JP5905938B2 - コネクタ組立体 - Google Patents

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Description

この発明は、コネクタ組立体に係り、特に、一対のコネクタの嵌合状態を電気的に検知する嵌合検知機構を備えたコネクタ組立体に関する。
このような嵌合検知機構は、例えば、2つの検知用端子と短絡部材とで構成される嵌合検知回路を有し、一対のコネクタを互いに嵌合したときに、短絡部材により2つの検知用端子が短絡して嵌合検知回路を閉じることで、嵌合状態を検知している。
この種の嵌合検知機構を備えたコネクタ組立体として、特許文献1には、図24に示されるように、一方のコネクタに、嵌合方向Dに沿って互いに平行に2本の検知用端子1が配置されると共に、他方のコネクタに2つの接点部2Aを有する短絡部材2が配置されたものが開示されている。
双方のコネクタが互いに嵌合方向Dに沿って嵌合する際に、まず、2本の検知用端子1の先端が短絡部材2の2つの接点部2Aに接触した後、それぞれの検知用端子1が、対応する接点部2Aを擦ってワイピングしながら嵌合方向Dにさらに相対的に移動し、コネクタの嵌合が完了した時点で、図示しないロック機構により双方のコネクタの嵌合状態がロックされる。
また、特許文献2には、図25に示されるように、第1コネクタ3に、嵌合方向Dに沿って延びる検知用端子4が配置されると共に、第2コネクタ5のコネクタハウジング6に本体端子7が配置されたコネクタ組立体が開示されている。図27には、コネクタ組立体の1つの断面が示され、検知用端子4および本体端子7がそれぞれ1つしか表されていないが、第1コネクタ3に2本の検知用端子4が互いに平行に配置され、これらに対応して第2コネクタ5に2つの本体端子7が配置されている。
第1コネクタ3とは反対方向に延びる2つの本体端子7の後端は、移動可能な自由端となっており、それぞれ、湾曲したバネ部7Aを介して接点部7Bが形成されている。さらに、第2コネクタ5のコネクタハウジング6に、2つの本体端子7の接点部7Bを短絡するための短絡部材8が固定されており、第2コネクタ5が第1コネクタ3に嵌合しないときには、2つの本体端子7の接点部7Bが短絡部材8に接触して、互いに短絡した状態にある。
第2コネクタ5に取り付けられている操作レバー9を回転させて第1コネクタ3と第2コネクタ5の嵌合を開始させると、検知用端子4が対応する本体端子7にワイピングしながら接触すると共に、第2コネクタ5のコネクタハウジング6内に形成されている可動アーム10が操作レバー9により押し下げられて本体端子7のバネ部7Aを下方に変位させ、図27に示されるように、2つの本体端子7の接点部7Bが短絡部材8から離れた状態となる。
そして、第1コネクタ3と第2コネクタ5の嵌合が完了すると、操作レバー9の突起9Aがコネクタハウジング6の突起6Aに引っ掛かり、操作レバー9の回転が規制されて、第1コネクタ3と第2コネクタ5の嵌合状態がロックされる。これと同時に、操作レバー9により押し下げられていた本体端子7のバネ部7Aが嵌合前の状態に復帰し、2つの本体端子7の接点部7Bが短絡部材8に接触して互いに短絡することで嵌合検知回路が閉じられる。
特開2014−056718号公報 特開2014−011119号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたコネクタ組立体では、双方のコネクタの嵌合が完了する前から2本の検知用端子1が短絡部材2の2つの接点部2Aに接触して嵌合検知回路を閉じるため、コネクタの嵌合状態がロックされたことを正しく検知することができないという問題があった。
一方、特許文献2に開示されたコネクタ組立体では、操作レバー9により押し下げられていた本体端子7のバネ部7Aが嵌合前の状態に復帰することで、互いに対向する本体端子7の接点部7Bの表面と短絡部材8の表面とが接触するため、本体端子7の接点部7Bと短絡部材8とが擦れ合うストロークが短く、ワイピングの効果は小さいものである。
さらに、嵌合検知回路が、2本の検知用端子4と2つの本体端子7との間に形成される2つの接点と、2つの本体端子7の接点部7Bと短絡部材8との間に形成される2つの接点を合わせた、計4つもの接点が直列に配置された構成を有している。
このため、検知回路としての信頼性が乏しいという問題があった。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、コネクタの嵌合状態がロックされたことを信頼性よく検知することができるコネクタ組立体を提供することを目的とする。
この発明に係るコネクタ組立体は、操作レバーの操作により第1コネクタに対し嵌合方向に沿って第2コネクタが嵌合したときに、第1コネクタと第2コネクタの嵌合状態を嵌合ロック機構がロックし、第1コネクタに配置された第1端子および第2端子が嵌合検知機構により互いに短絡されるコネクタ組立体において、嵌合検知機構は、第1端子と第2端子の間に直列に配置される第1接点、第2接点および第3接点を有し、第1接点は、第1端子と、第2コネクタに配置され且つ第1コネクタと第2コネクタとの嵌合に伴って第1端子が嵌合方向に沿って挿入可能な第1ソケットとの間に形成され、第3接点は、第2端子と、第2コネクタに配置され且つ第1コネクタと第2コネクタとの嵌合に伴って第2端子が嵌合方向に沿って挿入可能な第2ソケットとの間に形成され、第2接点は、第1ソケットに接続されている第1バネ片と第2ソケットに接続されている第2バネ片との間に形成され、第2バネ片は、第1コネクタと第2コネクタの嵌合前は第1バネ片に接触する初期状態にあり、操作レバーの操作により第1コネクタと第2コネクタの嵌合を開始すると、操作レバーにより第2バネ片が押されて第1バネ片から離れることで第2接点を開くと共に、第1端子および第2端子が第1ソケットおよび第2ソケットにそれぞれ挿入されて嵌合方向にワイピングしながら第1ソケットおよび第2ソケットに接触して第1接点および第3接点を閉じ、操作レバーの操作により第1コネクタと第2コネクタとが嵌合すると、嵌合ロック機構が第1コネクタと第2コネクタの嵌合状態をロックすると共に、操作レバーにより第2バネ片が押されることが解除されて第2バネ片が初期状態に復帰し、嵌合方向とは異なる方向にワイピングしながら第1バネ片に接触して第2接点を閉じることで第1端子および第2端子が互いに短絡されるものである。
好ましくは、操作レバーは、レバー移動面に沿ってコネクタ離脱位置とコネクタ嵌合位置の間を往復回転移動するように第2コネクタに取り付けられている。
第1バネ片は、レバー移動面に沿った方向に弾性変位する第1先端平板部を有し、第2バネ片は、レバー移動面に対して垂直な方向に弾性変位する第2先端平板部を有し、操作レバーがコネクタ嵌合位置に到達して第2バネ片が初期状態に復帰するときに、第2バネ片の第2先端平板部の側縁部が第1バネ片の第1先端平板部の表面をワイピングして第2接点を閉じることが好ましい。
また、第1ソケットは、第2バネ片の第2先端平板部に対して平行に重なるように延びる板状部を有し、第2バネ片は、第2先端平板部の表面から第1ソケットの板状部に向かって突出すると共に第1ソケットの板状部との間に第2接点と並列に配置された第4接点を形成する突起を有し、操作レバーがコネクタ嵌合位置に到達して第2バネ片が初期状態に復帰するときに、第2バネ片の突起が第1ソケットの板状部に接触して第4接点が閉じるように構成することもできる。
嵌合ロック機構は、操作レバーに形成されたロックアームと、第1コネクタに配置され且つ操作レバーがコネクタ嵌合位置に到達したときにロックアームが引っ掛かるロックアーム受け部とを有し、第2バネ片は、操作レバーをコネクタ離脱位置からコネクタ嵌合位置に向けて移動させたときに、ロックアームを介して押されることが好ましい。
また、第2コネクタは、操作レバーと第2バネ片との間に配置されると共にレバー移動面上に突出する突出部が形成された可動アームを有し、操作レバーをコネクタ離脱位置からコネクタ嵌合位置に向けてレバー移動面に沿って移動させると、ロックアームにより突出部が押されて可動アームが弾性変形し、可動アームにより第2バネ片が押されることが好ましい。
さらに、操作レバーがコネクタ嵌合位置まで移動すると、ロックアームが突出部から外れ、可動アームの弾性変形が解消されて第2バネ片が初期状態に復帰するように構成することができる。
この発明によれば、嵌合検知機構が、第1端子と第2端子の間に直列に配置される第1接点、第2接点および第3接点を有し、第1接点および第3接点が、第1端子および第2端子と第1ソケットおよび第2ソケットとの間に形成され、第1コネクタと第2コネクタとが嵌合して嵌合ロック機構が第1コネクタと第2コネクタの嵌合状態をロックしたときに、第2ソケットに接続されている第2バネ片が初期状態に復帰することで嵌合方向とは異なる方向にワイピングしながら第1ソケットに接続されている第1バネ片に接触して第2接点を閉じるので、コネクタの嵌合状態がロックされたことを信頼性よく検知することが可能となる。
この発明の実施の形態に係るコネクタ組立体を示す斜視図である。 実施の形態のコネクタ組立体に用いられた操作レバーを示す斜視図である。 コネクタ組立体の要部を示す一部破断斜視図である。 コネクタ組立体の内部を示す一部破断斜視図である。 コネクタ組立体の内部を示す一部破断拡大斜視図である。 コネクタ組立体に用いられた嵌合検知機構を示す斜視図である。 嵌合検知機構の第1ソケットおよび第2ソケットを互いに離した状態で示す斜視図である。 第1ソケットの第1バネ片と第2ソケットの第2バネ片により形成される第2接点を示す一部破断斜視図である。 第1ソケットの第1バネ片を示す部分斜視図である。 嵌合前の第2コネクタを示す一部破断平面図である。 嵌合前のコネクタ組立体を示す一部破断側面図である。 嵌合前の嵌合検知機構を示す断面図である。 嵌合途中の第2コネクタを示す一部破断平面図である。 嵌合途中のコネクタ組立体を示す一部破断側面図である。 嵌合途中の嵌合検知機構を示す断面図である。 嵌合完了直前の第2コネクタを示す一部破断平面図である。 嵌合完了直前のコネクタ組立体を示す一部破断側面図である。 嵌合完了直前の嵌合検知機構を示す断面図である。 嵌合状態がロックされたときの第2コネクタを示す一部破断平面図である。 嵌合状態がロックされたときのロックアームとロックアーム受け部の位置関係を示す斜視図である。 嵌合状態がロックされたときのコネクタ組立体を示す一部破断側面図である。 嵌合状態がロックされたときの嵌合検知機構を示す断面図である。 第2接点と第4接点が閉じる様子を段階的に示す断面図である。 従来のコネクタ組立体に用いられた嵌合検知機構を示す斜視図である。 従来の他のコネクタ組立体の嵌合完了直前の状態を示す断面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に、この発明の実施の形態に係るコネクタ組立体の構成を示す。コネクタ組立体は、第1コネクタ11と、嵌合軸Cに沿って第1コネクタ11に嵌め込まれる第2コネクタ12とを備えている。第1コネクタ11は、多数のオス端子(図示せず)を保持する絶縁体からなる第1ハウジング13を有し、第1ハウジング13に2つのコネクタ収容部14が互いに隣接して形成されている。図1は、2つのコネクタ収容部14のうち、一方のコネクタ収容部14に第2コネクタ12が挿入された状態を示したものである。
第2コネクタ12は、多数のメス端子(図示せず)を保持する絶縁体からなる第2ハウジング15を有すると共に、第2ハウジング15の上部に回転可能に取り付けられた操作レバー16を有している。さらに、第2コネクタ12は、第2ハウジング15の内部に挿入されて固定された嵌合検知機構17を有している。
ここで、便宜上、嵌合軸Cに沿って第2コネクタ12から第1コネクタ11に向かう方向を+Y方向、2つのコネクタ収容部14が並ぶ方向であって第2コネクタ12が挿入されていないコネクタ収容部14から第2コネクタ12が挿入されているコネクタ収容部14に向かう方向を+X方向、XY面に対して垂直な方向をZ方向と呼ぶものとする。
図2に示されるように、操作レバー16は、平板形状のレバー本体18と、レバー本体18に連結された取っ手19を有している。レバー本体18には、操作レバー16を回転させる際の回転中心となる貫通孔20が形成されると共に、貫通孔20の近傍においてレバー本体18と同一面内で貫通孔20から遠ざかる方向に突出する凸部21が形成されている。
さらに、レバー本体18には、片持ち梁形状のロックアーム22が形成され、ロックアーム22にロック用突起23が形成されている。また、ロックアーム22の付け根部分の方向を向いたロック用突起23の端部には、テーパ面23Aが形成されている。
図3に示されるように、操作レバー16は、レバー本体18の貫通孔20に通された図示しない回転軸部を中心とし、XY面に沿うように第2ハウジング15に形成されたレバー移動面P上でコネクタ離脱位置とコネクタ嵌合位置の間を往復回転移動し得るように第2ハウジング15に取り付けられている。また、第2ハウジング15には、コネクタ嵌合位置まで回転された操作レバー16のロックアーム22のロック用突起23が引っ掛かるロックアーム受け部24が形成されている。この第2ハウジング15のロックアーム受け部24と操作レバー16のロックアーム22により第1コネクタ11と第2コネクタ12の嵌合状態をロックする嵌合ロック機構が形成されている。なお、図3は、操作レバー16がコネクタ離脱位置に位置する状態を示している。
また、第1ハウジング13には、コネクタ収容部14内に配置された凹部14Aが形成されている。
この凹部14Aは、コネクタ収容部14内に第2コネクタ12が挿入されたときに、第2コネクタ12の操作レバー16のレバー本体18と同じZ方向高さになるように配置されており、操作レバー16の凸部21と併せて、いわゆるラックピニオン構造を構成するものである。すなわち、第1ハウジング13のコネクタ収容部14内に第2コネクタ12を挿入した状態で、操作レバー16を図3において反時計方向に回転させると、操作レバー16の凸部21が第1ハウジング13の凹部14Aに接触して凹部14A内に入り込み、第2コネクタ12が嵌合方向である+Y方向に直線運動するように構成されている。逆に、第1コネクタ11と第2コネクタ12が嵌合した状態から、操作レバー16を時計方向に回転させると、操作レバー16の凸部21と第1ハウジング13の凹部14Aが互いに作用して、第2コネクタ12は−Y方向に直線運動することとなる。
また、図4に示されるように、第1コネクタ11の第1ハウジング13には、第1ハウジング13の背部から嵌合方向に沿った−Y方向に向かってコネクタ収容部14内に延びる互いに平行なピン形状の嵌合検知用の第1端子25および第2端子26が保持されている。そして、これら第1端子25および第2端子26の−Y方向に沿った延長線上に第2コネクタ12の第2ハウジング15に挿入固定されている嵌合検知機構17が位置している。
さらに、第2コネクタ12の第2ハウジング15には、嵌合検知機構17の直上に−Y方向に延びる片持ち梁形状の可動アーム27が形成されている。この可動アーム27は、先端がZ方向に弾性的に変位し得るように形成されており、可動アーム27の先端に+Z方向に突出する突出部28が形成されている。
図5に示されるように、可動アーム27の上面は、レバー移動面Pとほぼ同じ、あるいは、わずかに低いZ方向高さに位置しているが、突出部28は、レバー移動面Pよりも+Z方向に突出しており、操作レバー16の回転軌跡に干渉する位置にある。また、突出部28には、−Y方向および+Z方向を向いたテーパ面28Aが形成されており、レバー移動面Pに沿って操作レバー16を回転させたときに、操作レバー16が突出部28のテーパ面28Aに接触して突出部28を−Z方向に押し下げるように構成されている。
図6に示されるように、嵌合検知機構17は、それぞれY方向に延び且つ互いにX方向に隣接して配置された金属からなる第1ソケット29および第2ソケット30を有している。
第1ソケット29は、内部に端子収容部29Aを有し、第1コネクタ11と第2コネクタ12の嵌合に伴って、第1コネクタ11の第1ハウジング13に保持されている第1端子25が端子収容部29Aに挿入され、第1端子25と電気的に接続されるものである。この第1ソケット29と第1端子25との間に嵌合検知機構17の第1接点が形成される。
同様に、第2ソケット30は、内部に端子収容部30Aを有し、第1コネクタ11と第2コネクタ12の嵌合に伴って、第1コネクタ11の第1ハウジング13に保持されている第2端子26が端子収容部30Aに挿入され、第2端子26と電気的に接続されるものである。この第2ソケット30と第2端子26との間に嵌合検知機構17の第3接点が形成される。
図7は、第1ソケット29と第2ソケット30を互いにX方向に離した状態で示すもので、第1ソケット29に、YZ面内で−Y方向に延びる金属板からなる第1バネ片31が一体に形成され、第1バネ片31の−Y方向端部に、YZ面に沿った平板形状を有し且つ第1バネ片31の弾性変形に伴ってX方向に弾性変位する第1先端平板部32が形成されている。また、第1ソケット29には、XY面内で−Y方向に延びる板状部33が一体に形成されている。この板状部33は、第1ソケット29の中心軸よりも+X方向側、すなわち、第2ソケット30側に張り出す金属板により形成されている。
一方、第2ソケット30の−Y方向端部には、第2バネ片34が一体に形成されている。第2バネ片34は、第2ソケット30の中心軸よりも−X方向側、すなわち、第1ソケット29側に張り出す金属板により形成され、第2ソケット30の−Y方向端部からXY面内で−Y方向に延びる基端平板部35と、基端平板部35の−Y方向端部から+Z方向に屈曲して+Y方向に折り返す折り返し部36と、折り返し部36に形成され且つ+Z方向を向いた頂部37と、頂部37から−Z方向に下がってXY面内で+Y方向に延びる第2先端平板部38とを有している。第2先端平板部38は、第2バネ片34の弾性変形に伴ってZ方向に弾性変位するように構成されている。
さらに、第2先端平板部38の表面上には、+Z方向に突出する突起39が形成されている。
第1ソケット29および第2ソケット30は、互いにX方向に隣接した状態で第2ハウジング15内に配置されており、図8に示されるように、第1ソケット29の板状部33と第2ソケット30の第2バネ片34の第2先端平板部38とが互いに平行に重なる位置にある。すなわち、第2ソケット30の第2バネ片34の第2先端平板部38は、第1ソケット29の板状部33の−Z方向側に位置し、操作レバー16がコネクタ離脱位置に位置するときには、第2バネ片34が初期状態にあり、第2バネ片34の弾性により第2バネ片34の突起39が第1ソケット29の板状部33の表面に押しつけられて接触している。
さらに、このとき、第1バネ片31の弾性により第1バネ片31の第1先端平板部32の表面が第2バネ片34の第2先端平板部38の側縁部38Aに押しつけられて接触した状態にある。
なお、第2先端平板部38の側縁部38Aに接触する第1先端平板部32の表面の−Z方向端部には、+X方向および−Z方向を向いたテーパ面32Aが形成され、第2先端平板部38の側縁部38Aには、−X方向および+Z方向を向いたテーパ面38Bが形成されている。
また、図9に示されるように、第1ソケット29の板状部33の−X方向側の側縁部には、第1バネ片31の第1先端平板部32の弾性変位を妨げることがないように、切り欠き33Aが形成されている。
第1バネ片31の第1先端平板部32の表面と第2バネ片34の第2先端平板部38の側縁部38Aとの間に嵌合検知機構17の第2接点が形成されると共に、第2バネ片34の突起39と第1ソケット29の板状部33の表面との間に嵌合検知機構17の第4接点が形成されている。
このようにして、第1コネクタ11の第1ハウジング13に保持されている第1端子25および第2端子26の間に、第1ソケット29と第1端子25とにより形成される第1接点、第1ソケット29の第1バネ片31と第2ソケット30の第2バネ片34とにより形成される第2接点、第2ソケット30と第2端子26とにより形成される第3接点が、直列に配置されている。
また、第1ソケット29の板状部33と第2ソケット30の第2バネ片34とにより形成される第4接点は、第1ソケット29の第1バネ片31と第2ソケット30の第2バネ片34とにより形成される第2接点に対して並列に配置されている。
直列に配置された第1接点、第2接点および第3接点により、第1端子25と第2端子26の間に嵌合検知回路が形成されるが、さらに、第2接点に並列に第4接点を配置することにより、嵌合検知の信頼性が向上することとなる。
次に、第1コネクタ11と第2コネクタ12を嵌合させる際の動作について説明する。
まず、第1コネクタ11のコネクタ収容部14の第2コネクタ12を嵌合軸Cに沿って挿入するが、図10に示されるように、操作レバー16がレバー移動面P上でコネクタ離脱位置に位置するときには、第2コネクタ12の可動アーム27の先端に形成されている突出部28が、操作レバー16により押されることがなく、図11に示されるように、可動アーム27の上面は、レバー移動面Pとほぼ平行で、突出部28がレバー移動面Pよりも+Z方向に突出した状態にある。
このため、図12に示されるように、第2ソケット30の第2バネ片34の頂部37が可動アーム27で押されることなく、第2バネ片34は初期状態にあり、第2バネ片34の第2先端平板部38が、第1ソケット29の板状部33に接続されると共に第1ソケット29の第1バネ片31に接続され、嵌合検知機構17の第2接点および第4接点が閉じている。
ただし、このとき、第1ソケット29の端子収容部29Aおよび第2ソケット30の端子収容部30Aにそれぞれ第1端子25および第2端子26がまだ挿入されていないので、第1ソケット29と第1端子25により形成される第1接点および第2ソケット30と第2端子26により形成される第3接点が共に開いており、第1端子25と第2端子26の間の嵌合検知回路は開いた状態にある。
なお、図12には、第1ソケット29の端子収容部29A内に形成されている複数の接触部29Bが示されている。第1端子25が端子収容部29A内に挿入されたときに、これらの接触部29Bが第1端子25に接触することで、第1ソケット29と第1端子25との接続が行われる。
図示しないが、第2ソケット30の端子収容部30A内にも、同様の複数の接触部が形成されており、第2端子26が端子収容部30A内に挿入されたときに、複数の接触部が第2端子26に接触することで、第2ソケット30と第2端子26との接続が行われる。
次に、図13に示されるように、操作レバー16を第1コネクタ11に向けて押し込むことによりレバー移動面P上で反時計方向に回転させると、操作レバー16の凸部21が第1ハウジング13の凹部14Aに接触して凹部14A内に入り込み、第2コネクタ12が+Y方向に直線運動して第1コネクタ11と第2コネクタ12の嵌合が開始される。
このとき、図14に示されるように、操作レバー16が第2ハウジング15の可動アーム27に形成されている突出部28のテーパ面28Aに接触し、突出部28が−Z方向に変位するように可動アーム27を弾性変形させる。
これにより、図15に示されるように、第2バネ片34の頂部37が可動アーム27で−Z方向に押されて、第2バネ片34が弾性変形し、第2先端平板部38が−Z方向に変位する。その結果、第2バネ片34の第2先端平板部38が第1ソケット29の板状部33および第1バネ片31から離れ、嵌合検知機構17の第2接点および第4接点が開く。
また、第1端子25および第2端子26の先端部が、第1ソケット29の端子収容部29Aおよび第2ソケット30の端子収容部30A内にそれぞれ挿入し始めるが、端子収容部29A内の複数の接触部29Bおよび端子収容部30A内の複数の接触部にまでは到達していない。
操作レバー16をさらに回転させると、操作レバー16の回転角度に応じて第1コネクタ11と第2コネクタ12の嵌合が進行するが、可動アーム27の先端に形成されている突出部28は、操作レバー16のロックアーム22の直下、すなわち、−Z方向側に位置しており、突出部28が−Z方向に変位して嵌合検知機構17の第2接点および第4接点が開いた状態が維持される。
そして、図16に示されるように、操作レバー16の回転に伴って、操作レバー16のロックアーム22に形成されているロック用突起23のテーパ面23Aが、第2ハウジング15のロックアーム受け部24が形成されている壁部40に接触すると、ロック用突起23が−X方向に変位するようにロックアーム22が弾性変形する。
このとき、図17に示されるように、可動アーム27の先端に形成されている突出部28は、まだ、操作レバー16のロックアーム22の直下、すなわち、−Z方向側に位置しており、図18に示されるように、第2バネ片34の第2先端平板部38が−Z方向に変位して、嵌合検知機構17の第2接点および第4接点は開いたままである。
このように、ロック用突起23が第2ハウジング15の壁部40に接触して−X方向に変位するまで操作レバー16が回転されると、図18に示されるように、第1端子25が第1ソケット29の端子収容部29A内の複数の接触部29Bに対してY方向にワイピングしながら接触すると共に、第2端子26も同様に、第2ソケット30の端子収容部30A内の複数の接触部に対してY方向にワイピングしながら接触し、嵌合検知機構17の第1接点および第3接点が閉じる。このように、第1端子25および第2端子26がワイピングしながら第1接点および第3接点を閉じるので、異物による導通不良を引き起こすおそれが回避される。
さらに、図19に示されるようなコネクタ嵌合位置まで操作レバー16を回転させると、操作レバー16のロックアーム22に形成されているロック用突起23が第2ハウジング15のロックアーム受け部24に引っ掛かり、第1コネクタ11と第2コネクタ12の嵌合が完了して、第1コネクタ11の多数のオス端子と第2コネクタ12の多数のメス端子がそれぞれ接続される。これと同時に、ロックアーム22とロックアーム受け部24により形成されている嵌合ロック機構により、第1コネクタ11と第2コネクタ12の嵌合状態がロックされる。
また、ロック用突起23がロックアーム受け部24に引っ掛かることで、ロックアーム22の弾性変形が解除され、ロックアーム22が+X方向に変位する。その結果、図20に示されるように、ロックアーム22が可動アーム27の先端に形成されている突出部28から外れた位置となり、図21に示されるように、可動アーム27の弾性変形が解消される。
これにより、図22に示されるように、第2バネ片34は初期状態に復帰し、第2バネ片34の第2先端平板部38が、第1ソケット29の板状部33に接続されると共に第1ソケット29の第1バネ片31に接続され、嵌合検知機構17の第2接点および第4接点が閉じる。
第2バネ片34は初期状態に復帰する際には、図23(A)に示されるように−Z方向に変位していた第2先端平板部38が、図23(B)に示されるように、+Z方向に移動する。このとき、第2バネ片34の第2先端平板部38の側縁部38Aに形成されているテーパ面38Bが第1バネ片31の第1先端平板部32に形成されているテーパ面32Aに接触し、図23(C)に示されるように、第1先端平板部32が−X方向に変位するように第1バネ片31を弾性変形させる。これにより、第1バネ片31の弾性的な復元力に起因して、第1先端平板部32に+X方向に向かう応力が作用し、第2先端平板部38の側縁部38Aは、第1先端平板部32の表面と擦れ合いながら第1先端平板部32に接続されて嵌合検知機構17の第2接点を閉じることとなる。
なお、第2バネ片34は、金属板をプレス加工することにより作製することができるが、このとき、第2先端平板部38の側縁部38Aは、剪断された断面から形成されるため、粗い表面を有している。また、第2先端平板部38の側縁部38Aは、第1先端平板部32の表面に接触してから、第2先端平板部38の突起39が第1ソケット29の板状部33の表面に接触するまで、長いストロークを移動する。このため、大きなワイピング効果が発揮され、異物による導通不良を引き起こすおそれを回避して、第2先端平板部38の側縁部38Aを確実に第1先端平板部32に接続することが可能となる。
また、第2ソケット30の第2先端平板部38の突起39が第1ソケット29の板状部33の表面に接触することで、嵌合検知機構17の第2接点に並列に配置された第4接点も閉じられ、嵌合検知の信頼性が向上する。
このように、嵌合検知機構17が、第1コネクタ11に固定されている第1端子25と第2端子26の間に直列に配置される第1接点、第2接点および第3接点を有し、第1接点が第1端子25と第1ソケット29との間に形成され、第2接点が第1ソケット29に形成されている第1バネ片31と第2ソケット30に形成されている第2バネ片34との間に形成され、第3接点が第2端子26と第2ソケット30との間に形成され、操作レバー16の移動により第1接点および第3接点が閉じた後、操作レバー16がコネクタ嵌合位置に到達して嵌合ロック機構が第1コネクタ11と第2コネクタ12の嵌合状態をロックしたときに、第2バネ片34が初期状態に復帰することで嵌合方向とは異なるZ方向にワイピングしながら第1バネ片31に接触して第2接点を閉じるので、第1コネクタ11と第2コネクタ12の嵌合状態がロックされたことを信頼性よく検知することができる。
また、嵌合検知機構17が、第1ソケット29と第2ソケット30の2つの部品のみで構成されているため、構造が簡単になると共に、製造コストの低減を実現することができる。
なお、上記の実施の形態においては、第1コネクタ11の第1ハウジング13に形成されている2つのコネクタ収容部14のうち一方のコネクタ収容部14に第2コネクタ12が挿入された場合について説明しているが、他方のコネクタ収容部14にも、第1端子25および第2端子26が固定されており、第2コネクタ12が挿入された場合に、同様にして、第1コネクタ11と第2コネクタ12の嵌合が行われ、嵌合状態がロックされたことを検知することができる。
第1コネクタ11は、2つのコネクタ収容部14を有するものに限らず、1つのコネクタ収容部14、あるいは、3つ以上のコネクタ収容部14を有していてもよい。
1,4 検知用端子、2,8 短絡部材、2A,7B 接点部、3 第1コネクタ、5 第2コネクタ、6 コネクタハウジング、6A,9A 突起、7 本体端子、7A バネ部、9 操作レバー、10 可動アーム、11 第1コネクタ、12 第2コネクタ、13 第1ハウジング、14 コネクタ収容部、14A 凹部、15 第2ハウジング、16 操作レバー、17 嵌合検知機構、18 レバー本体、19 取っ手、20 貫通孔、21 凸部、22 ロックアーム、23ロック用突起、24 ロックアーム受け部、25 第1端子、26 第2端子、27 可動アーム、28 突出部、28A テーパ面、29 第1ソケット、29A,30A 端子収容部、29B 接触部、30 第2ソケット、31 第1バネ片、32 第1先端平板部、23A,32A,38B テーパ面、33 板状部、33A 切り欠き、34 第2バネ片、35 基端平板部、36 折り返し部、37 頂部、38 第2先端平板部、38A 側縁部、39 突起、40 壁部、C 嵌合軸、P レバー移動面、D 嵌合方向。

Claims (7)

  1. 操作レバーの操作により第1コネクタに対し嵌合方向に沿って第2コネクタが嵌合したときに、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合状態を嵌合ロック機構がロックし、前記第1コネクタに配置された第1端子および第2端子が嵌合検知機構により互いに短絡されるコネクタ組立体において、
    前記嵌合検知機構は、前記第1端子と前記第2端子の間に直列に配置される第1接点、第2接点および第3接点を有し、
    前記第1接点は、前記第1端子と、前記第2コネクタに配置され且つ前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合に伴って前記第1端子が前記嵌合方向に沿って挿入可能な第1ソケットとの間に形成され、
    前記第3接点は、前記第2端子と、前記第2コネクタに配置され且つ前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合に伴って前記第2端子が前記嵌合方向に沿って挿入可能な第2ソケットとの間に形成され、
    前記第2接点は、前記第1ソケットに形成されている第1バネ片と前記第2ソケットに形成されている第2バネ片との間に形成され、
    前記第2バネ片は、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合前は前記第1バネ片に接触する初期状態にあり、
    前記操作レバーの操作により前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合を開始すると、前記操作レバーにより前記第2バネ片が押されて前記第1バネ片から離れることで前記第2接点を開くと共に、前記第1端子および前記第2端子が前記第1ソケットおよび前記第2ソケットにそれぞれ挿入されて前記嵌合方向にワイピングしながら前記第1ソケットおよび前記第2ソケットに接触して前記第1接点および前記第3接点を閉じ、
    前記操作レバーの操作により前記第1コネクタと前記第2コネクタとが嵌合すると、前記嵌合ロック機構が前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合状態をロックすると共に、前記操作レバーにより前記第2バネ片が押されることが解除されて前記第2バネ片が前記初期状態に復帰し、前記嵌合方向とは異なる方向にワイピングしながら前記第1バネ片に接触して前記第2接点を閉じることで前記第1端子および前記第2端子が互いに短絡されることを特徴とするコネクタ組立体。
  2. 前記操作レバーは、レバー移動面に沿ってコネクタ離脱位置とコネクタ嵌合位置の間を往復回転移動するように前記第2コネクタに取り付けられている請求項1に記載のコネクタ組立体。
  3. 前記第1バネ片は、前記レバー移動面に沿った方向に弾性変位する第1先端平板部を有し、
    前記第2バネ片は、前記レバー移動面に対して垂直な方向に弾性変位する第2先端平板部を有し、
    前記操作レバーが前記コネクタ嵌合位置に到達して前記第2バネ片が前記初期状態に復帰するときに、前記第2バネ片の前記第2先端平板部の側縁部が前記第1バネ片の前記第1先端平板部の表面をワイピングして前記第2接点を閉じる請求項2に記載のコネクタ組立体。
  4. 前記第1ソケットは、前記第2バネ片の前記第2先端平板部に対して平行に重なるように延びる板状部を有し、
    前記第2バネ片は、前記第2先端平板部の表面から前記第1ソケットの前記板状部に向かって突出すると共に前記第1ソケットの前記板状部との間に前記第2接点と並列に配置された第4接点を形成する突起を有し、
    前記操作レバーが前記コネクタ嵌合位置に到達して前記第2バネ片が前記初期状態に復帰するときに、前記第2バネ片の前記突起が前記第1ソケットの前記板状部に接触して前記第4接点が閉じる請求項3に記載のコネクタ組立体。
  5. 前記嵌合ロック機構は、前記操作レバーに形成されたロックアームと、前記第1コネクタに配置され且つ前記操作レバーが前記コネクタ嵌合位置に到達したときに前記ロックアームが引っ掛かるロックアーム受け部とを有し、
    前記第2バネ片は、前記操作レバーを前記コネクタ離脱位置から前記コネクタ嵌合位置に向けて移動させたときに、前記ロックアームを介して押される請求項2〜4のいずれか一項に記載のコネクタ組立体。
  6. 前記第2コネクタは、前記操作レバーと前記第2バネ片との間に配置されると共に前記レバー移動面上に突出する突出部が形成された可動アームを有し、
    前記操作レバーを前記コネクタ離脱位置から前記コネクタ嵌合位置に向けて前記レバー移動面に沿って移動させると、前記ロックアームにより前記突出部が押されて前記可動アームが弾性変形し、前記可動アームにより前記第2バネ片が押される請求項5に記載のコネクタ組立体。
  7. 前記操作レバーが前記コネクタ嵌合位置まで移動すると、前記ロックアームが前記突出部から外れ、前記可動アームの弾性変形が解消されて前記第2バネ片が前記初期状態に復帰する請求項6に記載のコネクタ組立体。
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