JP5879134B2 - 半導体発光素子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体発光素子(LED)の製造方法に関する。
AlGaInP系発光素子の高輝度、高効率化を実現するために、金属ミラー面を利用する方法が知られている(たとえば、特許文献1参照)。GaAs基板(成長基板)に、AlGaInP系半導体からなる発光層を形成する。他方、Si基板(支持基板)に金属層を積層する。金属層を介し、両基板を貼り合わせる。その後GaAs基板をウェットエッチング等により除去し、電極をパターニングする。更に、光取り出し構造をAlGaInP発光層の表面に形成することで、光取り出し効率を向上させ、高効率の発光素子を作製する。金属層(金属ミラー面)を介して貼り合わせた高輝度、高効率の発光素子をメタルボンディング(MB)タイプと呼ぶ。
MBタイプの発光素子をはじめ、AlGaInP系やGaAs系のIII−V族半導体材料による発光素子においては、n側オーミック電極はAuGeNi等の金属材料で構成されることが一般的である。これらの材料は、抵抗加熱蒸着法などの手法を用いて成膜するが、そのままでは金属層と半導体層間の接触抵抗が高く、オーミック接触とはならない。そのため、N、Ar、H雰囲気下でオーミック接触が得られる温度までアニールされる。N雰囲気下、400℃で熱処理を行う例(たとえば、特許文献2参照)、Ar雰囲気下、420℃で15分間の熱処理を実施する例(たとえば、特許文献3参照)、Ar雰囲気下、450℃で10分間熱処理する例(たとえば、特許文献4参照)が公知である。
ところで、オーミック電極材料で半導体層を挟む発光素子構造の発明の開示もある(たとえば、特許文献5参照)。この発明によれば、電極構成は比較的容易になるが、半導体層内部での電流拡散の工夫が必要になる。
一方、上下電極の配置、構成を工夫して電流の集中を抑制する技術が開示されている(たとえば、特許文献6参照)。特許文献6には、上部電極(オーミック電極)と下部電極(オーミック電極)の配置方法が記載されている。更に、分断された上部のオーミック電極に給電するためには、半導体層に電流を流さないショットキー特性を有する電極配置が必要となるため、オーミック電極上にショットキー電極を重ね合わせる方法が開示されている。オーミック特性とショットキー特性の異なる電気特性を有する電極材料を組み合わせる方法を採用すると、半導体層の薄膜化を実現できるため、自己吸収による光のロスが少なく、光取り出し量を向上させることが可能である。
特開2009−4487号公報 特開2006−86208号公報 特開2002−43621号公報 特開2005−19424号公報 特開平6−90020号公報 特開2011−165853号公報
LEDチップ上に分散したオーミック電極に給電するために、ショットキー電極をオーミック電極の一部に交差配置する場合、オーミック電極の形状に不良があると問題が生じる。
オーミック電極を作製する場合、有機材料であるレジストをマスクとし、オーミック材料をパターン成膜するが、成膜時の基板冷却が不十分であると、レジストが熱劣化を起こし、レジスト形状がダレてくる。レジスト形状が変化すると、電極材料がレジスト壁面に付着し、その部分が後のリフトオフ工程で除去できなくなり、金属残渣となって電極形状に異常を生じさせる。
図7は、オーミック電極の形状とショットキー電極の形状の関係を示す写真である。基板冷却「あり」の欄を参照する。オーミック電極及びショットキー電極が正常に形成されている。一方、基板冷却「なし」の欄を参照すると、オーミック電極の金属残渣による形状不良のため、後に形成されるショットキー電極が断線し、もしくは接触不良となってしまうことがわかる。ショットキー電極の不良は、LEDの不良を引き起こす。断線がわずかであって初期特性に問題がなくても、通電中に電流集中によって光度低下や電気特性不良が生じたり、場合によっては不灯となることもある。これを防ぐために、レジストマスクを用いて電極材料を成膜する場合は、十分な基板冷却を行うことが一般的である。このため、水冷等の機能が付加された成膜装置が市販されている。
ところが、このような製造工程でオーミック電極を成膜した場合、半導体層とオーミック接触をとるためのアニールを実施すると、電極表面には凹凸が形成され、内部にはボイドが発生し、通電に悪影響を及ぼすことがわかってきた。
本発明の目的は、高品質の半導体発光素子の製造方法を提供することである。
本発明の一観点によると、(a)基板上方に半導体層を配置する工程と、(b)前記半導体層上にAu層を含む電極層を形成する工程と、(c)前記電極層と前記半導体層との間のオーミック接合を構成する工程とを有し、前記工程(b)は、前記基板を冷却しながら前記Au層を形成する工程を含み、前記工程(c)は、(c1)前記工程(c)開始前の前記Au層における粒界エネルギーを超えるエネルギーを与える条件、かつ、前記Au層において再結晶化が開始しない条件で、前記電極層を加熱する第1の熱処理工程と、(c2)前記工程(c1)後の前記Au層における粒界エネルギー以下のエネルギーしか与えない温度まで、前記電極層を冷却する冷却工程と、(c3)前記電極層を、前記半導体層とオーミック接触が得られるまで加熱する第2の熱処理工程とを含む半導体発光素子の製造方法が提供される。
本発明によれば、高品質の半導体発光素子の製造方法を提供することができる。
図1A〜図1Dは、実施例による半導体発光素子の製造方法を示す概略的な断面図である。 図2A〜図2Cは、第1の比較例による半導体発光素子のオーミック電極を示す写真である。 図3は、実施例による半導体発光素子のオーミック電極13表面を示す写真である。 図4は、第1の熱処理工程における処理温度を250℃として作製した、実施例による半導体発光素子のサンプルのオーミック電極13の断面写真である。 図5は、通電試験の結果を示すグラフである。 図6は、実施例による半導体発光素子の製造方法における、n側電極の表面熱処理工程の温度シーケンスを示す概略的なグラフである。 図7は、オーミック電極の形状とショットキー電極の形状の関係を示す写真である。
図1A〜図1Dは、実施例による半導体発光素子の製造方法を示す概略的な断面図である。
図1Aを参照する。たとえば15°オフ角の厚さ300μmのn型GaAs基板(成長基板)1を準備し、その(100)面上に、半導体層2を、以下のように結晶成長させて形成する。
半導体層2としては、まず厚さ3.0μmのn型クラッド層、厚さ0.5μmの活性層、及び、厚さ1.0μmのp型クラッド層を、MOCVD法により順次エピタキシャル成長させる。n型クラッド層、活性層、p型クラッド層は、(AlGa1−z0.5In0.5Pで形成する。n型クラッド層、活性層、及びp型クラッド層は、n型GaAs基板1と格子整合する。
n型クラッド層、p型クラッド層のAl組成zは、0.4≦z≦1.0の範囲で調整される。
活性層は多重量子井戸構造(MQW)、単一量子井戸構造(SQW)を採用することができる。単層でもよい。多重量子井戸構造の場合、(Al0.1Ga0.90.5In0.5Pで厚さ20nmの井戸層、(Al0.56Ga0.440.5In0.5Pで厚さ10nmのバリア層を形成し、両層を交互に15ペア配置する。井戸層やバリア層に、意図的に格子歪を与え、歪量子井戸構造としてもよい。なお、井戸層のAl組成zは、発光波長に合わせて0≦z≦0.4の範囲で調整される。
続いて、p型クラッド層上に、Ga1−xInPで構成される厚さ1.5μmのp型電流拡散層を、MOCVD法によりエピタキシャル成長させる。VPE法を用いてもよい。In組成比xは、活性層で発光される光を吸収しない条件に定められる。実施例においては、x=0.1とした。
なお、MOCVD法で用いた原料は、V族原料としてアルシン(AsH)、ホスフィン(PH)、III族原料としては、トリメチルガリウム(TMGa)、トリメチルアルミニウム(TMAl)、トリメチルインジウム(TMI)の有機金属材料である。n型の不純物はSiとし、原料にシラン(SiH)、p型の不純物はMgとし、原料にビスシクロペンタジエニルマグネシウム(CP2Mg)を用いた。原料として、他の有機金属材料を使用してもよい。たとえば、アルシンの代わりにターシャルブチルアルシンのような有機原料や、ビスシクロペンタジエニルマグネシウムの代わりにジメチルジンクを利用することができる。MOCVD法の実施にあたっては、キャリアガスとして水素を流し、成長圧力は10kPaに制御した。
半導体層2のp型電流拡散層上に、SiOで誘電体反射層(SiO層)4を形成する。誘電体反射層4は、たとえばプラズマCVD法、熱CVD法、スパッタ法等を用いてSiO膜を成膜した後、フォトリソグラフィ、及び、バッファードフッ酸(BHF)を用いたエッチングにより、所望の形状にパターニングを行うことで形成する。エッチングはウェットエッチング、ドライエッチングのいずれで行ってもよい。誘電体反射層4の厚さdは、下式(1)で規定される。

d=λ/(4n)×m ・・(1)

ここで、λは真空中の発光波長、nはSiOの屈折率、mは整数である。実施例においては、λ=625nm、n=1.45、m=3とし、d=320nmとした。誘電体反射層4は、SiOのほか、Si、Al等の透明誘電体材料で形成することができる。
次に、反射電極層3を形成する。反射電極層3は、半導体層2のp型電流拡散層とオーミック接合を形成可能な金属を用い、抵抗加熱蒸着法、EB蒸着法、スパッタ法等を使用して形成する。実施例においてはスパッタ法を用い、AuZnを厚さ300nmに成膜し、被覆率17%とした。反射電極層3を、他の高反射性金属で形成することも可能である。反射電極層3は、後述の合金工程により、誘電体反射層4の開口部において、半導体層2のp型電流拡散層とオーミック接合を形成し、オーミック電極(p側電極)として機能する。
反射電極層3と誘電体反射層4とは、活性層から出射される光のうち、光取り出し側とは反対側に向かう光を反射し、光取り出し効率を向上させるための反射層を構成する。すなわち反射電極層3は、製造後の半導体発光素子において、p側電極としての機能と反射層としての機能を有する。
誘電体反射層4の開口部以外のAuZnを除去した後、反射電極層3上、及び、誘電体反射層4上に、バリア層5を形成する。バリア層5は、スパッタ法を用い、AuZn、TaN、TiW、TaNを順次積層することで形成する。AuZn、TaN、TiW、TaNの膜厚は、たとえばそれぞれ300nm、100nm、50nm、50nmである。
バリア層5は、Ta、Ti、W等の高融点金属、もしくはそれらの窒化物(たとえばTaN)からなる単層または多層膜から形成することができ、成膜にはスパッタ法のほか、EB蒸着法を使用してもよい。
バリア層5は、反射電極層3(AuZn)中のZnが外方拡散するのを防ぐとともに、後工程において、共晶材料が反射電極層3側に侵入(拡散)することを防止する機能を有する。バリア層5が十分に機能しない場合、後工程における熱の影響により、半導体発光素子の駆動電圧Vfが上昇する等、電気特性が劣化したり、反射電極層3と誘電体反射層4からなる反射層の反射率が低下して、半導体発光素子の輝度が低下することがある。
ここで、窒素雰囲気下、500℃で熱処理を行う(合金工程)。これにより誘電体反射層4の開口部において、半導体層2のp型電流拡散層と、反射電極層3の間の良好なオーミック接合が形成される。
バリア層5上に、たとえばNi層、Au層からなる接着層6を、EB蒸着法により形成する。たとえばNi層の厚さは300nm、Au層の厚さは30nmである。抵抗加熱蒸着法、スパッタ法等を用いて層形成を行ってもよい。接着層6は後述する、半導体層2を含む積層構造と、導電性支持基板側の積層構造とを熱圧着する工程において、導電性支持基板側の共晶接合層との濡れ性を向上させ、良好な接合を形成する機能を有する。
図1Bを参照する。導電性基板(支持基板)7の両面にオーミック金属層8を蒸着する。更に、一方面側のオーミック金属層8上には、密着層9、接着層10、共晶接合層11を、この順に蒸着し形成する。
導電性基板7として、p型不純物を高濃度に添加したSi基板を使用することができる。オーミック金属層8は、たとえばPtを用いて形成する。厚さは100nm〜300nm、実施例においては200nmとした。p型不純物を高濃度に添加したSi基板とPtとの組み合わせにおいては、Ptを蒸着しただけでオーミック特性が得られ、後述の熱圧着等の工程で加熱することにより、導電性基板7とオーミック金属層8の密着性が向上する。なお、オーミック金属層8は、Ptのほか、Au、Ni、Ti等の、Si基板とオーミック接合を形成可能な金属を用いて構成することができる。その場合、Si基板とのオーミック接合を得るため、窒素雰囲気下での合金化が適宜必要となる。また、導電性基板7は、導電性を有し、熱伝導率が高い材料で形成することができる。Siのほか、Ge、Al、Cu等を利用可能である。
密着層9は、たとえばTiで形成される。膜厚は100nm〜200nm、実施例においては150nmとした。接着層10は、たとえばNiで形成され、膜厚は50〜150nm、実施例においては100nmとした。接着層10は、NiV、Pt等で形成することもできる。接着層10上に形成される共晶接合層11は、たとえばAuSnで形成される。
密着層9及び接着層10を備えることで、導電性基板7の密着信頼性を高めるとともに、後に、図1Aに示す半導体層2を含む積層構造と熱圧着を行う工程において、濡れ性を向上させ、共晶接合層11のボールアップを防止することができる。
共晶接合層11は、抵抗加熱蒸着法、EB蒸着法、スパッタ法等により形成することができる。共晶接合層11の膜厚は、300nm〜3000nmであり、実施例においては600nmとした。AuSnの組成比は、Au:Sn=約80wt%:約20wt%(約70at%:約30at%)であることが望ましく、実施例においても、この組成比で共晶接合層11を形成した。なお、共晶接合層11はAuSnを主成分とすればよく、たとえばAuSnに添加物が加えられていてもよい。
図1Cを参照する。図1Aに示した半導体層2を含む積層構造と、図1Bに示した導電性基板7上に形成された積層構造を、たとえば熱圧着により接合する。熱圧着とは、共晶材料が溶融する温度と圧力を加えることで、共晶接合層(AuSn層)11と接着層6(Ni層、Au層)が新たな接合層(AuSnNi層)を形成し、これによって半導体層2を含む積層構造と、導電性基板7上に形成された積層構造とを接合する方法である。接合は、半導体層2側の接着層6と、導電性基板7側の共晶接合層11とを対向させて密着させ、窒素雰囲気下、約1MPaの圧力、330℃の温度で、5分間保持することにより行った。なお、接合材料、接合時の雰囲気、接合温度、及び接合時間は、使用する共晶材料が溶融し、その特性に変化(たとえば酸化等による接合強度の劣化)を及ぼすことがなく、半導体層2側と導電性基板7側とが接合されるのに十分な材料、雰囲気、温度、及び時間であればよい。
次に、成長基板であるn型GaAs基板1を除去する。実施例においては、アンモニア・過酸化水素混合エッチャントを用いたウェットエッチングにより除去した。なお、n型GaAs基板1の除去には、ウェットエッチングに限らず、ドライエッチング、機械研磨法、化学機械研磨法(CMP)等を使用することができる。これらの少なくとも1つを含む組み合わせにより行ってもよい。
図1Dを参照する。半導体層2のn型クラッド層を加工し、半導体層2の表面に光取り出し構造12を形成する。まず、フォトリソグラフィ、リフトオフなどの方法により、n側電極を形成するエリア(光取り出し構造12を形成しないエリア)を保護する。その後保護エリアを除く領域に、光取り出し構造12として、凹凸構造を形成する。実施例においては、臭化水素酸を用いたエッチャントを使用し、光取り出し構造12が所望の形状となるように時間と温度とを管理した。加工深さ(凹凸の深さ)は、1.0μmとした。なお、疎面化(凹凸構造の形成)には塩酸系のエッチャントを使用することもできる。ウェットエッチングでなくドライエッチングにより、フォトニック結晶を形成してもよい。
続いて、半導体層2(n型クラッド層)上の光取り出し構造12の非形成エリアに、n型クラッド層とオーミック接合をするオーミック電極13層を形成する。まず、所望の電極パターンに合わせたレジスト(マスク)を形成する。次に、n型半導体とオーミック接合を形成することのできる材料としてAuGeNiを抵抗加熱蒸着法にて成膜する。AuGeNiの代わりに、AuGe、AuSn、AuSnNi等を用いてもよい。更に、スパッタ法にて、バリア層としてTaN層、TiW層、Au層をこの順に積層する。膜厚は、たとえばそれぞれ150nm、50nm、200nmである。バリア層は、AuGeNi中のGeが外方拡散するのを防止する機能を有する。バリア層が十分に機能しないと、この後形成するショットキー層の機能が失われ、所望の電流分布が得られなくなる場合があるばかりでなく、局所的な電流集中が発生する場合もある。最後にリフトオフ法によりレジストを除去し、オーミック電極13の電極層が形成される。実施例においては、電極の被覆率は5%とした。
「発明が解決しようとする課題」で述べたように、オーミック電極13の電極層形成(成膜)中に、レジストが熱により劣化(形状が変化)すると、成膜材料が電極の端部に金属残渣(バリ)として残ってしまう。この残渣は、オーミック電極上にショットキー電極が形成される構造の半導体発光素子においては、たとえばショットキー電極の断線を惹起する。このため、実施例においては、成膜中、導電性基板7の支持台を十分に冷却し、熱によるレジストの劣化を防止した。
次いで、オーミック電極13を電気的に接続し、更に、外部と電気的な接続を行うためのボンディングパッドを形成する。実施例においては、レジストをマスクとして、スパッタ法により、n型クラッド層をショットキー接続することのできる材料であるTiW、TaN、TiW、Auを順次成膜した。膜厚は、それぞれ50nm、200nm、50nm、100nmとした。次に、抵抗加熱蒸着法にて、Auを厚さ1200nmに成膜した。その後、リフトオフ法によりレジストを除去することで、半導体層2上及びオーミック電極13層上に、ショットキー電極14層(ボンディングパッドを含む。)が形成される。
次に、オーミック電極13の電極層を合金化し、半導体層2とオーミック電極13との間のオーミック接合を構成するため、n側電極(オーミック電極層13及びショットキー電極14)の表面を熱処理する。実施例による半導体発光素子の製造方法は、この熱処理工程に特徴を有する。実施例においては、この熱処理を2回に分けて行う。具体的には、まず、窒素雰囲気下の熱処理炉で、230℃〜300℃の温度まで昇温し(第1の熱処理工程)、一度炉から取り出して、150℃以下の温度まで冷却する(冷却工程)。金属と半導体の接触抵抗は高く、第1の熱処理工程では、オーミック接触は得られない。続いて、オーミック接触を得られる温度、たとえば400℃まで昇温し(第2の熱処理工程)熱処理を終了する。
熱処理終了後、表面保護の目的で、たとえばプラズマCVD法、熱CVD法、スパッタ法等を用いて、SiO層を形成する。その後、ブレードダイシングやレーザーダイシングにより裁断し、チップを完成させる。
上述のような方法を用いて製造される実施例による半導体発光素子は、半導体層2で発光した光を、n側電極側から取り出す半導体発光素子である。
以下、第1〜第4の比較例との比較を行いながら、実施例による製造方法で製造した半導体発光素子について述べる。
第1の比較例による半導体発光素子は、半導体層2とオーミック電極13との間のオーミック接合を構成するための、n側電極表面の熱処理を、実施例のように2回に分けて行うのではなく、一気に400℃まで昇温して行い作製した半導体発光素子である。その他の製造工程は実施例と等しい。
図2A〜図2Cは、第1の比較例による半導体発光素子のオーミック電極を示す写真である。図2Aには、第1の比較例のオーミック電極表面を示した。オーミック電極表面に無数の凹凸が観察される。図2B及び図2Cは、凹凸部の断面SEM写真である。凹凸部では、オーミック電極の最表面のAu層の結晶粒界が異常に巨大化していることがわかる。また無数のボイドが発生していることも確認される。「発明が解決しようとする課題」で述べたように、半導体層とオーミック接触をとるためのn側電極の熱処理時には、電極表面には凹凸が発生し、また電極内部にはボイドが発生する。第1の比較例のオーミック電極最上層(Au層)における結晶粒界のサイズは、断面の最大長さの小さいもので100nm、大きいもので1200nm以上のものがあり、バラツキが大きいことがわかった。
図3は、実施例による半導体発光素子のオーミック電極13表面を示す写真である。本願発明者は、n側電極表面の熱処理における第1の熱処理工程で、温度を異ならせ、具体的には、230℃、250℃、及び300℃の処理温度で、複数の半導体発光素子のサンプルを作製した。また、比較のため、実施例における処理温度範囲外の温度、具体的には、200℃(第2の比較例)、325℃(第3の比較例)、及び350℃(第4の比較例)の温度で第1の熱処理工程を実施し、他の工程は等しくして、複数の半導体発光素子のサンプルを作製した。
実施例による半導体発光素子のサンプル(第1の熱処理工程における処理温度を230℃、250℃、300℃としたサンプル)においては、オーミック電極13表面に凹凸は発生していない。これに対し、第2、第3、第4の比較例による半導体発光素子のサンプル(第1の熱処理工程における処理温度を、それぞれ200℃、325℃、350℃としたサンプル)においては、オーミック電極表面に凹凸の発生が見られる。
図4は、第1の熱処理工程における処理温度を250℃として作製した、実施例による半導体発光素子のサンプルのオーミック電極13の断面写真である。横断面写真及び縦断面写真から、オーミック電極13の最表面のAu層の結晶粒界は、ほぼ均一に形成されていることがわかる。これらの結晶粒界は、サイズ(断面の最大長さ)が100nm〜300nmのもので構成されていることがわかった。また写真から明らかなように、ボイドは発生していない。
次に、本願発明者は、実施例による半導体発光素子と第1の比較例による半導体発光素子について、通電試験を行った。
図5は、通電試験の結果を示すグラフである。通電試験の条件は、室温(25℃)で135mAとし、通電後の60mAでの光度と順方向電圧の経時変化を調べた。
第1の比較例による半導体発光素子においては、順方向電圧及び光度の変動が大きい。特に光度の変動は大きく、初期に上昇やバラツキが顕著である。これは、オーミック電極内のボイドにより、所望の電流分布が得られず、半導体層内の電流集中が局所的に生じ、通電中に半導体層内で局所的な結晶ダメージが発生するためだと考えられる。
一方、実施例による半導体発光素子においては、順方向電圧、光度ともに安定している。
実施例による半導体発光素子の製造方法によれば、オーミック電極表面の凹凸及び電極内部のボイドの発生が抑制された半導体発光素子を製造することができる。半導体発光素子の外観不良を抑制することができるだけでなく、電極内部に発生するボイドに起因する電極の断線や電流集中による、半導体発光素子の信頼性の低下を抑止することができる。実施例による製造方法で製造される半導体発光素子は、高品質の半導体発光素子である。
図6は、実施例による半導体発光素子の製造方法における、n側電極の表面熱処理工程の温度シーケンスを示す概略的なグラフである。グラフの横軸は時間を表し、縦軸は温度を表す。前述のように、実施例による半導体発光素子の製造方法においては、n側電極の表面熱処理工程が、第1、第2の熱処理工程、及びその間の冷却工程を含む。
本グラフにおいては、第1の熱処理工程における処理温度を「第1熱処理温度Th1」、処理時間を「第1熱処理時間t1」、冷却工程における処理温度を「冷却温度Tc」、処理時間を「冷却時間t2」、第2の熱処理工程における処理温度を「第2熱処理温度Th2」、処理時間を「第2熱処理時間t3」と表示した。また、第1の熱処理工程開始時の昇温勾配をΔ1、終了時(冷却時)の降温勾配をΔ2、第2の熱処理工程開始時の昇温勾配をΔ3、終了時(冷却時)の降温勾配をΔ4と表示した。
実施例においては、(Th1、Th2、Tc、t1、t2、t3、Δ1、Δ2、Δ3、Δ4)=(230℃〜300℃、400℃、150℃、1秒、1秒、1秒、50℃/min、50℃/min、50℃/min、50℃/min)とした。ここで、t1、t3については、製造途中の半導体発光素子を、目標温度に到達した後、直ちに炉体の高温部から引き抜く作業に要した時間を「1秒」とした。また、t2に関しては、冷却温度Tcに到達した後、直ちに第2の熱処理工程に向けて昇温を開始した場合を「1秒」と表記した。
第1熱処理時間t1に関しては、1秒〜60分としても、オーミック電極13に凹凸やボイドの発生は見られず、高品質の半導体発光素子が得られた。第1熱処理温度Th1の状態に長時間放置しても問題がないことがわかるが、目標温度到達後直ちに降温を開始する方が、コスト低減の観点からは望ましい。
冷却温度Tcは、少なくとも室温(25℃)〜150℃の範囲の温度とすることで、効果が奏されることがわかった。
冷却時間t2に関しては、冷却温度Tcに到達した後、直ちに第2の熱処理工程に向けて昇温を開始した場合も、室温で数日間放置した後、第2の熱処理工程を行った場合も、ともに効果が奏された。冷却工程においては、150℃以下の温度に冷却することが重要であることが示唆される。
第2熱処理時間t3については、第2熱処理温度Th2に到達後、直ちに冷却を開始した場合(t3=1秒)も、第2熱処理温度Th2で30分間維持した後に冷却を行った場合(t3=30分)も、ともに効果が奏され、半導体発光素子の品質に差は生じなかった。第2の熱処理工程においては、半導体層2とオーミック電極13との間のオーミック接触が得られれば十分であるため、コスト低減の観点からも、長時間の熱処理は必要ない。
第1、第2の熱処理工程開始時の昇温勾配Δ1、Δ3については、50℃/minのほか、20℃/min、100℃/minで実施したが、奏される効果に影響はなかった。
また、第1の熱処理工程終了時(冷却時)の降温勾配Δ2に関し、第1熱処理温度Th1到達後、ピンセットで取り出し冷却板にて急冷した場合においても、奏される効果に影響はなかった。
更に、第2の熱処理工程終了時(冷却時)の降温勾配Δ4は、50℃/minのほか、20℃/min、100℃/minで実施したが、奏される効果に影響はなかった。
本願発明者は、実施例による製造方法で製造された半導体発光素子において、オーミック電極13表面の凹凸及びオーミック電極13内部のボイドの発生が抑制された理由を次のように考察した。
まず、半導体層とオーミック接触をとるためのn側電極の熱処理を一度だけ高温(400℃)で行った第1の比較例においては、図2A〜図2Cを参照して説明したように、オーミック電極最表層のAu層の結晶粒界が、結晶粒界相互間の結合が広範囲で進む結果、たとえば断面最大長さが1200nm以上に巨大化して、オーミック電極表面に凹凸が発生するとともに、電極内部にはボイドが生じる。これは、熱処理工程前においては、成膜時に基板冷却を行っていることもあって、Au層の結晶粒界は緻密、ただし隣接する結晶粒界相互間の結合力は弱いという状態であるところ、一気に高温状態としたことで、Au層の結晶粒界が大きくなり、それに付随してボイドが発生したものと考えられる。
これに対し、実施例による半導体発光素子の製造方法においては、第1の熱処理工程では粒界成長は生じていない。実施例においては、オーミック電極13最表層(Au層)の最終的な結晶粒界の断面最大長さが100nm〜300nmであったことから、第1の熱処理工程後において、結晶粒界の断面最大長さは300nmを超えない範囲であることがわかる。
第1の熱処理工程においては、ある範囲のエネルギーを加えることで、Au層の隣接する結晶粒界相互間の結合が促進されて強くなると考えられる。
オーミック電極13の最表層として成膜した直後(n側電極の表面熱処理工程前)のAu層においては、粒界の原子構造は乱れており、粒界エネルギーは高い状態である。第1の熱処理工程では、少なくとも、この粒界エネルギーを超えるエネルギーを与える条件(温度)とすることで、粒界に存在する原子にエネルギーが付与され、少なくとも結晶粒界界面、場合によっては結晶粒界内部で原子の再配列が発生する。その結果、粒界の原子構造の乱れが少なくなっていくものと考えられる。
また、第1の熱処理工程は粒界成長を生じさせない、再結晶温度以下の温度(Au層において再結晶化が開始しない条件)で行われる。再結晶温度を超えると、粒界は移動し、その形状が変化する。なお、第1の熱処理工程における適切な処理温度がAuの再結晶温度(200℃近傍)より高いのは、Au層に不純物が含まれているためであると思われる。
冷却工程は、原子が安定な状態に配置され、隣接する結晶粒界相互間の結合が強まった状態を一度固定すると考えられる。すなわち冷却工程においては、結晶粒界の断面最大長さが300nmを超えない状態が維持され、乱れの少なくなった原子構造が固着される。このためには、温度(加えるエネルギー)を小さくする必要があるが、このときの温度は、この時点における粒界エネルギー以下(粒界エネルギーを超えない範囲でエネルギーを与える温度)であろう。冷却工程により、結晶粒界の移動が制限され、結晶粒界の成長やボイドの発生が抑制できると思われる。
ここで、第1の熱処理工程における処理温度が230℃以上であり、冷却工程における処理温度が150℃以下であるのは、第1の熱処理工程後に原子の乱れが少なくなり、Au層における粒界エネルギーが低下したためであると考えられる。
冷却工程までの工程で、乱れの少なくなった原子構造が固着され、隣接する結晶粒界相互間の結合(界面の原子間の結合)が強固になっているため、第2の熱処理工程でオーミック接触が得られる温度(第1の熱処理工程における温度よりも高い温度)まで昇温したとしても、結晶粒界に大きな変化は起きず、第1の比較例のように、Au層の結晶粒界が巨大化して、オーミック電極表面に凹凸が発生し、電極内部にはボイドが生じることはない。このため、実施例による半導体発光素子の製造方法によれば、高品質の半導体発光素子を製造することができる。
もし冷却工程を実施せず熱を与え続けると、隣接する結晶粒界だけの安定状態ではすまず、離れた結晶粒界の間での結合や分離がすすむと考えられる。結晶粒界の大移動が促進されると、結晶粒界の増大が生じ、それに伴ってボイドが発生しやすくなる。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。その他、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
たとえば、金属層を介して貼り合わせるAlGaInP系のMBタイプ半導体発光素子に利用することができる。
1 n型GaAs基板
2 半導体層
3 反射電極層
4 誘電体反射層
5 バリア層
6 接着層
7 導電性基板
8 オーミック金属層
9 密着層
10 接着層
11 共晶接合層
12 光取り出し構造
13 オーミック電極
14 ショットキー電極

Claims (7)

  1. (a)基板上方に半導体層を配置する工程と、
    (b)前記半導体層上にAu層を含む電極層を形成する工程と、
    (c)前記電極層と前記半導体層との間のオーミック接合を構成する工程
    を有し、
    前記工程(b)は、前記基板を冷却しながら前記Au層を形成する工程を含み、
    前記工程(c)は、
    (c1)前記工程(c)開始前の前記Au層における粒界エネルギーを超えるエネルギーを与える条件、かつ、前記Au層において再結晶化が開始しない条件で、前記電極層を加熱する第1の熱処理工程と、
    (c2)前記工程(c1)後の前記Au層における粒界エネルギー以下のエネルギーしか与えない温度まで、前記電極層を冷却する冷却工程と、
    (c3)前記電極層を、前記半導体層とオーミック接触が得られるまで加熱する第2の熱処理工程と
    を含む半導体発光素子の製造方法。
  2. 前記工程(c1)において、前記Au層の結晶粒界の断面最大長さが300nmを超えない範囲で加熱する請求項1に記載の半導体発光素子の製造方法。
  3. 前記工程(c1)において、230℃〜300℃の温度に加熱する請求項1または2に記載の半導体発光素子の製造方法。
  4. 前記工程(c2)において、150℃以下の温度まで冷却する請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体発光素子の製造方法。
  5. 前記工程(c3)において、前記工程(c1)における温度よりも高い温度まで加熱する請求項1〜4に記載の半導体発光素子の製造方法。
  6. 前記工程(b)において、前記Au層を、前記電極層の最上層として形成する請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体発光素子の製造方法。
  7. 更に、前記工程(b)と前記工程(c)との間に、
    (d)前記半導体層上及び前記電極層上に、ショットキー電極層を形成する工程
    を含む請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体発光素子の製造方法。
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