JP5882343B2 - ワーク、特に金属薄板を加工する機械装置及びこの種の機械装置においてワークをアンロードする方法 - Google Patents

ワーク、特に金属薄板を加工する機械装置及びこの種の機械装置においてワークをアンロードする方法 Download PDF

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Description

本発明は、ワーク、特に金属薄板を加工する機械装置であって、
ワーク支持台と、
ロード装置であって、ワーク支持台に対して相対的に駆動される可動のワークホルダを有し、ワークホルダが、ワークホルダに固定されたワークとともにロード運動によってワーク支持台に対して相対的に可動であることにより、ワーク支持台にワークを供給可能なロード装置と、
払い装置(Abstreifeinrichtung)として形成されるアンロード装置であって、ワーク固定装置を有し、ワーク固定装置が位置決め運動によって、払い落とす(Abstreifen)べきワークをワーク固定装置に固定可能な払い位置へと可動であるとともに、ワーク固定装置に固定されたワークとワーク支持台とが、互いに相対的に可動であり、払い運動によってワーク支持台からワークを払い落とすことにより、ワーク支持台からワークを払い落とし可能なアンロード装置と、
を備える、ワークを加工する機械装置に関する。
さらに本発明は、ワーク、特に金属薄板を加工する機械装置のワーク支持台からワークをアンロードする方法であって、機械装置は、
ワーク支持台に対して相対的に駆動される可動のワークホルダを有するロード装置と、
ワーク固定装置を有する払い装置として形成されるアンロード装置と、
を有し、
ロード装置のワークホルダを、ワークホルダに固定されたワークとともにロード運動によってワーク支持台に対して相対的に動かすことにより、ロード装置によってワーク支持台にワークを供給し、
払い装置のワーク固定装置を位置決め運動によって、払い落とすべきワークがワーク固定装置に固定される払い位置へと動かし、ワーク固定装置に固定されたワークとワーク支持台とを、払い運動によってワーク支持台からワークを払い落としながら互いに相対的に動かすことにより、払い装置によってワーク支持台からワークを払い落とす、
機械装置のワーク支持台からワークをアンロードする方法に関する。
独立請求項の前段部に記載される従来技術は、米国特許出願公開第2003/0147729号明細書において公知である。この刊行物は、金属薄板加工用の工作機械と、工作機械用の機械式のロード兼アンロード装置とを有する機械装置を開示している。ロード兼アンロード装置は、機械フレームを有している。機械フレームにおいて、吸着器フレームの形態のロードユニットと、アンロードユニットのグリッパとは、モータにより駆動され、その運動は数値制御される。吸着器フレームにより、工作機械のワーク支持台に、加工すべき金属薄板が供給される。その際、加工すべき金属薄板は、吸着器フレームの吸着器により、ワーク支持台の下に配置されたパレットから取り出され、吸着器フレーム及び吸着器フレームに保持された金属薄板の続いての持ち上げ運動後、ワーク支持台上に載置される。加工すべき金属薄板をワーク支持台に装填した後、吸着器フレームは、再び、ワーク支持台より下のレベルに下げられる。グリッパは、金属薄板加工の終了後、水平方向に駐留位置から払い位置へと移動する。払い位置において、グリッパは、加工された金属薄板の縁部を把持する。この金属薄板自体は、工作機械のワーク支持台上に載置されている。グリッパが払い位置にとどまったまま、加工された金属薄板の下にあるワーク支持台は、ワーク支持台に形成される台平面に対して平行に引き抜かれる。グリッパに固定されているためにワーク支持台とともに運動できない加工された金属薄板は、ワーク支持台から払い落とされ、ワーク支持台の下に配置されたパレット上に下ろされる。従来技術の吸着器フレームとグリッパとは、互いに調整されて運転されるが、駆動に関していえば互いに切り離されている。
本発明の課題は、上述の従来技術を構造的に簡略化するとともに、構造的に簡略化された手段を用いて実現されるワークのアンロード方法を提供することである。
本発明により、この課題は、請求項1に係る機械装置及び請求項13に係る方法により解決される。
本発明の場合、払い装置のワーク固定装置は、その払い位置への位置決め運動時に少なくとも部分的にロード装置のワークホルダに結合されている。ワーク固定装置とワークホルダとの運動上の連結に基づいて、ワークホルダの駆動装置は、同時にワーク固定装置の位置決め運動のためにも使用可能である。したがって、ワーク固定装置及びワークホルダの駆動装置は、僅かな構造的な手間及びコストで実現される。同一の駆動装置の重複利用の結果、2つの別体の駆動装置の使用と比較して、構成部品を節減することが可能である。この構成部品の節減は、他方、装置全体のコンパクトな構造につながる。
独立請求項に記載される発明の特別な態様は、従属請求項2乃至12に係る発明である。
請求項2に記載されているように、本発明の好ましい態様において、払い装置のワーク固定装置とロード装置のワークホルダとの間の運動連結は、単純さのために機械的な結合により形成されている。
本発明の別の好ましい態様において、この目的のために、ワーク固定装置は、ワークホルダの支持構造に取り付けられている(請求項3)。ワークホルダは、加工すべきワークをロード動作時にワークホルダに固定する慣用の構造形態の保持手段を有する。保持手段として、例えば吸着器あるいは吸着パッド又は保持磁石が考えられる。
本発明の別の好ましい態様において、請求項4に記載されているように、ワーク固定装置及び/又はワークホルダは、ワーク支持台より下に下降可能である。したがって、ワーク固定装置及び/又はワークホルダは、ワーク支持台の上面で進行するプロセス、特にそこで実施されるワーク加工を妨害しないと同時に、加工に起因する影響、例えば汚損から保護された位置へと移動可能である。さらに、ワーク支持台が相応の可動性を有していれば、ワーク固定装置及びワークホルダにワーク支持台が覆い被さるようになっていてもよい。このことは、本発明に係る機械装置の省スペースの構造形態を生じる。
ワーク支持台からワークをアンロードする払い運動は、本発明において種々異なる態様で発生可能である。本発明において好ましいのは、請求項5に記載の解決手段である。この場合、ワーク支持台が、ワークを払い落としながら、アンロード装置のワーク固定装置に固定されたワークに対して相対的に動かされる。したがって、払い運動を発生するために、ワーク支持台の、多くの場合いずれにしても存在する可動性が利用される。ワーク固定装置は、払いプロセス中、払い位置にとどまることができる。
請求項6に記載の本発明の別の好ましい態様において、アンロード装置のワーク固定装置は、払い落とすべきワークの固定ために特に設けられた固定手段を有する。
払い位置へと動かされるワーク固定装置は、本発明の別の好ましい態様において、作動あるいは作動停止される。作動状態で、ワーク固定装置は、払い落とすべきワークを固定する(請求項7)。ワーク固定装置が選択的に作動可能又は作動停止可能であることは、特にロード装置のワークホルダとのワーク固定装置の運動連結に鑑みて、有利であることが判っている。特に、ワーク固定装置を、ワークホルダと共同で実施される払い位置への位置決め運動中は、作動停止する一方、ワーク固定装置が払い位置に到達しており、したがってワーク支持台から払い落とすべきワークを固定できる状態になければならない時点で初めて、ワーク固定装置の作動状態を形成する可能性が生じる。好ましくは、ワーク固定装置とワークホルダとからなるユニットの構造寸法は、ワーク固定装置が作動停止状態にあるとき、作動状態にあるときと比較して小さい。
ワーク固定装置が固定手段を有する場合、ワーク固定装置を作動又は作動停止するために、固定手段を作動運動でもって機能位置へと動かすか、又は作動停止運動でもって機能外位置へと動かすことが望ましい(請求項8)。固定手段の機能外位置は、特に、固定手段が払い位置へのワーク固定装置の位置決め運動を妨げないように選択されている。
可及的単純な運動学的関係のためには、本発明の別の好ましい態様において、ワーク固定装置の固定手段を機能位置及び/又は機能外位置に移行させるために、少なくとも部分的に直動である作動運動が有利である(請求項9)。
特に直動の作動運動及び/又は作動停止運動は、本発明によりピストン/シリンダユニットによって発生される(請求項10)。ピストン/シリンダユニットを運転するために、媒体、特に圧縮空気又は圧縮液体が使用可能である。これらの媒体は、本発明のような機械装置においては、いずれにしても必要なものである。
構造が構造的に特に簡単であるという点において、ワーク固定装置の固定手段がストッパとして形成されている請求項11に係る発明は、優れている。ストッパとして、特に払い落とすべきワークの固定用に指定された構成部材が使用可能である。しかし、択一的には、他の目的で使用される装置を、払い落とすべきワークのためのストッパとして設けることも可能である。ストッパとして、特に、ワークホルダの一部、例えば吸着器の基体が考えられ、吸着器は、それ以外にワークホルダにワークを固定するために用いられる。
本発明に係る機械装置の高信頼性の運転及び本発明に係る方法の障害のない進行のために、本発明の別の好ましい態様において、ワーク支持台から払い落とされるワークは、ワーク固定装置によって案内される(請求項12)。ワークの案内は、ワーク支持台から払い落とされるワークが、所定の運動軌道に沿って運動することを保証する。これにより特に、ワークがワーク支持台から払い落とされる際に周囲の部品又は装置を損傷させる事態は回避可能である。
以下に、本発明について、例示の概略図を参照しながら詳説する。
打抜き機と自動化ユニットとを有する金属薄板加工用の機械装置の斜視全体図である。 図1に示した自動化ユニットのワーク固定装置を示す図である。 図1に示した自動化ユニットのワーク固定装置を示す別の図である。 図1に示した機械装置における加工サイクルを説明する図である。 図1に示した機械装置における加工サイクルを説明する図である。 図1に示した機械装置における加工サイクルを説明する図である。 図1に示した機械装置における加工サイクルを説明する図である。 図1に示した機械装置における加工サイクルを説明する図である。 図1に示した機械装置における加工サイクルを説明する図である。 図1に示した機械装置における加工サイクルを説明する図である。 図1に示した機械装置における加工サイクルを説明する図である。
図1に示すように、(粗)金属薄板2としてのワークを打抜き加工する機械装置1は、打抜き機3と自動化ユニット4とを有している。
打抜き機3は、フレーム上辺6とフレーム下辺7とを有するC字形の機械フレーム5を有している。フレーム上辺6の自由端には、打抜き機3の打抜きステーション9の打抜き用駆動装置8が設けられている。打抜きステーション9では、慣用の形式で、フレーム上辺6において案内される打抜きパンチが、フレーム下辺7に設けられた打抜きダイに対して相対的に、行程方向10で運動する。
ワーク支持台11は、フレーム下辺7に支持されており、2つの可動の支持台部分12,13を有している。可動の支持台部分12,13は、固定の支持台部分14の両側に配置されている。可動の支持台部分12,13は、図示しない駆動装置により運動方向(双方向矢印)15でフレーム下辺7に沿って可動である。ワーク支持台11の可動の支持台部分12,13及び固定の支持台部分14の上面には、従来慣用の支持台ブラシ16が設けられている。
打抜き機3の機械フレーム5の開口部内部には、従来慣用の構造形式の座標ガイド17が収容されている。座標ガイド17は、慣用の形式で横方向レール18と、横方向レール18のために設けられた横方向ガイド19とを有している。横方向ガイド19には、横方向レール18が運動方向(双方向矢印)20で可動に案内されている。横方向レール18の運動方向20は、ワーク支持台11の可動の支持台部分12,13の運動方向15に対して垂直に延びている。通常通り、横方向レール18には、単純化のために図示しない、加工すべきワークを固定するクランプが取り付けられている。さらに、例示的に示した打抜き機3の横方向レール18は、打抜き工具のためのリニアマガジンとしても使用される。横方向ガイド19、及び横方向ガイド19に結合された、ワーク支持台11の可動の支持台部分12,13とともに、横方向レール18は、可動の支持台部分12,13の運動方向15で走行可能である。横方向レール18の運動可能性に基づいて、クランプにより横方向レール18に固定されているワークは、運動方向15,20により規定される水平面内で、打抜きステーション9に対して可動である。慣用の形式で、横方向レール18の運動可能性は、打抜きステーション9における工具交換のためにも利用される。
自動化ユニット4は、打抜き機3の直接的な近傍に設置されている。自動化ユニット4は、打抜き機3の機械フレーム5と機械的に結合されることなく、別体のユニットを形成している。
自動化ユニット4は、案内コラム21と、案内コラム21から水平方向に突出したブーム22とを有している。ブーム22は、案内コラム21において垂直の運動方向(双方向矢印)23で可動に案内されている。ブーム22は、運動方向23で運動する際、モータ式の駆動装置24により駆動される。駆動装置24自体は、案内コラム21に取り付けられた駆動装置ハウジング内に格納されている。
ブーム22の下面には、吸着器フレーム25が懸装されている。吸着器フレーム25は、複数の保持手段を有している。保持手段は、図示の実施の形態では吸着器26として形成されている。ブーム22、吸着器フレーム25及び吸着器26は、ワークホルダ27を形成している。その際、ブーム22は、ワークホルダ27の支持構造としての機能を担っている。
ブーム22、吸着器フレーム25及び吸着器26を有するワークホルダ27は、運動方向23で打抜き機3のワーク支持台11より上に上昇可能であり、かつワーク支持台11より下に下降可能である。ワークホルダ27のこの運動可能性は、ワーク支持台11に(粗)金属薄板2をロードするために利用される。その点において、ワークホルダ27を有する自動化ユニット4は、機械装置1のロード装置を形成している。
図1は、案内コラム21において上側の終端位置にあるワークホルダ27を示している。吸着器フレーム25及び吸着器26の下側には、そこにあるスペースに、加工すべき(粗)金属薄板2を有する粗金属薄板パレット28が配置されている。粗金属薄板パレット28は、パレットキャリッジ29上に支持されている。パレットキャリッジ29は、手動で案内レール30上を移動可能である。
加工完了品パレット31は、図1ではその大部分が隠れている。加工完了品パレット31は、パレットキャリッジ29と同一方向に走行可能である。この目的のために、加工完了品パレット31は、走行フレーム33を介して案内レール32上に支持されている。走行フレーム33と加工完了品パレット31とからなる運動ユニットは、パレットキャリッジ29と、パレットキャリッジ29上に支持される粗金属薄板パレット28とに門形に跨乗する。その結果、加工完了品パレット31は、案内レール32に沿って粗金属薄板パレット28の上を走行可能である。走行フレーム33の高さは、加工完了品パレット31の上面が打抜き機3のワーク支持台11の下に位置するように選択されている。それゆえ、加工完了品パレット31は、ワーク支持台11の下を潜るように、運動方向15で延びる案内レール32の方向で走行可能であるか、あるいはワーク支持台11によって跨がれるように、上述の方向で走行可能である。
ワーク固定装置34も、図1ではその大部分が隠れている。ワーク固定装置34は、ブーム22の、図1の観察者から見て裏側に位置する背面に固定されている。図示の実施の形態では、ブーム22に沿って、計3つのワーク固定装置34が取り付けられている。これらのワーク固定装置34は、相俟って、加工されたワークを打抜き機3のワーク支持台11からアンロードのために払い落とすために用いられる。その点において、ワーク固定装置34を備える自動化ユニット4は、機械装置1の、払い装置として形成されるアンロード装置を形成する。
3つの同一構造のワーク固定装置34のうちの1つを図2及び図3に詳細に示した。
ワーク固定装置34は、固定アングル材36の横方向辺35において、ブーム22の、図1で見て後側の長辺にねじ締結されており、したがってブーム22に、ひいてはワークホルダ27全体に機械的に結合され、運動の面でも連結される。固定アングル材36の長手方向辺37は、第1の駆動ユニット38を支持する。第2の駆動ユニット39とともに、第1の駆動ユニット38は、ワーク固定装置34の、ストッパとして形成される固定手段41のための作動/作動停止用駆動装置40を形成する。第1の駆動ユニット38も、第2の駆動ユニット39も、空気圧式のピストン/シリンダユニットである。
第1の駆動ユニット38のピストンロッド上には、周方向溝42を備える保持要素43が設けられている。保持要素43の周方向溝42内には、舌片44のフォーク形の端部が係合している。舌片44は、反対側の端部において、第2の駆動ユニット39のための支持兼案内プレート45に溶接されている。
第1の駆動ユニット38の操作により、第2の駆動ユニット39は、舌片44及び支持兼案内プレート45を介して双方向矢印46の方向で往復動可能である。第2の駆動ユニット39のこの運動方向は、ワーク支持台11の可動の支持台部分12,13の運動方向15と同軸的に延びている。第2の駆動ユニット39は、双方向矢印46の方向で運動する際、固定アングル材36の、第1の駆動ユニット38とは反対側に位置する内面において案内されている。固定アングル材36の長手方向辺37の内面に設けられた案内レール47は、図3に看取可能である。
第2の駆動ユニット39のピストンロッド48は、ヨーク49を介して案内ロッド50に作用する。案内ロッド50は、長手方向軸線周りに回転可能にヨーク49に支承されている。案内ロッド50は、固定手段41のための鉛直ガイド51の一部である。
鉛直ガイド51は、スライドガイド機構である。スライドガイド機構は、案内ロッド50に取り付けられた案内ピン52と、支持兼案内プレート45に取り付けられた、案内ロッド50のための案内管54の、軸線平行の壁に開けられている案内スリット53とを有している。案内スリット53は、直線状に鉛直方向に延び、案内管54の周方向で互いにずらされた端部区分55,56と、両直線状の端部区分55,56を互いに接続し、鉛直方向に対して傾けられた移行区分57とを有する。
案内ロッド50の、固定手段41側の端部には、アーム58が取り付けられている。アーム58自体は、下向きに突出した固定手段41を支持している。固定手段41は、案内ロッド50の長手方向軸線に関して偏心的に配置されている。要するに、案内ロッド50の下端に、クランクピンとして固定手段41を有するクランク状の装置が形成される。アーム58の下面には、アーム58の長手方向でアーム58から突出する案内舌片59が取り付けられている。
第2の駆動ユニット39の操作により、案内ロッド50は、案内ロッド50に取り付けられた固定手段41とともに鉛直方向(双方向矢印)60で昇降可能である。この鉛直運動には、鉛直ガイド51により惹起される、案内ロッド50の長手方向軸線周りの案内ロッド50の回動が伴う。案内ロッド50の回動の結果、固定手段41及び案内舌片59は、案内ロッド50の長手方向軸線周りに旋回運動する。
図2及び図3では、ワーク固定装置34の第1の駆動ユニット38のピストンロッドは、対応するピストン内に引き込まれている。その結果、第2の駆動ユニット39は、双方向矢印46の方向で、組付け位置でブーム22寄りに位置する終端位置に移動されている。同時に、第2の駆動ユニット39の案内ロッド50は、双方向矢印60の方向でその上側の終端位置を占めている。これに伴い、案内ロッド50に相対回動不能に取り付けられたアーム58及び案内舌片59は、ブーム22の長手方向に対して平行に配向されている。要するに、ワーク固定装置34は、図2及び図3では作動停止状態あるいは非作動状態にある。固定手段41は、機能外位置にある。
ワーク固定装置34を作動させるために、あるいは固定手段41を機能位置に移行させるために、第1の駆動ユニット38及び第2の駆動ユニット39は、図2及び図3に示した状態から操作されなければならない。第1の駆動ユニット38の操作に基づいて、第2の駆動ユニット39は、双方向矢印46の方向で、ブーム22から双方向矢印46の方向で最大限間隔を置いた位置へと移動する。第2の駆動ユニット39の操作は、案内ロッド50が双方向矢印60の方向でその下側の終端位置へと移動することを結果として伴う。案内ロッド50のこの直動には、案内ロッド50の、鉛直ガイド51により惹起される回動が伴う。案内ロッド50の回動の結果、固定手段41は、案内ロッド50の長手方向軸線周りに、アーム58がブーム22の長辺に対して垂直に延び、したがって固定手段41がブーム22に最大限接近している位置へと旋回する。一部においては直動であり、一部においては回動である作動運動が終わると、固定手段41は機能位置にある。同じことは、案内舌片59についてもいえ、案内舌片59も、案内ロッド50の運動に基づいて、同じく、双方向矢印60の方向の直動と、案内ロッド50の長手方向軸線周りの旋回運動とを実施する。
機械装置1のその他のすべての主要な要素と同様、ワーク固定装置34も、図1に概略的に示した数値制御式の機械制御部61により制御される。
機械装置1における加工サイクルは、図1に示した運転状態で開始する。ブーム22、吸着器フレーム25及び吸着器26を有するワークホルダ27は、粗金属薄板パレット28上に配置されている。ワークホルダ27は、運動方向23で上側の終端位置にある。この上側の終端位置において、吸着器フレーム25から下方に突出した吸着器26は、ワーク支持台11の可動の支持台部分12,13の上面より高い位置にある。
ブーム22の背面に設けられたワーク固定装置34は、図2及び図3に示した作動停止状態にある。各々のワーク固定装置34の第2の駆動ユニット39は、双方向矢印46の方向でブーム22に最大限接近している。第2の駆動ユニット39の案内ロッド50は、その上側の終端位置にあり、ワーク固定装置34の固定手段41は、これに応じてその機能外位置を占めている。ワーク固定装置34のアーム58及び案内舌片59は、ブーム22の長辺に対して平行に延びており、その結果、ワーク支持台11の可動の支持台部分13の、ブーム22に面した前側の長手方向縁部に対して平行に延びている。要するに、ワーク固定装置34の、可動の支持台部分13方向への突出量は、最小化されている。
可動の支持台部分13の下側で、加工完了品パレット31が、打抜き機3の横方向レール18寄りに配置された後側の終端位置へと移動している。ワーク支持台11の可動の支持台部分13は、図1で見て、運動方向15でやはり後側の終端位置を占めている。
図1に示した状態から出発して、ワークホルダ27は、モータ式の駆動装置24により運動方向23で、吸着器フレーム25に設けられた吸着器26が、粗金属薄板パレット28の最上位に置かれた(粗)金属薄板2上に載着されるまで下げられる。これにより、図4に示す運転状態が生じる。
ブーム22、ひいてはワークホルダ27全体は、今やワーク支持台11より下に配置されている。とりわけブーム22は、下降運動時、ブーム22に取り付けられたワーク固定装置34でもって、ワーク支持台11、詳細にいえば可動の支持台部分13を鉛直方向で通過しなければならないが、それにもかかわらず、自動化ユニット4は、後側の終端位置に配置された可動の支持台部分13の、ブーム22の長手方向に対して平行に延びる前縁部の近傍に設置することができる。それというのも、ワーク固定装置34は、ブーム22の下降運動時、依然として作動停止状態にあるからである。したがって、ブーム22の背面からのワーク固定装置34の突出量は、最小化されている。
吸着器26は、粗金属薄板パレット28の最上位の(粗)金属薄板2上に載着された後、負圧を加えることにより作動される。次にワークホルダ27は、吸着器26に拘束された(粗)金属薄板2を伴って、モータ式の駆動装置24により、ロード運動でもって、図1に示したその上側の終端位置に向かって上昇される。移動先の位置では、ワークホルダ27(ブーム22、吸着器フレーム25、吸着器26)によって保持された(粗)金属薄板2も、ワーク支持台11より上に位置する。その結果、ワーク支持台11の可動の支持台部分13は、運動方向15でその後側の終端位置から前側の終端位置へと、吸着器26に保持された(粗)金属薄板2の下に移動可能である。これにより生じる状態は、図5に看取可能である。
そこで吸着器26は、作動停止され、前もって吸着器26に保持されていた(粗)金属薄板2は、ワーク支持台11あるいは可動の支持台部分13に受け渡され、そこで座標ガイド17のクランプにより受け取られる。(粗)金属薄板2の受け取り後、ワーク支持台11は、まず運動方向15で、図5に示したその前側の終端位置から後側の終端位置へと移動する。ワーク支持台11がその後側の終端位置に到達すると、ワーク固定装置34は依然として作動停止状態のまま、ワークホルダ27は、再びワーク支持台11のレベルより下に、図4に示した位置へと下降される。
続いて、(粗)金属薄板2の加工が行われる。その際、(粗)金属薄板2は、座標ガイド17によってかつワーク支持台11の運動下で、打抜き機3の打抜きステーション9に対して相対的に動かされる。(粗)金属薄板2から、加工完了品は、いわゆるマイクロジョイントのみを介して金属薄板残材に結合されている状態になるまで切り離される。マイクロジョイントに基づいて、加工完了品は、金属薄板結合体内に残されている。金属薄板加工の進行中、ワーク支持台11は、可動の支持台部分13でもって、予め下側の終端位置に下降したワークホルダ27の上を移動する。
図6に示すように、加工の終了時、(加工された)金属薄板2は、大部分ワーク支持台11の可動の支持台部分12上に支持されている。この時点で、ワーク支持台11の可動の支持台部分12,13は、その前側の終端位置近傍に存在している。したがって、図6において、可動の支持台部分13は、加工完了品パレット31への視界を開放している。加工完了品パレット31上には、既に(加工された)金属薄板2が載置されている。
加工の終了後、横方向レール18は、運動方向20で、可動の支持台部分13近くの終端位置へと移動する。その際、横方向レール18は、横方向レール18にクランプによって保持された(加工された)金属薄板2を連行する。同時に、ワーク支持台11の可動の支持台部分13は、運動方向15で後側の終端位置へと移動する。ワークホルダ27は、依然として下降したままである。ワークホルダ27の吸着器26は、先行する金属薄板加工中、別の(粗)金属薄板2を粗金属薄板パレット28から収容している。ワークホルダ27のブーム22の背面に設けられたワーク固定装置34は、いまだ作動停止状態にある。機械装置1の当該運転状態は、図7に示してある。
図7に示した運転状態から、ワークホルダ27は、ワークホルダ27に拘束された金属薄板2を伴って、ロード運動でもって上側の終端位置に向かって上昇される。これにより、同時に、ブーム22に取り付けられ、引き続き作動停止状態にあるワーク固定装置34は、位置決め運動でもって運動方向23で払い位置へと移行される。ワーク固定装置34は依然として作動停止状態のまま、次にワーク支持台11の可動の支持台部分13は、運動方向15でその後側の終端位置から前側の終端位置へと移動する。これにより、ワーク支持台11上の(加工された)金属薄板2は、ワークホルダ27に保持され追って加工される(粗)金属薄板2の下に入る(図8)。
ブーム22の背面において、作動停止状態にあるワーク固定装置34の固定手段41は、ワークホルダ27に拘束された(粗)金属薄板2の上方、ひいてはワーク支持台11上に載置された(加工された)金属薄板2の上方に位置している。払い位置に持ち上げられたワーク固定装置34のアーム58及び案内舌片59は、上述の両金属薄板2の後側の長手方向縁部に対して略平行に延びている。その際、アーム58及び案内舌片59は、ワーク固定装置34の固定手段41と同様、運動方向15あるいは双方向矢印46の方向に関して金属薄板2の上方に位置している(図9)。
この状態から、まず、ワーク固定装置34の第1の駆動ユニット38が操作される(図2,3)。その結果、ワーク固定装置34の第2の駆動ユニット39は、座標ガイド17の横方向レール18に向かって移動する。その際、ワーク固定装置34のアーム58及び案内舌片59は、ワークホルダ27に拘束された(粗)金属薄板2及びワーク支持台11上に載置された(加工された)金属薄板2の縁部に対して平行に配向されたままであるが、この時点で金属薄板の上述の縁部に対して横方向レール18寄りに変位されている。
次に、ワーク固定装置34の第2の駆動ユニット39が操作される。その結果、案内ロッド50は、固定手段41とともに、その上側の終端位置から下降する。その際、案内ロッド50に設けられた案内ピン52が、案内管54に設けられた案内スリット53の直線状の端部区分55内を移動している間は、案内ロッド50と、案内ロッド50とともに各ワーク固定装置34のアーム58、案内舌片59及び固定手段41とは、専ら、下向きに方向付けられた並進運動を実施する。この並進運動の進行中、ワーク固定装置34のアーム58が、ワークホルダ27に保持された(粗)金属薄板2を通過すると、案内ロッド50の案内ピン52は、それぞれに割り当てられた案内スリット53の移行区分57に進入する。その結果、ワーク固定装置34の案内ロッド50は、その長手方向軸線周りに回転し、これによりアーム58を、アーム58に取り付けられた固定手段41及び案内舌片59とともに、ワークホルダ27に拘束された(粗)金属薄板2の下に旋回させる。このとき、ワーク固定装置34のアーム58及び案内舌片59は、ワークホルダ27に拘束された(粗)金属薄板2の下面と、ワーク支持台11上に載置された(加工された)金属薄板2の上面との間の中間スペースに進入する。ワーク固定装置34の固定手段41は、作動運動の終了時、ワーク支持台11上に載置された(加工された)金属薄板2の後側の長手方向縁部に対向している(図10)。
ワーク支持台11の下には、加工完了品パレット31が、その後側の終端位置から前側の終端位置へと移動している。前側の終端位置では、加工完了品パレット31の上面は、可動の支持台部分13より下に位置し、かつ下面は、粗金属薄板パレット28に門形に跨乗している。
この状態でワーク支持台11の可動の支持台部分13は、運動方向15で前側の終端位置から後側の終端位置へと移動する。その際、可動の支持台部分13上に載置された(加工された)金属薄板2は、その後側の長手方向縁部でもって、ワーク固定装置34の固定手段41に衝突する。固定手段41は、(加工された)金属薄板2を衝止し、これにより、後側の終端位置へと移動する可動の支持台部分13と共同の運動を阻止する。これにより、可動の支持台部分13は、(加工された)金属薄板2の下から引き抜かれる。(加工された)金属薄板2は、ワーク支持台11から払い落とされ、その前側の終端位置にある加工完了品パレット31上に載る(図11)。
ワーク支持台11は、後側の終端位置への運動時、不動のワーク固定装置34の、(加工された)金属薄板2の下面から張り出した固定手段41を、運動方向15で通過する。このことは、ワーク支持台11の上面に支持台ブラシ16が装着されていることによって、問題なく可能である。支持台ブラシ16の弾性的な毛は、側方に傾いで固定手段41を避けることができる。
案内舌片59は、ワーク支持台11から払い落とされた(加工された)金属薄板2が加工完了品パレット31上に移行する際に、この金属薄板2を案内する機能を有している。特に案内舌片59は、ワーク支持台11から払い落とされたワークの後側の長手方向縁部が、コントロールされることなく上方に振れ、これにより、ワークホルダ27に保持された(粗)金属薄板2の下面又はワークホルダ27自体に損傷を及ぼすことがないようにしている。
(加工された)金属薄板2がワーク支持台11から払い落とされ、加工完了品パレット31に受け渡されると、ワーク固定装置34は、作動停止状態に移行され、ワーク支持台11の、今やアンロードされた可動の支持台部分13は、後側の終端位置から前側の終端位置へと、ワークホルダ27に拘束された(粗)金属薄板2の下に移動する。ワーク固定装置34を作動停止状態にするために、まず、ワーク固定装置34の第2の駆動ユニット39が操作される。これにより、ワーク固定装置34のアーム58及び案内舌片59は、(粗)金属薄板2の後側の長手方向縁部に対して平行に配向され、(粗)金属薄板2より上に持ち上げられる。次に、第2の駆動ユニット39は、第1の駆動ユニット38の操作により、ワークホルダ27のブーム22に引き寄せられる。これにより、固定手段41の作動停止運動は終了する。
ワーク支持台11の可動の支持台部分13が、ワークホルダ27に拘束された(粗)金属薄板の下に移動すると直ちに、(粗)金属薄板2は、打抜きによるワーク加工の実施のためにワーク支持台11及び座標ガイド17に受け渡され得る。

Claims (15)

  1. ワークを加工する機械装置であって、
    ワーク支持台(11)と、
    ロード装置(4)であって、前記ワーク支持台(11)に対して相対的に駆動される可動のワークホルダ(27)を有し、該ワークホルダ(27)が、該ワークホルダ(27)に固定されたワークとともにロード運動によって前記ワーク支持台(11)に対して相対的に可動であることにより、前記ワーク支持台(11)にワークを供給可能なロード装置(4)と、
    払い装置として形成されるアンロード装置(4)であって、ワーク固定装置(34)を有し、該ワーク固定装置(34)が位置決め運動によって、払い落とすべきワークを前記ワーク固定装置(34)に固定可能な払い位置へと可動であるとともに、前記ワーク固定装置(34)に固定されたワークと前記ワーク支持台(11)とが、互いに相対的に可動であり、払い運動によって前記ワーク支持台(11)からワークを払い落とすことにより、前記ワーク支持台(11)からワークを払い落とし可能なアンロード装置(4)と、
    を備える、ワークを加工する機械装置において、
    前記払い装置のワーク固定装置(34)は、前記払い位置への位置決め運動の少なくとも一部において、前記ロード装置(4)のワークホルダ(27)と運動連結されていることを特徴とする、ワークを加工する機械装置。
  2. 前記ワーク固定装置(34)は、前記位置決め運動の少なくとも一部において、前記ワークホルダ(27)と機械的な結合により運動連結されている、請求項1記載の機械装置。
  3. 前記ワークホルダ(27)は支持構造(22)を有し、かつ前記ワーク固定装置(34)は前記ワークホルダ(27)の支持構造(22)に取り付けられている、請求項1又は2記載の機械装置。
  4. 前記ワーク固定装置(34)及び/又は前記ワークホルダ(27)は、前記ワーク支持台(11)より下に下降可能である、請求項1から3までのいずれか1項記載の機械装置。
  5. 前記ワーク支持台(11)は、前記払い位置にあるワーク固定装置(34)に対して相対的に可動であり、かつワークは、前記ワーク支持台(11)が、前記ワーク固定装置(34)に固定されたワークに対して相対的に可動であり、払い運動によって該ワーク支持台(11)からワークを払い落とすことにより、前記ワーク支持台(11)から払い落とし可能である、請求項1から4までのいずれか1項記載の機械装置。
  6. 前記ワーク固定装置(34)は、前記払い位置で作動可能又は作動停止可能であり、払い落とすべきワークは、作動されたワーク固定装置(34)に固定可能である、請求項1からまでのいずれか1項記載の機械装置。
  7. 前記ワーク固定装置(34)は、払い落とすべきワークを前記ワーク固定装置(34)に固定可能な固定手段(41)を有する、請求項1から6までのいずれか1項記載の機械装置。
  8. 前記ワーク固定装置(34)は、該ワーク固定装置(34)の前記払い位置において作動運動でもって機能位置へと移動可能であるか、又は作動停止運動でもって機能外位置へと移動可能である固定手段(41)を有することによって作動可能又は作動停止可能であり、前記払い落とすべきワークは、前記固定装置(34)の、前記機能位置にある固定手段(41)を介して固定可能である、請求項1から7までのいずれか1項記載の機械装置。
  9. 前記ワーク固定装置(34)の固定手段(41)は、少なくとも部分的な直動作動運動でもって機能外位置から機能位置へと可動であるかつ/又は少なくとも部分的な直動作動停止運動でもって機能位置から機能外位置へと可動である、請求項又は8記載の機械装置。
  10. 固定手段(41)は、ピストン/シリンダユニット(38,39)により機能位置及び/又は機能外位置へと可動である、請求項7からまでのいずれか1項記載の機械装置。
  11. 前記ワーク固定装置(34)の固定手段(41)は、払い落とすべきワークを前記ワーク固定装置(34)への固定のために支持可能なストッパとして形成されている、請求項から10までのいずれか1項記載の機械装置。
  12. 前記ワーク固定装置(34)は、前記ワーク支持台(11)から払い落とされるワークのためのガイド(59)を有する、請求項1から11までのいずれか1項記載の機械装置。
  13. 前記機械装置は、ワークとして金属薄板(2)を加工するものである、請求項1から12までのいずれか1項記載の機械装置。
  14. ワークを加工する機械装置(1)のワーク支持台(11)からワークをアンロードする方法であって、前記機械装置(1)は、
    前記ワーク支持台(11)に対して相対的に駆動される可動のワークホルダ(27)を有するロード装置(4)と、
    ワーク固定装置(34)を有する払い装置として形成されるアンロード装置(4)と、
    を有し、
    前記ロード装置(4)のワークホルダ(27)を、該ワークホルダ(27)に固定されたワークとともにロード運動によって前記ワーク支持台(11)に対して相対的に動かすことにより、前記ロード装置(4)によって前記ワーク支持台(11)にワークを供給し、
    前記払い装置のワーク固定装置(34)を位置決め運動によって、払い落とすべきワークが前記ワーク固定装置(34)に固定される払い位置へと動かし、該ワーク固定装置(34)に固定されたワークと前記ワーク支持台(11)とを、払い運動によって前記ワーク支持台(11)からワークを払い落としながら互いに相対的に動かすことにより、前記払い装置によって前記ワーク支持台(11)からワークを払い落とす、
    機械装置のワーク支持台からワークをアンロードする方法において、
    前記払い装置のワーク固定装置(34)は、前記払い位置への位置決め運動の少なくとも一部を、前記ロード装置(4)のワークホルダ(27)とともに実施する、
    ことを特徴とする、機械装置のワーク支持台からワークをアンロードする方法。
  15. 前記方法は、ワークとして金属薄板(2)を、金属薄板(2)を加工する機械装置(1)のワーク支持台(11)からアンロードするものである、請求項14記載の方法。
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