JP5918570B2 - 加工工具および工作機械 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークに比較的大径のねじを加工するのに適した加工工具または孔の内面仕上加工を行う加工工具、この加工工具を用いた工作機械に関する。
例えば、工作機械などによってワークに雌ねじを加工するには、タップが利用される(特許文献1および特許文献2参照)
これには、まず、工作機械の主軸にドリルを取り付け、このドリルでワークに下孔を加工する。続いて、主軸にタップを取り付け、このタップを下孔に位置決めしたのち、主軸を回転させながら軸方向へ送ると、主軸の回転に伴ってタップも回転されるから、ワークに雌ねじが加工される。
しかしながら、ワークに対して比較的大径の雌ねじを加工する場合、加工する雌ねじに対応する大径のタップを主軸に取り付けて加工を行うが、主軸を回転させるモータのトルクが小さい場合、雌ねじを加工できない場合が生じる。例えば、主軸を回転させるモータが15KWで、M42の雌ねじを加工しようとすると、モータの能力不足のため、加工できない。
このようなことは、雌ねじ加工だけでなく、雄ねじ加工や、孔の内面をリーマ加工する内面仕上加工でも同様な課題が生じる。
そこで、本出願人は、先に、これらを解決した加工工具、加工方法および工作機械を提案した(特許文献3参照)。
この加工工具は、ねじを加工する加工工具または孔の内面仕上加工を行う加工工具であって、アームと、このアームの一端に設けられ工作機械の主軸に装着される主軸装着部と、アームの他端に設けられたタップ若しくはダイスまたはリーマとを備える構成である。
従って、タップを備えた加工工具の場合、主軸装着部を工作機械の主軸に装着したのち、加工工具のタップをワークに予め加工した下孔に位置決めする。続いて、主軸装着部を、タップを中心として、その中心から主軸装着部までの距離を半径とする円運動させてタップを回転させるとともに、1回転当たり加工工具をタップの軸方向へかつタップの1ピッチ分ずつ送る。すると、タップが下孔に沿って回転しながら軸方向へ送られるから、ワークに雌ねじが加工される。
このとき、主軸装着部を、タップを中心として円運動させる力は小さくてもよいから、比較的大径の雌ねじを効率的に加工することができる。
特開2010−89217号公報 特開2010−221369号公報 特願2011−204770
しかしながら、特許文献3に記載した加工工具の場合、主軸装着部を工作機械の主軸に装着したとき、主軸の軸線に対して加工工具のタップ位置がアームの長さ分ずれているうえ、主軸に対するアームの取付角度も一定ではないため、加工工具のタップをワークの下孔に位置決めしづらい。
本発明の目的は、このような課題を解消し、比較的大径のねじ加工や孔の内面仕上加工を効率的に行うことができるとともに、加工にあたって、タップなどをワークの下孔に容易に位置決めできる加工工具および工作機械を提供することにある。これに加え、切削剤の供給により、これらの加工を長期に亘って高精度に行うことができる加工工具および工作機械を提供することにある。
本発明の加工工具は、ねじを加工する加工工具または孔の内面仕上加工を行う加工工具であって、工作機械の主軸と交差方向に延びるアーム状の工具本体と、この工具本体に対して前記交差方向へスライド可能に設けられたスライダとを備え、前記工具本体には、工作機械の主軸に装着される主軸装着部が設けられ、前記スライダには、タップ若しくはダイスまたはリーマが前記主軸装着部の軸と平行に設けられ、前記工具本体または前記主軸装着部の少なくとも一部を経由して、前記タップ若しくはダイスまたはリーマの刃部に切削剤を供給する切削剤供給路を備えている、ことを特徴とする。
ここで、切削剤とは、摩擦抑制と冷却のために使用する油の総称で、油性切削油や水溶性切削油のほかに、水を主成分とした切削液を含む意味である。
このような構成によれば、スライダを工具本体に対してスライドさせ、タップ若しくはダイスまたはリーマの軸を主軸装着部の軸に一致させた状態において、主軸装着部を工作機械の主軸に装着するとともに、タップ若しくはダイスまたはリーマをワークの加工部位に位置決めする。
例えば、タップを備えた加工工具の場合、主軸装着部を工作機械の主軸に装着するとともに、加工工具のタップをワークに予め加工した下孔に位置決めする。このとき、タップの軸が主軸装着部の軸、つまり、主軸の軸に一致しているから、主軸を下孔の中心位置に位置決めするだけで、加工工具のタップをワークの下孔に位置決めできる。従って、タップをワークの下孔に容易に位置決めできる。
続いて、そのタップを下孔に固定した状態で工具本体をスライダに対して所定距離だけスライドさせる。こののち、主軸装着部を、タップを中心として、その中心から主軸装着部までの距離を半径とする円運動させてタップを回転させるとともに、1回転当たり加工工具をタップの軸方向へかつタップの1ピッチ分ずつ送る。すると、タップが下孔に沿って回転しながら軸方向へ送られるから、ワークに雌ねじが加工される。
このとき、主軸装着部を、タップを中心として円運動させる力は小さくてもよいから、比較的大径の雌ねじを効率的に加工することができる。
なお、ダイスやリーマを備えた加工工具の場合でも、タップと同じ手順で、ダイスやリーマなどをワークの軸部やワークの下孔に容易に位置決めできる。以後、上記と同様にして、主軸装着部を、ダイスやリーマを中心として、その中心から主軸装着部までの距離を半径とする円運動させてダイスやリーマを回転させるとともに、1回転当たり加工工具をダイスやリーマの軸方向へかつダイスやリーマの1ピッチ分ずつ送ることにより、雄ねじ加工や孔の内面仕上加工を行うことができる。
従って、比較的大径の雄ねじ加工や孔の内面仕上加工も効率的に行うことができる。
これらに加え、本発明によれば、工具本体または主軸装着部の少なくとも一部を経由して、タップ若しくはダイスまたはリーマの刃部に切削剤を供給する切削剤供給路を備えているから、これらの加工時において、タップ若しくはダイスまたはリーマの刃部に切削剤を供給することができる。従って、加工点を潤滑、冷却することができるから、加工精度や表面粗さを向上させることができるうえ、工具の摩耗も抑制することができる。さらに、切り屑を加工工具やワークから洗い流すことができるから、切り屑の堆積による加工不良の発生を抑えることができる。これにより、ねじ加工や孔の内面仕上加工を長期に亘って高精度に行うことができる。
本発明の加工工具において、前記スライダには、タップまたはリーマが設けられ、前記切削剤供給路は、前記主軸装着部の中心に貫通形成された主軸側流路と、前記タップまたはリーマの中心から刃部に向かって開口する刃部側流路と、前記工具本体に設けられ一端が前記主軸側流路に連通され他端が前記刃部側流路に連通された中間流路とを含んで構成されている、ことが好ましい。
このような構成によれば、タップによる雌ねじ加工や、リーマによる孔内面仕上加工において、工作機械の主軸内を通して切削剤を供給すると、切削剤は、主軸装着部の中心に貫通形成された主軸側流路、工具本体に設けられた中間流路、および、タップまたはリーマの刃部側流路を通って、タップまたはリーマの刃部からワークに向かって噴出される。
従って、加工点を効果的に潤滑、冷却することができる。しかも、切削剤は、主軸の内部を通して供給することができるから、切削剤を供給するための部材(例えば、供給ノズルやチューブ等)が工具の外側に露出しないため、加工の支障になることが少ない。
本発明の加工工具において、前記中間流路は、柔軟性を有するチューブによって形成され、前記チューブは、前記工具本体内部に形成されたチューブ収納空間内に屈曲可能に収納されている、ことが好ましい。
このような構成によれば、中間流路がチューブによって構成され、このチューブが工具本体内部に形成されたチューブ収納空間内に屈曲可能に収納されているから、チューブが工具本体の外部に露出することがないうえ、スライダの移動も支障なく行える。
本発明の加工工具において、前記中間流路は、柔軟性を有するチューブによって形成され、前記チューブは、前記工具本体に前記スライダの移動方向に沿って形成されたスリットを通って、前記主軸側流路と前記刃部側流路とを連通している、ことが好ましい。
このような構成によれば、中間流路がチューブによって構成され、このチューブが前記工具本体に形成されたスリットを通って主軸側流路とスライダとを連通しているから、比較的簡単な構成で、切削剤を刃部側流路に効率的に供給することができる。
本発明の工作機械は、ワークを載置するテーブル、主軸、この主軸を回転駆動させる回転駆動機構、並びに、前記テーブルおよび前記主軸を前記主軸の軸線と平行な軸方向および前記軸線に対して直交する軸方向へ相対移動させる直線駆動機構を備えた工作機械本体と、前記回転駆動機構および直線駆動機構を加工プログラムに従って駆動制御する制御装置と、前記主軸に装着される加工工具とを備え、前記加工工具は、上述したいずれかの加工工具が用いられている、ことを特徴とする。
このような構成によれば、制御装置によって、回転駆動機構および直線駆動機構を駆動制御すると、主軸に装着された加工工具のタップ若しくはダイスまたはリーマをワークの下孔や軸部に容易に位置決めすることができるとともに、ワークに対して、雌ねじ、雄ねじ、あるいは、孔の内面加工を実行することができる。そのため、より効率的な加工を実現できる。
本発明の第1実施形態に係る工作機械を示す斜視図。 前記実施形態で用いる加工工具を示す斜視図。 前記実施形態で用いる加工工具を示す断面図。 図3のIV-IV線断面図。 前記実施形態の加工工具を下孔に位置決めしたときの状態を示す図。 前記実施形態の加工工具をスライドさせたときの状態を示す図。 前記実施形態の加工工具を用いて雌ねじを加工している状態を示す図。 前記実施形態の加工工具の変形例を示す断面図。 本発明の第2実施形態で用いる加工工具を示す断面図。 本発明の第3実施形態で用いる加工工具を示す斜視図。 本発明の加工工具の変形例を示す図。
[第1実施形態]
図1は、本発明の工作機械の第1実施形態を示す斜視図である。
同工作機械は、工作機械本体10と、この工作機械本体10を加工プログラムに従って駆動制御する制御装置30と、工作機械本体10に取り付けられた被加工物としてのワークを加工する加工工具50Aとを備える。
<工作機械本体の説明(図1参照)>
工作機械本体10は、ベース11と、このベース11の上面に前後方向(X軸方向)へ移動可能に設けられたXテーブル12Aと、このXテーブル12Aの上面に垂直な軸(C軸)を中心に回転可能に設けられ上面に被加工物としてのワークを載置する回転テーブル12Bと、ベース11の両側に立設された一対のコラム13A,13Bと、この両コラム13A,13Bの上部間に掛け渡されたクロスレール14と、このクロスレール14に沿って左右方向(Y軸方向)へ移動可能に設けられたサドル15と、このサドル15に上下方向(Z軸方向)へ昇降可能に設けられたラム16と、このラム16内に回転可能に収納された主軸17と、この主軸17を回転駆動させる回転駆動源(図示省略)を備える門型工作機械によって構成されている。主軸17の先端には、自動工具交換装置あるいは手動によって、雌ねじ加工用の加工工具50Aが取り付けられる。
ベース11にはXテーブル12AをX軸方向へ移動させるX軸直線駆動機構(図示省略)が設けられているとともに、Xテーブル12Aには回転テーブル12BをC軸(Z軸と平行な軸)を中心に回転させる回転駆動機構(図示省略)が設けられている。また、クロスレール14には、サドル15をY軸方向に移動させるY軸直線駆動機構22が、サドル15には、ラム16をZ軸方向に移動させるZ軸直線駆動機構23が設けられている。
従って、回転テーブル12Bに載置されるワークは、回転およびX軸方向へ移動可能な構造に、また、主軸17に取り付けられる加工工具50Aについては、回転、Y軸方向およびZ軸方向への移動が可能な構造に構成されている。
<制御装置の説明(図1参照)>
制御装置30は、工作機械本体10を、手動、あるいは、予め設定されたプログラムに従って駆動を制御するもので、具体的には、Xテーブル12AのX軸直線駆動機構、回転テーブル12Bの回転駆動機構、サドル15のY軸直線駆動機構22、ラム16のZ軸直線駆動機構23、主軸17の回転駆動源を予め設定された加工プログラムに従って駆動制御する。
<加工工具の説明(図2、図3および図4参照)>
図2は雌ねじ加工用の加工工具50Aを示す斜視図、図3は加工工具50Aの断面図、図4は図3のIV-IV線断面図である。
加工工具50Aは、工具本体51と、この工具本体51に対してスライド可能に設けられたスライダ53と、工具本体51の一端上面にスライダ53のスライド方向に対して直角に設けられた主軸装着部55と、スライダ53の下面に主軸装着部55の軸と平行に設けられたタップ56Aと、タップ56Aの軸が主軸装着部55の軸に一致する基準位置にスライダ53を工具本体51に対して位置決めする位置決め機構61と、スライダ53を基準位置に付勢する付勢手段64と、工具本体51または主軸装着部55の少なくとも一部を経由してタップ56Aの刃部に切削剤を供給する切削剤供給路71とを含んで構成されている。
ここで、切削剤とは、摩擦抑制と冷却のために使用する油の総称で、油性切削油や水溶性切削油のほかに、水を主成分とした切削液を含む意味である。
工具本体51は、断面矩形形状の直方体形状で、内部に断面矩形状のチューブ収納空間52Aおよび案内溝52Bを有する。チューブ収納空間52Aと案内溝52Bとを仕切る仕切壁には、これら(チューブ収納空間52Aと案内溝52Bと)を連通させるスリット52Cが工具本体51の長手方向に沿って形成されている。案内溝52Bは、下壁がスリット52Cよりも幅広な溝を通じて下面に開口されている。
スライダ53は、工具本体51の案内溝52Bに沿ってスライド可能に設けられた矩形板状のブロックで、下面に径の異なるタップ56Aをスライダ53に対して交換可能に取り付ける刃部取付部54を有する。刃部取付部54は、スライダ53の裏面に形成された角孔54Aと、スライダ53の表面に角孔54Aと同軸状に形成された円孔54Bとを備え、図示省略の適宜な固定手段によってタップ56Aを交換可能に保持する。
主軸装着部55は、工作機械の工具取付部、つまり、主軸17に差し込みできるように、テーパシャンクに形成されテーパシャンク部55Aと、このテーパシャンク部55Aの上端に設けられたプルスタット55Bとを有している。
タップ56Aは、シャンク部57と、このシャンク部57の上端に形成されスライダ53の角孔54Aおよび円孔54Bに係合される軸部58と、シャンク部57の下端に一体的に形成された雌ねじ加工部59Aとから構成されている。雌ねじ加工部59Aは、加工する雌ねじと同じ形状の雌ねじ加工用刃が螺旋状に形成されているとともに、一定角度間隔位置に複数の切込溝が軸方向に沿って形成されている。ここでは、雌ねじ加工部59Aの外径寸法は、約30mm以上のものが利用されているが、これに限られない。
位置決め機構61は、工具本体51の案内溝52B内の上壁に突設された位置決めピン62によって構成さている。位置決めピン62は、タップ56Aの軸が主軸装着部55の軸に一致する基準位置にスライダ53が移動したときに、スライダ53の側面に当接してスライダ53を位置決めする。なお、位置決めピン62とは反対側の案内溝52B内の上壁には、スライダ53が工具本体51から脱落するのを防止する脱落防止ピン63が突設されている。
付勢手段64は、工具本体51のチューブ収納空間52Aに設けられた係止ピン65と、スライダ53の側面に取り付けられた係止ピン66と、これらの係止ピン65,66間に掛け渡されたスプリング67とを備え、スライダ53を位置決めピン62に向かって付勢する。
切削剤供給路71は、主軸装着部55の中心に貫通形成された主軸側流路72と、タップ56Aの中心から刃部に向かって開口する刃部側流路73と、工具本体51に設けられ一端が主軸側流路72に連通され他端が刃部側流路73に連通された中間流路77とを含んで構成されている。
主軸側流路72の上端開口は、主軸17内に進退可能に設けられ主軸装着部55のプルスタット55Bを把持して主軸17内のテーパー孔部に引き込むドローバー18内の通路19に連通されている。つまり、ドローバー18内の通路19を通って切削剤が供給されるようになっている。
刃部側流路73は、タップ56Aの中心に形成された主流路74と、タップ56Aの上部側壁から主流路74に向かって水平に貫通形成された導入流路75、主流路74の下部から刃部に向かって放射状に形成された複数本の分岐流路76とを含んで構成されている。
中間流路77は、工具本体51内に設けられた柔軟性を有するチューブ78によって構成されている。チューブ78の一端は、主軸側流路72に連通され、他端は工具本体51のチューブ収納空間52A内にU字状に屈曲されたのち、スリット52Cを通ってスライダ53に接続されている。つまり、スライダ53に形成された流路53Aを通じて刃部側流路73に接続されている。
<加工方法の説明(図5〜図7参照)>
まず、回転テーブル12Bの上にワークWを載置する。また、加工工具50Aの主軸装着部55を工作機械の主軸17に装着したのち、タップ56AをワークWに予め加工した下孔に位置決めする。
これには、図5に示すように、タップ56Aの軸が主軸装着部55の軸、つまり、主軸17の軸に一致しているから、主軸17を下孔Hの中心位置に位置決めするだけでよい。具体的には、Xテーブル12AをX軸方向へ移動させるとともに、サドル15をY軸方向へ移動させて、主軸17を下孔Hの中心位置に位置決めし、この位置において、主軸17をZ軸方向へ移動させてタップ56Aの先端をワークWの下孔Hに挿入位置決めする。
続いて、図6に示すように、タップ56Aを下孔Hに固定した状態において、工具本体51をスライダ53に対して所定距離だけスライドさせる。つまり、主軸17をY軸方向へ所定距離だけ移動させる。
こののち、タップ56Aが位置決め位置で回転するように、主軸装着部55を、タップ56Aを中心として、その中心から主軸装着部55までの距離を半径とする円運動させながら、C軸制御を行うとともに、1回転当たり加工工具50Aをタップ56Aの軸方向へかつタップ(雌ねじ加工部59A)の1ピッチ分ずつ送る(図7参照)。具体的には、Xテーブル12AをX軸方向へ移動させるとともに、サドル15をY軸方向へ移動させながら、C軸制御(主軸17の回転角制御)を行って、タップ56Aを回転させる。同時に、1回転当たり、ラム16をZ軸方向へかつ雌ねじ加工部59Aの1ピッチ分ずつ送る。つまり、法線ヘリカル制御動作させる。
すると、タップ56Aが下孔Hに沿って回転しながら軸方向へ送られるから、ワークWに雌ねじが加工される。
このとき、工作機械の主軸17内を通して切削剤を供給すると、つまり、ドローバー18の通路19を通して切削剤を供給すると、切削剤は、主軸装着部55の中心に貫通形成された主軸側流路72、チューブ78およびタップ56Aの刃部側流路73を通って、タップ56Aの刃部からワークWに向かって噴出される。従って、加工点を効果的に潤滑、冷却することができる。
こののち、主軸17を前記とは逆動作させて、タップ56Aを雌ねじから引き抜く。
従って、第1実施形態によれば、主軸装着部55を主軸17に装着したのち、タップ56Aをワークの下孔Hに位置決めする際、タップ56Aの軸が主軸装着部55の軸、つまり、主軸17の軸に一致しているから、主軸17を下孔Hの中心位置に位置決めするだけで、タップ56Aをワークの下孔Hに位置決めできる。従って、タップ56Aをワークの下孔Hに容易に位置決めできる。
また、タップ56Aを下孔Hに固定した状態で工具本体51をスライダ53に対して所定距離だけスライドさせたのち、主軸装着部55を、タップ56Aを中心として、円運動させてタップ56Aを回転させるとともに、1回転当たりタップ56Aの軸方向へかつタップ56Aの1ピッチ分ずつ送ると、タップ56Aが下孔Hに沿って回転しながら軸方向へ送られるから、ワークに雌ねじが加工される。このとき、主軸17を、タップ56Aを中心として円運動させる力は小さくてもよいから、主軸17を回転させるモータの能力が小さい場合でも、比較的大径の雌ねじを効率的に加工することができる。
また、タップ56Aの軸が主軸装着部55の軸に一致する基準位置に、スライダ53を工具本体51に対して位置決めする位置決めピン62を備えているから、タップ56Aの軸を主軸装着部55の軸、つまり、主軸17の軸に容易に一致させることができる。従って、タップ56Aをワークの下孔Hに容易に位置決めすることができる。
また、スライダ53を基準位置に付勢する付勢手段64を備えているから、タップ56Aをワークの下孔Hから引き抜くと、付勢手段64によって、スライダ53が基準位置に自動的に復帰される。従って、作業者が、タップ56Aの軸が主軸装着部55の軸に一致するように、スライダ53を工具本体51に対してスライドさせなくてもよいから、能率的に加工作業を行うことができる。
また、スライダ53には、タップ56Aをスライダ53に対して交換可能に取り付ける刃部取付部54が設けられているから、この刃部取付部54によって、径の異なるタップ56Aに交換すれば、1つの加工工具50Aによって、異なる径の雌ねじを加工することができる。
また、制御装置30によって、回転駆動機構および直線駆動機構を駆動制御すると、主軸17に装着された加工工具50Aによって、ワークWに対して、雌ねじ加工を実行することができる。そのため、より効率的な加工を実現できる。
さらに、これらの加工時において、タップ56Aの刃部に切削剤を供給することができるから、加工点を潤滑、冷却することができる。従って、加工精度や表面粗さを向上させることができるうえ、加工工具50Aの摩耗も抑制することができる。さらに、切り屑を加工工具50AやワークWから洗い流すことができるから、切り屑の堆積による加工不良の発生を抑えることができる。これにより、ねじ加工を長期に亘って高精度に行うことができる。
また、切削剤供給路71は、主軸装着部55の中心に貫通形成された主軸側流路72と、タップ56Aの中心から刃部に向かって開口する刃部側流路73と、工具本体51に設けられ一端が主軸側流路72に連通され他端が刃部側流路73に連通された中間流路77とを含んで構成されているから、タップ56Aによる雌ねじ加工において、工作機械の主軸17内を通して切削剤を供給すると、切削剤は、主軸側流路72、中間流路77および刃部側流路73を通って、タップ56Aの刃部からワークWに向かって噴出される。従って、切削剤は、主軸17の内部を通して供給することができるから、切削剤を供給するための部材が工具の外側に露出しないため、加工の支障になることが少ない。
また、中間流路77がチューブ78によって構成され、このチューブ78が工具本体51の内部に形成されたチューブ収納空間52Aに屈曲可能に収納されているから、チューブ78が工具本体51の外部に露出することがないうえ、スライダ53の移動も支障なく行うことができる。
<第1実施形態の変形例(図8参照)>
第1実施形態において、切削剤供給路71を構成する中間流路77としてのチューブ78を工具本体51のチューブ収納空間52A内に屈曲した状態で収納するようにしたが、これに限られない。
例えば、図8に示すように、主軸側流路72の下端側を主軸装着部55の周囲に開口するとともに、工具本体51の上壁にスライダ53のスライド方向に伸びるスリット79を形成し、チューブ78の一端を主軸装着部55の周囲に開口した主軸側流路72に接続し、他端をスリット79を介してスライダ53に接続、つまり、スライダ53を介して刃部側流路73に接続するようにしてもよい。
このようにすれば、このチューブ78が工具本体51に形成されたスリット79を通って主軸側流路72と刃部側流路73とを連通するから、比較的簡単な構成で、切削剤を刃部側流路73に効率的に供給することができる。
なお、図8において、チューブ78の一端を主軸側流路72に接続することなく、工具本体51の上部に保持し、これに切削剤を直接供給するようにしてもよい。つまり、切削剤を主軸装着部55を経由することなく、工具本体51からスライダ53を経由して刃部側流路73に供給するようにしてもよい。
[第2実施形態(図9参照)]
図9は、第2実施形態で用いる加工工具50Bを示す断面図である。なお、第2実施形態の説明にあたって、第1実施形態と同一構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略する。
第2実施形態の加工工具50Bは、ワークWの軸部に雄ねじを加工するための加工工具で、第1実施形態の加工工具50Aのタップ56Aに代えて、雄ねじを加工するためのダイス56Bが取り付けられている点、および、刃部取付部54の角孔54Aに代えて、ダイス56Bを収納するための座ぐり穴付円孔54Cが設けられている点が異なる。
ダイス56Bは、内周面の一定角度間隔位置に複数の切込溝が軸方向に沿って形成され、この切込溝を挟む部分に雄ねじ加工用ダイス刃部59Bが形成されている。雄ねじ加工用ダイス刃部59Bは、加工する雄ねじと同じ形状の雌ねじ加工用刃が螺旋状に形成されている。ここでは、雄ねじ加工用ダイス刃部59Bの外径寸法は、約30mm以上のものが利用されているが、これに限られない。
第2実施形態の場合、第1実施形態と同様にして、加工工具50Bのダイス56Bをワークの軸部に位置決めし、この状態において、工具本体51をスライダ53に対して所定距離だけスライドさせる。こののち、主軸装着部55を、ダイス56Bを中心として、その中心から主軸装着部55まで距離を半径とする円運動させながらC軸制御を行って、ダイス56Bを回転させるとともに、1回転当たり加工工具50Bをダイス56Bの軸方向へかつダイス56Bの1ピッチ分ずつ送ると、ダイス56Bが軸部に沿って回転しながら軸方向へ送られるから、ワークに雄ねじが加工される。
従って、主軸17を回転させるモータの能力が小さい場合でも、主軸装着部55を、ダイス56Bを中心として円運動させる力は小さくてもよいから、比較的大径の雄ねじを効率的に加工することができる。
[第3実施形態(図10参照)]
図10は、第3実施形態で用いる加工工具50Cを示す斜視図である。なお、第3実施形態の説明にあたって、第1実施形態と同一構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略する。
第3実施形態の加工工具50Cは、ワークWの下孔H内面の仕上加工するための加工工具で、第1実施形態の加工工具50Aのタップ56Aに代えて、内面仕上を行うためのリーマ56Cが取り付けられている点が異なる。
リーマ56Cは、シャンク部57と、このシャンク部57の上端に形成されスライダ53の角孔54Aおよび円孔54Bに係合される軸部58(図示省略)と、シャンク部57の下端に一体的に形成された仕上加工部59Cとから構成されている。仕上加工部59Cは、加工する下孔より僅かに大きい径で、一定角度間隔位置に複数の切込溝が軸方向に沿って形成され、この切込溝の片側に刃を有する。なお、リーマ56Cにも、図示していないが、タップ56Aと同様に刃部側流路73が形成されている。また、ここでは、仕上加工部59Cの外径寸法は、約30mm以上のものが利用されているが、これに限られない。
第3実施形態の場合、第1実施形態と同様にして、加工工具50Cのリーマ56Cをワークの下孔Hに位置決めし、この状態において、工具本体51をスライダ53に対して所定距離だけスライドさせる。こののち、主軸装着部55を、リーマ56Cを中心として、その中心から主軸装着部55までの距離を半径とする円運動させながらC軸制御を行って、リーマ56Cを回転させるとともに、加工工具50Cをリーマ56Cの軸方向へ送ると、リーマ56Cが下孔に沿って回転しながら軸方向へ送られるから、ワークの下孔内面が仕上加工される。
従って、主軸17を回転させるモータの能力が小さい場合でも、主軸装着部55を、リーマ56Cを中心として円運動させる力は小さくてもよいから、比較的大径の孔の内面仕上加工を効率的に行うことができる。
<変形例(図11)>
なお、本発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
各実施形態では、工具本体51に対して主軸装着部55が固定されていたが、工具本体51に対して主軸装着部55が回転可能に連結された構造であってもよい。例えば、図11に示すように、工具本体51の上面に支持軸120を一体的に形成し、この支持軸120に主軸装着部55を回転可能に取り付けるようにしてもよい。
前記各実施形態では、主軸17を、タップ56A、ダイス56B、リーマ56Cを中心として、その中心から主軸装着部55までの距離を半径とする円運動させつつC軸制御して、タップ56A、ダイス56B、リーマ56Cを回転させるようにしたが、図11に示す構造にすれば、Xテーブル12AのX軸方向への移動、および、サドル15のY軸方向への移動により、主軸17を、タップ56A、ダイス56B、リーマ56Cを中心として、その中心から主軸装着部55までの距離を半径とする円運動させるだけで、タップ56A、ダイス56B、リーマ56Cを回転させることができるから、制御が単純化できる。
なお、図11に示す構造において、支持軸にノッチを設け、このノッチをロックするようにすれば、C軸制御を行う場合と、C軸制御を行わない場合とを兼用できる。
各実施形態において、タップ56A,ダイス56Bおよびリーマ56Cを一方向へ回転させながら、ワークWの雌ねじや雄ねじを加工するとともに、下孔の内面仕上加工を行うようにしたが、加工途中において、一定深さに達する毎に、タップ56A,ダイス56Bおよびリーマ56Cを逆方向へ回転させながら加工するようにすれば、切削した切り粉を排出することができる。
また、各実施形態において、刃部取付部54の構成については、特に問わない。
例えば、スライダ53に角孔と円孔とを並設し、タップ56Aやリーマ56Cの場合には角孔に係合し、ダイス56Bの場合には円孔に係合するようにすれば、1つの加工工具によって、雌ねじ加工、雄ねじ加工、リーマ加工(仕上加工)を行うことができる。
各実施形態では、工作機械本体10として、垂直な軸(C軸)を中心に回転可能に設けられ上面に被加工物としてのワークを載置する回転テーブル12Bと、回転テーブル12BをX軸方向へ移動させるX軸直線駆動機構、加工工具50A,50B,50Cを取り付ける主軸17を回転駆動させる回転駆動源と、主軸17を回転テーブル12Bの回転軸線(C軸)と平行なZ軸方向およびこれに対して直交するY軸方向へ移動させるZ軸直線駆動機構23、Y軸直線駆動機構22とを備えた門型加工機を用いたが、これに限られない。
例えば、ワークを載置するテーブルについては回転しない構造とし、このテーブルと加工工具50A,50B,50Cを取り付けた主軸17とをX軸方向、Y軸方向、および、Z軸方向へ移動させる相対移動機構を備えた工作機械であってもよい。
更に、本発明の加工方法を、主軸が水平な横中ぐり盤や、横型マシニングセンタに適用し、これらの横中ぐり盤や、横型マシニングセンタにおいて、雌ねじ加工、雄ねじ加工、リーマ加工するようにすることもできる。
本発明は、雌ねじ加工、雄ねじ加工、リーマ加工を必要とするワークの加工に利用することができる。
10…工作機械本体、
12B…回転テーブル、
17…主軸、
22…Y軸直線駆動機構(直線移動機構)、
23…Z軸直線駆動機構(直線移動機構)、
30…制御装置、
50A…雌ねじ加工工具、
50B…雄ねじ加工工具、
50C…内面仕上加工工具、
51…工具本体、
52A…チューブ収納空間、
52B…案内溝、
53…スライダ、
55…主軸装着部、
56A…タップ、
56B…ダイス、
56C…リーマ、
71…切削剤供給路、
72…主軸側流路、
73…刃部側流路、
77…中間流路、
78…チューブ、
79…スリット。

Claims (5)

  1. ねじを加工する加工工具または孔の内面仕上加工を行う加工工具であって、
    工作機械の主軸と交差方向に延びるアーム状の工具本体と、
    この工具本体に対して前記交差方向へスライド可能に設けられたスライダとを備え、
    前記工具本体には、前記主軸に装着される主軸装着部が設けられ、
    前記スライダには、タップ若しくはダイスまたはリーマが前記主軸装着部の軸と平行に設けられ、
    前記工具本体または前記主軸装着部の少なくとも一部を経由して、前記タップ若しくはダイスまたはリーマの刃部に切削剤を供給する切削剤供給路を備えている、ことを特徴とする加工工具。
  2. 請求項1に記載の加工工具において、
    前記スライダには、タップまたはリーマが設けられ、
    前記切削剤供給路は、前記主軸装着部の中心に貫通形成された主軸側流路と、前記タップまたはリーマの中心から刃部に向かって開口する刃部側流路と、前記工具本体に設けられ一端が前記主軸側流路に連通され他端が前記刃部側流路に連通された中間流路とを含んで構成されている、ことを特徴とする加工工具。
  3. 請求項2に記載の加工工具において、
    前記中間流路は、柔軟性を有するチューブによって形成され、
    前記チューブは、前記工具本体内部に形成されたチューブ収納空間内に屈曲可能に収納されている、ことを特徴とする加工工具。
  4. 請求項2に記載の加工工具において、
    前記中間流路は、柔軟性を有するチューブによって形成され、
    前記チューブは、前記工具本体に前記スライダの移動方向に沿って形成されたスリットを通って、前記主軸側流路と前記刃部側流路とを連通している、ことを特徴とする加工工具。
  5. ワークを載置するテーブル、主軸、この主軸を回転駆動させる回転駆動機構、並びに、前記テーブルおよび前記主軸を前記主軸の軸線と平行な軸方向および前記軸線に対して直交する軸方向へ相対移動させる直線駆動機構を備えた工作機械本体と、
    前記回転駆動機構および直線駆動機構を加工プログラムに従って駆動制御する制御装置と、
    前記主軸に装着される加工工具とを備え、
    前記加工工具は、前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の加工工具が用いられている、
    ことを特徴とする工作機械。
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