JP4173155B2 - 基板対基板用コネクター - Google Patents

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本発明は、基板と基板とを接続可能な基板対基板用コネクターに関し、特に、プラグコネクターとリセプタクルコネクターの接続に関する。
パーソナルコンピュータ等を初めとする電子装置には、複数の回路基板が実装されている。例えば、マザーボードには、複数の回路基板がコネクターを介して接続され、必要に応じて、それらの回路基板の着脱が可能になっている。
特許文献1は、複数の回路基板を組み合わせて特定の機能を実現する基板接続構造に関するものであり、図12(a)に示すように、第1の基板1と第2の基板2を、第1の基板対基板コネクター6にて接続し、第2の基板2上に設けた第2の基板対基板コネクター5に第3の基板3を接続する。第1の基板対基板コネクター6と第2の基板対基板コネクター5に同種類のものを使用し、同図(b)に示すように、第1の基板1に第3の基板3を直接接続できるようにし、第1の基板1の修理調整を容易にする。
特開平10−294155号
図13は、従来の基板対基板用コネクターを示す斜視図、図14は、その断面構成を示す図である。基板対基板用コネクター10は、プラグコネクター20と、プラグコネクター20を挿入するレセプタクルコネクター30とを有している。プラグコネクター20は、中央に突出部22が形成されたベース部材24と、ベース部材24の長手方向に整列して配置された複数のコンタクト26とを備えている。ベース部材24の両端部には、基板への取り付けを補強するための補強金具28が設けられている。
レセプタクルコネクター30は、その長手方向に凹部または開口32が形成されたベース部材34と、ベース部材34の長手方向に整列された複数のコンタクト36と、ベース部材34に取り付けられた補強金具38とを備えている。例えば、プラグコンタクト20は、メインボード上に取り付けられ、レセプタクルコネクター30は、メインボードに実装される回路基板に取り付けられる。プラグコネクター20の突出部22を、レセプタクルコネクター30の開口32内に挿入したとき、プラグコネクター20のコンタクト26が弾性変形し、レセプタクルコネクター30のコンタクト36と一定の接圧で接触し、プラグ側基板とレセプタクル側基板との電気的な導通が得られる。
プラグコネクター20にレセプタクルコネクター30を接続する際、レセプタクルコネクター30が当接するまで挿入されるが、プラグコネクターおよびレセプタクルコネクターのコンタクト数が多くなると、コンタクト数に比例して挿入する力が増加し、他方、レセプタクルコネクターを取り外す際の力も増加し、取り扱いに支障が生じてしまうという課題がある。
また、プラグコネクター20にレセプタクルコネクター30を挿入する際、挿入が完全となる状態が分かりづらいため、挿入が不完全な状態となってしまい、基板間の導通不良を引き起こすおそれがある。さらに、プラグコネクター20とレセプタクルコネクター30の固定は、コンタクト同士の接圧によるものであるため、振動等の外力が加わると、その固定が外れ、導通不良を生じるおそれがある。
さらに、レセプタクルコネクター30を挿入または抜去する際、プラグコネクター20に対して垂直に移動させることが困難であり、ねじれ等の負荷が生じ、プラグコネクター20やレセプタクルコネクター30のモールドに割れ等の損傷を生じさせていた。また、レセプタクルコネクター30の外壁が外形方向に押されると、プラグコネクター20のコンタクトによる接圧が低下し、良好な接続を得ることができなくなるという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するために成されたものであり、基板と基板の良好な接続を行うことができるコネクターを提供することを目的とする。
さらに本発明は、基板と基板の着脱の操作性に優れたコネクターを提供することを目的とする。
本発明に係るコネクターは、長手方向に延在する突出部が形成された第1のベース部材、および長手方向に複数整列された第1の複数のコンタクトを含む第1のコネクターと、長手方向に延在する開口が形成された第2のベース部材、および開口内に複数整列された第2のコンタクトとを含み、第2のベース部材の開口内に第1のベース部材の突出部が挿入されたとき、第1のコンタクトと第2のコンタクトの電気的接続を可能にする第2のコネクターと、第1のベース部材の長手方向の両側に取り付けられた操作レバー機構とを備えている。操作レバー機構は、第2のベース部材の端部と係合可能な一対のレバーを有し、一対のレバーが第1の方向に回転されるとき、第2のベース部材が第1のベース部材に接近する方向に移動され、一対のレバーが第2の方向に回転されるとき、第2のベース部材が第1のベース部材から離間する方向に移動されるようになっている。
好ましくは操作レバー機構は、第1のベース部材に回転可能に取り付けられた一対のレバーの位置を固定する固定手段を含む。好ましくは、固定手段は、一対のレバーに形成されたフックと、一対のレバーが第1の位置に回転されたとき当該フックを係止する係止部(例えば、第1のベース部材のロック面)とを含み、一対のレバーを第1の位置にロックする。好ましくは、フックは、弾性変形部を介して形成されている。
また固定手段は、一対のレバーに形成された突起と、一対のレバーが第2の位置に回転されたとき当該突起を受容する位置決め用溝とを含み、一対のレバーを第2の位置に位置決めする。これにより、一対のレバーを退避位置に保持した状態で、第2のコネクターを挿入させることができる。
好ましくは操作レバー機構はさらに、第1の位置にロックされた一対のレバーのロックを解除するロック解除手段を含む。ロック解除手段は、一対のレバーに回転可能に取り付けられたロック解除レバーを含み、一対のロック解除レバーを回転させることにより前記フックを変位させ、フックと係止部の係止を解除させる。
好ましくは一対のレバーは、第2のベース部材の端部に形成された突出部と係合する。また、一対のレバーが第1の位置にロックされるとき、溝内に第2のベース部材の突出部が嵌合されるようにしてもよい。これにより、第2のコネクターが第1のコネクターに挿入された時点を、クリック感を持って認識させることができる。
好ましくは第1のベース部材はさらに、長手方向に延在する一対の壁部を有し、一対の壁部は、突出部との間に一対の空隙を形成し、第2のベース部材の開口を規定する一対の脚部がそれぞれ一対の空隙内に挿入される。これにより、コンタクトの接圧により、第2のコネクターの短手方向に力が加わった場合でも、第2の脚部は、第1のコネクターの壁部によって外形の変形や損傷が防止され、コンタクトの接圧のバラツキを抑えた安定したコンタクトの接触が得られる。
第1のコネクターは、好ましくは、プラグコネクターであり、第2のコネクターは、リセプタクルコネクターである。例えば、第1のコネクターは第1の回路基板に取り付けられ、第2のコネクターは、第2の回路基板に取り付けられる。また、第2の回路基板は、第1の回路基板に直交するように接続される。
本発明によれば、第1のコネクターに取り付けられた一対のレバー部材を介して第2のコネクターを第1のコネクターに対して接近もしくは離間する方向へ移動させることようにしたので、コンタクト数が増加しても、レバーによって少ない操作力で容易にコネクターの挿入または抜去が可能となる。また、第1のコネクターに第2のコネクターを挿入する際、挿入が完全となるロック位置を決定することにより、挿入が不完全となることを防止することができる。さらに、レバーの位置に固定することで、第1および第2のコネクターが固定されるため、振動等の外力に対して、第1と第2のコネクターが外れにくくなる。さらに、レバーによって、第2のコネクターは第1のコネクターに対し、垂直に挿入・抜去されるため、ねじりの発生が防止され、コネクターを形成するモールドやコンタクトの損傷を防止することができる。
本発明の最良の実施形態について、以下図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例に係る基板対基板用コネクターの構成を示す斜視図であり、図2は、プラグコネクターとレセプタクルコネクターが接続された状態の断面構造を示す図である。
本実施例に係るコネクター12は、プラグコネクター100と、レセプタルコネクター200と、操作レバー機構300とを有する。プラグコネクター100は、例えばメイン回路基板に取り付けられ、レセプタクルコネクター200は、他の回路基板に取り付けられる。プラグコネクター100にレセプタクルコネクター200を接続することで、メイン回路基板に他の回路基板が直交する方向で接続される。
プラグコネクター100は、電気的絶縁性のモールド樹脂によって成型され長手方向に延在するベース部材110と、ベース部材110の長手方向に整列して配置される複数のコンタクト120とを備えている。ベース部材110は、長手方向に沿って形成された突出部112と、ベース部材110の側部に沿って突出部112よりも高さの低い一対の壁部114と、突出部112と壁部114の間に形成された空隙116と、ベース部材110の底部に形成され空隙116と連通する孔118とを備え、ベース部材110は、その長手方向の中心線に関し対称構造となっている。
コンタクト120は、導電性金属材料を加工して形成されたものであり、図2に示すように、ベース部材110の空隙116内に配されるU字型の接点部122と、接点部122から延在し、ベース部材110の孔118から外部へ導出される端子部124とを有している。突出部112の両側に一対のコンタクト120が配置され、一対のコンタクト120がベース部材110の長手方向に複数配置されている。
レセプタクルコネクター200は、電気的絶縁性のモールド樹脂によって成型され長手方向に延在するベース部材210と、ベース部材210に取り付けられた複数のコンタクト220と、ベース部材210の両端部に一体に形成された一対の突出部230とを備えている。ベース部材210は、長手方向に沿って形成された開口212と、開口212の側壁を形成する一対の脚部214とを備えている。開口212は、ベース部材110の突出部112に対応する形状を有しており、開口212内の脚部214の対向する面には、一対のコンタクト220が配置されている。この一対のコンタクト220は、ベース部材210の長手方向に複数整列されている。レセプタクルコネクター200がプラグコネクター100に挿入されるとき、コンタクト220は、弾性変形されたコンタクト120の接点部122と接触する。好ましくは、コンタクト120の接点部122に突起を形成し、コンタクト220との電気的接続を確実にするようにしてもよい。一対の突出部230は、後述するように、操作レバー機構300のレバーと係合する。
次に、操作レバー機構300について説明する。操作レバー機構300は、レバーと、ロック解除レバーとを含んで構成される。図3は、レバーの構成を示す図である。同図に示すように、レバー310には、2つの円形状の開口312、314が形成されている。開口314内には、シャフト400が挿通され、シャフト400によりレバー310がベース部材110に対して回転自在に取り付けられている。レバー310の頂部には、操作部316が設けられ、操作部316の中央にはスリット318が形成され、スリット318は開口312を越える位置Pまで延びている。スリット318には、後述するロック解除レバーが挿入される。
レバー310の一方の側面には、切欠き320により規定された下方に延在する弾性変形部322が形成され、弾性変形部322の端部には、外側へ突出するフック324が形成されている。レバー310の他方の側面には、ほぼ矩形状の溝326が形成されている。溝326は、レセプタクルコネクター200のベース部材210の端部に形成された突出部230と係合する。さらに、レバー310の両面には、2つの円形状の突起328が形成され、突起328は、ベース部材110に形成された位置決め溝134(図7を参照)と係合し、レバーを退避位置に位置決めさせる。
図4は、ロック解除レバーの構成を示す図である。ロック解除レバー330は、板状のモールド金属から構成され、上端部には、直交する方向に延びるつまみ332が形成され、下端部には、つまみ332と同方向に延びる爪334が形成されている。また、レバー330の中央部には、円形状の開口336が形成されている。
図5は、レバー310にロック解除レバー330が取り付けられたときの断面構造を示す図である。ロック解除レバー330は、レバー310の操作部316間に形成されたスリット318内に挿入される。このとき、ロック解除レバー330の先端が位置P付近にあり、ロック解除レバー330の開口336が、レバー310の開口312に整合される。両開口312、336内にシャフトを挿通することで、ロック解除レバー330がレバー310に対して回動自在に取り付けられる。つまみ332は、操作部316から幾分突出した位置にあり、また、爪324は、弾性変形部322に当接している。ロック解除レバー330のつまみ332を図5の時計方向に押圧すると、ロック解除レバー330がシャフト410を中心に回転してスリット318内に移動し、同時に、爪334が、弾性変形部322を押圧して弾性変形させ、フック324がレバー310の側面から内側へ移動される。
次に、コネクターの動作について説明する。図6は、レバー310が閉じた位置(ロック位置)にあり、レセプタクルコネクター200が未装着のときの断面を示している。この状態のとき、レバー310のフック324は、ベース部材110のロック面130に係止し、レバー310の位置が固定されている。つまり、レバー310の操作部316を時計方向に回転させようとしても、フック324により、レバー310は時計方向に回転されない。
レバー310のロックを解除する場合には、ロック解除レバー330のつまみ332を摘むことで、ロック解除レバー330をシャフト410を中心に回転させ、爪334により弾性変形部322を介してフック324を内側へ移動させる。ベース部材110には、ロック面130から延在する円弧状の摺動面132が形成されており、レバー310がシャフト400を介して回転されるとき、フック324が摺動面132を摺動する。
図7は、レバーが開いた位置にあるときの状態を示している。ロック解除レバー330によりレバー310のロックを解除し、レバー310を一定の角度回転させると、レバー310の両面に形成された位置決め突起328がベース部材110に形成された位置決め溝134に挿入される。これにより、レバー310が比較的弱い力で位置決め固定される。このとき、レバー310は退避位置となり、レバー310の溝326が斜め上方を臨み、レセプタクルコネクター200を待機する状態となる。
レバー310が退避位置にある状態から、図8に示すようにレセプタクルコネクター200を真上方向からほぼ垂直に挿入する。このとき、レセプタクルコネクター200のベース部材210の両端部に形成された突出部230の下面が、レバー310の溝326の下端326aに当接し、この状態でレセプタクルコネクター200が停止する。
次に、図9に示すように、レバー310の操作部316を介して、レバー310をロック位置へ向けてS1方向に押圧する。一定の操作力が加わると、レバーの位置決め突起328が位置決め溝134から離脱し、レバー310がシャフト400を中心に回転をする。レバー310の回転により、レセプタクルコネクター200の突出部230が溝326の下端326aから離れ、次いで、溝326の上端326bが突出部230の上面に当接する。レバー310の回転が続くと、溝326の上端326bが突出部230を垂直方向V1に向けて押圧し、移動させる。これにより、レセプタクルコネクター200がプラグコネクター100に接続される。レバー310の回転中、フック324は、ベース部材110の摺動面132を摺動する。
次に、図10(a)に示すように、レバー310がほぼ直立する状態まで回転すると、フック324が摺動面132から離れ、弾性変形部322の復元力によりフック324が外側へ移動し、ロック面130と係止する。このタイミングとほぼ同時に、図10(b)に示すように、レセプタクルコネクター200の挿入が完了し、ベース部材210の突出部230が溝326内に完全に収容される。このとき、ユーザーが操作部316を介して挿入の完了をクリック感をもって認識できるようにするため、突出部230に凹部230aを形成し、その凹部230aに溝326の上端326bがはまり込むようにしてもよい。
レセプタクルコネクター200の挿入が完了すると、図2に示すように、プラグコネクター100のベース部材110の突出部112が、レセプタクルコネクター200のベース部材210の開口212内に挿入され、コンタクト120がコンタクト220に電気的に接続される。レバー310は、フック324によりロック位置に固定され、レバー310の回転が禁止されるため、振動等の外力がコネクターに与えられても、レセプタクルコネクター200がプラグコネクター100から離脱されない。
また、レセプタクルコネクター200の脚部214が、プラグコネクター100の壁部114に接することで(図2を参照)、コンタクトの接圧により、第2のコネクターの短手方向に力が加わった場合でも、第2の脚部は、第1のコネクターの壁部によって外形の変形や損傷が防止され、コンタクトの接圧のバラツキを抑えた安定したコンタクトの接触が得られる。
レセプタクルコネクター200を取り外す場合には、図11に示すように、ロック解除レバー330のつまみ332を方向Tに向けて摘んだ状態で、レバー310を方向S2に移動させる。つまみ332を摘むことで、ロック解除レバー330がシャフト410を介してレバー310上を相対的に回転し、ロック解除レバー330の爪334が、レバー310の弾性変形部322を押圧し、フック324が内側に向けて移動する。これにより、フック324とロック面130との係止が解除され、レバー310は、方向S2に回転可能となる。
レバー310がシャフト400を介して方向S2に向けて回転されると、フック324は、ベース部材110の摺動面132を摺動し、また、溝326の下端326aが、レセプタクルコネクター200の突出部230と係合し、ベース部材210を垂直方向V2へ持ち上げる。さらに、レバー310を回転させると、レバー310の位置決め用突起328がベース部材110の位置決め溝134にはまり込み、レバー310が退避位置へ位置決め固定される(図7および図8を参照)。このとき、レセプタクルコネクター200のベース部材210の開口212から、プラグコネクター100のベース部材110の突出部112が抜けた状態(あるいは、互いのコンタクトの接触が解除された状態)となる。
このように、レセプタクルコネクター200の抜去は、ロック解除レバー330およびレバー310によりワンタッチで実行でき、レセプタクルコネクター200に直接操作して抜く必要がないので、操作が非常に簡単である。また、しかも、レセプタクルコネクター200の移動は、ほぼ垂直方向V2に規制されるため、プラグコネクター100に対してねじれを生じさせず、プラグコネクター100およびレセプタクルコネクター200のベース部材110、210の変形や損傷から保護することができる。
また本実施例では、レバー操作機構300の取り付け位置をプラグコネクター100の長手方向とし、短手方向の幅は、プラグコネクターとほぼ同等としたことで、外形サイズの拡大を抑制しながら、従来のコネクターと比較して、小さな挿入力または抜去力で、基板の着脱を行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明に係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
上記実施例では、メイン回路基板に対し直交するように他の回路基板を取り付けれる例を示したが、プラグコネクターおよびレセプタクルコネクターを取り付ける基板は、広く解釈されるものであって、上記のような回路基板に限定されるものではない。同様に、基板の取り付け方向は、直交する以外にも、他の角度、例えば平行であってもよい。また、レバー310とロック解除レバー330を別体で構成する例を示したが、これらのレバーを一体に構成するようにしてもよい。さらに、プラグコネクターやレセプタクルコネクターの構成は一例であって、コンタクトの数やベース部材の形状等は、目的や用途に応じて設計変更することが可能である。
本発明に係るコネクターは、基板対基板用のコネクターとして、特に回路基板の着脱を必要とする電子装置において利用される。
本発明の実施例に係る基板対基板用コネクターの斜視図である。 プラグコネクターとレセプタクルコネクターとが接続されたときの断面構造を示す図である。 レバーの構成を示す図である。 ロック解除レバーの構成を示す図である。 レバーにロック解除レバーが取り付けられたときの縦方向の断面構造を示す図である。 レバーが閉じた位置(ロック位置)にあるときの断面構造を示す図である。 図7(a)は、レバーが開いた位置(退避位置)にあるときの上面図、図7(b)は、その断面図である。 プラグコネクターにレセプタクルコネクターが挿入される動作を示す図である。 レバーの回転によりレセプタクルコネクターがプラグコネクターに挿入される動作を説明する図である。 レバーがロック位置に固定され、レセプタクルコネクターの挿入が完了したときの動作を説明する図である。 レセプタクルコネクターを取り外すときの動作を説明する図である。 従来の基板対基板用コネクターを示す図である。 従来の基板対基板用コネクターを示す斜視図である。 従来の基板対基板用コネクターの断面図である。
符号の説明
10、12:基板対基板用コネクター 100:プラグコネクター
110:ベース部材 112:突出部
114:壁部 116:空隙
118:孔 120:コンタクト
122:接点部 124:端子部
200:レセプタクルコネクター 210:ベース部材
212:開口 214:脚部
220:コンタクト 230:突出部
300:操作レバー機構 310:レバー
312、314:開口 316:操作部
318:スリット 320:切欠き
322:弾性変形部 324:フック
326:溝 328:突起
330:ロック解除レバー 332:つまみ
334:爪 336:開口

Claims (9)

  1. 長手方向に延在する突出部が形成された第1のベース部材、および長手方向に複数整列された第1の複数のコンタクトを含む第1のコネクターと、
    長手方向に延在する開口が形成された第2のベース部材、および開口内に複数整列された第2のコンタクトとを含み、第2のベース部材の開口内に第1のベース部材の突出部が挿入されたとき、第1のコンタクトと第2のコンタクトの電気的接続を可能にする第2のコネクターと、
    第1のベース部材の長手方向の両側に取り付けられた操作レバー機構とを備え、
    操作レバー機構は、第2のベース部材の端部と係合可能な一対のレバーを有し、一対のレバーが第1の方向に回転されるとき、第2のベース部材が第1のベース部材に接近する方向に移動され、一対のレバーが第2の方向に回転されるとき、第2のベース部材が第1のベース部材から離間する方向に移動され、
    操作レバー機構は、第1のベース部材に回転可能に取り付けられた一対のレバーの位置を固定する固定手段を含み、固定手段は、一対のレバーに形成されたフックと、一対のレバーが第1の位置に回転されたとき当該フックを係止する係止部とを含み、一対のレバーを第1の位置にロックし、
    操作レバー機構はさらに、第1の位置にロックされた一対のレバーのロックを解除するロック解除手段を含み、ロック解除手段は、一対のレバーに回転可能に取り付けられたロック解除レバーを含み、一対のロック解除レバーを回転させることにより前記フックを変位させ、フックと係止部の係止を解除させる、
    コネクター。
  2. フックは、弾性変形部を介して形成されている、請求項1に記載のコネクター。
  3. 固定手段は、一対のレバーに形成された突起と、一対のレバーが第2の位置に回転されたとき当該突起を受容する位置決め用溝とを含み、一対のレバーを第2の位置に位置決めする、請求項1に記載のコネクター。
  4. 一対のレバーは、第2のベース部材の端部に形成された突出部と係合する、請求項1に記載のコネクター。
  5. 一対のレバーが第1の位置にロックされるとき、一対のレバーにそれぞれ形成された溝内に第2のベース部材の突出部が嵌合される、請求項に記載のコネクター。
  6. 第1のベース部材はさらに、長手方向に延在する一対の壁部を有し、一対の壁部は、突出部との間に一対の空隙を形成し、第2のベース部材の開口を規定する一対の脚部がそれぞれ一対の空隙内に挿入される、請求項1に記載のコネクター。
  7. 第1のコネクターは、プラグコネクターであり、第2のコネクターは、リセプタクルコネクターである、請求項1ないし6いずれか1つに記載のコネクター。
  8. 第1のコネクターは、第1の回路基板に取り付けられ、第2のコネクターは、第2の回路基板に取り付けられる、請求項1ないし7いずれか1つに記載のコネクター。
  9. 第1の回路基板に対して第2の回路基板が直交する、請求項に記載のコネクター。
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