JPH0332058Y2 - - Google Patents

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JPH0332058Y2
JPH0332058Y2 JP16293586U JP16293586U JPH0332058Y2 JP H0332058 Y2 JPH0332058 Y2 JP H0332058Y2 JP 16293586 U JP16293586 U JP 16293586U JP 16293586 U JP16293586 U JP 16293586U JP H0332058 Y2 JPH0332058 Y2 JP H0332058Y2
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contact spring
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は相手コンタクトと接触嵌合して電気的
な接続をするために用いられるソケツトコンタク
トに関する。
〔従来の技術〕
従来、ソケツトコンタクトとしては、第13図
に示すようなフオーク形状のソケツトコンタクト
1がある。ソケツトコンタクト1はソケツト部3
を含んでいる。ソケツト部3は、相対向して平行
に位置した2枚の接触バネ部7,8と、これらを
互に接続した接続部5とを有している。接続部5
は互いに平行に形成された対の保持板11,12
と、これらの保持板11,12の一辺を互いに接
続した接続板14とを有している。
したがつて、接続部5は側面略コ字形に作られ
ている。接触バネ部7,8はそれらの先端近傍に
互いに近づく向きに円弧状に突出して形成された
接点部16,17を有している。接点部16,1
7の相互間には、ピンコンタクトのような導電性
の相手コンタクト(図示せず)が着脱可能に嵌合
される。
また、接続部5の一方の保持板11の他側、即
ち、一方の接触バネ部7とは反対側にはその長手
方向に固定部19が形成されている。固定部19
の他端には端子部21がのびている。
なお、相手コンタクトは、普通、複数を並列に
して電気絶縁材料によつて作られたハウジング
(図示せず)に組込まれる。同様に、ソケツトコ
ンタクト1も、複数を並列にして、電気絶縁材料
によつて作られたハウジング(図示せず)に組込
まれる。こうして得られたコネクタを用い、相手
コンタクトとソケツトコンタクト1とを1対1で
嵌合させることにより、電気的な接続を得ること
ができる。
ところで、第13図のソケツトコンタクト1
は、第14図の展開図に示すように導電性の薄い
金属帯板材料を打抜き、保持部5の保持板11,
12と接続板14との接続部分23,24をその
接続板14に対して直角に曲げることで作られ
る。この作業は材料を一方向25に送りつつ連続
的に行なわれる。またこのソケツトコンタクト1
の展開形状を得るには、一般に、材料の送り方向
25に対して直角方向にソケツトコンタクト1の
長手方向(即ち、接触バネ部7及び端子部21を
結ぶ軸線方向)を位置させる。その場合、金属帯
板材料の送りピツチPは、ソケツトコンタクト1
の2つの接触バネ部7,8を含む全幅Wよりも大
きく設定される。
また最近では、ハウジングに対するコンタクト
の組込みピツチを小さくして、コンタクトの高密
度化を計る傾向にある。その場合、各ソケツトコ
ンタクト1を一本づつ切離してしまうことなく、
材料の一部、即ち、キヤリアに例えば端子部21
の先端が接続された状態に作り、ハウジングに一
括して組込んだ後にキヤリアを除去する。これに
よると、コンタクトを高密度に組込む作業も簡単
に行うことができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、第13図に示すソケツトコンタ
クト1は、第14図の展開形状からわかるよう
に、2つの接触バネ部7,8を含む全幅Wよりも
金属帯板材料の送りピツチPの方が大きいため、
材料を多く使用し、不経済である。
また送りピツチPは幅Wによつて或る値以上の
値に制限されてしまうので、キヤリアに一部接続
された状態にあるソケツトコンタクト1のピツチ
(送りピツチPと等しい)も大きくなつてしまう。
したがつてハウジング内でのコンタクトの組込ピ
ツチが小さい場合には、ソケツトコンタクト1を
1本ずつ切り離してハウジングに組み込まざるを
得なくなり、コンタクトの組込み作業は極めて繁
雑になる。
それ故に、本考案の目的は、金属帯板材料のプ
レス打抜き時の材料取りを経済的にして、しか
も、ハウジングのピツチに合わせて、高密度に組
込むことが容易なソケツトコンタクトを提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によれば、金属板製のソケツトコンタク
トにおいて、多角形の第1の板部分と、該第1の
板部分の一辺の一部から直角に折れ曲つて延出し
た第2の板部分と、該第2の板部分の延出端から
直角に折れ曲りかつ上記第1の板部分の延長平面
と実質的に平行にのびた第1の接触バネ片と、上
記第1の板部分の上記一辺の他部から上記第1の
接触バネ片に対向しつつ延出した第2の接触バネ
片とを一体に有したことを特徴とするソケツトコ
ンタクトが得られる。
〔実施例〕
第1図乃至第5図は、本考案のソケツトコンタ
クトの一実施例を示している。
図示のソケツトコンタクト30は、ソケツト部
32を含んでいる。ソケツト部32は、互いに間
隔をおいて対向した第1及び第2の接触バネ片3
6,37と、これらの接触バネ片36,37を互
いに接続した接続部40とを含んでいる。接続部
40は第1の板部分41と、この第1の板部分4
1の一端から一側に直角に折れ曲つて延出した第
2の板部分42とからなる。
第1の接触バネ片36は第2の板部分42の延
出端43から一側に直角に折れ曲り、かつ第1の
板部分41の延長平面と実質的に平行にのびてい
る。一方、第2の接触バネ片37は第1の板部分
41の上記一端から一側に折返えされ、かつ第1
の接触バネ片36に対向しつつ延出している。
また、第1の接触バネ片36は、第2の接触バ
ネ片37よりも少し長く形成されている。これら
の接触バネ片36,37は、先端近傍に、互いに
近づく向きに円弧状に突出した接点部46,47
を有している。接点部46,47の相互間にはピ
ンコンタクトのような導電性の相手コンタクト
(図示せず)が接触嵌合される。かくしてこのコ
ンタクト30と相手コンタクトとは互いに電気的
に接接される。
また第1の板部分41からは、第2の接触バネ
片37とは反対側にターミナル部50が延出して
いる。なおこのソケツトコンタクト30は、電気
絶縁性のハウジング(図示せず)に組込まれるの
が普通である。
上述したソケツトコンタクト30は、1枚の導
電性の薄い金属帯板材料(図示せず)をプレスに
て第6図に示す形状に打抜いた後に、適当な曲げ
加工を施すことにより作られる。即ち、第6図は
ソケツトコンタクト30の展開形状を示し、記号
a,b,及びcは折曲線である。この展開形状に
よれば、第1の接触バネ片36の軸線S1と第2の
接触バネ片37の軸線S2とは互いに平行であるこ
とがわかる。
このような展開形状は、金属帯板材料をその長
手方向に沿つて送りピツチPをもつて移動させつ
つ連続的にプレス打抜きすることにより簡単に得
ることができる。その場合、隣合うターミナル部
50の軸線S3の相互間隔はピツチPと等しくな
る。また第1及び第2の接触バネ片36,37を
含む幅W1と接続部40の幅W1とは等しく、かつ
この幅W1は全体の幅Wよりも小さく設定される。
この第6図の展開形状によると、送りピツチP
を全体の幅Wよりも小さく設定できる。この結
果、前述したキヤリアに接続の状態での隣合うソ
ケツトコンタクト30の密度を高く作ることがで
きる。したがつて材料を有効に使用することがで
きる。
またソケツトコンタクト30はキヤリアに接続
の状態でのピツチ(送りピツチPと等しい)を小
さくできるため、ハウジングに対し高密度に組み
込むことも容易である。即ち、金属帯板材料に打
抜き及び曲げ加工を連続的に施し、キヤリアに一
定ピツチPをもつて接続された状態のソケツトコ
ンタクト31を作り、ハウジングにそれらのソケ
ツトコンタクト30を組込み、その後にキヤリア
を切除することで、ハウジングに対するソケツト
コンタクト30の組込みを簡単にできる。
したがつてハウジング内におけるコンタクト組
込位置のピツチと金属帯板材料の送りピツチPと
を合わせることにより、ソケツトコンタクト30
を高密度に有するコネクタを容易に得ることがで
きる。
第7図乃至第11図は、ソケツトコンタクトの
他の実施例を示している。このソケツトコンタク
ト30において、第1図乃至第6図に示した実施
例と同じ部分には同じ番号を付し詳しい説明は省
略する。
この実施例では、第1の接触バネ片36は第2
の板部分42に対し、第1の板部分とは反対側へ
折れ曲つている。また第2の接触バネ片37は第
1の板部分41の一端(即ち、第2の板部分42
が結合されている端部)から延出している。この
ようにして、互いに対向する第1及び第2の接触
バネ片36,37が得られる。この場合、ソケツ
トコンタクト30の展開形状の全体の幅Wは、第
12図からわかるように両方の接触バネ部36,
37の合計幅W1もしくは接続部40の幅W1より
大きい。この実施例においても、送りピツチPは
ソケツトコンタクト30の全体の幅Wよりも小さ
く設定できる。
〔考案の効果〕
以上、実施例により説明したように、本考案の
ソケツトコンタクトによれば、ソケツトコンタク
トを展開形状に打抜く際の送りピツチをソケツト
コンタクトの展開形状の幅よりも小さくできるた
め、一つ当りのソケツトコンタクトの金属材料の
材料取りが経済的になる。
また、金属材料の送りピツチは、ハウジングに
おけるソケツトコンタクトを組込むための位置の
ピツチに合わせることができる。したがつてハウ
ジングに高密度に組込むことが容易なソケツトコ
ンタクトを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のソケツトコンタクトの一実施
例を示す斜視図、第2図は第1図のソケツトコン
タクトの平面図、第3図は第1図のソケツトコン
タクトの側面図、第4図は第3図のソケツトコン
タクトの正面図、第5図は第1図のソケツトコン
タクトの底面図、第6図は第1図のソケツトコン
タクトの展開状態を示す平面図、第7図は、本考
案のソケツトコンタクトの他の実施例を示す斜視
図、第8図は第7図のソケツトコンタクトの平面
図、第9図は第7図のソケツトコンタクトの側面
図、第10図は第9図のソケツトコンタクトの正
面図、第11図は第7図のソケツトコンタクトの
底面図、第12図は第7図のソケツトコンタクト
の展開形状を示す平面図、第13図は従来のソケ
ツトコンタクトを示す斜視図、第14図は第13
図のソケツトコンタクトの展開形状を示す平面図
である。 30……ソケツトコンタクト、36……第1の
接触バネ片、37……第2の接触バネ片、41…
…第1の板部分、42……第2の板部分、46,
47……接点部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 金属板製のソケツトコンタクトにおいて、多
    角形の第1の板部分と、該第1の板部分の一辺
    の一部から直角に折れ曲つて延出した第2の板
    部分と、該第2の板部分の延出端から直角に折
    れ曲りかつ上記第1の板部分の延長平面と実質
    的に平行にのびた第1の接触バネ片と、上記第
    1の板部分の上記一辺の他部から上記第1の接
    触バネ片に対向しつつ延出した第2の接触バネ
    片とを一体に有したことを特徴とするソケツト
    コンタクト。 2 上記第1の接触バネ片は上記第2の板部分に
    対し上記第1の板部分と同じ側へ折れ曲つてお
    り、上記第2の接触バネ片は上記第1の板部分
    の上記一辺から折返えされたものである実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のソケツトコンタ
    クト。 3 上記第1の接触バネ片は上記第2の板部分に
    対し上記第1の板部分とは反対側へ折れ曲つて
    おり、上記第2の接触バネ片は上記第1の板部
    分の上記一辺から延出したものである実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のソケツトコンタク
    ト。
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JP16293586U JPH0332058Y2 (ja) 1986-10-25 1986-10-25

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