JP5901969B2 - 熱収縮性ポリエステルフィルム - Google Patents

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Description

本発明は、二次熱収縮後にも均一な熱収縮及びクラックまたは歪みの発生の最小化等の優れた物性を有して容器をラベリングまたは収縮−ラッピングするのに適合する、熱収縮性ポリエステルフィルムに関するものである。
予め定められた温度で加熱される時、延伸前の形態に再び収縮される熱収縮性フィルムが、例えば容器のラベリングまたは収縮−ラッピング、束製品の包装、及びキャップのシーリング等に広範囲に使用されている。
かかる熱収縮性フィルムは、ポリビニルクロリド、ポリスチレン、またはポリエステルからなる。軟質ポリビニルクロリドからなる従来の熱収縮性フィルムは、制限された最大熱収縮率を有するので容器の全面をラベリングするのに不適であり、燃焼時に毒性汚染物(例:ダイオキシン)を排出するので最近はあまり使われていない。一方、配向されたポリスチレンフィルムは均一な収縮特性を有し、リサイクルの際にPET瓶から容易に除去できるが、耐熱性が低いという問題点を有する。
したがって、ガラス瓶の全面をラベリングするためには、十分に優れた耐熱性及び収縮特性を有するポリエチレンテレフタレート(PET)からなる熱収縮性ポリエステルフィルムが主に使われている。しかし、ポリエステルフィルムの収縮応力及び収縮率は一般的に高く、特に二次熱収縮工程、例えば殺菌工程または高温充填工程を経る場合、不均一な収縮とそれによる歪み、末端の変形またはクラックをもたらす。
特許文献1は、ポリエステルフィルムにネオペンチルグリコールと1,4−シクロヘキサンジメタノールとを特定量で含入させることによって、ポリエステルフィルムの収縮均一性を向上できることを開示している。また、特許文献2は、フィルムの横及び縦方向、両方の屈折率を調節することにより得られた、配向方向への改善された耐クラック性を有する熱収縮性ポリエステルフィルムを開示している。
かかる熱収縮性フィルムを、容器のラベリングまたは収縮−ラッピングのために一次熱収縮段階に適用する時、均一な収縮性または優れた耐クラック性を表すが、一次ラベリング段階以後の殺菌工程または高温充填工程で再加熱される場合、依然として不均一な収縮、歪み、またクラックが発生する。
韓国特許公開第2004−37126号 韓国特許公開第2003−84879号
したがって、本発明の目的は、殺菌工程または高温充填工程の間の二次熱収縮後にも均一な熱収縮、クラックまたは歪みが発生しないとともに、優れた加工性、耐熱性及び機械的強度を有する熱収縮性ポリエステルフィルムを提供することである。この発明のフィルムは容器のラベリングまたは収縮−ラッピングに有用である。
前記目的を達成するために、本発明は
二価酸成分及びジオール成分を含むポリエステルフィルムであって、前記ジオール成分がエチレングリコール10〜90モル%、式(I)の化合物5〜85モル%、及び炭素数4以上の直鎖ジオール、ジエチレングリコール、及びポリテトラメチレンエーテルグリコールからなる群から選ばれた1種以上の物質5〜20モル%を含有し;
90℃温水で1分間沈積した後、50μmの厚さを基準に5N/□以下の残留収縮応力及び5%以下の式(II)によって計算される歪率を有し、90℃温水で10秒間処理した際に、主収縮方向に40%以上の熱収縮率を有する熱収縮性ポリエステルフィルムであって、水溶性耐熱融着性高分子が前記フィルムの片面または両面にコーティングされている熱収縮性ポリエステルフィルム
Figure 0005901969
前記式中、R及びRはそれぞれ独立的に水素または炭素数1〜4の直鎖アルキルであるが、但し、R及びRが同時に水素ではない;
(W−ω)/L×100 (II)
前記式中、Wは熱処理前のフィルムの幅(mm)、ωは熱処理によって収縮されたフィルムの最も狭い幅(mm)、及びLは熱処理後の収縮されたフィルムの長さ(mm)である。
本発明のポリエステルフィルムは、殺菌工程または高温充填工程の間の二次熱収縮後にも、均一な熱収縮と最小化された割れまたは歪みを有し、優れた加工性、耐熱性及び機械的強度を有するので、容器のラベリングまたは収縮−ラッピングに有用に使用できる。
図1は熱処理前と後のフィルムの長さの変化を測定するための方法を表した模式図である。 図2はフィルムのスカート現象を測定する方法を表した模式図である。
二価酸成分及びジオール成分を含む、本発明による熱収縮性ポリエステルフィルムは、テレフタル酸及びジメチルテレフタレートのような二価酸成分(即ち、ジカルボン酸成分)をエチレングリコールのようなジオール成分と共重合することにより製造できる。
本発明に使用されるジオール成分は、エチレングリコール10〜90モル%、式(I)の化合物5〜85モル%、好ましくは10〜25モル%、及び炭素数4以上の直鎖ジオール、ジエチレングリコール及びポリテトラメチレンエーテルグリコールからなる群から選ばれた1種以上のジオール5〜20モル%、好ましくは7〜15モル%を含有する。
式(I)の化合物の量が5モル%未満である場合、不充分な収縮率が得られる可能性があり、延伸後の熱処理工程の間または熱収縮される時、配向結晶が過度に生成され、ラベルとして容器に適用されたかかるフィルムが外部からの衝撃によって容易に割れ得る。
また、直鎖ジオール、ジエチレングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール及びこれらの混合物から選ばれた物質の量が5モル%未満である場合、結果として得られたフィルムの残留収縮応力と歪率とが高くなり、ラベルのライディングアップ (riding up)現象またはスカート(skirt)現象をもたらす。前記ライディングアップ現象は、ラベルが容器の表面に沿って巻き上がることを意味する。前記スカート現象は、非円形の容器上のラベルに対して多く観察される歪みである。一方、前記物質の量が20モル%を超過する場合には、上述したようなフィルムラベルの割れが多く発生するか、または低すぎるガラス転移温度(Tg)に起因してフィルムの収縮率が漸進的に増加する傾向があって好ましくない。
本発明のフィルムは、90℃温水で1分間沈積した後、5μmの厚さを基準に5N/□以下、好ましくは4N/□以下の残留収縮応力、及び5%以下、好ましくは4.5%以下の式(II)によって計算される歪率を有する。本発明の一つの実施様態によると、沈積する前に、主収縮方向に長さが110mmであり、主収縮方向に対する垂直方向に幅が15mmであるフィルムが、チャック間距離が95mmである固定ホルダーに装着され得る。フィルムの残留収縮応力が5N/□を超過する場合には、歪率が所望の水準よりさらに高くなり、歪率が5%を超過する場合には、フィルムラベルの耐クラック性が低下するかフィルムラベルのライディングアップ現象またはスカート現象が観察される。
また、本発明のフィルムは、90℃温水で10秒間処理した時、主収縮方向に40%以上、好ましくは50%以上の熱収縮率を有する。熱収縮率が40%未満である場合には、容器の首のような凹んだ部位で満足な収縮が達成できない。
本発明のフィルムは、フィルム特性を阻害しない範囲内で主要成分以外に様々な二価酸及びジオール成分をさらに含むことができる。例えば、フィルムのガラス転移温度、即ち耐熱性を向上させる目的で、本発明のフィルムは、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸、イソフタル酸、こはく酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、これらのエステル誘導体、及びこれらの混合物からなる群から選ばれた二価酸成分と、1,4−シクロヘキサンジメタノール、シクロブタンジオール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、及びこれらの混合物からなる群から選ばれたジオール成分をさらに含むことができる。
本発明によると、延伸及び熱固定した後の巻取性または加工性を向上させるために、前記フィルムは走行性向上剤(即ち、スリップ剤)として有機または無機不活性粒子を、フィルム総重量を基準に0.01〜1.0重量%の量でさらに含むことができる。本発明に使用され得る好ましい走行性向上剤は0.01〜10μmの平均粒径を有する、シリカゲル、炭酸カルシウム、アルミナ、またはこれらの混合物である。
本発明のフィルムは、フィルムの白色度を向上させる役割を果たす二酸化チタンを、フィルム総重量を基準に0.1〜1.0重量%の量でさらに含むことができる。
本発明のフィルムはブローン方式またはテンター法を含む通常的な方法によって製造され得る。テンター法を使うことにより、結果として得られるフィルムの平滑性及び非収縮方向における寸法安全性を向上させることができる。
特に、テンター法の場合、未延伸シートのガラス転移温度(Tg)より5〜10℃さらに高い温度で3倍〜6倍の総延伸比で延伸工程を行うことが好ましい。
また、好ましくは、延伸温度より2〜10℃さらに高い温度で延伸フィルムを熱固定することができる。かかる延伸及び熱固定条件は、結果として得られるフィルムの厚さを均一にする。
フィルムに帯電防止性を与え、高温の収縮器内におけるフィルムの熱融着性を低くし、フィルムの平滑性を向上させるために、必要によって、フィルムの片面または両面に帯電防止剤、水溶性耐熱融着性高分子、及びスリップ剤をそれぞれコーティングすることができる。前記帯電防止剤でのコーティングは、フィルムの表面抵抗を1014Ωより低くしてスリーブ(sleeve)工程でフィルムラベルが容器の上部に正確に被せられるようにする。また、水溶性耐熱融着性高分子でのコーティングを通じてフィルムは100℃でも熱融着しない。
このように、本発明の熱収縮性ポリエステルフィルムは、二次熱収縮後にも均一な熱収縮、クラックまたは歪みが発生しないとともに、優れた加工性、耐熱性及び機械的強度を有するので、容器、特にガラス瓶のラベリングまたは収縮−ラッピングに有用に使用できる。
以下、下記実施例によって本発明をより詳細に説明する。しかし、下記実施例は本発明を例示するためのものであるだけで、本発明の範囲がこれらのみに制限されるか限定されるわけではない。
製造例1(ポリマーA)
ジメチレンテレフタレート(DMT)100モル部に対して、ネオペンチルグリコール25モル部、1,4−ブタンジオール(BDO)20モル部、及びエチレングリコール170モル部を攪拌機、蒸留カラム及びコンデンサーが附着されたステンレススチールモノマー製造反応器に投入した後、155℃になるまで昇温させた。ここに触媒として、n−ブタノールに希釈したテトラブチレンチタネート(TBT)をDMT重量対比0.03重量%の量(TBTとして)で添加した。反応する間に形成されるメタノールを連続的に除去しながら、120分にわたって220℃まで昇温させた。1,4−ブタンジオールの反応が完了すると、エチレングリコールに希釈したマンガンアセテートをDMT重量対比0.03重量%の量で添加した。反応が完了すると、ここにリン酸(熱安定剤)をDMT重量対比0.04重量%の量で添加し、10分間撹拌してモノマーを得た。このモノマーを真空ユニットが装着された重合反応器に移送し、280℃で約70分間重合反応を行ってポリエステルを得た。このようにして得られたポリエステルをNMRで分析した結果、DMT100モル対比ネオペンチルグリコール(NPG)成分22モル%及びブタンジオール(BDO)成分21モル%を含有することが分かった。
製造例2(ポリマーB)
DMT100モル部に対してネオペンチルグリコール22モル部及びエチレングリコール170モル部を、前記製造例1で使用されたのと同一な反応器に投入した後、150℃になるまで昇温させた。ここにエチレングリコールに希釈したマンガンアセテートをDMT重量対比0.03重量%の量で添加した。反応する間に形成されるメタノールを連続的に除去しながら、120分にわたって220℃まで昇温させた。モノマー−製造反応が完了すると、エチレングリコールに希釈したリン酸(熱安定剤)をDMT重量対比0.04重量%の量で添加し、約10分間撹拌しながら250℃まで昇温させた。エチレングリコールに希釈した三酸化アンチモンをDMT重量対比0.04重量%の量で添加し、約5分間撹拌してモノマーを得た。このモノマーを真空ユニットが装着された重合反応器に移送し、280℃で約80分間重合反応を行ってポリエステルを得た。このようにして得られたポリエステルをNMRで分析した結果、DMT100モル対比ネオペンチルグリコール(NPG)成分約18モル%を含有することが分かった。
製造例3(ポリマーC)
DMT100モル部に対して2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール25モル部及びエチレングリコール170モル部を、前記製造例1で使用されたのと同一な反応器に投入した後、150℃になるまで昇温させた。ここにエチレングリコールに希釈したマンガンアセテートをDMT重量対比0.03重量%の量で添加した。反応する間に形成されるメタノールを連続的に除去しながら、120分にわたって220℃まで昇温させた。モノマー−製造反応が完了すると、エチレングリコールに希釈したリン酸(熱安定剤)をDMT重量対比0.04重量%の量で添加し、約10分間撹拌しながら250℃まで昇温させた。エチレングリコールに希釈した三酸化アンチモンをDMT重量対比0.04重量%の量で添加し、約5分間撹拌してモノマーを得た。このモノマーを真空ユニットが装着された重合反応器に移送し、280℃で約80分間重合反応を行ってポリエステルを得た。このようにして得られたポリエステルをNMRで分析した結果、DMT100モル対比2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール(BEPD)成分約21モル%を含有することが分かった。
製造例4(ポリマーD)
ポリブチレンテレフタレートとしてルポックス(LUPOX)HV−1010グレード(LG化学)を使用した。
製造例5(ポリマーE)
DMT100モル部に対してネオペンチルグリコール(NPG)20モル部、平均分子量210のポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMEG)8モル部、及びエチレングリコール170モル部を、前記製造例1で使用されたのと同一な反応器に投入した後、150℃になるまで昇温させた。ここにエチレングリコールに希釈したマンガンアセテートをDMT重量対比0.03重量%の量で添加した。反応する間に形成されるメタノールを連続的に除去しながら、120分にわたって220℃まで昇温させた。モノマー−製造反応が完了すると、エチレングリコールに希釈したリン酸(熱安定剤)をDMT重量対比0.04重量%の量で添加し、約10分間撹拌しながら250℃まで昇温させた。エチレングリコールに希釈した三酸化アンチモンをDMT重量対比0.04重量%の量で添加し、約5分間撹拌してモノマーを得た。このモノマーを真空ユニットが装着された重合反応器に移送し、280℃で約80分間重合反応を行ってポリエステルを得た。このようにして得られたポリエステルをNMRで分析した結果、DMT100モル対比ネオペンチルグリコール(NPG)成分約18モル%及びポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMEG)成分7モル%を含有することが分かった。
製造例6(ポリマーF)
ジメチレンテレフタレートとエチレングリコールとを使用して通常の重合法によって合成したポリエチレンテレフタレート(PET)であって、平均粒径が2.7μmであるシリカゲル(スリップ剤)を18,000ppm含有しているSKC社の無機粒子マスターチップを使用した。
製造例7(ポリマーG)
DMT100モル部に対してジエチレングリコール(DEG)17モル部及びエチレングリコール170モル部を使用したことを除いては、前記製造例2と同一な方法を行ってポリエステルを得た。このようにして得られたポリエステルをNMRで分析した結果、DMT100モル対比ジエチレングリコール(DEG)成分約16モル%を含有することが分かった。
前記で製造された共重合されたポリエステルの組成、ガラス転移温度(Tg;℃)及び極限粘度(IV;g/dl)を下記表1に表した。
Figure 0005901969
実施例1
製造例1で得られたポリマーAペレット96重量%と製造例6で得られたポリマーFペレット4重量%とを混合し、これを除湿乾燥器を用いて約6時間乾燥させた。その後、乾燥された混合物を245℃で溶融させて、ティー−ダイ(T−die)を用いて押出を行い、押出物を約20℃に維持されるキャスティングロールを通過させて無定形シートを得た。前記無定形シートをテンターに移送し、80℃に維持されている加熱ゾーンを通過させた後、このようにして得られた予熱シートを約75℃で一次延伸し、約70℃で二次延伸して総延伸比が4.0倍になるように延伸した後、この延伸フィルムをテンター内で75℃で熱固定した。この熱固定されたシートをテンターから取り出す直前に冷却して50μm厚さの一軸延伸ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの物性を下記表2及び3に表した。
実施例2
製造例1で得られたポリマーAペレット50重量%、製造例2で得られたポリマーBペレット46重量%、及び製造例6で得られたポリマーFペレット4重量%を混合し、これを実施例1と同一な方法で乾燥させた。その後、乾燥された混合物を260℃で溶融させて、ティー−ダイ(T−die)を用いて押出を行い、押出物を約20℃に維持されるキャスティングロールを通過させて無定形シートを得た。前記無定形シートをテンターに移送し、95℃に維持されている加熱ゾーンを通過させた後、このようにして得られた予熱シートを約85℃で一次延伸し、約80℃で二次延伸して総延伸比が3.8倍になるように延伸した後、この延伸フィルムをテンター内で75℃で熱固定した。この熱固定されたシートをテンターから取り出す直前に冷却して50μm厚さの一軸延伸ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの物性を下記表2及び3に表した。
実施例3
製造例2で得られたポリマーBペレット80重量%、製造例4で得られたポリマーDペレット16重量%、及び製造例6で得られたポリマーFペレット4重量%を使用したことを除いては、前記実施例2と同一な工程を行って50μm厚さの一軸延伸ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの物性を下記表2及び3に表した。
実施例4
製造例2で得られたポリマーBペレット60重量%、製造例7で得られたポリマーGペレット36重量%、及び製造例6で得られたポリマーFペレット4重量%を使用したことを除いては、前記実施例2と同一な工程を行って50μm厚さの一軸延伸ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの物性を下記表2及び3に表した。
実施例5
製造例1で得られたポリマーAペレット60重量%、製造例7で得られたポリマーGペレット36重量%、及び製造例6で得られたポリマーFペレット4重量%を使用したことを除いては、前記実施例2と同一な工程を行って50μm厚さの一軸延伸ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの物性を下記表2及び3に表した。
実施例6
製造例1で得られたポリマーAペレット11重量%、製造例5で得られたポリマーEペレット85重量%、及び製造例6で得られたポリマーFペレット4重量%を使用したことを除いては、前記実施例2と同一な工程を行って50μm厚さの一軸延伸ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの物性を下記表2及び3に表した。
実施例7
製造例3で得られたポリマーCペレット80重量%、製造例4で得られたポリマーDペレット16重量%、及び製造例6で得られたポリマーFペレット4重量%を使用したことを除いては、前記実施例2と同一な工程を行って50μm厚さの一軸延伸ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの物性を下記表2及び3に表した。
比較例1
製造例2で得られたポリマーBペレット96重量%と製造例6で得られたポリマーFペレット4重量%とを混合し、これを実施例1と同一な方法で乾燥させた。その後、乾燥された混合物を260℃で溶融させて、ティー−ダイ(T−die)を用いて押出を行い、押出物を約20℃に維持されるキャスティングロールを通過させて無定形シートを得た。前記無定形シートをテンターに移送し、95℃に維持されている加熱ゾーンを通過させた後、このようにして得られた予熱シートを約85℃で一次延伸し、約80℃で二次延伸して総延伸比が3.8倍になるように延伸した後、この延伸フィルムをテンター内で75℃で熱固定した。この熱固定されたシートをテンターから取り出す直前に冷却して50μm厚さの一軸延伸ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの物性を下記表2及び3に表した。
比較例2
製造例3で得られたポリマーCペレット71重量%、製造例7で得られたポリマーGペレット25重量%、及び製造例6で得られたポリマーFペレット4重量%を使用したことを除いては、前記実施例2と同一な工程を行って50μm厚さの一軸延伸ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの物性を下記表2及び3に表した。
比較例3
製造例3で得られたポリマーCペレット71重量%、製造例4で得られたポリマーDペレット25重量%、及び製造例6で得られたポリマーFペレット4重量%を使用して、予熱温度を85℃に調節し、それぞれの延伸温度を75℃及び70℃に調節したことを除いては、前記実施例2と同一な工程を行って50μm厚さの一軸延伸ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの物性を下記表2及び3に表した。
Figure 0005901969
Figure 0005901969
性能テスト
前記実施例1〜7及び比較例1〜3で製造されたポリエステルフィルムの物性を下記方法によって測定した。
(1)熱(90℃温水)収縮率(%)
フィルム試料を300mm(長さ)×15mm(幅)のサンプルに切断して90℃に維持される水槽に10秒間入れた後、熱処理後のフィルムの長さの変化を測定した。下記数学式を用いて収縮率を計算した。
収縮率(%)=[(300−熱処理後の試料サンプルの長さ)/300]×100
(2)残留収縮応力
フィルム試料を120mm(長さ)×15mm(幅)のサンプルに切断して長方向に両末端から5mm離れた地点に表示をした。このようにして得られた110mm長さのフィルムサンプルをチャック間の間隔が95mmであり、一方のグリップに収縮応力を感知できるロードセルが附着されている装置に装着した(図1参照)。次いで、フィルムサンプルが装着された装置を90℃に維持されている水槽に入れてから、13.6%の収縮が観察されるまで1分間熱処理した。熱処理後の収縮応力の値をN/□の単位で表した。ここで、単位□は50μm×15mmに該当するフィルム面積を意味する。
(3)歪率(%)
フィルム試料を上述した残留収縮応力テストで説明したのと同一な方法で装置に装着した。フィルム試料が装着された装置を90℃に維持される水槽に入れた後、13.6%の収縮が観察された時、1分間熱処理した。熱処理されたフィルム試料を装置から分離してその最小幅を測定した。フィルムの歪率は式(II)を用いて計算した。
(4)スカート現象
フィルム試料を溶剤接着してレイフラット(lay flat)が105mmであるスリーブを作り、このスリーブを100mm長さのサンプルに切断した。横及び縦それぞれの長さが50mmであり、高さが20cmである木材四角柱を切断されたスリーブで包んだ後、この木材四角柱を90℃に維持される水槽に約30秒間入れた。図2のように、四角柱の角からフィルムの最も歪んだ部位までの垂直距離(mm)を測定してスカート現象の程度として表した。
(5)耐クラック性
フィルム試料を溶剤接着してレイフラット(lay flat)が105mmであるスリーブを作り、このスリーブを200mm長さのサンプルに切断した。麹醇堂の「蜂」ガラス瓶を切断されたスリーブで包んだ。このガラス瓶を90℃に維持される水槽に約30秒間入れた後、取り出して大気温度で冷却させた。次いで、スリーブをガラス瓶から分離し、70mm(熱処理前のスリーブの主収縮方向に該当する瓶の長方向)×15mm(幅)のサンプルに切断した。チャック間距離が50mmであるユニバーサルテスター(Universal Tester)(UTM)を使用してスリーブを200mm/minの速度で伸張し、破断時の伸度の程度を測定した。3回実験して得られた平均伸度値を各試料に対して求め、下記のように評価した。
○:平均伸度値が100%以上になる場合
△:平均伸度値が100%未満〜50%以上になる場合
×:平均伸度値が50%未満になる場合
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]二価酸成分及びジオール成分を含むポリエステルフィルムであって、前記ジオール成分がエチレングリコール10〜90モル%、式(I)の化合物5〜85モル%、及び炭素数4以上の直鎖ジオール、ジエチレングリコール、及びポリテトラメチレンエーテルグリコールからなる群から選ばれた1種以上の物質5〜20モル%を含有し;
90℃温水で1分間沈積した後、5μmの厚さを基準に5N/□以下の残留収縮応力及び5%以下の式(II)によって計算される歪率を有し、90℃温水で10秒間処理した際に、主収縮方向に40%以上の熱収縮率を有する熱収縮性ポリエステルフィルム:
Figure 0005901969
前記式中、R 及びR はそれぞれ独立的に水素または炭素数1〜4の直鎖アルキルであるが、但し、R 及びR が同時に水素ではない;
(W−ω)/L×100 (II)
前記式中、Wは熱処理前のフィルムの幅(mm)、ωは熱処理によって収縮されたフィルムの最も狭い幅(mm)、及びLは熱処理後に収縮されたフィルムの長さ(mm)である。
[2]帯電防止剤が前記フィルムの片面または両面にコーティングされることを特徴とする[1]に記載の熱収縮性ポリエステルフィルム。
[3]水溶性耐熱融着性高分子が前記フィルムの片面または両面にコーティングされていることを特徴とする[1]に記載の熱収縮性ポリエステルフィルム。
[4]前記フィルムが10 14 Ωより低い表面抵抗を有することを特徴とする[2]に記載の熱収縮性ポリエステルフィルム。
[5]前記フィルムが100℃で熱融着しないことを特徴とする[3]に記載の熱収縮性ポリエステルフィルム。
[6]前記二価酸成分が、テレフタル酸またはジメチルテレフタレートであることを特徴とする[1]に記載の熱収縮性ポリエステルフィルム。
[7]前記フィルムが、5μmの厚さを基準に4N/□以下の残留収縮応力を有することを特徴とする[1]に記載の熱収縮性ポリエステルフィルム。
[8]前記フィルムが、5μmの厚さを基準に4.5%以下の歪率を有することを特徴とする[1]に記載の熱収縮性ポリエステルフィルム。
[9]前記ジオール成分が、炭素数4以上の直鎖ジオール、ジエチレングリコール、及びポリテトラメチレンエーテルグリコールからなる群から選ばれた1種以上のジオールを7〜15モル%の量で含有することを特徴とする[1]に記載の熱収縮性ポリエステルフィルム。
[10]前記ジオール成分が、式(I)の化合物を10〜25モル%の量で含有することを特徴とする[1]に記載の熱収縮性ポリエステルフィルム。
[11]前記フィルムが、1,4−シクロヘキサンジメタノール、シクロブタンジオール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、及びこれらの混合物からなる群から選ばれたジオール成分をさらに含むことを特徴とする[1]に記載の熱収縮性ポリエステルフィルム。
[12]前記フィルムが、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸、イソフタル酸、こはく酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、これらのエステル誘導体、及びこれらの混合物からなる群から選ばれた二価酸成分をさらに含むことを特徴とする[1]に記載の熱収縮性ポリエステルフィルム。
[13]前記フィルムが、有機または無機不活性粒子をフィルム総重量を基準に0.01〜1.0重量%の量でさらに含むことを特徴とする[1]に記載の熱収縮性ポリエステルフィルム。
[14]前記有機または無機不活性粒子が0.01〜10μmの平均粒径を有するシリカゲル、炭酸カルシウム、アルミナ、またはこれらの混合物であることを特徴とする[13]に記載の熱収縮性ポリエステルフィルム。
[15]前記フィルムが二酸化チタンをフィルム総重量を基準に0.1〜1.0重量%の量でさらに含むことを特徴とする[1]に記載の熱収縮性ポリエステルフィルム。

Claims (4)

  1. ジメチルテレフタレート及びジオール成分を含むポリエステルフィルムであって、前記ジオール成分がエチレングリコール10〜90モル%、ネオペンチルグリコール5〜85モル%、及び1,4−ブタンジオールとジエチレングリコールとの混合物もしくは1,4−ブタンジオールとポリテトラメチレンエーテルグリコールとの混合物5〜20モル%、またはエチレングリコール10〜90モル%、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール5〜85モル%、及び1,4−ブタンジオール5〜20モル%を含有し;
    90℃温水で1分間沈積した後、50μmの厚さを基準に5N/□以下の残留収縮応力及び4.5%以下の式(II)によって計算される歪率を有し、90℃温水で10秒間処理した際に、主収縮方向に40%以上の熱収縮率を有する熱収縮性ポリエステルフィルムであって、水溶性耐熱融着性高分子が前記フィルムの片面または両面にコーティングされ、100℃で熱融着しないことを特徴とする熱収縮性ポリエステルフィルム:
    (W−ω)/L×100 (II)
    前記式中、Wは熱処理前のフィルムの幅(mm)、ωは熱処理によって収縮されたフィルムの最も狭い幅(mm)、及びLは熱処理後に収縮されたフィルムの長さ(mm)である。
  2. 前記フィルムが、50μmの厚さを基準に4N/□以下の残留収縮応力を有することを特徴とする請求項1に記載の熱収縮性ポリエステルフィルム。
  3. 前記ジオール成分が、1,4−ブタンジオールを7〜15モル%の量で含有することを特徴とする請求項1に記載の熱収縮性ポリエステルフィルム。
  4. 前記ジオール成分が、ネオペンチルグリコールを10〜25モル%、及び1,4−ブタンジオールを7〜15モル%の量で含有することを特徴とする請求項1に記載の熱収縮性ポリエステルフィルム。
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