JP5874657B2 - ワイヤハーネスの挿通作業用包装材およびこれに収容されたワイヤハーネスおよびワイヤハーネスの挿通作業用包装材への収容方法 - Google Patents

ワイヤハーネスの挿通作業用包装材およびこれに収容されたワイヤハーネスおよびワイヤハーネスの挿通作業用包装材への収容方法 Download PDF

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Description

本発明は、ワイヤハーネスを貫通孔に挿通する際に、ワイヤハーネスを包み込んで保護するために用いられる、ワイヤハーネスの挿通作業用包装材と、これに収容されたワイヤハーネス、およびワイヤハーネスの挿通作業用包装材への収容方法に関するものである。
良く知られているように、自動車等においては、電気部品を相互に接続するワイヤハーネスが車体の各所に配索されている。ワイヤハーネスは、例えば自動車のエンジンルームから車室内に配索されることがあり、そのような場合には、車体パネルに貫設された貫通孔を通じてエンジンルームから車室内に配索することが行われている。
そこで、貫通孔への挿通作業を容易にしたり、挿通時にワイヤハーネスを保護するために、特開平9−107614号公報(特許文献1)に記載のようなワイヤハーネスの挿通作業用包装材が用いられることがある。特許文献1に記載のワイヤハーネスの挿通作業用包装材は、シート形状を有し、少なくとも一面がループ状に起毛された多数のループ部で覆われたパイル生地の側縁部に、フック状に起毛された多数のフック部で覆われた帯状固着部が設けられた構造とされている。そして、パイル生地でワイヤハーネスを包み込んで帯状固着部をパイル生地に固着することにより、ワイヤハーネスを保護するようになっている。
ところが、特許文献1に記載のワイヤハーネスの挿通作業用包装材では、シート状のパイル生地をワイヤハーネスに巻き付ける作業が必要となる。ワイヤハーネスには多数のコネクタが分枝状に設けられていることがあり、パイル生地を巻き付ける前に、コネクタの飛び出しを防止するためにコネクタをテープで仮止めしておく等の作業が必要となり、作業に手間がかかるという問題があった。
このような問題に対処するために、特開2000−269664号公報(特許文献2)には、ゴム製のチューブ材からなるワイヤハーネスの挿通作業用包装材でワイヤハーネスを包囲して、挿通作業を行うことが提案されている。しかし、ワイヤハーネスは電線の太さや本数によって多数のサイズがあることから、特許文献2に記載のワイヤハーネスの挿通作業用包装材では、径寸法の異なるチューブ材を多数用意しなければならず、汎用性に乏しいという問題があった。また、ワイヤハーネスの形状によっては、チューブ材内でコネクタが変位し易く、コネクタ同士が干渉して挿通作業が円滑に行えなくなる場合があった。
特開平9−107614号公報 特開2000−269664号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、多様な形状のワイヤハーネスに柔軟に対応し得る高い汎用性を有すると共に、ワイヤハーネスの挿通作業を簡便且つ安定して行うことのできる、新規な構造のワイヤハーネスの挿通作業用包装材を提供することにある。更に、本発明は、そのようなワイヤハーネスの挿通作業用包装材に収容された新規な構造のワイヤハーネスを提供すること、および挿通作業用包装材にワイヤハーネスを収容する新規な方法を提供することも、目的とする。
ワイヤハーネスの挿通作業用包装材に関する本発明の第一の態様は、ワイヤハーネスの挿通作業用包装材であって、可撓性素地により形成されており、長手方向の一方に開口する袋形状を有する袋体と、該袋体の周長よりも小さな幅寸法を有し、該袋体の表面で該袋体の長手方向に延出するように固着された帯状固着部とを有し、前記袋体の表面が多数のループ部及び該ループ部に係合する多数のフック部の少なくとも一方で覆われていると共に、前記帯状固着部の表面が、前記多数のループ部及び前記多数のフック部の少なくとも他方で覆われていることを、特徴とする。
本発明に従う構造とされたワイヤハーネスの挿通作業用包装材においては、袋体にワイヤハーネスを収容し、袋体を絞りつつ余剰部を巻き付けて帯状固着部で袋体に固着することにより、ワイヤハーネスを包装することが出来る。そして、一方のみに開口し、他方が封止された袋形状を有することから、袋体にワイヤハーネスを入れるのみで、ワイヤハーネスに設けられた多数のコネクタを袋体内に容易且つ確実に収容することが出来る。更に、特許文献1に記載の如きシート状の部材でワイヤハーネスを巻き付ける場合に比して、コネクタの飛び出し等を防止することが出来て、優れた作業性を得ることが出来る。
そして、袋体が可撓性素地により形成されていると共に、表面が多数のループ部及びループ部に係合する多数のフック部の少なくとも一方で覆われている一方、帯状固着部の表面が多数のループ部及び多数のフック部の少なくとも他方で覆われていることから、袋体の任意の箇所に帯状固着部を固着することが出来、ワイヤハーネスを収容した袋体を絞ることによって、ワイヤハーネスの形状に応じて袋体の径寸法を容易に変化させることが出来る。これにより、特許文献2に記載の如きチューブ材に比して、袋体の種類を削減することが出来、汎用性を向上することが出来る。
更にまた、袋体が可撓性素地により形成されていることから、袋体の径寸法を長手方向でも自由に変更することが出来、ワイヤハーネスの形状により柔軟に対応することが出来る。即ち、袋体とワイヤハーネスの間に大きな隙間が出来る部位では、帯状固着部の袋体への固着位置を他の部位よりも巻きが深くなる位置に設定することも出来る。従って、袋体内でのコネクタの変位も有効に防止することが出来、挿通作業時のコネクタ同士の干渉も有効に防止することが出来る。
加えて、袋体を絞った後の余剰部を巻き付け状態で固定することによって、ワイヤハーネスの包装状態での剛性を確保することが出来る。これにより、ワイヤハーネスを車体パネル等の貫通孔に貫通する際の作業性をより向上することが出来る。
ワイヤハーネスの挿通作業用包装材に関する本発明の第二の態様は、前記第一の態様に記載のものにおいて、前記帯状固着部が、前記袋体の長手方向全長に亘って延出しているものである。
本態様によれば、袋体の長手方向の全長において、任意の箇所に帯状固着部を固着することが出来る。これにより、袋体の長手方向の任意の位置で巻きの深さを調節することが出来、ワイヤハーネスのコネクタ等の袋体内での変位や干渉をより有効に防止して、挿通作業性を一層有利に向上することが出来る。
挿通作業用包装材に収容されたワイヤハーネスに関する本発明は、挿通作業用包装材に収容されたワイヤハーネスであって、前記挿通作業用包装材として前記ワイヤハーネスの挿通作業用包装材に関する本発明の第一又は第二の態様に記載の挿通作業用包装材が用いられており、該挿通作業用包装材の前記袋体への挿入状態とされていると共に、該袋体が絞られることで形成された余剰部が、前記帯状固着部によって前記袋体の表面に巻き付け状態で固定されていることを、特徴とする。
本発明に従う構造とされたワイヤハーネスによれば、挿通作業用包装材として、前記ワイヤハーネスの挿通作業用包装材に関する本発明の第一又は第二の態様に記載の挿通作業用包装材が用いられており、該挿通作業用包装材の袋体に挿入されることにより、ワイヤハーネスやこれに設けられたコネクタの挿通作業用包装材からの飛び出しを有効に阻止することが出来る。更に、袋体が絞られることで、袋体を含んだワイヤハーネスの全体の径寸法を抑えることが出来、車体パネルの貫通孔への挿通作業等をより容易にすることが出来る。そして、袋体が絞られることで形成された余剰部が、帯状固着部を介して袋体の表面に巻き付け状態で固定されることにより、ワイヤハーネスの包装状態での剛性を高度に確保することが出来、配索作業中に他部材との接触等で包装が解かれるおそれを軽減して、配索作業をより円滑に行なうことが出来る。
ワイヤハーネスの挿通作業用包装材への収容方法に関する本発明は、前記挿通作業用包装材として前記ワイヤハーネスの挿通作業用包装材に関する本発明の第一又は第二の態様に記載の挿通作業用包装材を用い、該挿通作業用包装材の前記袋体の開口部から前記ワイヤハーネスを挿入すると共に、前記袋体を絞ることで形成した余剰部を該袋体の表面に巻き付けて前記帯状固着部で該袋体の表面に固定することを、特徴とする。
本発明に従うワイヤハーネスの挿通作業用包装材への収容方法によれば、挿通作業用包装材として、前記ワイヤハーネスの挿通作業用包装材に関する本発明の第一又は第二の態様に記載の挿通作業用包装材を用いることから、該挿通作業用包装材の袋体にワイヤハーネスを挿入することで、ワイヤハーネスやこれに設けられた多数のコネクタを容易に収容することが出来る。そして、袋体を絞ることによりワイヤハーネスの外径を小さく出来ることから、配索作業を容易にすることが出来る。更に、袋体を絞ることで生じた余剰部を袋体に巻き付けることによって、包装状態のワイヤハーネスの剛性を高度に確保出来ることからも、配索作業をより容易にすることが出来る。
ワイヤハーネスの挿通作業用包装材に関する本発明においては、表面が多数のループ部及び多数のフック部の少なくとも一方で覆われた可撓性素地で袋体を形成すると共に、該袋体に、表面が多数のループ部及び多数のフック部の少なくとも他方で覆われた帯状固着部を設けた。これにより、予め袋形状とされた袋体でワイヤハーネスを容易に収容することが出来、優れた作業性を得ることが出来る。更に、袋体表面の任意の位置に帯状固着部を固着出来ることから、ワイヤハーネスの形状に応じて袋体の巻きの深さを調節することが出来、優れた汎用性を得ることが出来ると共に、ワイヤハーネスのコネクタの袋体内での変位も有効に防止して、挿通作業をより円滑に行うことが出来る。
また、挿通作業用包装材に収容されたワイヤハーネスに関する本発明およびワイヤハーネスの挿通作業用包装材への収容方法に関する本発明においては、挿通作業用包装材として、ワイヤハーネスの挿通作業用包装材に関する本発明に従う挿通作業用包装材を用いた。これにより、挿通作業用包装材の袋体にワイヤハーネスを容易に収容することが出来る。更に、袋体を絞ることにより、ワイヤハーネスの外径寸法を小さくすることが出来ると共に、余剰部を袋体に巻き付けて帯状固着部で固定することによって、包装状態のワイヤハーネスの剛性を向上することが出来て、配索の作業性を向上することが出来る。
本発明の一実施形態としてのワイヤハーネスの挿通作業用包装材を示す説明図。 (a)は袋体の表面を拡大して示す説明図、(b)は帯状固着部の表面を拡大して示す説明図。 図1に示したワイヤハーネスの挿通作業用包装材による包装手順を説明するための説明図。 図1に示したワイヤハーネスの挿通作業用包装材の包装状態をワイヤハーネスの延伸方向から見た説明図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1に、ワイヤハーネスの挿通作業用包装材に関する本発明の一実施形態としてのワイヤハーネスの挿通作業用包装材(以下、適宜に包装材とする)10を示す。包装材10は、袋体12の表面14に、帯状固着部16が固着された構造とされている。
袋体12は、図2(a)に示す薄肉の可撓性素地18から形成された長手形状とされており、長手方向(図1中、左右方向)の一方のみに開口部19を有する有底の袋形状とされている。可撓性素地18としては、布、樹脂、ゴム等、各種の材料が採用可能である。可撓性素地18の表面14は、帯状固着部16を除く略全面に亘って、例えばナイロンやポリエステル等からなる多数のループ部20で覆われている。
袋体12の大きさは、後述するワイヤハーネス26の形状や大きさ等に応じて任意に設定可能である。例えば、袋体12の1/2周長が、200〜700mmの間、300mm〜600mmの間、500mm程度に設定される。また、袋体12の長さ寸法が、例えば1000mm、900mm、800mm程度に設定される。
一方、帯状固着部16は、袋体12の1/2周長よりも小さな幅寸法をもって延びる長手矩形のシート形状とされている。図2(b)に示すように、帯状固着部16の表面22は、例えばポリエチレン等からなる鉤状の多数のフック部24で覆われている。このような帯状固着部16が、袋体12の長手方向に延出して袋体12の表面14に固着されている。特に本実施形態においては、帯状固着部16は、袋体12の長手方向の全長に亘って延出されている。
このような挿通作業用包装材10を用いた、ワイヤハーネスの挿通作業用包装材への収容方法に関する本発明の一実施形態を説明する。先ず、図3(a)に示すように、ワイヤハーネスの挿通作業用包装材10の袋体12の開口部19からワイヤハーネス26が挿入される。ワイヤハーネス26は、幹線28から多数の分岐線30が引き出されていると共に、各分岐線30の端部にコネクタ32が設けられた構造とされている。
そして、図3(b)に示すように、ワイヤハーネス26を収容した袋体12を、ワイヤハーネス26の大きさに合わせて絞るようにして、袋体12の長手方向に延びる折曲部34を形成する。続いて、図3(c)に示すように、折曲部34から帯状固着部16に亘る袋体12の余剰部36を、袋体12の表面14に回り込ませるように重ね合わせて、帯状固着部16の表面22を袋体12の表面14に重ね合わせる。これにより、袋体12の表面14に形成されたループ部20と、帯状固着部16の表面22に形成されたフック部24が係合して、帯状固着部16が袋体12の表面14に固着されると共に、余剰部36が、帯状固着部16を介して袋体12の表面14に巻き付け状態で固定される。このようにして、図4に示すように、ワイヤハーネス26がワイヤハーネスの挿通作業用包装材10で包まれて、挿通作業用包装材に収容されたワイヤハーネスに関する本発明の一実施形態としてのワイヤハーネス26が形成される。なお、図4においては、理解を容易とするために、ワイヤハーネス26に斜線を付して図示している。
包装材10で包まれたワイヤハーネス26は、例えば、図示しない自動車のエンジンルームと車室を仕切る車体パネルの貫通孔に挿通されて、エンジンルームから車室内に配索される。そして、包装材10をワイヤハーネス26から取り外す場合には、帯状固着部16を袋体12の表面14から引き剥がすことにより、帯状固着部16のフック部24と袋体12のループ部20との係合を解除して、袋体12を元の大きさに戻すことが出来、ワイヤハーネス26を取り出すことが出来る。
このような構造とされたワイヤハーネスの挿通作業用包装材10によれば、袋体12が予め有底の袋形状とされていることから、ワイヤハーネス26を容易に収容して包むことが出来る。また、袋体12がワイヤハーネス26を全周に連続して囲むことから、ワイヤハーネス26のコネクタ32等の飛び出しを効果的に防止することが出来て、優れた作業性を得ることが出来る。
そして、袋体12が可撓性素地18で形成されていることから、ワイヤハーネス26の形状や大きさに合わせて袋体12の形状を容易に変化させることが可能であり、様々な形状や大きさを有する各種のワイヤハーネス26に広く用いることが出来、優れた汎用性を得ることが出来る。更に、袋体12の形状を長手方向でも自由に変更できることから、例えばワイヤハーネス26との間に大きな隙間が出来る部位では、帯状固着部16の袋体12への固着位置を巻きが深くなる位置に設定することによって、袋体12内でのコネクタ32の変位を有効に防止することが出来る。特に本実施形態においては、帯状固着部16が袋体12の全長に亘って設けられていることから、袋体12の全長に亘って、巻きの深さを任意に調節することが出来る。
また、袋体12をワイヤハーネス26の形状に合わせて絞り込んで、余剰部36を巻き付けるように重ね合わせて帯状固着部16で固定することにより、優れた剛性を確保することが出来、貫通孔への貫通作業性を向上することが出来る。更にまた、帯状固着部16のフック部24を袋体12のループ部20と係合させることにより、帯状固着部16の袋体12への固着と取り外しを容易に行なうことが出来る。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、帯状固着部は、必ずしも袋体の全長に亘って設けられる必要は無く、袋体の長手方向で部分的に設けられていても良いし、袋体の長手方向寸法に満たない複数の帯状固着部を袋体の長手方向に並べて設ける等しても良い。
また、袋体の径寸法は長手方向で任意に設定され得るものであり、例えば長手方向で略一定の径寸法を有する有底の筒形状に形成しても良いし、収容されるワイヤハーネスの形状等を考慮して、袋体の径寸法を長手方向で変化させる等しても良い。
更にまた、前記実施形態では、袋体12の表面14が多数のループ部20で覆われていたが、多数のフック部24で覆われるようにしても良い。この場合、帯状固着部16の表面22は、多数のループ部20で覆われるようにすれば良い。更に、袋体12の表面14と帯状固着部16の表面22の何れにも、多数のループ部20と多数のフック部24が混在するようにしても良い。
10:ワイヤハーネスの挿通作業用包装材、12:袋体、14:表面(袋体)、16:帯状固着部、18:可撓性素地、19:開口部、20:ループ部、22:表面(帯状固着部)、24:フック部、26:ワイヤハーネス、32:コネクタ、34:折曲部、36:余剰部

Claims (4)

  1. ワイヤハーネスの挿通作業用包装材であって、
    可撓性素地により形成されており、長手方向の一方に開口する袋形状を有する袋体と、
    該袋体の周長よりも小さな幅寸法を有し、該袋体の表面で該袋体の長手方向に延出するように固着された帯状固着部とを有し、
    前記袋体の表面が多数のループ部及び該ループ部に係合する多数のフック部の少なくとも一方で覆われていると共に、前記帯状固着部の表面が、前記多数のループ部及び前記多数のフック部の少なくとも他方で覆われている
    ことを特徴とするワイヤハーネスの挿通作業用包装材。
  2. 前記帯状固着部が、前記袋体の長手方向全長に亘って延出している請求項1に記載のワイヤハーネスの挿通作業用包装材。
  3. 挿通作業用包装材に収容されたワイヤハーネスであって、
    前記挿通作業用包装材として請求項1又は2に記載の挿通作業用包装材が用いられており、
    該挿通作業用包装材の前記袋体への挿入状態とされていると共に、
    該袋体が絞られることで形成された余剰部が、前記帯状固着部によって前記袋体の表面に巻き付け状態で固定されている
    ことを特徴とする挿通作業用包装材に収容されたワイヤハーネス。
  4. ワイヤハーネスの挿通作業用包装材への収容方法であって、
    前記挿通作業用包装材として請求項1又は2に記載の挿通作業用包装材を用い、
    該挿通作業用包装材の前記袋体の開口部から前記ワイヤハーネスを挿入すると共に、
    前記袋体を絞ることで形成した余剰部を該袋体の表面に巻き付けて前記帯状固着部で該袋体の表面に固定する
    ことを特徴とするワイヤハーネスの挿通作業用包装材への収容方法。
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