JP5953613B2 - パネルマウントコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、屋外に設置される太陽光発電装置等における筐体を形成するパネルのコネクタ取付孔に水密性を維持して取付けるパネルマウントコネクタに関するものである。
従来、パネルマウントコネクタのパネル取付方法は、図13(A),(B)に示すように、丸型のパネル取付用コネクタの同軸コンタクト21、丸型コンタクト22におけるパネル固定方法において、パネルの取付孔に前記コンタクトを装着した後に当該コンタクトが抜け出ないように、環状の凹溝21a,22aに嵌合させた収縮可能な係止片23を用いてワンタッチ式のロック方法となっているものが知られている。前記係止片23の形状を図13(C)に示すように、環状で一部が切欠かれたリングであり、挿入方向に先細くしたテーパ状23aに形成されている。
特開2009−103655号公報
かかる従来のパネルマウントコネクタにおけるワンタッチ式のロック方法では、図14(A)に示すように、設計的には、パネル又はケース24の係合孔24aと取付孔24bとの孔径の寸法差で段部が形成され、前記取付孔24bを縮径して通過した係止片23が弾力で拡径し、この係止片23の後端壁面と前記段差とが衝突することで、コンタクト21の抜け出しが防止される。また、図15(A)に示すように、パネル又はケース24の取付孔24bを通過した丸型コンタクト22の係止片23が縮径状態から弾力で広がり拡径して、この係止片23の後端壁面と取付孔24bの壁面とが衝突することで、前記丸型コンタクト22の抜け出しが防止される。
しかしながら、前記同軸コンタクト21と丸型コンタクト22とにおいて、いずれも重力により実際には、それぞれ図14(B)、図15(B)に示すように、係止片23が切欠き部を上にして下方向に下がる。即ち、前記同軸コネクタ21の凹溝21aと係止片23の内周面との隙間25aおよび前記係合孔24aと係止片23の外周面との隙間25bがあり、これらの隙間25a,25bは均等にあるのでは無く、図14(B),図15(B)に示すように、上下方向において前記係止片23が下に移動して、係止片23の後端壁面の上部と前記段差部若しくは取付孔24bの壁面との引掛かりが無くなってしまう。これにより、同軸コンタクト21および丸型コンタクト22の引張力に対する抵抗力が低下し、パネル又はケース24から抜け落ちるおそれがある。本発明に係るパネルマウントコネクタは、このような課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係るパネルマウントコネクタの上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、コネクタの凹溝若しくはコネクタのコンタクトの凹溝に嵌合され当該コネクタ若しくはコンタクトを取り付ける相手部材の取付孔を縮径されて通過した後に拡径して前記取付孔からのコネクタ抜止め用となり、環状の本体部とその本体部の一部に切欠き部とを有して弾性部材でなる係止片において、前記切欠き部を形成する本体部の対向する両端縁部に、前記本体部の軸線方向の端部に該本体部の端面から前記軸線方向に突出させた突出部をそれぞれ設けると共に、前記凹溝に、前記係止片の突出部を周方向に移動自在にして収容すべく隔壁によって収納部を設け、一方、コネクタの凹溝若しくはコネクタのコンタクトの凹溝においては、前記凹溝の収納部に、前記係止片の拡径の際に前記突出部を該係止片の半径方向外側に移動させるように載せる、段部を設け、前記段部の厚さによって前記係止片が前記相手部材の取付孔を通過して拡径した際に、凹溝に遊嵌した係止片の鉛直方向における下移動を阻止することである。
前記係止片における端縁部の軸線方向の両端側にある突出部同士を連結する突起部が設けられ、該突起部に切欠き部から離隔するように周方向に延設されると共に、凹溝に形成された周方向における隔壁間の幅を超えない範囲内で延設部が設けられ、コネクタの凹溝若しくはコネクタのコンタクトの凹溝が相手部材の取付孔に挿通されている間に、当該コネクタが周方向に自由回転するのを防止することである。
前記突起部の延設部に、係止片の周方向で切欠き部から離隔する側において、前記突起部が相手部材の取付孔を通過する際に当該突起部を周方向で切欠き部側へ窄めるように移動させるテーパ部を延設してなることである。
前記相手部材の取付孔に固定された状態のコネクタにおいて、当該コネクタの凹溝に遊嵌された係止片の切欠き部が外力によって収縮しないように該切欠き部の間に介在される収縮防止突起を有するウエッジが取り付けられていることを含むものである。
本発明のパネルマウントコネクタによれば、凹溝における係止片の突出部が段部によって上方向に移動され、当該係止片による引掛かり部分が全周に存在して、変形外力に対する引張抵抗力が増強され、パネルからの抜け出しが防止される。また、突起部の延設部によって、取付孔に挿通させている時のコネクタ自由回転が阻止され、挿入の方向性が決まり、維持される。更に、前記延設部にテーパ部を設けることで、取付孔に挿通時に自動的に係止片が周方向に窄められる様になり、パネルへの固定作業が効率的で容易になる。ウエッジがあることで、係止片の変形が確実に防止される、と言う数々の優れた効果を奏するものである。
本発明に係るパネルマウントコネクタ1における係止片2の第1実施例にかかる斜視図(A)、第2実施例の係止片2eの斜視図(B)である。 第3実施例にかかる係止片2gの前後方向の斜視図とそれをパネルマウントコネクタ1aに装着した状態の斜視図(A)、平面図(B)である。 係止片2eを金属製で金型成形した状態を示す斜視図(A),(B)である 同本発明のパネルマウントコネクタ1の、凹溝に係止片2を装着する前の状態の斜視図(A)と、同平面図(B)と、段部1bおよび隔壁1cの形状を詳細に示す拡大斜視図(C)である。 同本発明に係るパネルマウントコネクタ1の、凹溝に係止片2eを装着した状態の、斜視図(A)と、同平面図(B)とである。 図3(B)におけるA−A線に沿った断面図(A)、同B−B線に沿った断面図(B)、パネル3の取付孔3aの形状を示す正面図(C)である。 本発明に係るパネルマウントコネクタ1をパネル3の取付孔3aに装着して固定した状態の斜視図である。 図5の状態のパネルマウントコネクタ1とパネル3との縦断面図で、設計状態を示す縦断面図および引掛かり部分の様子を示す説明図(A)、係止片2が重力で下方向に偏倚した状態の縦断面図及び引掛かり部分の様子を示す説明図(B)である。 第4実施例にかかるウエッジ5の斜視図である。 第4実施例にかかるウエッジ5の正面図(A)、正面図におけるA−A線に沿った断面図(B)、同背面図(C)、底面図(D)である。 本発明に係るパネルマウントコネクタ1の平面図(A)と、パネル3に取付けて更にウエッジ5を装着した状態の平面図(B)とである。 図9(B)におけるA−A線に沿った断面図(A)、同B−B線に沿った断面図(B)である。 筐体のパネル3の取付孔3aに固定したパネルマウントコネクタ1とコネクタジャック1gとに、筐体内側においてウエッジ5をそれぞれ取り付けて、前記両コネクタの抜け防止を施す様子を順番に説明する説明斜視図(A),(B),(C),(D)である。 パネル3で囲まれた筐体内部にシリコン樹脂を注入し防水処理する様子を示す説明斜視図である。 従来例にかかる係止片23の使用状態を示すもので、同軸コンタクトの凹溝に装着した平面図(A)と、丸型コンタクトの凹溝に装着した斜視図(B)と、係止片23の斜視図(C)とである。 同従来例の係止片23を使用した場合の同軸コンタクト21における設計上の引掛かり状態を示す説明図(A)と、実際の引掛かり状態を示す説明図(B)とである。 同従来例の係止片23を使用した場合の丸型コンタクト22における設計上の引掛かり状態を示す説明図(A)と、実際の引掛かり状態を示す説明図(B)とである。
本発明に係るパネルマウントコネクタ1は、図1−A(A)に示すように、従来の係止片23(図13(C)参照)に対して、パネル取付孔に対する引掛かり部分を減少させる方向への係止片2の凹溝1aにおける移動、即ち、係止片2の鉛直方向における下移動を阻止するため、切欠き部2bを形成する両端縁部の本体部2dの軸線方向の端部に該本体部2dの端面から前記軸線方向に突出させた突出部2cを設ける。
一方、前記コネクタの凹溝1a若しくはコネクタのコンタクトの凹溝1aにおいては、前記係止片2の突出部2cを周方向に移動自在にして収容すべく、隔壁1cによって収納部1eを設ける。そして、前記凹溝1aの収納部1eに、前記係止片2の拡径の際に前記突出部2cを該係止片2の半径方向外側に移動させるように載せる、段部1bを設ける。こうして、係止片2によるパネル3等の取付孔3aに対する引掛かり部分を全周に確保するものである。
本発明に係るパネルマウントコネクタ1は、図1−A(A)に示すように、当該コネクタ1の凹溝1aに装着して嵌合され、当該コネクタ1を取り付ける相手部材(パネル又はケースなど)3の取付孔3a(図4(B),(C)参照)を、縮径されて通過した後に拡径して前記取付孔3aからの抜け止め用となる、一部に切欠き部2bを有する弾性部材で環状の係止片2がある。
この係止片2の材質としては、弾性を有する合成樹脂製であるが、弾性を有する金属製のものも排除するものでは無い。係止片2を凹溝1aに装着する対象は、パネルマウントコネクタのほか、丸型コンタクト等があり、この実施例では、パネルマウントコネクタ1(コネクタプラグ)で代表させて説明する。
前記係止片2において、図1−A(A)に示すように、前記切欠き部2bを形成する、本体部2dの対向する両端縁部に、前記本体部2dの軸線a方向の端部に該本体部2dの端面から前記軸線a方向に突出させた突出部2cをそれぞれ設ける。
前記両突出部2cは、切欠き部2bを挟んで一対で対向して全部で4カ所にあるが、取付孔3aとの引掛かりを確保するのが目的なので、最低限、軸線aの後端側に突出部2cがあれば良いので、後端側のみに、切欠き部2bを挟んで対向した2カ所の突出部2cとすることも含むものである。
更に、前記突出部2cが、係止片2の幅bよりも広くして軸線a方向に突出しているのは、嵌合相手の凹溝1aにおいて、係止片2が遊嵌して摺接する範囲内の外周壁面に凸部等の障害物を形成することができないからである。
前記両突出部2cが切欠き部2bを挟んで一対対向することに対応して、パネルマウントコネクタ1の凹溝1aには、図2(A),(B),(C)に示すように、前記係止片2の突出部2cを周方向に移動自在にして収容すべく隔壁1cによって収納部1eが設けられる。
前記凹溝1aの収納部1eに、前記係止片2の拡径の際に前記突出部2cを該係止片2の半径方向外側に移動させるように載せる、段部1bが設けられる。
前記段部1bは、前記係止片2がパネル3の取付孔3aを通過した際に弾性力で拡径するときに、切欠き部2bを挟んで互いに離隔する一対の両突出部2cを半径方向外側に移動させるように載せるものである。
これにより、前記段部1bの半径方向の厚さで、前記係止片2が前記取付孔3aを貫通して凹溝1aにおいて拡径した際の、係止片2の鉛直方向における下移動を阻止する、という作用をする。
前記段部1bには、前記両突出部2cが弾性力で拡径する際にスムーズに乗り上げるように、図2(A),(B),(C)に示すように、テーパ状のガイド部1fが設けられている。また、前記隔壁1cが片側において周方向に一対で対向して配設され、その間に前記係止片2の突出部2cが配設される、それにより、前記係止片2の拡径の際に隔壁1cに前記突出部2cが当接して、それ以上、突出部2cが周方向に広がらないように規制される。
なお、実施例1の係止片2においては、図1−A(A)に示すように、係止片2における端縁部の軸線a方向の両端側にある突出部2c同士を連結する突起部2aが設けられている。
第2実施例にかかる係止片2eは、図1−A(B)に示すように、前記突起部2aに対して、係止片2の幅bで周方向に延設部2fを設けたものである。この延設部2fを有した係止片2eにおいて、拡径した状態における対向した延設部2f,2fの周方向外側の壁面までの幅cは、図2(B)に示す周方向の一対の隔壁1c,1cの間の幅dとほぼ等しい。なお、前記延設部2f,2fの間隔は、周方向における隔壁1c,1c間の幅を超えない範囲内で設けられるものである。
図3(A),(B)に示すように、係止片2eの延設部2fの周方向外側の壁面の位置と、凹溝1aにおける隔壁1cの周方向外側の壁面の位置とがほぼ同じ位置となり、パネル3の取付孔3a(図4(C)参照)に、孔挿入方向の先端側の隔壁1cおよび係止片2eの延設部2fが通過する際、隔壁1cが通過するための通過溝3cの両側の壁面3d(図4(C)参照)が、前記隔壁1cと延設部2fの壁面に当接することになる。
こうして、取付孔3aに対して、パネルマウントコネクタ1の挿入方向時の周方向の位置が、前記通過溝3cによって定まり挿入の方向性が定まる。よって、パネル挿入途中で、パネルマウントコネクタ1が回転するのが阻止される。
第3実施例にかかる係止片2gは、図1−B(A),(B)に示すように、係止片2gの突起部2aに、当該係止片2gの周方向で切欠き部2bから離隔する側において、前記突起部2aが相手部材の取付孔3aを通過する際に該突起部2aを周方向に窄めるようにすべく、当該係止片2gの軸心aに沿って後方から先端へ先細になるテーパ部2hを延設している。突起部2aに延設部2fを設け、該延設部2fに更にテーパ部2hを設けたものである。
又、前記テーパ部2hは、パネルマウントコネクタ1aの隔壁1cの周方向における外側の側壁面の位置から、周方向外側に突出させている。これにより、前記パネル3の取付孔3aを前記係止片2gが通過する際に、確実にテーパ部2hが通過溝3cの壁面3dに当接することで、挿入時の回転が阻止されて方向性が安定すると共に、図1−B(A),(B)に示すように、係止片2gの突起部2aが自動的に周方向において切欠き部2b中心側に移動(矢印で示す)して、係止片2g全体が拡径状態から窄んで縮径する。
図1−C(A),(B)に示すように、係止片2等について、バネ用金属製の弾性部材で金型成形した場合を示し、このほか、合成樹脂製とすることもできる。
以上のような係止片2,2e,2gを使用して、パネルマウントコネクタ1の凹溝1aに軸心aの先端方向側から装着して使用すると、図3(A),(B)乃至図4(A),(B)に示すようになる。なお、図4(B)は、パネル3の取付孔3aに装着した場合のB−B線に沿った断面図を示している。
そして、パネル3に前記パネルマウントコネクタ1を装着すると、図5に示すように、取付孔3aからパネル3筐体の内部に係止片2eが進入して、当該取付孔3aへの挿入途中でその周壁面に当接し押圧されて縮径されていた本体部2dが、貫通したことで前記押圧から解放されて、弾性力で拡径する。
拡径した前記係止片2eにおいて、図5に示すように、突起部2aも周方向外側(矢印方向)へと広がり、通過溝3cの壁面に突起部2aの延設部2fの壁面が当接する。その際に、突起部2aの突出部2cが、図2(C)に示すように、段部1bの上に乗り上がる。
図5に示すように、前記通過溝3cが、鉛直方向における上側にあるから、前記段部1bに突出部2cが乗り上がるということは、係止片2eが上に移動するということである。
図6(A)に示すように、設計的には、係止片2eは、凹溝1aに対して上下に均等な隙間4aがあるように遊嵌されるが、実際には、重力で上側の間隙4aの分だけ下に移動する。それが、引掛かり部分が無くなるという従来の欠点であったが、図6(B)に示すように、凹溝1aの上側に設けた段部1b(4カ所)により、突起部2aの両突出部2c(一対で4カ所)が下側の隙間4a分だけ上に移動できるので、前記段部1bの厚さ分だけ移動する。これにより、係止片2eの本体部2dの端面とパネル3と引掛かり部分が、上側においても十分に確保される。
図6(B)において示すように、係止片2eの本体部2dとパネル3の取付孔3aとの引掛かり程度を示すものであり、上下方向の最上部は切欠き部2bとなっているので、その部分を避けた位置の近傍位置で示している。本発明に係るパネルマウントコネクタ1によるパネル3の取付孔3aとの引掛かり部分を示す図6(B)と、従来の引掛かり部分を示す図14(B),図15(B)とを比較すると、その違いがよく判る。
このように、係止片2,2e、2gに、突起部2cを設け、凹溝1aに鉛直方向における上に移動させる段部1bを設けたので、パネル3の取付孔3aとの隙間4(図6(A),(B)参照)があっても、係止片との引掛かり部分が確保され、パネルマウントコネクタ1にこじられる等の外力が加えられても、これに抵抗する引張り強度を確実に保つことができる。
第4実施例は、図7に示すように、パネルマウントコネクタ1がパネル3に固定された後に、係止片2等の変形を防止して、こじり等の外力に対する抵抗力を増強するものである。このウエッジ5は、合成樹脂製であり、基本形が門型であり、拡径した係止片2の切欠き部2bに入り込む収縮防止突起5a、固定脚部5b、コンタクト逃げ部5cとからなる。
前記ウエッジ5は、図9(A),(B)乃至図10(A),(B)に示すように、パネル3の取付孔3aに固定されたパネルマウントコネクタ1に対して、図11(A)〜(D)に示すように、上から差し込むように装着する。図10(A)に示すように、係止片2eの切欠き部2bに前記収縮防止突起5aが入り込んで密着する。半円ハウジング1h部分には、固定脚部5bが入り込む。このウエッジ5がカバーとなって、シリコン樹脂が筐体内側にあるパネルマウントコネクタ1部分の内部に入り込むのを防止する。
これにより、係止片2eが周方向に窄んで縮径する事が無い。よって、パネルマウントコネクタ1にこじり・引張等の外力が加わっても、係止片2eが全体的に変形しないので、取付孔3a部分における引掛かり部分が維持されて抵抗力が増し、取付孔3aからパネルマウントコネクタ1が抜け出すようなことが無い。
前記ウエッジ5をパネルマウントコネクタ1,1g等に装着し、プリント基板6にマウントされた電子部品のコンタクトとの電気的接続を図った後、図12に示すように、パネル3で囲まれた筐体内にシリコン樹脂を注入する。これにより、完全防止を達成する。
本発明に係るパネルマウントコネクタ1は、引張強度を強くし、防水性を高度に維持するコンタクトに広く適用できるものである。
1 パネルマウントコネクタ、 1a 凹溝、
1b 段部、 1c 隔壁、
1d コンタクト、 1e 収納部、
1f ガイド部、
1g コネクタジャック、 1h 半円ハウジング、
1i シールリング、
2 係止片、 2a 突起部、
2b 切欠き部、 2c 突出部、
2d 本体部、
2e 第2実施例の係止片、 2f 延設部、
2g 第3実施例の係止片、 2h テーパ部、
3 相手部材(パネル又はケース)、
3a 取付孔、
3b 凸リング、 3c 通過溝、
3d 壁面、
4 隙間、 4a 隙間、
5 ウエッジ、 5a 収縮防止突起、
5b 固定脚部、 5c コンタクト逃げ部、
6 プリント基板、
21 同軸コンタクト、 21a 凹溝、
22 丸型コンタクト、 22a 凹溝、
23 係止片、 23a テーパ状、
24 パネル又はケース、 24a 係合孔、
24b 取付孔、
25a,25b 隙間、
26 隙間。

Claims (4)

  1. コネクタの凹溝若しくはコネクタのコンタクトの凹溝に嵌合され当該コネクタ若しくはコンタクトを取り付ける相手部材の取付孔を縮径されて通過した後に拡径して前記取付孔からのコネクタ抜止め用となり、環状の本体部とその本体部の一部に切欠き部とを有して弾性部材でなる係止片において、
    前記切欠き部を形成する本体部の対向する両端縁部に、前記本体部の軸線方向の端部に該本体部の端面から前記軸線方向に突出させた突出部をそれぞれ設けると共に、
    前記凹溝に、前記係止片の突出部を周方向に移動自在にして収容すべく隔壁によって収納部を設け、
    一方、コネクタの凹溝若しくはコネクタのコンタクトの凹溝においては、前記凹溝の収納部に、前記係止片の拡径の際に前記突出部を該係止片の半径方向外側に移動させるように載せる、段部を設け、
    前記段部の厚さによって前記係止片が前記相手部材の取付孔を通過して拡径した際に、凹溝に遊嵌した係止片の鉛直方向における下移動を阻止すること、
    を特徴とするパネルマウントコネクタ。
  2. 係止片における端縁部の軸線方向の両端側にある突出部同士を連結する突起部が設けられ、該突起部に切欠き部から離隔するように周方向に延設されると共に、凹溝に形成された周方向における隔壁間の幅を超えない範囲内で延設部が設けられ、
    コネクタの凹溝若しくはコネクタのコンタクトの凹溝が相手部材の取付孔に挿通されている間に、当該コネクタが周方向に自由回転するのを防止すること、
    を特徴とする請求項1に記載のパネルマウントコネクタ。
  3. 突起部の延設部に、係止片の周方向で切欠き部から離隔する側において、前記突起部が相手部材の取付孔を通過する際に当該突起部を周方向で切欠き部側へ窄めるように移動させるテーパ部を延設してなること、
    を特徴とする請求項2に記載のパネルマウントコネクタ。
  4. 相手部材の取付孔に固定された状態のコネクタにおいて、当該コネクタの凹溝に遊嵌された係止片の切欠き部が外力によって収縮しないように該切欠き部の間に介在される収縮防止突起を有するウエッジが取り付けられていること、
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のパネルマウントコネクタ。
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