JPH0660931A - 電気接続子 - Google Patents

電気接続子

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Publication number
JPH0660931A
JPH0660931A JP20825892A JP20825892A JPH0660931A JP H0660931 A JPH0660931 A JP H0660931A JP 20825892 A JP20825892 A JP 20825892A JP 20825892 A JP20825892 A JP 20825892A JP H0660931 A JPH0660931 A JP H0660931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring contact
electrical connector
contact piece
piece
tubular portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP20825892A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Doi
昭彦 土肥
Takeshi Hasegawa
健 長谷川
Nobumasa Misaki
信正 見崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP20825892A priority Critical patent/JPH0660931A/ja
Publication of JPH0660931A publication Critical patent/JPH0660931A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 板厚が薄くした場合においても、ばね接触子
と他の電気接続子との接触圧が低下することを抑制する
ことができ、電気的接続の信頼性の低下を防止すること
ができる電気接続子を提供することを目的とする。 【構成】 他の電気接続子が挿入される筒状部(20)
と、この筒状部の内壁に形成され前記他の電気接続子と
弾性的に接触するばね接触片(20a)とを備える電気
接続子において、前記ばね接触片の下側に、ばね接触片
が前記他の電気接続子が挿入によりたわんだときに当接
して弾性変形する補強片(20d)が前記筒状部を切り
起して形成されている。なお、前記補強片の基端部付近
に貫通孔(20e)を形成しても良い。また、前記ばね
接触片を前記筒状部に設けたスリット(20g)にて切
り起こして内方に突出させてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、他の電気接続子が挿入
される筒状部と、この筒状部の内壁に形成され前記他の
電気接続子と弾性的に接触するばね接触片とを備える電
気接続子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気接続子としては、図6に示す
ようなものがある。すなわち、図6(a)に示すように
裁断された板材1を、図6(b)及び(c)に示すよう
に折り曲げて筒状部10を形成するとともに、この筒状
部10の内壁に前記板材1の一端から突出した突出片1
aを内方に向けて折り曲げてばね接触片10aを臨んで
設け、さらに、前記筒状部10の基端部に板材1の他端
から突出した突出片1b,1cを折り曲げたインシュレ
ーションバレル10b,ワイヤバレル10cを形成した
ものである。
【0003】そして、図6(c)に示すように、前記筒
状部10の基端側からインシュレーションバレル10b
及びワイヤバレル10c内に電線11を挿入してかしめ
て固定し、図6(e)に示すように、他の電気接続子1
2を前記筒状部10内に挿入して、電気接続子12によ
り前記ばね接触片10aを押圧して弾性変形させ、前記
ばね接触片10aと前記電気接続子12とを弾性的に接
触させて電気的に接続するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気接続子は、板材1に形成された突出片1aを筒状部
10の内方に向けて折り曲げてばね接触片10aとして
いるので、板材1の板厚を薄くした場合には、ばね接触
片10aのばね定数が小さくなり、このばね接触片10
aと電気接続子12との接触圧が低下してこれらの電気
的接続の信頼性が低下するといった問題がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、板厚が薄くした場合においても、ばね接触子と他の
電気接続子との接触圧が低下することを抑制することが
でき、電気的接続の信頼性の低下を防止することができ
る電気接続子を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
電気接続子は、他の電気接続子が挿入される筒状部と、
この筒状部の内壁に形成され前記他の電気接続子と弾性
的に接触するばね接触片とを備える電気接続子におい
て、前記ばね接触片の下側に、ばね接触片が前記他の電
気接続子が挿入によりたわんだときに当接して弾性変形
する補強片が前記筒状部を切り起して形成されているこ
とを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2記載の電気接続子は、請
求項1記載の電気接続子において、前記補強片の基端部
付近に貫通孔が形成されていることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3記載の電気接続子は、請
求項1又は2記載の電気接続子において、前記ばね接触
片が前記筒状部に設けたスリットにて切り起こして内方
に突出させて形成されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の請求項1記載の電気接続子によれば、
他の電気接続子を筒状部内に挿入してばね接触片をたわ
ませたときに、このばね接触片が補強片に当接してこの
補強片を弾性変形させる。したがって、ばね接触片のば
ね定数が小さくても、前記補強片と補完しあって大きな
接触圧を得ることができ、本発明の電気接続子と他の電
気接続子との電気的な接続の信頼性を高めることができ
る。
【0010】本発明の請求項2記載の電気接続子によれ
ば、貫通孔により補強片のばね定数を調整することがで
きるので、ばね接触片との合成ばね定数を適度のものと
することができ、前記接触圧が大きくなり過ぎるのを防
止することができる。
【0011】本発明の請求項3記載の電気接続子によれ
ば、ばね接触片が筒状部に設けたスリットにて切り起こ
されているので、従来のように筒状部から突出した突出
片を折り曲げてばね接触片としたものに比べて、突出片
を設ける必要がなく、したがって材料の歩留まり性を大
幅に向上させることができる。
【0012】
【実施例】以下に図面を参照して、本発明の実施例の電
気接続子について説明する。
【0013】本発明の一実施例の電気接続子は、図1に
示すように、裁断された板材を従来と同様に折り曲げて
筒状部20を形成するとともに、この筒状部20の内壁
に前記板材の一端から突出した突出片を内方に向けて折
り曲げてばね接触片20aを臨んで設け、さらに、前記
筒状部20の基端部に板材の他端から突出した突出片を
折り曲げたインシュレーションバレル20b,ワイヤバ
レル20cを形成し、さらに、前記筒状部20の下部を
切り起こして2個の補強片20dが形成されたものであ
る。
【0014】前記補強片20dは、図2に示すように、
前記ばね接触片20aの下方にこのばね接触片20aと
重合するように配置されており、前記補強片20dの基
端部付近は薄肉部20fが形成されている。この薄肉部
20fを貫通して貫通孔20eが形成されている。これ
らの薄肉部20f及び貫通孔20eにより前記補強片2
0dが弾性変形できるようになっている。
【0015】次に、前記実施例の作用について説明す
る。筒状部20内に他の電気接続子(平らな雄端子)が
筒状部20の上部内壁とばね接触片20aとの間に挿入
する。これにより、ばね接触片20aが下方にたわみ、
前記補強片20dに当接して当該補強片20dを弾性変
形させる。この結果、前記他の電気接続子は、ばね接触
片20a及び補強片20dにより所定の押圧力をもって
押される。すなわち、筒状部20の肉厚が小さくしたと
きにばね接触片20a単独による押圧力が小さくなって
も、補強片20dにより押圧力が補完されて、所定の押
圧力が得られるのである。所定の押圧力が得られる結
果、電気接続子の相互の電気的接続の信頼性を向上させ
ることができる。
【0016】次に、図4及び図5に基づいて、本発明の
他の実施例について説明する。このものは、筒状部20
の底壁にコ字状又はU字状のスリット20gを形成し、
このスリット20gの内側の領域を切り起こし内方に向
かって切り起こして当該内側の領域をばね接触片20a
として構成したものである。このものでは、従来の電気
接続子(図6に示すように、ばね接触片10aを外方に
突出した突出片1aを折り曲げて構成していた場合)に
比べて、外方に突出する突出片を設けなくてもよくな
り、材料歩留まりが大幅に向上する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の電気接続子によれば、他の電気接続子が挿入され
る筒状部と、この筒状部の内壁に形成され前記他の電気
接続子と弾性的に接触するばね接触片とを備える電気接
続子において、前記ばね接触片の下側に、ばね接触片が
前記他の電気接続子が挿入によりたわんだときに当接し
て弾性変形する補強片が前記筒状部を切り起して形成さ
れているので、他の電気接続子を筒状部内に挿入してば
ね接触片をたわませたときに、このばね接触片が補強片
に当接してこの補強片を弾性変形させる。したがって、
ばね接触片のばね定数が小さくても、前記補強片と補完
しあって大きな接触圧を得ることができ、本発明の電気
接続子と他の電気接続子との電気的な接続の信頼性を高
めることができる。
【0018】本発明の請求項2記載の電気接続子によれ
ば、請求項1記載の電気接続子において、前記補強片の
基端部付近に貫通孔が形成されているので、貫通孔によ
り補強片のばね定数を調整することができるので、ばね
接触片との合成ばね定数を適度のものとすることがで
き、前記接触圧が大きくなり過ぎるのを防止することが
できる。
【0019】本発明の請求項3記載の電気接続子によれ
ば、請求項1又は2記載の電気接続子において、前記ば
ね接触片が前記筒状部に設けたスリットにて切り起こし
て内方に突出させて成形されているので、従来のように
筒状部から突出した突出片を折り曲げてばね接触片とし
たものに比べて、突出片を設ける必要がなく、したがっ
て材料の歩留まり性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の電気接続子を示す斜視図
である。
【図2】 図1中のイ−イ矢視断面図である。
【図3】 図1中のロ矢視図である。
【図4】 本発明の他の実施例の電気接続子の一部分を
示す斜視図である。
【図5】 図5中のハ−ハ矢視図である。
【図6】 従来の電気接続子を示す図である。
【符号の説明】
20…筒状部、20a…ばね接触片、20d…補強片、
20e…貫通孔、20g…スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の電気接続子が挿入される筒状部(2
    0)と、この筒状部の内壁に形成され前記他の電気接続
    子と弾性的に接触するばね接触片(20a)とを備える
    電気接続子において、前記ばね接触片の下側に、ばね接
    触片が前記他の電気接続子が挿入によりたわんだときに
    当接して弾性変形する補強片(20d)が前記筒状部を
    切り起して形成されていることを特徴とする電気接続
    子。
  2. 【請求項2】 前記補強片の基端部付近に貫通孔(20
    e)が形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    電気接続子。
  3. 【請求項3】 前記ばね接触片が前記筒状部に設けたス
    リット(20g)にて切り起こして内方に突出させて形
    成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の電
    気接続子。
JP20825892A 1992-08-04 1992-08-04 電気接続子 Pending JPH0660931A (ja)

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