JP6662693B2 - シフト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シフト体が回転されてシフト体のシフト位置が変更されるシフト装置に関する。
下記特許文献1に記載のロータリセレクタスイッチでは、コードディスクの回転をプランジャが規制することで、ノブの回転が規制される。
ここで、このロータリセレクタスイッチでは、モータの駆動力によりプランジャが移動されることで、プランジャによるコードディスクの回転規制が解除されて、ノブの回転規制が解除される。
米国特許出願公開第2015/0027861号明細書
本発明は、上記事実を考慮し、簡単な構成でシフト体の回転規制を解除できるシフト装置を得ることが目的である。
請求項1〜請求項5に記載のシフト装置は、回転されてシフト位置が変更される回転式のシフト体と、前記シフト体に設けられる操作部と、前記シフト体の回転を規制し、前記操作部が操作されることで前記操作部の移動に連動されて前記シフト体の回転規制が解除される規制手段と、を備えている。
請求項1に記載のシフト装置は前記操作部が前記シフト体の回転径方向側に操作される。
請求項2に記載のシフト装置は前記規制手段に設けられると共に、前記操作部と一体にされ、回転が規制されることで前記シフト体の回転が規制される規制部を備えている。
請求項2に記載のシフト装置は前記規制手段に設けられ、前記規制部が当接されて前記規制部の回転が規制される当接部と、前記シフト体に設けられ、前記規制部の回転が規制される際に前記規制部を前記当接部側に押圧する押圧部と、を備えている。
請求項3に記載のシフト装置は前記シフト体に設けられると共に、前記シフト体の回転径方向外側に突出され、前記操作部が設けられる突出部を備えている。
請求項6に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のシフト装置において、前記規制手段が前記シフト体の所定シフト位置への回転のみを規制する。
請求項4に記載のシフト装置は前記操作部に設けられ、前記シフト体に対し前記操作部の操作方向に移動されて前記シフト体に係合可能にされる係合部を備えている。
請求項5に記載のシフト装置は前記シフト体に設けられる本体部と、前記シフト体に設けられ、前記本体部を被覆すると共に、前記操作部が設けられる被覆部と、を備えている。
請求項1〜請求項5に記載のシフト装置では、回転式のシフト体が回転されて、シフト体のシフト位置が変更される。また、規制手段がシフト体の回転を規制する。
ここで、シフト体に操作部が設けられており、操作部が操作されることで、操作部の移動に連動されて規制手段によるシフト体の回転規制が解除される。このため、簡単な構成でシフト体の回転規制を解除できる。
請求項1に記載のシフト装置では、操作部がシフト体の回転径方向側に操作される。このため、操作部の操作方向がシフト体の回転方向とは異なることで、操作部を容易に操作できる。
請求項2に記載のシフト装置では、規制手段に規制部が設けられており、規制部の回転が規制されることで、シフト体の回転が規制される。
ここで、規制部が操作部と一体にされる。このため、部品点数を削減できる。
請求項2に記載のシフト装置では、規制手段に当接部が設けられており、規制部が当接されて、規制部の回転が規制される。
ここで、シフト体に押圧部が設けられており、規制部の回転が規制される際に、押圧部が規制部を当接部側に押圧する。このため、規制部が当接部と押圧部との間で圧縮応力を作用されることで、規制部の損傷を抑制できる。
請求項3に記載のシフト装置では、シフト体に突出部が設けられており、突出部がシフト体の回転径方向外側に突出される。
ここで、突出部に操作部が設けられる。このため、操作部を容易に操作できる。
請求項6に記載のシフト装置では、規制手段がシフト体の所定シフト位置への回転のみを規制する。このため、規制手段の構成を簡単にできる。
請求項4に記載のシフト装置では、操作部に係合部が設けられており、係合部が、シフト体に対し操作部の操作方向に移動されて、シフト体に係合可能にされる。このため、係合部をシフト体に対し操作部の操作方向に移動させてシフト体に係合させることで、操作部をシフト体に組付けることができ、操作部をシフト体に容易に組付けることができる。
請求項5に記載のシフト装置では、シフト体に本体部及び被覆部が設けられており、本体部を被覆部が被覆する。
ここで、被覆部に操作部が設けられる。このため、仮に本体部から被覆部が離脱された際に、規制手段が露出されることで、規制手段によるシフト体の回転規制を解除できる。
本発明の実施形態に係るシフト装置を示す左斜め後方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフト装置を示す上方から見た平面図である。 本発明の実施形態に係るシフト装置の主要部を示す右斜め後方から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフト装置の主要部を示す左斜め後方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフト装置において解除ボタンが下側に押圧操作された際を示す左斜め後方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフト装置においてノブの「R」位置への回転が規制された際を示す左方から見た断面図(図2の6−6線位置断面図)である。 本発明の実施形態に係るシフト装置においてノブの「R」位置への回転が許可される際を示す左方から見た断面図(図2の6−6線位置断面図)である。 本発明の実施形態に係るシフト装置においてノブが「R」位置に回転された際を示す左方から見た断面図(図2の6−6線位置断面図)である。
図1には、本発明の実施形態に係るシフト装置10が左斜め後方から見た斜視図にて示されており、図2には、シフト装置10が上方から見た平面図にて示されている。さらに、図3には、シフト装置10の主要部が右斜め後方から見た分解斜視図にて示されており、図4には、シフト装置10の主要部が左斜め後方から見た斜視図にて示されている。なお、図面では、シフト装置10の前方を矢印FRで示し、シフト装置10の右方を矢印RHで示し、シフト装置10の上方を矢印UPで示している。
本実施形態に係るシフト装置10は、車両(自動車)のインストルメントパネルに設置されて、車両の運転席(図示省略)の車両前側かつ車幅方向内側に配置されており、シフト装置10の前方、右方及び上方は、それぞれ車両の上側、右側及び後側に向けられている。なお、シフト装置10の前方、右方及び上方は、例えば、それぞれ車両の右側、後側及び上側に向けられてもよい。
図1〜図4に示す如く、シフト装置10には、支持体を構成する支持部材としての略直方体形箱状のプレート12が設けられており、プレート12は、インストルメントパネル内(車体側)に設置されている。プレート12内は、略全体において、上側に開放されており、プレート12内の左側かつ下側の部分は、左側、前側、後側及び下側に開放されている。
プレート12の右壁には、略円筒状の支持部14が一体に設けられており、支持部14は、プレート12から右側に突出されると共に、内部がプレート12内に連通されている。支持部14の上端部には、断面略逆台形状の挿入孔16が形成されており、挿入孔16は、支持部14の右側及び上側に開放されている。挿入孔16の前面は、平面状にされており、挿入孔16の前面は、上方へ向かうに従い前方へ向かう方向に傾斜されている(図6参照)。
支持部14の前側かつ上側の部分には、右側において、規制手段を構成するブロック状のロック壁18が一体に設けられており、ロック壁18は、支持部14の周方向に沿って曲げられている。ロック壁18の後側の端面は、平面状にされており、ロック壁18の後側の端面は、支持部14の挿入孔16の前面と面一にされて、上方へ向かうに従い前方へ向かう方向に傾斜されている。ロック壁18の後側の端面には、上端部において、当接部としての直方体状のロック部18Aが一対一体に設けられており、一対のロック部18Aは、左右方向において離間かつ対向されている。ロック部18Aの後面は、平面状にされており、ロック部18Aの後面は、上方へ向かうに従い前方へ向かう方向に傾斜されている(図6参照)。
プレート12の上側には、支持体を構成する第1被覆部材としての略矩形板状の上カバー20が取付けられており、上カバー20は、プレート12内を上側から被覆している。プレート12の左側には、支持体を構成する第2被覆部材としての断面略U字形板状のセンサカバー22が取付けられており、センサカバー22は、プレート12内の左側かつ下側の部分を左側、前側及び後側から被覆している。
プレート12の支持部14には、シフト体としての略有底円筒状の回転式のノブ24が支持されている。
ノブ24には、本体部としての樹脂製で略有底円筒状のノブ本体26が同軸上に設けられており、ノブ本体26内は、左側に開放されている。さらに、ノブ本体26の周壁の上部は、設けられておらず、ノブ本体26内は、上側に開放されている。
ノブ本体26の右壁(底壁)には、略円筒状の回転軸26Aが一体に設けられており、回転軸26Aは、ノブ本体26と同軸上に配置されている。回転軸26Aの左側部分は、プレート12の支持部14内に右方への移動を制限された状態で嵌合されて、支持部14に回転可能に支持されており、これにより、ノブ本体26が回転軸26Aにおいて支持部14に回転可能に支持されている。回転軸26Aの軸方向(左右方向)中間部は、中実にされており、回転軸26Aの軸方向中間部は、強度が高くされている。
回転軸26Aの軸方向中間部には、右側部分の上部において、円状の付勢孔28が形成されており、付勢孔28は、軸方向が上下方向に平行に配置されると共に、上側に開放されている。回転軸26Aの軸方向中間部には、付勢孔28の下側において、案内部としての円状の案内孔30が形成されており、案内孔30は、付勢孔28と同軸上に配置される共に、付勢孔28に比し径が小さくされている。
ノブ24には、被覆部としての樹脂製で略有底円筒状のノブパネル32が同軸上に設けられており、ノブパネル32は、内部が左側に開放されると共に、ノブ本体26に比し剛性が低くされている。ノブパネル32内には、ノブ本体26が収容されており、ノブパネル32は、ノブ本体26に組付けられて、ノブ本体26と一体に回転可能にされている。また、ノブパネル32のノブ本体26への組付強度は、ノブ本体26のプレート12(支持部14)への組付強度に比し、小さくされている。さらに、ノブパネル32の右壁(底壁)とノブ本体26の右壁との間には、隙間34が形成されている。
ノブパネル32の上端には、突出部としての長尺矩形筒状の摘み部32Aが一体に設けられており、摘み部32Aは、ノブパネル32の外周から径方向外側(上方)に突出されている。摘み部32Aは、ノブパネル32の軸方向及び径方向と平行に配置されており、摘み部32Aは、ノブパネル32の軸方向全体に配置されている。ノブパネル32の上端には、長尺矩形状の連通孔36が貫通形成されており、連通孔36は、摘み部32A内の左端部及び右端部を除く全体をノブパネル32内に連通させている。
ノブパネル32の上端には、押圧部としての長尺矩形板状の保護壁32B(図6参照)が一体に設けられており、保護壁32Bは、ノブパネル32の内周から径方向内側(下方)に突出されると共に、ノブパネル32の軸方向と平行に配置されて、ノブパネル32の右壁と一体にされている。保護壁32Bは、摘み部32Aの後壁と平行に配置されており、保護壁32Bの前面は、摘み部32Aの後壁の前面(内側面)及び連通孔36の後面と面一にされている。また、保護壁32Bの肉厚寸法は、ノブパネル32の周壁及び摘み部32Aの周壁の肉厚寸法に比し、大きくされている。
ノブ24は、車両の乗員(例えば運転手)によって、ノブパネル32の外周面又は摘み部32Aのみを把持されて、前後方向に所定範囲で回転操作可能にされており、ノブ24は、前側から後側に向けて、シフト位置としての「R」位置(リバース位置、所定シフト位置)、「N」位置(ニュートラル位置)、「H」位置(ホーム位置)、「N」位置(ニュートラル位置)、「D」位置(ドライブ位置)に配置可能にされている。
ノブ24には、節度機構(図示省略)によって付勢力が作用されており、ノブ24は、節度機構の付勢力によって「H」位置に配置されている。ノブ24は、節度機構の付勢力に抗して前側及び後側に回転操作可能にされており、ノブ24が「H」位置以外に配置された状態でノブ24に回転操作力が作用されなくなった際には、ノブ24が節度機構の付勢力によって「H」位置に回転(復帰)される。
ノブ24には、操作体としての樹脂製の解除ボタン38が設けられており、解除ボタン38は、左右方向中央を通過する左右方向に垂直な面に対し対称な形状にされている。
解除ボタン38の上側部分には、T字形板状の操作部38Aが設けられており、操作部38Aは、前後方向に垂直に配置されている。操作部38Aの上側部分は、ノブパネル32の摘み部32A内に嵌合されており、操作部38Aは、摘み部32Aに沿って上下方向に移動可能にされている。操作部38Aの下側部分(解除部)は、ノブパネル32の連通孔36に貫通されており、操作部38Aの下側部分は、プレート12(ロック壁18)の一対のロック部18A間の左右方向位置に配置されている。
操作部38Aの上側部分の左端部及び右端部には、それぞれ係合部としての長尺矩形板状の係合爪40が一体に設けられており、係合爪40は、操作部38Aから下方に延出されている。係合爪40は、左右方向に垂直に配置されており、係合爪40は、下端部(先端部)を除き、左右方向に弾性変形可能にされている。係合爪40の下端部には、直角三角形柱状の係合突起40Aが一体に設けられており、係合突起40Aは、操作部38Aの左右方向外側に突出されると共に、上面が上下方向に垂直に配置されている。左側及び右側の係合爪40は、それぞれノブパネル32の連通孔36の左端及び右端を貫通しており、左側及び右側の係合爪40の係合突起40Aは、それぞれプレート12(支持部14)の挿入孔16及びノブ本体26右壁とノブパネル32右壁との隙間34に挿入されている。
解除ボタン38の下部には、被案内部としての円柱状の案内柱38Bが一体に設けられており、案内柱38Bの軸方向は、上下方向に平行に配置されている。案内柱38Bは、ノブ本体26の付勢孔28に貫通されると共に、ノブ本体26の案内孔30に嵌合されており、案内柱38Bは、付勢孔28及び案内孔30に沿って同軸上に移動可能にされている。
案内柱38Bは、付勢手段としてのコイルスプリング42内に同軸上に貫通されており、コイルスプリング42は、ノブ本体26の付勢孔28に挿入されている。コイルスプリング42は、解除ボタン38の下記規制部38Cと付勢孔28の下面との間に掛渡されており、コイルスプリング42は、軸方向において圧縮されて、解除ボタン38を上方に付勢している。解除ボタン38の左側及び右側の係合爪40は、それぞれ、係合突起40Aの上面において、ノブパネル32の連通孔36より左側部分及び右側部分に下側から係合されており、これにより、コイルスプリング42の付勢力による解除ボタン38の上方への移動が制限されている。解除ボタン38の操作部38Aは、ノブパネル32の摘み部32Aの上方に突出されており、操作部38Aが下側(ノブ24の回転径方向内側)に押圧操作されることで、操作部38Aの上側部分が摘み部32Aに案内されると共に解除ボタン38の案内柱38Bがノブ本体26の案内孔30に案内されつつ、解除ボタン38がコイルスプリング42の付勢力に抗して下側に移動されて、操作部38Aの下側部分がプレート12(ロック壁18)の一対のロック部18A間に前後方向において対向される(図5参照)。
解除ボタン38には、操作部38Aの下側部分と案内柱38Bとの間において、規制手段を構成する略矩形板状の規制部38Cが一体に設けられており、規制部38Cは、前後方向に垂直に配置されると共に、ノブパネル32の保護壁32Bの前側に配置されている。規制部38Cは、操作部38Aの下側部分に対し左側及び右側に突出されており、規制部38Cの左部及び右部は、それぞれプレート12(ロック壁18)の左側及び右側のロック部18Aに前後方向において対向されている。また、上述の如く解除ボタン38が下側に移動された際には、規制部38Cがプレート12(ロック壁18)の一対のロック部18Aより下側部分に前後方向において対向される(図5参照)。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のシフト装置10では、ノブ24における解除ボタン38の操作部38Aが下側に押圧操作されない状態で、ノブ24が前側の「N」位置から「R」位置に回転される際に、解除ボタン38の規制部38Cの左部及び右部がそれぞれプレート12(ロック壁18)の左側及び右側のロック部18Aに面接触されて、規制部38Cの前側への回転が一対のロック部18Aによって規制されることで、ノブ24の「R」位置への回転が規制される(図6参照)。
一方、操作部38Aが下側に押圧操作されて、解除ボタン38がコイルスプリング42の付勢力に抗して下側に移動された状態で、ノブ24が前側の「N」位置から「R」位置に回転される際には、規制部38Cが一対のロック部18Aの下側に配置される状態で、操作部38Aの下側部分が一対のロック部18A間に挿入されて、規制部38Cの前側への回転規制が解除されることで、ノブ24の「R」位置への回転規制が解除される(図7及び図8参照)。
ここで、解除ボタン38に操作部38Aと規制部38Cとが設けられており、操作部38Aへの押圧操作力により操作部38Aの移動に規制部38Cが機械的に連動されて、ノブ24の「R」位置への回転規制が解除される。このため、電気的機構(上記特許文献1のモータ)を使用しなくても、操作部38A及び規制部38Cによる機械的機構によってノブ24の「R」位置への回転規制を解除できる。これにより、簡単な構成でノブ24の「R」位置への回転規制を解除でき、シフト装置10を小型化できると共に、コストを低減できる。
また、上述の如く、操作部38Aが下側(ノブ24の回転径方向側)に押圧操作される。このため、操作部38Aの操作方向がノブ24の回転方向とは異なることで、操作部38Aを容易に操作できると共に、操作部38Aの誤操作を抑制できる。
さらに、ノブ24(ノブパネル32)の摘み部32Aがノブ24の上側(回転径方向外側)に突出されている。このため、乗員が、ノブ24(ノブパネル32)の外周面を把持した状態でノブ24を回転操作できるのみならず、摘み部32Aのみを把持した状態でノブ24を回転操作できる。
しかも、摘み部32Aの上端(突出先端)から操作部38Aが突出されている。このため、操作部38Aを一層容易に操作できると共に、操作部38Aの誤操作を一層抑制できる。
また、上述の如く、規制部38Cの左部及び右部がそれぞれ左側及び右側のロック部18Aに面接触されて、規制部38Cの前側への回転が一対のロック部18Aによって規制される際には、ノブ24(ノブパネル32)の保護壁32Bが、規制部38Cに面接触できて、規制部38Cを前側(一対のロック部18A側)に押圧できる(図6参照)。このため、規制部38Cに一対のロック部18Aと保護壁32Bとの間で圧縮応力を作用させることができ、規制部38Cの損傷を抑制できて、規制部38Cを保護できる。
さらに、ノブ24の「R」位置への回転のみが規制される。このため、プレート12における規制部38Cの回転を規制する構成(ロック壁18の構成)を簡単にできる。
また、解除ボタン38において規制部38Cが操作部38Aと一体に設けられている。このため、部品点数を削減できると共に、規制部38C及び操作部38Aの組付性を向上できる。
さらに、解除ボタン38がノブ24に組付けられる際には、解除ボタン38がノブ24(ノブパネル32)の摘み部32A内及び連通孔36に挿入されると共に、解除ボタン38の案内柱38Bがコイルスプリング42内に貫通される状態でノブ24(ノブ本体26)の付勢孔28及び案内孔30に挿入されて、解除ボタン38の一対の係合爪40がそれぞれ弾性力により係合突起40Aをノブ24(ノブパネル32の連通孔36より左側部分及び右側部分)に下側から係合される。このため、解除ボタン38をノブ24に対し操作部38Aの押圧操作方向(ノブ24の回転径方向側)に移動させて係合爪40をノブ24に係合させることで、解除ボタン38をノブ24に組付けることができ、解除ボタン38をノブ24に容易に組付けることができると共に、ノブ24(ノブパネル32)の構成を簡単にできてノブ24の意匠制約を低減できる。
また、ノブ24ではノブ本体26がノブパネル32に被覆されており、ノブパネル32のノブ本体26への組付強度がノブ本体26のプレート12(支持部14)への組付強度に比し小さくされている。このため、仮に、ノブ24に乗員から過負荷が入力された際には、ノブ本体26からノブパネル32が離脱でき、乗員に入力される荷重を低くできて、乗員を効果的に保護できる。
しかも、ノブパネル32に解除ボタン38の操作部38Aが設けられている。このため、仮に、ノブ本体26からノブパネル32が離脱された際には、ノブ本体26のロック壁18及び解除ボタン38の規制部38Cが露出されることで、ノブ24の「R」位置への回転規制を解除できて、ノブ24(ノブ本体26)を「R」位置に回転できる。
なお、本実施形態では、操作部38Aと規制部38Cとを一体に設けた。しかしながら、操作部38Aと規制部38Cとを別体にしてもよい。この場合、例えば操作部38Aへの押圧操作力、規制部38Cへの付勢力、又は、規制部38Cへの磁力により操作部38Aの移動に規制部38Cが機械的に連動されて、ノブ24の回転規制が解除される。
さらに、本実施形態では、ノブ24のシフト位置(「R」位置)への回転が規制される。しかしながら、ノブ24のシフト位置からの回転が規制されてもよい。
また、本実施形態では、シフト装置10をインストルメントパネルに設置した。しかしながら、シフト装置10を車室の床部やコラムカバーに設置してもよい。
10 シフト装置
18 ロック壁(規制手段)
18A ロック部(当接部)
24 ノブ(シフト体)
26 ノブ本体(本体部)
32 ノブパネル(被覆部)
32A 摘み部(突出部)
32B 保護壁(押圧部)
38A 操作部
38C 規制部(規制手段)
40 係合爪(係合部)

Claims (6)

  1. 回転されてシフト位置が変更される回転式のシフト体と、
    前記シフト体に設けられる操作部と、
    前記シフト体の回転を規制し、前記操作部が前記シフト体の回転径方向側に操作されることで前記操作部の移動に連動されて前記シフト体の回転規制が解除される規制手段と、
    を備えたシフト装置。
  2. 回転されてシフト位置が変更される回転式のシフト体と、
    前記シフト体に設けられる操作部と、
    前記シフト体の回転を規制し、前記操作部が操作されることで前記操作部の移動に連動されて前記シフト体の回転規制が解除される規制手段と、
    前記規制手段に設けられると共に、前記操作部と一体にされ、回転が規制されることで前記シフト体の回転が規制される規制部と、
    前記規制手段に設けられ、前記規制部が当接されて前記規制部の回転が規制される当接部と、
    前記シフト体に設けられ、前記規制部の回転が規制される際に前記規制部を介して前記当接部に前記シフト体の回転周方向において対向されて前記規制部を前記当接部側に押圧する押圧部と、
    を備えたシフト装置。
  3. 回転されてシフト位置が変更される回転式のシフト体と、
    前記シフト体に設けられる操作部と、
    前記シフト体の回転を規制し、前記操作部が操作されることで前記操作部の移動に連動されて前記シフト体の回転規制が解除される規制手段と、
    前記シフト体に設けられると共に、前記シフト体の回転径方向外側に突出され、前記操作部が設けられる突出部と、
    を備えたシフト装置。
  4. 回転されてシフト位置が変更される回転式のシフト体と、
    前記シフト体に設けられる操作部と、
    前記シフト体の回転を規制し、前記操作部が操作されることで前記操作部の移動に連動されて前記シフト体の回転規制が解除される規制手段と、
    前記操作部に設けられ、前記シフト体に対し前記操作部の操作方向に移動されて前記シフト体に係合可能にされる係合部と、
    を備えたシフト装置。
  5. 回転されてシフト位置が変更される回転式のシフト体と、
    前記シフト体に設けられる操作部と、
    前記シフト体の回転を規制し、前記操作部が操作されることで前記操作部の移動に連動されて前記シフト体の回転規制が解除される規制手段と、
    前記シフト体に設けられる本体部と、
    前記シフト体に設けられ、前記本体部を被覆すると共に、前記操作部が設けられる被覆部と、
    を備えたシフト装置。
  6. 前記規制手段が前記シフト体の所定シフト位置への回転のみを規制する請求項1〜請求項5の何れか1項記載のシフト装置。
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