JP5891978B2 - 後処理装置、用紙綴じ装置及び画像形成システム - Google Patents
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Description
請求項3記載の発明は、前記用紙束の一部に切り込みを形成する切込形成手段を備え、前記舌部折曲手段は、前記用紙束に形成された前記舌部を折り曲げ当該舌部の前記先端を前記切込形成手段により形成された前記切り込みに挿入しながら当該用紙束を綴じ、前記舌部伸長手段は、前記切り込みに挿入された前記舌部の前記先端から当該切り込みまでが予め定めた長さとなるよう当該舌部の当該先端から前記根元までの当該舌部の長さを調整することを特徴とする請求項1記載の後処理装置である。
請求項4記載の発明は、前記舌部伸長手段は、前記用紙束の態様に応じて、当該用紙束に前記舌部形成手段を押し当てる回数を変化させることを特徴とする請求項1記載の後処理装置である。
請求項2記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、舌部折曲手段により折り曲げられた舌部の先端の向きが用紙束ごとに変化することを抑制する。
請求項3記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、舌部が用紙束を綴じられる力が用紙束ごとに変化することを抑制できる。
請求項4記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、舌部の長さをより広い範囲で調整することができる。
請求項6記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、用紙束に綴じ処理を施すことにともない形成される舌部の長さを調整することができる。
請求項7記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、用紙束に綴じ処理を施すことにともない形成される舌部の長さを調整することができる。
<画像形成システム1>
図1は、本実施の形態が適用される画像形成システム1を示す概略構成図である。図1に示す画像形成システム1は、例えば、電子写真方式によって画像を形成するプリンタや複写機等の画像形成装置2と、画像形成装置2によって例えばトナー像が形成された用紙Sに後処理を施す用紙処理装置3とを備えている。
画像形成装置2は、画像が形成される用紙Sを供給する用紙供給部5と、用紙供給部5から供給された用紙Sに画像を形成する画像形成部(画像形成手段)6とを備える。また、画像形成装置2は、この画像形成部6で画像が形成された用紙Sの面を反転させる用紙反転装置7と、画像が形成された用紙Sを排出する排出ロール8とを備える。さらに、画像形成装置2は、ユーザから綴じ処理に関する情報を受け付けるユーザ・インターフェイス9を備えている。
用紙処理装置3は、画像形成装置2から出力された用紙Sを更に下流側に搬送する搬送装置10と、例えば用紙Sを集めて束ねるコンパイル用積載部(用紙束形成手段)35や用紙Sの端部を綴じる針無綴じ機構50などを含む後処理装置30とを備えている。また、図示の例においては、用紙処理装置3が画像形成システム1全体を制御する制御部80を備えている。
用紙処理装置3の搬送装置10は、画像形成装置2の排出ロール8を介して出力される用紙Sを受け取る一対のロールである入口ロール11と、この入口ロール11にて受け取られた用紙Sに必要に応じて穴あけを施すパンチャ12とを備えている。また、搬送装置10は、パンチャ12のさらに下流側に、用紙Sを下流側へと搬送する一対のロールである第1搬送ロール13と、後処理装置30に向けて用紙Sを搬送する一対のロールである第2搬送ロール14とを有する。
また、後処理装置30は、筺体30Aの開口部69から排出された用紙束Bをユーザが取りやすいようにして積み重ねる積載部70を備える。
次に、図2及び3を用いて、コンパイル用積載部35およびその周辺の構造を説明する。ここで、図2は、コンパイル用積載部35周辺を示す概略構成図であり、図3は、図2の矢印III方向から見たコンパイル用積載部35周辺の概略構成図である。
なお、図3においては、パドル37等の一部の構成部材は省略している。また、図3における下側は、画像形成システム1のユーザ側を示し、図1および図2における紙面手前側を示す。
また、コンパイル用積載部35は、底部35aに沿って落下する用紙Sの進行方向先端側の端部を揃えるよう配置されるエンドガイド35bを有する。
なお、本実施の形態における第1タンパ38a及び第2タンパ38bのそれぞれの位置Ta1、Ta2、Tb1、Tb2は、コンパイル用積載部35に供給される用紙Sの用紙サイズや向きに応じて、それぞれの位置を変化させることができる。
そして、第1イジェクトロール39aは、コンパイル用積載部35の底部35aであって、用紙Sが積載される面側に設けられている。さらに、第1イジェクトロール39aは、図示しないモータ等の駆動を受けて第2イジェクトロール39bに対して進退可能に備えられている。一方、第2イジェクトロール39bはコンパイル用積載部35の底部35aであって、用紙Sが積載される面の裏面側に配置されており、固定された位置で回転運動を行うよう備えられている。
そして、第1イジェクトロール39aおよび第2イジェクトロール39bは、用紙Sに接触した状態で図示しないモータ等の駆動を受けて、矢印R2方向に回転することで用紙束Bを上昇(第3の進行方向S3方向)させて搬送するように構成されている。
なお、第1イジェクトロール39aの位置P1、P2は、コンパイル用積載部35に供給される用紙Sの枚数や厚みに応じて変化させることができる。
次に、図4を参照しながら針無綴じ機構50の構造について説明する。ここで、図4は、針無綴じ機構50及びその周辺部材を示す概略構成図である。
針無綴じ機構50は、ステープラ用つづり針(所謂ステープル針)を用いることなく、用紙束Bを構成する用紙Sを変形させることにより用紙束Bの端部を綴じるよう構成されている。
なお、詳細は後述するが、針無綴じ機構50は、基台501に用紙束Bを挟んだ状態で、針無綴じモータM1の駆動を受けた基部503が基台501に接近する(図中矢印F1参照)ことにより、用紙束Bを綴じるよう構成されている。
図4に示すように、基台501には、基台501と略平行となるよう配置されている抑え部材502が設けられている。基台501と抑え部材502とは、コンパイル用積載部35の底部35a(図2参照)を挟んで設けられており、コンパイル用積載部35に積載された用紙束Bは、基台501と抑え部材502とに挟まれて保持される。また、図4に示すように、基台501は、基台501に保持され後述するように打ち抜き部材505を押圧する押圧部506を有する。
図4に示す例においては、基部503は、それぞれ別部材として構成される第1基部503aおよび第2基部503bを含んで構成される。
第1基部503aは、用紙束Bに切り込みを入れるブレード504を備える。また、第1基部503aは、第2基部503bと掛かり合う部分である第1接触部503cを備える。
また、第2基部503bは、用紙束Bに舌部522(後述)を形成し折り曲げ、かつブレード504によって形成されたスリット521(後述)に舌部522を挿入する打ち抜き部材505を保持する。また、第2基部503bは、第1基部503aの第1接触部503cに対して図中矢印F1方向の下流側に配置され、第1接触部503cと掛かり合う部分である第2接触部503dを備える。
ここで、打ち抜き部材505は、主部回転軸505rを中心に回転可能である。より詳細には、主部505aがブレード504側に傾斜可能である。なお、副部505bと基部503との間には、打ち抜き部材505が回転できるよう間隙を有する。
さらに、主部505aは、主部505aの側部、具体的にはブレード504と対向する側に、ブレード504へ向けて延伸する突起505dを有する。
ここで、図1乃至図5を参照しながら、針無綴じ機構50が、コンパイル用積載部35に積載された用紙束Bの端部を綴じる動作について具体的に説明をする。
ここで、図5は、針無綴じ機構50によって綴じられた部分を示す説明図である。より詳細には、図5(a)はスリット521及び舌部522の位置関係を示す説明図であり、図5(b)は針無綴じ機構50により綴じられる際のスリット521及び舌部522の関係を示す説明図であり、図5(c)は綴じ部分51を示す説明図である。
そして、針無綴じモータM1の駆動を受け第1カム82aが回転する。このことにより、第1接触部503cが第2接触部503dを押圧しながら、第1基部503aおよび第2基部503bが基台501に接近する(矢印F1参照)。そして、ブレード504の先端部504bと、打ち抜き部材505の刃部505cとが用紙束Bを貫通する。このことにより、用紙束Bを構成する用紙Sに、スリット(切り込み)521と、根元522aを残して用紙Sが打ち抜かれた舌部522とが形成される(図5(a)参照)。
なお、以下の説明では、スリット521、舌部522、及び綴じ穴523が配置されている用紙束Bの一部分であり、用紙束Bにおいて綴じ処理が施された部分を、綴じ部分51とする。
ここで、図5を参照しながら、綴じ部分51について説明をする。
図5(c)に示すように、綴じ部分51の舌部522は、用紙束Bの表裏面から突出する。すなわち、綴じ部分51は、用紙束Bにおける綴じ部分51以外の部分よりも厚さが厚く、用紙束Bの表裏に膨らみを形成する。
また、図示の例においては、綴じ部分51における舌部522の先端522bが、舌部522の根元522aよりも、用紙束Bの搬送方向(第3の進行方向S3参照)において上流側に配置されている。このことにより、用紙束Bが搬送されることにともない、綴じ部分51(特に舌部522)が損傷を受けることが抑制される。
ここで、例えばユーザによって用紙束Bが開かれる場合、用紙束Bを構成する用紙Sの一部が摘まれた状態で徐々に捲られる。このとき、通常は、用紙Sの摘ままれる部分は用紙束Bの綴じ部分51が形成されている角部以外の用紙束Bの端部に位置する。そのため、用紙Sがこの摘ままれる部分から捲られることにともない、綴じ部分51は用紙Sの中央部側から徐々に開かれる。このとき、図示のように舌部522の先端522bが用紙Sの外側を向いて配置されていると、舌部522はスリット521に入り込む方向に力を受ける。したがって、上記のように綴じ部分51を形成することで、綴じ部分51の綴じが外れることが抑制される。
次に、図6を参照しながら、画像形成システム1(図1参照)全体を制御する制御部80について説明する。なお、図6は、制御部80のハードウェア構成を示した説明図である。
図6に示すように、制御部80は、処理プログラムを実行する処理部801と、各種プログラム、各種テーブル、およびパラメータ等を記憶する記憶部802とを有する。
ここで、記憶部802には、例えば後述するように用紙束Bの厚さと舌部522の長さとの対応を規定したテーブルが格納される。さらに説明をすると、記憶部802には、用紙束Bの厚さと、打ち抜き部材505を用紙束Bに押しつける回数および打ち抜き部材505およびブレード504が移動する距離L0(後述)との対応を規定したテーブルが格納される。
処理部801は例えばCPU(Central Processing Unit)であり、記憶部802は例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびHDD(Hard Disk Drive)である。
次に、図1〜図3を参照して画像形成システム1の動作について説明する。
まず、本実施の形態においては、パーソナルコンピュータ(図示せず)あるいはユーザ・インターフェイス9等を介して、用紙Sに形成する画像及び綴じ処理に関する情報を受け付ける。制御部80が、これらの情報を受け、画像形成動作情報(所謂ジョブ情報)を生成する。そして、制御部80による指示により、画像形成システム1の動作が開始される。
なお、画像形成装置2の画像形成部6によって1番目の用紙Sにトナー像が形成される前の状態は、次のように各部材が配置される。すなわち、第1イジェクトロール39aは位置P1に、パドル37は位置Paに配置され、第1タンパ38aは位置Ta2に配置され、そして第2タンパ38bは位置Tb1に配置される。
1番目の用紙Sが供給された用紙処理装置3の搬送装置10では、入口ロール11にて1番目の用紙Sを受け取り、この1番目の用紙Sに対して必要に応じてパンチャ12により穴あけ処理が施される。その後、第1搬送ロール13および第2搬送ロール14を介して、1番目の用紙Sが下流側の後処理装置30に向けて搬送される。
次に、針無綴じ機構50は、コンパイル用積載部35に積載された用紙束Bに綴じ処理を施す。そして、針無綴じ機構50によって綴じられた用紙束Bは、第1イジェクトロール39aが回転する(矢印R2参照)ことにともない、コンパイル用積載部35の底部35aに沿って上昇し(第3の進行方向S3参照)、コンパイル用積載部35から排出される。そして、用紙束Bは開口部69を通って、積載部70へと排出される。
さて、図4、図7−1、図7−2および図8を参照しながら、針無綴じ機構50によって形成される舌部522の長手方向の長さを調整する動作について説明をする。なお、図7−1および図7−2は、針無綴じ機構50によって形成される舌部522の長さを調整する動作を示す説明図である。また、図8は、針無綴じ機構50によって舌部522の長さを調整しながら綴じられる部分を示す説明図である。
舌部522の長さを変更することにより、例えば用紙束Bの厚みが厚い場合に、舌部522の長さが不十分であり、舌部522がスリット521から抜け用紙束Bがばらけることが抑制される。あるいは、例えば用紙束Bの厚みが薄い場合に、用紙束Bを綴じるために必要な長さ必要以上に舌部522を長く形成することが抑制され、綴じ穴523が大きくなり用紙Sに形成される画像の欠損も抑制し得る。
具体的には、例えば制御部80の記憶部802(図6参照)に格納されたテーブルを参照しながら、制御部80が用紙束Bの厚さに応じた舌部522の長さを決定する。さらに説明をすると、制御部80の記憶部802(図6参照)が記憶している予め定めた値よりも用紙束Bの厚さが大きい場合には、舌部522を長くするよう制御部80が制御し、予め定めた値よりも用紙束Bの厚さが小さい場合には、舌部522を短くするよう制御部80が制御する。
まず、針無綴じモータM1(図4参照)の駆動を受け第2カム82b(図4参照)が回転する。このとき、第1基部503a(図4参照)は移動せず、第2基部503b(図4参照)が単独で下降(矢印F1参照)する。したがって、図7−1(a)に示すように、ブレード504は移動せず、打ち抜き部材505が用紙束Bに接近する(矢印F1参照)。
そして、既に形成されている舌部522の根元側にさらに打ち抜き部材505を押しあてる。さらに説明をすると、既に打ち抜かれている舌部522を形成する切り込み線の端部522e(図8(a)参照)と、再度押し当てられた打ち抜き部材505により新たに形成される切り込み線とが連続する位置において、打ち抜き部材505が切り出し動作を行う。このことにより、いわば舌部522が伸びるように打ち抜き部材505が切り出し動作を行い、長さLaよりも長い長さLcの舌部522が用紙束Bに形成される(図8(b)参照)。
ここで、図8(c)に示すように打ち抜き部材505を複数回(2回)押しつけることで形成された綴じ部分51と、上述の図5(c)に示すように打ち抜き部材505を1回押しつけることで形成された綴じ部分51とを比較して説明をする。
一方で、上述のように図5(c)の用紙束Bと比較して、図8(c)に示す用紙束Bは、厚さが厚い。よって、図8(c)に示す舌部522は、スリット521に織り込むことで湾曲する部分の長さも長くなる。このことから、図示の例においては、図5(c)および図8(c)それぞれに示すスリット521から舌部522の先端522bまでの距離Lbは、一致する。
また、舌部522の先端522bから反対方向の端部に向かう向きに、針無綴じ機構50が用紙束Bに綴じ処理を施す位置をずらす距離L0(図7−1(c)参照)を調整することで、舌部522の長さを変化させることができる。
さらに、上述のように刃部505cの刃面は、図示のように用紙束Bの面に対して傾斜している。したがって、図7−1(b)に示すように舌部522をスリット521に挿入せずに切り出しのみを行う際に打ち抜き部材505を下降させる距離を調整することで、舌部522の長さを変化させることもできる。
次に、図9を参照しながら、他の実施の形態について説明をする。ここで、図9は、他の実施の形態における針無綴じ機構150及びその周辺部材を示す概略構成図である。
上述の実施の形態においては、ブレード504と打ち抜き部材505とをそれぞれ独立に移動させる態様を説明したがこれに限定されない。
例えば、図9に示すように、ブレード504と打ち抜き部材505とを、一体として形成されている基部503に設ける。なお、基部503は、カム82とスプリング84とにより駆動する。
さらに、針無綴じ機構150は、基台501に対して固定されるセンサSr1と、基部503に設けられセンサSr1により検知される被検知部507とを備える。このセンサSr1は、刃部505cが用紙束Bと接触し、かつブレード504が用紙束Bと接触しない切り出し位置において、被検知部507を検知するように配置される。
このように、基部503が下降する(矢印F1参照)距離を調整することで、打ち抜き部材505のみを用紙束Bに押し当てる態様と、用紙束Bにブレード504と打ち抜き部材505とをともに押し当てる態様とを切り替え、舌部522の長さを調整する。
画像形成システムの一部として綴じ機構50を設けることを説明したがこれに限定されない。例えば、図10に示すように用紙Sに画像形成を行う構成部材を備えない綴じ装置100として構成してもよい。
また、ユーザ・インターフェイス130により、ユーザからの用紙束Bの厚さに関する情報の入力を受け付け、受け付けた情報に基づいて舌部522の長さを調整してもよい。
Claims (7)
- 用紙束に対して進退可能に設けられ、当該用紙束の一部を予め定めた形状に打ち抜き、根元が当該用紙束と連続する部分を残す舌部を当該用紙束に形成する舌部形成手段と、
前記用紙束における前記舌部が形成された位置からずれた他の位置にて当該用紙束に前記舌部形成手段を押し当て、当該舌部の先端から前記根元までの当該舌部の長さを伸ばす舌部伸長手段と、
前記用紙束に形成された前記舌部を折り曲げ当該用紙束を綴じる舌部折曲手段と
を備えることを特徴とする後処理装置。 - 前記舌部伸長手段は、前記用紙束における前記舌部が形成された前記位置に対して、前記舌部折曲手段が折り曲げる前の状態における当該舌部の前記先端から前記根元に向かう向きにずれた前記他の位置にて当該用紙束に前記舌部形成手段を押し当てることを特徴とする請求項1記載の後処理装置。
- 前記用紙束の一部に切り込みを形成する切込形成手段を備え、
前記舌部折曲手段は、前記用紙束に形成された前記舌部を折り曲げ当該舌部の前記先端を前記切込形成手段により形成された前記切り込みに挿入しながら当該用紙束を綴じ、
前記舌部伸長手段は、前記切り込みに挿入された前記舌部の前記先端から当該切り込みまでが予め定めた長さとなるよう当該舌部の当該先端から前記根元までの当該舌部の長さを調整することを特徴とする請求項1記載の後処理装置。 - 前記舌部伸長手段は、前記用紙束の態様に応じて、当該用紙束に前記舌部形成手段を押し当てる回数を変化させることを特徴とする請求項1記載の後処理装置。
- 用紙束の一部を予め定めた形状に切ることで根元が当該用紙束と連続する部分を残す舌部を当該用紙束に形成する舌部形成手段と、
前記用紙束の態様に応じて、前記舌部形成手段により形成された前記舌部の先端から前記根元までの当該舌部の長さを変更する舌部長変更手段と、
前記用紙束に形成された前記舌部を折り曲げ当該用紙束を綴じる舌部折曲手段と
を備えることを特徴とする後処理装置。 - 用紙束を挿入する挿入口と、
前記挿入口に挿入された前記用紙束に対して進退可能に設けられ、当該用紙束の一部を予め定めた形状に打ち抜き、根元が当該用紙束と連続する部分を残す舌部を当該用紙束に形成する舌部形成手段と、
前記用紙束における前記舌部が形成された位置からずれた他の位置にて当該用紙束に前記舌部形成手段を押し当て、当該舌部の先端から前記根元までの当該舌部の長さを伸ばす舌部伸長手段と、
前記用紙束に形成された前記舌部を折り曲げ当該用紙束を綴じる舌部折曲手段と
を備えることを特徴とする用紙綴じ装置。 - 用紙に画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段により画像が形成された複数の前記用紙を集積し用紙束を形成する用紙束形成手段と、
前記用紙束形成手段により形成された前記用紙束に対して進退可能に設けられ、当該用紙束の一部を予め定めた形状に打ち抜き、根元が当該用紙束と連続する部分を残す舌部を当該用紙束に形成する舌部形成手段と、
前記用紙束における前記舌部が形成された位置からずれた他の位置にて当該用紙束に前記舌部形成手段を押し当て、当該舌部の先端から前記根元までの当該舌部の長さを伸ばす舌部伸長手段と、
前記用紙束に形成された前記舌部を折り曲げ当該用紙束を綴じる舌部折曲手段と
を備えることを特徴とする画像形成システム。
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