JP5909056B2 - シフトレバーユニット - Google Patents
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Description
運転者の持ち手をなすシフトノブが先端に取り付けられるレバー本体と、
前記シフトレバーを構成する前記レバー本体を回動可能に軸支するベースブラケットと、
前記初期シフト位置から他のシフト位置に向けて前記シフトレバーが回動しようとする際に前記ベースブラケット側に設けられた規制面と当接して当該回動動作を規制すると共に、前記シフトノブに設けられた操作部の操作に応じて前記規制面に当接しない位置に変位可能なように前記シフトレバーに組み付けられるロックピンと、
前記ベースブラケット側に設けられた支持軸を内挿する軸孔を有し、該支持軸により回動可能に軸支され、前記操作部の操作に応じた前記ロックピンの変位を規制可能なロック位置と、前記ロックピンの変位を許容するアンロック位置と、に変位可能な可動部品であるシフトロックリンクと、
前記シフトロックリンクに設けられた被駆動部に係止される係止部を有し、作動時に該係止部を所定方向に駆動することで前記支持軸の回りに前記シフトロックリンクを回動させるアクチュエータと、
前記シフトロックリンクにおける前記軸孔の外周側に当たる位置に固定される基部と、弾性変形に応じて該基部の回りを回動するように延設された延設部と、を含む弾性部材と、を備え、
該弾性部材を取り付けた前記シフトロックリンクでは、前記軸孔に前記支持軸を未挿入の場合、前記延設部の一部をなす押圧部が前記軸孔の内周側に張り出すように位置している一方、
前記軸孔に前記支持軸を挿入した場合、弾性変形に応じて前記延設部が外周側に回動すると共に前記押圧部が前記支持軸の外周面に外接して軸方向に直交する方向に該支持軸を付勢し、作動時に前記アクチュエータが前記係止部を駆動する方向とは反対側に当たる前記軸孔の内周面に前記支持軸が押し当たった状態となるシフトレバーユニットにある(請求項1)。
本発明の好適な一態様における弾性部材は、前記アクチュエータによる前記シフトロックリンクの駆動方向とは反対側に向けて前記支持軸を付勢するように構成されている。前記アクチュエータで前記シフトロックリンクを駆動したときの瞬間的な動きを想定してみる。この動きでは、まず、前記シフトロックリンク全体がその駆動方向に引き込まれる。次に、前記軸孔の内周面のうち、前記アクチュエータによる駆動方向とは反対側に位置する箇所に前記支持軸が押し当たり、その後、この当接箇所が支点となって前記シフトロックリンクの回動が開始される。そこで、上記のように駆動方向とは反対側に向けて前記支持軸を付勢しておき、前記駆動方向とは反対側に位置する前記軸孔の内周面に予め前記支持軸を押し当てておけば、前記支持軸が押し当たる箇所の変動を抑制でき、これにより異音の発生を効果的に抑制できる。
この場合には、前記支持軸を軸孔に挿入していく際、前記押圧部の端に位置する1カ所を起点として前記支持軸の先端を徐々に押し当てていくことができる。前記押圧部の端から徐々に前記支持軸の先端を押し当てていけば、該押圧部を前記軸孔の外周側に徐々に後退させていくことができる。このように前記支持軸の挿入に応じて前記押圧部を徐々に後退させれば、比較的小さな力を挿入方向に作用するのみで前記支持軸を前記軸孔に挿入できる。前記支持軸を挿入する際、前記押圧部に対して挿入方向に過大な荷重が作用するおそれを抑制でき、前記弾性部材が押し曲げられてしまう等の組付時のトラブルを未然に回避できる。
この場合には、前記支持軸の挿入に応じて前記押圧部を外周側に押し戻すことができ、これにより、前記支持部に前記押圧部が外接する状態への移行を容易にできる。
(実施例1)
本例は、所定のシフト方向にシフトレバー10を操作可能なシフトレバーユニット1に関する例である。この内容について、図1〜図20を用いて説明する。
リンク保持部332の底面には、図7のごとく、シフトロックリンク15を回動支持する支持軸331が立設されている。この支持軸331の先端の角部には、外周全周に渡ってテーパー状のガイド面331T(図18及び図19参照。)が形成されている。さらに、リンク保持部332のディテント部7側の外周には、シフトロックリンク15の回動範囲を規制する壁面334が形成されている。
ベースブラケット3に対してレバー本体2を組み付けるに当たっては、図4のごとく、予めシフトレバー10を組み立てておくのが良い。シフトレバー10を組み立てるに当たっては、まず、レバー本体2の取付部215にシフトノブ4を取り付ける。次に、軸部612に付勢バネ65を外挿したディテントロッド61を、シフトノブ4の反対側から筒部21に挿入する。付勢バネ65は、筒部21内部の棚面213、及びディテントロッド61の棚面613Sを座面として圧縮されることになり、ディテントロッド61をロックピン615側に付勢する付勢力を発生する。
なお、図20のごとく、押圧部165を上下2段に配設することも良い。上下2段の押圧部165によれば、支持軸331を一層バランス良く付勢できる。一方、1段目の押圧部165の回動に2段目の押圧部165が連動するように弾性部材165を構成すると共に、支持軸331の挿入方向手前側の1段目の張り出し量を2段目よりも小さくしておくことも良い。支持軸331の先端が1段目の押圧部165を通過したときに、2段目の押圧部165を外周側に後退させておくことができ、これにより張り出し量の大きな2段目の押圧部165に対する支持軸331の挿入が容易になる。
本例は、実施例1のシフトレバーユニットを基にして、シフトロックリンク15における弾性部材の配設形状を変更した例である。この内容について、図21〜図24を参照して説明する。
本例のシフトロックリンク15では、軸孔150の軸方向に対して押圧部165が斜行するように弾性部材16が取り付けられている。シフトロックリンク15側に穿設される溝157も軸方向に対して斜行するように穿設されている。
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。
10 シフトレバー
15 シフトロックリンク
150 軸孔
151 規制部
152 取付孔
153 レバー部
155 駆動ピン(被駆動部)
157 溝
16 弾性部材
161 基部
162 延設部
163 アーム部
165 押圧部
17 ソレノイド
171 係止部
2 レバー本体
20 シフト軸
210 スリット孔
22 係合部
3 ベースブラケット
30 軸孔
32 支持部
33 シフトロック収容部
331 支持軸
331T ガイド面
335 ソレノイド保持部
4 シフトノブ
5 シフトボタン(操作部)
52 カム部
61 ディテントロッド
615 ロックピン
62 ディテントスプリング
7 ディテント部
710 規制面
Claims (4)
- 初期シフト位置を含む複数のシフト位置のうちの何れかを選択するために所定のシフト方向にシフトレバーを操作可能なシフトレバーユニットであって、
運転者の持ち手をなすシフトノブが先端に取り付けられるレバー本体と、
前記シフトレバーを構成する前記レバー本体を回動可能に軸支するベースブラケットと、
前記初期シフト位置から他のシフト位置に向けて前記シフトレバーが回動しようとする際に前記ベースブラケット側に設けられた規制面と当接して当該回動動作を規制すると共に、前記シフトノブに設けられた操作部の操作に応じて前記規制面に当接しない位置に変位可能なように前記シフトレバーに組み付けられるロックピンと、
前記ベースブラケット側に設けられた支持軸を内挿する軸孔を有し、該支持軸により回動可能に軸支され、前記操作部の操作に応じた前記ロックピンの変位を規制可能なロック位置と、前記ロックピンの変位を許容するアンロック位置と、に変位可能な可動部品であるシフトロックリンクと、
前記シフトロックリンクに設けられた被駆動部に係止される係止部を有し、作動時に該係止部を所定方向に駆動することで前記支持軸の回りに前記シフトロックリンクを回動させるアクチュエータと、
前記シフトロックリンクにおける前記軸孔の外周側に当たる位置に固定される基部と、弾性変形に応じて該基部の回りを回動するように延設された延設部と、を含む弾性部材と、を備え、
該弾性部材を取り付けた前記シフトロックリンクでは、前記軸孔に前記支持軸を未挿入の場合、前記延設部の一部をなす押圧部が前記軸孔の内周側に張り出すように位置している一方、
前記軸孔に前記支持軸を挿入した場合、弾性変形に応じて前記延設部が外周側に回動すると共に前記押圧部が前記支持軸の外周面に外接して軸方向に直交する方向に該支持軸を付勢し、作動時に前記アクチュエータが前記係止部を駆動する方向とは反対側に当たる前記軸孔の内周面に前記支持軸が押し当たった状態となるシフトレバーユニット。 - 請求項1において、前記シフトロックリンクに取り付けた前記弾性部材の押圧部は、前記シフトロックリンクの軸孔の軸方向に対して斜行しているシフトレバーユニット。
- 請求項1又は2において、前記支持軸の先端には、前記軸孔に挿入される際の挿入方向の荷重の少なくとも一部を、前記軸孔の外周側に向かう荷重に変換して前記押圧部に作用するガイド面が設けられているシフトレバーユニット。
- 請求項1〜3のいずれか1項において、前記押圧部は、前記軸孔の軸方向に2段並列配置され、当該2段の押圧部のうちの前記軸孔に対して前記支持軸を挿入する際の挿入奥側の2段目の押圧部は、1段目の押圧部の外周側への回動に連動すると共に、前記支持軸を未挿入のときの前記軸孔の内周側への張り出し量が該1段目の押圧部の張り出し量よりも少ないシフトレバーユニット。
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JP2011137370A JP5909056B2 (ja) | 2011-06-21 | 2011-06-21 | シフトレバーユニット |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2011137370A JP5909056B2 (ja) | 2011-06-21 | 2011-06-21 | シフトレバーユニット |
Publications (2)
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JP2013001346A JP2013001346A (ja) | 2013-01-07 |
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Family Applications (1)
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JP2011137370A Active JP5909056B2 (ja) | 2011-06-21 | 2011-06-21 | シフトレバーユニット |
Country Status (1)
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-
2011
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