JPWO2007132507A1 - 工作機械装置 - Google Patents

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佐敏 大神田
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Abstract

【課題】工作機械を用いた被加工物の加工作業において、被加工物の加工作業を休止する時間を短縮して稼働率を向上できる工作機械を提供すること。【解決手段】筐体2の内部に設けられた第1治具5と、被加工物8が着脱自在に保持される第2治具14と、から少なくとも構成される治具は、第1治具5に対して第2治具14を着脱自在に取り付ける着脱手段17を有するとともに、第2治具14には、この第2治具14を移動する際に把持するための把持部32が設けられており、筐体2には、第2治具14を加工位置に対して筐体2の外部から出し入れするための開口部Sが設けられ、少なくとも加工位置と開口部Sとの間には、第2治具14を略水平方向に移動案内する案内路18,22が設けられており、把持部32を把持した状態で第2治具14を案内路18,22に沿って移動できるようになっている。【選択図】図9

Description

本発明は、治具に保持された被加工物と工具との相対位置を制御することで、工具による被加工物の加工が行われる工作機械装置に関する。
従来の工作機械において、座標値によって特定される工具や被加工物の位置情報を制御装置が把握し、この位置情報に基づいて制御装置が工作機械に内蔵された駆動モータを駆動させることにより工具や被加工物が動作して加工が行われる工作機械がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−313239号公報(第5頁、第1図)
しかしながら、特許文献1に記載されている工作機械にあっては、一般的に加工対象となる被加工物を治具に取り付けて加工を行う際に、被加工物の加工作業が終了するたびに、工作機械を休止し、工具による被加工物の加工が行われる加工位置にて、該加工位置に固定された治具から加工後の被加工物を取り外し、未加工の被加工物を治具に取り付けなければならず、被加工物を交換する着脱作業に時間がかかってしまうため、工作機械を休止させる時間が長くなり、工作機械の稼働率が低下してしまうという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、工作機械を用いた被加工物の加工作業において、被加工物の加工作業を休止する時間を短縮することができ、稼働率を向上させることができる工作機械を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の工作機械装置は、
治具に保持された被加工物と工具との相対位置を制御することで、該工具による前記被加工物の加工が行われる工作機械装置において、
前記治具は、前記工作機械装置の筐体の内部に設けられた前記被加工物の加工位置に配置される第1治具と、該第1治具とは別個に、かつ移動自在に構成され、前記被加工物が着脱自在に保持される第2治具と、から少なくとも構成され、これら第1治具及び第2治具は、該第1治具に対して前記第2治具を着脱自在に取り付ける着脱手段を有するとともに、前記第2治具には、該第2治具を移動する際に把持するための把持部が設けられており、
前記筐体には、前記第2治具を前記加工位置に対して前記筐体の外部から出し入れするための開口部が設けられ、少なくとも前記加工位置と前記開口部との間には、前記第2治具を略水平方向に移動案内する案内路が設けられており、前記把持部を把持した状態で前記第2治具を前記案内路に沿って移動できるようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、第2治具が案内路により水平方向に移動案内されるため、使用者が把持部を把持して水平方向に力を加えるだけで、第2治具を筐体の開口部と加工位置との間で容易に移動させることができ、加工が終了した後には、被加工物を第2治具とともに筐体内から取り出し、代わりに予め被加工物が取り付けられた前記第2治具とは別の新たな第2治具を、第1治具、すなわち加工位置に取り付けできるため、被加工物の取り付け、取り外し作業を加工位置で行う必要がなく、被加工物の加工作業を休止する時間を短縮できるため、これにより工作機械装置の稼働率を効果的に向上させることができる。
本発明の請求項2に記載の工作機械装置は、請求項1に記載の工作機械装置であって、
前記案内路がレール部材により構成され、前記第2治具には、前記レール部材に係合される係合溝が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、第2治具をレール部材に沿ってぐらつかせることなく移動させることができるので、第2治具を第1治具に取り付けるときに、第1治具と第2治具との位置合わせが容易になる。
本発明の請求項3に記載の工作機械装置は、請求項1または2に記載の工作機械装置であって、
前記案内路には、前記第2治具に当接される複数のローラが設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、複数のローラによって第2治具が案内路に沿って移動するときの摩擦抵抗が低減されるので、使用者が第2治具を移動させ易くなる。
本発明の請求項4に記載の工作機械装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の工作機械装置であって、
前記第1治具には、前記第2治具と嵌合する凸部が設けられ、前記第2治具には、前記凸部に嵌合する凹部が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1治具の凸部に第2治具の凹部が嵌合されることによって、第1治具に対する第2治具の位置決めを正確に行うことができる。
本発明の請求項5に記載の工作機械装置は、請求項4に記載の工作機械装置であって、
前記着脱手段は、前記凸部及び前記凹部の互いの嵌合終端部付近に設けられ、前記凸部と前記凹部との嵌合が完了した後、前記着脱手段による取り付け機能が働くようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1治具と第2治具との着脱を行う部材と、着脱を行う際の位置決めを行う部材とを兼用できるため、製造コストを低減できるばかりか、位置決め完了後に第2治具が第1治具に取り付けられるので、第2治具の取り付けを確実なものとできる。
本発明の請求項6に記載の工作機械装置は、請求項4または5に記載の工作機械装置であって、
前記凸部が前記第1治具の上面に設けられるとともに、前記凹部が前記第2治具の下面に設けられ、前記レール部材は、前記第1治具の上方位置に配置され、前記第2治具を前記上方位置と前記凸部及び前記凹部の嵌合位置との間で昇降する昇降レール部材を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、第2治具を第1治具の上方位置まで昇降レール部材により確実に案内されるとともに、第2治具を昇降レール部材に載せたままの状態で、凸部と凹部の嵌合により取り付けが行われるため、第2治具の交換作業が楽になる。
本発明の請求項7に記載の工作機械装置は、請求項6に記載の工作機械装置であって、
前記昇降レール部材が、第2治具の投入方向に向けて下方に傾斜されており、該昇降レール部材により移動案内された前記第2治具を、前記第1治具の上方位置にて停止させる停止手段を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、第2治具の自重と停止手段とが相まって第2治具が第1治具の上方位置に位置決めされて停止され、かつ昇降レール部材の傾斜により第2治具が後戻りしないで済むようになる。
本発明の請求項8に記載の工作機械装置は、請求項1ないし7のいずれかに記載の工作機械装置であって、
前記筐体の外部における前記開口部に近接した位置に、前記第2治具を載置可能な載置台が設けられ、該載置台上には、前記加工位置から前記第2治具を退避させる1つの退避位置と、該退避位置に対して前記第2治具に対する被加工物の着脱が行われる少なくとも2つの待機位置とが設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、第2治具を1つの待機位置に移動させ、もう1つの待機位置に待機していた他の第2治具を、退避位置を介して加工位置まで移動させることができ、載置台上において迅速に第2治具の交換ができる。
本発明の請求項9に記載の工作機械装置は、請求項8に記載の工作機械装置であって、
前記第2治具の下面には、該第2治具を前記載置台の上面で摺動させるための摺動部が形成されているとともに、前記載置台の上面は、前記案内路とほぼ同じ高さに位置決めされていることを特徴としている。
この特徴によれば、使用者が第2治具を水平方向に力を加えるだけで、第2治具を載置台と案内路との間でスムーズに移動させることができる。
実施例1におけるNC工作機械を示す斜視図である。 クランプパレットと載置台を示す平面図である。 クランプパレットを示す正面図である。 ワークパレットを示す平面図である。 ワークパレットを示す正面図である。 ワークパレットを示す底面図である。 (a)は、連結前のクランプ装置を示す縦断正面図であり、(b)は、連結後のクランプ装置を示す縦断正面図である。 NC工作機械を用いたワークの加工作業を示す側面図である。 NC工作機械を用いたワークの加工作業を示す側面図である。 NC工作機械を用いたワークの加工作業を示す側面図である。 NC工作機械を用いたワークの加工作業を示す側面図である。 実施例2における載置台を示す斜視図である。 実施例3におけるNC工作機械を示す斜視図である。 実施例3におけるNC工作機械を示す縦断面図である。
符号の説明
1,1a,1b NC工作機械(工作機械装置)
2,2b 筐体
3 ドリル工具(工具)
5 クランプパレット(第1治具,加工位置)
8 ワーク(被加工物)
11,11a 載置台(待機位置,退避位置)
13 パレットガイド(待機位置,退避位置)
14,14b ワークパレット(第2治具)
17,17b クランプ装置(凸部)
18 昇降レール部材(案内路,昇降手段)
21 アクチュエータ(昇降手段)
22 固定レール部材(案内路)
24,25 ローラ
26,26b 当接片(停止手段)
32,32b 把手(把持部)
33 係合溝
34 クランプリング(凹部)
34’ 係合部(着脱手段)
35’ 摺動面(摺動部)
44 ボール(着脱手段)
45 板部材(待機位置,退避位置)
47 加工面板(第1治具,案内路)
48 嵌合溝(凹部)
49 クランプ部(凸部)
51 ボール(摺動部)
本発明に係る工作機械装置を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、実施例1におけるNC工作機械を示す斜視図であり、図2は、クランプパレットと載置台を示す平面図であり、図3は、クランプパレットを示す正面図であり、図4は、ワークパレットを示す平面図であり、図5は、ワークパレットを示す正面図であり、図6は、ワークパレットを示す底面図であり、図7(a)は、連結前のクランプ装置を示す縦断正面図であり、図7(b)は、連結後のクランプ装置を示す縦断正面図であり、図8から図11は、NC工作機械を用いたワークの加工作業を示す側面図である。以下、図1の紙面手前側をNC工作機械の正面側(前方側)とし、図2及び図4の紙面下方側をNC工作機械の正面側(前方側)とし、図6の紙面上方側をNC工作機械の正面側(前方側)とし、図8から図11の紙面左側をNC工作機械の正面側(前方側)として説明する。
図1の符号1は、本発明の工作機械装置としてのNC工作機械1であり、このNC工作機械1の筐体2の内部には、複数のドリル工具3が取り付けられた工具ユニット4が配置されている。工具ユニット4の下方側には、本発明の第1治具としてのクランプパレット5を有する作業台6が配置されており、作業台6にはクランプパレット5を動作させるための駆動モータ7が配置されている(図2参照)。
NC工作機械1では、工具ユニット4の位置や後述する被加工物としてのワーク8の位置が座標値によって定義されており、その位置情報に基づいて制御装置(図示略)が、工具ユニット4やクランプパレット5を動作させるようになっている。つまり、ワーク8と工具ユニット4との相対位置の制御が自動化されている。尚、クランプパレット5が設けられている作業台6の配置位置がワーク8(被加工物)が加工される加工位置となっている。
また、筐体2の正面側には、後述するワークパレット14を出し入れするための開口部Sが形成されており、制御装置(図示略)により自動で開閉されるスライド式のスライド扉9が、開口部Sに設けられている。筐体2内で加工作業が行われる際には、スライド扉9を閉鎖することで研削液や切粉などが筐体2の外部に飛び散らないようになっている。尚、開口部Sの近傍には操作パネル10が設けられており、使用者は操作パネル10を操作することで制御装置(図示略)に指示を与えて加工作業を行うようになっている。
筐体2の正面側には、長手が左右水平方向に延びる載置台11が設けられており、この載置台11の上面には2本のガイドレール部材12が長手方向に沿って設けられ、このガイドレール部材12上を左右方向に摺動されるパレットガイド13が設けられている。尚、パレットガイド13の上面の高さは、固定レール部材22の高さをほぼ同じになっている。
図2に示すように、パレットガイド13は、平面視で矩形状をなす板部材の上面に、本発明における第2治具としてのワークパレット14を左右に2つ並べて載置できるようになっており、パレットガイド13における正面側及び側面側の縁辺にワークパレット14の落下防止用の立設片13’が形成されている。パレットガイド13は、載置台11上をガイドレール部材12に沿って左右方向に移動できるようになっており、パレットガイド13に左右に載置される2つのワークパレット14のうち一方のワークパレット14が、筐体2の開口部S正面に配置されているときに、他方のワークパレット14は載置台11の左右のいずれかの領域にまで移動されるようになっている。
尚、載置台11における開口部Sの正面側の領域が本発明の退避位置αを構成し、載置台11における左右側の領域、すなわち退避位置αの左右に設けられた領域が本発明の待機位置βを構成している。例えば、図2においては、パレットガイド13が載置台11の右側に移動されており、このときにパレットガイド13の左側が退避位置αとなり、パレットガイド13の右側が待機位置βとなっている。また、パレットガイド13が載置台11の左側に移動された場合には、パレットガイド13の右側が退避位置αとなり、パレットガイド13の左側が待機位置βとなる。
図2に示すように、駆動モータ7及びクランプパレット5は、作業台6の上部に設けられており、クランプパレット5は平面視で矩形の板状をなし、その左端側に配置される駆動モータ7からの動力が、回動ギア15を介してクランプパレット5に伝達されるようになっている。クランプパレット5の右端側には、揺動軸受16が設けられ、制御装置(図示略)が駆動モータ7を駆動させるとクランプパレット5が垂直方向に回動されるようになっている(図11参照)。
クランプパレット5の上面には、本発明の凸部を構成する3つのクランプ装置17が設けられるとともに、前後水平方向に延びる2本の昇降レール部材18(昇降手段)が設けられている。この昇降レール部材18は、図3に示すように、クランプパレット5に設けられた孔部19を介してクランプパレット5を貫通する支持棒20の上端に固定されており、この支持棒20はクランプパレット5の下面に設けられた本発明の昇降手段としてのアクチュエータ21と連結されている。アクチュエータ21を駆動させることにより、昇降レール部材18をクランプパレット5に対して相対的に上下動させ、昇降レール部材18をクランプパレット5に近づけたり遠ざけたりすることができる。
また、図2に示すように、クランプパレット5の正面側には、2本の固定レール部材22が前後水平方向に延びるように配置されており、この固定レール部材22は、支持金具23を介して作業台6に固定され(図8参照)、昇降レール部材18の前端部近傍から開口部Sの近傍まで延設されている。昇降レール部材18及び固定レール部材22の側部には、複数のローラ24,25が設けられている。尚、昇降レール部材18と固定レール部材22とが本発明の案内路を構成している。
図8に示すように、昇降レール部材18及びクランプパレット5は、ワークパレット14の後方側(ワークパレット14の投入方向)に向かって下がるように若干傾斜されており、その傾斜角度は約2〜3度になっている。尚、クランプパレット5の後端側には、本発明の停止手段としての当接片26が立設されている。
次にワークパレット14について詳述すると、図4に示すように、ワークパレット14は平面視で矩形の板状をなし、その上面には、6つの保持手段としてのチャッカ27が設けられており、複数(本実施例では3つ)のワーク8を着脱自在に保持できるようになっている。図5に示すように、チャッカ27はワークパレット14の上面に配置されたシリンダ28の上部に設けられ、シリンダ28の内部に配置されたコイルバネ(図示略)によって、常に下方に移動するようにバネ付勢されている。その付勢力によってワーク8を固定するようになっている。
図6に示すように、ワークパレット14の内部には、シリンダ28に連結された流体枝管29が配管されおり、この流体枝管29はワークパレット14の正面側の縁辺に設けられたソケット30と連結されている。使用者がワークパレット14からワーク8を取り外す際には、ソケット30にエアホース31を接続し、流体枝管29の内部に圧縮空気(流体)を流入させると、その流体圧がシリンダ28内部のコイルバネ(図示略)の付勢力に抗し、コイルバネ(図示略)を圧縮させてチャッカ27を上方に押し上げ、ワーク8の保持状態を解除して、ワーク8をワークパレット14から取り外すことができる。
また、ワークパレット14の正面側の縁辺には、本発明の把持部としての把手32が2つ設けられている。更に、ワークパレット14の底面には、前後方向に延びる係合溝33が形成されている。この係合溝33は、金属板を正面視でL字状になるように屈曲させて形成しており、係合溝33の左右幅が固定レール部材22及び昇降レール部材18の左右幅とほぼ同じになっている。
ワークパレット14を載置台11とクランプパレット5との間で移動させる際には、係合溝33が固定レール部材22及び昇降レール部材18に係合される(図5参照)。尚、固定レール部材22及び昇降レール部材18が係合溝33に係合されると、固定レール部材22及び昇降レール部材18に設けられたローラ24,25が、係合溝33に当接される。
尚、ワークパレット14の底面における正面側,背面側,側面側の縁辺には、ガイド片35が設けられ、ワークパレット14がパレットガイド13上に載置されたときに、ガイド片35がパレットガイド13の立設片13’に当接されるようになっている。
また、ガイド片35の下端がクランプリング34の下端よりも下方に延設されるとともに、ガイド片35の下面は、ワークパレット14がパレットガイド13上で摺動移動されたときに当接される本発明の摺動部としての摺動面35’が形成されている。そのためワークパレット14がパレットガイド13上に載置されたときに、クランプリング34にパレットガイド13の上面が当接されることを防止でき、クランプリング34に疵やゆがみが生じる虞がなくなる。
尚、係合溝33やガイド片35には、その表面に摺動抵抗を低減させるためのフッ素樹脂加工を施してもよいし、係合溝33やガイド片35自体を摺動抵抗の低い樹脂等を用いて形成してもよい。また、特に図示はしないが、ワークパレット14の底面に複数のローラなどを配置して、固定レール部材22や昇降レール部材18やパレットガイド13上を摺動移動するときの摩擦抵抗を低減させるようにしてもよい。
また、ワークパレット14の底面には、前述した3つのクランプ装置17に連結される本発明の凹部を構成する3つのクランプリング34が設けられており、このクランプリング34がクランプ装置17に連結されることで、ワークパレット14はクランプパレット5に対して取り付けられる。
尚、本実施例におけるワークパレット14は、その重量を低減させるために、アルミニウムやジュラルミン等の軽量な金属材質で形成されているとともに、ワークパレット14の底面には、複数箇所に肉抜き用の肉抜部36が形成されている。更に尚、本実施例のワークパレット14の重量は15kg以下になるように形成され、使用者が容易に持ち運びできる重量及び大きさを有している。
次にクランプ装置17及びクランプリング34について詳述すると、図7(a)に示すように、クランプ装置17には、クランプバネ37によって下方に付勢されるピストンロッド38が設けられ、クランプパレット5からワークパレット14が取り外された状態では、ピストンロッド38は油液供給管39からピストンロッド38の下面に供給される油液の圧力によって上方に移動されている。
また、クランプ装置17には、空気供給管40が連結されており、この空気供給管40から供給される圧縮空気がピストンロッド38の上端部に設けられた噴出口41やクランプ装置17の段部に設けられた間隙42から噴出され、この噴射される空気によってクランプ装置17やクランプリング34に付着する研削液や切粉などが排除されるようになっている。
図7(b)に示すように、ワークパレット14とクランプパレット5とを連結する際には、昇降レール部材18を降下させてクランプリング34がクランプ装置17の上方に当接されたときに、制御装置(図示略)が油液供給管39からの油液の供給される油圧を低下させる。すると、クランプバネ37の付勢力によってピストンロッド38が下がり、クランプ装置17の上部がクランプリング34内に挿入され、クランプ装置17とクランプリング34とが互いに嵌合する。
また、ピストンロッド38の降下と同時に、ピストンロッド38の側面に形成された傾斜面43にボール44が当接して、ボール44がクランプ装置17の外方に突出される。この突出されたボール44がクランプリング34に形成された係合部34’と係合されて、クランプリング34とクランプ装置17とが連結される。尚、クランプリング34及びクランプ装置17における係合部34’及びボール44が設けられた部位が本発明の嵌合終端部を構成している。
尚、クランプリングとクランプ装置17とが連結されて互いに密着されると、噴出口41や間隙42からの空気の流出が止まり、その空気の流出が止まったことを空気供給管40内に設けられたセンサ(図示略)が感知し、このセンサ(図示略)の感知に基づいて制御装置(図示略)が駆動モータ7や工具ユニット4を動作させて加工作業が開始される。
また、ワークパレット14とクランプパレット5との連結状態を解除する際には、油液供給管39から供給される油液の油圧を上昇させれば、ピストンロッド38が油圧によって上方に移動されるとともに、ボール44がピストンロッド38の傾斜面43から離れるので、ボール44がクランプ装置17の内方に収納され、ボール44とクランプリング34との係合状態が解除されて、ワークパレット14がクランプパレット5から取り外せるようになる。
次にNC工作機械1の使用例を図2及び図8から図11に基づいて説明する。図2に示すように、先ず使用者は、パレットガイド13上に載置されている左右2つのワークパレット14のうち、ワーク8を保持した一方のワークパレット14を固定レール部材22の正面側、すなわち退避位置αに配置されるようにパレットガイド13を移動させる。そして、図8に示すように、使用者Uが退避位置αに配置された一方のワークパレット14の把手32を把持し、そのワークパレット14を固定レール部材22及び昇降レール部材18の上を摺動させながら筐体2内部に押し込む。つまり、ワークパレット14は固定レール部材22及び昇降レール部材18により案内されながら加工位置まで水平移動される。
図9に示すように、ワークパレット14が移動する際に、固定レール部材22及び昇降レール部材18に複数のローラ24,25が配置されていることで、固定レール部材22及び昇降レール部材18とワークパレット14との間に発生する摺動抵抗を低減でき、ワークパレット14がスムーズに固定レール部材22及び昇降レール部材18上を摺動移動される。
更に、ワークパレット14が昇降レール部材18上に載置されると、昇降レール部材18が後方側に向かって下がるように傾斜されていることで、昇降レール部材18上に載せられたワークパレット14は自重によって後方側(投入方向)に移動する。そして、ワークパレット14の後端部が当接片26に当接することで移動が停止され、昇降レール部材18の傾斜によりワークパレット14が後戻りしないで位置決めされる。つまり、ワークパレット14の後端部が当接片26に当接する停止位置においてワークパレット14の把手32から手を離しても、ワークパレット14は当接片26に押し当てられた状態で保持されるため、確実な位置決めが行われる。
尚、ワークパレット14は底面に設けられた係合溝33が固定レール部材22及び昇降レール部材18に係合されながら摺動されることで、ワークパレット14が左右方向にぐらつくことなく案内移動され(図5参照)、かつワークパレット14の後端部が当接片26に当接されることで、ワークパレット14の底面に設けられたクランプリング34が、クランプパレット5の上面に設けられたクランプ装置17の上方で位置決めされるようになっている。また、クランプパレット5の上方まで、ワークパレット14を案内する昇降レール部材18が配設されていることで、ワークパレット14を加工位置まで確実に案内できる。
ワークパレット14をクランプパレット5の上方に配置させた後、使用者Uは操作パネル10を操作することで、加工作業が開始される。図10に示すように、操作パネル10の操作に基づいて制御装置(図示略)は、アクチュエータ21を駆動させて昇降レール部材18を降下させ、前述したクランプリング34とクランプ装置17とを連結させる。
尚、図9に示すワークパレット14の後端部が当接片26に当接されたときのワークパレット14の位置が、本発明の第1治具の上方位置となっているとともに、図10に示す昇降レール部材18が降下され、クランプリング34とクランプ装置17とが連結される位置が、本発明の凸部及び凹部の嵌合位置となっている。
図11に示すように、前述したクランプ装置17の噴出口41や間隙42からの空気の流出が停止されたことをセンサ(図示略)が感知したことに基づいて、制御装置(図示略)は駆動モータ7や工具ユニット4を動作させて加工作業を開始する。駆動モータ7の駆動によりクランプパレット5が垂直方向に回転され、ワーク8は上面のみならず正面や背面が工具ユニット4に取り付けられたドリル工具3によって研削加工される。
一方、図2に示すように、一方のワークパレット14に保持されたワーク8が加工されているときに、パレットガイド13は、ワークパレット14が配置された部位が、待機位置βに配置されるように左右方向に移動されている。
使用者は、パレットガイド13のソケット30にエアホース31が接続してチャッカ27を上方に押し上げ、待機位置βに待機された他方のワークパレット14に未加工のワーク8を取り付ける。そして、エアホース31をソケット30から外すと、チャッカ27が下がり、ワークパレット14にワーク8が保持される。使用者は一方のワークパレット14に保持されているワーク8の加工作業の時間を利用して、他方のワークパレット14のワーク8の着脱(交換)作業を行える。
一方のワークパレット14に保持されているワーク8の加工作業が終了すると、制御装置(図示略)がクランプ装置17とクランプリング34との連結を解除するとともに、昇降レール部材18を上昇させる。ワークパレット14はワーク8の保持状態を維持したままクランプパレット5から分離される。そして、図9に示すように、使用者Uはクランプパレット5上、すなわち加工位置に配置されたワークパレット14の把手32を掴み、手前に引き寄せてパレットガイド13上の退避位置αにワークパレット14を退避させる(図8参照)。
使用者Uは未加工のワーク8を保持している他方のワークパレット14を待機位置βから固定レール部材22の正面側、すなわち退避位置αに配置されるようにパレットガイド13を左右方向に移動させる。そして、使用者Uが他方のワークパレット14の把手32を把持し、ワークパレット14を固定レール部材22及び昇降レール部材18の上を摺動移動させながら押し込み、ワークパレット14をクランプパレット5の上方に移動させ、前述した一方のワークパレット14と同様に加工作業を開始させる。また、このとき加工後のワーク8が保持された一方のワークパレット14は待機位置βに配置されている。
使用者Uは一方のワークパレット14のソケット30にエアホース31を接続してチャッカ27を上方に押し上げてワーク8を取り外す。使用者は一方のワークパレット14保持されたワーク8は他方のワークパレット14に保持されているワーク8の加工作業の時間を利用して、加工後のワーク8をワークパレット14から取り外すとともに、未加工のワーク8をワークパレット14に取り付けるワーク8の着脱作業が行えるようになっている。以後、前述した動作を繰り返しながらワーク8を順次加工していく。
以上、本実施例のNC工作機械1によれば、ワークパレット14が昇降レール部材18及び固定レール部材22により水平方向に移動案内されるため、使用者が把手32を把持して水平方向に力を加えるだけで、ワークパレット14を筐体2の開口部Sと加工位置との間で容易に移動させることができ、ワーク8の加工が終了した後、ワーク8をワークパレット14とともに加工位置から退避させた後、代わりに予めワーク8が取り付けられたワークパレット14とは別の新たなワークパレット14を、加工位置に配置されたクランプパレット5に取り付けできる。つまり、複数のワーク8の取り付け、取り外し作業を従来のように加工位置で行うことなく、該加工位置とは別個に設けた退避位置αや待機位置βにて行うことができ、これによりワーク8の加工作業時間が該ワーク8の取り付け、取り外し作業により割かれることがないので、ワーク8の加工作業を休止する時間を極力短縮でき、これによりNC工作機械1の稼働率を効果的に向上させることができる。
すなわち、ワーク8を加工位置にて交換する場合、本実施例のようにワーク8が複数ある場合には、ワーク8のワークパレット14に対する着脱作業に時間がかかることになるが、これに対して本発明では、第1治具としてのクランプパレット5に対して第2治具としてのワークパレット14を取り付け、取り外しするだけで済むため、着脱作業時間を大幅に短縮できる。また、特に加工するワーク8の種類が複数あり、加工するワーク8の種類を変えたりする場合、これに伴いワークパレット14自体も交換するのはもちろん、ワーク8の着脱形態が変わることもあるため、これにより使用者Uによる着脱作業効率が低下する恐れがある。これに対して、ワークパレット14を複数種類のワーク8に対して共通化しておけば、クランプパレット5に対するワークパレット14の着脱作業がワーク8の種類に応じて変わることがないため、加工するワーク8の種類を変えても着脱作業効率が低下することはない。
また、ワークパレット14には、昇降レール部材18及び固定レール部材22に係合される係合溝33が形成されていることで、ワークパレット14を昇降レール部材18及び固定レール部材22に沿ってぐらつかせることなく移動させることができるので、ワークパレット14をクランプパレット5に取り付けるときに、クランプパレット5とワークパレット14との位置合わせが容易になる。
また、昇降レール部材18及び固定レール部材22には、ワークパレット14に当接される複数のローラ24,25が設けられていることで、ワークパレット14が昇降レール部材18及び固定レール部材22に沿って移動するときの摩擦抵抗が低減されるので、使用者がワークパレット14を移動させ易くなる。
また、クランプパレット5には、クランプ装置17が設けられ、ワークパレット14には、クランプ装置17に嵌合するクランプリング34が設けられ、クランプ装置17とクランプリング34とが互いに嵌合されることによって、クランプパレット5に対するワークパレット14の位置決めを正確に行うことができる。
また、クランプ装置17とクランプリング34との嵌合が完了した後、係合部34’及びボール44による取り付け機能が働くようになっていることで、クランプパレット5とワークパレット14との着脱を行う部材と、着脱を行う際の位置決めを行う部材とを兼用できるため、製造コストを低減できるばかりか、位置決め完了後にワークパレット14がクランプパレット5に取り付けられるので、ワークパレット14の取り付けを確実なものとできる。
また、ワークパレット14をクランプパレット5の上方位置とクランプ装置17及びクランプリング34の嵌合する位置との間で昇降する昇降レール部材18が設けられていることで、ワークパレット14をクランプパレット5の上方位置まで昇降レール部材により確実に案内されるとともに、ワークパレット14を昇降レール部材18に載せたままの状態で、クランプ装置17及びクランプリング34の嵌合により取り付けが行われるため、ワークパレット14の交換作業が楽になる。
つまり本実施例では、クランプパレット5とワークパレット14とが、クランプ装置17(凸部)とクランプリング34(凹部)との嵌合作用により正確に位置決めされるようにしているため、ワークパレット14を退避位置αからクランプパレット5の上方位置まで水平移動させた後、ワークパレット14をクランプパレット5に向けて下降させる必要がある。すなわち、ワークパレット14は、退避位置αとクランプパレット5に取り付けられる嵌合位置との間で水平及び昇降移動が必要となるが、この間の移動を、全てレール部材である固定レール部材22及び昇降レール部材18により案内された状態で行うことができるため、使用者Uは手によるワークパレット14の移動を極めて容易に行うことができる。
また、昇降レール部材18が、ワークパレット14の投入方向に向けて下方に傾斜されており、昇降レール部材18により移動案内されたワークパレット14を、クランプパレット5の上方位置にて停止させる当接片26を備えることで、ワークパレット14の自重と当接片26とが相まってワークパレット14がクランプパレット5の上方位置に位置決めされて停止され、かつ昇降レール部材18の傾斜によりワークパレット14が後戻りしないで済むようになっている。
また、載置台11上には、加工位置からワークパレット14を退避させる1つの退避位置αと、退避位置αに対してワークパレット14に対するワーク8の着脱が行われる少なくとも2つの待機位置βとが設けられていることで、ワークパレット14を1つの待機位置βに移動させ、もう1つの待機位置βに待機していた他のワークパレット14を、退避位置αを介して加工位置まで移動させることができ、載置台11上において迅速にワークパレット14の交換ができる。
また、ワークパレット14の底面に、ワークパレット14をパレットガイド13の上面で摺動させるための摺動面35’が形成されているとともに、パレットガイド13の上面は、固定レール部材22とほぼ同じ高さに位置決めされていることで、使用者がワークパレット14を水平方向に力を加えるだけで、ワークパレット14をパレットガイド13と固定レール部材22との間でスムーズに移動させることができる。
更に、本実施例のNC工作機械1によれば、クランプパレット5とワークパレット14とが、クランプ装置17(凸部)とクランプリング34(凹部)とで正確に位置決めされて連結されるため、最初のワーク8の加工作業の際に、ワーク8またはワークパレット14の座標取り(芯出し)を行えば、ワークパレット14を交換するたびに座標取りを行う必要がなくなり、複数のワーク8の加工作業を休止する時間を短縮できる。
尚、複数(本実施例では3つ)のワーク8を保持する保持手段としてのチャッカ27が1つワークパレット14に設けられ、そのワークパレット14がクランプパレット5に取り付けられることで、複数のワーク8を1度の着脱作業によってクランプパレット5、すなわち加工位置に配置できるようになっており、そのため加工位置にて複数のワーク8をワークパレット14に着脱させるよりも短い時間で複数のワーク8を加工位置に配置でき、NC工作機械1を休止させる時間が短くて済むようになる。
次に、実施例2に係るNC工作機械1aの載置台11aにつき、図12を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。図12は、実施例2における載置台11aを示す斜視図である。以下、図12の紙面左方側をNC工作機械1aの正面側(前方側)として説明する。
図12に示すように、実施例2における載置台11aは、長手が左右水平方向を向く平坦な板部材45を有しており、この板部材45の四方の縁辺における開口部Sに対応する部位以外の部位には、立設片46が立設されている。また、板部材45の上面の高さと本発明の案内路としての固定レール部材22の高さはほぼ同じになっているとともに、板部材45の上面に2つののワークパレット14を載置できる。
尚、実施例2では、板部材45の上面における開口部Sの正面側の領域が、本発明の退避位置αを構成し、それ以外の板部材45の上面の領域、すなわち板部材45の上面における退避位置αの左右側の領域が本発明の待機位置βを構成している。
更に、ワークパレット14の下面には、前述した実施例1と同様に、ガイド片35が設けられており(図6参照)、このガイド片35の摺動面35’が板部材45の上面に摺動されることで、ワークパレット14が板部材45の上面を自在に摺動移動できるようになっている。また、ガイド片35が立設片46に当接されるので、ワークパレット14が板部材45の上面から落下する虞がない。
使用者は、開口部Sから取り出した加工後のワーク8が取り付けられたワークパレット14を一旦退避位置αに載置し、その退避位置αから左右いずれか一方の待機位置βにワークパレット14を移動させた後、他方の待機位置βに載置された未加工のワーク8が取り付けられたワークパレット14を退避位置αに移動させ、そのワークパレット14を開口部Sから筐体2内に投入する。そして、一方の待機位置βにてワークパレット14のワーク8の着脱作業を行うようになっている。
以上、本実施例2のNC工作機械1aの載置台11aによれば、ワークパレット14の底面に、ワークパレット14を板部材45の上面で摺動させるための摺動面35’が形成されているとともに、板部材45の上面の高さが、固定レール部材22の高さとほぼ同じ高さに位置決めされていることで、使用者がワークパレット14の把手32を把持して水平方向に力を加えるだけで、ワークパレット14を板部材45の上面から持ち上げることなく、板部材45と固定レール部材22との間でスムーズに移動させることができる。
次に、実施例3に係るNC工作機械1bにつき、図13及び図14を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。図13は、実施例3におけるNC工作機械1bを示す斜視図であり、図14は、実施例3におけるNC工作機械1bを示す縦断面図である。以下、図13の紙面手前側をNC工作機械1bの正面側(前方側)として説明する。
図13に示すように、実施例3におけるNC工作機械1bは、筐体2bの正面側に、前記実施例2と同様の載置台11aが設けられており、筐体2bの内部には、載置台11aの板部材45の上面と同じ高さの平坦面をなす加工面板47を有している。尚、本実施例3では、板部材45の上面における開口部Sの正面側の領域が退避位置を構成し、その退避位置の左右の領域が待機位置を構成している。
尚、本実施例3では、加工面板47が本発明の第1治具及び案内路を構成している。また、加工面板47上には、本発明の着脱手段及び凸部としてのクランプ装置17bが2つ配置されているとともに、本発明の停止手段としての当接片26bが立設されている。更に尚、加工面板47上におけるクランプ装置17b及び当接片26bで囲まれた領域が本発明の加工位置を構成している。
また、載置台11aにおける板部材45上には、立方体状をなし、ワーク8を保持する本発明の第2治具としてのワークパレット14bが載置されている。このワークパレット14bの左右側縁辺には、本発明の着脱手段及び凹部としての嵌合溝48が上方に開口するように設けられている。更に、ワークパレット14bの正面側縁辺には、使用者が把持する本発明の把持部としての把手32bが設けられている。
図14に示すように、ワークパレット14bの下面には、本発明の摺動部としてのボール51が配置されており、使用者がワークパレット14bを板部材45上及び加工面板47上で自在に摺動移動させることができる。また、クランプ装置17bは、板状部材が正面視で略コ字形状をなすように屈曲されたクランプ部49を有し、このクランプ部49が加工面板47に設けられたアクチュエータ50によって上下動されるようになっている。
使用者が加工を行う際には、載置台11a上のワークパレット14bの把手32bを把持して、ワークパレット14bを板部材45上及び加工面板47上を摺動移動させ、加工面板47におけるクランプ装置17b及び当接片26bで囲まれた領域、すなわち加工位置にワークパレット14bを配置する。そして、制御装置(図示略)がアクチュエータ50を駆動させてクランプ部49を降下させることで、クランプ部49が嵌合溝48に嵌合される。すると、ワークパレット14bは加工位置に固定され、工具ユニット4によるワーク8の加工作業が開始される。
以上、本実施例3では、第1治具と案内路とが加工面板47により兼用され、かつ加工面板47と、退避位置が設けられた板部材45とが同じ高さになっているため、使用者はワークパレット14bに対して水平方向に力を加えるだけで、容易にワークパレット14bを加工位置と退避位置との間で移動させることができる。また、本発明の案内路は少なくともワークパレット14bを水平方向に案内させる部材であればよく、使用者がワークパレット14bの把手32bを把持して水平方向に移動できるものならどのような部材を用いてもよい。
また、ワークパレット14bの下面に摺動部としてのボール51が設けられていることで、例えば、重量のあるワークパレット14bであっても、使用者が容易に移動させることができる。尚、本発明の摺動部はボール51に限ることなく、ローラや車輪をワークパレット14bの下面に取り付けることで、ワークパレット14bを移動させるときの摺動抵抗を低減させるようにしてもよい。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例1では、2つのワークパレット14を用いて1つのクランプパレット5に交代でワークパレット14を取り付けることで、ワーク8の加工作業を行っていたが、3つ以上の複数のワークパレット14を用いて加工作業を行うようにしてもよい。
また、前記実施例では、1つのクランプパレット5に対して1つのワークパレット14が着脱自在に取り付けられるようになっていたが、1つのクランプパレット5に対して複数のワークパレット14が、上下または左右に着脱自在に取り付けられるようにしてもよい。
また、前記実施例では、複数のワークパレット14に同じ種類のワーク8が保持され、制御装置がそれぞれのワーク8に同じ加工を施す設定としているが、本発明はこれに限ることなく、複数のワークパレット14にそれぞれ異なる種類のワーク8を保持させ、制御装置がそれぞれのワーク8に異なる加工を施す設定としてもよく、このようにすれば、1つのNC工作機械1を用いて異なる種類のワーク8の加工作業を行うことができ、ワークパレット14がクランプパレット5から着脱できるので、NC工作機械1に異なる種類のワーク8を順次投入することも容易になる。
また、前記実施例1では、凸部としてのクランプ装置17がクランプパレット5に設けられるとともに、クランプ装置17に嵌合される凹部としてのクランプリング34がワークパレット14に設けられていたが、クランプパレット5に凹部としてのクランプリング34を設け、ワークパレット14に凸部としてのクランプ装置17を設ける構成としてもよく、クランプパレット5及びワークパレット14のどちらに凸部や凹部が設けられていても、クランプパレット5に対するワークパレット14の位置決めを正確に行うことができる。
また、前記実施例1では、昇降手段としてのアクチュエータ21が駆動されることにより昇降レール部材18が昇降してワークパレット14が昇降し、ワークパレット14のクランプパレット5に対する取り付け、取り外しが行われていたが、昇降レール部材18が昇降しなくても、クランプパレット5を昇降させることで、昇降レール部材18上のワークパレット14とクランプパレット5との着脱を行うようにしてもよいし、ワークパレット14及びクランプパレット5の夫々が昇降しなくても、クランプパレット5のクランプ装置17が昇降されることで、ワークパレット14のクランプリング34に着脱され、ワークパレット14とクランプパレット5とが互いに着脱されるようにしてもよい。
また、前記実施例では、加工が終了したワーク8を載置台11上まで退避させた状態、つまり待機位置βにてワークパレット14にワーク8を着脱する着脱作業を行っていたが、必ずしもワーク8の加工が終了する毎にワークパレット14に対するワーク8の着脱作業を待機位置βにて行う必要はなく、例えば加工するワーク8の種類の変更に応じてワークパレット14の種類を変更するときのみ、ワークパレット14に対するワーク8の着脱作業を待機位置βにて行うようにし、ワーク8の種類の変更がないときには、ワーク8の加工が終了する毎に使用者が筐体2の開口部Sから手を入れて、加工位置としてのクランプパレット5上に配置されているワークパレット14に直接ワーク8を着脱させる、つまり加工位置にてワーク8の着脱作業を行うようにしてもよい。
また、前記実施例では、工作機械の一例として、座標値によって定義された工具ユニット4の配置位置やワーク8の配置位置などの位置情報に基づいて、制御装置(図示略)がドリル工具3や工具ユニット4とワーク8との相対位置の制御を自動的に行う数値制御方式のNC工作機械1が適用されていたが、本発明はNC工作機械1に限定されるものではなく、ドリル工具3や工具ユニット4とワーク8との相対位置の制御を手動により行う手動式の工作機械にも適用可能である。尚、この種の手動式の工作機械を適用する場合、加工位置にて一方のワークパレット14に保持されたワーク8の加工作業と並行して、他のワークパレット14に未加工のワーク8を着脱させる着脱作業を行うようにすれば、ワーク8の加工作業を休止する時間を短縮し、工作機械装置の稼働率を効果的に向上させることができる。

Claims (9)

  1. 治具に保持された被加工物と工具との相対位置を制御することで、該工具による前記被加工物の加工が行われる工作機械装置において、
    前記治具は、前記工作機械装置の筐体の内部に設けられた前記被加工物の加工位置に配置される第1治具と、該第1治具とは別個に、かつ移動自在に構成され、前記被加工物が着脱自在に保持される第2治具と、から少なくとも構成され、これら第1治具及び第2治具は、該第1治具に対して前記第2治具を着脱自在に取り付ける着脱手段を有するとともに、前記第2治具には、該第2治具を移動する際に把持するための把持部が設けられており、
    前記筐体には、前記第2治具を前記加工位置に対して前記筐体の外部から出し入れするための開口部が設けられ、少なくとも前記加工位置と前記開口部との間には、前記第2治具を略水平方向に移動案内する案内路が設けられており、前記把持部を把持した状態で前記第2治具を前記案内路に沿って移動できるようになっていることを特徴とする工作機械装置。
  2. 前記案内路がレール部材により構成され、前記第2治具には、前記レール部材に係合される係合溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の工作機械装置。
  3. 前記案内路には、前記第2治具に当接される複数のローラが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の工作機械装置。
  4. 前記第1治具には、前記第2治具と嵌合する凸部が設けられ、前記第2治具には、前記凸部に嵌合する凹部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の工作機械装置。
  5. 前記着脱手段は、前記凸部及び前記凹部の互いの嵌合終端部付近に設けられ、前記凸部と前記凹部との嵌合が完了した後、前記着脱手段による取り付け機能が働くようになっていることを特徴とする請求項4に記載の工作機械装置。
  6. 前記凸部が前記第1治具の上面に設けられるとともに、前記凹部が前記第2治具の下面に設けられ、前記レール部材は、前記第1治具の上方位置に配置され、前記第2治具を前記上方位置と前記凸部及び前記凹部の嵌合位置との間で昇降する昇降レール部材を含むことを特徴とする請求項4または5に記載の工作機械装置。
  7. 前記昇降レール部材が、第2治具の投入方向に向けて下方に傾斜されており、該昇降レール部材により移動案内された前記第2治具を、前記第1治具の上方位置にて停止させる停止手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の工作機械装置。
  8. 前記筐体の外部における前記開口部に近接した位置に、前記第2治具を載置可能な載置台が設けられ、該載置台上には、前記加工位置から前記第2治具を退避させる1つの退避位置と、該退避位置に対して前記第2治具に対する被加工物の着脱が行われる少なくとも2つの待機位置とが設けられていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の工作機械装置。
  9. 前記第2治具の下面には、該第2治具を前記載置台の上面で摺動させるための摺動部が形成されているとともに、前記載置台の上面は、前記案内路とほぼ同じ高さに位置決めされていることを特徴とする請求項8に記載の工作機械装置。
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