JP5856411B2 - アルマイト用洗浄剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明はアルマイトを使用した装置や器具に対して、基材を腐食させることなく表面に付着した汚染物質を効率よく洗浄除去することのできるアルマイト用洗浄剤組成物に関する。
アルミニウム及びその合金を、陽極酸化皮膜処理したアルマイトは、加工性が高く且つ軽量であることから、食品加工設備や調理器具、医療器具、航空機、半導体等様々な精密機器の材料として使用されている。これらのうち、特に食品加工設備や調理器具、医療器具等は、使用時に蛋白質や脂質等によって非常に汚染されやすい。洗浄時に基材表面に付着したこれらの汚れが、洗浄後も残留した場合、細菌の増殖や消毒剤の失活などを招き、結果として食中毒や院内感染に繋がるリスクが懸念されている。このような理由から、こういった器具に対しては、一般に蛋白質や脂質等に対して高い洗浄力が得られるアルカリ系洗浄剤が用いられることが多い。
しかし一方で、このようなアルマイト等のアルミニウム系金属はアルカリ条件下で容易に腐食することが知られている。例えば、特許文献1には、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマー、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、アルカノールアミン、無機アルカリ剤を含有する医療器具用洗浄剤組成物が開示されているが、このような洗浄剤を、アルマイトを含む器具の洗浄に繰り返し用いると、次第に金属部分に腐蝕を生じてしまう。
このような腐食を防ぐ技術としては、特許文献2で開示されている調理設備用洗浄剤組成物のように珪酸塩を併用する方法が一般的である。しかしながら、珪酸塩は対象表面にスケールとして付着し、洗浄を阻害することが知られている。
一方、特許文献3では、水酸化アルカリに脂肪族カルボン酸、金属イオン封鎖剤、界面活性剤及び高分子ポリマーを組み合わせることで、アルミニウムに対する腐食を抑制したコンテナ用洗浄剤組成物が開示されている。
特開2009−144070号公報 特開2001−323299号公報 特開2006−335896号公報
特許文献3に記載の洗浄剤組成物では、特に蛋白質を含有する汚れに対する十分な洗浄力を得ることができず、一方で、このような汚れに対する洗浄力を上げるためにアルカリの量を増やそうとすると、アルマイトに対する腐食を十分に抑制することができないことが判明した。
即ち、蛋白質を含有する汚れに対して良好な洗浄力を示し、かつ防食性に優れたアルマイト器具用アルカリ洗浄剤は、従来見出されていなかった。また、このような効果を有するアルマイト器具用アルカリ洗浄剤の保存安定性を向上させることが望まれる。
本発明の課題は、蛋白質を含有する汚れに対して良好な洗浄力を示し、アルマイトに対する防食性に優れ、且つ保存安定性に優れたアルマイト用洗浄剤組成物を提供することである。
本発明は、(A)アルカノールアミンを2.5〜30質量%、(B)脂肪族カルボン酸及び/又はその塩を0.5〜20質量%、並びに、(C)ポリカルボン酸及び/又はその塩を0.05〜5質量%含有し、(A)成分の含有量と(C)成分の含有量の質量比(A)/(C)が5〜600であるアルマイト用洗浄剤組成物に関する。
また、本発明は、上記本発明のアルマイト用洗浄剤組成物を水で10〜1000倍に希釈した洗浄液に関する。
また、本発明は、上記本発明の洗浄液を用いる、アルマイト器具の洗浄方法に関する。
本発明によれば、蛋白質を含有する汚れに対して良好な洗浄力を示し、アルマイトに対する防食性に優れ、且つ保存安定性に優れたアルマイト用洗浄剤組成物が提供される。本発明のアルマイト用洗浄剤組成物は、幅広い温度領域で優れた保存安定性を示す。
<アルマイト>
本発明においてアルマイトとは、アルミニウムやその合金の表面を陽極酸化皮膜処理したものである。陽極酸化皮膜処理としては、アルミニウムやその合金を陽極とし、希硫酸などを処理浴に用いた電気分解による処理が挙げられる。
本発明の洗浄剤組成物は、アルマイト用であり、具体的には、アルマイトを含む種々の物品に対して適用される。アルマイトを含む物品としては、陽極酸化皮膜が形成されたアルミニウム又はアルミニウム合金を含んで構成されるものが挙げられ、これらに限定するものではないが、食品加工装置、飲料充填装置、飲料加工設備の構成物品、食品加工設備の構成物品、調理設備の構成物品、車両、航空機、医療器具、コンテナ、半導体基板等が挙げられる。更に、アルマイトを含む物品として、例えばアルマイト器具が挙げられる。より好適には、飲料加工設備、食品加工設備及び調理設備から選ばれる設備の構成物品や医療器具が挙げられる。医療器具としては、アルマイト製部材を含んで構成される軟性内視鏡等が挙げられる。
<(A)成分>
本発明のアルマイト用洗浄剤組成物は(A)成分としてアルカノールアミンを含有する。
(A)成分のアルカノールアミンは、蛋白質や脂質に対して優れた洗浄除去効果を発揮するとともに、汚れ負荷が多くなった際のpHの低下を抑制する緩衝剤としても作用する。アルカノールアミンとしては、一般式 N(R1)(R2)(R3) で表されるものが挙げられる。R1はOH基を1〜3含む炭素数1〜8の炭化水素基であり、R2、R3は、それぞれ、独立に、水素原子、炭素数1〜4のアルキル基又は炭素数1〜4のアルカノール基である。R1は、炭素数2〜4のアルカノール基が好ましく、R2、R3としては、水素原子が好ましい。前記一般式のアルカノールアミンとしては、モノエタノールアミン、モノプロパノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−メチルプロパノールアミン、N−ジメチルエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、トリスヒドロキシアミノメタン等が挙げられ、中でも、洗浄力の点からモノエタノールアミン、モノプロパノールアミン、モノイソプロパノールアミン、トリスヒドロキシアミノメタンが好ましく、モノエタノールアミンがより好ましい。
(A)成分の含有量は、洗浄剤組成物の保存安定性、洗浄力の観点から、本発明のアルマイト用洗浄剤組成物中、2.5〜30質量%であり、好ましくは5〜25質量%、さらに好ましくは7.5〜20質量%の範囲である。なお、本発明では、(A)成分の含有量は、アミン型化合物に換算した量に基づくものとする。
<(B)成分>
本発明のアルマイト用洗浄剤組成物は(B)成分として脂肪族カルボン酸及び/又はその塩を含有する。
脂肪族カルボン酸としては、炭素数6〜18のカルボン酸、例えば、直鎖アルキル基又は分岐鎖アルキル基を有する炭素数6〜18のカルボン酸が挙げられる。中でも洗浄力、アルマイト防食性と組成物の保存安定性の観点から、炭素数8〜12のカルボン酸、更には直鎖アルキル基又は分岐鎖アルキル基を有する炭素数8〜12のカルボン酸が好ましく、n−オクタン酸、n−ノナン酸、n−デカン酸、n−ウンデカン酸、n−ドデカン酸、2−エチルヘキサン酸、および3,5,5−トリメチルヘキサン酸がより好ましく、n−デカン酸、2−エチルヘキサン酸および3,5,5−トリメチルヘキサン酸が更に好ましく。特に、n−デカン酸および3,5,5−トリメチルヘキサン酸が好ましく、更に、3,5,5−トリメチルヘキサン酸が好ましい。これらの脂肪酸は1種単独で用いてもよいし、2種以上組合せて用いても良い。
これらの脂肪族カルボン酸の塩における対イオンとしては、アルカリ金属、4級アンモニウム、アルカノールアミン等が挙げられるが、組成物の保存安定性とアルマイト防食性の点からアルカリ金属又はアルカノールアミンが好ましく、ナトリウム、カリウム、モノエタノールアミンが最も好ましい。
(B)成分の含有量は、汚染物質に対する洗浄性、防食性と組成物の保存安定性の観点から本発明のアルマイト用洗浄剤組成物中、0.5〜20質量%であり、好ましくは1〜15質量%、さらに好ましくは2.5〜10質量%の範囲である。なお、本発明では、(B)成分の含有量は酸型化合物に換算した量に基づくものとする。
<(C)成分>
本発明のアルマイト用洗浄剤組成物は(C)成分としてポリカルボン酸及び/又はその塩を含有する。
ポリカルボン酸としては不飽和カルボン酸、なかでもアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸から選ばれる単量体を構成単位として含むポリマーからなる群より選ばれる1種以上であることが好ましい。更にアルマイト防食性の観点からアクリル酸、マレイン酸から選ばれる単量体を構成単位として含むポリマーからなる群より選ばれる1種以上であることが好ましく、アクリル酸のホモポリマー、マレイン酸のホモポリマー、アクリル酸とマレイン酸とのコポリマー、並びに下記の一般式(c1)で表される、マレイン酸と共重合可能なオレフィンとのコポリマーからなる群より選ばれる1種以上であることが特に好ましい。
Figure 0005856411
〔式中、R1c、R2c、R3c、R4cは、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、フェニル基、アルコキシ基、又はカルボキシル基を示し、Mは、それぞれ独立に、水素原子、アルカリ金属、4級アンモニウム又はアルカノールアミンである。xとyは、x/y(モル比)が1/10〜10/1である。〕
これらのポリカルボン酸の塩としては、アルカリ金属塩、4級アンモニウム塩、アルカノールアミン塩等が挙げられるが、組成物の保存安定性の観点からアルカリ金属塩又はアルカノールアミン塩が好ましい。
市販されているポリカルボン酸及び/又はその塩としては、例えば商品名ソカラン(Sokalan)(BASF社)や商品名アクアリック(株式会社日本触媒)などが入手可能である。
(C)成分のポリアクリル酸及び/又はその塩は、アルマイト防食性と組成物の保存安定性の観点から重量平均分子量が1,000〜50,000、更に1,500〜20,000、特に2,000〜15,000程度のものが好ましい。
なお、この重量平均分子量はアセトニトリルと水の混合溶媒(リン酸緩衝液)を展開溶媒とし、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーでポリエチレングリコールを標準物質として求めたものである。
(C)成分の含有量は、アルマイト防食性と組成物の保存安定性の観点から本発明のアルマイト用洗浄剤組成物中、0.05〜5質量%であり、好ましくは0.1〜2質量%、さらに好ましくは0.2〜1質量%の範囲である。
本発明のアルマイト用洗浄剤組成物は、組成物の保存安定性とアルマイト防食性の観点から、(A)成分と(C)成分の質量比(A)/(C)が5〜600であり、10〜500であることが好ましく、さらに、20〜100であることがより好ましい。また、同様の観点から、(B)成分と(C)成分の質量比(B)/(C)が2〜200であることが好ましい。更に(B)/(C)が5〜100であることが好ましく、8〜50であることがより好ましく、9〜19であることが特に好ましい。とりわけ、洗浄性とアルマイト防食性の観点から、(B)成分がトリメチルヘキサン酸(特に、3,5,5−トリメチルヘキサン酸)であるときに、(A)/(C)が20〜100であり、かつ(B)/(C)が9〜19であることが好ましい。
<(D)成分>
本発明のアルマイト用洗浄剤組成物は、汚れの基材表面への再付着を防止する観点から、(D)成分として界面活性剤を含有することが好ましい。
界面活性剤としては、非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤が挙げられ、汚れの基材表面への再付着を防止する観点から、非イオン界面活性剤が特に好ましい。
非イオン界面活性剤としてはポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリアルキレングリコール、アルキルアミンオキシド、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、脂肪酸ポリオキシエチレンエステル、脂肪酸ソルビタンエステル、脂肪酸、ポリオキシアルキレンソルビタンエステル、脂肪酸サッカライドエステル、アルキルポリサッカライド、アルキルグリセリルエーテル、脂肪酸アルカノールアミドなどが挙げられ、汚れ再付着防止性の観点から、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリアルキレングリコール、アルキルアミンオキシドからなる群から選ばれる1種以上の非イオン界面活性剤が好ましく、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルからなる群から選ばれる1種以上の非イオン界面活性剤がより好ましい。
好適なポリオキシアルキレンアルキルエーテルとして、下記一般式(d1)で表されるポリオキシアルキレンアルキルエーテルが挙げられる。
RO−[(EO)l/(PO)m]−H (d1)
(Rは炭素数6〜18の直鎖アルキル基又は分岐鎖アルキル基であり、EOはエタンジイルオキシ基、POはプロパンジイルオキシ基を示し、l、mはEO及びPOの平均付加モル数を表し、l、mは独立して0〜20の数である。lとmは同時に0にはならない。“/”はEOとPOがランダムでもブロックでもよいことを示す記号である。また、EOとPOの付加順序は問わない。)
界面活性剤の含有量は、本発明のアルマイト用洗浄剤組成物中、0.1〜20質量%が好ましく、0.5〜15質量%がより好ましく、さらに好ましくは1〜10質量%の範囲である。
<(E)成分>
本発明のアルマイト用洗浄剤組成物は、洗浄力を上げる観点から、(E)成分として金属イオン封鎖剤を含有することができる。
金属イオン封鎖剤としてはアミノカルボン酸系、有機酸系、ホスホン酸系、リン酸系のいずれも用いることができる。例えば、ニトリロ三酢酸、イミノ二酢酸、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、トリエチレンテトラアミン六酢酸、ジエンコル酸、メチルグリシン二酢酸、アスパラギン酸二酢酸、グルタミン酸二酢酸等のアミノカルボン酸又はこれらの塩、グリコール酸、オキシジコハク酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、シュウ酸、リンゴ酸、グルコン酸、カルボキシメチルコハク酸、カルボキシメチル酒石酸、グルタミン酸二酢酸、等の有機酸またはこれらの塩、アミノトリ(メチレンホスホン酸)、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)などのホスホン酸またはその塩、トリポリリン酸などのリン酸またはその塩などが挙げられる。中でも洗浄力の向上とアルマイト防食性の観点からエチレンジアミン四酢酸、メチルグリシン二酢酸、グルタミン酸二酢酸、グリコール酸、クエン酸、酒石酸又はその塩が好ましく、エチレンジアミン四酢酸が特に好ましい。また、これらの塩の対イオンとしては、アルカリ金属、4級アンモニウム、アルカノールアミン等が挙げられるが、組成物の保存安定性とアルマイト防食性の点からアルカリ金属又はアルカノールアミンが好ましく、ナトリウム、カリウム、モノエタノールアミンが最も好ましい。
金属イオン封鎖剤の含有量は、本発明のアルマイト用洗浄剤組成物中、0.1〜40量%であり、好ましくは0.5〜30質量%、さらに好ましくは1〜20質量%の範囲である。
<(F)成分>
本発明のアルマイト用洗浄剤組成物は、洗浄力を上げる観点から、(F)成分として酵素を含有することができる。酵素としては洗浄力の向上に寄与するものであれば特に限定するものではないが、例えば、加水分解酵素や酸化還元酵素等が挙げられる。洗浄力向上の観点から特に加水分解酵素が好ましく、なかでもプロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼが好ましく、プロテアーゼ、特にアルカリプロテアーゼが最も好ましい。
アルカリプロテアーゼとしては、好ましくは中性からアルカリ側に至適pHが存在するものであれば如何なるプロテアーゼでもよく、またこの条件を満たす複数のアルカリプロテアーゼを組合せて使用することが可能である。アルカリプロテアーゼはBacillus SPに由来するズブチリシンプロテアーゼが好ましく、中でも、Bacillus Halodurans、Bacillus clausiiに由来するズブチリシンプロテアーゼが好ましい。市販されているアルカリプロテアーゼとしては、ノボザイムズジャパン社から入手できるアルカラーゼ、サビナーゼ、エバラーゼ、エスペラーゼ、カンナーゼ、オボザイム、ジェネンコア・インターナショナル社から入手できるプラフェクト、プロペラーゼなどがある。また特開2007−61101号公報に記載された酵素を初めとした花王から入手できるアルカリプロテアーゼであるKAPも好適に使用できる。
加水分解酵素の含有量は、本発明の組成物中、0.5〜30質量%であることが好ましく、さらに好ましくは1〜20質量%である。
<任意成分>
本発明のアルマイト用洗浄剤組成物は、本発明の目的を損なわない範囲で、溶剤、ハイドロトロープ剤、分散剤、pH調整剤、増粘剤、粘度調整剤、香料、着色剤、酸化防止剤、防腐剤、抑泡剤、漂白剤、漂白活性化剤など(ただし、(A)〜(E)成分に該当しないもの)を配合することができる。
本発明のアルマイト用洗浄剤組成物は、洗浄力低下の防止、及びスケール析出防止の観点から、アルカリ土類金属の含有量が少ないことが好ましい。アルカリ土類金属は、塩、イオンなどとして組成物中に存在し得るが、アルカリ土類金属原子として、組成物中の0.1質量%以下、更に0.01質量%以下、より更には含有しないことが好ましい。本発明では中でも、カルシウム及び/又はマグネシウムの量が前記範囲であることが好ましい。
本発明のアルマイト用洗浄剤組成物は、水を含有する液体組成物である。本発明のアルマイト用洗浄剤組成物のpHは、洗浄性と防食性の観点から、25℃で9〜13が好ましく、10〜12.5がより好ましく、10.5〜12がより好ましい。
<アルマイト器具用洗浄液>
本発明では、(A)成分、(B)成分、及び(C)成分が共存する洗浄液を用いることで、アルマイト器具を腐食させることなく、表面等に固着した蛋白質を含有する汚れを十分に除去することができる。
本発明のアルマイト器具用洗浄液は、特に限定されるものではないが、対象物への適用前あるいは対象物への適用時に、洗浄剤組成物を必要濃度に水で希釈して調製することが好ましい。希釈倍率は、10倍〜1000倍、好ましくは50倍〜500倍から選定できる。洗浄液の調製方法としては、これに限定するものではないが、自動化又は非自動化による方法、機械化又は非機械化による方法、これらを組み合わせた方法、例えば用手による調製、若しくは自動洗浄機による必要濃度への自動調製が挙げられる。従って、本発明の洗浄液は、本発明の組成物を水で10〜1000倍、好ましくは50倍〜500倍に希釈してなるものである。本発明の洗浄液中、(A)成分の含有量は、0.01〜1.0質量%、更に0.01〜0.1質量%が好ましく、(B)成分の含有量は、0.005〜0.5質量%、更に0.01〜0.1質量%が好ましく、(C)成分の含有量は、0.0001〜0.1質量%、更に0.001〜0.05質量%が好ましい。また、本発明の洗浄液は、前記した本発明の組成物における(A)〜(C)成分の質量比を満たすものであってもよい。
本発明おける洗浄液のpHは、洗浄力とアルマイト防食性の観点から、水で100倍希釈した希釈液のpHが、25℃で9〜12、更に9.5〜11.5、より更に10〜11であることが好ましい。
<アルマイト器具の洗浄方法>
本発明の洗浄液は、アルマイト器具の洗浄に用いられる。具体的には、本発明の洗浄液をアルマイト器具と接触させて洗浄を行う。洗浄液の接触は、上記のようなアルマイト器具の、汚れが付着した部位と接触するように行われ、塗布、浸漬、噴霧などの方法により前記部位に適用することができる。好適な洗浄対象のアルマイト器具としては、これらに限定するものではないが、食品加工装置、飲料充填装置、飲料加工設備の構成物品、食品加工設備の構成物品、調理設備の構成物品、医療器具等が挙げられる。また、車両、航空機、コンテナ、半導体基板などで、アルマイト製部材を含むものを、アルマイト器具として洗浄対象とすることもできる。より好適には、飲料加工設備、食品加工設備及び調理設備から選ばれる設備の構成物品や医療器具が挙げられる。医療器具としては、アルマイト製部材を含んで構成される軟性内視鏡等が挙げられる。また、洗浄液の温度は5〜95℃、更に10〜50℃が好ましい。なお、前記した洗浄液のpHはこの洗浄温度においても同様の範囲であることが好ましい。浸漬により洗浄を行う場合は、浸漬時間は1〜60分、更に1〜20分が好ましい。
表1のアルマイト用洗浄剤組成物を調製し、以下の方法で蛋白質を含有する汚れに対する洗浄力とアルマイト防食性、保存安定性を評価した。なお、表1で用いた各種成分の詳細は以下の通りである。(表1中の組成は全て有効分濃度に基づく。)
・モノエタノールアミン:和光純薬工業株式会社
・KOH:和光純薬工業株式会社
・トリメチルヘキサン酸:和光純薬工業株式会社
・2−エチルヘキサン酸:和光純薬工業株式会社
・n−デカン酸:和光純薬工業株式会社
・ポリアクリル酸1:商品名「アクアリックYS100」、株式会社日本触媒製(ポリアクリル酸ナトリウム塩 純分45% 分子量5500)
・ポリアクリル酸2:商品名「ソカランCP9」、BASF社製(オレフィン・マレイン酸コポリマーナトリウム塩 純分25% 分子量12000)
・非イオン界面活性剤1:商品名「プルラファックLF901」、BASF社製(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル 純分100%)
・EDTA・4Na:商品名「クラビオンTS」、東西石油株式会社製
・プロテアーゼ1:商品名「エバラーゼ16L タイプEX」、ノボエンザイム社製
<卵黄汚れ洗浄性>
硫酸アルマイト標準試験板(日本テストパネル社)に、卵黄汚れを10mg/cm2の割合で塗布し、40℃で1時間乾燥させた。100mLガラスビーカー中に、アルマイト用洗浄剤組成物を70ppm(CaCO3として)人工硬水で1.0質量%に希釈(100倍希釈)した洗浄液を80g入れ、恒温槽中に設置した。乾燥させた試験板を各洗浄液(20℃)中に10分間浸漬させ、取り出した試験板をイオン交換水ですすいだ後、室温(25℃)で十分に乾燥させ、目視で汚れの残留を判定した。
判定基準
4:汚れの残留が全く認められない
3:汚れの残留は殆どないが、視認できるごく微量の汚れが残留している
2:はっきりと視認できる汚れが半分程度まで残留している
1:汚れの大半が残留している
評価点3以上であれば、汚れの残留量はごく微量であることから、再使用する上で問題ないレベルであり、良好に洗浄できたものと判断する。
<血液汚れ洗浄性>
ヘパリン処理ヒツジ血液(コージンバイオ社)に硫酸プロタミン(ノボ・静注用)を15μg/血液1mLの比で添加し、十分に混和した。次に硫酸アルマイト標準試験板(日本テストパネル社)に10mg/cm2の割合で塗布し、40℃で1時間乾燥させた。100mLガラスビーカー中に、アルマイト用洗浄剤組成物を70ppm(CaCO3として)人工硬水で1.0質量%に希釈(100倍希釈)した洗浄液を80g入れ、恒温槽中に設置した。乾燥させた試験板を各希釈洗浄液(20℃)中に10分間浸漬させ、取り出した試験板をイオン交換水ですすいだ後、室温で十分に乾燥させ、目視で汚れの残留を判定した。
判定基準
4:汚れの残留が全く認められない
3:汚れの残留は殆どないが、視認できるごく微量の汚れが残留している
2:はっきりと視認できる汚れが半分程度まで残留している
1:汚れの大半が残留している
評価点3以上であれば、汚れの残留量はごく微量であることから、再使用する上で問題ないレベルであり、良好に洗浄できたものと判断する。
<アルマイト防食性>
アルマイト洗浄剤組成物を2.0質量%になるようにイオン交換水で希釈(50倍希釈)し、20gwpガラス製スクリュー管No.7容量50mLに入れ、予め秤量した硫酸アルマイト標準試験板(日本テストパネル社)を、約半分浸漬された状態で、40℃で1日間保存した。保存後、試験板を取り出し、流水中でよく洗浄した後、十分に乾燥させた。乾燥後のアルマイト標準試験板の外観を目視観察し、以下の基準で評価した。
判定基準
3:外観上損傷が無く、変色・剥離等明らかな変質は全く認められない。
2:外観上目立った損傷は見られないものの、表面が変質し、光沢が失われている。
1:基材表面が著しく損傷し、変色・剥離等明らかな変質が認められる。
<保存安定性>
20gwpガラス製スクリュー管No.6に表1記載の各組成物を10〜20g加えたものを評価サンプルとし、50℃、23℃及び−5℃に設定した恒温槽内で、それぞれ密閉した状態で1週間保存したときの状態変化を目視で確認した。
判定基準
5:50℃、23℃及び−5℃共に、保存後も外観上明らかな変質は認められず、均一な状態が維持される。
4:23℃では保存後も均一に溶解しているが、50℃又は−5℃の一方で保存後に白濁、沈殿、着色等明らかな変質が認められる。
3:23℃では保存後も均一に溶解しているが、50℃及び−5℃の両方で保存後に白濁、沈殿、着色等明らかな変質が認められる。
2:23℃でも白濁、沈殿等を生じ、均一な状態を維持できない。
1:溶解せず、均一な組成物を調製できない。
Figure 0005856411

Claims (16)

  1. (A)アルカノールアミンを2.5〜30質量%、(B)脂肪族カルボン酸及び/又はその塩を0.5〜20質量%、並びに、(C)ポリカルボン酸及び/又はその塩を0.05〜5質量%含有し、(A)成分の含有量と(C)成分の含有量の質量比(A)/(C)が5〜600であり、
    (B)成分が、炭素数6〜18の脂肪酸及び/又はその塩であり、
    (C)成分が、ポリアクリル酸、ポリマレイン酸、アクリル酸−マレイン酸共重合体、オレフィン−マレイン酸共重合体、及び/又はそれらの塩からなる群より選ばれる1種以上の化合物であるアルマイト用洗浄剤組成物。
  2. (A)アルカノールアミンがモノエタノールアミンである請求項1記載のアルマイト用洗浄剤組成物。
  3. (B)成分の含有量と(C)成分の含有量の質量比(B)/(C)が2〜200である請求項1又は2記載のアルマイト用洗浄剤組成物。
  4. 更に(D)界面活性剤を含有する請求項1〜3の何れか1項記載のアルマイト用洗浄剤組成物。
  5. (D)界面活性剤が非イオン界面活性剤である請求項4記載のアルマイト用洗浄剤組成物。
  6. 更に(E)金属イオン封鎖剤を含有する請求項1〜5の何れか1項記載のアルマイト用洗浄剤組成物。
  7. 更に(F)酵素を含有する請求項1〜6の何れか1項記載のアルマイト用洗浄剤組成物。
  8. (F)酵素がプロテアーゼである請求項7記載のアルマイト用洗浄剤組成物。
  9. (C)ポリカルボン酸及び/又はその塩が、アクリル酸のホモポリマー、マレイン酸のホモポリマー、アクリル酸とマレイン酸とのコポリマー、並びに下記の一般式(c1)で表される、マレイン酸と共重合可能なオレフィンとのコポリマーからなる群より選ばれる1種以上の化合物である請求項1〜8の何れか1項記載のアルマイト用洗浄剤組成物。
    Figure 0005856411

    〔式中、R 1c 、R 2c 、R 3c 、R 4c は、それぞれ独立に、水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を示し、Mは、それぞれ独立に、水素原子、アルカリ金属、4級アンモニウム又はアルカノールアミンである。xとyは、x/y(モル比)が1/10〜10/1である。〕
  10. (B)成分が、n−オクタン酸、n−ノナン酸、n−デカン酸、n−ウンデカン酸、n−ドデカン酸、2−エチルヘキサン酸、および3,5,5−トリメチルヘキサン酸から選ばれる1種又は2種以上である請求項1〜9の何れか1項記載のアルマイト用洗浄剤組成物。
  11. (B)成分が、3,5,5−トリメチルヘキサン酸である請求項1〜10の何れか1項記載のアルマイト用洗浄剤組成物。
  12. 請求項1〜11の何れか1項記載のアルマイト用洗浄剤組成物を水で10〜1000倍に希釈したアルマイト器具用洗浄液。
  13. 請求項12記載のアルマイト器具用洗浄液を用いるアルマイト器具の洗浄方法。
  14. アルマイト器具が医療器具である、請求項13記載の洗浄方法。
  15. 医療器具が軟性内視鏡である、請求項13記載の洗浄方法。
  16. アルマイト器具が、飲料加工設備、食品加工設備及び調理設備から選ばれる設備の構成物品である、請求項13記載の洗浄方法。
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