JP2004314699A - 電磁ソレノイド装置 - Google Patents

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Tetsunori Inoguchi
哲規 井野口
Masanori Suzuki
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Abstract

【課題】AT車のシフトレバー解除装置に組み込まれる電磁ソレノイド装置4に起因する作動音を既存のコイルスプリングSpを利用してコスト的に有利に低減させる。
【解決手段】プランジャー11は、復帰用のコイルスプリングSpにより軸方向に付勢されている。プランジャー11は、コイルスプリングSpにより回転付勢されてピン13をエクステンションアーム14の長穴部17に常に摺接させる。コイル5に対する通電・無通電に伴い、プランジャー11はピン13を長穴部17に常に摺接させながら変位するため、ピン13が長穴部17内でがたつかない。ピン13が長穴部17に摺接する際の反動により、プランジャー11はボビン内を二点接触状態で変位するため、プランジャー11がボビン内でがたつかない。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通電制御によりプランジャーを往復移動させる電磁ソレノイド装置に係り、とりわけ車両用自動変速機のシフトレバー解除装置などに適用する電磁ソレノイド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動変速機を搭載した車両(AT車)では、電磁ソレノイド装置を組み込んだ例として走行時の安全を図るためリバースロックやシフトレバーロックなどがある。リバースロックは、走行速度が一定値を越した時にRレンジへのシフトを規制し、シフトレバーロックではシフトレバーがパーキングレンジに位置する際、シフトロックによりシフトレバーの操作を規制する。
シフトレバーロックの例では、ブレーキペダルの操作に伴い、シフトレバー解除装置によりシフトロックが解除されてシフトレバーのシフト操作が可能となった後に車両を発進させるようにしている。これにより、パーキングレンジからシフトレバーの不用意な操作に伴って車両が急発進してしまう危険な誤操作を防止している。
【0003】
シフトレバー解除装置において、ブレーキペダルの操作によるシフトロックの解除は、例えばゲート式やコラム式の操作部により横方向への変位を行ったり、シフトレバーのノブに設けたリリースボタンの押圧操作により行なう。リリースボタンの場合、車両を停止する際にシフトレバーをパーキングレンジに位置させると、電磁ソレノイド装置によりロック機構をロック位置に変位させてリリースボタンの押圧操作を阻止する。ブレーキペダルを踏むと、電磁ソレノイド装置の通電によりロック機構がロック位置から解除位置に戻り、リリースボタンの押圧操作を可能にする。
【0004】
シフトレバー解除装置の一例として図6に示すものがある。図6において、リリースボタンの作動を制御するエクステンションアーム50は、ボス部51を支軸52に回動可能に嵌め込んでいる。ソレノイド53内に往復移動可能に挿入されたプランジャー54は、復帰用のコイルスプリング55により外方に付勢されている。プランジャー54の先端部はピン56を有し、エクステンションアーム50に形成された長穴部57に遊嵌状態に連結されている。ソレノイド53に対する通電・無通電(ON・OFF)によりプランジャー54が電磁吸引力を受けてスリーブ53a内を矢印L方向に移動する。これに伴い、プランジャー54の変位がピン56および長穴部57を介してエクステンションアーム50に伝わる。これにより、エクステンションアーム50は支軸52を中心にして矢印Mで示す方向に回動してリリースボタンの解除やロックを行う。
【0005】
この場合、プランジャー54とスリーブ53aとの間には、プランジャー54の往復移動上必要なクリアランスを確保している。プランジャー54の変位をエクステンションアーム50に伝達する関係上、ピン56は長穴部57に遊嵌している。エクステンションアーム50を回動させる関係上、ボス部51は支軸52に僅かな隙間Gpを介して嵌め込まれている。このため、ソレノイド53に通断電する毎にプランジャー54がスリーブ53aの内周面に当たったり、ピン56が長穴部57の内周面に当たってがたつくとともに、ボス部51が支軸52にがたつき車室内に作動音が発生する。とりわけ、プランジャー54は強い電磁吸引力により素早く変位するため、がたつきも激しくて発生する作動音も大きくなる傾向にある。プランジャーの作動音を低減させるものとしては、ソレノイドの消音構造が示されている(例えば特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−57024号公報(第3頁、第2図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この消音構造では、プランジャーとプランジャー受との間に、小突起を形成した緩衝材性のスペーサを別部材として設けている。しかしながら、別部材のスペーサを設けることは、材料費や組付工程が増して製造費が上昇し、とりわけ量産時にコスト的に不利になる。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は新たな部材を付加することなく既存の付勢部材でコスト的に有利に作動音の発生を大幅に低減でき、量産時に費用対性能の点で有利な電磁ソレノイド装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(請求項1について)
ヨークはコイルを巻回したボビンを内蔵しており、プランジャーはボビン内に往復移動可能に設けられている。付勢部材はプランジャーとヨークとの間に設けられてプランジャーを軸方向に付勢する。エクステンションアームは、プランジャーの往復移動を例えばシフトロックレバーといった被作動部に伝達すべく設けられている。連結部は、プランジャーの先端部をエクステンションアームに摺接させてエクステンションアームに回動可能に連結する。付勢部材の付勢力によりプランジャーの先端部がエクステンションアームに対する摺接を常に維持する。
【0010】
コイルに対する通断電に伴い、プランジャーは、その先端部をエクステンションアームの一端部に常に摺接させながら変位する。プランジャーがエクステンションアームに摺接する際の反動により、プランジャーがボビン内を二点接触状態で変位する。このため、プランジャーがボビンに対してがたつかず、プランジャーの先端部とエクステンションアームの一端部との間でがたつきが生じず作動音の発生を大幅に低減することができる。しかも、プランジャーに起因する作動音の低減に既存の付勢部材を用いることで済み、新たな別部材を必要としないのでコスト的に有利であり、特に量産時に費用対性能が大きく向上する。
【0011】
(請求項2について)
付勢部材は、プランジャーの軸方向に加えて周方向に付勢するようになっており、連結部はプランジャーとエクステンションアームのうち一方に形成した突部を他方に形成した凹部に常に摺接させる。このため、コイルに対する通断電に伴い、プランジャーは、突部を凹部に常に摺接させながら変位する。突部が凹部に摺接する際の反動により、プランジャーが押されてボビン内を二点接触状態で変位して請求項1と同様な効果が得られる。
【0012】
(請求項3について)
付勢部材はコイルスプリングであり、連結部はプランジャーとエクステンションアームのうち一方に形成したピンを他方に形成した長穴部に常に摺接させる。コイルに対する通電・無通電に伴い、プランジャーは、ピンを長穴部に常に摺接させながら変位する。ピンが長穴部に摺接する際の反動により、プランジャーが押されてボビン内を二点接触状態で変位して請求項1と同様な効果が得られる。
【0013】
(請求項4について)
エクステンションアームは、その中間部に形成したボス部を支軸に回動可能に嵌め込んでいる。エクステンションアームは、ボス部の一部を支軸に常に摺接させた状態で回動するので、ボス部が支軸に対してがたつかず、作動音の発生を大幅に低減することができる。
【0014】
(請求項5について)
電磁ソレノイド装置を、パーキングレンジからのシフトレバーの誤動作を防止する車両用自動変速機のシフトレバー解除装置に適用している。請求項1および請求項2と同様に電磁ソレノイド装置の費用対性能が向上するので、車両の量産時の費用対性能を向上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明を車両用自動変速機のシフトレバー解除装置に適用した各実施例について図を参照しながら説明する。
図1および図2は本発明の第1実施例を示す。図1において車室内のコンソ−ル(図示せず)には、変速操作入力部1が設けられている。変速操作入力部1には、先端部にノブ2を有するシフトレバー3が取り付けられ、Pレンジ(パーキングレンジ)、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジ、2速およびLレンジにシフト操作される。
【0016】
シフトレバー3には、後述するエクステンションアーム14を駆動する電磁ソレノイド装置4を組み込んだ車両用自動変速機のシフトレバー解除装置Shを付設している。電磁ソレノイド装置4は、コイル5を巻回したボビン6を備えている。ヨーク7は、磁性体である鋼材から馬蹄形あるいは略U字状に折曲形成されてコイル5を覆うように設けられている。ヨーク7の閉鎖端面には透孔7aを形成し、透孔7aからスリーブ8をボビン6内に嵌め込んでいる。プレート部材9は、ヨーク7の開口端部7bに嵌め込まれ、中央部に短筒状のコアステータ10を一体に形成している。
【0017】
ボビン6のスリーブ8内には、プランジャー11が軸方向に往復移動可能に設けられ、後端部に形成した先細り状の円錐台部11aがコアステータ10に対向している。プランジャー11の先端部は、透孔7aの外縁部に対向する径大な頭部11bを形成している。頭部11bは、軸方向に延出する舌片部12を有し、舌片部12にピン13を突部として貫通状態に設けている。頭部11bとヨーク7との間には、付勢部材として復帰用のコイルスプリングSpをプランジャー11に巻回状態に設けている。
【0018】
コイルスプリングSpの一端部は頭部11bに形成した穴部11cに嵌着され、他端部はヨーク7に形成した穴部7cに嵌着されている。コイルスプリングSpを穴部11c、7cに嵌着するに先立って、コイルスプリングSpを巻き締め方向に若干縮径した後に解放している。これによりコイルスプリングSpは、プランジャー11を矢印Aで示すように外方に付勢するとともに、矢印Bで示すように周方向すなわち右回りに回転付勢する。
【0019】
エクステンションアーム14はロックレバーとして設けられ、略中央部に一体形成したボス部15を支軸16に回動可能に嵌合している。エクステンションアーム14の上端部は係合部14aを形成し、下端部は連結部としてのピン13が挿通する長穴部17を凹部として形成している。この場合、コイルスプリングSpの回転付勢力により、ピン13の外周部13aが長穴部17の内周面に押し付けられて摺接するとともに、ボス部15の内周部15aが支軸16の外周部に押し付けられて摺接する。コイルスプリングSpによりピン13が長穴部17に押し付けられる反動で、プランジャー11が矢印Eで示す方向に押されてボビン6のスリーブ8の内周面P1、P2に二点接触状態で摺動するようになる。
【0020】
エクステンションアーム14は、シフトレバー3の方向に延びて係合部14aを形成している。シフトレバー3の係合部14aに近接する部分には、軸方向に所定の幅を有する縦穴部(図示せず)が形成されている。縦穴部には、ロックピン18が被作動部としてシフトレバー3と略直交するように嵌着されて縦穴部の幅寸法範囲内で往復移動する。車両が駐停車してシフトレバー3がPレンジに位置する場合、ロックピン18がポジションプレート19のPレンジ用のロック穴部20に係合してシフトレバー3が他の走行レンジに回動変位することを阻止している。この状態では、エクステンションアーム14が作動してリリースボタン2aを操作不能にしている。
【0021】
これに伴い、シフトレバー3の操作が不能になり、駐停車時にシフトレバー3がPレンジからシフトされて車両が急発進するという誤操作を防ぐ。駐停車時にイグニション検知部21によりイグニションキーの投入が検知され、Pレンジ検知部22によりシフトレバー3がPレンジに位置することが検知される。この状態でブレーキペダル(図示せず)を操作すると、この操作がブレーキペダル操作検知部23により検知される。これらの検知状態をソレノイド通電部24が判断して電磁ソレノイド装置4のコイル5を通電する。
【0022】
コイル5への通電により、プランジャー11がコイルスプリングSpの付勢力に抗して矢印Aとは反対方向に変位する。プランジャー11の変位は、ピン13および長穴部17を介してエクステンションアーム14に伝わる。このため、エクステンションアーム14が支軸16を中心にして実線のロック位置から矢印Cで示す方向に回動して二点鎖線の解除位置に変位する。解除位置では、リリースボタン2aが操作可能となるので、ロック穴部20に対するロックピン18の係合が外れてシフトロックが解除される。この結果、シフトレバー3をPレンジから他の走行レンジにシフト操作することが可能となる。
【0023】
シフトレバー3を他の走行レンジにシフト操作すると、ソレノイド通電部24によりコイル5を無通電にする。このため、プランジャー11がコイルスプリングSpの付勢力により矢印A方向に変位して元の位置に戻る。プランジャー11の変位は、ピン13および長穴部17を介してエクステンションアーム14に伝わる。このため、エクステンションアーム14が支軸16を中心にして矢印Cとは反対方向に回動して実線のロック位置に復帰する。
【0024】
電磁ソレノイド装置4によらずにシフトロックを解除するには、図1に示す手動解除ボタン25をスプリング(図示せず)の付勢力に抗して押圧操作する。これにより、中間リンク26を介して開放レバー27が矢印Dで示す方向の回動により二点鎖線のリリース位置に変位する。この時、開放レバー27の下端部27aがエクステンションアーム14の係合部14aを押圧により二点鎖線の解除位置に回動させる。このため、電磁ソレノイド装置4に通電した時と同様にリリースボタン2aが操作可能となり、シフトレバー3をPレンジから他の走行レンジへのシフト操作が可能となる。
【0025】
シフトレバー解除装置Shにおいて、シフトレバー3がPレンジに位置する時、リリースボタン2aのロックおよびロック解除は、電磁ソレノイド装置4に対する通電・無通電により行なわれる。この際、プランジャー11が矢印Aおよび矢印Aとは反対方向に往復変位するが、プランジャー11をコイルスプリングSpにより矢印B方向に回転付勢させている。
【0026】
このため、プランジャー11の往復変位時にピン13が長穴部17の内周面に摺接しながら変位するとともに、ボス部15が支軸16の外周部に摺接しつつ変位する。このため、ピン13が長穴部17内でがたつかず、ボス部15が支軸16に対してがたつかず、作動音の発生を大幅に低減することができる。
ピン13がコイルスプリングSpにより長穴部17に押し付けられる反動で、プランジャー11がボビン6のスリーブ8の内周面P1、P2に二点接触状態で摺動する。このため、プランジャー11がボビン6のスリーブ8に対してがたつかず、作動音の発生を大幅に低減することができる。しかも、プランジャー11に起因する作動音の低減に既存のコイルスプリングSpを付勢部材として用いることで済み、新たな別部材を必要としないのでコスト的に有利で、特に量産時に費用対性能が大きく向上する。
【0027】
図3は本発明の第2実施例を示す。第2実施例ではコイルスプリングSpの取付け状態を第1実施例とは異ならせている。コイルスプリングSpを取り付けるため、プランジャー11の頭部11bおよびヨーク7に突子28、29をそれぞれ形成している。コイルスプリングSpの一端部を突子28に引っ掛けて他端部を突子29に引っ掛けている。
【0028】
図4は本発明の第3実施例を示す。第3実施例ではコイルスプリングSpを取り付けるため、プランジャー11の頭部11bおよびヨーク7にリング部30、31をそれぞれ形成している。コイルスプリングSpの一端部をリング部30に挿通して他端部をリング部31に挿通している。
【0029】
図5は本発明の第4実施例を示す。第4実施例が第1実施例と異なるところは、プランジャー11の矩形の頭部11bから延びる舌片部12に略横U字状のフック部35を凹部として一体に形成したことである。エクステンションアーム14には、長穴部17の代わりにピン13を形成してフック部35の内周部に摺接させている。
【0030】
[変形例]
上記実施例では、プランジャー11にピン13を設け、エクステンションアーム14に長穴部17を形成したが、逆にプランジャー11に長穴部17を形成してエクステンションアーム14にピンを設けてもよい。エクステンションアーム14には、長穴部17に代わって鉤状や略L字状のフック部を設けてもよく、要はプランジャー11の先端部とエクステンションアーム14の下端部とが連結部において摺接する構成であればよい。この場合、ピンはプランジャー11あるいはエクステンションアーム14に一体に形成してもよい。
【0031】
付勢部材としてはコイルスプリングSpのみに限らず、プランジャー11を軸方向に付勢するとともに、回転付勢する構成のものであればよい。その他、本発明の具体的な実施にあたっては、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電磁ソレノイド装置が組み込まれたシフトレバー解除装置の概略側面図である(第1実施例)。
【図2】電磁ソレノイド装置およびエクステンションアームの一部を示す斜視図である。
【図3】電磁ソレノイド装置の斜視図である(第2実施例)。
【図4】電磁ソレノイド装置の斜視図である(第3実施例)。
【図5】電磁ソレノイド装置におけるフック部の拡大斜視図である(第4実施例)。
【図6】従来の電磁ソレノイド装置を組み込んだシフトレバー解除装置を示す拡大縦断面図である。
【符号の説明】
3 シフトレバー
4 電磁ソレノイド装置
5 コイル
6 ボビン
7 ヨーク
8 スリーブ
10 コアステータ
11 プランジャー
13 ピン(突部、連結部)
14 エクステンションアーム
15 ボス部
16 支軸
17 長穴部(凹部、連結部)
18 ロックピン(被作動部)
35 フック部(凹部、連結部)
Sp コイルスプリング(付勢部材)
Sh シフトレバー解除装置

Claims (5)

  1. コイルを巻回したボビンを内蔵したヨークと、
    このヨークのボビン内に往復移動可能に設けられたプランジャーと、
    このプランジャーと前記ヨークとの間に設けられて前記プランジャーを軸方向に付勢する付勢部材と、
    前記プランジャーの往復移動を被作動部に伝達すべく設けられたエクステンションアームと、
    前記プランジャーの先端部を前記エクステンションアームに摺接させることにより前記エクステンションアームに回動可能に連結する連結部とを備え、
    前記付勢部材の付勢力により前記プランジャーの先端部が前記エクステンションアームに対する摺接を常に維持するようにしたことを特徴とする電磁ソレノイド装置。
  2. 前記付勢部材は、前記プランジャーの軸方向に加えて周方向に付勢するようになっており、前記連結部は前記プランジャーと前記エクステンションアームのうち一方に形成した突部を他方に形成した凹部に常に摺接させることを特徴とする請求項1に記載の電磁ソレノイド装置。
  3. 前記付勢部材はコイルスプリングであり、前記連結部は前記プランジャーと前記エクステンションアームのうち一方に形成したピンを他方に形成した長穴部に常に摺接させることを特徴とする請求項1に記載の電磁ソレノイド装置。
  4. 前記エクステンションアームは、その中間部に形成したボス部を支軸に回動可能に嵌めていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電磁ソレノイド装置。
  5. シフトレバーがパーキングレンジに位置する際、ブレーキペダルを操作することによりシフトロックが解除されて前記シフトレバーのシフト操作を可能とする車両用自動変速機のシフトレバー解除装置に適用したことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電磁ソレノイド装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007038972A (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 Tsuda Industries Co Ltd 変速機のセレクトレバー装置
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