JP3473521B2 - 雌端子金具 - Google Patents

雌端子金具

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JP3473521B2
JP3473521B2 JP28862499A JP28862499A JP3473521B2 JP 3473521 B2 JP3473521 B2 JP 3473521B2 JP 28862499 A JP28862499 A JP 28862499A JP 28862499 A JP28862499 A JP 28862499A JP 3473521 B2 JP3473521 B2 JP 3473521B2
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清文 市田
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets
    • H01R13/113Resilient sockets co-operating with pins or blades having a rectangular transverse section

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雌端子金具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】雌端子金具は、相手側の雄端子金具のタ
ブが挿入される角筒状の嵌合部と、この嵌合部の底壁前
端から嵌合部内へ折り返し状に延出させてタブに対して
弾性接触可能な弾性接触片とを備えた構造になる。雌端
子金具によっては、弾性接触片がその弾性限度を超えて
過度に撓むことを防止するための手段を設けたものがあ
り、その一例として、特開平9−35796号公報に開
示されているものがある。
【0003】これは、図8に示すように、雄端子金具の
タブ(図示せず)が挿入可能な角筒状をなす嵌合部10
1と、この嵌合部101内にタブの挿抜方向(図8にお
ける左右方向)に沿って設けられ、嵌合部101に挿入
されたタブに対して弾性撓みしつつ接触する弾性接触片
102と、嵌合部101の底壁部103に切り起こしに
より形成された2つの撓み規制部104,105とを備
えている。弾性接触片102が過度に撓まされようとし
たときには、弾性接触片102の下面が2つの撓み規制
部104,105の一方又は両方に当接することで、弾
性接触片102の弾性限度を超えた過度の撓みが規制さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の雌端子金具
では、2つの撓み規制部104,105がいずれも底壁
部103に形成されているため、底壁部103における
切り起こしによる開口106の面積が大きく、底壁部1
03の強度低下が懸念される。本願発明は上記事情に鑑
みて創案され、弾性接触片の過度撓みを規制するための
撓み規制部が嵌合部の壁部に切り起こしによって形成さ
れている雌端子金具において、切り起こしに起因する壁
部の強度低下を回避することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、雄端
子金具のタブが前方から挿入可能であり、底壁とこの底
壁の左右両側縁から立ち上がる一対の側壁とを有する
筒状をなす嵌合部と、この嵌合部内に前記タブの挿抜方
向に沿って設けられ、側方から視てなだらかな山形をな
し前半部分が前下がりの傾斜部とされた形態であり、
記嵌合部に挿入された前記タブに対して下方へ弾性撓み
しつつ接触する弾性接触片と、前記弾性接触片の弾性限
度を超えた過度の撓みを規制可能であって、前記嵌合部
を構成する壁部に切り起こしにより形成され且つ前記タ
ブの挿抜方向に離間した前後2カ所に配された撓み規制
部とを備えてなる雌端子金具であって、前側の前記撓み
規制部は、前記側壁の一部を切り起こして内側へほぼ直
角に倒すように形成され、前記弾性接触片が弾性撓みし
たときには、前記前下がりの傾斜部が前記タブの挿抜方
向とほぼ平行に姿勢となって前記前側の撓み規制部の上
面に対して前後方向にに亘って面接触状に当接するよう
になっており、後側の前記撓み規制部は前記底壁に形成
されている構成とした。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記弾性接触片のうち前記前下がりの傾斜部の最上
端が前記タブの下面に接触する接触部とされ、この接触
部よりも後方部分が後側の傾斜部とされており、前記後
側の撓み規制部は、前記底壁の一部を切り起こして上方
へほぼ直角に立ち上げるように形成されているととも
に、前記接触部のほぼ真下に位置している構成とした。
【0007】請求項3の発明は、雄端子金具のタブが挿
入可能な角筒状をなす嵌合部と、この嵌合部内に前記タ
ブの挿抜方向に沿って設けられ、前記嵌合部に挿入され
た前記タブに対して弾性撓みしつつ接触する弾性接触片
と、前記弾性接触片の弾性限度を超えた過度の撓みを規
制可能であって、前記嵌合部を構成する壁部に切り起こ
しにより形成され且つ前記タブの挿抜方向に離間した2
カ所に配された撓み規制部とを備えてなる雌端子金具で
あって、一方の前記撓み規制部と他方の前記撓み規制部
とは互いに異なる壁部に形成され、前記嵌合部における
前記タブの挿入口の口縁には、その嵌合部の壁部の縁部
を内側へ折返し状に曲げることによって前記タブの側縁
と対向する遊動規制部が形成されている構成とした。
求項4の発明は、請求項3の発明において、前記2つの
撓み規制部のうちいずれか一方は前記弾性接触片におけ
る前記タブとの接触部よりも前側の傾斜部と対応するよ
うに配され、この撓み規制部における前記前側の傾斜部
との当接部は、弾性撓みした前側の傾斜部が面接触可能
な略平坦面状をなしている構成とした。
【0008】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]2つの撓み
規制部は互いに異なる壁部に形成されているので、両撓
み規制部を1つの壁部に形成する場合に比べると、1つ
の壁部における切り起こしによる開口面積が小さくな
り、壁部の強度の向上を図ることができる。
【0009】また、弾性撓みした前側の傾斜部は撓み規
制部によって面で受け止められるので、前側の傾斜部に
対して突き当て力が直接作用したときに、傾斜部の変形
を確実に防止することができる。
【0010】[請求項3の発明] 嵌合部の内側へ折り返される遊動規制部を形成したの
で、タブの幅方向における嵌合部の内寸が小さくなって
嵌合部の内壁とタブの側縁とのクリアランスが小さくな
る。これにより、タブの幅方向への遊動を抑えることが
できる。[請求項4の発明] 弾性撓みした前側の傾斜部は撓み規制部によって面で受
け止められるので、前側の傾斜部に対して突き当て力が
直接作用したときに、傾斜部の変形を確実に防止するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図7を参照して説明す
る。本実施形態において、前後方向については図1、図
4〜図7における右側を前方とし、上下方向については
図1〜図3、図5〜図7を基準とし、左右方向について
は図2、図3を基準とする。また、雌端子金具10に対
するタブTの挿抜方向と、前後方向とは同じ方向を意味
する。
【0012】本実施形態の雌端子金具10は、所定形状
に打ち抜いた金属板材を曲げ加工して成形したものであ
り、ほぼ前半部分が嵌合部11、後半部分が電線圧着部
12とされ、全体として前後方向に細長い形状をなす。
嵌合部11は、底壁13、底壁13の左右両側縁から立
ち上がる一対の側壁14、両側壁14の上端縁から内側
へ延出して上下に重ね合わされた上下一対の天井壁1
5,16とから構成され、前後に開口する角筒状をなし
ている。嵌合部11の前側の開口は雄端子金具のタブT
を挿入させるための挿入口17とされ、その口縁のうち
左右両側縁部におては、側壁14の前端縁を内側へ折り
返し状に曲げることによって一対の遊動規制部18が形
成されている。この両遊動規制部18同士の幅方向の間
隔は、タブTの幅寸法に対して僅かに大きい寸法に設定
されており、したがって、タブTが嵌合部11に挿入さ
れると、遊動規制部18の内面はタブTの両側縁に対し
て僅かな隙間を空けて対向するようになる(図4を参
照)。
【0013】嵌合部11内には、その底壁13の前端縁
から後方へ折り返された形態の弾性接触片20が収容さ
れている。弾性接触片20は側方から視てなだらかな山
形をなし、その前半部分は前下がりの傾斜部21Fとさ
れ、この前側の傾斜部21Fの最上端が接触部22とさ
れ、この接触部22よりも後方部分が後側の傾斜部21
Rとされている。かかる弾性接触片20は、主に前端の
折り返し部23を撓ませることにより、傾斜部21F,
21Rの底壁13に対する傾斜角度を小さくするととも
に後側の傾斜部21Rの後端を底壁13の台座部13A
上を摺接させつつ接触部22を低くするように弾性撓み
し得るようになっている。
【0014】接触部22の上面には、タブTの下面に接
触される球面状に盛り上がったエンボス部24が叩き出
しにより形成され、さらに、接触部22から前側の傾斜
部21Fの前端近くに至る前後方向の領域には、エンボ
ス部24の上面に滑らかに連なるとともに、後方から前
方に向かって幅が次第に狭くなるガイド突部25が叩き
出しにより形成されている。嵌合部11に挿入されたタ
ブTは、挿入当初からガイド突部25の上を摺接するこ
とで引っ掛かりを生じることなくエンボス部24に至る
ことができる。また、下側の天井壁16には下方へ膨ら
む押え部16Aが叩き出しにより形成されており、弾性
接触片20が弾性撓みしていない自由状態では、接触部
22のエンボス部24の上面と押え部16Aの下面との
間隔Saは、タブTの厚さTaよりも所定寸法だけ小さ
くなるように設定されている。
【0015】嵌合部11には、弾性接触片20の弾性限
度を超えた過度の撓みを防止する手段として、前後方向
に間隔を空けた2カ所に撓み規制部26F,26Rが形
成されている。前側の撓み規制部26Fは、左右両側壁
14の一部を方形に切り起こして内側へほぼ直角に倒す
ように一対形成され、弾性接触片20の前側の傾斜部2
1Fの下方に位置している。この前側の撓み規制部26
FはタブTの挿入方向と平行とされ、したがって、弾性
接触片20が自由状態のときには前側の傾斜部21Fが
撓み規制部26Fに対して斜め姿勢をとることになる。
この撓み規制部26Fの上面は、弾性接触片20の折り
返し部23における曲げの内側の上端とほぼ同じ高さに
位置しており、したがって、弾性接触片20が弾性撓み
したときには、前側の傾斜部21FがタブTの挿抜方向
とほぼ平行に姿勢となって撓み規制部26Fの上面に対
して面接触状に当接するようになっている。尚、この前
側の撓み規制部26Fの切り起こし形成によって側壁1
4に開口した切り起こし孔27において、嵌合部11の
外側から前側の傾斜部21Fの撓む様子(傾斜角度の変
化)を目視により確認できるようになっている。
【0016】後側の撓み規制部26Rは、前側の撓み規
制部26Fとは異なる壁部、即ち底壁13の一部を方形
に切り起こして上方へほぼ直角に立ち上げるように形成
され、弾性接触片20の接触部22のほぼ真下に位置し
ている。弾性接触片20が自由状態のときの後側の撓み
規制部26Rの上端と接触部22の下面との上下方向の
間隔Sbは、エンボス部24から押え部16Aまでの間
隔SaとタブTの板厚Taとの寸法差(タブTが挿入さ
れたときの接触部22の上下の変位量)よりも大きく設
定されている。したがって、タブTが正規の姿勢で挿入
されて弾性接触片20が弾性撓みしたとき(図5を参
照)には、接触部22の下面と撓み規制部26Rの上端
との間に隙間が空くようになっている。
【0017】また、エンボス部24から押え部16Aま
での間隔Saと導通チェック用のプローブPの外径Pa
との寸法差(プローブPが挿入されたときの接触部22
の上下の変位量)は、撓み規制部26Rの上端と接触部
22の下面との上下方向の間隔Sbと同じか、それより
も僅かに小さい寸法とされている。したがって、プロー
ブPが挿入されて弾性接触片20が弾性撓みしたとき
(図7を参照)には、後側の撓み規制部26Rと接触部
22とが当接するか若しくはごく僅かな隙間のみが空く
ことになる。
【0018】また、嵌合部11の左右両側壁14には、
弾性接触片20の接触部22と後側の撓み規制部26R
との上下方向の隙間(撓み規制部26Rの高さ)を検査
するための窓孔28が、側方から視て横長の長円形に開
口して形成されている。この窓孔28は、前後方向にお
いては窓孔28のほぼ中央に後側の撓み規制部26Rが
位置し、且つ上下方向においては窓孔28の下縁から撓
み規制部26Rが突き出してその上端が窓孔28のほぼ
中央高さに位置するように配置されている。また、窓孔
28と弾性接触片20との位置関係については、弾性接
触片20が自由状態のときに、接触部22の下面と窓孔
28の上縁とがほぼ同じ高さとなるように設定されてい
る。
【0019】次に、本実施形態の作用を説明する。雌端
子金具10を成形した後、後側の撓み規制部26Rの立
ち上がり高さが適正か否かを検査する。検査は、側壁1
4の窓孔28から嵌合部11内を目視し得る状態に雌端
子金具10をセットして行うことができる。検査の方法
は3つあり、まず第1の検査において、窓孔28から撓
み規制部26Rの上端部がどのように見えるかによって
良否が判断される。もし、撓み規制部26Rの上端部が
窓孔28から覗けない場合には、撓み規制部26Rが低
すぎて弾性接触片20が過度撓みする虞があるため、不
良品と判断される。逆に、撓み規制部26Rの上端が窓
孔28の開口の範囲よりも上方であって、撓み規制部2
6Rが窓孔28を上下に串差しするように見える場合に
は、撓み規制部26Rの高さが高過ぎて、雄端子金具の
タブTや導通チェック用のプローブPの挿入に支障を来
す虞があるため、この場合にも不良品と判断される。こ
の検査において、撓み規制部26Rの上端が窓孔28の
開口範囲内に納まる高さとなっている場合には合格と見
做され、次の検査を受けることになる。
【0020】第2の検査はタブTによるものである。嵌
合部11内にタブTを挿入すると、弾性接触片20の弾
性撓みに伴って接触部22が下方へ変位し、その様子は
窓孔28を通して目視確認することができる。このと
き、接触部22が後側の撓み規制部26Rと非接触であ
れば(図5を参照)、撓み規制部26Rの高さが適正で
あってタブTとの接続に支障を来す虞がないので、良品
と判断される。もし、タブTを挿入したときに接触部2
2の下面が撓み規制部26Rの上端に当接する場合は、
撓み規制部26Rの高さが高過ぎてタブTとの接続に支
障を来す虞があるため、この場合は不良品と判断され
る。
【0021】また、雌端子金具10に対してプローブP
による導通チェックが行われる場合には、上記第2の検
査に替えて又は第2の検査の前後に、プローブPによる
第3の高さ検査を行うことができる。嵌合部11内にプ
ローブPを挿入すると、弾性接触片20の弾性撓みにと
もなって接触部22が下方へ変位し、その様子を窓孔2
8を通して目視する。このとき、接触部22の下面が撓
み規制部26Rの上端にほぼ当接する状態(図7を参
照)となっていれば、撓み規制部26Rの高さが適正で
あってプローブPによる導通チェックに支障がないた
め、良品であると判断される。尚、この状態における弾
性接触片20の弾性撓みは弾性限度の範囲内となってい
る。もし、撓み規制部26Rが高過ぎる場合には、プロ
ーブPの挿入途中で接触部22が撓み規制部26Rの上
端に突き当たり、それ以上の弾性接触片20の弾性撓み
及びプローブPの挿入が阻止されるので、これにより、
導通チェックには不適当な不良品であると判断される。
【0022】さて、嵌合部11に対してタブTが正規挿
入方向に対して斜め下向きに挿入された場合には、図6
に示すように、タブTの先端は、前側の傾斜部21F上
を滑らずにこの傾斜部21Fに対して突き当たるように
なってこれを斜め後下方へ押動する。すると、弾性接触
片20の撓みが弾性限度の範囲内であるうちに、前側の
傾斜部21Fが前側の撓み規制部26Fの上面に当接す
るとともに接触部22が後側の撓み規制部26Rの上端
縁に当接し、それ以上の弾性接触片20の撓みが阻止さ
れる。したがって、弾性接触片20が弾性限度を超えて
過度に撓むことが確実に防止される。
【0023】また、タブTが斜め下向きに挿入された場
合には、タブTの先端が前側の傾斜部21Fに対して大
きな角度をなして局部的に突き当たるようになる。ここ
で、もし、前側の傾斜部21Fに対して撓み規制部が前
後方向において局所的に当接する構造の場合には、タブ
Tの突き当て位置が撓み規制部の受け位置から外れ、そ
の結果、傾斜部21Fが凹まされるように塑性変形する
虞がある。しかし、本実施形態では、前側の傾斜部21
Fが撓み規制部26Fに対し、前後方向において広い範
囲に亘って面接触状に当接するので、タブTの突き当て
位置が撓み規制部26Fによる受け止め領域から外れ難
く、傾斜部21Fの塑性変形を防止する機能に優れてい
る。しかも、広い面で受け止めることは、タブTの突き
当て力に対する抵抗力(剛性)が大きいことを意味する
ので、この点においても、前側の傾斜部21Fの塑性変
形、ひいては、弾性接触片20全体としての過度撓みを
防止する機能の信頼性が高い。
【0024】上述のように、本実施形態においては、撓
み規制部26F,26Rを弾性接触片20の長さ方向で
ある前後方向において離間した2カ所に設けたので、弾
性接触片20の過度撓みを確実に防止することができ
る。しかも、2つの撓み規制部26F,26Rは、嵌合
部11を構成する壁部のうち互いに異なる壁部(側壁1
4と底壁13)に形成したので、2つの撓み規制部26
F,26Rを1つの壁部に形成する場合に比べると、1
つの壁部における切り起こしによる開口面積が小さくな
り、壁部の強度の向上が実現されている。
【0025】また、雌端子金具10の成形後、タブTを
嵌合部11に挿入して弾性接触片20を弾性撓みさせた
ときの接触部22と撓み規制部26Rとの隙間の状態
(後側の撓み規制部26Rの高さ)が検査されるが、そ
の様子を目視可能な窓孔28を形成したので、検査が容
易となっている。また、嵌合部11における挿入口17
の口縁には、その側壁14の前端縁を内側へ折返し状に
曲げることによってタブTの側縁と対向する遊動規制部
18を形成したので、タブTの幅方向における嵌合部1
1の内寸が小さくなって嵌合部11の側壁14とタブT
の側縁とのクリアランスが小さくされており、これによ
って、タブTの幅方向への遊動を抑えることが可能とな
っている。
【0026】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では前側の撓み規制部を側壁に形成
するとともに後側の撓み規制部を底壁に形成したが、本
発明によれば、前側の撓み規制部を底壁に形成するとと
もに後側の撓み規制部を側壁に形成してもよい。よい。
【0027】(2)上記実施形態では側壁の撓み規制部
をタブの挿抜方向と平行な向きとしたが、本発明によれ
ば、側壁の撓み規制部をタブの挿抜方向に対して傾斜す
る方向又は直交する方向(上下方向)に向けてもよい。 (3)上記実施形態では底壁の撓み規制部をタブの挿抜
方向と直交する方向(上下方向)としたが、本発明によ
れば、底壁の撓み規制部をタブの挿抜方向に対して傾斜
する方向としてもよい。
【0028】(4)上記実施形態では後側の撓み規制部
を接触部と対応する位置に配したが、本発明によれば、
前側の撓み規制部を弾性接触片の接触部と対応させ、後
側の撓み規制部を後側の傾斜部と対応させてもよく、前
後双方の撓み規制部を前側の傾斜部と後側の傾斜部に対
応させてもよく、前後双方の撓み規制部を共に前側の傾
斜部又は共に後側の傾斜部に対応させてもよい。 (5)上記実施形態では前側の撓み規制部がタブの挿抜
方向と平行に向くとともに後側の撓み規制部がタブ挿抜
方向に対して直交する向きとしたが、本発明によれば、
前側の撓み規制部をタブの挿抜方向と直交する向きにす
るとともに後側の撓み規制部をタブ挿抜方向と平行に向
くようにしてもよい。
【0029】(6)上記実施形態では遊動規制部を嵌合
部の左右両側壁部に形成したが、本発明によれば、左右
いずれか一方の側壁部のみに形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の断面図
【図2】図1のX−X線断面図
【図3】図1のY−Y線断面図
【図4】水平断面図
【図5】タブが正規の姿勢で挿入された状態の断面図
【図6】タブが傾いた姿勢で挿入された状態の断面図
【図7】プローブが挿入された状態の断面図
【図8】従来例の断面図
【符号の説明】
T…タブ 10…雌端子金具 11…嵌合部 13…底壁 14…側壁 17…挿入口 18…遊動規制部 20…弾性接触片 21F…前側の傾斜部 22…接触部 26F…前側の撓み規制部 26R…後側の撓み規制部 28…窓孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−296873(JP,A) 特開 平9−147950(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/11

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄端子金具のタブが前方から挿入可能
    あり、底壁とこの底壁の左右両側縁から立ち上がる一対
    の側壁とを有する角筒状をなす嵌合部と、 この嵌合部内に前記タブの挿抜方向に沿って設けられ、
    側方から視てなだらかな山形をなし前半部分が前下がり
    の傾斜部とされた形態であり、前記嵌合部に挿入された
    前記タブに対して下方へ弾性撓みしつつ接触する弾性接
    触片と、 前記弾性接触片の弾性限度を超えた過度の撓みを規制可
    能であって、前記嵌合部を構成する壁部に切り起こしに
    より形成され且つ前記タブの挿抜方向に離間した前後
    カ所に配された撓み規制部とを備えてなる雌端子金具で
    あって、前側の前記撓み規制部は、前記側壁の一部を切り起こし
    て内側へほぼ直角に倒すように形成され、 前記弾性接触片が弾性撓みしたときには、前記前下がり
    の傾斜部が前記タブの挿抜方向とほぼ平行に姿勢となっ
    て前記前側の撓み規制部の上面に対して前後方向に亘っ
    て面接触状に当接するようになっており、 後側の前記撓み規制部は前記底壁に形成されている こと
    を特徴とする雌端子金具。
  2. 【請求項2】 前記弾性接触片のうち前記前下がりの傾
    斜部の最上端が前記タブの下面に接触する接触部とさ
    れ、この接触部よりも後方部分が後側の傾斜部とされて
    おり、 前記後側の撓み規制部は、前記底壁の一部を切り起こし
    て上方へほぼ直角に立ち上げるように形成されていると
    ともに、前記接触部のほぼ真下に位置している ことを特
    徴とする請求項1記載の雌端子金具。
  3. 【請求項3】 雄端子金具のタブが挿入可能な角筒状を
    なす嵌合部と、 この嵌合部内に前記タブの挿抜方向に沿って設けられ、
    前記嵌合部に挿入された前記タブに対して弾性撓みしつ
    つ接触する弾性接触片と、 前記弾性接触片の弾性限度を超えた過度の撓みを規制可
    能であって、前記嵌合部を構成する壁部に切り起こしに
    より形成され且つ前記タブの挿抜方向に離間した2カ所
    に配された撓み規制部とを備えてなる雌端子金具であっ
    て、 一方の前記撓み規制部と他方の前記撓み規制部とは互い
    に異なる壁部に形成さ れ、 前記嵌合部における前記タブの挿入口の口縁には、その
    嵌合部の壁部の縁部を内側へ折返し状に曲げることによ
    って前記タブの側縁と対向する遊動規制部が形成されて
    いることを特徴とする雌端子金具。
  4. 【請求項4】 前記2つの撓み規制部のうちいずれか一
    方は前記弾性接触片における前記タブとの接触部よりも
    前側の傾斜部と対応するように配され、この撓み規制部
    における前記前側の傾斜部との当接部は、弾性撓みした
    前側の傾斜部が面接触可能な略平坦面状をなしているこ
    とを特徴とする請求項3記載の雌端子金具。
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