JP3533536B2 - 雌端子金具 - Google Patents

雌端子金具

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JP3533536B2 JP18286994A JP18286994A JP3533536B2 JP 3533536 B2 JP3533536 B2 JP 3533536B2 JP 18286994 A JP18286994 A JP 18286994A JP 18286994 A JP18286994 A JP 18286994A JP 3533536 B2 JP3533536 B2 JP 3533536B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雄端子金具のタブに弾
性的に接触する弾性接触片を有し、その弾性接触片の過
度の撓みを防止する機能を備えた雌端子金具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、雄端子金具のタブに弾性的に接触
する弾性接触片を備えた雌端子金具において弾性接触片
がその弾性限度を越えて過度に撓むことを防止する手段
としては、図7に示すものがあり、図示しないキャビテ
ィに設けたランスを嵌合させるために雌端子金具1の底
板部11に形成した嵌合孔12の孔縁に、上向きに折り
曲げられたストッパ13を形成した構成になる。このス
トッパ13は、なだらかな山形をなす弾性接触片17の
山の頂上部の下面に対応するように位置する。雌端子金
具1の先端から挿入空間14内に雄端子金具のタブ15
が挿入されたときに、その挿入方向が適正であれば、タ
ブ15は図8に示すように挿入空間14の上板部16に
沿って移動しながら弾性接触片17の頂上部に接触す
る。このときには、弾性接触片17はストッパ13に当
接する程には撓まない。
【0003】しかし、タブ15の挿入方向が斜め下向き
である場合には、弾性接触片17は図8に示す状態より
も更に下方へ撓むものの、その撓み量が弾性限度を越え
るより前にストッパ13に当接してそれ以上の下方への
撓みが阻止される。これにより、弾性接触片17が弾性
限度を超えて過度に撓むことが防止され、弾性接触片1
7が塑性変形に至ることを未然に防止するようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】タブ15が斜めに挿入
されたときの挿入方向の傾斜が大きい場合には、図9に
示すように、タブ15は、弾性接触片17の折返部17
aとストッパ13の当接する部位17bとの中間位置に
突き当たることになる。このときにタブ15が突き当た
る部分は、下から支えられるものがないことから、この
状態でタブ15が強く押し込まれると弾性接触片17が
その弾性限度を超えた過度の撓みを生じるというおそれ
があった。
【0005】なお、この対策として、ストッパ13を先
端寄りに延ばして弾性接触片17の折返部17aとスト
ッパ13との間の間隔を狭めることにより、弾性接触片
17の折返部17aとストッパ13の当接する箇所17
bとの間の曲げ強度を高めるということも考えられる。
しかし、ストッパ13は嵌合孔12の孔縁に形成されて
いるものであることから、ストッパ13は、嵌合孔12
の前縁のランスが係止する係止部12aの位置よりも先
端側に延ばすことができない、という制約がある。この
ため、ストッパ13と弾性接触片17の折返部17aと
の間の間隔を狭めることには限界がある。
【0006】本願発明は上記事情に鑑みて創案されたも
のであって、弾性接触片の折返部とストッパによる支持
位置との間の部分がタブで押されたときに過度に撓むこ
とを防止することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、先端
側から雄端子金具のタブが挿入される挿入空間を有し、
先端から折り返されることにより前記挿入空間内に延び
て前記タブに弾性的に接触する弾性接触片が設けられて
いると共に、前記弾性接触片をその過度の撓みに抗して
支持するストッパが設けられた雌端子金具であって、
記弾性接触片が山形をなし、前記ストッパが前記弾性接
触片の頂上部と対向するように位置しているとともに、
前記ストッパにおける前記弾性接触片との当接部が前記
弾性接触片の頂上部に倣った形状とされており、前記弾
性接触片には、その折返部から前記ストッパによる支持
位置にわたって前記弾性接触片を前記タブとの接触面側
へ膨出成形することにより補強部が形成され、この補強
部は前記タブの挿入口側から奥に向かって次第に高くな
っていると共に、前記弾性接触片の頂上部において前記
補強部が最も高くなり、その最大高さ位置が前記タブと
の接点部となっている構成としたところに特徴を有す
る。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、弾性接触片の折返部とストッパとの間には、弾性接
触片をその過度の撓みに抗して支持する補助ストッパが
設けられている構成としたところに特徴を有する。
【0009】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記弾性接触片の前記折返部から前記頂上部までが
上り勾配となっており、前記補助ストッパが、前記折返
部側へ傾いた斜め上向きに延びているとともに、前記弾
性接触片における前記タブとの接触面とは反対側の下面
に当接可能とされている構成としたところに特徴を有す
る。
【0010】
【0011】
【作用】請求項1の発明においては、弾性接触片の折返
部とストッパによる支持位置との間の部分は、補強部が
設けられていることによって曲げに対する強度が高くな
っているため、タブが強く突き当たっても曲げ変形が生
じ難い。また、挿入空間に挿入されるタブは、始めに補
強部の低い部位に接触し、次第に高さの高い部位に接触
位置を変位させ、最終的に最大高さの接点部に接触す
る。この間のタブと補強部との間の接触圧は、挿入始め
で低く、挿入の進行に伴って次第に高くなり、接点部へ
の接触状態で最も高くなる。
【0012】請求項2の発明においては、弾性接触片が
過度に撓むと、先端側がストッパに受けられ、それより
も折返部寄りの部分は補助ストッパにより受けられて、
分散した二点で支えられることになる。
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、弾性接触片の
折返部からストッパによる支持位置にわたる部分は補強
部によって曲げに対する強度が高められているから、タ
ブによる強い押圧力が作用しても弾性接触片の折返部と
ストッパによる支持位置との間の部分が弾性限度を越え
て過度に撓むことを防止することができる。しかも、タ
ブは、挿入の進行に伴って接触位置を補強部の低い部位
から次第に高い部位へ変位させるようになっているか
ら、タブの挿入初期においては、挿入抵抗が小さくて済
み、挿入作業の作業性に優れる。請求項2の発明によれ
ば、弾性接触片をストッパと補助ストッパとの二点で受
けるから、タブからの強い押圧力が作用しても弾性接触
片が弾性限度を越えて過度に撓むことを防止することが
できる。
【0016】
【0017】
【実施例】
<実施例1>以下、本発明を具体化した一実施例を図1
乃至図6を参照して説明する。本実施例の雌端子金具2
は、所定形状の金属薄板材を折り曲げ加工して成形した
ものであり、図1に示すように、電線3の被覆部31が
防水栓33と共に圧着されるインシュレーションバレル
21と、電線3の露出した芯線32が圧着されるワイヤ
バレル22と、先端面が開口した箱状をなす端子本体部
23とからなっている。
【0018】端子本体部23の内部は挿入空間24とな
っており、端子本体部23の先端の開口から図示しない
雄端子金具のタブ4が挿入されるようになっている。挿
入空間24内には、端子本体部23の底板部23aの前
縁から延出する長板部分を後方へ折り返すことによって
形成した弾性接触片25が設けられている。この弾性接
触片25は緩やかに傾斜した山形をなし、その最も高い
部位が頂上部25aとなっている。
【0019】なお、弾性接触片25は、前端の折返部2
5b付近における両側縁が円弧状に切欠されていると共
に、この円弧状切欠部から折返部25bとは反対側の延
出端25cに向かって両側縁間の幅が狭くなった形状を
なしているが、これによって、弾性接触片25に生じる
応力が局部的に集中することが防止されている。
【0020】弾性接触片25には、弾性接触片25が弾
性限度を超えて過度に撓むことを防止するための補強部
26が形成されている。この補強部26は、弾性接触片
25の前端の折返部25bから頂上部25aに亘る範囲
で上面側(タブ4が接触する側)に打ち出し加工するこ
とによって形成されている。補強部26の幅は、図3に
示すように、折返部25b側で狭くて頂上部25a側に
向かって次第に広くなっている。また、補強部26の高
さは、図4に示すように、折返部25b側で弾性接触片
25の上面と面一状をなし、ここから頂上部25a側に
向かって滑らかに高くなっている。そして、補強部26
は弾性接触片25の頂上部25aにおいて最も高くな
り、この部位は挿入完了状態においてタブ4が接触する
接点部26aとなっている。このように補強部26が形
成されていることによって弾性接触片25の折返部25
bと頂上部25aとの間における曲げに対する強度は、
補強部26が形成されない場合に比べて高くなってい
る。
【0021】端子本体部23の底板部23aには、補強
部26と協動して弾性接触片25の過度撓みを防止する
一対のストッパ27,27が設けられている。ストッパ
27は、図示しないランスを嵌合させるための嵌合孔2
8の左右両側縁から上向きに形成されており、弾性接触
片25の頂上部25aの左右両縁部下面に対向するよう
に位置している。また、ストッパ27の弾性接触片25
と対向する上縁は弾性接触片25の下面を受ける当接部
27aとなっている。この当接部27aは、図5に示す
正規状態よりも更に下方へ弾性変形した状態における弾
性接触片25の頂上部25aの下面に倣った形状に成形
されている。
【0022】さらに、弾性接触片25の折返部25bと
ストッパ27との間には、補強部26及びストッパ27
と協動して弾性接触片25の過度撓みを防止する補助ス
トッパ29が設けられている。補助ストッパ29は、嵌
合孔28の前縁の図示しないランスが係止される係止部
28aから斜め上前方に延びるように形成されたもので
あり、弾性接触片25の折返部25bと頂上部25aと
の間の折返部25bに近い部位において弾性接触片25
の下面に当接するように位置している。この補助ストッ
パ29は、弾性接触片25に比べて延出長さが短いもの
であるため、弾性接触片25側から下向きの押圧力を受
けても殆ど弾性変形を生じることがないようになってい
る。
【0023】次に、本実施例の作用について説明する。
タブ4が端子本体部23の上板部23bに沿うように正
しい向きで挿入空間24内に挿入されたときには、タブ
4は、弾性接触片25の補強部26に当接し、挿入の進
行に伴って弾性接触片25を徐々に下方へ押圧する。こ
れにより、弾性接触片25は、その折返部25bを略支
点として全体的に下がると共に、延出端25cが底板部
23aに当接することにより頂上部25aが僅かに広が
るように弾性変形する。この弾性接触片25の弾性復元
力により、図5に示すように、タブ4が上板部23bと
補強部26の接点部26aとの間で弾力的に挟まれた状
態となり、タブ4と弾性接触片25とが電気的導通可能
に接触する。
【0024】タブ4の挿入過程において、タブ4は、最
初に弾性接触片25の補強部26の低い部位に接触し、
その後接触位置を次第に高い部位へ変位させ、挿入が完
了したところで図5に示すように最も高い接点部26a
に接触する状態となる。この間のタブ4と補強部26と
の間の接触圧は、挿入初期で最も低く、挿入の進行に伴
って次第に高くなり、接点部26aと接触する挿入完了
状態において最も高くなる。したがって、挿入初期にお
ける挿入抵抗が小さくて済み、雌端子金具2と雄端子金
具との嵌合作業における作業性が良い。また、挿入完了
時においてタブ4と弾性接触片25と間の接触圧は十分
に高くなる。しかも、補強部26は弾性接触片25の折
返部25bと面一高さから滑らかに傾斜が始まって次第
に高さが高くなっているため、タブ4の挿入開始から挿
入完了に至るまでの間にタブ4が補強部26に突き当た
ったり引っ掛かったりすることがなく、挿入を円滑に行
うことができる。
【0025】これに対し、タブ4が斜め下向きの方向に
挿入されたときには、図6に示すように、タブ4の先端
が弾性接触片25の折返部25bと頂上部25aとの間
の部分を押圧し、これによって、弾性接触片25はタブ
4が正しく挿入された状態よりも下方に弾性変形してス
トッパ27の当接部27aに当接することになる。この
ストッパ27への当接により、弾性接触片25は折返部
25bを支点として全体的に下方へ撓むことが阻止され
る。また、弾性接触片25はその折返部25bと頂上部
25aとの間の折返部25b寄りの位置において補助ス
トッパ29に当接するため、折返部25bが潰れるよう
に変形することが阻止される。さらに、折返部25bと
頂上部25aとの間の部分は、補助ストッパ29に当接
していること、及び、補強部26が設けられていること
によって曲げに対する強度が高められているため、弾性
接触片25は折返部25bと頂上部25aとの間で下方
へ湾曲するような変形を生じ難くなっている。
【0026】このように、弾性接触片25は、その長さ
方向に間隔を空けた二点においてストッパ27と補助ス
トッパ29とにより支持されていると共に、補強部26
によって曲げ剛性が高められているため、タブ4による
強い押圧力が折返部25bから頂上部25aに亘る範囲
のいずれの位置に作用したとしても、弾性接触片25が
その弾性限度を超えた過度の撓みを生じることが確実に
防止される。
【0027】また、ストッパ27の上縁の当接部27a
は弾性接触片25の頂上部25aの下面に線接触するた
め、弾性接触片25は、タブ4とストッパ27との間で
強く挟み付けられても、弾性接触片とストッパとの間に
隙間がある場合のように弾性接触片が挟付力によって変
形を生じる、ということがない。したがって、ストッパ
27との当接範囲において、弾性接触片25が弾性限度
を超えて過度に撓むことが防止されている。
【0028】<他の実施例>本発明は上記記述及び図面
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。
【0029】(1)上記実施例では、ストッパ27に弾
性接触片25の下面にその長さ方向において大きな隙間
を空けずに接触する当接部27aを形成した場合につい
て説明したが、本発明は、当接部27aがストッパ27
に形成されない場合も技術的範囲に含むものである。
【0030】(2)上記実施例では、弾性接触片25の
過度撓み防止手段として、ストッパ27に加えて、補強
部26と補助ストッパ29とを設けた場合について説明
したが、本発明は、補助ストッパ29を設けずに、スト
ッパ27と補強部26だけで弾性接触片25の過度撓み
防止手段を構成する場合も技術的範囲に含むものであ
る。この構成において、弾性接触片25に隙間なく接触
する当接部27aがストッパ27に形成されている場合
も、形成されていない場合も両方共に本発明の技術的範
囲に含まれる。
【0031】(3)上記実施例では、弾性接触片25の
過度撓み防止手段として、ストッパ27に加えて、補強
部26と補助ストッパ29とを設けた場合について説明
したが、本発明は、弾性接触片25に補強部26を形成
せずに、ストッパ27と補助ストッパ29だけで弾性接
触片25の過度撓み防止手段を構成する場合も技術的範
囲に含むものである。この構成において、弾性接触片2
5に隙間なく接触する当接部27aがストッパ27に形
成されている場合も、形成されていない場合も両方共に
本発明の技術的範囲に含まれる。
【0032】(4)上記実施例では、ストッパ27が、
ランス嵌合用の嵌合孔28の孔縁から上向きに立ち上が
るように形成されたものである場合について説明した
が、本発明は、ストッパが、弾性接触片の側縁から下向
きに折り曲げられて形成されて底板部に当接することに
より弾性接触片の過度撓みを防止するようにしたもので
ある場合や、端子本体部を構成する側板部から横向きに
突出させて形成されて弾性接触片を当接させるようにし
たものである場合も技術的範囲に含むものである。この
場合においても、ストッパを除いた弾性接触片の過度撓
み防止手段として、上記実施例1及び変形例(1)乃至
(3)の構成を適用することができる。
【0033】(5)上記実施例では、補助ストッパ29
が嵌合孔28の前縁を延出させて形成したものである場
合について説明したが、本発明は、補助ストッパが、弾
性接触片の側縁から下向きに折り曲げられて形成された
ものである場合や、端子本体部を構成する側板部から横
向きに突出させて形成されているものである場合も技術
的範囲に含むものである。この場合においても、補助ス
トッパを除いた弾性接触片の過度撓み防止手段として、
上記実施例1、変形例(1)及び変形例(3)の構成を
適用することができる。
【0034】(6)上記実施例では、弾性接触片25の
補強部26が、折返部25b側から接点部26a側に向
かって次第に幅が広くなるような形状をなしている場合
について説明したが、本発明によれば、補強部の幅が一
定である場合や、上記実施例とは逆に接点部側に向かっ
て幅が狭くなるような形状とした場合にも適用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の外観斜視図
【図2】タブが正しく挿入された状態をあらわす縦断面
【図3】弾性接触片25の平面図
【図4】縦断面図
【図5】タブが正しく挿入された状態をあらわす縦断面
【図6】タブが異常挿入された状態をあらわす縦断面図
【図7】従来例においてタブが挿入を開始した状態をあ
らわす縦断面図
【図8】従来例においてタブが正しく挿入された状態を
あらわす縦断面図
【図9】従来例においてタブの異常挿入により弾性接触
片が過度撓みを生じた状態をあらわす縦断面図
【符号の説明】
2…雌端子金具 4…タブ 24…挿入空間 25…弾性接触片 26…補強部 26a…接点部 27…ストッパ 29…補助ストッパ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側から雄端子金具のタブが挿入され
    る挿入空間を有し、先端から折り返されることにより前
    記挿入空間内に延びて前記タブに弾性的に接触する弾性
    接触片が設けられていると共に、前記弾性接触片をその
    過度の撓みに抗して支持するストッパが設けられた雌端
    子金具であって、前記弾性接触片が山形をなし、 前記ストッパが前記弾性接触片の頂上部と対向するよう
    に位置しているとともに、前記ストッパにおける前記弾
    性接触片との当接部が前記弾性接触片の頂上部に倣った
    形状とされており、 前記弾性接触片には、その折返部から前記ストッパによ
    る支持位置にわたって前記弾性接触片を前記タブとの接
    触面側へ膨出成形することにより補強部が形成され、こ
    の補強部は前記タブの挿入口側から奥に向かって次第に
    高くなっていると共に、前記弾性接触片の頂上部におい
    て前記補強部が最も高くなり、その最大高さ位置が前記
    タブとの接点部となっていることを特徴とする雌端子金
    具。
  2. 【請求項2】 前記弾性接触片の折返部と前記ストッパ
    との間には、前記弾性接触片をその過度の撓みに抗して
    支持する補助ストッパが設けられていることを特徴とす
    請求項1記載の雌端子金具。
  3. 【請求項3】 前記弾性接触片の前記折返部から前記頂
    上部までが上り勾配となっており、前記補助ストッパ
    が、前記折返部側へ傾いた斜め上向きに延びているとと
    もに、前記弾性接触片における前記タブとの接触面とは
    反対側の下面に当接可能とされていることを特徴とする
    請求項2記載の雌端子金具。
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