JP3494347B2 - 端子のへたり防止構造 - Google Patents

端子のへたり防止構造

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JP3494347B2
JP3494347B2 JP05551698A JP5551698A JP3494347B2 JP 3494347 B2 JP3494347 B2 JP 3494347B2 JP 05551698 A JP05551698 A JP 05551698A JP 5551698 A JP5551698 A JP 5551698A JP 3494347 B2 JP3494347 B2 JP 3494347B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets
    • H01R13/113Resilient sockets co-operating with pins or blades having a rectangular transverse section

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雌端子の弾性接触
部の撓み過ぎを防止すべく、弾性接触部の撓み側に支持
板を配設した端子のへたり防止構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図14〜図15は、実開平7−4200
5号公報に記載された従来の端子のへたり防止構造を示
すものである。この構造は、雌端子56の矩形筒状の電
気接触部57内において、弾性接触片58の下側で底壁
59から支持板60を垂直に立ち上げ形成し、支持板6
0の先端を弾性接触片58の下側面に対向させ、弾性接
触片58が撓んだ際に、弾性接触片58の下側面を支持
板60の先端に当接させて、弾性接触片58の撓み過ぎ
とそれに伴うへたりを防止するものである。
【0003】支持板60の両側には突部61が形成さ
れ、電気接触部57の側壁62には、突部61に対する
係合孔63が形成されている。突部61が係合孔63に
係合することにより、支持板60の倒れが防止され、図
15の如く雄端子64をこじるように電気接触部57内
に挿入した場合でも、支持板60が弾性接触片58を支
えて、弾性接触片58の撓み過ぎを防止する。
【0004】しかしながら、上記従来の構造にあって
は、端子56を小型化した場合に、支持板60の突部6
1が極めて小さくなり、係止力が低下して、過度の荷重
で支持板60が矢印イの如く倒れ、弾性接触片58が撓
み過ぎてへたってしまうという懸念があった。
【0005】図16〜図17は、実開平3−77382
号公報に記載された従来の端子のへたり防止構造を示す
ものである。この構造は、雌端子65の電気接触部66
内において、弾性接触片67の下側で両側壁68,68
から一対の支持片69,69を水平に切り起こし、各支
持片69の上端を弾性接触片67の下側面に対向させ、
弾性接触片67が撓んだ際に、弾性接触片67の下側面
を各支持片69の上端に当接させて、弾性接触片67の
撓み過ぎを防止するものである。
【0006】しかしながら、この構造にあっては、端子
65が小型になる程、側壁68及び支持片69の板厚が
薄くなって、支持片69の剛性が弱くなり、図17の如
く導通チェック用のプローブピン70や端子係止解除用
の治具棒等を電気接触部66内に挿入し、弾性接触片6
7が過度にこじられた場合に、支持片69が矢印ロの如
く後方や下方に変形し、弾性接触片67がへたりやすく
なるという懸念があった。
【0007】図18〜図19は、特開平9−35796
号公報に記載された従来の端子のへたり防止構造を示す
ものである。この構造は、雌端子71の電気接触部72
内において、弾性接触片73の下側で底壁74から前後
一対の支持板75を垂直に立ち上げ形成し、各支持板7
5の先端を弾性接触片73の下側面に対向させ、弾性接
触片73が撓んだ際に、弾性接触片73の下側面を各支
持板75の先端に当接させて、弾性接触片73の撓み過
ぎを防止するものである。
【0008】しかしながら、この構造にあっては、図1
9の如くプローブピン76や治具棒等でこじり方向に過
度の荷重を受けた場合に、支持板75が矢印ハの如く倒
れ変形し、弾性接触片73がへたりやすくなるという懸
念があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、雌端子の電気接触部内に雄端子やプルーブピン
や治具棒を挿入して、弾性接触片を強くこじったりした
場合でも、電気接触部内の支持板が確実に弾性接触片を
支えて、弾性接触片の撓み過ぎによるへたりを確実に防
止し得る端子のへたり防止構造を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、端子の電気接触部の底壁から支持板を立
ち上げて、弾性接触部の撓み側に位置させた端子のへた
り防止構造において、該支持板の両端部が、該支持板と
同一の高さで突出し、該両端部が該電気接触部の両側壁
の係合孔に係合したことを特徴とする第一の端子のへた
り防止構造を採用する(請求項1)。前記支持板の全幅
は前記底壁の内幅よりも大きい(請求項2)。前記係合
孔は、前記支持板に対する打抜き孔に続いている(請求
項3)。また、端子の電気接触部の側壁から支持片を切
り出して、弾性接触部の撓み側に位置させた端子のへた
り防止構造において、該支持片が、該側壁から屈曲した
基部側の壁部と、該壁部から屈曲した先端側の壁部とで
構成され、該基部側と先端側の両壁部が該電気接触部の
底壁に接していることを特徴とする第二の端子のへたり
防止構造を採用する(請求項4)。前記先端側の壁部に
係止突部が形成され、前記底壁に、該係止突部に対する
係合孔が形成されている(請求項5)。また、端子の電
気接触部の底壁から支持板を立ち上げて、弾性接触部の
撓み側に位置させた端子のへたり防止構造において、該
支持板の両側に補強壁が屈曲形成され、該補強壁が該底
壁に接していることを特徴とする第三の端子のへたり防
止構造を採用する(請求項6)。前記補強壁に係止突部
が形成され、前記底壁に、該係止突部に対する係合孔が
形成されている(請求項7)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図5は、本発
明に係る端子のへたり防止構造の第一実施例を示すもの
である。
【0012】この構造は、雌端子1の矩形筒状の電気接
触部2内において、弾性接触片(弾性接触部)3の下側
(撓み側)で、電気接触部2の長手直交方向の内幅L1
よりも長い支持板4を底壁5側から立ち上げ形成し、且
つ支持板4の両側の端部4a,4aを垂直方向に真直に
形成し、電気接触部2の両側壁6,6に、支持板4を係
合させる垂直方向のスリット状の係合孔7,7を形成し
たものである。
【0013】図1の如く、支持板4の両端部(端面)4
aは電気接触部2の側壁6の外面とほぼ同一面まで突出
し、端部4a全体がほぼ全高に渡って係合孔7に係合し
ている。この構成により、支持板4の端部4aが電気接
触部2の側壁6に大きな面積で接触し、強い係止力を発
揮する。
【0014】図2の如く、支持板4は電気接触部2の前
半側に位置し、底壁5から電気接触部2の高さの半分位
の位置まで垂直に延びている。支持板4の先端4bに隙
間を存して弾性接触片3の前側傾斜部3aが対向して位
置している。前側傾斜部3aは底壁5の前端から一体に
折り返して形成され、中間の平坦な頂部3bに続き、頂
部3bは後側傾斜部3cに続いている。
【0015】係合孔7は、側壁4の下端部側の水平なス
リット状の切欠孔8aに続いている。切欠孔8aは、支
持板4の端部4aを形成したために生じたものである
(図5参照)。切欠孔8aに続いて、底壁5に、支持板
4に対する打抜き孔9が位置している。
【0016】図3,図4の如く、電気接触部2の天壁1
0は、一方の側壁6から延設された加締片11で押圧固
定されている。天壁10の内面側には、弾性接触片3に
対向して長手方向の接触突条12が形成されている。支
持板4の両端部4aは側壁6と直交し、係合孔7に係合
している。
【0017】図5は図3の展開図であり、底壁5から両
側壁6にかけて端子長手直交方向に支持板4が打抜き形
成されている。支持板4の両端部4aは、底壁5と側壁
6との境界(折曲げ部)13よりも側壁6側に突出して
形成され、支持板4の全幅L 2 は底壁5の幅L1 よりも
大きく設定されている。支持板4の両端部4aは端子長
手方向に真直に形成されている。
【0018】支持板4の折曲げ部14は支持板4の立上
げ基部4cよりもやや支持板先端部寄りに位置し、支持
板4の立上げ基部4cは段部4dを介して底壁5に続い
ている。支持板4の周囲には略コの字状のスリット孔8
が位置し、両側の側壁6において切欠孔8aに直交して
一対の係合孔7が続いている。前述の如く係合孔7に支
持板4の端部4aが係合する。
【0019】支持板4に続く底壁5の前方には弾性接触
片3が延長されている。また、一方の側壁6には天壁1
0が続き、天壁10の先端には突片16が形成され、他
方の側壁には、突片16の前後に位置する加締片11が
続いている。底壁5と両側壁6,6と天壁10と弾性接
触片3とで電気接触部2が構成される。底壁5の後方に
は電線圧着部(図示せず)が続いている。図5に示した
構成は雌端子の製造方法としても有効である。
【0020】本実施例によれば、支持板4の両端部4
a,4aが上から下まで全高に渡る長い当接部分を有
し、スリット状の係合孔7が支持板4の両端部4a,4
aを支える長い当接部分を有して、支持板4の両端部4
a,4aが大きな接触面積で係合孔7に支持されるか
ら、大きな係止力が発揮され、例え弾性接触片3に大き
なこじり力等が加わった場合でも、何ら支持板4が倒れ
たり変形したりすることがない。端子1が小型化され、
支持板4の板厚が薄型化した場合でも、上記構成によ
り、支持板4の倒れが起こらず、弾性接触片3のへたり
が防止される。
【0021】また、スリット状の係合孔7が打抜き孔9
と一体に形成されているから、係合孔7の打ち抜き作業
が支持板4の成形と同時に行われ、端子1の製造が容易
化すると共に、支持板4に対する係合孔7の位置精度が
向上し、確実な係止が可能となる。
【0022】図6〜図9は、本発明に係る端子のへたり
防止構造の第二実施例を示すものである。この構造は、
雌端子18の矩形筒状の電気接触部19内において、弾
性接触片(弾性接触部)20の下側(撓み側)で、両側
の側壁21から一対の支持片22を水平方向に切り起こ
し、支持片22の下端面22aを底壁25の上面25a
に接触させ、支持片22の基部側23を側壁21と直交
して位置させ、支持片22の先端部側24を端子長手方
向(雄端子挿入方向)に屈曲させ、この先端側の屈曲壁
部(補強壁)24の下端に係止突部26を垂設し、底壁
25に、係止突部26に対する係合孔27を形成したも
のである。
【0023】図6,図7の如く、支持片22は側壁21
の前端部から切り起こされ、側壁21の前端部には矩形
状の切欠孔28が残存している。支持片22の基部側の
壁部23と先端側の壁部24とはほぼ同程度の長さに形
成される。側壁21と基部側の壁部23と先端側の壁部
24とは直角に交差していてもよく、あるいは図8の如
く湾曲状に交差していてもよい。
【0024】図7の如く、基部側の壁部23は弾性接触
片20の前側傾斜部29のほぼ中間位置に隙間を存して
対向し、先端側の壁部24は前側傾斜部29の終端の下
まで延びている。先端側の壁部24の下端に係止突部2
6が形成されている。係止突部26の突出長さは係合孔
27の深さすなわち底壁25の板厚より若干小さい程度
である。
【0025】接続用の雄端子30や導通検査用のプロー
ブピンや係止解除用の治具棒で弾性接触片20を強く押
圧した場合に、前側傾斜部29が支持片22の基端側の
壁部23に当接する。押圧力が一層強い場合は、前側傾
斜部29がさらに撓んで先端側の壁部24にも当接す
る。その際、基端側の壁部23に後方への倒れ力が作用
しても、直交する先端側の壁部24が基端側の壁部23
をしっかりと支え、且つ係止突部26が先端側の壁部2
3を移動しないように底壁25に固定しているから、基
端側の壁部23は何ら倒れたり変形したりすることがな
い。
【0026】図8,図9の如く、支持片22は電気接触
部19の両側において一対対向して設けられている。弾
性接触片20は各支持片22に対応して分割して形成さ
れたものであっても構わない。図で、31は接触用の突
条、32は加締片、33は電線導体圧着片、34は電線
被覆圧着片、35はリブである。本例で電線(図示せ
ず)は電気接触部19と直交する方向に接続される。
【0027】なお、前記支持片22は一対に限らず、片
側の側壁21あるいは側壁延長部(図示せず)から基部
側の壁部23を長く切り出して一本にすることも可能で
ある。
【0028】本実施例によれば、支持片22が直交方向
に屈曲して略L字状に構成され、支持片22の基部側の
壁部23が側壁21に一体化して固定され、支持片22
の先端側の壁部24が直角に屈曲し、且つ壁部24が係
止突部26で底壁25の係合凹部27に固定されている
から、支持片22の剛性が高く、強い押圧力に対して支
持片22が変形や倒れを起こすことがない。例え端子1
8が小型化し、支持片22の板厚が薄型化した場合で
も、上記構成により、強い押圧力に対して支持片22が
潰れたり変形したりすることがなく、弾性接触片20が
しっかりと支えられる。
【0029】図10〜図13は、本発明に係る端子のへ
たり防止構造の第三実施例を示すものである。この構造
は、雌端子37の矩形筒状の電気接触部38内におい
て、弾性接触片(弾性接触部)39の下側(撓み側)
で、端子幅方向の支持板40を底壁41から垂直に立ち
上げ形成し、支持板40の両側部(両端部)42,42
を端子長手方向に直角に折り曲げて底壁41上に支持さ
せ、この折り曲げた両側の壁部(補強壁)42,42に
係止突部43を形成し、底壁41に、係止突部43に対
する係合孔44を形成したものである。
【0030】図10,図11の如く、支持板40と弾性
接触片39の前端39aとの間において底壁41に打抜
き孔45が位置している。打抜き孔45は、底壁41か
ら支持板40を切り起こしたことで生じる。支持板40
の両側の壁部42,42は底壁41から切り離され、支
持板40の正面の壁部(主体壁部)46から直角に屈曲
して後方に向かっている。両側の壁部42,42の下端
面42aは底壁41の上面41aに接して、主体壁部4
6を倒れないように支えている。
【0031】両側の壁部42の下端面42aに係止突部
43が垂下形成されている。係止突部43の突出長さは
係合孔44の深さすなわち底壁41の板厚と同程度か若
干小さい程度である。係合孔44への係止突部43の係
合操作は、支持板40の両側の壁部42を主体壁部46
から直角に起立させると共に、主体壁部46を垂直方向
に屈曲させることで、容易に行われる。すなわち、主体
壁部46を屈曲させると同時に、係止突部43が円弧を
描いて係合孔44内にスムーズに挿入される。
【0032】支持板40の主体壁部46は弾性接触片3
9の前側傾斜部47のほぼ中間部の下側に隙間を存して
位置する。両側の壁部42は前側傾斜部47の終端の下
まで延びている。係止突部43の水平方向長さは壁部4
2の長さに近く、且つ係合孔44は、係止突部43をガ
タつきなく係合し得るものであることが好ましい。
【0033】図12,図13の如く、支持板40の主体
壁部46は電気接触部38の中央部において幅方向に長
く延び、両側の壁部42は接触用突条48に沿って端子
長手方向に短く延びている。支持板40の前方に打抜き
孔45が位置する。図で、49は加締片、50は電線導
体圧着片、51は電線被覆圧着片である。
【0034】本実施例によれば、支持板40の主体壁部
46が横方向に長く形成され、且つ両側の屈曲壁部4
2,42が底壁41に当接して主体壁部40を直角方向
に支え、且つ屈曲壁部42の係止突部43で底壁41の
係合孔44に係合固定されているから、支持板40の剛
性が高く、過大な押圧力に対しても支持板40が変形や
倒れを起こすことがない。例え端子37が小型化し、支
持板42の板厚が薄型化した場合でも、上記構成によ
り、支持片42が潰れたり変形したりすることがなく、
弾性接触片39がしっかりと支えられる。
【0035】
【発明の効果】以上の如くに、請求項1,2記載の発明
によれば、支持板の両端部が大きな接触面積で側壁の係
合孔に係合するから、支持板の係止力が高まり、例え端
子の小型化による支持板の板厚の減少があった場合で
も、支持板の倒れが確実に防止され、弾性接触部の撓み
過ぎやそれに伴うへたりが確実に防止される。また、請
求項3記載の発明によれば、係合孔が支持板の打抜きと
同時に形成され、製造が容易化すると共に、係合孔の位
置精度が向上し、確実な係止が行われる。また、請求項
4記載の発明によれば、支持片全体が底壁に接し、且つ
先端側の壁部が基部側の壁部を倒れないように補強する
から、弾性接触部が支持板で確実に支えられ、弾性接触
部の撓み過ぎやそれに伴うへたりが防止される。また、
請求項5記載の発明によれば、先端側の壁部の係止突部
が底壁の係合孔に係合して、支持片全体が不動に固定さ
れ、支持片の剛性が高まるから、例え端子の小型化によ
り支持片の板厚が減少した場合でも、支持片の倒れが確
実且つ安定に防止され、弾性接触部の撓み過ぎやそれに
伴うへたりが確実に防止される。また、請求項6記載の
発明によれば、両側の補強壁が支持板を倒れなく支える
から、弾性接触部が支持板で確実且つ安定に支えられ、
弾性接触部の撓み過ぎやそれに伴うへたりが防止され
る。また、請求項7記載の発明によれば、補強壁の係止
突部が底壁の係合孔に係合して、支持片の剛性が高まる
から、例え端子の小型化により支持片の板厚が減少した
場合でも、支持片の倒れが確実に防止され、弾性接触部
の撓み過ぎやそれに伴うへたりが確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端子のへたり防止構造の第一実施
例を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】第一実施例を示す平面図である。
【図4】第一実施例を示す正面図である。
【図5】第一実施例を示す展開図である。
【図6】本発明に係る端子のへたり防止構造の第二実施
例を示す斜視図である。
【図7】図6のB−B断面図である。
【図8】第二実施例を示す平面図である。
【図9】第二実施例を示す正面図である。
【図10】本発明に係る端子のへたり防止構造の第三実
施例を示す斜視図である。
【図11】図10のC−C断面図である。
【図12】第三実施例を示す平面図である。
【図13】第三実施例を示す正面図である。
【図14】第一従来例を示す斜視図である。
【図15】第一従来例を示す縦断面図である。
【図16】第二従来例を示す斜視図である。
【図17】第二従来例を示す縦断面図である。
【図18】第三従来例を示す斜視図である。
【図19】第三従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1,18,37 雌端子 2,19,38 電気接触部 3,20,39 弾性接触片(弾性接触部) 4,40 支持板 4a 両端部 5,25,41 底壁 6,21 側壁 7 係合孔 9 打抜き孔 L1 内幅 L2 全幅 22 支持片 23 基部側の壁部 24 先端側の壁部 26,43 係止突部 27,44 係合孔 42 補強壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−35796(JP,A) 特開 平7−85918(JP,A) 実開 平3−77382(JP,U) 実開 平7−42005(JP,U) 実開 昭55−20101(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/115

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子の電気接触部の底壁から支持板を立
    ち上げて、弾性接触部の撓み側に位置させた端子のへた
    り防止構造において、該支持板の両端部が、該支持板と
    同一の高さで突出し、該両端部が該電気接触部の両側壁
    の係合孔に係合したことを特徴とする端子のへたり防止
    構造。
  2. 【請求項2】 前記支持板の全幅が前記底壁の内幅より
    も大きいことを特徴とする請求項1記載の端子のへたり
    防止構造。
  3. 【請求項3】 前記係合孔が、前記支持板に対する打抜
    き孔に続いていることを特徴とする請求項1又は2記載
    の端子のへたり防止構造。
  4. 【請求項4】 端子の電気接触部の側壁から支持片を切
    り出して、弾性接触部の撓み側に位置させた端子のへた
    り防止構造において、該支持片が、該側壁から屈曲した
    基部側の壁部と、該壁部から屈曲した先端側の壁部とで
    構成され、該基部側と先端側の両壁部が該電気接触部の
    底壁に接していることを特徴とする端子のへたり防止構
    造。
  5. 【請求項5】 前記先端側の壁部に係止突部が形成さ
    れ、前記底壁に、該係止突部に対する係合孔が形成され
    たことを特徴とする請求項4記載の端子のへたり防止構
    造。
  6. 【請求項6】 端子の電気接触部の底壁から支持板を立
    ち上げて、弾性接触部の撓み側に位置させた端子のへた
    り防止構造において、該支持板の両側に補強壁が屈曲形
    成され、該補強壁が該底壁に接していることを特徴とす
    る端子のへたり防止構造。
  7. 【請求項7】 前記補強壁に係止突部が形成され、前記
    底壁に、該係止突部に対する係合孔が形成されたことを
    特徴とする請求項6記載の端子のへたり防止構造。
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