JP5868562B1 - 超電導マグネット - Google Patents

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Abstract

超電導マグネットは、超電導コイル(140)と、超電導コイル(140)を液状の冷媒(151)に浸漬した状態で収容する冷媒容器(130)と、冷媒容器(130)の周りを囲む輻射シールド(120)と、超電導コイル(140)、冷媒容器(130)および輻射シールド(120)を収容する真空容器(110)と、冷媒容器(130)の内部および輻射シールド(120)を冷却する冷凍機(150)と、真空容器(110)の外側から冷媒容器(130)に接続され、気化した冷媒(152)の流路となる第1排気管(160)と、真空容器(110)の外側で第1排気管(160)の末端に接続され、冷媒容器(130)内の圧力が第1設定値以上になると開く第1放圧弁(161)と、第1排気管(160)に設けられ、第1排気管(160)を加熱するヒータ(170)と、第1排気管(160)に設けられ、第1排気管(160)の内部における氷結の発生により生ずる変化を検知する検知器(180)とを備える。

Description

本発明は、超電導マグネットに関し、特に、冷媒に浸漬されて冷却される超電導コイルを備える超電導マグネットに関する。
超電導マグネットの構成を開示した先行文献として、特開2005-310811号公報(特許文献1)がある。特許文献1に記載された超電導マグネットは、超電導コイルを収容すると共に超電導コイルを臨界点以下に冷却するための液化した冷媒を収容したコイル容器と、コイル容器を内包してコイル容器を外側から真空断熱する真空容器と、一端部がコイル容器内に連通し、他端部が真空容器の外側に位置する排気管とを備え、排気管の真空容器の内側に配管された部分の少なくとも1箇所に、排気管を加熱する加熱手段が設けられている。
特開2005-310811号公報
特許文献1に記載された超電導マグネットにおいては、排気管の閉塞による排気管内の圧力上昇を検知し、排気管内の圧力が設定値以上になると、ヒータに通電して排気管を加熱している。このように、閉塞するまで氷結が進行した排気管を加熱して氷結部を融解させる場合、比較的長い加熱時間が必要となる。この加熱時間中に、クエンチまたは真空破壊が発生した場合、超電導マグネットの使用を中断しなければならない。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、排気管が閉塞することを抑制できる超電導マグネットを提供することを目的とする。
本発明に基づく超電導マグネットは、超電導コイルと、超電導コイルを液状の冷媒に浸漬した状態で収容する冷媒容器と、冷媒容器の周りを囲む輻射シールドと、超電導コイル、冷媒容器および輻射シールドを収容する真空容器と、冷媒容器の内部および輻射シールドを冷却する冷凍機と、真空容器の外側から冷媒容器に接続され、気化した上記冷媒の流路となる第1排気管と、真空容器の外側で第1排気管の末端に接続され、冷媒容器内の圧力が第1設定値以上になると開く第1放圧弁と、第1排気管に設けられ、第1排気管を加熱するヒータと、第1排気管に設けられ、第1排気管の内部における氷結の発生により生ずる変化を検知する検知器とを備える。
本発明によれば、検知器によって、排気管の内部における氷結の発生により生ずる変化を検知することができるため、排気管が閉塞する前にヒータにより排気管を加熱して、排気管が閉塞することを抑制できる。
本発明の実施形態1に係る超電導マグネットの構成を示す断面図である。 本発明の実施形態2に係る超電導マグネットの構成を示す断面図である。 本発明の実施形態3に係る超電導マグネットの構成を示す断面図である。 本発明の実施形態4に係る超電導マグネットの構成を示す断面図である。
以下、本発明の各実施形態に係る超電導マグネットについて図面を参照して説明する。以下の実施形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。以下の実施形態においては、円筒型の超電導マグネットについて説明するが、必ずしも円筒型の超電導マグネットに限定されるものではなく、開放型の超電導マグネットにも本発明を適用できる。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る超電導マグネットの構成を示す断面図である。なお、図1においては、超電導マグネット100の上側の断面のみ図示している。また、図1においては、簡単のため、各構成を簡略化して示している。
図1に示すように、本発明の実施形態1に係る超電導マグネット100においては、最も外側に、中空円筒状の真空容器110が配置されている。真空容器110は、真空容器110の内側と外側とを真空断熱するために、たとえば、ステンレス鋼またはアルミニウムなどの非磁性材料から構成されている。真空容器110の内部は、真空になるように図示しない減圧装置により減圧されている。
真空容器110の内部には、真空容器110と略相似形の中空円筒状の輻射シールド120が配置されている。輻射シールド120は、たとえば、アルミニウムなどの光の反射率の高い非磁性材料から構成されている。輻射シールド120の表面には、図示しない多層断熱材(スーパーインシュレーション)が貼り付けられている。
輻射シールド120の内部には、輻射シールド120と略相似形の中空円筒状の冷媒容器130が配置されている。輻射シールド120は、冷媒容器130の周りを囲んで、冷媒容器130と真空容器110との間を断熱する機能を有している。冷媒容器130は、ステンレス鋼またはアルミニウムなどの非磁性材料から構成されている。
冷媒容器130の内部には、超電導コイル140が収容されている。超電導コイル140は、巻枠としても機能する冷媒容器130の底部に巻き回されている。冷媒容器130の内部には、液状の冷媒である液体ヘリウム151が充填されている。超電導コイル140は、液体ヘリウム151中に浸漬されて冷却されている。超電導コイル140は、たとえば、銅からなるマトリクスの中心部にニオブチタン合金を埋め込んで形成された超電導線が巻き回されて構成されている。
このように、真空容器110は、超電導コイル140、冷媒容器130および輻射シールド120を収容している。
超電導マグネット100は、冷媒容器130の内部および輻射シールド120を冷却する冷凍機150をさらに備えている。冷凍機150としては、2段の冷凍ステージを有するギフォード・マクマホン型冷凍機またはパルスチューブ冷凍機を用いることができる。
冷凍機150は、真空容器110から冷媒容器130まで繋がるように設けられたシリンダ112内に挿入されている。冷凍機150の第1冷凍ステージは、シリンダ112に設けられたサーマルアンカ122を通じて、輻射シールド120と間接的に接触している。冷凍機150の第2冷凍ステージは、冷媒容器130の内部の上部に位置して、気化したヘリウムガス152を再液化する。
冷凍機150の第1冷凍ステージの外周面とシリンダ112の内周面との間には第1空間が形成されている。冷凍機150の第2冷凍ステージの外周面とシリンダ112の内周面との間には第2空間が形成されている。第1空間と第2空間とは、図示しない通路を通じて互いに連通している。
超電導マグネット100は、真空容器110の外側から冷媒容器130の内側まで貫通してヘリウムガス152の流路となる第1排気管160をさらに備えている。第1排気管160の先端部は、冷媒容器130に接続されている。第1排気管160は、ステンレス鋼またはアルミニウムなどの非磁性材料から構成されている。
第1排気管160は、真空容器110に固定されている。また、第1排気管160は、サーマルアンカ121を通じて、輻射シールド120と間接的に接触している。第1排気管160の先端部は、超電導コイル140と略同一の4K程度まで冷却されている。真空容器110の外側は、室温である300K程度の温度になっている。
超電導マグネット100は、真空容器110の外側で第1排気管160の末端に接続され、冷媒容器130内の圧力が第1設定値以上になると開く第1放圧弁161をさらに備えている。第1放圧弁161としては、たとえば、逆止弁または電磁弁などを用いることができる。第1設定値としては、たとえば、1000Paである。
超電導マグネット100は、第1排気管160に設けられ、第1排気管160を加熱する第1ヒータ170をさらに備えている。第1ヒータ170は、抵抗加熱ヒータであり、真空容器110の内部に位置する部分の第1排気管160の内周面に沿って設けられている。第1ヒータ170は、網目状、シート状、または、ワイヤ状に形成されている。
本実施形態においては、超電導マグネット100は、シリンダ112に設けられ、シリンダ112を加熱する第2ヒータ171をさらに備えている。第2ヒータ171は、抵抗加熱ヒータであり、シリンダ112の内周面または冷凍機150の外周面に沿って設けられている。第2ヒータ171は、上記の第1空間内および第2空間内の各々に配置されている。第2ヒータ171は、網目状、シート状、または、ワイヤ状に形成されている。なお、第2ヒータ171は、必ずしも設けられていなくてもよく、第2空間内のみに設けられていてもよい。
超電導マグネット100は、第1排気管160に設けられ、第1排気管160の内部における氷結の発生により生ずる変化を検知する第1検知器180をさらに備えている。本実施形態においては、第1検知器180は、第1排気管160の内側に配置されている。
第1検知器180は、図示しない1対の端子を有し、第1排気管160の内部における氷結の発生により生ずる、1対の端子間の電位差の変化を検知する。具体的には、第1検知器180は、第1排気管160の内部において発生した氷結部が1対の端子に付着して端子間を短絡させた際の、1対の端子間の電位差の減少を検知する。
本実施形態においては、第1検知器180は、温度が低いために氷結が発生しやすい第1排気管160の先端部の近傍に配置されている。ただし、第1検知器180の配置は、上記に限られず、たとえば、輻射シールド120のサーマルアンカ121と接触している部分の第1排気管160の内側に第1検知器180が配置されていてもよい。サーマルアンカ121と接触している部分の第1排気管160の内側は、図示していないが部分的に狭くなっており氷結が発生しやすい箇所である。また、第1検知器180は真空容器110の外側に配置され、第1検知器180の1対の端子のみ第1排気管160の内側に配置されていてもよい。
本実施形態においては、超電導マグネット100は、シリンダ112に設けられ、シリンダ112の内部における氷結の発生により生ずる変化を検知する第2検知器181をさらに備えている。第2検知器181は、シリンダ112の内側に配置されている。
第2検知器181は、図示しない1対の端子を有し、シリンダ112の内部における氷結の発生により生ずる、1対の端子間の電位差の変化を検知する。具体的には、第2検知器181は、シリンダ112の内部において発生した氷結部が1対の端子に付着して端子間を短絡させた際の、1対の端子間の電位差の減少を検知する。なお、第2検知器181は、必ずしも設けられていなくてもよい。
超電導マグネット100は、第1ヒータ170、第2ヒータ171、第1検知器180および第2検知器181の各々に電気的に接続された制御部190をさらに備えている。制御部190は、真空容器110の外側に配置されている。制御部190と第1ヒータ170とは、第1配線191により電気的に接続されている。制御部190と第1検知器180とは、第2配線192により電気的に接続されている。制御部190と第2ヒータ171とは、第3配線193により電気的に接続されている。制御部190と第2検知器181とは、第4配線194により電気的に接続されている。図1においては、簡単のため、第3配線193および第4配線194の各々の一部を図示していない。
制御部190には、第1検知器180および第2検知器181の各々の出力信号が入力される。制御部190は、第1検知器180が1対の端子間の電位差の減少を検知して出力する信号を入力されている間、第1ヒータ170を稼働させる。制御部190は、第2検知器181が1対の端子間の電位差の減少を検知して出力する信号を入力されている間、第2ヒータ171を稼働させる。
ここで、超電導マグネット100の動作について説明する。
仮に、冷媒容器130内の圧力が1000Pa以上になった場合、第1放圧弁161が開放してヘリウムガス152が第1外部配管162に放出される。冷媒容器130内の圧力が1000Paより低くなると第1放圧弁161は閉じるが、第1放圧弁161が閉じるまでの間に第1外部配管162から第1排気管160内に空気が侵入することがある。
第1排気管160内に侵入した空気の水分は、冷却されて第1排気管160の内部において氷結する。この氷結部が第1検知器180の1対の端子に付着して端子間を短絡させると、1対の端子間の電位差が減少する。1対の端子間の電位差の減少を検知した第1検知器180は、出力信号を制御部190に入力する。
制御部190は、第1検知器180から出力信号が入力されている間、第1ヒータ170を稼働させて第1排気管160の内部の氷結部を融解させる。氷結部が融解して生じた水は、冷媒容器130の内部に落下する。これにより、端子間の短絡が解消し、1対の端子間の電位差が復旧する。その結果、第1検知器180の信号の出力が停止する。制御部190は、第1検知器180からの出力信号の入力が停止したことにより、第1ヒータ170の稼働を停止する。
本実施形態に係る超電導マグネット100は、上記のように、第1排気管160の内部において発生した氷結部を、氷結が進行して第1排気管160を閉塞させる前に融解させることができる。よって、第1排気管160が閉塞することを抑制できる。
上記のように第1排気管160内に侵入した空気の水分が、上記の第1空間および第2空間にて氷結することがある。この場合、冷凍機150の冷却効率が低下する。第2空間の内部にて生じた氷結部が第2検知器181の1対の端子に付着して端子間を短絡させると、1対の端子間の電位差が減少する。1対の端子間の電位差の減少を検知した第2検知器181は、出力信号を制御部190に入力する。
制御部190は、第2検知器181から出力信号が入力されている間、第2ヒータ171を稼働させて第1空間の内部および第2空間の内部の氷結部を融解させる。氷結部が融解して生じた水は、冷媒容器130の内部に落下する。これにより、端子間の短絡が解消し、1対の端子間の電位差が復旧する。その結果、第2検知器181の信号の出力が停止する。制御部190は、第2検知器181からの出力信号の入力が停止したことにより、第2ヒータ171の稼働を停止する。
本実施形態に係る超電導マグネット100は、上記のように、第1空間の内部および第2空間の内部において発生した氷結部を、氷結が進行して第1空間および第2空間を閉塞させる前に融解させることができる。よって、第1空間および第2空間の各々が閉塞することを抑制できる。これにより、冷凍機150の冷却効率を維持することができる。
本実施形態に係る超電導マグネット100においては、第1ヒータ170は、第1排気管160の内部に配置されているが、これに限られず、たとえば、真空容器110の内部に位置する部分の第1排気管160の外周面に沿って配置されていてもよい。ただし、この場合は、第1排気管160を通じて氷結部を加熱することになるため、第1ヒータ170を第1排気管160の内部に配置した方が、氷結部を効率よく加熱することができる。
第2ヒータ171は、シリンダ112の内部に配置されているが、これに限られず、たとえば、シリンダ112の外周面に沿って配置されていてもよい。ただし、この場合は、シリンダ112を通じて氷結部を加熱することになるため、第2ヒータ171をシリンダ112の内部に配置した方が、氷結部を効率よく加熱することができる。
本実施形態に係る超電導マグネット100においては、第1検知器180および第2検知器181の各々は、1対の端子間の電位差の変化を検知していたが、これに限られず、たとえば、空気中に含まれる水または窒素の熱伝導度とヘリウムガスの熱伝導度の違いによる熱伝導度の変化を検知してもよい。また、第1検知器180および第2検知器181の各々として、たとえば、米国ニューアピオニクス社製のアイスセンサー(無人航空機用Model 9732−UAV)を用いて、水分または窒素成分を検知してもよい。
以下、本発明の実施形態2に係る超電導マグネットについて説明する。なお、本実施形態に係る超電導マグネット200は、第1排気管160とシリンダ112とを接続する接続配管260が設けられている点のみ実施形態1に係る超電導マグネット100と異なるため、他の構成については説明を繰り返さない。
(実施形態2)
図2は、本発明の実施形態2に係る超電導マグネットの構成を示す断面図である。なお、図2においては、超電導マグネット200の上側の断面のみ図示している。また、図2においては、簡単のため、各構成を簡略化して示している。
図1に示すように、本発明の実施形態2に係る超電導マグネット200においては、第1排気管160とシリンダ112とが、接続配管260によって互いに接続されている。第1排気管160の内部とシリンダ112の内部とが、接続配管260を通じて互いに連通している。
本実施形態に係る超電導マグネット200において、第1放圧弁161が開放してヘリウムガス152が第1外部配管162に放出される場合、ヘリウムガス152の一部は、シリンダ112、接続配管260および第1排気管160の各々の内部を順に通過する。このとき、仮に、冷凍機150が停止している場合、シリンダ112の内部を通過するヘリウムガス152によって冷凍機150を冷却することができるため、冷凍機150を通じて熱が冷媒容器130内に侵入することを抑制できる。これにより、液体ヘリウム151がさらに気化することを抑制できる。
以下、本発明の実施形態3に係る超電導マグネットについて説明する。なお、本実施形態に係る超電導マグネット300は、第2排気管360が設けられている点が主に実施形態1に係る超電導マグネット100と異なるため、実施形態1に係る超電導マグネット100と同様である構成については同一の符号を付してその説明を繰り返さない。
(実施形態3)
図3は、本発明の実施形態3に係る超電導マグネットの構成を示す断面図である。なお、図3においては、超電導マグネット300の上側の断面のみ図示している。また、図3においては、簡単のため、各構成を簡略化して示している。
図3に示すように、本発明の実施形態3に係る超電導マグネット300は、真空容器110の外側から冷媒容器130の内側まで貫通してヘリウムガス152の流路となる第2排気管360をさらに備えている。第2排気管360は、第1排気管160と並ぶように設けられている。第2排気管360の先端部は、冷媒容器130に接続されている。第2排気管360は、ステンレス鋼またはアルミニウムなどの非磁性材料から構成されている。
第2排気管360は、真空容器110に固定されている。また、第2排気管360は、サーマルアンカ321を通じて、輻射シールド120と間接的に接触している。第2排気管360の先端部は、超電導コイル140と略同一の4K程度まで冷却されている。
超電導マグネット300は、真空容器110の外側で第2排気管360の末端に接続され、冷媒容器130内の圧力が第1設定値より高い第2設定値以上になると開く第2放圧弁361をさらに備えている。第2放圧弁361としては、たとえば、逆止弁または電磁弁などを用いることができる。第2設定値としては、たとえば、2000Paである。第2放圧弁361および第2排気管360は、第1放圧弁161が動作しない異常時に備えて設けられている。
超電導マグネット300は、第2排気管360に設けられ、第2排気管360を加熱する第3ヒータ370をさらに備えている。第3ヒータ370は、抵抗加熱ヒータであり、真空容器110の内部に位置する部分の第2排気管360の内周面に沿って設けられている。第3ヒータ370は、網目状、シート状、または、ワイヤ状に形成されている。
超電導マグネット300は、第2排気管360に設けられ、第2排気管360の内部における氷結の発生により生ずる変化を検知する第3検知器380をさらに備えている。本実施形態においては、第3検知器380は、第2排気管360の内側に配置されている。
第3検知器380は、図示しない1対の端子を有し、第2排気管360の内部における氷結の発生により生ずる、1対の端子間の電位差の変化を検知する。具体的には、第3検知器380は、第2排気管360の内部において発生した氷結部が1対の端子に付着して端子間を短絡させた際の、1対の端子間の電位差の減少を検知する。
本実施形態においては、第3検知器380は、温度が低いために氷結が発生しやすい第2排気管360の先端部の近傍に配置されている。ただし、第3検知器380の配置は、上記に限られず、たとえば、輻射シールド120のサーマルアンカ121と接触している部分の第2排気管360の内側に第3検知器380が配置されていてもよい。サーマルアンカ121と接触している部分の第2排気管360の内側は、図示していないが部分的に狭くなっており氷結が発生しやすい箇所である。また、第3検知器380は真空容器110の外側に配置され、第3検知器380の1対の端子のみ第2排気管360の内側に配置されていてもよい。
制御部190は、第5配線391により第3ヒータ370と電気的に接続されている。制御部190は、第6配線392により第3検知器380と電気的に接続されている。制御部190には、第3検知器380の出力信号が入力される。制御部190は、第3検知器380が1対の端子間の電位差の減少を検知して出力する信号を入力されている間、第3ヒータ370を稼働させる。
本実施形態に係る超電導マグネット300は、第2排気管360の内部において発生した氷結部を、氷結が進行して第2排気管360を閉塞させる前に融解させることができる。よって、第2排気管360が閉塞することを抑制できる。
以下、本発明の実施形態4に係る超電導マグネットについて説明する。なお、本実施形態に係る超電導マグネット400は、第1排気管の構造および検知器の構成が主に実施形態3に係る超電導マグネット300と異なるため、実施形態3に係る超電導マグネット300と同様である構成については同一の符号を付してその説明を繰り返さない。
(実施形態4)
図4は、本発明の実施形態4に係る超電導マグネットの構成を示す断面図である。なお、図4においては、超電導マグネット400の上側の断面のみ図示している。また、図4においては、簡単のため、各構成を簡略化して示している。
図4に示すように、本発明の実施形態4に係る超電導マグネット400においては、第2排気管360の冷媒容器130側は、第1排気管460に間隔を置いて第1排気管460の内側に位置している。第2排気管360の冷媒容器130側とは反対側は、第1排気管460を貫通して真空容器110の外側に延在している。第1排気管460の末端に、第1放圧弁161が接続されている。
第1排気管460および第2排気管360の各々は、導電性部材で構成されている。第2排気管360は、第1排気管460に設けられた電気絶縁性を有する環状の固定部材461に挿通された状態で固定されている。これにより、第2排気管360が第1排気管460を貫通している貫通部において、第1排気管460と第2排気管360とは電気的に絶縁されている。
本実施形態においては、第1ヒータ170は、真空容器110の内部に位置する部分の第1排気管160の内周面かつ第2排気管360の外周面に沿って設けられている。
超電導マグネット400は、第1排気管460および第2排気管360にそれぞれ1つの端子が電気的に接続された1対の端子を有する第4検知器480をさらに備える。第4検知器480は、真空容器110の外側に配置されている。
第4検知器480の第1端子481が、真空容器110の外側に位置する部分の第1排気管460に電気的に接続されている。第4検知器480の第2端子482が、真空容器110および第1排気管460の外側に位置する部分の第2排気管360に電気的に接続されている。第4検知器480は、第7配線483によって制御部190に電気的に接続されている。
第4検知器480は、第1排気管460の内部における氷結の発生により生ずる、第1端子481と第2端子482との間の電位差の変化を検知する。具体的には、第4検知器480は、第1排気管460の内部において発生した氷結部が、第1排気管460の内周面と第2排気管360の外周面との間を橋渡しするように付着して、第1排気管460と第2排気管360とを短絡させた際の、第1端子481と第2端子482との間の電位差の減少を検知する。
制御部190は、第4検知器480が第1端子481と第2端子482との間の電位差の減少を検知して出力する信号を入力されている間、第1ヒータ170を稼働させる。
本実施形態に係る超電導マグネット400は、第1排気管460の内部において発生した氷結部を、氷結が進行して第1排気管460を閉塞させる前に融解させることができる。よって、第1排気管460が閉塞することを抑制できる。
さらに、第1ヒータ170を稼働させることにより、第2排気管360を通じて第2排気管360の内部において発生した氷結部を融解させることができるため、実施形態3に係る第3ヒータ370を削減しつつ、第2排気管360が閉塞することを抑制できる。
なお、今回開示した上記実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
100,200,300,400 超電導マグネット、110 真空容器、461 固定部材、112 シリンダ、120 輻射シールド、121,122,321 サーマルアンカ、130 冷媒容器、140 超電導コイル、150 冷凍機、151 液体ヘリウム、152 ヘリウムガス、160,460 第1排気管、161,361 放圧弁、162 第1外部配管、170 第1ヒータ、171 第2ヒータ、180 第1検知器、181 第2検知器、190 制御部、191 第1配線、192 第2配線、193 第3配線、194 第4配線、260 接続配管、360 第2排気管、362 第2外部配管、370 第3ヒータ、380 第3検知器、391 第5配線、392 第6配線、480 第4検知器、481 第1端子、482 第2端子、483 第7配線。

Claims (5)

  1. 超電導コイルと、
    前記超電導コイルを液状の冷媒に浸漬した状態で収容する冷媒容器と、
    前記冷媒容器の周りを囲む輻射シールドと、
    前記超電導コイル、前記冷媒容器および前記輻射シールドを収容する真空容器と、
    前記冷媒容器の内部および前記輻射シールドを冷却する冷凍機と、
    前記真空容器の外側から前記冷媒容器に接続され、気化した前記冷媒の流路となる第1排気管と、
    前記真空容器の外側で前記第1排気管の末端に接続され、前記冷媒容器内の圧力が第1設定値以上になると開く第1放圧弁と、
    前記第1排気管に設けられ、前記第1排気管を加熱するヒータと、
    前記第1排気管に設けられ、前記第1排気管の内部における氷結の発生により生ずる変化を検知する検知器とを備え
    前記検知器は、前記第1排気管の内側に配置された1対の端子を有し、
    前記変化は、前記1対の端子間の電位差の変化である、超電導マグネット。
  2. 超電導コイルと、
    前記超電導コイルを液状の冷媒に浸漬した状態で収容する冷媒容器と、
    前記冷媒容器の周りを囲む輻射シールドと、
    前記超電導コイル、前記冷媒容器および前記輻射シールドを収容する真空容器と、
    前記冷媒容器の内部および前記輻射シールドを冷却する冷凍機と、
    前記真空容器の外側から前記冷媒容器に接続され、気化した前記冷媒の流路となる第1排気管と、
    前記真空容器の外側で前記第1排気管の末端に接続され、前記冷媒容器内の圧力が第1設定値以上になると開く第1放圧弁と、
    前記第1排気管に設けられ、前記第1排気管を加熱するヒータと、
    前記第1排気管に設けられ、前記第1排気管の内部における氷結の発生により生ずる変化を検知する検知器と
    前記真空容器の外側から前記冷媒容器の内側まで貫通して気化した前記冷媒の流路となる第2排気管と、
    前記真空容器の外側で前記第2排気管の末端に接続され、前記冷媒容器内の圧力が前記第1設定値より高い第2設定値以上になると開く第2放圧弁とを備え、
    前記第2排気管の冷媒容器側は、前記第1排気管に間隔を置いて前記第1排気管の内側に位置し、
    前記第2排気管の前記冷媒容器側とは反対側は、前記第1排気管を貫通して前記真空容器の外側に延在し、
    前記第1排気管および前記第2排気管の各々は、導電性部材で構成され、
    前記第2排気管が前記第1排気管を貫通している貫通部において、前記第1排気管と前記第2排気管とは電気的に絶縁されており、
    前記検知器は、前記第1排気管および前記第2排気管にそれぞれ1つの端子が電気的に接続された1対の端子を有し、
    前記変化は、前記1対の端子間の電位差の変化である、超電導マグネット。
  3. 超電導コイルと、
    前記超電導コイルを液状の冷媒に浸漬した状態で収容する冷媒容器と、
    前記冷媒容器の周りを囲む輻射シールドと、
    前記超電導コイル、前記冷媒容器および前記輻射シールドを収容する真空容器と、
    前記冷媒容器の内部および前記輻射シールドを冷却する冷凍機と、
    前記真空容器の外側から前記冷媒容器に接続され、気化した前記冷媒の流路となる第1排気管と、
    前記真空容器の外側で前記第1排気管の末端に接続され、前記冷媒容器内の圧力が第1設定値以上になると開く第1放圧弁と、
    前記第1排気管に設けられ、前記第1排気管を加熱するヒータと、
    前記第1排気管に設けられ、前記第1排気管の内部における氷結の発生により生ずる変化を前記第1排気管が閉塞していない状態において検知する検知器とを備える、超電導マグネット。
  4. 前記ヒータおよび前記検知器の各々に電気的に接続された制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記検知器が前記変化を検知して出力する信号を入力されている間、前記ヒータを稼働させる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の超電導マグネット。
  5. 前記ヒータが、前記第1排気管の内周面に沿って設けられている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の超電導マグネット。
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