JPH0427100Y2 - - Google Patents

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JPH0427100Y2
JPH0427100Y2 JP1987033245U JP3324587U JPH0427100Y2 JP H0427100 Y2 JPH0427100 Y2 JP H0427100Y2 JP 1987033245 U JP1987033245 U JP 1987033245U JP 3324587 U JP3324587 U JP 3324587U JP H0427100 Y2 JPH0427100 Y2 JP H0427100Y2
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spring
socket contact
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は相手コンタクトを着脱可能に嵌合して
電気的な接続をするために用いられるソケツトコ
ンタクトに関する。
〔従来の技術〕
従来、ソケツトコンタクトとしては、第8図に
示すようなフオーク形状のソケツトコンタクト1
がある。ソケツトコンタクト1はソケツト部3を
含んでいる。ソケツト部3は相対向して平行に位
置した2枚の接触バネ部7,8と、これらを互い
に接続した接続部5とを有している。接続部5は
互いに平行に形成された対の保持板11,12
と、これらの保持板11,12の一辺を互いに接
続した接続板14とを有している。
したがつて、接続部5は側面略コ字形に作られ
ている。接触バネ部7,8は、それらの先端近傍
に互いに近づく向きに円弧状に突出して形成され
た接点部16,17を有している。接点部16,
17の相互間には、ピンコンタクトのような導電
性の相手コンタクト(図示せず)が着脱可能に嵌
合される。
また、接続部5の一方の保持板11の他側、即
ち、一方の接触バネ部7とは反対側には、その長
手方向に固定部19が形成されている。固定部1
9の他端には、端子部21がのびている。
なお、相手コンタクトは、普通、複数を並列に
して電気絶縁材料によつて作られたハウジング
(図示せず)に組込まれる。同様に、ソケツトコ
ンタクト1も、複数を並列にして電気絶縁材料に
よつて作られたハウジング(図示せず)に組込ま
れる。こうして得られたコネクタを用い、相手コ
ンタクトとソケツトコンタクト1とを1対1で嵌
合させることにより、電気的な接続を得ることが
できる。
ところで、第8図のソケツトコンタクト1は、
第9図の展開図に示すように、導電性の薄い金属
板材料を打抜き、接続部5において保持板11,
12と接続板14との接続部分23,24を直角
に曲げることで作られる。この作業は、材料を一
方向に送りつつ連続的に行なわれる。
また、このソケツトコンタクト1の展開形状を
得るには、一般に、板材料の送り方向25に対し
て直角方向にソケツトコンタクト1の長手方向
(即ち、接触バネ部7及び端子部21を結ぶ軸線
方向)を位置させる。その場合、金属帯板材料の
送りピツチPは、ソケツトコンタクト1の2つの
接触バネ部7,8を含む全幅Wよりも大きく設定
される。
また最近では、ハウジングに対するコンタクト
の組込みピツチを小さくして、コンタクトの高密
度化を計る傾向にある。その場合、各ソケツトコ
ンタクト1を一本づつ切離してしまうことなく、
材料の一部、即ち、キヤリアに例えば端子21の
先端が接続された状態に作り、ハウジングに一括
して組込んだ後にキヤリアを除去する。これによ
ると、コンタクトを高密度に組込む作業も簡単に
行なうことができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、第8図に示すソケツトコンタク
ト1は、第9図の展開形状からわかるように、2
つの接触バネ部7,8を含む全幅Wよりも金属帯
板材料の送りピツチPの方が大きいため、材料を
多くしようし不経済である。
また、送りピツチPは幅Wによつて或る値以上
に制限されてしまうので、キヤリアに一部接続さ
れた状態によるソケツトコンタクト1のピツチ
(送りピツチPと等しい)も大きくなつてしまう。
したがつて、ハウジング内でのコンタクトの組込
ピツチが小さい場合は、ソケツトコンタクト1を
1本ずつ切り離してハウジングに組込まざるを得
なくなり、コンタクトの組込み作業は極めて繁雑
になる。
それ故に本考案の目的は、金属帯板材料のプレ
ス打抜き材料取りを経済的にして、しかも、ハウ
ジングのピツチに合わせて高密度に組込むことが
容易なソケツトコンタクトを提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案によれば、互いに結合された二つのバネ
片を有するソケツトコンタクトにおいて、上記二
つのバネ片は相手コンタクトの挿入軸線の周りの
互いに直交した二平面にそれぞれ沿つて上記挿入
軸線と実質的に平行に延びており、かつ、上記二
つのバネ片のうち一方のバネ片の先端には、他方
のバネ片とは上記挿入軸線に関し反対側に延出し
た板部分よりなる接点部を設け、該接点部と他方
のバネ片の先端に設けた接点部との間に相手コン
タクトを受け入れるようになし、さらに上記他方
のバネ片の接点部には上記挿入軸線側への移動を
上記一方のバネ片にて係止される係止突起を設け
たことを特徴とするソケツトコンタクトが得られ
る。
〔実施例〕
第1図は、本考案のソケツトコンタクトの一実
施例を示している。
図示のソケツトコンタクト30は、ソケツト部
32を含んでいる。ソケツト部32は第1のバネ
片36及び第2のバネ片37と、これらを一端に
て互いに接続した接続部40とを含んでいる。第
1のバネ片36が接続部40の側辺から直角に曲
げられ、かつ、第2のバネ片37と同方向にのび
ている。しかも第1のバネ片36は第2のバネ片
37よりも長く作られている。
第1のバネ片36は他端に、直角に折り曲げら
れた板部分よりなる第1の接点部47を有してい
る。第2のバネ片37は他端に第2の接点部48
を有している。第1及び第2の接点部47,48
は相手コンタクト(図示せず)の挿入軸線に関
し、互いに反対側に位置している。これらの接点
部47,48は先端近傍が互いに外向きに円弧状
に曲げられて形成されている。さらに第2の接点
部48の一側には、第1のバネ片36の下方にの
びた係止突部50が設けられている。
この係止突起50は第1のバネ片36に係合す
ることで第2の接点部48の上記挿入軸線への移
動を制限する役目を果たす。即ち、第2の接点部
48が上記挿入軸線を越えることはない。したが
つて第1及び第2の接点部47,48間への相手
コンタクトの挿入が阻害されることはない。
また、接続部40には固定板55が一体に接続
されている。さらに、固定部55からは、バネ片
36,37とは反対側にターミナル部57が延出
している。
このようなソケツトコンタクト30において、
第1の接点部47と第2の接点部48との相互間
には、ピンコンタクトのような導電性の相手コン
タクト(図示せず)が接触嵌合される。かくし
て、このソケツトコンタクト30と相手コンタク
トとは互いに電気的に接続される。
なお、このソケツトコンタクト30は、第2図
乃至第6図に示すように、電気絶縁性のハウジン
グ58に組込まれるのが普通である。
このハウジング58には、ソケツトコンタクト
30を収納すべく一端を開口された収納部59
と、この収納部59の他端の壁面部61に相手コ
ンタクトを挿入するための孔63とが形成されて
いる。したがつて、収納部59と孔63とは連続
している。このハウジング58の収納部59に
は、一端の開口からソケツトコンタクト30が接
点部47,48を先頭にして挿入される。
上述したソケツトコンタクト30は、1枚の導
電性の薄い金属板材料(図示せず)をプレスにて
第7図に示す形状に打抜いた後に、適当な曲げ加
工を施すことにより作られる。第7図はソケツト
コンタクト30の展開形状を示し、記号a及びb
は折曲部を指す。この展開形状によれば、隣合う
2つのソケツトコンタクト30における第2のバ
ネ片37の軸線S1とS2は互いに平行であることが
わかる。
このような展開形状は金属帯板材料をその長手
方向に沿つて送りピツチPをもつて移動させつつ
連続的にプレス打抜きすることにより簡単に得る
ことができる。その場合、軸線S1と軸線S2との間
隔はピツチPと等しくなる。
また、第1及び第2のバネ片36,37を含む
ソケツトコンタクト30の全体の幅WはピツチP
よりも大きい。この第7図の展開形状によると、
送りピツチPを全体の幅Wよりも小さく設定でき
る。この結果、前述のキヤリアに接続の状態での
隣合うソケツトコンタクト30の密度を高く作る
ことができる。したがつて、材料を有効に使用す
ることができる。
また、上述のソケツトコンタクト30は、キヤ
リアに接続の状態でのピツチ(送りピツチPと等
しい)を小さくできるため、ハウジング58に対
し高密度に組込むことが容易である。即ち、金属
帯板材料に打抜き及び曲げ加工を連続的に施し、
キヤリアに一定ピツチPをもつて接続された状態
のソケツトコンタクト30を作り、ハウジング5
8にそれらのソケツトコンタクト30を組込み、
その後に、キヤリアを切除することで、ハウジン
グ58に対するソケツトコンタクト30の組込み
を簡単にできる。
したがつて、ハウジング58内におけるコンタ
クト組込位置のピツチと金属帯板材料の送りピツ
チPとを合わせることにより、ソケツトコンタク
ト30を高密度に有するコネクタを容易に得るこ
とができる。
〔考案の効果〕
以上、実施例により説明したように、本考案の
ソケツトコンタクトによれば、ソケツトコンタク
トを展開形状に打抜く際の送りピツチをソケツト
コンタクトの展開形状の幅よりも小さくできるた
め、一つ当りのソケツトコンタクトの金属材料の
材料取りが経済的になる。
また、金属材料の送りピツチPは、ハウジング
におけるソケツトコンタクトを組込むための位置
のピツチに合わせることができる。したがつて、
ハウジングに高密度に組込むことが容易なソケツ
トコンタクトを提供できる。
さらに一方のバネ片に他方のバネ片の接点部に
設けた係止突起を係合させ、これにより該他方の
バネ片の接点部が相手コンタクトの挿入軸線を越
えて移動することのないようにしているため、外
力を受けたとしてもバネ片や接点部には両接点部
間への相手コンタクトの挿入を阻害するような変
形が生じることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のソケツトコンタクトの一実施
例を示す斜視図、第2図は第1図のソケツトコン
タクトをハウジングに組込んだ状態の側面図、第
3図は第1図のソケツトコンタクトをハウジング
に組込んだ状態の平面図、第4図は第3図の正面
図、第5図は第3図の−断面図、第6図は第
1図のソケツトコンタクトをハウジングに組込ん
だ状態の側面図、第7図は第1図のソケツトコン
タクトの展開状態を示す平面図、第8図は従来の
ソケツトコンタクトを示す斜視図、第9図は第8
図のソケツトコンタクトの展開形状を示す平面図
である。 30……ソケツトコンタクト、32……ソケツ
ト部、36……第1のバネ片、37……第2のバ
ネ片、40……接続部、47……第1の接点部、
48……第2の接点部、55……固定部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに結合された二つのバネ片を有するソケツ
    トコンタクトにおいて、上記二つのバネ片は相手
    コンタクトの挿入軸線の周りに互いに直交した二
    平面にそれぞれ沿つて上記挿入軸線と実質的に平
    行に延びており、かつ、上記二つのバネ片のうち
    一方のバネ片の先端には、他方のバネ片とは上記
    挿入軸線に関し反対側に延出した板部分よりなる
    接点部を設け、該接点部と他方のバネ片の先端に
    設けた接点部との間に相手コンタクトを受け入れ
    るようになし、さらに上記他方のバネ片の接点部
    には上記挿入軸線側への移動を上記一方のバネ片
    にて係止される係止突起を設けたことを特徴とす
    るソケツトコンタクト。
JP1987033245U 1987-03-09 1987-03-09 Expired JPH0427100Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987033245U JPH0427100Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

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JP1987033245U JPH0427100Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

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JPS63141572U JPS63141572U (ja) 1988-09-19
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6354281B2 (ja) * 1984-11-05 1988-10-27 Kogyo Gijutsu Incho

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0332060Y2 (ja) * 1986-09-27 1991-07-08

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JPS6354281B2 (ja) * 1984-11-05 1988-10-27 Kogyo Gijutsu Incho

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