JP2019036450A - コネクタ支持体 - Google Patents

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将司 内田
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Abstract

【課題】コネクタに使用する材料の選定の自由度を高めることができ、リテーナに設けられた被係合部の破損を防止することができるコネクタ支持体を提供する。
【解決手段】コネクタ3は、ブラケット2の係合片22が装着方向Lに挿入される挿入凹部31と、挿入凹部31に連通された連通穴32と、連通穴32に嵌合されるリテーナ7とを有する。ブラケット2の係合片22とコネクタ3の挿入凹部31とは、装着方向Lに直交する平面方向に遊動可能である。リテーナ7は、被係合部72Aが係合部23に係合される連通穴32の嵌合位置にあるときに、コネクタ3に本係止される本係止部と、挿入凹部31への係合片22の挿入が可能な連通穴32の中間位置にあるときに、コネクタ3に仮係止される仮係止部とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタと、コネクタが装着されるブラケットとを備えるコネクタ支持体に関する。
種々の機械部品においては、例えば、電子制御部品と制御装置との配線を行うために、両者を電気接続するためのコネクタが使用される。また、電子制御部品と制御装置との電気接続を中継するコネクタは、ブラケットとセットにして、ブラケットに対して遊動可能に支持することが行われている。そして、コネクタを支持するブラケットが機械部品に取り付けられ、機械部品に対して組付部品が組み付けられるときに、ブラケットに対して遊動するコネクタが、組付部品の配置穴に容易に配置されるようにすることが行われている。
このようなブラケットに遊動可能に支持されたコネクタの取付構造としては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。特許文献1のコネクタの取付構造においては、コネクタが相手側部材の装着箇所に配置される際に、コネクタとブラケット(支持部材)との傾きを規制しつつ、コネクタがブラケットに対して遊動できるようにしている。
特開2009−164004号公報
特許文献1のコネクタの取付構造においては、ブラケットの取付片に形成された係止穴(抜止孔)に、コネクタの係止片に形成された突起が係止されることによって、コネクタがブラケットにロックされるようにしている。このロックを行う際には、コネクタの係止片は、ブラケットの取付片に接触するときに弾性変形し、その後、係止片の突起が取付片の係止穴に配置される。そのため、係止片を弾性変形させるために、コネクタの全体を弾性変形可能な材料によって形成している。しかし、コネクタの耐熱性等を向上させるために、コネクタに使用する材料を変更すると、係止片が弾性変形しにくくなり、係止片が破損しやすくなるといった課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたもので、コネクタに使用する材料の選定の自由度を高めることができ、リテーナに設けられた被係合部の破損を防止することができるコネクタ支持体を提供しようとして得られたものである。
本発明の一態様は、コネクタと、前記コネクタが装着されて、前記コネクタを遊動可能に支持するブラケットとを備えるコネクタ支持体において、
前記ブラケットは、
ベース部と、
前記ベース部から前記コネクタの装着方向に向けて突出する係合片と、
前記係合片に形成された係合部と、を有し、
前記コネクタは、
前記係合片が前記装着方向に挿入される挿入凹部と、
前記挿入凹部に、前記装着方向に直交する第1直交方向から連通された連通穴と、
前記連通穴に嵌合されるリテーナと、を有し、
前記係合片と前記挿入凹部とは、前記装着方向に直交する平面方向に遊動可能であり、
前記リテーナは、
前記挿入凹部内の前記係合片の前記係合部に係合される被係合部と、
前記リテーナが、前記被係合部が前記係合部に係合される前記連通穴の嵌合位置にあるときに、前記コネクタに本係止される本係止部と、
前記リテーナが、前記挿入凹部への前記係合片の挿入が可能な前記連通穴の中間位置にあるときに、前記コネクタに仮係止される仮係止部と、を有する、コネクタ支持体にある。
前記一態様のコネクタ支持体におけるコネクタには、ブラケットの係合片によって弾性変形する部位は形成されていない。コネクタには、挿入凹部に連通する連通穴が形成されており、連通穴には、コネクタとは別部品であるリテーナが嵌合される。これにより、弾性変形させることを前提とせずに、コネクタを構成する材料を選定することができる。一方、リテーナは、弾性変形可能な種々の材料から構成することができる。
また、リテーナがコネクタと別部品であることにより、リテーナに何らかの工夫をしないと、コネクタをブラケットに装着する際のリテーナの管理が難しくなる。そこで、リテーナには、本係止部の他に仮係止部が設けられている。これにより、コネクタの挿入凹部へブラケットの係合片を挿入する際には、リテーナを、仮係止部によって連通穴の中間位置に保持させておくことができる。そのため、コネクタをブラケットに装着する際のリテーナの管理を容易にすることができる。
また、コネクタの挿入凹部へブラケットの係合片が挿入された後には、リテーナが連通穴の中間位置から嵌合位置に移動され、リテーナの被係合部が係合片の係合部と係合する。これにより、コネクタがブラケットに装着された後には、コネクタの挿入凹部から係合片が抜け出すことが防止され、コネクタがブラケットから外れることが防止される。また、係合片と挿入凹部とが、装着方向に直交する平面方向に遊動できることにより、コネクタをブラケットに遊動可能な状態で支持させることができる。なお、コネクタがブラケットに対して遊動することにより、例えば、ブラケットが取り付けられた第1部品に第2部品が対向して配置される場合に、第2部品に対するコネクタの位置合わせ(調芯)を行うことができる。
このように、ブラケットに対するコネクタの遊動可能な支持状態を確保するために、コネクタとは別部品であるリテーナを用いることにより、コネクタに使用する材料の選定の自由度を高めることができる。また、リテーナに設けられた被係合部は、弾性変形する必要がないため、強固に形成することができ、弾性変形する際に破損することが防止される。
それ故、前記一態様のコネクタ支持体によれば、コネクタに使用する材料の選定の自由度を高めることができ、リテーナに設けられた被係合部の破損を防止することができる。
実施形態にかかる、コネクタ支持体を示す斜視図。 実施形態にかかる、コネクタ支持体における、ブラケットの係合片の係合部とリテーナの被係合部とが係合する箇所の断面を、第2直交方向から見た状態で示す断面説明図。 実施形態にかかる、コネクタ支持体における、リテーナの本係止部、仮係止部及び装着検知部の形成箇所の断面を、第2直交方向から見た状態で示す断面説明図。 実施形態にかかる、コネクタ支持体を第1直交方向から見た状態で示す側面説明図。 実施形態にかかる、ブラケットの係合片の係合部及びリテーナの被係合部の周辺を第2直交方向から見た状態で拡大して示す断面説明図。 実施形態にかかる、ブラケットの係合片の係合部及びリテーナの被係合部の周辺を第1直交方向から見た状態で拡大して示す断面説明図。 実施形態にかかる、リテーナが嵌合位置にあってリテーナの本係止部がコネクタに本係止された状態の、本係止部、仮係止部及び装着検知部の周辺を第2直交方向から見た状態で拡大して示す断面説明図。 実施形態にかかる、リテーナが中間位置にあってリテーナの仮係止部がコネクタに仮係止された状態の、本係止部、仮係止部及び装着検知部の周辺を第2直交方向から見た状態で拡大して示す断面説明図。 実施形態にかかる、リテーナを示す斜視図。 実施形態にかかる、コネクタ支持体を第2直交方向から見た状態で示す側面説明図。 実施形態にかかる、ブラケットを第1直交方向から見た状態で示す側面説明図。 実施形態にかかる、コネクタを第1直交方向から見た状態で示す側面説明図。
前述したコネクタ支持体にかかる好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
<実施形態>
本形態のコネクタ支持体1は、図1に示すように、コネクタ3と、コネクタ3が装着されて、コネクタ3を遊動可能に支持するブラケット2とを備える。ブラケット2は、ベース部21と、ベース部21からコネクタ3の装着方向Lに向けて突出する係合片22と、係合片22に形成された係合部23とを有する。
コネクタ3は、図2〜図6に示すように、挿入凹部31、連通穴32及びリテーナ7を有する。挿入凹部31は、係合片22が装着方向Lに挿入される部位である。連通穴32は、装着方向Lに直交する第1直交方向Dから挿入凹部31に連通された部位である。リテーナ7は、連通穴32に嵌合されるものである。
係合片22と挿入凹部31とは、図5及び図6に示すように、装着方向Lに直交する平面方向に遊動可能である。平面方向とは、装着方向Lに直交する全ての方向のことをいう。また、平面方向は、第1直交方向D、及び装着方向Lと第1直交方向Dとに直交する第2直交方向Wを含む。
リテーナ7は、図7〜図9に示すように、被係合部72A,72B、本係止部73及び仮係止部74を有する。被係合部72A,72Bは、挿入凹部31内の係合片22の係合部23に係合される部位である。本係止部73は、リテーナ7が、被係合部72A,72Bが係合部23に係合される連通穴32の嵌合位置701にあるときに、コネクタ3に本係止される部位である。仮係止部74は、リテーナ7が、挿入凹部31への係合片22の挿入が可能な連通穴32の中間位置702にあるときに、コネクタ3に仮係止される部位である。
以下に、本形態のコネクタ支持体1について詳説する。
図2及び図3に示すように、コネクタ支持体1は、種々の機械部品4に取り付けられ、種々の機械部品4において電気配線42の中継を行うために用いられる。また、コネクタ支持体1のブラケット2は、電気配線42が行われた機械部品4に取り付けられ、コネクタ支持体1のコネクタ3の一部は、機械部品4に組み付けられる組付部品5の配置穴51に挿入される。また、コネクタ3には、機械部品4における電気配線42の端部に取り付けられた第1雌コネクタ41と、機械部品4を接続する制御装置6の側に取り付けられた第2雌コネクタ61とが装着される。第1雌コネクタ41は、コネクタ3の、ブラケット2と対向する部位に装着され、第2雌コネクタ61は、コネクタ3の、組付部品5の配置穴51に挿入される部位に装着される。
そして、コネクタ支持体1が機械部品4に取り付けられた状態で、機械部品4に組付部品5が組み付けられるときには、コネクタ支持体1におけるコネクタ3がブラケット2に対して遊動(フローティング)することにより、組付部品5の配置穴51に対するコネクタ3の位置が調整される。これにより、機械部品4と組付部品5とが組み付けられるときの、コネクタ支持体1と配置穴51との間に生じる位置の誤差が吸収される。そして、組付部品5の配置穴51に配置されたコネクタ3に対して、第2雌コネクタ61が装着される。
本形態の機械部品4は、車両等に用いられる自動変速機における動作の制御を行うためのバルブボディであり、組付部品5は、自動変速機におけるケースである。バルブボディには、ソレノイド等のアクチュエータによって動作するスプールバルブが複数配置されている。第1雌コネクタ41は、スプールバルブのアクチュエータに繋がる電気配線42の端部に設けられている。また、図示は省略するが、第2雌コネクタ61は、自動変速機の制御装置6に繋がる電気配線の端部、又は自動変速機の制御装置6の回路基板に設けられている。そして、コネクタ3によって、アクチュエータに繋がる電気配線42を中継し、この電気配線42を制御装置6に接続する。
機械部品4及び組付部品5は、バルブボディ及びケース以外の種々の部品とすることができる。また、コネクタ支持体1におけるコネクタ3は、アクチュエータ以外にも、種々のセンサを制御装置6へ電気接続する際に、この電気配線の中継をするために使用することもできる。また、コネクタ支持体1におけるコネクタ3は、電気配線の中継が必要になる種々の用途に用いることができる。
図2及び図3に示すように、コネクタ3には、第1雌コネクタ41が装着される第1装着部35と、第2雌コネクタ61が装着される第2装着部36とが形成されている。第1装着部35は、コネクタ3の、装着方向Lにおけるブラケット2側に形成されており、第2装着部36は、コネクタ3の、ブラケット2側とは反対側に形成されている。本形態のコネクタ3には、第1装着部35及び第2装着部36に露出される複数の導体ピン37が設けられている。各導体ピン37は、電気配線42を中継するためのものである。本形態のコネクタ3は、第1雌コネクタ41及び第2雌コネクタ61が装着される雄コネクタを構成する。
コネクタ支持体1における装着方向Lは、ブラケット2にコネクタ3が装着される方向であり、ブラケット2の係合片22が突出する方向である。第1直交方向Dは、挿入凹部31に対して連通穴32が連通される方向であり、コネクタ3に対してリテーナ7が装着される方向に相当する。第2直交方向Wは、リテーナ7の幅方向に相当する。
図4及び図10に示すように、ブラケット2にコネクタ3が装着された状態においては、ブラケット2に対してコネクタ3は、装着方向Lに直交する平面方向としての、第1直交方向D及び第2直交方向Wに位置ずれ(遊動)が可能である。図2〜図6及び図10においては、ブラケット2に対してコネクタ3が遊動可能であることを矢印Yによって示す。
ブラケット2のベース部21には、係合片22の他に、コネクタ3を支持するために装着方向Lに向けて突出する一対の支持部24が設けられている。ブラケット2は、金属板金を折曲げ加工して形成されており、係合片22及び一対の支持部24は、ベース部21に対して折り曲げられて形成されている。係合片22及び一対の支持部24は、ベース部21から、装着方向Lのコネクタ3側に突出している。
図1に示すように、一対の支持部24とコネクタ3の外周部38とには、互いに係合する係合部241,381が設けられている。この係合部241,381は、支持部24に設けられた係合穴241と、外周部38に設けられ、係合穴241に配置される係合凸部381とによって構成されている。図4に示すように、一対の支持部24とコネクタ3の外周部38との間には、ブラケット2に対してコネクタ3を第2直交方向Wに遊動可能にするための隙間s1が形成されている。また、図6に示すように、係合片22と挿入凹部31との間には、挿入凹部31に対して係合片22を第2直交方向Wに遊動可能にするための隙間s2が形成されている。
図1及び図10に示すように、係合穴241は、第1直交方向Dに長い長穴として形成されており、係合穴241に対して係合凸部381が遊動可能であることにより、ブラケット2に対してコネクタ3が第1直交方向Dに遊動可能である。第1直交方向D及び第2直交方向Wにおいて、ブラケット2に対するコネクタ3の遊動可能な量は、例えば、2〜6mmの範囲内で決定することができる。
図5及び図6に示すように、係合片22が挿入凹部31の第1直交方向Dに位置ずれ可能であるために、挿入凹部31の第1直交方向Dにおける幅d2は、係合片22の第1直交方向Dの厚みtよりも大きい。また、挿入凹部31の装着方向Lにおける先端側L1の端部には、挿入凹部31に挿入する際の係合片22の第1直交方向Dの位置を規制するための規制突起39が形成されている。
図5、図6、図9及び図11に示すように、ブラケット2の係合片22は、第1直交方向Dに厚み方向が向けられた板形状に形成されている。係合片22の係合部23は、係合片22を第1直交方向Dに貫通する係合穴によって形成されている。リテーナ7の被係合部72A,72Bは、係合部23としての係合穴に挿入されて、係合穴の縁部に係止される係合突出部によって形成されている。
図5及び図6に示すように、係合片22が挿入凹部31に配置された状態においては、係合片22の係合部23としての係合穴に、リテーナ7の被係合部72A,72Bとしての係合突出部及び規制突起39が挿入されることにより、コネクタ3がブラケット2の第1直交方向Dに遊動可能である。また、リテーナ7が連通穴32の嵌合位置701にあるときには、リテーナ7の被係合部72Aとしての係合突出部の先端面721と、挿入凹部31の第1直交方向Dの内側の壁面311との隙間d1が、係合片22の厚みtよりも小さい。これにより、リテーナ7が連通穴32の嵌合位置701にあるときには、被係合部72A,72Bが係合部23を係止し、係合片22が挿入凹部31から抜け出されることが防止される。
本形態のコネクタ3は、耐熱性に優れる樹脂材料から構成されている。コネクタ3は、耐熱性を向上させるために、樹脂材料にガラス繊維(グラスファイバー)を混合したものから構成されている。本形態の樹脂材料は、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂からなる。コネクタ3は、これ以外にも、耐熱性及び可撓性が確保される種々の樹脂材料によって構成することができる。
(リテーナ7の詳細)
図7〜図9に示すように、リテーナ7は、連通穴32の開口部に配置される表面部71と、表面部71から第1直交方向Dの内側D2へ突出する、被係合部72A,72B、本係止部73及び仮係止部74とを有する。被係合部72A,72Bは、表面部71における、第2直交方向Wの中心部に形成されている。本形態の被係合部72A,72Bは、表面部71における第2直交方向Wの中心位置に形成された中心被係合部72Aと、中心被係合部72Aの第2直交方向Wの両側に形成された両側被係合部72Bとからなる。中心被係合部72Aの、表面部71からの第1直交方向Dの突出高さに比べて、両側被係合部72Bの、表面部71からの第1直交方向Dの突出高さは低い。また、本係止部73及び仮係止部74は、リテーナ7の本係止及び仮係止の係止状態を安定させるために、表面部71における、第2直交方向Wの両端部にそれぞれ形成されている。
本係止部73及び仮係止部74は、コネクタ3に形成された嵌合部33に配置されている。本形態の嵌合部33は、コネクタ3の第1直交方向D及び第2直交方向Wに貫通する嵌合穴によって形成されている。嵌合部33は、挿入凹部31及び連通穴32の少なくとも一方に連通されていてもよい。また、嵌合部33は、嵌合穴とする以外にも、コネクタ3の表面に形成された嵌合凹部とすることもできる。
また、連通穴32は、挿入凹部31に対して第1直交方向Dの外側D1から連通している。連通穴32は、挿入凹部31をコネクタ3の外周側から形成する壁部に、第1直交方向Dに貫通する状態で形成されている。
図7及び図8に示すように、本形態の本係止部73は、リテーナ7における装着方向Lの基端側L2に配置されており、仮係止部74は、リテーナ7における装着方向Lの先端側L1に配置されている。なお、装着方向Lの先端側L1とは、コネクタ3に対してブラケット2が配置される側のことをいい、装着方向Lの基端側L2とは、先端側L1とは反対側のことをいう。
本係止部73及び仮係止部74は、表面部71から第1直交方向Dの内側D2へ突出して弾性変形可能な弾性変形部731,741と、弾性変形部731,741の先端部において装着方向Lに膨らむ突起732,742とを有する。本係止部73の突起732は、装着方向Lの基端側L2へ膨らんで形成されており、仮係止部74の突起742は、装着方向Lの先端側L1へ膨らんで形成されている。
図7及び図8に示すように、嵌合部33における、本係止部73の嵌合経路331には、本係止部73の突起732と接触する本係止用山部332が形成されている。本係止部73の嵌合経路331は、嵌合部33の基端側L2の壁面によって形成されている。本係止用山部332は、嵌合部33の奥側位置において、嵌合部33の基端側L2の壁面から先端側L1へ突出する状態で形成されている。本係止部73の突起732の高さは、本係止用山部332の高さと略同じである。図7に示すように、リテーナ7が嵌合位置701にあるときには、本係止部73の突起732が本係止用山部332に係止される。
図7及び図8に示すように、嵌合部33における、仮係止部74の嵌合経路333には、仮係止部74の突起742と接触する仮係止用山部334が形成されている。仮係止部74の嵌合経路333は、嵌合部33の先端側L1の壁面によって形成されている。仮係止用山部334は、嵌合部33の奥側位置において、嵌合部33の先端側L1の壁面から基端側L2へ突出する状態で形成されている。仮係止部74の突起742の高さは、仮係止用山部334の高さと略同じである。図8に示すように、リテーナ7が中間位置702にあるときには、仮係止部74の突起742が仮係止用山部334に係止される。
本係止用山部332及び仮係止用山部334は、連通穴32における第2直交方向Wの両端部付近に形成されている。各係止用山部332,334を利用することにより、各係止部73,74の係止を容易に行うことができる。
図8に示すように、コネクタ3の連通穴32にリテーナ7を差し込んで、リテーナ7を連通穴32の中間位置702に保持する際には、仮係止部74の突起742が仮係止用山部334に接触し、仮係止部74の弾性変形部741が弾性変形しつつ、仮係止部74の突起742が仮係止用山部334を乗り越える。また、仮係止部74の突起742が仮係止用山部334を乗り越えたときには、仮係止部74の突起742が仮係止用山部334によって係止されるとともに、本係止部73の突起732が本係止用山部332に接触する。そして、仮係止部74の突起742と本係止部73の突起732とが、第1直交方向Dにおいて、仮係止用山部334と本係止用山部332との間に挟まれることにより、リテーナ7が中間位置702に保持される。
また、図7に示すように、リテーナ7を連通穴32の中間位置702から嵌合位置701へ押し込む際には、本係止部73の突起732が本係止用山部332に接触し、本係止部73の弾性変形部731が弾性変形しつつ、本係止部73の突起732が本係止用山部332を乗り越える。そして、本係止部73の突起73が本係止用山部332を乗り越えたときには、本係止部73が本係止用山部332によって係止され、リテーナ7が嵌合位置701に保持される。
図8に示すように、仮係止部74が仮係止用山部334に係止され、リテーナ7が中間位置702にあるときには、リテーナ7の表面部71の表面711が、コネクタ3における、連通穴32の縁部に位置する表面320から、第1直交方向Dの外側D1へ若干突出している。一方、図7に示すように、本係止部73が本係止用山部332に係止され、リテーナ7が嵌合位置701にあるときには、リテーナ7の表面部71の表面711と、コネクタ3における、連通穴32の縁部に位置する表面320とが略面一状態を形成する。リテーナ7が中間位置702にあることは、表面部71が連通穴32の縁部に位置する表面320から突出していることによって確認することができる。また、作業者は、リテーナ7の表面部71を連通穴32の奥側(第1直交方向Dの内側D1)へ押し込むことによって、リテーナ7を中間位置702から嵌合位置701へ移動させることができる。
(装着検知部75)
図7〜図9に示すように、本形態のリテーナ7には、コネクタ3に対して装着コネクタとしての第1雌コネクタ41が正規の装着位置に装着されているかを検知するための装着検知部75が形成されている。第1雌コネクタ41は、コネクタ3の一部を構成する部品である。コネクタ3における、装着コネクタが装着される装着部は、第1装着部35である。
装着検知部75は、図8に示すように、リテーナ7が中間位置702にあるときには、第1装着部35における第1雌コネクタ41の装着経路351から退避するとともに、図7に示すように、リテーナ7が嵌合位置701にあるときには、装着経路351に突出するよう構成されている。装着経路351とは、第1装着部35へ第1雌コネクタ41が装着される際に、この第1雌コネクタ41が通過する経路のことをいう。
図9に示すように、本形態の装着検知部75は、第1雌コネクタ41の装着状態を安定して検知するために、リテーナ7の表面部71の第2直交方向Wの両端部において、表面部71から第1直交方向Dの内側D2へ突出して形成されている。言い換えれば、装着検知部75は、装着方向Lにおける、本係止部73と仮係止部74との間の位置から、第1直交方向Dの内側D2に向けて突出して形成されている。装着検知部75は、リテーナ7の表面部71からコネクタ3の第1装着部35に第1雌コネクタ41が装着される位置まで形成されている。
図7及び図8に示すように、第1雌コネクタ41には、装着検知部75の先端部が配置される配置凹部411が形成されている。配置凹部411は、第1雌コネクタ41の表面の一部を切り欠いた形状に形成されている。第1雌コネクタ41が第1装着部35における装着位置に装着されている場合には、装着検知部75の先端部が配置凹部411に配置されることによって、リテーナ7を中間位置702から嵌合位置701へ押し込むことが可能である。同各図は、第1雌コネクタ41が第1装着部35における装着位置に装着されている場合を示す。
一方、第1雌コネクタ41が第1装着部35における装着位置からずれた位置に装着されている場合には、装着検知部75の先端部は、第1雌コネクタ41の配置凹部411が形成されていない表面に対向する。そして、リテーナ7を中間位置702から嵌合位置701へ押し込もうとすると、装着検知部75が第1雌コネクタ41の表面に接触する。これにより、リテーナ7を中間位置702から嵌合位置701へ押し込むことが不能である。そのため、リテーナ7を中間位置702から嵌合位置701へ押し込むことができるか否かによって、第1雌コネクタ41が、コネクタ3の第1装着部35における正規の装着位置に装着されているか否かを確認することができる。
なお、コネクタ3の第1装着部35に第1雌コネクタ41が全く装着されていない場合にも、リテーナ7を中間位置702から嵌合位置701へ押し込むことができる。ただし、コネクタ3に装着される第1雌コネクタ41は、電気配線42の端部に取り付けられたものである。そのため、電気配線42があるか否かによって、コネクタ3の第1装着部35に第1雌コネクタ41が全く装着されていない場合を検知することができる。
(コネクタ支持体1の組付)
コネクタ支持体1は、次のように組み付けられる。
まず、作業者等によって、機械部品4にブラケット2が単体で取り付けられる。また、作業者等によって、機械部品4における電気配線42の端部に取り付けられた第1雌コネクタ41が、ブラケット2から外された状態のコネクタ3の第1装着部35に装着される。このとき、コネクタ3においては、リテーナ7が、仮係止部74によって連通穴32の中間位置702に保持されている。
次いで、作業者等によって、第1雌コネクタ41が装着されたコネクタ3が、ブラケット2に装着される。このとき、ブラケット2の係合片22がコネクタ3の挿入凹部31に挿入され、ブラケット2の一対の支持部24とコネクタ3の外周部38とが係合される。そして、作業者等によって、リテーナ7が連通穴32の中間位置702から嵌合位置701に押し込まれ、リテーナ7の被係合部72A,72Bとしての係合突出部が、係合片22の係合部23としての係合穴に挿入される。こうして、機械部品4にコネクタ支持体1が取り付けられ、コネクタ支持体1においては、第1雌コネクタ41が装着されたコネクタ3が、ブラケット2に対して揺動可能となる。
次いで、作業者等によって、組付部品5の配置穴51内にコネクタ3の第2装着部36が挿入されるようにして、機械部品4に対して組付部品5が組み付けられる。このとき、ブラケット2に対してコネクタ3が第1直交方向D及び第2直交方向Wに遊動できることにより、配置穴51へ第2装着部36を容易に配置することができる。その後、配置穴51に配置された第2装着部36には、制御装置6側の第2雌コネクタ61が装着される。
(作用効果)
次に、コネクタ支持体1による作用効果について説明する。
本形態のコネクタ支持体1におけるコネクタ3には、ブラケット2の係合片22によって弾性変形する部位は形成されていない。コネクタ3には、挿入凹部31に連通する連通穴32が形成されており、連通穴32には、コネクタ3とは別部品であるリテーナ7が嵌合される。これにより、弾性変形させることを前提とせずに、コネクタ3を構成する樹脂材料を選定することができる。一方、リテーナ7は、弾性変形可能な種々の樹脂材料から構成することができる。
また、リテーナ7がコネクタ3と別部品であることにより、リテーナ7に何らかの工夫をしないと、コネクタ3をブラケット2に装着する際のリテーナ7の管理が難しくなる。そこで、リテーナ7には、本係止部73の他に仮係止部74が設けられている。これにより、コネクタ3の挿入凹部31へブラケット2の係合片22を挿入する際には、リテーナ7を、仮係止部74によって連通穴32の中間位置702に保持させておくことができる。そのため、コネクタ3をブラケット2に装着する際のリテーナ7の管理を容易にすることができる。
また、コネクタ3の挿入凹部31へブラケット2の係合片22が挿入された後には、リテーナ7が連通穴32の中間位置702から嵌合位置701に押し込まれ、リテーナ7の被係合部72A,72Bとしての係合突出部が係合片22の係合部23としての係合穴に係止される。これにより、コネクタ3がブラケット2に装着された後には、コネクタ3の挿入凹部31から係合片22が抜け出すことが防止され、コネクタ3がブラケット2から外れることが防止される。
また、係合片22と挿入凹部31、係合部23と被係合部72A,72B、及び一対の支持部24とコネクタ3の外周部38とが、装着方向Lに直交する平面方向に遊動できることにより、コネクタ3をブラケット2に遊動可能な状態で支持させることができる。そして、コネクタ3がブラケット2に対して遊動することにより、ブラケット2が取り付けられた第1部品としての機械部品4に第2部品としての組付部品5が対向して配置される場合に、組付部品5の配置穴51に対するコネクタ3の位置合わせ(調芯)を行うことができる。
このように、ブラケット2に対するコネクタ3の遊動可能な支持状態を確保するために、コネクタ3とは別部品であるリテーナ7を用いることにより、コネクタ3に使用する樹脂材料の選定の自由度を高めることができる。また、リテーナ7に設けられた被係合部72A,72Bは、弾性変形する必要がないため、強固に形成することができ、弾性変形する際に破損することが防止される。
それ故、本形態のコネクタ支持体1によれば、コネクタ3に使用する樹脂材料の選定の自由度を高めることができ、リテーナ7に設けられた被係合部72A,72Bの破損を防止することができる。
本形態においては、リテーナ7に装着検知部75が形成された場合について説明した。これ以外にも、リテーナ7には、装着検知部75が形成されていない場合もある。この場合にも、装着検知部75による作用効果以外の作用効果は、本形態と同様である。
本発明は、各実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲においてさらに異なる実施形態を構成することが可能である。また、本発明は、様々な変形例、均等範囲内の変形例等を含む。
1 コネクタ支持体
2 ブラケット
21 ベース部
22 係合片
23 係合部(係合穴)
3 コネクタ
31 挿入凹部
32 連通穴
33 嵌合部(嵌合穴)
332 本係止用山部
334 仮係止用山部
35 第1装着部(装着部)
41 第1雌コネクタ(装着コネクタ)
411 配置凹部
7 リテーナ
71 表面部
72A,72B 被係合部(係合突出部)
73 本係止部
74 仮係止部
75 装着検知部

Claims (5)

  1. コネクタと、前記コネクタが装着されて、前記コネクタを遊動可能に支持するブラケットとを備えるコネクタ支持体において、
    前記ブラケットは、
    ベース部と、
    前記ベース部から前記コネクタの装着方向に向けて突出する係合片と、
    前記係合片に形成された係合部と、を有し、
    前記コネクタは、
    前記係合片が前記装着方向に挿入される挿入凹部と、
    前記挿入凹部に、前記装着方向に直交する第1直交方向から連通された連通穴と、
    前記連通穴に嵌合されるリテーナと、を有し、
    前記係合片と前記挿入凹部とは、前記装着方向に直交する平面方向に遊動可能であり、
    前記リテーナは、
    前記挿入凹部内の前記係合片の前記係合部に係合される被係合部と、
    前記リテーナが、前記被係合部が前記係合部に係合される前記連通穴の嵌合位置にあるときに、前記コネクタに本係止される本係止部と、
    前記リテーナが、前記挿入凹部への前記係合片の挿入が可能な前記連通穴の中間位置にあるときに、前記コネクタに仮係止される仮係止部と、を有する、コネクタ支持体。
  2. 前記リテーナは、前記連通穴の開口部に配置される表面部を有し、
    前記被係合部、前記本係止部及び前記仮係止部は、前記第1直交方向へ突出する形状に形成されており、
    前記本係止部及び前記仮係止部は、前記表面部における、前記装着方向と前記第1直交方向とに直交する第2直交方向の両端部にそれぞれ形成されている、請求項1に記載のコネクタ支持体。
  3. 前記本係止部及び前記仮係止部は、前記表面部から前記第1直交方向へ突出して弾性変形可能な弾性変形部と、前記弾性変形部の先端部において前記装着方向に膨らむ突起とを有し、
    前記本係止部及び前記仮係止部は、前記コネクタに形成された嵌合部に配置されており、
    前記嵌合部における、前記本係止部の嵌合経路には、前記本係止部の前記突起と接触する本係止用山部が形成されており、
    前記嵌合部における、前記仮係止部の嵌合経路には、前記仮係止部の前記突起と接触する仮係止用山部が形成されており、
    前記リテーナが前記中間位置にあるときには、前記仮係止部の前記突起が前記仮係止用山部に係止され、前記リテーナが前記嵌合位置にあるときには、前記本係止部の前記突起が前記本係止用山部に係止されるよう構成されている、請求項1又は2に記載のコネクタ支持体。
  4. 前記コネクタは、電気配線の端部に取り付けられる装着コネクタと、前記装着方向における前記ブラケット側から前記装着コネクタが装着される装着部と、を有し、
    前記リテーナには、前記中間位置にあるときには、前記装着部における前記装着コネクタの装着経路から退避するとともに、前記嵌合位置にあるときには、前記装着経路に突出する装着検知部が形成されており、
    前記装着コネクタには、前記装着経路に突出する前記装着検知部が配置される配置凹部が形成されており、
    前記装着コネクタが前記装着部における装着位置に装着されている場合には、前記装着検知部が前記配置凹部に配置されることによって、前記リテーナを前記中間位置から前記嵌合位置へ押し込むことが可能である一方、前記装着コネクタが前記装着部における装着位置からずれた位置に装着されている場合には、前記装着検知部が前記装着コネクタに接触して、前記リテーナを前記中間位置から前記嵌合位置へ押し込むことが不能である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコネクタ支持体。
  5. 前記装着検知部は、前記リテーナの、前記装着方向と前記第1直交方向とに直交する第2直交方向の両端部において、前記表面部から前記第1直交方向へ突出する形状にそれぞれ形成されている、請求項4に記載のコネクタ支持体。
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