含有量が1質量%未満の場合に保存時の渋味増強という課題が生じることを、本発明者が初めて見出した。
ここで、本明細書において「エタノール含有量が0.00質量%」とは、後掲の実施例に記載の「エタノールの分析」において、エタノール含有量が少数点二桁未満において検出限界以下である場合も包含する概念である。なお、エタノールの分析は、後掲の実施例に記載の方法にしたがうものとする。
また、本発明の容器詰飲料は、長期保存したときの色調変化が抑制されている。例えば、55℃で7日間保存後の容器詰飲料のb値から、保存前(製造直後・5℃で7日間保存後)の容器詰飲料のb値を減じた値(Δb)を、好ましくは−27以上+27以下の範囲内とすることができ、より好ましくは−26以上+26以下の範囲内とすることができ、更に好ましくは0以上25以下の範囲内とすることができる。ここで、本明細書において「b値」とは、色をLab表色系で表現したときの黄〜青の軸で表される色相・彩度であり、b値が大きいほど黄色の色相が高く、b値が小さいほど青色の色相が高いことを意味する。なお、Lab表色系にはL値及びa値もあるが、本発明においては、容器詰飲料が色調変化したときに最も顕在化しやすいb値について規定するものである。b値は、後掲の実施例に記載の「色相変化の測定」にしたがって測定することができる。なお、5℃で7日間保存後の容器詰飲料のb値は、低温で保存されていたため、保存前(例えば、製造直後)の容器詰飲料のb値と実質的に差異がない。そのため、5℃で7日間保存後の容器詰飲料のb値を、保存前の容器詰飲料のb値と想定して、長期保存したときの容器詰飲料の色調変化抑制を評価するものである。
本発明の容器詰飲料は適宜の方法で製造することができるが、非重合カテキン類を含有する原料、例えば、茶抽出物に、α酸及びイソα酸から選択される少なくとも1種、並びにβ酸を含有する原料を配合し、質量比[(B2)/(B)]及びpHを上記範内に制御することにより製造することができる。
茶抽出物としては、例えば、不発酵茶、半発酵茶及び発酵茶から選択される茶葉から熱水又は水溶性有機溶媒を用いてニーダー抽出やカラム抽出等により得られる抽出液が挙げられる。中でも、非重合体カテキン類の含有量の点から、不発酵茶の抽出液が好ましく、緑茶抽出液がより好ましい。また、茶抽出物として、茶抽出液から溶媒の一部を除去して非重合体カテキン類濃度を高めた茶濃縮物を使用することもできる。茶濃縮物の形態としては、固体、水溶液、スラリー状等の種々のものが挙げられる。茶濃縮物として市販品を使用してもよく、例えば、三井農林(株)の「ポリフェノン」、「チャ抽出物POL−JM」、伊藤園(株)の「テアフラン」、太陽化学(株)の「サンフェノン」等の緑茶抽出物を挙げることができる。
また、茶抽出物として、茶抽出液又はその濃縮物を精製して非重合体カテキン類の純度を高めた茶抽出物の精製物を使用してもよい。精製方法としては、例えば、下記(i)〜(iii)のいずれか1以上の方法を挙げることができる。
(i)茶抽出物を水、水溶性有機溶媒(例えば、エタノール)、又は有機溶媒水溶液(例えば、エタノール水溶液、以下、同様である)という)に懸濁して生じた沈殿を除去した後、溶媒を留去する方法(例えば、特開2004−147508号公報、特開2004−149416号公報)。
(ii)茶抽出物を、活性炭、酸性白土及び活性白土から選択される少なくとも1種の吸着剤と接触させる方法(例えば、特開2007−282568号公報)。
(iii)茶抽出物を、合成吸着剤に吸着させた後、該合成吸着剤に有機溶媒水溶液又は塩基性水溶液(例えば、水酸化ナトリウム水溶液)を接触させて非重合体カテキン類を脱離させ、必要により得られた脱離液を活性炭と接触させる方法(例えば、特開2006−160656号公報、特開2008−079609号公報)。
上記(i)〜(iii)の方法においては、茶抽出物に、タンナーゼ活性を有する酵素と接触させて、非重合体カテキン類中のガレート体の割合を、例えば、20〜60質量%、好ましくは30〜55質量%に調整してもよい。ここで、本明細書において「非重合体カテキン類中のガレート体の割合」とは、非重合体カテキン類8種に対する上記ガレート体4種の質量比率である。なお、タンナーゼ活性を有する酵素との接触処理は、例えば、特開2004−321105号公報に記載の方法を採用することができる。
本発明の容器詰飲料は、ポリエチレンテレフタレートを主成分とする成形容器(いわゆるPETボトル)、金属缶、瓶、紙等の通常の包装容器に充填して提供することができる。
本発明の容器詰飲料は、本発明の効果を十分に享受しやすい点で、加熱殺菌されたものが好ましい。加熱殺菌方法としては、適用されるべき法規(日本にあっては食品衛生法)に定められた条件に適合するものであれば特に限定されるものではない。例えば、レトルト殺菌法、高温短時間殺菌法(HTST法)、超高温殺菌法(UHT法)、充填後殺菌法(パストリゼーション)等を挙げることができる。また、容器詰飲料の容器の種類に応じて加熱殺菌法を適宜選択することも可能であり、例えば、金属缶、瓶のように、飲料を容器に充填後、容器ごと加熱殺菌できる場合にあってはレトルト殺菌や充填後殺菌法(パストリゼーション)を採用することができる。また、PETボトルのようにレトルト殺菌できないものについては、飲料をあらかじめ上記と同等の殺菌条件で加熱殺菌し、無菌環境下で殺菌処理した容器に充填するアセプティック充填や、ホットパック充填等を採用することができる。このような加熱殺菌条件であると、本発明の効果が十分に享受される。より好適な加熱殺菌条件としては、例えば保存時における色調変化を抑制する観点から、60〜140℃で0.1〜30分間がより好ましく、60〜140℃で0.3〜30分間が更に好ましく、60〜120℃で1〜25分間が殊更に好ましい。
上記実施形態に関し、本発明は更に以下の容器詰飲料又は方法を開示する。
<1>
次の成分;
(A)非重合体カテキン類 0.025〜0.5質量%、並びに
(B)α酸及びイソα酸から選択される少なくとも1種、並びにβ酸
を含有し、
成分(B)に対する(B2)β酸の質量比[(B2)/(B)]が0.01以上であり、
かつ
pHが2〜5である、エタノール1質量%未満の容器詰飲料。
<2>
非重合体カテキン類を含有する容器詰飲料の長期保存時における渋味増強又は色相変化の抑制方法であって、
次の成分;
(A)非重合体カテキン類 0.025〜0.5質量%、並びに
(B)α酸及びイソα酸から選択される少なくとも1種、並びにβ酸
を配合し、成分(B)に対する(B2)β酸の質量比[(B2)/(B)]を0.01以上に、pHを2〜5に、それぞれ調整する、抑制方法。
<3>
(A)非重合体カテキン類が、好ましくはカテキン、ガロカテキン、エピカテキン、エピガロカテキン、カテキンガレート、ガロカテキンガレート、エピカテキンガレート及びエピガロカテキンガレートから選択される1種又は2種以上であり、より好ましくは前記8種すべてである、前記<1>記載の容器詰飲料、又は前記<2>記載の抑制方法(以下、「容器詰飲料、又は抑制方法」を「容器詰飲料等」と称する)。
<4>
成分(A)の含有量が、好ましくは0.04質量%以上、より好ましくは0.06質量%以上であって、好ましくは0.3質量%以下、より好ましくは0.2質量%以下である、前記<1>〜<3>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<5>
成分(A)の含有量が、好ましくは0.04〜0.3質量%であり、より好ましくは0.06〜0.2質量%である、前記<1>〜<4>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<6>
(B1)α酸及びイソα酸が、好ましくはフムロン、アドフムロン、コフムロン、ポストフムロン、プレフムロン、イソフムロン、イソアドフムロン、イソコフムロン、イソポストフムロン及びイソプレフムロンから選択される1種又は2種以上であり、(B2)β酸が、好ましくはルプロン、アドルプロン及びコルプロンから選択される1種又は2種以上である、前記<1>〜<5>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<7>
成分(B)に対する成分(B2)の質量比[(B2)/(B)]が、好ましくは0.03以上、より好ましくは0.05以上、更に好ましくは0.1以上であって、好ましくは0.99以下、より好ましくは0.985以下、更に好ましくは0.98以下である、前記<1>〜<6>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<8>
成分(B)に対する成分(B2)の質量比[(B2)/(B)]が、好ましくは0.01〜0.99であり、より好ましくは0.03〜0.99であり、更に好ましくは0.05〜0.985であり、殊更に好ましくは0.1〜0.98である、前記<1>〜<7>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<9>
成分(B)の含有量が、好ましくは0.000001質量%以上、より好ましくは0.000005質量%以上、更に好ましくは0.00001質量%以上、殊更に好ましくは0.00005質量%以上であって、好ましくは0.002質量%以下、より好ましくは0.001質量%以下である、前記<1>〜<8>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<10>
成分(B)の含有量が、好ましくは0.000001〜0.002質量%、より好ましくは0.000005〜0.002質量%、更に好ましくは0.00001〜0.001質量%、殊更に好ましくは0.00005〜0.001質量%である、前記<1>〜<9>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<11>
(B1)α酸及びイソα酸の含有量が、好ましくは0.0000001質量%以上、より好ましくは0.00000015質量%以上、更に好ましくは0.000001質量%以上であって、好ましくは0.0005質量%以下、より好ましくは0.0003質量%以下、更に好ましくは0.0002質量%以下である、前記<1>〜<10>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<12>
(B1)α酸及びイソα酸の含有量が、好ましくは0.0000001〜0.0005質量%であり、より好ましくは0.00000015〜0.0003質量%であり、更に好ましくは0.000001〜0.0002質量%である、前記<1>〜<11>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<13>
成分(B2)の含有量が、好ましくは0.000001質量%以上、より好ましくは0.000002質量%以上、更に好ましくは0.000003質量%以上、殊更に好ましくは0.00001質量%以上であって、好ましくは0.002質量%以下、より好ましくは0.0015質量%以下、更に好ましくは0.001質量%以下である、前記<1>〜<12>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<14>
成分(B2)の含有量が、好ましくは0.000001〜0.002質量%であり、より好ましくは0.000002〜0.0015質量%であり、更に好ましくは0.000003〜0.001質量%であり、0.00001〜0.001質量%である、前記<1>〜<13>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<15>
成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が、好ましくは0.00001以上、より好ましくは0.00002以上、更に好ましくは0.00005以上であって、好ましくは1以下、より好ましくは0.1以下、更に好ましくは0.01以下である、前記<1>〜<14>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<16>
成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が、好ましくは0.00001〜1であり、より好ましくは0.00002〜0.1であり、更に好ましくは0.00005〜0.01である、前記<1>〜<15>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<17>
成分(A)と成分(B2)との質量比[(B2)/(A)]が、好ましくは0.000001以上、より好ましくは0.000005以上、更に好ましくは0.00001以上、殊更に好ましくは0.0001以上であって、好ましくは1以下、より好ましくは0.1以下、更に好ましくは0.01以下である、前記<1>〜<16>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<18>
成分(A)と成分(B2)との質量比[(B2)/(A)]が、好ましくは0.000001〜1であり、より好ましくは0.000005〜0.1であり、更に好ましくは0.00001〜0.01であり、殊更に好ましくは0.0001〜0.01である、前記<1>〜<17>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<19>
更に、成分(C)として、好ましくは酸味料を含有する、前記<1>〜<18>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<20>
成分(C)が、好ましくは有機酸、無機酸及びそれらの塩から選択される1種又は2種以上であり、より好ましくはクエン酸、グルコン酸、アスコルビン酸、コハク酸、酒石酸、乳酸、フマル酸、リンゴ酸、アジピン酸、リン酸、フィチン酸、酢酸及びそれらの塩から選択される1種又は2種以上であり、更に好ましくはクエン酸、グルコン酸、リン酸及びそれらの塩から選択される1種又は2種以上であり、殊更に好ましくはグルコン酸及びそれらの塩から選択される1種又は2種以上である、前記<19>記載の容器詰飲料等。
<21>
塩が、好ましくはアルカリ金属塩、より好ましくはカリウム塩及びナトリウム塩から選択される1種又は2種である、前記<20>記載の容器詰飲料等。
<22>
成分(C)の含有量が、好ましくは0.0005質量%以上、より好ましくは0.001質量%以上、更に好ましくは0.005質量%以上、殊更に好ましくは0.01質量%以上であって、好ましくは1質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.15質量%以下、殊更に好ましくは0.09質量%以下である、前記<19>〜<21>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<23>
成分(C)の含有量が、好ましくは0.0005〜1質量%であり、好ましくは0.001〜0.5質量%であり、より好ましくは0.005〜0.15質量%であり、更に好ましくは0.01〜0.09質量%である、前記<19>〜<22>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<24>
更に、成分(D)として、好ましくは炭酸ガスを含有する、前記<1>〜<23>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<25>
成分(D)の含有量が、0℃、1気圧におけるガス容量(ガスボリューム)(v/v)として、好ましくは1(v/v)以上、より好ましくは1.5(v/v)以上、更に好ましくは2(v/v)以上、殊更に好ましくは2.3(v/v)以上であって、好ましくは3(v/v)以下、より好ましくは2.7(v/v)以下、更に好ましくは2.6(v/v)以下、殊更に好ましくは2.5(v/v)以下である、前記<24>記載の容器詰飲料等。
<26>
成分(D)の含有量が、0℃、1気圧におけるガス容量(ガスボリューム)(v/v)として、好ましくは1〜3(v/v)、より好ましくは1.5〜2.7(v/v)、更に好ましくは2〜2.6(v/v)、殊更に好ましくは2.3〜2.5である、前記<24>又は<25>記載の容器詰飲料等。
<27>
更に、好ましくは甘味料、香料、ビタミン、ミネラル、酸化防止剤、各種エステル類、乳化剤、保存料、調味料、果汁エキス、野菜エキス、花蜜エキス及び品質安定剤から選ばれる1種又は2種以上の添加剤を含有する、前記<1>〜<26>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<28>
pH(20℃)が、好ましくは2.3以上、より好ましくは2.5以上、更に好ましくは3以上であって、好ましくは4.5以下、より好ましくは4以下である、前記<1>〜<27>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<29>
pH(20℃)が、好ましくは2.3〜5、より好ましくは2.5〜4.5、更に好ましくは3〜4である、前記<1>〜<28>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<30>
好ましくは茶飲料であり、より好ましくは緑茶飲料、烏龍茶飲料又は紅茶飲料であり、更に好ましくは緑茶飲料である、前記<1>〜<29>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<31>
好ましくはアイソトニック飲料、エンハンスドウォーター、ボトルドウォーター、ニアウォーター、コーヒー飲料、栄養ドリンク剤又は美容ドリンク剤であり、より好ましくは酸性飲料であり、更に好ましくは果汁飲料、野菜飲料、炭酸飲料、乳酸菌飲料、スポーツ飲料であり、殊更に好ましくは炭酸飲料である、前記<1>〜<29>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<32>
エタノールの含有量が、好ましくは0.7質量%未満、より好ましくは0.6質量%未満、更に好ましくは0.3質量%未満、より更に好ましくは0質量%、殊更に好ましくは0.00質量%である、前記<1>〜<31>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<33>
(A)非重合体カテキン類中のガレート体の割合が、好ましくは20〜60質量%、より好ましくは30〜55質量%である、前記<1>〜<32>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<34>
容器が、好ましくはポリエチレンテレフタレートを主成分とする成形容器(いわゆるPETボトル)、金属缶、瓶又は紙である、前記<1>〜<33>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<35>
好ましくは加熱殺菌されたものである、前記<1>〜<34>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<36>
加熱殺菌が、好ましくは適用されるべき法規(日本にあっては食品衛生法)に定められた条件に適合するものであり、より好ましくはレトルト殺菌、高温短時間殺菌(HTST法)、超高温殺菌(UHT法)、又は充填後殺菌(パストリゼーション)である、前記<35>記載の容器詰飲料等。
<37>
加熱殺菌条件が、好ましくは60〜140℃で0.1〜30分間であり、より好ましくは60〜140℃で0.3〜30分間であり、更に好ましくは60〜120℃で1〜25分間である、前記<35>又は<36>記載の容器詰飲料等。
<38>
5℃で14日間保存後の容器詰飲料のLab表色系におけるb値と、55℃で14日間保存後の容器詰飲料のLab表色系におけるb値とから、下記式により求められる容器詰飲料の色調変化(Δb)が、好ましくは27.5以下、より好ましくは26.5以下、更に好ましくは25.5以下、殊更に好ましくは24.5以下である、前記<1>〜<37>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
Δb=(55℃にて14日間保存後の容器詰飲料のb値)−(5℃にて14日間保存後の容器詰飲料のb値)
<39>
55℃で7日間保存後の容器詰飲料のb値から、保存前(製造直後・5℃で7日間保存後)の容器詰飲料のb値を減じた値(Δb)が、好ましくは−27以上+27以下の範囲内であり、より好ましくは−26以上+26以下の範囲内であり、更に好ましくは0以上25以下の範囲内である、前記<1>〜<38>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
1.非重合体カテキン類の分析
試料溶液をフィルター(0.45μm)で濾過し、高速液体クロマトグラフ(型式SCL−10AVP、島津製作所製)を用い、オクタデシル基導入液体クロマトグラフ用パックドカラムL−カラムTM ODS(4.6mmφ×250mm:財団法人 化学物質評価研究機構製)を装着し、カラム温度40℃にてグラジエント法により分析した。非重合体カテキン類の標準品として、栗田工業製のものを使用し、検量線法で定量した。移動相A液は酢酸を0.1mol/L含有する蒸留水溶液、B液は酢酸を0.1mol/L含有するアセトニトリル溶液とし、試料注入量は20μL、UV検出器波長は280nmの条件で行った。なお、グラジエントの条件は、以下のとおりである。
時間(分) A液濃度(体積%) B液濃度(体積%)
0 97% 3%
5 97% 3%
37 80% 20%
43 80% 20%
43.5 0% 100%
48.5 0% 100%
49 97% 3%
60 97% 3%
2.α酸、イソα酸及びβ酸の分析
BCOJビール分析法 6.2.2α酸、β酸−HPLC法−に準じて分析する。
分析条件は以下の通りである。
分析用異動相;
・C液 :メタノール/水/85質量%リン酸/10質量%水酸化テトラエチルアンモニウム=755mL/2255mL/17g/29.5g (pH3〜3.1)
・D液 :メタノール
・E液 :メタノール/水/10質量%水酸化テトラエチルアンモニウム/42.5質量%リン酸=465mL/135mL/17.7g/適量 (pH4.85)
・検出 :
0−13分 254nm(イソα酸)
13.1−22分 326nm(α酸)
22.1−30分 346nm(β酸)
・試料量: 10.0μL
・流速 : 1.5mL/min
・カラム温度: 50℃
・移動相のタイムプログラム:
0-8min C液
8.01 min E液
8.02-23min グラジェント0-50容量%D液、100-50容量%E液
23.01-28min 50容量%D液、50容量%E液
28.01 C液
3.pH測定
pHメータ(HORIBA コンパクトpHメータ、堀場製作所製)を用いて、20℃に温度調整をして測定した。なお、炭酸飲料の場合は、検体約100mLを300mLのビーカーに量り取り、ビーカー内にスターラーピースを入れ、スターラーで20分間攪拌して炭酸ガスを取り除いた後、20℃に温度調整をして測定した。
4.炭酸ガスの分析
「最新・ソフトドリンクス(最新・ソフトドリンクス編集委員会、株式会社光琳、平成15年9月30日発行)」の第VI編 3−1−2ガス内圧力の検査に記載の方法を用いた。具体的には、以下のとおりである。
1)測定前に未開封の炭酸飲料を恒温槽にて20℃程度(18〜22℃)まで温め、液温を均一にした。
2)前記1)の飲料を測定機(京都電子工業(株)、ガスボリューム測定装置GVA-500A)にかけ、スニフト(スニフトバルブを開放し、大気圧までゲージを戻す)を行った。スニフト操作を行うことによりヘッドスペース中のエアーを抜いた。
3)次に激しく振動させゲージ圧が一定値を示したら、その値を読み、試料の温度を測定し、表(スニフト用ガスボリュームチャート)よりガスボリュームを求めた。
5.エタノールの分析
エタノールの分析は、次に示すガスクロマトグラフ法にしたがって行う。
分析機器は、GC-14B(島津製作所社製)を使用する。
分析機器の装置構成は次の通りである。
検出器 :FID
カラム :Gaskuropack55、80〜100mesh、φ3.2mm×3.1mm
分析条件は次の通りである。
温度 :試料注入口及び検出機250℃、カラム130℃
ガス圧力:ヘリウム(キャリアガス)140kPa、水素 60kPa、空気 50kPa
注入量 :2μL
以下の手順にて分析用試料を調製する。
検体5gを量りとり、これに水を加えて25mLに定容する。その溶液をディスクろ過し、試料溶液とする。調製した試料溶液をガスクロマトグラフ分析に供する。
6.色調変化の測定
「5℃にて14日間保存後の容器詰飲料」と、「55℃にて14日間保存後の容器詰飲料」について、測色色差計(形式Color Meter ZE-2000、日本電色工業社製)を使用し、試料を光路長10mmの角セルに入れて、透過測定を行い、Lab表色系におけるb値を求めた。「5℃で14日間保存後の容器詰飲料のb値」、及び「55℃で14日間保存後の容器詰飲料のb値」から、容器詰飲料の色調変化(Δb)を下記式により求めた。
Δb=(55℃にて14日間保存後の容器詰飲料のb値)−(5℃にて14日間保存後の容器詰飲料のb値)
なお、5℃にて14日間保存後の容器詰飲料は、低温で保存されていたため、保存前の容器詰飲料の色調と殆ど差異がない。そのため、5℃にて14日間保存後の容器詰飲料の色調を、保存前の容器詰飲料の色調と想定して、長期保存したときの容器詰飲料の色相変化を評価するものである。
7.官能評価
各容器詰飲料の「5℃にて14日間保存後の渋味」、「55℃にて14日間保存後したときの渋味」について、専門パネル3名が下記の基準にて評価し、その後協議により各容器詰飲料の評点を決定した。そして、55℃にて14日間保存後の容器詰飲料と、5℃にて14日間保存後の容器詰飲料の渋味の評点の差分を算出した。なお、5℃にて14日間保存後の容器詰飲料は、低温で保存されていたため、保存前の容器詰飲料の渋味と殆ど差異がない。そのため、5℃にて14日間保存後の容器詰飲料の渋味を、保存前の容器詰飲料の渋味と想定して、長期保存したときの容器詰飲料の渋味の増加量を評価するものである。
渋味の評価基準
「5℃にて14日間保存後の容器詰飲料の渋味」と「55℃にて14日間保存後の容器詰飲料の渋味」について比較した。下記の5段階で評価を行った。具体的な評価基準は以下のとおりである。
5:保存前の容器詰飲料より渋味が少ない。
4:保存前の容器詰飲料よりやや渋味が少ない。
3:保存前の容器詰飲料と同等の渋味である。
2:保存前の容器詰飲料よりわずかに渋味があるが、許容範囲内である。
1:保存前の容器詰飲料より明らかに渋味が強い。
製造例1
緑茶抽出物の精製物の製造
緑茶抽出液の濃縮物(ポリフェノンHG、三井農林(株)製)200gを、25℃にて250r/min攪拌条件下の95質量%エタノール水溶液800g中に分散させ、酸性白土(ミズカエース#600、水澤化学社製)100gを投入後、約10分間攪拌を続けた。次に、2号ろ紙で濾過した後、濾液に活性炭16gを添加し、再び2号ろ紙で濾過した。次に0.2μmメンブランフィルターで再濾過した。次に、40℃、減圧下にて濾液からエタノールを留去し、イオン交換水で非重合体カテキン類濃度を調整して緑茶抽出物の精製物を得た。当該精製物中の非重合体カテキン類濃度は14.8質量%であり、酒石酸鉄法により測定されるポリフェノール濃度は15.5質量%であった。
実施例1〜3及び5〜13、比較例1〜2
表1に記載の各成分を配合して飲料を製造し、PETボトルに充填し、65℃で20分間の加熱殺菌処理を行い、容器詰飲料を得た。得られた各容器詰飲料について分析及び官能評価を行った。その結果を表1に併せて示す。また、実施例10及び比較例1〜2の容器詰飲料について、色調変化の測定を行った。その結果を表2に示す。なお、得られた容器詰飲料のエタノール濃度は0.00質量%である。
実施例4
表1に示す炭酸水以外の各成分を混合溶解し、酸味料で所定のpHに調整した後、4℃に冷却した炭酸水(炭酸ガス容量比3.1)及びイオン交換水で全量100質量部(炭酸ガスの容量比が2.5となるように炭酸水及びイオン交換水で適宜調整)とし、PETボトルに充填した(ポストミックス方式)。そして、さらに65℃で20分間加熱殺菌した。得られた容器詰飲料について分析、並びに官能評価及び色調変化の測定を行った。分析及び官能評価の結果を表1に示し、色調変化の測定結果を表2に示す。なお、得られた容器詰飲料のエタノール濃度は0.00質量%である。
Figure 0005922290
Figure 0005922290
表1、2から、非重合体カテキン類含有飲料に、α酸及びイソα酸から選択される少なくとも1種とβ酸とを含有させ、これら総量に対するβ酸の質量比及びpHを特定範囲内に制御することで、長期保存したときの渋味の増強が抑制できるのみならず、長期保存したときの渋味を少なくすることができ、更に長期保存したときの色調変化を効果的に抑制できることがわかる。

Claims (9)

  1. 次の成分;
    (A)非重合体カテキン類 0.025〜0.5質量%、並びに
    (B)下記の成分(B1)及び(B2)
    (B1)α酸及びイソα酸から選択される少なくとも1種、及び
    (B2)β酸
    を含有し、
    成分(B)に対する成分(B2)の質量比[(B2)/(B)]が0.1以上であり、
    かつ
    pHが2〜5である、エタノール1質量%未満の容器詰飲料。
  2. 成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が0.00001〜1である、請求項1記載の容器詰飲料。
  3. 成分(A)と成分(B2)との質量比[(B2)/(A)]が0.000001〜1である、請求項1又は2記載の容器詰飲料。
  4. 前記成分(B)の含有量が0.000001〜0.002質量%である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の容器詰飲料。
  5. 前記成分(B2)の含有量が0.000001〜0.002質量%である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器詰飲料。
  6. 前記成分(B1)の含有量が0.0000001〜0.0005質量%である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の容器詰飲料。
  7. 更に、成分(D)として炭酸ガスを含有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の容器詰飲料。
  8. 加熱殺菌されたものである、請求項1〜7のいずれか1項に記載の容器詰飲料。
  9. 更に、成分(C)として酸味料を含有する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の容器詰飲料。
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