JP2019077006A - 工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】微細な形状部分への切屑の入り込みを防止する工作機械を提供すること。【解決手段】ワークを受渡し位置に配置させるワーク供給装置と、前記受渡し位置でキャップの着脱を行う入口側キャップ装置とを備えたワーク供給部と、ワークを受渡し位置から送り出すワーク排出装置と、前記受渡し位置でキャップの着脱を行う出口側キャップ装置とを備えたワーク排出部と、ワークに対する加工を行う加工装置と、前記ワーク供給部、前記ワーク排出部および前記加工装置との間でワークおよびキャップの受渡しを行う搬送装置とを備えたワーク加工部とを有する工作機械。【選択図】図1

Description

本発明は、ワークの加工に際して当該ワークへのキャップの着脱を行うようにした工作機械に関する。
工作機械では、ワークの切削などに際して切屑が発生するので、その切屑の洗い流しや冷却のためにワークの加工点に対してクーラントが噴きかけられる。そのため、閉じられた工作機械の加工室内部では、クーラントが流れ、加工の勢いによって切屑やクーラントが飛び散っている。工作機械は、このようなクーラントや切屑の対応について、様々な点で対応が必要となる。例えば、下記特許文献1には、パイプ材を加工するときにパイプ材を通って主軸の背後にクーラントが流れてしまう課題を解決するための発明が開示されている。具体的には、刃物台のタレットに対し、開閉可能な爪を主軸方向に向けた把持装置が設けられ、その把持装置によって加工開始時にワークであるパイプ材の先端に栓体を挿入し、加工終了時にはパイプ材から栓体が取り外されるようにしたものである。
特開平7−171701号公報
一方で、切屑が加工後のワークの品質に影響を及ぼすようなこともある。加工対象であるワークには細孔などが形成されているものがあり、そうした微細な形状部分に加工中の切屑が入り込んでしまうことがあるためである。その場合、ワークに切屑が残ってしまうことにより製品として不具合が生じてしまう。従って、製品としての品質を保つためには、ワークの加工後に微細な形状部分に切屑が入り込んでいないかを検査し、侵入している切屑を取り除くための作業が必要になる。しかし、それでは生産性が大幅に低下してしまい、加工コストを増大させてしまうことにもなる。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、微細な形状部分への切屑の入り込みを防止する工作機械を提供することを目的とする。
本発明に係る工作機械は、ワークを受渡し位置に配置させるワーク供給装置と、前記受渡し位置でキャップの着脱を行う入口側キャップ装置とを備えたワーク供給部と、ワークを受渡し位置から送り出すワーク排出装置と、前記受渡し位置でキャップの着脱を行う出口側キャップ装置とを備えたワーク排出部と、ワークに対する加工を行う加工装置と、前記ワーク供給部、前記ワーク排出部および前記加工装置との間でワークおよびキャップの受渡しを行う搬送装置とを備えたワーク加工部とを有する。
前記構成によれば、ワーク供給部とワーク排出部によってキャップの着脱が行われることにより、ワーク加工部において加工が実行される際のワークにはキャップが装着されているため、切屑などがワークの微細な形状部分に侵入することを防止することができる。
工作機械の一実施形態を簡略化して示した正面図である。 ロボットハンドの一方のチャックを示した正面図である。 キャップを把持したロボットハンドを示した断面図である。 キャップ付きのワークを把持したロボットハンドを示した断面図である。 ワークの加工状況を示した図である。 ワーク供給部の内部構造を簡略化して示した側面図である。
次に、本発明に係る工作機械の一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。図1は、本実施形態の工作機械を簡略化して示した正面図である。工作機械1は、中央にワーク加工部3があり、図面右の入口側にはワーク供給部4が、そして図面左の出口側にはワーク排出部5が配置されている。ワーク加工部3、ワーク供給部4およびワーク排出部5は、それぞれ外装カバーによって覆われ、そのカバー前面には開閉扉や窓が形成され、操作パネルなどが設けられている。図1では、カバー前面を省略した内部構造が簡略化して記載されている。なお、本実施形態では、図1に示す工作機械1の機体幅方向をZ軸方向、機体上下方向をX軸方向、そして機体奥行き方向をY軸方向として説明する。
ワーク加工部3には、主軸チャック11を備えた主軸装置や、その主軸チャック11に対してワークを受渡しするワーク搬送装置12が設けられている。更に、図1には示されていないが、ワーク加工部3にはワークを加工するための工具を備えた工具台や、その工具台をZ軸方向やX軸方向に移動させるための移動装置などが構成されている。よって、ワーク加工部では、ワーク搬送装置12によってワークが主軸チャック11に受渡しされ、回転するワークに対して切削工具が当てられ、所定の加工が行われる。さらにワーク加工部3には不図示の排出コンベアが設けられ、切屑が工作機械1の裏側へと送られて回収されるようになっている。
ワーク加工部3は、機内の前方側上部にガイドレールを備えた水平な梁部材13がZ軸方向に架設され、そこに走行装置14が組み付けられている。走行装置14は、走行台がガイドレールを摺動可能に取り付けられ、ボールネジ機構を介し駆動モータによって直線移動するよう構成されている。ワーク搬送装置12は、この走行装置14にロボットアーム15が搭載されている。ロボットアーム15は下方に延び、走行装置14に対して旋回テーブル16を介して取り付けられている。ロボットアーム15は、関節機構151によって下側の前腕部152が折り曲げ可能であり、その前腕部152の先端部分にチャック機構を備えたロボットハンド17が回転機構153を介して組み付けられている。
ロボットハンド17は、第1チャックと第2チャックとが表裏両面に構成されている。そのため、例えば主軸チャック11との間では、一方が加工を行うワークを供給するためのローダチャックとして機能し、他方が加工済みのワークを取り出しするためのアンローダチャックとして機能する。図2乃至図4は、そうしたロボットハンド17を示した図である。特に、図2は、一方のチャックを示した正面図である。そして、図3及び図4は、同じ図2のE−E矢視の一部断面図であるが、図3はキャップが一方に把持された場合が示され、図4はキャップ付きのワークが一方に把持された場合が示されている。ロボットハンド17は、ワーク7だけではなく、ワーク7に着脱可能なキャップ8の取り扱いも可能な構成になっている。
ここで、図5は、ワーク7の加工状況を示した図である。図示するように、ワーク7は主軸チャック11に把持されて回転が与えられ、そのワーク7に対して工具台の切削工具18が当てられて表面加工が行われる。その際、加工点からは切屑や切粉が発生し、それを流し落とすようにしてクーラントが噴きかけられ、加工部周辺は切屑などが飛び散る環境となっている。そのため、ワーク7のように細孔701が形成されたものは、加工中にその細孔701内へ切屑が入り込んでしまうことがある。その侵入を防止するために本実施形態ではワーク7に対応したキャップ8が用意され、加工中のワーク7に対して細孔701部分を覆うように、そのキャップ8が取り付けられるようになっている。
ロボットハンド17は、第1チャックと第2チャックとが図2に示す同じ構成となっている。すなわち、3つのチャック爪21が120°の間隔で放射状に配置され、チャック爪21同士の間にも3つの受け部材22が放射状に配置されている。受け部材22はL字形の部材であり、把持したワーク7の姿勢を維持するため、その先端がワーク7に当てられる。チャック爪21は、ガイド溝内を径方向に移動するように本体ブロック23に組み付けられている。そうした3つのチャック爪21は、本体ブロック23内に構成され油圧機構によって同時に作動し、ワーク7やキャップ8の把持及び解放が可能になっている。
3つのチャック爪21は同じ形状で形成され、図2に示すように、先端部分が幅広になり、ワーク7に当てられる円弧状の先端面に凹凸が連続して形成されている。更に、チャック爪21は、図3及び図4に示すように、外爪211と内爪212が形成されている。外爪211は、図2に示す幅広部分であり、図3及び図4に示すように、内爪212よりも本体ブロック23から離れた位置にある。一方の内爪212は、図2に示すように中心側に形成され、本体ブロック23の表面に直交する低い突起部であって、把持する面が湾曲面になっている。
このようなチャック爪21では、図4に示すように、外爪211の径方向外側に向けたR方向の押圧力によってワーク7がクランプされ、図3に示すように、内爪212の同じくR方向の押圧力によってキャップ8がクランプされる。ただし、外爪211と内爪212は、チャック爪21をR方向に移動させた場合、キャップ8をクランプするよりもワーク7をクランプする場合の方が小さいストロークになるよう設計されている。ワーク7とキャップ8とが一体の場合に、外爪211がワーク7をクランプすることで両者を保持するようにするためである。従って、図4の拡大部分に示すように、ワーク7のクランプにより内爪212とキャップ8との間には隙間が生じることとなる。
キャップ8は、装着されたワーク7に嵌め込まれて一体的に取り扱われる。そのため、ワーク7の形状に対応して形成されている。本実施形態のキャップ8は、円筒部801の中に遮断壁802が形成され、そこに軸方向に突き出した段付きの挿入部803が形成されている。このキャップ8は、図4及び図5に示すようにワーク7の中心部に嵌め込まれるが、ワーク7とは各部が僅かな隙間を空けた非接触状態となる寸法で形成されている。すなわち、キャップ8の挿入部803にゴム材のOリング810が取り付けられ、それがワーク7との間に嵌り込むことにより、Oリング810の弾性力によってキャップ8がワーク7に保持される。金属同士のワーク7とキャップ8とでは、直接キャップ8を嵌め込んでしまうことにより、ワーク7に対して加工精度に影響を及ぼす歪を生じさせてしまうことがあり得るからである。
図1に戻り、工作機械1のワーク加工部3には、キャップ8のための仮置き台27,28が入口側と出口側に設けられている。従って、仮置き台27,28を介してワーク供給部4やワーク排出部5との間でキャップ8の受渡しが可能になっている。そのワーク供給部4には、ローラコンベア31が設けられ、機体側面の入り口からワーク7が投入され、傾斜によってワーク加工部3側へと進むように構成されている。ローラコンベア31の下流側には、ワーク7を上昇させるワーク昇降装置32が設けられている。ここで、図6は、ワーク昇降装置32などからなるワーク供給部4の内部構造を簡略化して示した側面図であり、図1に示す工作機械1の右側から見た図である。
ワーク供給部4では、投入されたワーク7をワーク加工部3へ受渡しする位置への送り出しや、ワーク7に対するキャップ8の取り付けが行われる。その機内には支持タワー33が立設され、そこにワーク昇降装置32やキャップ着脱装置35が設けられている。ワーク昇降装置32とキャップ着脱装置35は、それぞれの昇降台41,43が上下に配置され、ともに昇降タワー33に固定された鉛直レールに対して摺動可能に組み付けられている。また、昇降タワー33には油圧シリンダ42,44が固定され、昇降台41,43にそれぞれ連結されている。昇降台41,43は、この油圧シリンダ42,44の伸縮作動によって、それぞれが上下に昇降するよう構成されている。
ワーク昇降装置32は、L字形をした昇降台41の上端部にワーク7の中心部を保持するワーク保持部411が形成されている。ワーク供給部4では、ローラコンベア31上に複数のワーク7が一列に並べられ、先頭のワーク7がワーク昇降装置32によって、矢印Aで示すように上方に持ち上げられるようになっている。そして、上昇した受渡し位置には、ワーク7を位置決めするクランプ装置36が設けられている(図1参照)。クランプ装置36は、ワーク7をY軸方向に横から挟み込むクランプ機構が構成されている。また、この受渡し位置では、ワーク加工部3へワーク7が送られるほか、キャップ着脱装置35によるワーク7へのキャップ8の装着が行われるようになっている。
そのキャップ着脱装置35は、昇降可能な昇降台43の先端部に、油圧シリンダ47を介してキャップ用チャック46が取り付けられている。よって、キャップ着脱装置35では、油圧シリンダ44の伸長作動により昇降台43が矢印Bで示すように下降し、そこから更に油圧シリンダ47の伸長作動によってキャップ用チャック46が矢印Cで示すように下降するよう構成されている。キャップ着脱装置35は、図6に示すようにワーク7に対するキャップ8の装着のほか、ワーク7を掴みに来たロボットハンド17との間でもキャップ8の受渡しが行われるようになっている。
次に、ワーク供給部4とは反対側に位置するワーク排出部5は、ワーク加工部3から送られたワーク7を排出するほか、ワーク7に装着されたキャップ8の取り外しが行われるよう構成されている。そうしたワーク排出部5には、ワーク供給部4と同様に、ワーク昇降装置52やキャップ着脱装置55が設けられている。その具体的な構成は図6に示すものと同様であるため図6を参照して簡単に説明する。
ワーク昇降装置52とキャップ着脱装置55は、上下に配置された昇降台41,43が昇降タワー33に対して摺動可能に組み付けられ、油圧シリンダ42,44の伸縮作動によって、それぞれが上下に昇降するよう構成されている。また、ワーク7をY軸方向に挟み込むクランプ装置56が設けられている(図1参照)。クランプ装置56によってワーク7を位置決めする受渡し位置では、ワーク加工部3からのワーク7の受取りが行われるほか、キャップ着脱装置55によるワーク7からキャップ8の取り外しが行われるようになっている。ワーク搬出部5には、第1、第2、第3ローラコンベア57,58,59が設けられている。第1ローラコンベア57ではワーク昇降装置52からワーク7を受取り、第2ローラコンベア58ではワーク7を上下反転させ、第3ローラコンベア59を通過し次工程へと供給される。
続いて、工作機械1の作用について説明する。この工作機械1は、キャップ8を使用しないワークの加工も可能であるが、ここではキャップ8を装着したワーク7の加工について説明する。そこで、ワーク加工部3の仮置き台27,28にはキャップ8が置かれ、ワーク供給部4とワーク排出部5でもそれぞれキャップ着脱装置35,55のキャップ用チャック46に予めキャップ8がクランプされる。こうした準備が整えられた後、スタートボタンが押されて工作機械1によるワーク7の加工が開始する。
ワーク供給部4では、ローラコンベア31に複数のワーク7が置かれており、先頭のワーク7が、ワーク昇降装置32によって図6に示す受渡し位置まで持ち上げられ、クランプ装置36によってクランプされる。そこに、キャップ着脱装置35の昇降台43が矢印Bで示すように下降し、さらにキャップ用チャック46が矢印Cで示すように下降してキャップがワーク7に装着される。その後、ロボットハンド17によって置き台27のキャップ8が掴まれ、受渡し位置のワーク7の位置まで運ばれる。このとき、ロボットハンド17は、例えば第1チャックがキャップ8を掴み、第2チャックは何も掴んでいない状態である。
そこで、ロボットハンド17は、第2チャック側が下向きになってワーク7に重ねられ、上向きの第1チャックからキャップ着脱装置35のキャップ用チャック46に対してキャップ8が受渡しされる。そして、ロボットハンド17の第2チャックによってワーク7が図4に示すようにクランプされる。そのクランプされたワーク7は、キャップ8を取り付けたままワーク加工部3内に運ばれ、主軸チャック11に受渡しされる。そして、ワーク加工部3では、図5に示すように、キャップ8が装着された状態のワーク7に対して加工が行われる。
そうした加工の間に、ワーク供給部4では同じ作業が行われる。すなわち、新たなワーク7がクランプ装置36によって受渡し位置でクランプされ、キャップ着脱装置35によってキャップ8が取り付けられる。そして、このワーク7も同じようにしてロボットハンド17に掴まれ、ワーク加工部3内に運ばれて加工済みワーク7との取り換えが行われる。例えば、ロボットハンド17の第1チャック側による主軸チャック11からの加工済みワーク7の取り出しと、ロボットハンド17の第2ャック側による主軸チャック11に対する新たなワーク7の供給とが順番に行われる。
その後、加工済みワーク7は、キャップ8を取り付けたままワーク排出部5へと搬送される。ワーク排出部5では、ロボットハンド17に掴まれた加工済みのワーク7が、ワーク昇降装置52の上昇したワーク保持部411へと載せられ、クランプ装置56によってクランプされる。このとき、ロボットハンド17は、ワーク7を掴んだ第1チャック側が下向きになり、何も掴んでいない第2チャックが上向きとなる。そこで、キャップ用チャック46が掴んでいるキャップ8がロボットハンド17の第2チャックへ受渡しされる。そして、ロボットハンド17が戻ると、キャップ用チャック46によって加工済みワーク7からキャップ8の取り外しが行われる。その後、ワーク昇降装置52の駆動により下降したワーク7は、第1ローラコンベア57に載せられて第2ローラコンベア58へと送られ、そこではワーク7が上下反転した後に第3ローラコンベア59へと送られる。
よって、本実施形態の工作機械1では、ワーク供給部4とワーク排出部5においてワーク7に対するキャップ8の取り付けと取り外しが行われるので、ワーク加工部3で加工が行われる場合には、図5に示すようにワーク7にキャップ8が装着されている。そのため、加工中のワーク7の一部をキャップ8が塞ぐことにより、切屑などが細孔701に侵入することを防止することができる。それにより加工済みワーク7に対する検査を簡単なもの或いは省略することができ、切屑の取り除き作業などが不要になって生産性も向上させることができる。
また、本実施形態のロボットハンド17は、チャック爪21が外爪211と内爪212を有しているので、ワーク7とキャップ8とをそれぞれ把持することできる。しかも、チャック爪21を作動させるチャック機構が表裏両面に第1チャックと第2チャックとして構成されているため、作業性の向上が図られている。また、ワーク加工部3には、仮置き台27,28が設けられており、キャップ8の必要でないワークの加工時には、そこにキャップ8を置いておくことができる。更に、本実施形態のキャップ8は、Oリング810の弾性力によってワーク7に対して落ちないようにしたため、加工時のワーク7に対する変形を防ぎ、必要とする加工精度を維持することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、ワーク7やその細孔701を覆うキャップ8は一例であり、その他の形状のものであってもよい。また、前記実施形態では、旋削加工時について例示をしたがこれに限定されるわけではない。例えば、穴あけ、中ぐり、フライス削り等の加工時にも適用させることができる。
1…工作機械 3…ワーク加工部 4…ワーク供給部 5…ワーク排出部 7…ワーク 8…キャップ 11…主軸チャック 12…ワーク搬送装置 15…ロボットアーム 17…ロボットハンド 21…チャック爪 32,52…ワーク昇降装置 35,55…キャップ着脱装置 36,56…クランプ装置 211…外爪 212…内爪 701…細孔




Claims (4)

  1. ワークを受渡し位置に配置させるワーク供給装置と、前記受渡し位置でキャップの着脱を行う入口側キャップ装置とを備えたワーク供給部と、
    ワークを受渡し位置から送り出すワーク排出装置と、前記受渡し位置でキャップの着脱を行う出口側キャップ装置とを備えたワーク排出部と、
    ワークに対する加工を行う加工装置と、前記ワーク供給部、前記ワーク排出部および前記加工装置との間でワークおよびキャップの受渡しを行う搬送装置とを備えたワーク加工部とを有する工作機械。
  2. 前記搬送装置は、ワーク用のチャック爪とキャップ用のチャック爪とが一体のチャック爪を複数備え、ワークとキャップとを各々把持することが可能なロボットハンドを有する請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記ロボットハンドは、ロボットアームの先端部に回転機構を介して取り付けられ、前記チャック爪を備えた第1チャックと第2チャックとが表裏両面に構成されたものである請求項2に記載の工作機械。
  4. キャップを仮置きする入口側キャップ仮置き台と出口側キャップ仮置き台とが前記加工部内に設けられた請求項1乃至請求項3のいずれかに記載する工作機械。








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