JP2013018098A - 多軸工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】ギャングヘッドの調達費用を低減することができる多軸工作機械を提供することを課題とする。
【解決手段】ヘッド本体31は共用される。このヘッド本体31にフロントプレート50A又は50Bを取付けることができる。フロントプレート50A、50Bを交換することで、複数種のギャングヘッドを得ることができる。ヘッド本体31が共用できるため、複数個のギャングヘッドを個々に準備するよりは、ギャングヘッドの調達コストを下げることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、同期して回転する複数本の工具で加工対象物に機械加工を施すことができる多軸工作機械に関する。
汎用の工作機械は、1個の主軸に1個の工具を取付け、この工具で加工対象物に機械加工を施すことを、基本形とする。
しかし、生産性の向上を図るために、複数の工具を備えるギャングヘッドを、1個の主軸に取付けるようにした多軸工作機械が実用に供されるようになってきた。なお、ギャングとは一群を意味し、一群の工具を備えるヘッドがギャングヘッドと呼ばれる。
すなわち、モータなどの駆動源を備える駆動ユニットと、この駆動ユニットに着脱可能に取付けられ複数本の工具を同期して回転するギャングヘッドとからなる多軸工作機械が知られている(例えば、特許文献1(図1、図2)参照。)。
特許文献1の図2に示されるように、主軸ユニット(4)(括弧付き数字は、特許文献1に記載された符号を示す。以下同様)にギャングヘッド(5)が取付けられている。このギャングヘッド(5)は、正面に複数本の切削工具(21)を有する。
一般に、ギャングヘッドは、1個の入力軸と、複数本の出力軸と、入力軸の動力を分配して出力へ伝達するギヤ群と、ギヤ群を収納するギヤケースとからなる。
1個の主軸ユニット(4)で複数の切削工具(21)を駆動し、加工対象物に加工を施すことができるため、生産性が高い。
主軸ユニット(4)の近傍に、別のギャングヘッド(7)を、準備しておく。そして、主軸ユニット(4)からギャングヘッド(5)を外し、主軸ユニット(4)に別のギャングヘッド(7)を取付ける。ギャングヘッド(5、7)を交換することにより切削工具(21)のサイズや種類を変更することができる。
このように、従来はギャングヘッド(5、7、8)を交換することを前提とする。
加工対象物がエンジンのシリンダブロックである場合は、次のような機械加工が施される。すなわち、シリンダブロックに多数のタップ穴と称するねじ穴が設けられ、シリンダヘッドに多数のボルト穴が設けられる。そして、シリンダブロックにシリンダヘッドを重ね、長いボルトをボルト穴に通した上で、ねじ穴にねじ込むことで、シリンダブロックにシリンダヘッドが一体化される。
タップ穴と呼ばれるねじ穴は、次の手順で形成される。
鋳造品であるシリンダブロックに、ドリルで下穴が開けられる(穴開け工程)。
次に、タップと称する工具で下穴にねじを切る(ねじ切り工程)。
多軸工作機械では、複数のドリルを有する第1ギャングヘッドと、複数のタップを有する第2ギャングヘッドとを準備する。
シリンダブロックに第1ギャングヘッドで穴開け工程を実施する。次に、第1ギャングヘッドを第2ギャングヘッドに交換する。そして、第2ギャングヘッドでねじ切り工程を実施する。
以上により、効率よくシリンダブロックにねじ穴を設けることができる。
ところで、上述したように、第1ギャングヘッドは、1個の入力軸と、複数本の出力軸と、ギヤ群と、ギヤ群を収納するギヤケースとからなるため、高価である。第2ギャングヘッドも同様である。
しかし、加工コストの低減が求められる中、ギャングヘッドの調達費用の圧縮が望まれる。
実開平5−16025号公報
本発明は、ギャングヘッドの調達費用を低減することができる多軸工作機械を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、駆動源を備える駆動ユニットと、この駆動ユニットに着脱可能に取付けられ複数本の工具を同期して回転するギャングヘッドとからなる多軸工作機械であって、
前記ギャングヘッドは、前記駆動ユニットに着脱可能に取付けられるヘッド本体と、このヘッド本体に着脱可能に取付けられるフロントプレートとからなり、
このフロントプレートに、前記工具を支持すると共に回転する複数のスピンドルを備え、前記ヘッド本体に、前記駆動ユニットからの動力を分配して前記複数のスピンドルへ伝達する動力伝達機構を備えていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、動力伝達機構の枝軸の先端部に、軸方向に移動可能にスリーブが取付けられ、先端部とスリーブとの間にこのスリーブを前進側へ付勢する付勢部材が設けられ、スリーブに、スピンドルの基部を収納する収納凹部と、この収納凹部を横切るピンとを備え、スピンドルの基部に、一端が開放されピンに嵌合する嵌合溝を備え、ピンを介して動力が枝軸からスピンドルへ伝わるようにし、
スピンドルの基部の端面が、スピンドルの軸線に対して傾斜した傾斜面とされていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、ピンが、枝軸の軸線に対して傾斜して配置されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項2又は請求項3記載の多軸工作機械におけるフロントプレートの交換方法であって、
フロントプレートが付いていないヘッド本体にて、スリーブを加工速度より低速で回転させる工程と、スリーブに設けられているピンに、スピンドルの基部に設けられている傾斜面を当てるようにして、ヘッド本体にフロントプレートを合わせる工程と、スピンドルの基部に設けられている嵌合溝にピンを嵌合させる工程と、ヘッド本体にフロントプレートを締結し一体化する工程と、からなる多軸工作機械におけるフロントプレートの交換方法である。
請求項1に係る発明では、ギャングヘッドは、駆動ユニットに着脱可能に取付けられるヘッド本体と、このヘッド本体に着脱可能に取付けられるフロントプレートとからなる。
フロントプレートを複数個準備し、1個のヘッド本体に交互に取付けることができる。ヘッド本体が共用できる。フロントプレートのみを複数個準備するだけで済む。結果、ギャングヘッドの調達費用を低減することができる多軸工作機械を提供することができる。
請求項2に係る発明では、スピンドルの基部の端面を、スピンドルの軸線に対して傾斜する傾斜面とした。見かけ上、ピンが傾斜面に沿って相対移動するため、ピンが嵌合溝に円滑に嵌合される。ヘッド本体からフロントプレートを分離可能にしたことにより発生しがちなピンと嵌合溝の嵌合不良を、より効果的に防止することができ、ギャングヘッドの模様替えを迅速に行うことができる。
請求項3に係る発明では、ピンをも傾斜させた。ピンが傾斜しているため、より円滑にピンが嵌合溝に嵌合する。すなわち、スピンドル側の傾斜面とピンの傾斜との協調により、ギャングヘッドの模様替えをより迅速に行うことができる。
請求項4に係る多軸工作機械におけるフロントプレートの交換方法では、スリーブを低速で回しながら、ピンと嵌合溝へ嵌める。ピンが嵌合溝に円滑に嵌合される。
回転は、多軸工作機械に備わっている駆動源による。スリーブの回転のために別に回転手段を設ける必要はなく、多軸工作機械のコンパクト化及び低コスト化が図れる。
本発明に係る多軸工作機械の分解図である。 図1の2部拡大図である。 多軸工作機械の要部断面図である。 フロントプレートの取外し工程からスリーブを低速で回転させる工程までの工程図である。 斜面にピンを当てる工程からフロントプレートをヘッド本体に一体化するまでの工程図である。 図3の変更例を示す図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、多軸工作機械10は、電動モータなどの駆動源21を備える駆動ユニット20(詳細は後述する。)と、この駆動ユニット20に着脱可能に取付られるギャングヘッド30とからなる。
ギャングヘッド30は、前面が開放された箱状のヘッド本体31と、このヘッド本体31の前面に着脱自在に且つ交換自在に取付けられるフロントプレート50A又は50Bとからなる。
ヘッド本体31は、ケース体32とこのケース体32に収納される動力伝動機構38を主たる要素とする。
ケース体32は、駆動源21の軸に平行又は略平行に延びる周壁33と、この周壁33に駆動源21の軸に直角に渡した前壁34、中間壁35及び後壁36とからなる。後壁36が駆動源21に最も近く、前壁34は駆動源21から最も遠い。
動力伝達機構38は、例えば、駆動源21で回される第1ギヤ39と、この第1ギヤ39で回される一対の第2ギヤ41、41と、これらの第2ギヤ41、41と同軸の第3ギヤ42、42と、これらの第3ギヤ42、42で駆動され複数(この例では4個)の枝軸43を回す第4ギヤ44とからなる。
これらのギヤ39、41、42、44及び枝軸43は、軸受45を介して前壁34、中間壁35又は後壁36に回転自在に支持されている。なお、ケース体32はギヤ39、41、42、44や軸受45の組付けを考慮して適宜分割されるが、この説明では分割部位は省略した。
フロントプレート50Aは、蓋体51と、この蓋体51に回転自在に支持されるスピンドル52と、これらのスピンドル52に着脱自在に取付られる工具としてのドリル53からなる。隣り合うドリル53、53のピッチP1は、枝軸43のピッチP2と完全に同一である。
別のフロントプレート50Bは、蓋体51と、この蓋体51に回転自在に支持されるスピンドル52と、これらのスピンドル52に着脱自在に取付られる異種の工具としてのタップ54からなる。隣り合うタップ54、54のピッチP3は、枝軸43のピッチP2と完全に同一である。すなわち、ピッチP3はピッチP2と完全に同一である。
蓋体51には、縁にボルト穴55、55が設けられている。好ましくは、蓋体51の縁をヘッド本体31側へ膨出され、この膨出部56に雌テーパ面57を設ける。併せて、ヘッド本体31に雄テーパ面37を設ける。すると、雄テーパ面37に雌テーパ面57をテーパ作用により容易に嵌めることができる。テーパ作用により、ヘッド本体31の中心にフロントプレート50A、50Bの中心を合致させるセンタリング作用も発揮される。
ボルト58、58により、フロントプレート50A又は50Bをヘッド本体31に締結し一体化することができる。
図2に示すように、枝軸43の先端部61に、スプライン62を介して軸方向に移動可能にスリーブ63が取付けられ、先端部61とスリーブ63との間にこのスリーブ63を前進側へ付勢する付勢部材としての圧縮コイルばね64が設けられる。付勢部材は、圧縮コイルばねの他、引張ばね、トーションばね、ゴム、弾性樹脂であってもよい。
加えて、スリーブ63に、スピンドル52の基部65を収納する収納凹部66と、この収納凹部66を横切るピン67とが備えられる。
さらに、スピンドル52の基部65に、一端が開放されピン67に嵌合する嵌合溝68が備えられ、ピン67を介して動力が枝軸43からスピンドル52へ伝達される。
さらに、スピンドル52の基部65の端面が、スピンドル52の軸線69に対して傾斜した傾斜面71とされる。傾斜角θは30〜60°の範囲から選択され、特に、45°が好ましい。
枝軸43の先端部61に、軸方向に延びる長穴72が設けられ、この長穴72を貫通するクロスピン73がスリーブ63に渡される。
実線で示すスピンドル52の基部65を収納凹部66に相対的に挿入する。回転方向の位置ずれにより、直ぐに嵌合溝68にピン67が嵌ることはない。そのため、傾斜面71でピン67が相対的に押される。すると、圧縮コイルばね64が縮んでスリーブ63が相対的に図面右側へ移動する。
暫くして嵌合溝68にピン67の位置が合致すると、ピン67が相対的に嵌合溝68の奥に進入する。このときに、圧縮コイルばね64が延びてスリーブ63が図面左に移動するため、嵌合溝68にピン67が嵌合することが妨げられない。
以上により、図3に示すように、駆動ユニット20にヘッド本体31が取付けられ、このヘッド本体31にフロントプレート50Aが取付けられた多軸工作機械10が得られる。
駆動ユニット20は、機台22に水平移動自在に載せられる主軸台23と、この主軸台23を水平に前後進させるために主軸台23と機台22とに渡される第1シリンダユニット24と、主軸台23に水平移動可能に収納されるスライダ25と、このスライダ25を水平に前後進させるためにスライダ25と主軸台23とに渡される第2シリンダユニット26と、スライダ25に収納される駆動源21とからなる。
シリンダブロックに代表される加工対象物75に、ドリル53を臨ませる。そして、駆動源21により、動力伝達機構38を介してドリル53を所定の加工速度で回す。
次に、第1シリンダユニット24を延ばし、主軸台23及びギャングヘッド30を前進させる。
すると、ドリル53で加工対象物75に所定の深さの下穴76を開けることができる。
下穴加工後に、第1シリンダユニット24を縮めて、主軸台23及びギャングヘッド30を後退させる。
この実施例では、主軸台23に上部レール部77と下部レール部78が設けられ、これらのレール部77、78にギャングヘッド30を載せた。ギャングヘッド30を単位に交換するときには、第2シリンダユニット26を縮めて、駆動源21を後退させ、モータ軸に代表される主軸79を、ギャングヘッド30から分離する。
次に、ギャングヘッド30を図面表裏方向へ移動する。別のギャングヘッドに代わったら、第2シリンダユニット26を延ばして、駆動源21を前進させ、主軸79を、新しいギャングヘッドに連結すればよい。
ねじ穴を得るには下穴76にタップ加工を加える必要がある。そこで、一連の作業工程を次に説明する。
図4(a)にて、ナットランナー81、81を備える第1ロボット82により、ボルト58、58を外す(ボルト外し工程)。
(b)にて、クランプ爪83、83を備える第2ロボット84により、ヘッド本体31からフロントプレート50Aを外す(フロントプレート外し工程)。
(c)にて、駆動源21によりスリーブ63及びピン67を低速で回転させる(スリーブ回転工程)。並行して、クランプ爪83、83を備える第2ロボット84により、別のフロントプレート50Bをヘッド本体31に接近させる(別のフロントプレート移動工程)。
すると、図5(a)に示すように、傾斜面71がピン67に接触する(ヘッド本体に別のフロントプレートを合わせる工程)。ピン67が低速で回転しているため、見かけ上、ピン67は傾斜面71に沿って上下する。この上昇又は下降の途中で、ピン67の位置が嵌合溝68の位置に合致する。
すると、(b)に示すように、嵌合溝68にピン67が嵌る(嵌合溝にピンを勘合させる工程)。
(c)にて、ナットランナー81、81を備える第1ロボット82により、ボルト58、58をねじ込み、ベッド本体31にフロントプレート50Bを一体化する(一体化工程)。
以上の工程から明らかなように、ヘッド本体31は共用される。このヘッド本体31にフロントプレート50A、50Bを交換することで、複数種のギャングヘッドを得ることができる。ヘッド本体31が共用できるため、複数個のギャングヘッドを個々に準備するよりは、ギャングヘッドの調達コストを下げることができる。
図6は図2の変更例を示す図であり、図2と同一要素は符号を流用する。図6は図2に対してピン67を枝軸61の軸線(スリーブ63の軸線68と同じ)に対して傾斜させたことが異なる。
スピンドル52側の傾斜面71とピン67の傾斜との協調により、連結がより迅速に行われる。ピン67の傾斜角αは50〜70°の範囲から選択され、特に、60°が好ましい。
尚、工具は実施例ではドリルとタップとしたが、ドリルとリーマであってもよく、工具の種類は任意である。
また、加工対象物は、シリンダブロックの他、シリンダブロック内ジャーナル部、シリンダヘッド内ジャーナル部であってもよく、種類は限定しない。
本発明は、シリンダブロックのねじ穴加工に好適である。
10…多軸工作機械、20…駆動ユニット、21…駆動源、30…ギャングヘッド、31…ヘッド本体、38…動力伝達機構、43…枝軸、50A、50B…フロントプレート、52…スピンドル、53…工具としてのドリル、54…工具としてのタップ、61…枝軸の先端部、63…スリーブ、64…付勢部材(圧縮コイルばね)、65…スピンドルの基部、66…収納凹部、67…ピン、68…嵌合溝、69…スピンドルの軸線(枝軸の軸線)、71…傾斜面、θ…傾斜面の傾斜角、α…ピンの傾斜角。

Claims (4)

  1. 駆動源を備える駆動ユニットと、この駆動ユニットに着脱可能に取付けられ複数本の工具を同期して回転するギャングヘッドとからなる多軸工作機械であって、
    前記ギャングヘッドは、前記駆動ユニットに着脱可能に取付けられるヘッド本体と、このヘッド本体に着脱可能に取付けられるフロントプレートとからなり、
    このフロントプレートに、前記工具を支持すると共に回転する複数のスピンドルを備え、
    前記ヘッド本体に、前記駆動ユニットからの動力を分配して前記複数のスピンドルへ伝達する動力伝達機構を備えていることを特徴とする多軸工作機械。
  2. 前記動力伝達機構の枝軸の先端部に、軸方向に移動可能にスリーブが取付けられ、前記先端部と前記スリーブとの間にこのスリーブを前進側へ付勢する付勢部材が設けられ、
    前記スリーブに、前記スピンドルの基部を収納する収納凹部と、この収納凹部を横切るピンとを備え、前記スピンドルの基部に、一端が開放され前記ピンに嵌合する嵌合溝を備え、前記ピンを介して動力が前記枝軸から前記スピンドルへ伝わるようにし、
    前記スピンドルの基部の端面が、前記スピンドルの軸線に対して傾斜した傾斜面とされていることを特徴とする請求項1記載の多軸工作機械。
  3. 前記ピンが、前記枝軸の軸線に対して傾斜して配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の多軸工作機械。
  4. 請求項2又は請求項3記載の多軸工作機械におけるフロントプレートの交換方法であって、
    前記フロントプレートが付いていない前記ヘッド本体にて、前記スリーブを加工速度より低速で回転させる工程と、
    前記スリーブに設けられている前記ピンに、前記スピンドルの基部に設けられている前記傾斜面を当てるようにして、前記ヘッド本体に前記フロントプレートを合わせる工程と、
    前記スピンドルの基部に設けられている前記嵌合溝に前記ピンを嵌合させる工程と、
    前記ヘッド本体に前記フロントプレートを締結し一体化する工程と、からなる多軸工作機械におけるフロントプレートの交換方法。
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