JP5876497B2 - ノイズ吸収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力線の電気ノイズを吸収するためのノイズ吸収装置に関する。
高周波数干渉が電力線に伝送され、これにより、電子装置の動作の干渉をもたらすことがあることが知られている。このような不規則な高周波数干渉はノイズと呼ばれる。
また、磁性材料または同様に作用する材料、特に、前記電気干渉を吸収できるフェライトから製造されたリングを電力線の周りに配置することが可能であることが知られている。この場合、周波数範囲に応じて、2つの部分からなる引き続く取り付けのための閉鎖リングが存在し、ここで、それらの閉鎖リングは、それらの対面する表面が隙間なく接触するように、ケーブルの周りに配置され、互いにある方向に適用される。空隙を防止するために、ばね荷重を利用するものがある。特に、予め規定された空隙が2つの部分の間に存在するようにする場合に、より高い周波数を用いる例もある。この場合も、予め規定されたレベルに空隙を維持できるようにするために、2つのフェライト素子が互いにある方向に適用される。フェライト素子はハウジングシェルに配置され、この場合、実用的な理由のために2つのハーフシェルが使用される。
前記タイプの公知の装置の場合、短いウェブがハーフシェルと一体的に形成され、フェライトがハーフシェルに配置され、これらのウェブは、互いに方向付けられたフェライトの2つの端面の間に配置され、これによって、2つのハーフシェルを組み立てて閉鎖ハウジングを形成するときに空隙の厚さを規定する(特許文献1)。このような吸収器の取り付け後、その吸収器をケーブルから取り外すことができないようにするために、ハウジングが閉じられたときにハーフシェルの側壁に配置されかつ外からは見ることができないロック装置が設けられる。
前記タイプの他の装置(特許文献2)において、ロック装置はまた、ハーフシェルの壁部の凹部に配置され、外から見ることができない。ロックを再び開くことができる特別な工具が存在する。
結局、このような装置の取り付け時に、いずれにしろロック装置が完全に係合されることを保証できず、その結果、ノイズの吸収に関して十分な結果を得られないという危険性が生じることになる。しかし、この性能の低下は使用中にのみ検出される。
独国特許第10326685号明細書 欧州特許第981856号明細書
本発明の目的は、ロック手順の直後にロックの正しい状態をチェックするための選択肢を提供することである。
この目的を達成するために、本発明は、請求項1に記載の特徴を有する電気ノイズ吸収装置を提案する。本発明の別の実施形態は従属請求項の主題である。
本発明によって提案される装置は、閉鎖状態においてハーフシェルのまたは両方のハーフシェルの側壁に完全に配置されるロック装置を備える。ロック装置の部分はハウジングの外面を越えて外側に突出しない。したがって、電子ノイズから保護されるべき電子装置への取り付け中にまたは不注意な取り扱い中に、それらの結果としてロック装置が取り外されるようなことは生じない。壁部に配置されたアパーチャ(ウィンドウと呼ぶこともできる)によって、共に相互作用するロック装置の2つの部分を光学的にチェックすることが可能である。特に、アパーチャの内部の画像と目標画像とを比較するカメラによって、このチェックを自動的に実行することが可能になる。このようにして、ロック装置が係合されているかどうかをチェックすることが可能であり、したがって、このような吸収器を電子装置の電力線に、または電子装置に通じる電力線に取り付けた直後に、装置が保護されているかどうかをチェックすることが可能である。もはや、装置を動作状態にする必要がない。
本発明の別の実施形態では、ハウジングの閉鎖時に、ロック装置が閉鎖手順によって作動されるように構成されることを意図することができる。例えば、このことは、カウンタ要素の衝突時、閾値を超えた後にロック要素が係合するまで、ロック要素が最初に変形されることによって達成することができる。ロック要素が有刺フックのタイプで形成される場合、工具なしの開口がこの場合排除される。
例えば、本発明の別の実施形態では、ロック装置が、ハウジングハーフシェルの長手方向縁部に配置された嵌合突出部と、他方のハウジングハーフシェルに配置された嵌合肩部とを備え、ハウジングが閉じられた状態において、前記嵌合肩部の背部に嵌合突出部または嵌合突出部の一部が係合することができることを意図することができる。嵌合突出部のこの位置は、光学的に認識可能であるように嵌合突出部の非嵌合位置とは違うので、カメラが前記違いを検出することもできる。
本発明のさらに他の別の実施形態では、嵌合肩部、すなわち嵌合突出部が係合する部分が、ハウジングハーフシェルの壁部の窪みに配置されることを意図することができる。前記窪みは、ハウジングの閉鎖状態において他方のハーフシェルの長手方向縁部に載置するハーフシェルの長手方向縁部内に終端する。
凹部は必要に応じてハウジングの内側に向かって開くことができる。ハウジングの外側に対して凹部はアパーチャによって開かれ、この場合、アパーチャは凹部自体よりも小さくすることができる。
別の発展形態では、窪みは、他方のハウジングハーフシェルの反対側長手方向縁部に構成された嵌合突出部用のガイドを形成するように構成することができる。
本発明のさらに他の実施形態では、工具を挿入するために、装置のハウジングは、ハーフシェルの一方の表面に終端する開口部を備えることができ、前記工具によってロック装置を解除することができる。したがって、開口部は、嵌合肩部が配置される凹部と連通する。
用途例に応じて、ハウジングハーフシェルに配置されたフェライトは、かなりの長さを有することができ、フェライトの全長にわたって互いに当接すべきであるか、または全長にわたって一定の空隙を備える必要があるので、本発明によれば、例えば、2つの箇所にそれぞれ1つの嵌合突出部および1つの嵌合肩部が構成されることによって、ロック装置が、ハウジングの長手方向においてある距離を有する2つ以上の箇所で動作することを意図することができる。この場合、両方の箇所における正しいロックもチェックできるようにするために、アパーチャが両方の箇所に存在する。
2つのハーフシェルを組み立ててハウジングを形成するためにおよびフェライト素子を結合するために、2つのハーフシェルが別個に製造され、両方の長手方向縁部の領域にそれぞれ1つのロック装置を備えることを意図することができる。しかし、本発明による別の実施形態では、好ましくは、2つのハウジングハーフシェルが、フィルムヒンジまたは一体ヒンジによって、2つのハウジングハーフシェルの長手方向縁部の一方で互いに接続されることを意図することができる。次に、ロック装置はハウジングのそれぞれの他方の長手方向縁部に配置される。
取り付けを容易にするために、ハウジングハーフシェルをケーブルに固定するための固定装置が、少なくとも軸方向端部の一方の領域のハウジングハーフシェルに、すなわち、ケーブルがハウジングに入る箇所に配置されることを意図することができる。前記固定装置は2つの平行なウェブを備えることができ、例えば、これらのウェブはそれらの間に、設けられたケーブルの直径よりも僅かに小さい距離を有する。このようにして、本発明によって提案された装置は開口状態であってもケーブルを所望の位置に固定することができるので、次に、前記装置を閉じてロックすることができる。
取り扱いをさらに簡単にするために、各ハーフシェルが、衛生要素をそれぞれのハーフシェルに固定するための装置を備えることを意図することができる。前記装置は、各フェライト素子の端面縁部の領域の凹部に係合する一体的に形成された弾性舌部であることができる。前記固定装置はケーブルへの装置の取り付けを簡単にする。
本発明のさらなる特徴、詳細および利点は、特許請求の範囲および要約書(これらの両方の用語は、参照により説明の内容に援用される)、本発明の好ましい実施例の以下の説明、ならびに図面からも得られる。
開かれた装置の平面図である。 スケールが僅かに縮小された反対側の図である。 図1を左側から見た開かれた装置の端面図である。 図1の線IV−IVにほぼ沿ったハーフシェルの縦断面図である。 スケールが拡大された図4の詳細図である。 図1を下方に向けた装置の側面図である。 閉じられた装置の側面図である。 スケールが拡大された図7の詳細図である。 2つのハーフシェルの長手方向縁部におけるスケールが拡大されたロック装置の協働図である。 閉じられた装置の端面図である。 閉じられた装置の平面図である。
図1には、2つのハーフシェル1、2の内部が示されている。次に、閉鎖位置では、隙間なしのハウジングを形成するために、見ることができる縁部が互いに載置する。2つの面端部の領域において、各ハーフシェル1、2は、閉鎖状態において互いに一致しかつほぼ円形の開口部を形成するそれぞれ1つの半円形凹部3を備える。ハーフシェル1、2の凹部3の間の接続線4はハーフシェル1、2の長手方向を形成し、したがってハウジングの長手方向も形成する。長手方向縁部5の領域において、2つのハーフシェル1、2は、フォイルヒンジ/一体ヒンジ6によって互いに接続される。
各ハーフシェルには、長手方向に延びる溝8と、共通平面に延びる2つの分割面9とを有するトラフ/チャンネルの形状を有するフェライト素子7が配置される。2つのハーフシェル1、2を閉じると、フェライト素子7の分割面9が互いに当接する。
フェライト素子7は、フェライト素子7のそれぞれの端面11のノッチに係合する2つの弾性舌部10によって、それぞれのハーフシェル1、2に保持される。
フィルムヒンジ6を有する長手方向縁部5の反対側の長手方向縁部12には、ロック装置の要素が配置される。図1に示した下部ハーフシェル2の長手方向外縁12において、長手方向に離間した2つの嵌合突出部13が構成され、この嵌合突出部13は図面に対して図1の長手方向縁部12を越えて突出する。それぞれの他方のハーフシェル1の長手方向外縁12において、長手方向縁部12を起点とした窪み14が、対応する位置に構成され、前記窪みが内部に通じる。外側に向かって、アパーチャ15が各窪み14のために構成され、前記アパーチャが窪み14に対してオフセットされる。フィルムヒンジ6によって形成された軸線の周りで2つのハーフシェルを閉じると、嵌合突出部13が窪み14に入り込む。
図1の下部ハーフシェル、すなわち、嵌合突出部13を有するハーフシェルは、フェライト素子7の端面側11の外側に、図面に対して直角に延びるウェブ16を備える。ハーフシェルの長手方向に見て、前記ウェブ16は開口部3とそれぞれのフェライト素子7の端面縁部11との間に配置される。ウェブ16はそれらの内縁の間に、特定の装置が意図される線の直径よりも僅かに小さい距離を有する。
図2は、図1の構成のスケールが僅かに縮小された反対側の図を示している。ウェブ16がハーフシェル2に一体的に形成されることを、図2の頂部のハーフシェル2の外側から見ることができるが、その理由は、ハーフシェルが射出成形される工具のスライダ用の開口部を見ることができるからである。弾性舌部10用の開口部も見ることができる。
図3は、図1の左側から見た図1のアセンブリを示している。2つのハーフシェル1、2は、いずれの場合にも、ハーフシェル1、2の長手方向外縁12および長手方向内縁5によってならびにハーフシェル1、2の端面縁部17によって、1つの平面に配置される。図3の右側のハーフシェル2は上記ウェブ16を備え、これらのウェブ16はそれらの内縁によって、平行な側壁を有するウェブ16の間にスロットを形成する。ハーフシェル2の長手方向外縁12にある2つの嵌合突出部13の一方を見ることもできる。
図4のハーフシェル1の縦断面図は、ハーフシェル1が、内側を平面にした底部18を備え、突出部19が底部18の中央部に一体的に形成されることを示している。フェライト素子7は前記突出部19に載置する。ハーフシェル1の底部から成形される2つの弾性舌部10はフェライト素子7の端面側11の上記ノッチに係合する。これによって、フェライト素子7がハーフシェルに保持される。フェライト素子7の分割面9はハーフシェル1の長手方向縁部12と共に1つの平面にある。
フェライト素子7の底部の凹部20への弾性舌部10のこの係合は、図5の断面図により詳細に示されている。
次に、図6は、長手方向側から未だ閉じられていない装置の、すなわち、ハーフシェル2の前部が示された実施例の装置の側面図を示している。長手方向側から嵌合突出部の形状を見ることができる。嵌合突出部は、長手方向縁部12から直角に突出するシャフト21を含む。真っ直ぐなシャフト21の端部には弾性舌部22が一体的に形成され、この弾性舌部22は、シャフト21に対して鋭角をなして延び、関連するハーフシェル2の長手方向縁部12に向かって後方に向く。
2つの嵌合突出部13は互いに鏡面反転するように構成される。
2つのハーフシェル1、2を折り畳んで閉じると、装置は、図7に示したように見える。図1に関連して既に説明したアパーチャ15は、ハーフシェル2の嵌合突出部13が当接するハーフシェル1の位置に存在する。したがって、アパーチャ15によって、窪み14における嵌合突出部13とカウンタ要素との協働を見ることができる。
前記アパーチャの上方において、ハーフシェル1の側壁は、いずれの場合にも、ハーフシェル1の形状が丸くなっているため僅かに弓形に延びる開口部23を備える。
次に、図8は、スケールが拡大された図7の詳細図、すなわちアパーチャ15の詳細図を示している。前記アパーチャ15において、嵌合突出部13に一体的に形成される弾性舌部22を見ることができる。ハーフシェル1にはアパーチャ15が構成され、このアパーチャ15には、嵌合突出部13のシャフト21を収容するための窪み14が構成される。窪み14には肩部24が形成され、ロック装置が閉じられるときに、この肩部24の背部に弾性舌部22の面端部が係合する。嵌合肩部24の反対側には傾斜面25が形成され、ハウジングを閉じるときに、弾性舌部22がこの傾斜面25に滑り落ちる。
図9は、嵌合突出部13と嵌合肩部24との概略協働図を示している。このため、2つのハーフシェル1、2は互いに離間しつつ対向して配置されるように示されている。窪み14を有するハーフシェル1は切り取り図で示されており、ここで、アパーチャ15をこの場合に見ることができないように窪み14の断面が設定されている。窪み14は、嵌合突出部13の形状にほぼ対応するように構成される。窪み14の左境界壁26は嵌合突出部13のシャフト21の左縁27と同じ位置に配置される。これによって、嵌合突出部13が窪み14に案内される。挿入中、弾性舌部22は、その面端部が傾斜面25と肩部24との間の縁部に達するまでシャフト21の方向に折り畳まれる。次に、弾性舌部22が再び外側に開かれ、弾性舌部22の端面が肩部24に当接する。
図8に示したような弾性舌部22の正しい構成、および間違った構成の両方はアパーチャ15を通して見つけることができる。舌部22は、未だ実行されていないロックから正しいロックに、すなわち左側から右側に移る間、アパーチャの平面で移動する。両方の協働するロック面、すなわち肩部24および舌部22の面端部をアパーチャ15で見ることができる。
したがって、弾性舌部22の進行、ならびに弾性舌部22の端面の構成は、ロック装置を正しくロックするための特有の目印である。これらの線は光学検出装置を用いて検出することができる。このため、アパーチャ15が一方のハーフシェル1の外側に設けられる。
窪み14は、概略的に図示したチャンネル28を介して、単に図示した開口部23に合流し、前記チャンネル28を通して工具を挿入することができる。チャンネル28は弾性舌部22と面一に位置合わせされる。力が図8または図9の上方から弾性舌部22に加えられる場合、弾性舌部22は嵌合突出部13のシャフト21の方向に旋回され、その結果、嵌合突出部13を窪み14から肩部24を通して再び移動させることができる。
図10は、閉鎖状態の装置の正面図を示している。この場合、2つの凹部3によって形成された開口部への2つのウェブ16の割り当てを見ることができる。したがって、2つのウェブ16の内縁の距離は開口部の直径よりも小さい。2つのウェブによって、依然として開かれている装置をケーブルに固定することができる。ケーブルは2つのウェブ16の間にクランプされる。ウェブ16は前記ケーブルにある程度従うかまたは屈することもできる。
図11は、図7の頂部の閉じられたハウジングの図を示している。この場合、ハウジングをロック解除するための工具用の2つの開口部23も見ることができる。
1 ハーフシェル
2 下部ハーフシェル
3 半円形凹部
4 接続線
5 長手方向内縁
6 フォイルヒンジ/一体ヒンジ
6 フィルムヒンジ
7 フェライト素子
8 長手方向に延びる溝
9 共通平面に延びる分割面
10 弾性舌部
11 フェライト素子7の端面
11 フェライト素子7の端面側
11 フェライト素子7の端面縁部
12 長手方向外縁
13 嵌合突出部
14 窪み
15 アパーチャ
16 ウェブ
17 ハーフシェル1、2の端面縁部
18 内側を平面にした底部
19 突出部
20 フェライト素子7の底部の凹部
21 シャフト
22 弾性舌部
23 開口部
24 嵌合肩部
25 傾斜面
26 窪み14の左境界壁
27 シャフト21の左縁
28 チャンネル

Claims (10)

  1. 電気ノイズを吸収するための装置であって、
    1.1 前記電気ノイズ吸収装置がハウジングを有し、
    1.2 前記ハウジングが、ノイズ防止材料から製造されたそれぞれ1つの素子(7)を収容するための2つのハウジングハーフシェル(1、2)を備え、
    1.3 閉鎖状態において前記2つのハウジングハーフシェル(1、2)の両方の端面壁に、1つまたは複数のケーブル用のそれぞれ1つの通路開口部(3、3)を設け、
    1.4 各ハウジングハーフシェル(1、2)に、前記ノイズ防止材料から製造された素子(7)を設け、
    1.5 各ハウジングハーフシェル(1、2)において、前記素子(7)が、前記ハウジングの組み立て状態において前記1つまたは複数のケーブル用の本質的に閉じられた円筒形通路を形成する半円筒形溝(8)を有し、
    1.6 前記電気ノイズ吸収装置がさらにロック装置を有し、
    1.7 前記ロック装置が前記ハーフシェル(1)の壁部の内側で動作し、
    1.8 少なくとも1つのハウジングハーフシェル(1)の壁部のアパーチャ(15)を、前記ロック装置の前記動作を確認し得位置に設けた、電気ノイズ吸収装置。
  2. 前記ロック装置が、閉鎖手順によって前記ハウジングの閉鎖中に作動されるように構成される請求項1に記載の装置。
  3. 前記装置が、一方のハウジングハーフシェル(2)の長手方向縁部(12)に配置された少なくとも1つの嵌合突出部(13)と、他方のハウジングハーフシェル(1)に配置された嵌合肩部(24)とを有し、前記ハウジングが正しく閉じられた状態において、前記肩部の背部に前記嵌合突出部(13)が係合する請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記嵌合肩部(24)が、前記ハーフシェル(1)の前記長手方向縁部(12)に終端する窪み(14)に配置され、前記窪みが前記嵌合突出部(13)用のガイドを形成する請求項3に記載の装置。
  5. 前記ロック装置を解除する工具を挿入するために、前記ロック装置が、前記ハーフシェル(1)の一方の表面に終端する開口部(23)を備える請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記ロック装置が、前記ハウジングの長手方向に離間した2つの位置で動作する請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記2つのハウジングハーフシェル(1、2)が、フィルムヒンジ(6)によって前記2つのハウジングハーフシェル(1、2)の長手方向縁部(5)の一方で互いに接続される請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記装置が、前記ハウジングの開口状態であっても前記ハウジングを通して案内されるケーブルにハウジングハーフシェル(2)を固定するための装置を含む請求項1〜7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 前記装置が、フェライト素子(7)を前記それぞれのハーフシェル(1、2)に固定するための支持部を含む請求項1〜8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 前記ロック装置を形成する部分(22、24)の少なくとも一方が、ロックされていない位置からロック位置に移る間、前記アパーチャ(15)の平面内で移動するように、前記ロック装置が構成される請求項1〜9のいずれか1項に記載の装置。
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