JPS63200915A - 数値制御旋盤におけるネジの加工方法 - Google Patents

数値制御旋盤におけるネジの加工方法

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JPS63200915A
JPS63200915A JP3169387A JP3169387A JPS63200915A JP S63200915 A JPS63200915 A JP S63200915A JP 3169387 A JP3169387 A JP 3169387A JP 3169387 A JP3169387 A JP 3169387A JP S63200915 A JPS63200915 A JP S63200915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
thread
cutting tool
machining
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3169387A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Sugimoto
杉本 健司
Hideichiro Yamashita
秀一郎 山下
Yoji Takeuchi
庸二 竹内
Shigeto Kaneko
成人 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP3169387A priority Critical patent/JPS63200915A/ja
Publication of JPS63200915A publication Critical patent/JPS63200915A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、数値制御旋盤におけるネジの加工方法に関す
るものであり、特に、ネジの荒加工と仕上げ加工とを同
時に行い、或いは多条ネジのネジ溝を同時に加工するこ
とを可能としたネジの加工方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の数値制御旋盤におけるネジの加工は、ネジ溝の加
工を所定の加工深さになるまで繰返して加工するのが通
常であり、このための専用のコードを有しているのが一
般であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、ガイドブツシュを有する数値制御旋盤で長尺の
ネジ加工を行う場合には、繰返し加工の際にガイドブツ
シュで加工済のネジの外径に傷を付は又は変形させる等
の理由によってダイスを用いてネジ加工するのが一般で
あった。しかし、このダイスによる加工においても、ネ
ジのピッチが大きく切削量の大きいネジや、高精度のネ
ジの加工は困難であり、荒加工用と仕上げ加工用との2
個のダイスを使用しても、精度が充分でない或いはネジ
先端の喰い付き部に傷が生じるなど種々の問題が生じや
すいと共に、特殊なピッチのネジや多条ネジについては
ダイスの入手が困難であり、更に、近年の高生産性の要
求にもかかわらずダイスによる加工では高速化すること
が出来ないので加工に時間がかかるなどの問題があった
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、これらの問題を解決するために、それぞれ独
立して数値制御され、被加工物の半径方向に移動可能な
複数個の切削工具を有し、同時に複数個の切削工具で加
工可能に構成された数値制御旋盤を使用して、少なくと
も第1の切削工具と、該第1の切削工具から所定の角度
だけ離れた位置に設けられた第2の切削工具とを有し、
前記第1の切削工具の刃先位置を所定のネジ加工深さま
で前進させて加工すると同時に、前記第2以下の切削工
具の刃先位置を加工するネジのピッチと第1の切削工具
との間の角度によって定められた所定の距離だけ被加工
物の軸方向にオフセットして取り付け、且つ所定のネジ
加工深さまで前進させて加工することによって、複数個
の切削工具(バイト)による同時加工を可能にしようす
るものであり、ガイドブツシュを有する数値制御旋盤に
おいても、ガイドブツシュの口元で何ら支障なく切削加
工を行うようにしたものである。
〔作用〕
即ち、第1の切削工具の刃先位置を所定のネジ加工深さ
まで前進させて加工すると同時に、第2以下の切削工具
の刃先位置を加工するネジのピッチと第1の切削工具と
の間の角度によって定められた所定の距離だけ被加工物
の軸方向にオフセットして取り付け、且つ所定のネジ加
工深さまで前進させて加工することによって、複数個の
切削工具(バイト)による同時加工を行い、どのような
ピッチや条数のネジでも自由に加工可能であり、特に、
充分に高い剛性で支持されたガイドブツシュの口元で加
工することによって高い精度のネジの加工が容易となり
、更に、複数個の切削工具による同時加工なので、ダイ
スによる加工に比べて非常に高い生産性で加工すること
可能となるものである。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の加工方法に適した数値制御旋盤の1実
施例を示す正面図、第2図は荒加工と仕上げ加工とを同
時加工によって加工しているときのバイトの状態を示す
正面図、第3図は同側面図、第4図は多条ネジの加工を
同時加工によって加工しているときのバイトの状態を示
す正面図、第5図は同側面図である。
第1図において、1は被加工物であって、図示しない主
軸に把持されて回転し、この主軸を支持する主軸台と共
に主軸軸方向に移動可能となっている。2は刃物台3を
支持するコラムであって、ベンド4上に固定されており
、主軸中心線上には被加工物1を回転可能に支持するガ
イドブツシュ5が設けられている。
刃物台3上には放射状に複数個(図では5個)のバイト
ホルダ1).12.13.14.15が、それぞれバイ
ト21.22.23.24.25を保持しており、これ
らバイトホルダ1)〜15は、それぞれサーボモータ3
).32.33.34.35で主軸中心線に向かって進
退可能に設けられている。そして、主軸台の主軸軸方向
の移動及びサーボモータ3)〜35によるバイト21〜
25の進退は、図示しない数値制御装置によって制御、
駆動され、この主軸の軸方向の移動とバイト21〜25
の進退によって数値制御旋盤による所望の切削加工が行
われる。
次に、本発明の方法によってネジ山の大きいネジを加工
する方法について第2図及び第3図を参照して説明する
第2図から明らかなように、例えば、ネジの外径dのネ
ジを荒加工用のバイト23とこれから光分離れた仕上げ
加工用のバイト21とで同時加工を行うことによってネ
ジの加工を行うとき、荒加工用のバイト23と仕上げ加
工用のバイト21との間の角度をθとし、ネジのピッチ
をPとすると、同じネジ溝を切削するためには、荒加工
用のバイト23の刃先位置と仕上げ加工用のバイト21
の刃先位置とのオフセット量Sは、 s−(θ/360)xP となる。
従って、適正な仕上げ代をaとすると、荒加工用のバイ
ト23の刃先位置を適正な仕上げ代aだけ後退させ、仕
上げ加工用のバイト21の刃先位置を所定のネジの仕上
がり寸法となる位置まで前進させると共に刃先位置のオ
フセット量Sだけ荒加工用のバイト23の位置をオフセ
ットさせることによって双方のバイトで同じネジ溝を同
時加工することが出来、ガイドブツシュを有する数値制
御旋盤でも荒加工及び仕上げ加工を行うネジの加工が可
能となる。
また、 s−(θ/360)×P+mP (mは自然数) とすることによって、m条離れたネジ溝を加工すること
も可能となる。
更に、片刃切削によるネジ溝の加工を行うときには、 s−(θ/360)xP±b (bは片刃切削のときの送りピッチ) とすることによって、本発明の方法でも片刃切削を実施
することが出来る。
多条ネジを加工する場合にも、同様にして3 m−(θ
/360)xP±(P/n)(nは多条ネジの条数) とすることによって、同様に加工することが出来る。し
かし、この場合は、−aに使用可能なバイトの数が不足
するので、荒加工と仕上げ加工を行うことは出来ず、1
回の切削によって多条ネジを加工することとなる。
(発明の効果〕 以上に述べたことから明らかなように、本発明の加工方
法によれば、ガイドブツシュを有する数値制御旋盤によ
ってネジ山の大きなネジや多条ネジを切削加工すること
が可能となり、従来のダイスによる加工に比べて高精度
のネジを高生産性で製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の加工方法に適した数値制御旋盤の1実
施例を示す正面図、第2図は荒加工と仕上げ加工とを同
時加工によって加工しているときのバイトの状態を示す
正面図、第3図は同側面図、第4図は多条ネジの加工を
同時加工によって加工しているときのバイトの状態を示
す正面図、第5図は同側面図である。 ■・・・被加工物、 1)〜15・・・バイトホルダ、 21〜25・ ・ ・バイト。 第2図 第4図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれ独立して数値制御され、被加工物の半径
    方向に移動可能な複数個の切削工具を有し、同時に複数
    個の切削工具で加工可能に構成された数値制御旋盤にお
    けるネジの加工方法であって、少なくとも第1の切削工
    具と、該第1の切削工具から所定の角度だけ離れた位置
    に設けられた第2の切削工具とを有し、前記第1の切削
    工具の刃先位置を所定のネジ加工深さまで前進させて加
    工すると同時に、前記第2以下の切削工具の刃先位置を
    加工するネジのピッチと第1の切削工具との間の角度に
    よって定められた所定の距離だけ被加工物の軸方向にオ
    フセットして取り付け、且つ所定のネジ加工深さまで前
    進させて加工することを特徴とする数値制御旋盤におけ
    るネジの加工方法。
  2. (2)第1の切削工具と第2の切削工具との刃先位置が
    、(θ/360)×P±αだけオフセットして取り付け
    られ、且つ第1の切削工具の加工深さを仕上げ代だけ浅
    くすることによって第1の切削工具で荒加工を第2の切
    削工具で仕上げ加工を行うことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の数値制御旋盤におけるネジの加工方法
  3. (3)第1の切削工具と第2の切削工具との刃先位置が
    それぞれ(θ/360)×P+(P/n)だけオフセッ
    トして取り付けられ、且つ同一加工深さで加工すること
    によって多条ネジの加工を行うことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の数値制御旋盤におけるネジの加工
    方法。
JP3169387A 1987-02-14 1987-02-14 数値制御旋盤におけるネジの加工方法 Pending JPS63200915A (ja)

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Cited By (3)

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