JP2008238374A - ガイドブッシュを備えた数値制御旋盤及びこの数値制御旋盤を用いたワークの加工方法 - Google Patents

ガイドブッシュを備えた数値制御旋盤及びこの数値制御旋盤を用いたワークの加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 補助ガイドのようなサポート装置を必要とすることなくワークの加工を高精度に行うことが可能なガイドブッシュを備えた数値制御旋盤提供する。
【解決手段】主軸120を回転自在に支持する主軸台110と、この主軸台110に対向して設けられ、主軸120から延出する棒状のワークWの一端を支持するガイドブッシュ170と、主軸120とガイドブッシュ170とで支持されたワークWを加工するための工具T1を備えた刃物台130とを備える数値制御旋盤100において、前記ガイドブッシュ170は主軸の軸線Cと同方向に移動自在で、ガイドブッシュ170と主軸120との間に、刃物台130に装着した工具T1でワークWを加工するための第1の加工領域Aを設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主軸に対向してワークの端部を支持するガイドブッシュを備え、このガイドブッシュに前記ワークを支持させた状態で、前記ガイドブッシュの両側でワークの加工を可能にする数値制御旋盤及びこの数値制御旋盤を用いたワークの加工方法に関する。
数値制御旋盤(以下、NC旋盤と記載する)においては、刃物台に装着した工具によってワークを加工する加工位置の近傍で、前記ワークを回転自在に支持するガイドブッシュを備えたものが知られている。ガイドブッシュは、加工中のワークを加工位置の近傍で支持して、被加工部位に生じ回転による振れや撓みを抑制し、それにより、前記ワークを高精度に加工できるようにする。
図8は、ガイドブッシュを備えたNC旋盤の従来例を示す平面図である。
NC旋盤200のベッド201上には、主軸220を回転自在に支持する主軸台210が設けられている。主軸台210は、主軸220の回転中心を通る主軸軸線Cと同方向のZ軸方向に進退移動が可能である。主軸220の回転中心には図示しない貫通孔が形成されていて、長尺棒状のワークWが、主軸220のこの貫通孔を挿通している。ワークWは、主軸220の先端に設けられた図示しないチャックによって把持される。
主軸軸線Cの両側には、対向して、第1の刃物台230と第2の刃物台250が配置されている。
主軸台210の一側(図8において下側)には、ベッド201上にZ軸と平行なZ1軸方向に、ガイドレール231が敷設され、この上に、第1の刃物台230の刃物台本体233が載置される。刃物台本体233は、図示しない駆動体の駆動によって、ガイドレール231に案内されながらZ1軸方向に進退移動自在である。刃物台本体233の前面(図8において左側)には、Z軸に直交するX1軸方向にガイドレール235が敷設され、この上に、刃物装着部240を有するスライダ241が載置される。スライダ241は、図示しない駆動体の駆動によって、ガイドレール235に案内されながらX1軸方向に進退移動自在である。刃物装着部240には、ホルダ242を介して、X1軸及びZ1軸に直交する方向に、くし歯状に複数の工具T1が取り付けられる。ホルダ242は、X1軸及びZ1軸に直交する軸(以下、Y1軸と記載する)方向に移動自在で、刃物台本体233のZ1軸方向の移動、スライダ241のX1軸方向の移動及びホルダ242のY1軸方向の移動の組み合わせにより、工具T1が割り出され、ワークWに対して位置決めされる。
主軸台210の他側(図8において上側)には、ベッド201上にZ軸と平行なZ2軸方向に、ガイドレール251が敷設され、この上に、第2の刃物台250の刃物台本体253が載置される。刃物台本体253は、図示しない駆動体の駆動によって、ガイドレール251に案内されながらZ2軸方向に進退移動自在である。刃物台本体253の前面(図8において左側)には、Z軸に直交するX2軸方向にガイドレール255が敷設され、この上に、刃物装着部260を有するスライダ261が載置される。スライダ261は、図示しない駆動体の駆動によって、ガイドレール255に案内されながらX2軸方向に進退移動自在である。刃物装着部260には、ホルダ262を介して、X2軸及びZ2軸に直交する方向に、くし歯状に複数の工具T2が取り付けられる。ホルダ262は、X2軸及びZ2軸に直交する軸(以下、Y2軸と記載する)方向に移動自在で、刃物台本体253のZ2軸方向の移動、スライダ261のX2軸方向の移動及びホルダ262のY2軸方向の移動の組み合わせにより、工具T2が割り出され、ワークWに対して位置決めされる。
主軸台210の前方には、第1の刃物台230と第2の刃物台250の間に、ガイドブッシュ270が設けられている。このガイドブッシュ270は、主軸軸線C上でワークWを支持することができるように配置され、かつ、ベッド201上に固定されている。ガイドブッシュ270には、ワークWが挿通するガイド孔の内周面が、回転するワークWに対してすべり軸受面として構成された固定型と、前記ガイド孔の内周面がワークWの外周面に実質的に接触した状態でワークWと共に回転する回転型とがあるが、ワークWが主軸軸線C方向に移動できるものであれば、いずれを選択してもよい。
上記構成のNC旋盤200でワークWを加工する際には、主軸220の先端に設けられたチャックでワークWを把持した状態で、主軸台210をガイドブッシュ270側に移動させてガイドブッシュ270の出口271からワークWの一端を所定長さ突出させる。
そして、主軸220を回転させながらZ軸方向に移動させ、このZ軸方向の移動とともにガイドブッシュ270からワークWを加工位置へ送り出すことにより、1つの製品に対する加工の進行に伴う工具T1,T2とワークWとのZ軸方向への相対移動を生じさせたり、1本の長尺のワークWから多数の製品を連続的に成形したりすることができる。
ガイドブッシュ270を備えたNC旋盤200によれば、ワークWを支持するガイドブッシュ270の近傍でワークWの加工を行うため、ワークW自身が有する撓みや工具T1,T2がワークWに当接することにより生じる撓みによる影響が小さく、高精度にワークWを加工することができるという利点がある。
しかしながら、工具T1,T2によるワークWの加工寸法(Z軸方向に加工しなければならない長さ)が大きくなると、ガイドブッシュ270から突出させるワークWの長さも長くなり、ワークWの撓みや主軸220を回転させたときに生じる振れが大きくなって、ワークWの加工精度が低下する。
そのため、本願出願人による特許文献1に開示された自動旋盤では、ガイドブッシュから送り出されたワークの延出部分を加工する加工位置と、この加工位置から離れた待機位置との間で移動でき、前記加工位置にあるときにワークの延出部分を支持することができるようにした補助ガイドを、前記ガイドブッシュに対向させて設けている。そして、ガイドブッシュと補助ガイドとでワークを支持させることで、ワークの撓みや主軸を回転させたときに生じる振れ等の影響を抑制して、ドリル等の穴明け工具を用いてワークにその回転軸線に沿った穴を正確に穿設することができるようにしている。
しかし、上記の自動旋盤では、補助ガイドのような付加的なサポート装置が必要となるうえ、補助ガイドをZ軸方向に移動させるための駆動体や制御手段が必要となり、NC旋盤の構成が複雑になるという問題がある。
また、ワークの両端をガイドブッシュと補助ガイドで支持しているため、一つの工具で加工することできるワークの領域が狭くなり、その分、ワークの加工時間が長くなるという問題がある。
特開平11−320212号公報
本発明は上記の問題点にかんがみてなされたもので、補助ガイドのような他のサポート装置を必要とせず、簡単な構成でワークを加工することができる範囲を拡げることができるとともに、ワークの加工時間の短縮を図ることができ、かつ、これらワークの加工を高精度に行うことが可能なガイドブッシュを備えた数値制御旋盤及びこの数値制御旋盤を用いたワークの加工方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載のガイドブッシュを備えた数値制御旋盤は、主軸を回転自在に支持する主軸台と、この主軸台に対向して設けられ、前記主軸から延出する棒状のワークの一端を支持するガイドブッシュと、前記主軸と前記ガイドブッシュとで支持されたワークを加工するための工具を備えた刃物台とを備える数値制御旋盤において、前記主軸の軸線と同方向に移動自在な前記ガイドブッシュと、このガイドブッシュと前記主軸との間に設けられ、前記刃物台に装着した工具で前記ワークを加工するための第1の加工領域とを有するように構成してある。
この構成によれば、主軸とガイドブッシュとでワークの両端を支持させ、ワークの撓みが最も小さくなる状態でワークの加工を行うことができるので、ガイドブッシュの他に補助ガイド等の付帯装置を設ける必要がなくなり、ワークを加工することのできる範囲を拡げて加工時間の短縮を図ることができるとともに、簡素な構成のNC旋盤で棒状のワークの高精度な加工を行うことが可能になる。
請求項2に記載の発明は、前記ガイドブッシュの前記主軸台と反対側の領域に第2の加工領域を設け、前記ガイドブッシュから前記第2の加工領域に突出する前記ワークを加工するための工具を前記刃物台に装着した構成してある。
この構成によれば、主軸とガイドブッシュとの間の第1の加工領域だけでなく、ガイドブッシュから突出した部分にかかる第2の加工領域でも、ワークの加工を行うことができる。
請求項3に記載の発明は、前記主軸軸線の両側に第1の刃物台及び第2の刃物台を設け、少なくとも一方の前記刃物台を、前記主軸軸線と同じ方向に移動自在にした構成としてある。
この場合、請求項4に記載するように、前記第1の刃物台の工具が前記第1の加工領域内で前記ワークの加工を行い、前記第2の刃物台の工具が前記第2の加工領域内で前記ワークの加工を行うようにするとよい。
このように構成することで、第1の加工領域及び第2の加工領域で、ワークの加工を同時に行うことが可能になる。
請求項5に記載の発明は、前記主軸軸線と同じ方向に移動する前記刃物台に、前記ガイドブッシュを取り付けた構成としてある。
この構成によれば、前記ガイドブッシュを主軸軸線方向に移動させ、所定位置に位置決め停止させるための独立した駆動・制御機構が不要になり、NC旋盤の構成を簡素にすることができる。
請求項6に記載の発明は、前記主軸台が前記数値制御旋盤のベッドに固定され、前記刃物台のうちの一方に、前記ガイドブッシュから延出する前記ワークに当接して前記ワークの主軸軸線方向における位置決めを行う位置決め用工具を装着した構成としてある。
本発明によれば、ガイドブッシュを移動自在とすることで、主軸台を移動させる必要がなくなる。そのため、大きな主軸台を移動させるための駆動機構が不要になり、NC旋盤をコンパクトにすることができる。
なお、固定形の主軸台においては、ワークをバーフィーダ等によって主軸軸線方向に送った際に、ワークの精密な位置決めができなくなる。そこで、ガイドブッシュの出口側に位置決め用の工具を位置させ、この位置決め用の工具に前記ワークを当接させることで、正確なワークの位置決めを行うことが可能になる。
請求項7に記載の発明は、前記ガイドブッシュに前記棒材を把持する把持手段を設け、この把持手段で棒材を把持して、所定長さ前記棒材を前記主軸から引き出す構成としてある。
固定形の主軸台においては、バーフィーダ等によってワークを主軸軸線方向に送るが、この場合、ワークの位置決めが不安点になりやすい。そこで、ガイドブッシュに前記棒材を把持する把持手段を設け、この把持手段で棒材を前記主軸から引き出すようにすることで、正確なワークの位置決めを行うことが可能になる。
請求項8に記載の方法は、主軸を回転自在に支持する主軸台と、この主軸台に対向して設けられ、前記主軸から延出する棒状のワークの一端を支持するガイドブッシュと、前記主軸の軸線の両側に配置され、主軸軸線と同方向及び前記主軸軸線に直交する方向に移動自在な第1及び第2の刃物台と、前記第1の刃物台及び前記第2の刃物台に装着された工具とを備えた数値制御旋盤を用いたワークの加工方法において、前記ガイドブッシュを前記主軸軸線と同方向に移動自在にし、所定位置に位置決めした前記ガイドブッシュによって前記ワークの一端を支持させ、前記第1の刃物台の工具によって、前記ガイドブッシュと前記主軸との間で前記ワークの加工を行い、前記第2の刃物台の工具によって、前記ガイドブッシュから突出する前記ワークの加工を行う加工方法としてある。
この方法によれば、主軸とガイドブッシュとでワークの両端を支持させ、ワークの撓みが最も小さくなる状態でワークの加工を行うことができるので、ガイドブッシュの他に補助ガイド等の付帯装置を設ける必要がなくなり、簡素な構成のNC旋盤で棒状ワークの精密な加工を行うことが可能になる。
請求項9に記載の発明は、前記主軸台が前記数値制御旋盤のベッドに固定されている場合において、前記第2の刃物台に位置決め用の工具を装着し、前記ガイドブッシュを所定位置に位置決めするとともに前記ガイドブッシュの出口に前記位置決め用の工具を位置させ、前記ワークを前記主軸から送り出し、前記ワークを前記位置決め用工具に当接させて前記ワークの位置決めを行う加工方法としてある。
この方法によれば、固定形の主軸台を有するNC旋盤にも本発明を適用することが可能になる。すなわち、固定形の主軸台を有するNC旋盤では、ワークの位置決めが問題になるが、ガイドブッシュの外側に配置した位置決め用の工具に和ワークを当接させることで、ワークの正確な位置決めを行うことが可能になる。
請求項10に記載の発明は、前記主軸から送り出したワークの一端部を、前記第1の刃物台に装着した工具で、前記ガイドブッシュの内径に等しい外径に形成し、前記ワークを前記主軸からさらに送り出して、前記ワークの前記一端部を前記ガイドブッシュに挿通させ、前記ワークを前記ガイドブッシュの出口から所定長さ突出させて位置決めし、前記ガイドブッシュを前記主軸に対して前記主軸軸線と同方向に相対的に移動させながら、前記第1の刃物台の工具で前記ワークの外径を前記ガイドブッシュの内径に等しい外径に形成するとともに、前記第2の刃物台の工具で前記ワークの前記ガイドブッシュの出口から突出する部分を加工する加工方法としてある。
この方法によれば、引き抜き材のように外径寸法が不均一のワークであっても、ガイドブッシュによって支持される部分は常に工具によって均一の外径寸法に仕上げられるので、ガイドブッシュの外側の第2の加工領域では、高精度な加工を行うことができる。
本発明によれば、補助ガイドのようなサポート装置が不要で、主軸台とガイドブッシュ、刃物台という基本的な構成でワークの種々の加工が可能になる。特に、主軸軸線と同方向に移動自在な刃物台にガイドブッシュを取り付けることで、ガイドブッシュの移動と位置決めのための機構を、刃物台の駆動機構と共有化することができ、NC旋盤の装置構成をさらに簡素なものにすることができる。
また、ガイドブッシュを主軸軸線と同方向に移動させるようにすることで、主軸台の移動機構が不要になり、NC旋盤の構成の簡素化、コンパクト化及び省コスト化を図ることができる。
さらに、ワークの両端をガイドブッシュと主軸で支持して加工を行うので、加工中のワークの撓みを小さくすることができ、高精度な加工が可能である。また、補助ガイドのようなサポート装置を有するNC旋盤に比べて、ワークを加工することのできる領域を拡げることができ、その分、加工時間を短縮することができる。さらに、ガイドブッシュの両側でワークの同時加工が可能であるので、加工工程や加工時間を短縮することが可能である。
以下、本発明のガイドブッシュを備えたNC旋盤及びこのNC旋盤を用いたワーク加工方法の好適な実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
[NC旋盤の構成の説明]
図1は、本発明のNC旋盤の概略構成を説明するための平面図である。
NC旋盤100のベッド101上には、主軸120を回転自在に支持する主軸台110が固定されている。主軸120の回転中心には図示しない貫通孔が形成されていて、長尺棒状のワークWが、主軸120のこの貫通孔を挿通している。ワークWは、主軸120の先端に設けられたチャック(図に現れない)によって把持される。
主軸軸線Cの両側には、第1の刃物台130と第2の刃物台150が対向して配置されている。第1の刃物台130及び第2の刃物台150の基本構成は、図8で示したNC旋盤200の第1の刃物台230及び第2の刃物台250と同じである。
すなわち、第1の刃物台130の刃物台本体133はZ1軸方向に設けられたガイドレール131に沿って進退移動自在で、刃物台本体133の一側に設けられた刃物装着部140は、スライダ141とともにガイドレール135に沿って進退移動自在である。また、第2の刃物台150の刃物台本体153はZ2軸方向に設けられたガイドレール151に沿って進退移動自在で、刃物台本体153の一側に設けられた刃物装着部160は、スライダ161とともにガイドレール155に沿って進退移動自在である。
刃物装着部140,160には、ホルダ142,162を介して、並列に複数の工具T1,T2が取り付けられる。ホルダ142,162は、Y1軸,Y2軸方向に移動自在で、刃物台本体133,153のZ1軸,Z2軸方向の移動、スライダ141,161のX1軸,X2軸方向の移動及びホルダ142,162のY1軸,Y2軸方向の移動の組み合わせにより、工具T1,T2がワークWに対して位置決めされる。
ガイドブッシュ170は、取付部材172を介して第2の刃物台150の刃物台本体153に取り付けられる。すなわち、ガイドブッシュ170は、工具T2と一体になって、Z2軸方向に移動可能である。ガイドブッシュ170の自重によって取付部材172が撓み、ワークWの加工精度が低下しないように、ガイドブッシュ170のZ2軸方向の移動を案内するガイドレールを、ガイドブッシュ170の真下位置に設けるとよい。
このように、ガイドブッシュ170を第2の刃物台150の刃物台本体153とともに移動できるようにすることで、ガイドブッシュ170を進退移動させるための独立した駆動機構や制御機構が不要になり、NC旋盤の構成を簡素なものにすることができるという利点がある。
刃物装着部140,160に装着された工具T1,T2の割り出しは、ホルダ142,162のY1,Y2軸方向の移動によって行われる。この実施形態のNC旋盤100のように、ベッド101に主軸台120が固定されている場合には、主軸台120の移動によってワークWの位置決めを行うことはできない。そのため、ワークWを送る図示しないワークフィーダに、ワークWの送り量を決定するための機構を設けてもよいが、この実施形態では、前記ワークフィーダによって送られたワークWを当接させてワークWを所定位置で停止させるための位置決め用の工具を、第2の刃物台150の刃物装着部160に装着している。この位置決め用の工具については、後に説明する。
次に、図1〜図7を参照しながら、上記構成のNC旋盤100を用いたワークWの加工方法を説明する。
[加工方法の第1の実施形態]
まず、図2を参照しながら、本発明の第1の実施形態にかかる加工方法について説明する。
図2(a)に示すように、主軸120の先端に設けられたチャック121によるワークWのクランプを解除した状態で、主軸台110の後方に設けられた図示しないワークフィーダによって、棒状のワークWをZ軸方向に送る。第2の刃物台150は、予めZ2軸方向に移動して、ガイドブッシュ170を所定位置に位置決めしている。
刃物装着部140の割り出し動作によって、所定位置に位置決め用の工具T21が割り出されている。そして、スライダ141のX2軸方向の移動によって、位置決め用の工具T21をガイドブッシュ170の出口171の近傍に位置させる。前記ワークフィーダによってZ軸方向に送られたワークWは、その先端がガイドブッシュ170のガイド孔172に挿入され、出口171の近傍で位置決め用の工具T21に当接する。これにより、ワークWの送りが停止される。また、ワークWをチャック121がクランプして固定する。以上によって、ワークWが位置決めされる。
第1の刃物台130は、刃物装着部160のY1軸方向の割り出し動作によって、所定位置に旋削加工用の工具T11を割り出している。そして、図2(b)に示すように、ガイドブッシュ170と主軸120との間の第1の加工領域Aにおいて、第1の刃物台130の工具T11によってワークWの外周が加工される。
複数種類の加工をワークWに対して施す場合には、適宜に刃物装着部160に装着された工具を割り出しながら、順次加工を行う。
所定の加工が終了すれば、図2(c)に示すように、工具T11を突っ切り用の工具T13に交換して、主軸120の近傍で、ワークWを突っ切る。
ワークWを主軸120の近傍で工具T13により突っ切った後は、ワークWの先端にワークWがZ軸方向に移動しないように規制するピン状のノックアウト工具T3を当接させる。このノックアウト工具T3は、Z軸方向に移動が自在な図示しないテールストック等に装着することができる。
そして、図2(d)に示すように、ノックアウト工具T3によってワークWのZ軸方向の移動を規制した状態で、第2の刃物台150をZ2軸方向に移動させて、ワークWをガイドブッシュ170から離脱させる。これにより、成形品Waが第1の加工領域Aから排出される。
[加工方法の第2の実施形態]
次に、図3を参照しながら、本発明の加工方法の第2の実施形態について説明する。
なお、ワークフィーダによるワークWの送り、ワークWの位置決め及び第1の加工領域Aでの工具T11によるワークWの加工については、図2(a)及び図2(b)と同様であるので、ここでは詳しい説明は省略する。
図3(a)に示すように、第1の加工領域A内でのワークWの所定の加工が終了すれば、図3(b)に示すように、主軸120の近傍及びガイドブッシュ170の近傍で、ワークWの両端を突っ切る。
具体的には、旋削加工用の工具T11を突っ切り用の工具T12に交換してワークWをガイドブッシュ170の近傍で突っ切った後、工具T12を突っ切り用の工具T13に交換して、主軸120の近傍でワークWを突っ切る。これにより、成形品Waが第1の加工領域Aから排出される。
このとき、ガイドブッシュ170のガイド孔172の中にワークWの先端の一部が残存している(図3(c)中符号Wbで示す)が、ワークフィーダによってZ軸方向に送り出されたワークWによって、このワークWの残存部Wbをガイド孔172から押し出すことができる。
この実施形態では、ワークフィーダによってZ軸方向に送り出されたワークWの位置決めを行うための工具T21は、ガイド孔172から押し出されるワークWの一部Wbと干渉しない位置に、予め位置決めしておく。
[加工方法の第3の実施形態]
図2及び図3に示したワークWの加工方法は、ガイドブッシュ170と主軸120の間の第1の加工領域AでワークWの加工を行うものである。図4及び図5に示した加工方法では、ガイドブッシュ170の両側に設けた第1の加工領域A及び第2の加工領域BでワークWの加工を同時に行うものである。
以下、図4及び図5にしたがって、第3の実施形態にかかる加工方法を説明する。
図4(a)に示すように、ガイドブッシュ170のガイド孔172は、ワークWの外径(素材径)よりも小さく形成されている。ガイドブッシュ170を第2の刃物台150の移動によって所定位置に位置決めし、主軸120のチャック121を開放した状態で、ワークフィーダを駆動させてワークWをZ軸方向に送る。
ワークWは、その先端がガイドブッシュ170に当接することによって位置決めされる。ワークWは、主軸120のチャック121に把持されて固定される。
次いで、図4(b)に示すように、ガイドブッシュ170をZ軸方向に移動させて、ワークWの先端から遠ざける。これにより、ワークWの先端が、第1の加工領域A内に位置する。
なお、ワークWの先端を第1の加工領域A内に位置させるためには、上記のようなガイドブッシュ170を用いずに、ワークフィーダによるワークWの送り量を調整することによって行っても良い。
次いで、図4(b)に示すように、ガイドブッシュ170のガイド孔172の孔径に合わせて、ワークWの外径を、第1の刃物台130の工具T15で切削する。工具T15によってワークWを先端から所定長さ切削した後は、図4(c)に示すように、工具T15をワークWから遠ざけ、チャック121によるワークWの把持を解除し、前記ワークフィーダでワークWをZ軸方向に送る。なお、このとき、ガイドブッシュ170の出口171側に位置決め用の工具T21を予め位置させておく。
ワークWの先端はガイド孔172の孔径に応じて加工されているので、ワークWのZ軸方向の送りによってワークWの先端がガイド孔172内に導かれ、かつ、出口171で位置決め用の工具T21に当接してワークWの位置決めが行われる。
図4(d)に示すように、第2の刃物台150の刃物装着部160の工具を、位置決め用の工具21から切削用の工具T22に交換する。そして、ガイドブッシュ170の外側の第2の加工領域BにおけるワークWの加工を、第2の刃物台150の工具T22で行う。これと同時に、主軸120とガイドブッシュ170との間の第1の加工領域Aにおいて、第1の刃物台130の工具T15によって、ワークWの外径をガイド孔172の孔径に合わせて加工する。
図5(a)に示すように、第2の刃物台150の工具T22によるワークWの加工は、第2の刃物台150とともにガイドブッシュ170を主軸120側に送りながら行う。ガイドブッシュ170のZ軸方向の移動に合わせて、第1の刃物台130の工具T15がワークWの外径を切削する。
したがって、引き抜き材のように外径寸法が不均一のワークWであっても、ガイドブッシュ170によって支持される部分は常に工具T15によって均一の外径寸法に仕上げられるので、ガイドブッシュ170の外側の第2の加工領域Bでは、工具T22によって高精度に加工を行うことができるという利点がある。
第2の加工領域BにおけるワークWの加工が終了すれば、工具T22を突っ切り用の工具T23に交換して、ワークWの先端部分を突っ切り、第2の加工領域Bから払い出す。ワークWの先端部分を突っ切る際には、第1の刃物台130の工具T15をガイドブッシュ170と干渉しない位置に退避させておく。
ワークWの先端部分を突っ切った後、図5(c)に示すようにガイドブッシュ170をZ軸方向に移動させてワークWの先端をガイドブッシュ170から離脱させる。そして、工具T15によるワークWの外径加工を継続する。以後、図4(b)〜図5(c)の動作を繰り返す。
なお、この実施形態では、位置決め用の工具T21と突っ切り用の工具T23とは別々のものであるとして説明しているが、位置決め用の工具T21と突っ切り用の工具T23とは同じものであってもよい。すなわち、突っ切り用の工具T23を位置決め用の工具として用いることが可能である。このようにすることで、位置決め用の工具T21から突っ切り用の工具T23に割り出す動作が不要になり、かつ、工具装着部160に装着することのできる工具の種類を増やすことができるという利点がある。
刃物装着部160に装着する工具T2は、切削工具に限らず、ドリルなどの回転工具であってもよい。
刃物装着部160に回転工具T25を装着してワークWの加工を行う加工方法の一例を、図6を参照しながら説明する。
ワークWの先端を第1の加工領域A内に位置させてワークWの外径の加工を行う点及び、ワークWの位置決めについては、先に説明した図4(a),(b),(c)と同じであるので、ここでは説明を省略する。
図6(a)に示すように、ワークWの端面に対向させて、ドリル等の回転工具T25を位置させる。第1の加工領域Aでは、第1の刃物台150の工具T15で、ワークWの外径の旋削加工を行い、ワークWの外径を、ガイドブッシュ170のガイド孔172の内径と同じにする。
そして、図6(b)に示すように、第2の刃物台150とともに回転工具T25及びガイドブッシュ170をZ軸方向に移動させながら、回転工具T25でワークWの端面に孔明け加工を行う。一方、第1の加工領域Aでは、ねじ切りバイト等の工具T16で、ワークWの外周面にねじ切り加工を施す。これら二つの加工は同時に行われる。
以上の加工が終了すれば、図6(c)に示すように、突っ切りバイト等の工具T12で、ワークWを突っ切る。主軸120に把持されたワークWについては、工具T15で外径の旋削加工を行い、ワークWの外径をガイドブッシュ170のガイド孔172の内径と同じにする。所定長さの旋削加工が終了すれば、ワークWのチャック121による把持を解除し、図6(d)に示すように、ワークフィーダを駆動してワークWをZ軸方向に送る。これにより、ワークWに押されて、成形品Waがガイドブッシュ170から離脱し、図6(e)に示すように、第2の加工領域Bから払い出される。
予め成形品Waと干渉しない位置に位置決め用の工具T21を位置させておき、成形品Waの排出後に、ワークWを工具T21に当接させてワークWの位置決めを行う点は、先の実施形態と同じである。
本発明のNC旋盤では、ガイドブッシュを有する一般的なNC旋盤と同様の加工を行うことも可能である。
図7は、本発明のNC旋盤100を、ガイドブッシュを有する一般的なNC旋盤で行われるワークの加工に用いた加工例を示す図である。図7に示す加工では、ガイドブッシュ170のガイド孔172から適宜長さワークWを突出させ、ガイドブッシュ170の外側に設けられた第2の加工領域Bに、第1の刃物台130の工具T15及び第2の刃物台150の工具T22を位置させ、ガイドブッシュ170の近傍で、これら二つの工具T18,T22によりワークWの旋削加工を行うようにしている。
本発明の好適な実施形態を説明してきたが、本発明は上記の実施形態により何ら限定されるものではない。
例えば、主軸台110がNC旋盤100のベッド101に固定されている場合において、ワークWのZ軸方向の送りはワークフィーダが行うものとして説明したが、ワークWの送りはこれに限られるものではなく、例えば、ガイドブッシュ170にワークWを把持する把持手段を設け、この把持手段でワークWを把持させて、ガイドブッシュ170のZ2軸方向の移動とともに、主軸120から所定長さ引き出すようにしてもよい。
本発明は、くし歯状の刃物装着部を有する数値制御旋盤に限らず、割り出し回転動作により所定位置に工具を割り出すタレット形の刃物装着部を有する数値制御旋盤にも適用が可能である。また、固定主軸台に限らず、主軸台がZ軸方向に移動可能なNC旋盤にも適用が可能である。
本発明の数値制御旋盤の概略構成を説明する平面図である。 図1の数値制御旋盤を用いた加工方法の第1の実施形態を説明する概略図である。 本発明の加工方法の第2の実施形態を説明する概略図である。 本発明の加工方法の第3の実施形態を説明する概略図である。 本発明の加工方法の第3の実施形態を説明する概略図で、図4の工程に連続する工程を示す概略図である。 本発明の加工方法の第4の実施形態を説明する概略図である。 本発明のNC旋盤1を、ガイドブッシュを有する一般的なNC旋盤で行われるワークの加工に用いた加工例を示す概略図である。 本発明の従来例にかかるガイドブッシュを備えたNC旋盤の概略構成を説明する平面図である。
符号の説明
100 NC旋盤
101 ベッド
110 主軸台
120 主軸
121 チャック
130 第1の刃物台
140 刃物装着部
150 第2の刃物台
160 刃物装着部
170 ガイドブッシュ
171 出口
172 ガイド孔
T1,T2 工具
C 主軸軸線
W ワーク
A 第1の加工領域
B 第2の加工領域

Claims (10)

  1. 主軸を回転自在に支持する主軸台と、この主軸台に対向して設けられ、前記主軸から延出する棒状のワークの一端を支持するガイドブッシュと、前記主軸と前記ガイドブッシュとで支持されたワークを加工するための工具を備えた刃物台とを備える数値制御旋盤において、
    前記主軸の軸線と同方向に移動自在な前記ガイドブッシュと、
    このガイドブッシュと前記主軸との間に設けられ、前記刃物台に装着した工具で前記ワークを加工するための第1の加工領域と、
    を有することを特徴とするガイドブッシュを備えた数値制御旋盤。
  2. 前記ガイドブッシュの前記主軸台と反対側の領域に第2の加工領域を設け、前記ガイドブッシュから前記第2の加工領域に突出する前記ワークを加工するための工具を、前記刃物台に装着したことを特徴とする請求項1に記載のガイドブッシュを備えた数値制御旋盤。
  3. 前記主軸軸線の両側に第1の刃物台及び第2の刃物台を設け、前記第1の刃物台又は前記第2の刃物台の少なくとも一方を、前記主軸軸線と同じ方向に移動自在にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のガイドブッシュを備えた数値制御旋盤。
  4. 前記第1の刃物台の工具が前記第1の加工領域内で前記ワークの加工を行い、前記第2の刃物台の工具が前記第2の加工領域内で前記ワークの加工を行うことを特徴とする請求項3に記載のガイドブッシュを備えた数値制御旋盤。
  5. 前記主軸軸線と同じ方向に移動する前記第1の刃物台又は前記第2の刃物台に、前記ガイドブッシュを取り付けたことを特徴とする請求項3又は4に記載のガイドブッシュを備えた数値制御旋盤。
  6. 前記主軸台が前記数値制御旋盤のベッドに固定され、前記刃物台のうちの一方に、前記ガイドブッシュから前記第2の加工領域に延出する前記ワークに当接して前記ワークの位置決めを行う位置決め用工具を装着したことを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のガイドブッシュを備えた数値制御旋盤。
  7. 前記ガイドブッシュに前記ワークを把持する把持手段を設け、この把持手段で前記ワークを把持させ、前記ガイドブッシュを前記主軸の軸線と同方向に移動させて、前記ワークを前記主軸から所定長さ引き出すことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のガイドブッシュを備えた数値制御旋盤。
  8. 主軸を回転自在に支持する主軸台と、この主軸台に対向して設けられ、前記主軸から延出する棒状のワークの一端を支持するガイドブッシュと、前記主軸の軸線の両側に配置され、主軸軸線と同方向及び前記主軸軸線に直交する方向に移動自在な第1及び第2の刃物台と、前記第1の刃物台及び前記第2の刃物台に装着された工具とを備えた数値制御旋盤を用いたワークの加工方法において、
    前記ガイドブッシュを前記主軸軸線と同方向に移動自在にし、
    所定位置に位置決めしたガイドブッシュによって前記ワークの一端を支持させ、
    前記第1の刃物台の工具によって、前記ガイドブッシュと前記主軸との間で前記ワークの加工を行い、
    前記第2の刃物台の工具によって、前記ガイドブッシュから突出する前記ワークの加工を行うこと、
    を特徴とするワークの加工方法。
  9. 前記主軸台が前記数値制御旋盤のベッドに固定されている場合において、
    前記第2の刃物台に位置決め用の工具を装着し、
    前記ガイドブッシュを所定位置に位置決めするとともに前記ガイドブッシュの出口に前記位置決め用の工具を位置させ、
    前記ワークを前記主軸から送り出し、
    前記ワークを前記位置決め用工具に当接させて前記ワークの位置決めを行うことを特徴とする請求項8記載のワークの加工方法。
  10. 前記主軸から送り出したワークの一端部を、前記第1の刃物台に装着した工具で、前記ガイドブッシュの内径に等しい外径に形成し、
    前記ワークを前記主軸からさらに送り出して、前記ワークの前記一端部を前記ガイドブッシュに挿通させ、
    前記ワークを前記ガイドブッシュの出口から所定長さ突出させて位置決めし、
    前記ガイドブッシュを前記主軸に対して前記主軸軸線と同方向に相対的に移動させながら、前記第1の刃物台の工具で前記ワークの外径を前記ガイドブッシュの内径に等しい外径に形成するとともに、前記第2の刃物台の工具で前記ワークの前記ガイドブッシュの出口から突出する部分を加工すること、
    を特徴とする請求項8又は9記載のワークの加工方法。
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