JP5155854B2 - 工作機械装置 - Google Patents

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Description

本発明は、治具に保持された被加工物と工具との相対位置を制御することで、工具による被加工物の加工が行われる工作機械装置に関する。
従来の工作機械において、座標値によって特定される工具や被加工物の位置情報を制御装置が把握し、この位置情報に基づいて制御装置が工作機械に内蔵された駆動モータを駆動させることにより工具や被加工物が動作して加工が行われる工作機械がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−313239号公報(第5頁、第1図)
しかしながら、特許文献1に記載されている工作機械にあっては、一般的に加工対象となる被加工物を治具に取り付けて加工を行う際に、被加工物の加工作業が終了するたびに、工作機械を休止し、工具による被加工物の加工が行われる加工位置にて、該加工位置に固定された治具から加工後の被加工物を取り外し、未加工の被加工物を治具に取り付けなければならず、被加工物を交換する着脱作業に時間がかかってしまうため、工作機械を休止させる時間が長くなり、工作機械の稼働率が低下してしまうという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、工作機械を用いた被加工物の加工作業において、被加工物の加工作業を休止する時間を短縮することができ、稼働率を向上させることができる工作機械を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の工作機械装置は、
治具に保持された被加工物と工具との相対位置を制御することで、該工具による前記被加工物の加工が行われる工作機械装置において、
前記治具は、前記被加工物の加工位置に配置される第1治具と、該第1治具とは別個に、かつ移動自在に構成され、前記被加工物が着脱自在に保持されるとともに手動投入用の把持部が設けられた第2治具と、から少なくとも構成され、
前記第1治具及び前記第2治具は、該第1治具に対して前記第2治具を着脱自在に取り付ける着脱手段を備え、
前記加工位置とは別に、前記第2治具に対する被加工物の着脱を行うための待機位置が設けられているとともに、該待機位置とは別に、前記第2治具を前記加工位置から退避させる退避位置が設けられており、
前記第2治具を前記加工位置と前記退避位置との間で移動自在に案内する案内手段と、前記第2治具を前記加工位置で停止させる停止手段と、を備え、
前記案内手段は、前記第2治具を加工位置にほぼ水平に案内する固定レール部材と、該第2治具を前記第1治具上で昇降させる昇降レール部材と、を有し、
前記把持部を把持した状態で前記第2治具を前記案内手段に沿って前記加工位置に向かって手動で投入するときに、前記昇降レール部材が該第2治具の投入方向に向かって下降するような傾斜状態にあり、該昇降レール部材上の第2治具が自重によって投入方向に移動されて前記第1治具と前記第2治具の着脱位置で前記停止手段により停止され、該昇降レール部材が前記傾斜状態を維持しつつ降下されて前記第1治具に対して前記第2治具が嵌合されることを特徴としている。
この特徴によれば、加工が終了した後、被加工物を第2治具とともに加工位置から退避させた後、代わりに予め被加工物が取り付けられた前記第2治具とは別の新たな第2治具を、第1治具、すなわち加工位置に取り付けできるため、被加工物の取り付け、取り外し作業を加工位置で行う必要がなく、被加工物の加工作業を休止する時間を短縮できるため、これにより工作機械装置の稼働率を効果的に向上させることができる。また、第2治具に保持された加工後の被加工物と、未加工の被加工物との着脱作業作業を、加工位置とは別の待機位置にて安全に、かつ個々に行うことができる。また、第2治具を加工位置と退避位置との間で移動させる際に案内手段により案内されるため、第2治具に力を加えるだけで加工位置と退避位置との間で確実に移動させることができる。
本発明の請求項に記載の工作機械装置は、請求項に記載の工作機械装置であって、
前記第1治具には、前記第2治具と嵌合する凸部が設けられ、前記第2治具には、前記凸部に嵌合する凹部が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1治具の凸部に第2治具の凹部が嵌合されることによって、第1治具に対する第2治具の位置決めを正確に行うことができる。
本発明の請求項に記載の工作機械装置は、請求項に記載の工作機械装置であって、
前記着脱手段は、前記凸部及び前記凹部の互いの嵌合終端部付近に設けられ、前記凸部と前記凹部との嵌合が完了した後、前記着脱手段による取り付け機能が働くようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1治具と第2治具との着脱を行う部材と、着脱を行う際の位置決めを行う部材とを兼用できるため、製造コストを低減できるばかりか、位置決め完了後に第2治具が第1治具に取り付けられるので、第2治具の取り付けを確実なものとできる。
本発明の請求項に記載の工作機械装置は、請求項またはに記載の工作機械装置であって、
前記凸部が前記第1治具の上面に設けられるとともに、前記凹部が前記第2治具の下面に設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、第2治具は、加工位置方向にほぼ水平に移動された後、降下移動して第1治具と嵌合されるため、凸部と凹部を利用した確実かつ効率的な位置固定が可能となる。
本発明の請求項に記載の工作機械装置は、請求項ないしのいずれかに記載の工作機械装置であって、
1つの前記退避位置に対して少なくとも2つの前記待機位置が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、第2治具を1つの待機位置に移動させ、もう1つの待機位置に待機していた他の治具を、退避位置を介して加工位置まで移動させることができるため、迅速に第2治具の交換ができる。
本発明の請求項に記載の工作機械装置は、請求項ないしのいずれかに記載の工作機械装置であって、
前記退避位置の左右に前記待機位置が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、使用者が加工位置に対して可能な限り近づいた場所で着脱及び第2治具の加工位置への移動操作ができる。
実施例1におけるNC工作機械を示す斜視図である。 クランプパレットと載置台を示す平面図である。 クランプパレットを示す正面図である。 ワークパレットを示す平面図である。 ワークパレットを示す正面図である。 ワークパレットを示す底面図である。 (a)は、連結前のクランプ装置を示す縦断正面図であり、(b)は、連結後のクランプ装置を示す縦断正面図である。 NC工作機械を用いたワークの加工作業を示す側面図である。 NC工作機械を用いたワークの加工作業を示す側面図である。 NC工作機械を用いたワークの加工作業を示す側面図である。 NC工作機械を用いたワークの加工作業を示す側面図である。 実施例2におけるNC工作機械を示す斜視図である。 実施例3におけるNC工作機械を示す斜視図である。 実施例4におけるNC工作機械を示す斜視図である。
符号の説明
1、1a、 NC工作機械(工作機械装置)
1b、1c NC工作機械(工作機械装置)
2,2b 筐体
3 ドリル工具(工具)
5,5b クランプパレット(第1治具,加工位置)
8 ワーク(被加工物)
11,11a 載置台(待機位置,退避位置)
11b,11b’ 載置台(待機位置,退避位置)
11c 載置台(待機位置,退避位置)
13 パレットガイド(待機位置,退避位置)
14,14b ワークパレット(第2治具)
14c ワークパレット(第2治具)
17 クランプ装置(凸部)
18,18b 昇降レール部材(案内手段,昇降手段)
21 アクチュエータ(昇降手段)
22,22b 固定レール部材(案内手段)
24,25 ローラ
26 当接片(停止手段)
32, 把手(把持部)
32b,32b’ 把手(把持部)
33 係合溝
34 クランプリング(凹部)
34’ 係合部(着脱手段)
35’ 摺動面(摺動部)
44 ボール(着脱手段)
48 移送レール部材(案内路)
本発明に係る工作機械装置を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、実施例1におけるNC工作機械を示す斜視図であり、図2は、クランプパレットと載置台を示す平面図であり、図3は、クランプパレットを示す正面図であり、図4は、ワークパレットを示す平面図であり、図5は、ワークパレットを示す正面図であり、図6は、ワークパレットを示す底面図であり、図7(a)は、連結前のクランプ装置を示す縦断正面図であり、図7(b)は、連結後のクランプ装置を示す縦断正面図であり、図8から図11は、NC工作機械を用いたワークの加工作業を示す側面図である。以下、図1の紙面手前側をNC工作機械の正面側(前方側)とし、図2及び図4の紙面下方側をNC工作機械の正面側(前方側)とし、図6の紙面上方側をNC工作機械の正面側(前方側)とし、図8から図11の紙面左側をNC工作機械の正面側(前方側)として説明する。
図1の符号1は、本発明の工作機械装置としてのNC工作機械1であり、このNC工作機械1の筐体2の内部には、複数のドリル工具3が取り付けられた工具ユニット4が配置されている。工具ユニット4の下方側には、本発明の第1治具としてのクランプパレット5を有する作業台6が配置されており、作業台6にはクランプパレット5を動作させるための駆動モータ7が配置されている(図2参照)。
NC工作機械1では、工具ユニット4の位置や後述する被加工物としてのワーク8の位置が座標値によって定義されており、その位置情報に基づいて制御装置(図示略)が、工具ユニット4やクランプパレット5を動作させるようになっている。つまり、ワーク8と工具ユニット4との相対位置の制御が自動化されている。尚、クランプパレット5が設けられている作業台6の配置位置がワーク8(被加工物)が加工される加工位置となっている。
また、筐体2の正面側には、後述するワークパレット14を出し入れするための開口部Sが形成されており、制御装置(図示略)により自動で開閉されるスライド式のスライド扉9が、開口部Sに設けられている。筐体2内で加工作業が行われる際には、スライド扉9を閉鎖することで研削液や切粉などが筐体2の外部に飛び散らないようになっている。尚、開口部Sの近傍には操作パネル10が設けられており、使用者は操作パネル10を操作することで制御装置(図示略)に指示を与えて加工作業を行うようになっている。
筐体2の正面側には、長手が左右水平方向に延びる載置台11が設けられており、この載置台11の上面には2本のガイドレール部材12が長手方向に沿って設けられ、このガイドレール部材12上を左右方向に摺動されるパレットガイド13が設けられている。尚、パレットガイド13の上面の高さは、固定レール部材22の高さをほぼ同じになっている。
図2に示すように、パレットガイド13は、平面視で矩形状をなす板部材の上面に、本発明における第2治具としてのワークパレット14を左右に2つ並べて載置できるようになっており、パレットガイド13における正面側及び側面側の縁辺にワークパレット14の落下防止用の立設片13’が形成されている。パレットガイド13は、載置台11上をガイドレール部材12に沿って左右方向に移動できるようになっており、パレットガイド13に左右に載置される2つのワークパレット14のうち一方のワークパレット14が、筐体2の開口部S正面に配置されているときに、他方のワークパレット14は載置台11の左右のいずれかの領域にまで移動されるようになっている。
尚、載置台11における開口部Sの正面側の領域が本発明の退避位置αを構成し、載置台11における左右側の領域、すなわち退避位置αの左右に設けられた領域が本発明の待機位置βを構成している。例えば、図2においては、パレットガイド13が載置台11の右側に移動されており、このときにパレットガイド13の左側が退避位置αとなり、パレットガイド13の右側が待機位置βとなっている。また、パレットガイド13が載置台11の左側に移動された場合には、パレットガイド13の右側が退避位置αとなり、パレットガイド13の左側が待機位置βとなる。
図2に示すように、駆動モータ7及びクランプパレット5は、作業台6の上部に設けられており、クランプパレット5は平面視で矩形の板状をなし、その左端側に配置される駆動モータ7からの動力が、回動ギア15を介してクランプパレット5に伝達されるようになっている。クランプパレット5の右端側には、揺動軸受16が設けられ、制御装置(図示略)が駆動モータ7を駆動させるとクランプパレット5が垂直方向に回動されるようになっている(図11参照)。
クランプパレット5の上面には、本発明の凸部を構成する3つのクランプ装置17が設けられるとともに、前後水平方向に延びる2本の昇降レール部材18(昇降手段)が設けられている。この昇降レール部材18は、図3に示すように、クランプパレット5に設けられた孔部19を介してクランプパレット5を貫通する支持棒20の上端に固定されており、この支持棒20はクランプパレット5の下面に設けられた本発明の昇降手段としてのアクチュエータ21と連結されている。アクチュエータ21を駆動させることにより、昇降レール部材18をクランプパレット5に対して相対的に上下動させ、昇降レール部材18をクランプパレット5に近づけたり遠ざけたりすることができる。
また、図2に示すように、クランプパレット5の正面側には、2本の固定レール部材22が前後水平方向に延びるように配置されており、この固定レール部材22は、支持金具23を介して作業台6に固定され(図8参照)、昇降レール部材18の前端部近傍から開口部Sの近傍まで延設されている。昇降レール部材18及び固定レール部材22の側部には、複数のローラ24,25が設けられている。尚、昇降レール部材18と固定レール部材22とが本発明の案内手段を構成している。
図8に示すように、昇降レール部材18及びクランプパレット5は、ワークパレット14の後方側(ワークパレット14の投入方向)に向かって下がるように若干傾斜されており、その傾斜角度は約2〜3度になっている。尚、クランプパレット5の後端側には、本発明の停止手段としての当接片26が立設されている。
次にワークパレット14について詳述すると、図4に示すように、ワークパレット14は平面視で矩形の板状をなし、その上面には、6つの保持手段としてのチャッカ27が設けられており、複数(本実施例では3つ)のワーク8を着脱自在に保持できるようになっている。図5に示すように、チャッカ27はワークパレット14の上面に配置されたシリンダ28の上部に設けられ、シリンダ28の内部に配置されたコイルバネ(図示略)によって、常に下方に移動するようにバネ付勢されている。その付勢力によってワーク8を固定するようになっている。
図6に示すように、ワークパレット14の内部には、シリンダ28に連結された流体枝管29が配管されおり、この流体枝管29はワークパレット14の正面側の縁辺に設けられたソケット30と連結されている。使用者がワークパレット14からワーク8を取り外す際には、ソケット30にエアホース31を接続し、流体枝管29の内部に圧縮空気(流体)を流入させると、その流体圧がシリンダ28内部のコイルバネ(図示略)の付勢力に抗し、コイルバネ(図示略)を圧縮させてチャッカ27を上方に押し上げ、ワーク8の保持状態を解除して、ワーク8をワークパレット14から取り外すことができる。
また、ワークパレット14の正面側の縁辺には、本発明の把持部としての把手32が2つ設けられている。更に、ワークパレット14の底面には、前後方向に延びる係合溝33が形成されている。この係合溝33は、金属板を正面視でL字状になるように屈曲させて形成しており、係合溝33の左右幅が固定レール部材22及び昇降レール部材18の左右幅とほぼ同じになっている。
ワークパレット14を載置台11とクランプパレット5との間で移動させる際には、係合溝33が固定レール部材22及び昇降レール部材18に係合される(図5参照)。尚、固定レール部材22及び昇降レール部材18が係合溝33に係合されると、固定レール部材22及び昇降レール部材18に設けられたローラ24,25が、係合溝33に当接される。
尚、ワークパレット14の底面における正面側,背面側,側面側の縁辺には、ガイド片35が設けられ、ワークパレット14がパレットガイド13上に載置されたときに、ガイド片35がパレットガイド13の立設片13’に当接されるようになっている。
また、ガイド片35の下端がクランプリング34の下端よりも下方に延設されるとともに、ガイド片35の下面は、ワークパレット14がパレットガイド13上で摺動移動されたときに当接される摺動面35’が形成されている。そのためワークパレット14がパレットガイド13上に載置されたときに、クランプリング34にパレットガイド13の上面が当接されることを防止でき、クランプリング34に疵やゆがみが生じる虞がなくなる。
尚、係合溝33やガイド片35には、その表面に摺動抵抗を低減させるためのフッ素樹脂加工を施してもよいし、係合溝33やガイド片35自体を摺動抵抗の低い樹脂等を用いて形成してもよい。また、特に図示はしないが、ワークパレット14の底面に複数のローラなどを配置して、固定レール部材22や昇降レール部材18やパレットガイド13上を摺動移動するときの摩擦抵抗を低減させるようにしてもよい。
また、ワークパレット14の底面には、前述した3つのクランプ装置17に連結される本発明の凹部を構成する3つのクランプリング34が設けられており、このクランプリング34がクランプ装置17に連結されることで、ワークパレット14はクランプパレット5に対して取り付けられる。
尚、本実施例におけるワークパレット14は、その重量を低減させるために、アルミニウムやジュラルミン等の軽量な金属材質で形成されているとともに、ワークパレット14の底面には、複数箇所に肉抜き用の肉抜部36が形成されている。更に尚、本実施例のワークパレット14の重量は15kg以下になるように形成され、使用者が容易に持ち運びできる重量及び大きさを有している。
次にクランプ装置17及びクランプリング34について詳述すると、図7(a)に示すように、クランプ装置17には、クランプバネ37によって下方に付勢されるピストンロッド38が設けられ、クランプパレット5からワークパレット14が取り外された状態では、ピストンロッド38は油液供給管39からピストンロッド38の下面に供給される油液の圧力によって上方に移動されている。
また、クランプ装置17には、空気供給管40が連結されており、この空気供給管40から供給される圧縮空気がピストンロッド38の上端部に設けられた噴出口41やクランプ装置17の段部に設けられた間隙42から噴出され、この噴射される空気によってクランプ装置17やクランプリング34に付着する研削液や切粉などが排除されるようになっている。
図7(b)に示すように、ワークパレット14とクランプパレット5とを連結する際には、昇降レール部材18を降下させてクランプリング34がクランプ装置17の上方に当接されたときに、制御装置(図示略)が油液供給管39からの油液の供給される油圧を低下させる。すると、クランプバネ37の付勢力によってピストンロッド38が下がり、クランプ装置17の上部がクランプリング34内に挿入され、クランプ装置17とクランプリング34とが互いに嵌合する。
また、ピストンロッド38の降下と同時に、ピストンロッド38の側面に形成された傾斜面43にボール44が当接して、ボール44がクランプ装置17の外方に突出される。この突出されたボール44がクランプリング34に形成された係合部34’と係合されて、クランプリング34とクランプ装置17とが連結される。尚、クランプリング34及びクランプ装置17における係合部34’及びボール44が設けられた部位が本発明の嵌合終端部を構成している。
尚、クランプリングとクランプ装置17とが連結されて互いに密着されると、噴出口41や間隙42からの空気の流出が止まり、その空気の流出が止まったことを空気供給管40内に設けられたセンサ(図示略)が感知し、このセンサ(図示略)の感知に基づいて制御装置(図示略)が駆動モータ7や工具ユニット4を動作させて加工作業が開始される。
また、ワークパレット14とクランプパレット5との連結状態を解除する際には、油液供給管39から供給される油液の油圧を上昇させれば、ピストンロッド38が油圧によって上方に移動されるとともに、ボール44がピストンロッド38の傾斜面43から離れるので、ボール44がクランプ装置17の内方に収納され、ボール44とクランプリング34との係合状態が解除されて、ワークパレット14がクランプパレット5から取り外せるようになる。
次にNC工作機械1の使用例を図2及び図8から図11に基づいて説明する。図2に示すように、先ず使用者は、パレットガイド13上に載置されている左右2つのワークパレット14のうち、ワーク8を保持した一方のワークパレット14を固定レール部材22の正面側、すなわち退避位置αに配置されるようにパレットガイド13を移動させる。そして、図8に示すように、使用者Uが退避位置αに配置された一方のワークパレット14の把手32を把持し、そのワークパレット14を固定レール部材22及び昇降レール部材18の上を摺動させながら筐体2内部に押し込む。つまり、ワークパレット14は固定レール部材22及び昇降レール部材18により案内されながら加工位置まで水平移動される。
図9に示すように、ワークパレット14が移動する際に、固定レール部材22及び昇降レール部材18に複数のローラ24,25が配置されていることで、固定レール部材22及び昇降レール部材18とワークパレット14との間に発生する摺動抵抗を低減でき、ワークパレット14がスムーズに固定レール部材22及び昇降レール部材18上を摺動移動される。
更に、ワークパレット14が昇降レール部材18上に載置されると、昇降レール部材18が後方側に向かって下がるように傾斜されていることで、昇降レール部材18上に載せられたワークパレット14は自重によって後方側(投入方向)に移動する。そして、ワークパレット14の後端部が当接片26に当接することで移動が停止され、昇降レール部材18の傾斜によりワークパレット14が後戻りしないで位置決めされる。つまり、ワークパレット14の後端部が当接片26に当接する停止位置においてワークパレット14の把手32から手を離しても、ワークパレット14は当接片26に押し当てられた状態で保持されるため、確実な位置決めが行われる。
尚、ワークパレット14は底面に設けられた係合溝33が固定レール部材22及び昇降レール部材18に係合されながら摺動されることで、ワークパレット14が左右方向にぐらつくことなく案内移動され(図5参照)、かつワークパレット14の後端部が当接片26に当接されることで、ワークパレット14の底面に設けられたクランプリング34が、クランプパレット5の上面に設けられたクランプ装置17の上方で位置決めされるようになっている。また、クランプパレット5の上方まで、ワークパレット14を案内する昇降レール部材18が配設されていることで、ワークパレット14を加工位置まで確実に案内できる。
ワークパレット14をクランプパレット5の上方に配置させた後、使用者Uは操作パネル10を操作することで、加工作業が開始される。図10に示すように、操作パネル10の操作に基づいて制御装置(図示略)は、アクチュエータ21を駆動させて昇降レール部材18を降下させ、前述したクランプリング34とクランプ装置17とを連結させる。
図11に示すように、前述したクランプ装置17の噴出口41や間隙42からの空気の流出が停止されたことをセンサ(図示略)が感知したことに基づいて、制御装置(図示略)は駆動モータ7や工具ユニット4を動作させて加工作業を開始する。駆動モータ7の駆動によりクランプパレット5が垂直方向に回転され、ワーク8は上面のみならず正面や背面が工具ユニット4に取り付けられたドリル工具3によって研削加工される。
一方、図2に示すように、一方のワークパレット14に保持されたワーク8が加工されているときに、パレットガイド13は、ワークパレット14が配置された部位が、待機位置βに配置されるように左右方向に移動されている。
使用者は、パレットガイド13のソケット30にエアホース31が接続してチャッカ27を上方に押し上げ、待機位置βに待機された他方のワークパレット14に未加工のワーク8を取り付ける。そして、エアホース31をソケット30から外すと、チャッカ27が下がり、ワークパレット14にワーク8が保持される。使用者は一方のワークパレット14に保持されているワーク8の加工作業の時間を利用して、他方のワークパレット14のワーク8の着脱(交換)作業を行える。
一方のワークパレット14に保持されているワーク8の加工作業が終了すると、制御装置(図示略)がクランプ装置17とクランプリング34との連結を解除するとともに、昇降レール部材18を上昇させる。ワークパレット14はワーク8の保持状態を維持したままクランプパレット5から分離される。そして、図9に示すように、使用者Uはクランプパレット5上、すなわち加工位置に配置されたワークパレット14の把手32を掴み、手前に引き寄せてパレットガイド13上の退避位置αにワークパレット14を退避させる(図8参照)。
使用者Uは未加工のワーク8を保持している他方のワークパレット14を待機位置βから固定レール部材22の正面側、すなわち退避位置αに配置されるようにパレットガイド13を左右方向に移動させる。そして、使用者Uが他方のワークパレット14の把手32を把持し、ワークパレット14を固定レール部材22及び昇降レール部材18の上を摺動移動させながら押し込み、ワークパレット14をクランプパレット5の上方に移動させ、前述した一方のワークパレット14と同様に加工作業を開始させる。また、このとき加工後のワーク8が保持された一方のワークパレット14は待機位置βに配置されている。
使用者Uは一方のワークパレット14のソケット30にエアホース31を接続してチャッカ27を上方に押し上げてワーク8を取り外す。使用者は一方のワークパレット14保持されたワーク8は他方のワークパレット14に保持されているワーク8の加工作業の時間を利用して、加工後のワーク8をワークパレット14から取り外すとともに、未加工のワーク8をワークパレット14に取り付けるワーク8の着脱作業が行えるようになっている。以後、前述した動作を繰り返しながらワーク8を順次加工していく。
以上、本実施例のNC工作機械1によれば、ワーク8の加工が終了した後、ワーク8をワークパレット14とともに加工位置から退避させた後、代わりに予めワーク8が取り付けられたワークパレット14とは別の新たなワークパレット14を、加工位置に配置されたクランプパレット5に取り付けできる。つまり、複数のワーク8の取り付け、取り外し作業を従来のように加工位置で行うことなく、該加工位置とは別個に設けた退避位置αや待機位置βにて行うことができ、これによりワーク8の加工作業時間が該ワーク8の取り付け、取り外し作業により割かれることがないので、ワーク8の加工作業を休止する時間を極力短縮でき、これによりNC工作機械1の稼働率を効果的に向上させることができる。
すなわち、ワーク8を加工位置にて交換する場合、本実施例のようにワーク8が複数ある場合には、ワーク8のワークパレット14に対する着脱作業に時間がかかることになるが、これに対して本発明では、第1治具としてのクランプパレット5に対して第2治具としてのワークパレット14を取り付け、取り外しするだけで済むため、着脱作業時間を大幅に短縮できる。また、特に加工するワーク8の種類が複数あり、加工するワーク8の種類を変えたりする場合、これに伴いワークパレット14自体も交換するのはもちろん、ワーク8の着脱形態が変わることもあるため、これにより使用者Uによる着脱作業効率が低下する恐れがある。これに対して、ワークパレット14を複数種類のワーク8に対して共通化しておけば、クランプパレット5に対するワークパレット14の着脱作業がワーク8の種類に応じて変わることがないため、加工するワーク8の種類を変えても着脱作業効率が低下することはない。
また、ワークパレット14に対するワーク8の着脱を行うための待機位置βが設けられていることで、ワークパレット14に保持された加工後のワーク8と、未加工のワーク8との着脱作業作業を、ドリル工具3などが近接した加工位置とは別の待機位置βにて安全に、かつ個々に行うことができる。
また、ワークパレット14を加工位置と退避位置αとの間で移動自在に案内する昇降レール部材18及び固定レール部材22を備えることで、使用者がワークパレット14を加工位置と退避位置αとの間で移動させる際に昇降レール部材18及び固定レール部材22により案内されるため、ワークパレット14に力を加えるだけで加工位置と退避位置αとの間で確実に移動させることができる。
また、クランプパレット5には、クランプ装置17が設けられ、ワークパレット14には、クランプ装置17に嵌合するクランプリング34が設けられ、クランプ装置17とクランプリング34とが互いに嵌合されることによって、クランプパレット5に対するワークパレット14の位置決めを正確に行うことができる。
また、クランプ装置17とクランプリング34との嵌合が完了した後、係合部34’及びボール44による取り付け機能が働くようになっていることで、クランプパレット5とワークパレット14との着脱を行う部材と、着脱を行う際の位置決めを行う部材とを兼用できるため、製造コストを低減できるばかりか、位置決め完了後にワークパレット14がクランプパレット5に取り付けられるので、ワークパレット14の取り付けを確実なものとできる。
また、ワークパレット14を加工位置にほぼ水平に案内する固定レール部材22とは別に、ワークパレット14をクランプパレット5上で昇降させる昇降レール部材18が設けられていることで、ワークパレット14が、加工位置方向にほぼ水平に移動された後、降下移動してクランプパレット5と嵌合されるため、クランプ装置17とクランプリング34を利用した確実かつ効率的な位置固定が可能となる。
つまり本実施例では、クランプパレット5とワークパレット14とが、クランプ装置17(凸部)とクランプリング34(凹部)との嵌合作用により正確に位置決めされるようにしているため、ワークパレット14を退避位置αからクランプパレット5の上方位置まで水平移動させた後、ワークパレット14をクランプパレット5に向けて下降させる必要がある。すなわち、ワークパレット14は、退避位置αとクランプパレット5に取り付けられる嵌合位置との間で水平及び昇降移動が必要となるが、この間の移動を、全てレール部材である固定レール部材22及び昇降レール部材18により案内された状態で行うことができるため、ワークパレット14の移動を極めて容易に行うことができる。
また、1つの退避位置αに対して少なくとも2つの待機位置βが設けられていることで、ワークパレット14を1つの待機位置βに移動させ、もう1つの待機位置βに待機していた他の治具を、退避位置αを介して加工位置まで移動させることができるため、迅速にワークパレット14の交換ができる。
また、退避位置αの左右に待機位置βが設けられていることで、使用者が加工位置に対して可能な限り近づいた場所でワーク8のワークパレット14に対する着脱及びワークパレット14の加工位置への移動操作ができる。
更に、本実施例のNC工作機械1によれば、クランプパレット5とワークパレット14とが、クランプ装置17(凸部)とクランプリング34(凹部)とで正確に位置決めされて連結されるため、最初のワーク8の加工作業の際に、ワーク8またはワークパレット14の座標取り(芯出し)を行えば、ワークパレット14を交換するたびに座標取りを行う必要がなくなり、複数のワーク8の加工作業を休止する時間を短縮できる。
次に、実施例2に係るNC工作機械1aにつき、図12を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。図12は、実施例2におけるNC工作機械1aを示す斜視図である。以下、図12の紙面手前側をNC工作機械1aの正面側(前方側)として説明する。
図12に示すように、実施例2におけるNC工作機械1aには、3つの筐体2が設けられ、各々の筐体2内には、前記実施例1と同様に、工具ユニット4や第1治具としてのクランプパレット5が設けられた加工位置としての作業台6が設置されている(図8参照)。各々の工具ユニット4には、加工作業に応じたドリル工具3が取り付けられ、各々の筐体2内で異なる加工作業を行うことができる。
各々の筐体2の正面側には、載置台11aが設けられており、各々の載置台11a同士は、連結板45によって一体的に連結されている。第2治具としてのワークパレット14は、載置台11aの上面を摺動移動されるようになっており、連結板45を介して各々の載置台11a上を左右方向に自在に移動できる。尚、本実施例では、載置台11aにおけるスライド扉9の正面側、すなわち開口部Sの正面側に配置される載置台11aの領域が退避位置となっており、それ以外の載置台11a及び連結板45の領域が、待機位置となっている。
使用者は、右側に配置された筐体2からワークパレット14を順次投入させることができ、右側の筐体2内でワーク8の加工作業が終了したら、一旦、載置台11a上にワークパレット14を載置し、隣り(中央)に配置された筐体2の正面までワークパレット14を摺動移動させ、中央の筐体2内にワークパレット14を投入することができる。そして、中央の筐体2内で加工作業が終了したら、同様に左側の筐体2の正面までワークパレット14を移動させて順次加工作業を行うことができる。
以上、本実施例2のNC工作機械1aによれば、クランプパレット5が配置される加工位置としての作業台6が複数箇所に設けられ、待機位置としての載置台11aを介して1つのワークパレット14を複数の作業台6に順次投入させることで、異なる工具ユニット4が設けられたNC工作機械1aや異なる加工を行うNC工作機械1aを複数設置できるようになり、これらNC工作機械1aにワーク8を保持したワークパレット14を順次投入することで、複数のNC工作機械1aで様々なワーク8の加工作業を行うことができる。
次に、実施例3に係るNC工作機械1bにつき、図13を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。図13は、実施例3におけるNC工作機械1bを示す斜視図である。以下、図13の紙面右方側をNC工作機械1bの正面側(前方側)として説明する。
図13に示すように、実施例3におけるNC工作機械1bには、筐体2bの正面側及び背面側及び側面側にスライド扉9b,9b’,9b’’を有し、正面側のスライド扉9b’から背面側のスライド扉9b’’まで固定レール部材22b及び昇降レール部材18bが配置されている。筐体2bの正面側と背面側には、載置台11b,11b’が設けられており、この2つの載置台11b,11b’が、それぞれに退避位置及び待機位置を兼用できる構成となっている。
ワークパレット14bには、正面側及び背面側の両縁辺に把手32b,32b’が設けられ、筐体2b内の中央に配置される加工位置としてのクランプパレット5b上に配置されるワークパレット14bを、使用者が正面側及び背面側の両側から引き出せるようになっている。また、2人の使用者が筐体2の正面側及び背面側にそれぞれ配置されてワークパレット14bに対するワーク8の着脱作業を行える。
以上、本実施例3では、正面側に配置される載置台11bにて未加工のワーク8がワークパレット14bに保持されて正面側からワークパレット14bが筐体2内に投入され、加工後のワーク8が保持されたワークパレット14bが背面側から引き出されて背面側に配置される載置台11b’にてワークパレット14bからワーク8が取り外されるようになっている。
以上、本実施例3のNC工作機械1bによれば、1つの加工位置としてのクランプパレット5bに対して2つの待機位置としての載置台11b,11b’が設けられていることで、正面側でワーク8のワークパレット14bに対する取り付け作業を行うとともに、背面側でワーク8のワークパレット14bに対する取り外し作業を行うことができる。
そのため、2人の使用者が筐体2の正面側及び背面側で同時に着脱作業を行うことができるので、ワーク8の着脱作業時間を短縮でき、加工位置における加工作業時間が短い場合であっても、少なくとも3つのワークパレット14bを用いて、1つのワークパレット14bに保持されたワーク8が加工作業中に、2人の使用者が正面側及び背面側の載置台11にてワーク8の着脱作業を行うことで、NC工作機械1bの稼働率を向上させることができる。
次に、実施例4に係るNC工作機械1cにつき、図14を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。図14は、実施例4におけるNC工作機械1cを示す斜視図である。以下、図14の紙面手前側をNC工作機械1cの正面側(前方側)として説明する。
図14に示すように、筐体2の正面側に配置される載置台11cは、回転軸46を中心として水平方向に回動される4つの矩形状の載置板47を有し、各々の載置板47の長手方向がそれぞれ四方を向くように配置されている。各々の載置板47の上面には、長手方向に沿って2本の案内路としての移送レール部材48が設けられるとともに、移送レール部材48の間には、コンベア49が配置されている。
また、載置台11cは前後方向にスライド移動されるようになっており、載置板47の先端をスライド扉9が開放された開口部Sから筐体2の内部に挿入できるとともに、移送レール部材48の先端を固定レール部材22の端部に近接させることができる。尚、固定レール部材22の間にもコンベア50が配置されている。ワークパレット14cの底面には、コンベア49,50に係合される係合部(図示略)が設けられており、コンベア49,50上に配置されたワークパレット14cはコンベア49,50の駆動によって移送されるようになっている。
載置台11cの前後動や回転動やコンベア49,50の制御は、NC工作機械1cの加工作業とともに制御装置(図示略)が行うようになっており、使用者は載置板47上のワークパレット14cのワーク8の着脱作業のみを行う。尚、本実施例では4つの載置板47が設けられており、開口部Sに近接した載置板47が本発明の退避位置となっており、その他の3つの載置板47が本発明の待機位置となっている。
NC工作機械1cの加工作業が開始されると制御装置(図示略)は、載置台11cを回転させて未加工のワーク8が保持されたワークパレット14cを筐体2の正面側、すなわち退避位置に移動させ、スライド扉9を開放し、載置台11cを前方のスライドさせることで、載置板47の先端を固定レール部材22に近づける。そして、コンベア49を駆動させることにより、ワークパレット14cを載置板47上から固定レール部材22上に移送させる。
更に、ワークパレット14cは固定レール部材22の間に設けられたコンベア50によって昇降レール部材18上まで移動される。昇降レール部材18及びクランプパレット5は、ワークパレット14cの投入方向(後方向)に向かって下がるように傾斜されており、ワークパレット14cは自重によって後方側に移動し、ワークパレット14cの後端部が当接片26に当接されることで移動が停止される。
加工位置としてクランプパレット5上で加工作業が終了すると、昇降レール部材18及びクランプパレット5を、ワークパレット14cの搬出方向(前方向)に向かって下がるように傾斜させることで、ワークパレット14cを自重によって固定レール部材22上に移動させる。そして、コンベア50を駆動させて、ワークパレット14cを固定レール部材22から載置板47上に移送し、載置台11cを回転させて未加工のワーク8が保持されたワークパレット14cを筐体2の正面側まで移動させる。以後、前述した動作を繰り返しながらワーク8を順次加工していく。
以上、本実施例4のNC工作機械1cによれば、筐体2内へのワークパレット14cの投入が自動的に行われるので、使用者はワーク8をワークパレット14cに着脱させる作業のみを行うだけよく、使用者の作業量が低減される。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例1では、2つのワークパレット14を用いて1つのクランプパレット5に交代でワークパレット14を取り付けることで、ワーク8の加工作業を行っていたが、3つ以上の複数のワークパレット14を用いて加工作業を行うようにしてもよい。
また、前記実施例では、1つのクランプパレット5に対して1つのワークパレット14が着脱自在に取り付けられるようになっていたが、1つのクランプパレット5に対して複数のワークパレット14が、上下または左右に着脱自在に取り付けられるようにしてもよい。
また、前記実施例では、複数のワークパレット14に同じ種類のワーク8が保持され、制御装置がそれぞれのワーク8に同じ加工を施す設定としているが、本発明はこれに限ることなく、複数のワークパレット14にそれぞれ異なる種類のワーク8を保持させ、制御装置がそれぞれのワーク8に異なる加工を施す設定としてもよく、このようにすれば、1つのNC工作機械1を用いて異なる種類のワーク8の加工作業を行うことができ、ワークパレット14がクランプパレット5から着脱できるので、NC工作機械1に異なる種類のワーク8を順次投入することも容易になる。
また、前記実施例では、凸部としてのクランプ装置17がクランプパレット5に設けられるとともに、クランプ装置17に嵌合される凹部としてのクランプリング34がワークパレット14に設けられていたが、クランプパレット5に凹部としてのクランプリング34を設け、ワークパレット14に凸部としてのクランプ装置17を設ける構成としてもよく、クランプパレット5及びワークパレット14のどちらに凸部や凹部が設けられていても、クランプパレット5に対するワークパレット14の位置決めを正確に行うことができる。
また、前記実施例1〜2及び4では、昇降手段としてのアクチュエータ21が駆動されることにより昇降レール部材18が昇降してワークパレット14が昇降し、ワークパレット14のクランプパレット5に対する取り付け、取り外しが行われていたが、昇降レール部材18が昇降しなくても、クランプパレット5を昇降させることで、昇降レール部材18上のワークパレット14とクランプパレット5との着脱を行うようにしてもよいし、ワークパレット14及びクランプパレット5の夫々が昇降しなくても、クランプパレット5のクランプ装置17が昇降されることで、ワークパレット14のクランプリング34に着脱され、ワークパレット14とクランプパレット5とが互いに着脱されるようにしてもよい。
また、前記実施例1〜3では、使用者がワークパレット14を固定レール部材22及び昇降レール部材18上を摺動移動させることで載置台11からクランプパレット5へ移動させていたが、固定レール部材22及び昇降レール部材18を用いずに、使用者がワークパレット14を持ち上げて載置台11からクランプパレット5に移動させるようにしてもよいし、クレーンやマニピュレータを用いてワークパレット14を持ち上げて移動させるようにしてもよい。
また、前記実施例では、ワークパレット14を移動自在に案内する案内手段として固定レール部材22及び昇降レール部材18などのレール部材が用いられていたが、案内手段はレールに限らず、クランプパレット5から退避位置αまで摺動面を有する板部材を配置した案内路としてもよいし、クランプパレット5から退避位置αまで案内する誘導装置を筐体2内に配置し、この誘導装置に誘導されるワークパレット14に使用者が力を加えることで、ワークパレット14を小さな力で移動させるようにしてもよい。
また、前記実施例では、加工が終了したワーク8を載置台11上まで退避させた状態、つまり待機位置βにてワークパレット14にワーク8を着脱する着脱作業を行っていたが、必ずしもワーク8の加工が終了する毎にワークパレット14に対するワーク8の着脱作業を待機位置βにて行う必要はなく、例えば加工するワーク8の種類の変更に応じてワークパレット14の種類を変更するときのみ、ワークパレット14に対するワーク8の着脱作業を待機位置βにて行うようにし、ワーク8の種類の変更がないときには、ワーク8の加工が終了する毎に使用者が筐体2の開口部Sから手を入れて、加工位置としてのクランプパレット5上に配置されているワークパレット14に直接ワーク8を着脱させる、つまり加工位置にてワーク8の着脱作業を行うようにしてもよい。
また、前記実施例では、工作機械の一例として、座標値によって定義された工具ユニット4の配置位置やワーク8の配置位置などの位置情報に基づいて、制御装置(図示略)がドリル工具3や工具ユニット4とワーク8との相対位置の制御を自動的に行う数値制御方式のNC工作機械1が適用されていたが、本発明はNC工作機械1に限定されるものではなく、ドリル工具3や工具ユニット4とワーク8との相対位置の制御を手動により行う手動式の工作機械にも適用可能である。尚、この種の手動式の工作機械を適用する場合、加工位置にて一方のワークパレット14に保持されたワーク8の加工作業と並行して、他のワークパレット14に未加工のワーク8を着脱させる着脱作業を行うようにすれば、ワーク8の加工作業を休止する時間を短縮し、工作機械装置の稼働率を効果的に向上させることができる。

Claims (6)

  1. 治具に保持された被加工物と工具との相対位置を制御することで、該工具による前記被加工物の加工が行われる工作機械装置において、
    前記治具は、前記被加工物の加工位置に配置される第1治具と、該第1治具とは別個に、かつ移動自在に構成され、前記被加工物が着脱自在に保持されるとともに手動投入用の把持部が設けられた第2治具と、から少なくとも構成され、
    前記第1治具及び前記第2治具は、該第1治具に対して前記第2治具を着脱自在に取り付ける着脱手段を備え、
    前記加工位置とは別に、前記第2治具に対する被加工物の着脱を行うための待機位置が設けられているとともに、該待機位置とは別に、前記第2治具を前記加工位置から退避させる退避位置が設けられており、
    前記第2治具を前記加工位置と前記退避位置との間で移動自在に案内する案内手段と、前記第2治具を前記加工位置で停止させる停止手段と、を備え、
    前記案内手段は、前記第2治具を加工位置にほぼ水平に案内する固定レール部材と、該第2治具を前記第1治具上で昇降させる昇降レール部材と、を有し、
    前記把持部を把持した状態で前記第2治具を前記案内手段に沿って前記加工位置に向かって手動で投入するときに、前記昇降レール部材が該第2治具の投入方向に向かって下降するような傾斜状態にあり、該昇降レール部材上の第2治具が自重によって投入方向に移動されて前記第1治具と前記第2治具の着脱位置で前記停止手段により停止され、該昇降レール部材が前記傾斜状態を維持しつつ降下されて前記第1治具に対して前記第2治具が嵌合されることを特徴とする工作機械装置。
  2. 前記第1治具には、前記第2治具と嵌合する凸部が設けられ、前記第2治具には、前記凸部に嵌合する凹部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の工作機械装置。
  3. 前記着脱手段は、前記凸部及び前記凹部の互いの嵌合終端部付近に設けられ、前記凸部と前記凹部との嵌合が完了した後、前記着脱手段による取り付け機能が働くようになっていることを特徴とする請求項2に記載の工作機械装置。
  4. 前記凸部が前記第1治具の上面に設けられるとともに、前記凹部が前記第2治具の下面に設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の工作機械装置。
  5. 1つの前記退避位置に対して少なくとも2つの前記待機位置が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の工作機械装置。
  6. 前記退避位置の左右に前記待機位置が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の工作機械装置。
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