JP6423248B2 - シフトレバーユニット - Google Patents
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Description
前記シフトレバーに付設されていると共に、該シフトレバーの操作に伴う変位である操作変位を生じる係止部を含むロック部材と、
前記シフトレバーを操作可能に支持すると共に、前記係止部の操作変位を規制することにより前記シフトレバーの操作を規制する規制構造が設けられたベースブラケットと、
前記シフトレバーの操作の際、前記ベースブラケット側に設けた摺動面に押し当たりながら摺動する当接部材と、を備え、
前記ロック部材は、運転者による所定の解除操作により、前記係止部の操作変位が前記規制構造によって規制されない解除位置に変位可能であり、
前記ロック部材及び前記当接部材は付勢部材を共用しており、前記ロック部材は、当該付勢部材により前記解除操作に応じた変位方向とは逆向きに付勢され、前記当接部材は、当該付勢部材の付勢力により前記摺動面に押し当たっており、
前記シフトレバーは、略筒状をなすと共に、運転者の持ち手が取り付けられるレバー本体を含み、
該レバー本体には、前記持ち手とは反対側の端部から前記ロック部材、前記付勢部材及び前記当接部材を挿入可能であると共に、前記係止部が径方向外周側に突出し、前記当接部材の先端部が前記持ち手とは反対側の端部から突出する状態で、略筒状の前記レバー本体の軸方向に沿って前記ロック部材、該ロック部材と前記当接部材との間で共用される付勢部材、及び該当接部材が内挿されているシフトレバーユニットにある(請求項1)。
該レバー本体には、前記係止部が径方向外周側に突出し、前記当接部材の先端部が前記持ち手とは反対側の端部から突出する状態で、略筒状の前記レバー本体の軸方向に沿って前記ロック部材及び前記当接部材が内挿されている。
この場合には、前記付勢部材及び前記当接部材に対して前記係止部の位置を前記軸方向にずらして配置する場合と比べて、当該軸方向における寸法を短縮できる。上記のような構成は、前記シフトレバーユニットの小型設計において非常に有効である。
(実施例1)
本例は、所定のシフト方向にシフトレバー10を操作可能なシフトレバーユニット1に関する例である。この内容について、図1〜図12を用いて説明する。
レバー本体2は、中空棒状の筒部21の両側面にシフト軸20が立設された樹脂部品であり、ベースブラケット3により回動可能に軸支される。レバー本体2には、シフトレバー10を貫通させるシフトパネル18(図1)の長孔を内側からカバーする断面円弧状の湾曲カバー201や、図示しないシフトケーブルを係止するコントロールピン281が立設されたコントロールレバー28等が設けられている。シフトレバーユニット1では、コントロールピン281に係止されたシフトケーブル(図示略)を介してシフトレバー10の回動動作が自動変速機(図示略)側に伝達される。
ホルダ部610は、ディテントスプリング616及びディテントプランジャ62を内挿保持するように構成されている。ホルダ部610の外周面には、径方向外周側に突出するロックピン615が立設されていると共に、軸方向に延在する長孔610Sが穿孔されている。シフトレバー10の回動操作に応じて回動変位(操作変位)を生じる係止部の一例であるロックピン615は、後述するディテント部7(図9)やシフトロックリンク15(図10)との組み合わせにより、不用意なシフト操作を規制するための構成である。
ノブ本体51には、シフトボタン50を収容するための有底筒状のシフトボタン収容部500と、ODボタン4を保持するODボタン保持部54と、が設けられている。
上記のごとく摺動面77には、図12のごとく、シフト位置毎に節度溝77Tが設けられ、隣り合う節度溝77Tの間は相対的に凸状が形成されている。シフトレバー10がいずれかのシフト位置に操作されると、先端部623が節度溝77Tに収容されてディテントプランジャ62が突出でき、これにより、ディテントスプリング616のばね弾性力が開放された状態となる。例えば、節度溝77Tの最深部手前の傾斜面にディテントプランジャ62の先端部623が押し当たる状態では、ディテントスプリング616が伸張しようとする弾性復帰力に由来して、節度溝77Tに対応するシフト位置にシフトレバー10を付勢する力が生じる。運転者側の感覚的には、そのシフト位置にシフトレバー10が引き込まれるような感触が生じる。
このように、シフト位置毎の節度溝77Tを設けた摺動面77とディテントプランジャ62との組み合わせによれば、シフト位置毎の節度感を付与できシフト操作について良好な操作感を実現できる。
また、レバー本体2にディテントプランジャ62を内挿配置し、その開口端面219から先端部623を突出させるように構成してある。そのため、レバー本体2の回動空間を取り囲む外周側壁301の内周面に摺動面77を効率良く形成でき、外周側壁301の内周面以外に摺動面を設ける場合と比べて小型設計が容易になっている。
10 シフトレバー
15 シフトロックリンク
150 中心軸
17 ソレノイド
2 レバー本体
20 シフト軸
210 スリット孔
219 開口端面
3 ベースブラケット
31、32 側壁部
4 ODボタン
5 シフトノブ(持ち手)
50 シフトボタン
61 ディテントロッド(ロック部材)
610 ホルダ部
615 ロックピン(係止部)
616 ディテントスプリング(付勢部材)
62 ディテントプランジャ(当接部材)
7 ディテント部
77 摺動面
77T 節度溝
71V 境界部
710 規制面(規制構造)
Claims (4)
- シフト位置を選択するためにシフトレバーを操作可能なシフトレバーユニットであって、
前記シフトレバーに付設されていると共に、該シフトレバーの操作に伴う変位である操作変位を生じる係止部を含むロック部材と、
前記シフトレバーを操作可能に支持すると共に、前記係止部の操作変位を規制することにより前記シフトレバーの操作を規制する規制構造が設けられたベースブラケットと、
前記シフトレバーの操作の際、前記ベースブラケット側に設けた摺動面に押し当たりながら摺動する当接部材と、を備え、
前記ロック部材は、運転者による所定の解除操作により、前記係止部の操作変位が前記規制構造によって規制されない解除位置に変位可能であり、
前記ロック部材及び前記当接部材は付勢部材を共用しており、前記ロック部材は、当該付勢部材により前記解除操作に応じた変位方向とは逆向きに付勢され、前記当接部材は、当該付勢部材の付勢力により前記摺動面に押し当たっており、
前記シフトレバーは、略筒状をなすと共に、運転者の持ち手が取り付けられるレバー本体を含み、
該レバー本体には、前記持ち手とは反対側の端部から前記ロック部材、前記付勢部材及び前記当接部材を挿入可能であると共に、前記係止部が径方向外周側に突出し、前記当接部材の先端部が前記持ち手とは反対側の端部から突出する状態で、略筒状の前記レバー本体の軸方向に沿って前記ロック部材、該ロック部材と前記当接部材との間で共用される付勢部材、及び該当接部材が内挿されているシフトレバーユニット。 - 請求項1において、前記当接部材と、前記ロック部材又は前記レバー本体と、の間には、前記当接部材を保持するための抜止め構造が設けられているシフトレバーユニット。
- 請求項1又は2において、前記係止部は、前記付勢部材又は前記当接部材の外周側に位置しているシフトレバーユニット。
- 請求項1〜3のいずれか1項において、前記ロック部材は、前記付勢部材及び前記当接部材を内挿可能な略筒状のホルダ部を有し、前記係止部は、当該ホルダ部の外周面に立設されているシフトレバーユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014222559A JP6423248B2 (ja) | 2014-10-31 | 2014-10-31 | シフトレバーユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014222559A JP6423248B2 (ja) | 2014-10-31 | 2014-10-31 | シフトレバーユニット |
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JP2016088186A JP2016088186A (ja) | 2016-05-23 |
JP6423248B2 true JP6423248B2 (ja) | 2018-11-14 |
Family
ID=56018052
Family Applications (1)
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JP2014222559A Active JP6423248B2 (ja) | 2014-10-31 | 2014-10-31 | シフトレバーユニット |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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-
2014
- 2014-10-31 JP JP2014222559A patent/JP6423248B2/ja active Active
Also Published As
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JP2016088186A (ja) | 2016-05-23 |
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