JP2002060800A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

液体洗浄剤組成物

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JP2002060800A
JP2002060800A JP2000252456A JP2000252456A JP2002060800A JP 2002060800 A JP2002060800 A JP 2002060800A JP 2000252456 A JP2000252456 A JP 2000252456A JP 2000252456 A JP2000252456 A JP 2000252456A JP 2002060800 A JP2002060800 A JP 2002060800A
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carbon atoms
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repeating unit
detergent composition
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JP2000252456A
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Akira Ishikawa
石川  晃
Yukiko Fujii
志子 藤井
Hiroshi Nishimura
弘 西村
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 洗浄力に優れ、褪色防止効果の高い液体洗浄
剤組成物を提供する。 【解決手段】 (a)非イオン界面活性剤1〜60重量
%、(b)ポリアミン系化合物0.05〜10重量%、
(c)下記式(1)で表される繰り返し単位を有する第
4級窒素含有ポリマー並びに下記式(1)で表される繰
り返し単位と下記式(2)で表される繰り返し単位とを
有する第4級窒素含有ポリマーから選ばれる一種以上の
第4級窒素含有ポリマー0.1〜30重量%を含有する
液体洗浄剤組成物。 〔式中、R、Rは、C1〜3のアルキル基又はヒド
ロキシアルキル基であり、RはH又はC1〜3のアル
キル基である。Xは陰イオン基であり、nは1又は2
である。Aは−NH、−OM、−OR4又は−NR
である。ここでMは陽イオンであり、RはC1〜
24のアルキル基であり、R、Rは、C1〜3のア
ルキル基又はヒドロキシアルキル基である。〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体洗浄剤組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】水道水には、衛生面から、次亜塩素酸イ
オンが使用されており、水道水の管理法令では利用者末
端で有効塩素が0.1ppm以上残留することとされて
いる。この水道水中の残留塩素により、染色した繊維製
品の洗濯時の褪色、特に繰り返し洗濯を行った場合の褪
色が問題となっている。
【0003】この問題を解決する手段として、洗浄剤組
成物に硫酸アンモニウム等を含有させる方法が知られて
いる(特開昭60−44599号公報、特開平5−50
7745号公報等)。また、洗浄剤組成物に亜硫酸塩等
の還元剤等を配合することが検討されている(特開昭6
0−23498号公報、特開昭62−68898号公報
等)。しかし、これらの方法による褪色防止効果は十分
ではなく、しかも洗浄後の排水により有効成分を含んだ
洗浄液の大部分が流出し、新たな水道水が供給される濯
ぎ洗いにおいては全く褪色防止効果が期待できない。
【0004】このため、繊維製品に吸着等により残留
し、濯ぎ洗いにおいても褪色防止効果のある洗浄剤組成
物が望まれていた。例えば、特開平10−88188号
公報には、化学構造式中に窒素原子を含有する有機化合
物又は/及び無機物のアンモニウム塩を、天然または合
成した粘土鉱物の層間に担持した複合体を含有する洗剤
組成物が開示されている。しかし、その褪色防止効果は
十分ではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、洗浄
力に優れ、褪色防止効果の高い、衣料用として好適な液
体洗浄剤組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)非イオ
ン界面活性剤〔以下、(a)成分という〕1〜60重量
%、(b)ポリアミン系化合物〔以下、(b)成分とい
う〕0.05〜10重量%、(c)下記式(1)で表さ
れる繰り返し単位を有する第4級窒素含有ポリマー並び
に下記式(1)で表される繰り返し単位と下記式(2)
で表される繰り返し単位とを有する第4級窒素含有ポリ
マーから選ばれる一種以上の第4級窒素含有ポリマー
〔以下、(c)成分という〕0.1〜30重量%を含有
する液体洗浄剤組成物に関する。
【0007】
【化3】
【0008】〔式中、R1、R2は、炭素数1〜3のアル
キル基又はヒドロキシアルキル基であり、R3は水素原
子又は炭素数1〜3のアルキル基、好ましくはメチル基
である。X-は陰イオン基であり、nは1又は2であ
る。Aは−NH2、−OM、−OR 4又は−NR56であ
る。ここでMは陽イオンであり、R4は炭素数1〜24
のアルキル基であり、R5、R6は、炭素数1〜3のアル
キル基又はヒドロキシアルキル基である。〕
【0009】
【発明の実施の形態】<(a)成分>本発明の液体洗浄
剤組成物は、(a)成分を1〜60重量%含有し、3〜
55重量%が好ましく、5〜50重量%がより好まし
く、10〜45重量%が更に好ましい。襟袖汚れ等の油
性汚れに対する洗浄性能の点で1重量%以上であり、洗
浄剤組成物の溶解性の点で60重量%以下である。
【0010】(a)成分の非イオン界面活性剤としては
下記(1)〜(3)から選択される1種以上を使用でき
る。 (1)平均炭素数8〜20の直鎖1級アルコール又は直
鎖2級アルコール由来のアルキル基又は分岐鎖アルコー
ル由来のアルキル基又はアルケニル基を有し、平均1〜
20モルのエチレンオキサイド(以下、EOという)を
付加したポリオキシエチレンアルキル又はアルケニルエ
ーテル。 (2)平均炭素数8〜20のアルキル基又はアルケニル
基を有し平均1〜15モルのEO及び平均1〜5モルの
プロピレンオキサイド(以下、POという)を付加した
ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテ
ル。この場合、EO及びPOの付加は、ランダム又はブ
ロックのどちらでも良い。 (3)次の一般式(a1)で表されるアルキル多糖界面
活性剤 Ra1−(ORa2)xy (a1) 〔式中、Ra1は、直鎖もしくは分岐鎖の炭素数8〜18
のアルキル基もしくはアルケニル基、又はアルキルフェ
ニル基、Ra2は、炭素数2〜4のアルキレン基、Gは炭
素数5又は6の還元糖に由来する残基、xは平均値0〜
6の数、yは平均値1〜10の数を示す。〕。
【0011】特に上記(2)から選ばれる非イオン界面
活性剤を1〜30重量%含有することが襟袖汚れ等の油
性汚れに対する洗浄性能の点で好ましい。また、非イオ
ン界面活性剤全量中の(2)の非イオン界面活性剤の比
率は、10〜70重量%が安定性の点で好ましい。
【0012】<(b)成分>本発明の液体洗浄剤組成物
は、(b)成分を0.05〜10重量%含有し、より好
ましくは0.1〜5重量%、特に好ましくは0.1〜3
重量%含有する。褪色防止効果の点で0.05重量%以
上であり、洗浄力の点で10重量%以下である。
【0013】(b)成分は、1分子中に窒素原子を複数
有する化合物であり、ポリアミン系化合物としては、1
分子中にアミノ基、アミンオキシド基及び4級アンモニ
ウム基から選ばれる1種以上の基が合計で2〜30個、
好ましくは2〜20個、より好ましくは3〜10個(た
だしアミノ基は2個以上)存在し、これらが炭素数2〜
5、好ましくは2又は3のアルキレン基又はポリオキシ
アルキレン基で連結した化合物が好ましく、特に好まし
い化合物は、下記一般式(b1)〜(b4)から選ばれ
る繰り返し単位を有する化合物であって、繰り返し単位
(b1)及び(b2)の少なくとも一方を有し、且つ繰
り返し単位(b1)及び(b2)の合計数が2以上であ
る化合物である。該化合物において、各繰り返し単位の
配列はランダム、ブロックの何れでも良いが、好ましく
はランダムである。
【0014】
【化4】
【0015】〔式中、Rb1、Rb5、Rb8は、同一でも異
なっていても良く、水素原子、炭素数1〜20、好まし
くは1〜12のアルキル基又はヒドロキシアルキル基で
あり、Rb3はアルキレンオキシド平均付加モル数2〜2
0のポリオキシアルキレン基、好ましくはポリオキシエ
チレン基であり、Rb6は炭素数1〜20のアルキル基も
しくはヒドロキシアルキル基又はアルキレンオキシド平
均付加モル数2〜20のポリオキシアルキレン基、好ま
しくは炭素数1〜3のアルキル基又はポリオキシエチレ
ン基であり、Rb2、Rb4、Rb7、Rb9は、同一でも異な
っていても良く、炭素数1〜5のアルキレン基、好まし
くはエチレン基又はプロピレン基であり、Z-は陰イオ
ン基、好ましくはハロゲンイオン、硫酸イオン又は炭素
数1〜3のアルキル硫酸イオンである。〕。
【0016】<(c)成分>本発明の液体洗浄剤組成物
は、(c)成分を0.1〜30重量%含有し、より好ま
しくは0.5〜20重量%、特に好ましくは0.5〜1
5重量%含有する。褪色防止効果の点で0.1重量%以
上であり、洗浄効果の点で30重量%以下である。
【0017】(c)成分のポリマーは、上記式(1)で
表される繰り返し単位を有する第4級窒素含有ポリマ
ー、好ましくは上記式(1)の繰り返し単位のみから構
成されるポリマー、並びに上記式(1)で表される繰り
返し単位と上記式(2)で表される繰り返し単位とを有
する第4級窒素含有ポリマー、好ましくは式(1)の繰
り返し単位と式(2)の繰り返し単位のみから構成され
るポリマーである。
【0018】式(1)の繰り返し単位のみで構成される
ポリマーとしてポリジアリルジメチルアンモニウムクロ
ライドが、また式(1)の繰り返し単位及び式(2)の
繰り返し単位から構成されるポリマーとしてジアリルジ
メチルアンモニウムクロライド−アクリル酸コポリマ
ー、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド−アクリ
ルアミドコポリマー、ジアリルジメチルアンモニウムク
ロライド−アクリルアミド−アクリル酸ターポリマー等
が挙げられる。式(1)で表される繰り返し単位と式
(2)で表される繰り返し単位の比率は、(1)/
(2)=30/70〜100/0、更に40/60〜1
00/0、特に50/50〜100/0のモル比が好ま
しい。また、市販品として、マーコート100、マーコ
ート280、マーコート295、マーコート550、マ
ーコート3330〔何れもカルゴン(Calgon)社
製〕、アデカカチオエースPD−50〔旭電化工業
(株)製〕、SALCARE SC30〔チバスペシャ
リティケミカルス社製〕、ユニセンスCP−102〔セ
ンカ(株)製〕等を用いても良い。更に、式(1)ある
いは式(2)の繰り返し単位となるモノマー以外のモノ
マーを用いてもよい。
【0019】本発明の(c)成分の重量平均分子量は1
千〜4百万が好ましく、より好ましくは1万〜3百万、
特に好ましくは5万〜2百万であり、この重量平均分子
量はゲルパーミエーションクロマトグラフィーでポリエ
チレングリコールを標準として求めることができる。
【0020】本発明の(c)成分は、式(1)あるいは
式(1)と(2)の繰り返し単位となるモノマーを用い
て、通常のラジカル重合反応により得ることができる。
重合方法としては、塊重合、溶液重合あるいは乳化重合
などを用いることができる。また、重合開始剤としては
2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)、過酸化
水素、t−ブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイ
ドロパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイ
ド、シクロヘキサノンパーオキサイド、過酢酸、過安息
香酸、過硫酸塩を使用することができる。
【0021】<その他の成分> (a)以外の界面活性剤として、陰イオン界面活性剤、
陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤を配合しても良
い。
【0022】陰イオン界面活性剤としては、アルキルベ
ンゼンスルホン酸又はその塩、アルキル又はアルケニル
エーテル硫酸塩、アルキル又はアルケニル硫酸塩、オレ
フィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、飽和又は
不飽和脂肪酸又はその塩、アルキル又はアルケニルエー
テルカルボン酸塩、α-スルホ脂肪酸塩、又はα-スルホ
脂肪酸エステル類である。特にアルキル基の炭素数が1
0〜20のアルキルベンゼンスルホン酸又はその塩、ア
ルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、アルキル又はア
ルケニル硫酸塩、脂肪酸若しくはその塩類が好ましい。
【0023】陰イオン界面活性剤の対イオンとしてはナ
トリウム、カリウム等のアルカリ金属以外に、マグネシ
ウム等のアルカリ土類金属及び/又はモノ、ジ、トリエ
タノールアミン等のアルカノールアミン等が挙げられ、
特にアルカノールアミンを用いることで液安定性が向上
する。また、陰イオン界面活性剤を酸形態で組成中に配
合してもよく、別途添加したアルカリ剤(アルカノール
アミン等)で中和してもよい。
【0024】また風合いを向上させるためには、モノ長
鎖アルキル4級アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤
を併用することが好ましい。
【0025】両性界面活性剤としてはアミンオキサイ
ド、アルキルカルボベタイン、アルキルスルホベタイ
ン、アルキルアミドヒドロキシスルホベタイン、アルキ
ルアミドアミン型ベタイン、アルキルイミダゾリン型ベ
タイン等が配合できる。
【0026】本発明の液体洗浄剤組成物には、任意成分
として従来より洗剤に配合することが知られている成分
を配合することができる。このような任意成分として、
エタノール等のアルコール類、エチレングリコール、分
子量200以上〜数千位の低分子量のポリエチレングリ
コール及びプロピレングリコール等のグリコール類、パ
ラトルエンスルホン酸、安息香酸塩(防腐剤としての効
果もある)並びに尿素等の減粘剤や可溶化剤;相調整剤
及び洗浄力の向上のためのポリオキシアルキレンベンジ
ルエーテル、ポリオキシアルキレンフェニルエーテル;
2価金属イオン捕捉能を有する多価カルボン酸塩として
ニトリロ三酢酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩、イミノ
二酢酸塩、ジエチレントリアミン五酢酸塩、グリコール
エーテルジアミン四酢酸塩、ヒドロキシエチルイミノ二
酢酸塩及びトリエチレンテトラミン六酢酸塩等のアミノ
ポリ酢酸塩、マロン酸、コハク酸、ジグリコール酸、リ
ンゴ酸、酒石酸、クエン酸等の塩;ポリビニルピロリド
ン等の色移り防止剤;アミラーゼ、プロテアーゼ、リパ
ーゼ、セルラーゼ等の酵素;塩化カルシウム、硫酸カル
シウム、ギ酸、ホウ酸(ホウ素化合物)等の酵素安定化
剤;チノパールCBS(チバスペシャリティケミカルス
社製)、ホワイテックスSA(住友化学社製)等の蛍光
染料;柔軟性付与を目的としたシリコーン;消泡剤とし
てのシリカ、シリコーン;ブチルヒドロキシトルエン、
ジスチレン化クレゾール、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水
素ナトリウム等の酸化防止剤;そのほか蛍光染料;青味
付け剤;香料;抗菌防腐剤等が挙げられる。
【0027】本発明の液体洗浄剤組成物の残部は水であ
り、pHは7.5〜11(25℃)が好ましい。該pH
に必要な量のアルカリ剤を配合することが好ましい。ア
ルカリ剤としては、モノエタノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミン、メチルモノエタノー
ルアミン、ジメチルエタノールアミン、3−アミノプロ
パノール等のアルカノールアミン類、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、珪酸ナトリウム、炭酸ナトリウム
等の無機塩類を使用することができ、特にモノエタノー
ルアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムから選ば
れる1種以上が好ましい。
【0028】
【発明の効果】本発明の液体洗浄剤組成物は、洗浄力に
優れ、且つ褪色防止効果が高い。
【0029】
【実施例】実施例1〜4、比較例1〜3 表1に示す液体洗浄剤組成物を調製し、得られた組成物
を用いて下記の方法で褪色防止効果及び洗浄力の評価を
行った。その結果を表1に示す。
【0030】〔褪色防止効果〕 (1)試験布の調製 試験布として、木綿ブロード2023布を染料Ciba
cron BlueF−GFN(チバスペシャリティケ
ミカルズ社製)5%水溶液で染色した布を用いた。
【0031】(2)褪色防止効果の評価方法 試験布を5cm×5cmに裁断し、5枚1組をターゴト
メータにて100rpmで、水1L、水の有効塩素量
1.5ppm、水温25℃、水の硬度4°、洗剤0.6
7g、洗浄時間10分間で洗浄し、排水後、同様の水1
Lですすぎ5分間行い、更に排水後、同様の水1Lです
すぎ5分間を行った。その後、試験布を乾燥させた。こ
の操作を30回繰り返し、洗浄前の試験布と比較して以
下の基準で褪色防止効果を評価した。
【0032】 ○:同等の色合いであった △:やや褪色が見られる ×:褪色が見られる。
【0033】〔洗浄力〕 (1)評価用人工汚染布の調製法 トリオレイン200gを80Lのパークレンに溶解し、
金巾#2003布を浸漬して付着させた後、パークレン
を乾燥除去し、人工汚染布とした。
【0034】(2)評価方法 前記人工汚染布を5cm×5cmに裁断し、5枚1組を
ターゴトメータにて100rpmで、水1L、洗浄剤組
成物0.67g、洗浄時間10分間、水の硬度4°、水
温20℃、すすぎ5分間を2回の、条件で洗浄した。洗
浄後、汚染布の洗浄剤組成物を塗布した部分を2cm×
2cmに正確に切り取り、5枚1組をクロロホルムを溶
媒とし12時間ソックスレー抽出を行った。また、未洗
浄の人工汚染布も同様に2cm×2cmに切り取り、同
様に抽出を行った。エバポレーターを用い抽出液からク
ロロホルムを除去し、抽出トリオレイン量を求めた。次
式により洗浄率(脱脂率)を求め下記の基準で評価し
た。
【0035】
【数1】
【0036】評価基準 ○:洗浄率68%以上 ×:洗浄率68%未満
【0037】
【表1】
【0038】・a−1:炭素数10〜14の直鎖第2級
アルコールにEOを平均8モル付加させたもの ・a−2:炭素数10〜14の直鎖第1級アルコールに
EOを平均12モル付加させたもの ・a−3:炭素数10〜14の直鎖第1級アルコールに
EOを平均5モル、POを平均2モル、EOを平均3モ
ルの順にブロック付加させたもの ・a−4:炭素数10〜14の直鎖第1級アルコールに
EOを平均8モル、POを平均2モルランダム付加させ
たもの ・b−1:R−NH−(C24NH)n−H〔R:パーム
核組成アルキル基、n:平均縮合度8モル〕で表される
化合物
【0039】
【化5】
【0040】・b−3:上記b−2の全アミンに対して
0.3モルのCH3Clを用いて4級化反応を行うこと
により得た部分4級化物 ・b−4:上記b−2の全アミンに対して0.4モルの
過酸化水素を用いて酸化反応を行うことにより得た部分
アミンオキシド化合物 ・c−1:塩化ジアリルジメチルアンモニウム化合物と
アクリル酸の8:2(モル比)共重合体、重量平均分子
量170万(Calgon製マーコート280)・c−
2:メタクリロイルアミノプロピル−N,N,N−トリ
メチルアンモニウムクロリドとアクリルアミドを7/3
のモル比でラジカル重合させたもの、重量平均分子量4
7万 ・c−3:塩化ジアリルジメチルアンモニウム化合物の
重合体、重量平均分子量40万(Calgon製マーコ
ート100) ・c−4:メタクリロイルアミノプロピル−N,N,N
−トリメチルアンモニウムクロリドの重合体、重量平均
分子量47万 ・陰イオン界面活性剤1:ポリオキシエチレンアルキル
エーテル硫酸塩(炭素数12/14の直鎖アルキル、E
O平均付加モル数3、ナトリウム塩) ・陰イオン界面活性剤2:炭素数10〜14の直鎖アル
キルベンゼンスルホン酸・陰イオン界面活性剤3:ヤシ
油脂肪酸 ・ポリアクリル酸ナトリウム:重量平均分子量1000
0 ・ポリオキシエチレンモノフェニルエーテル:EO平均
付加モル数3 ・酵素:デュラザイム16.0L(プロテアーゼ、ノボ
ノルディスクバイオインダストリー株式会社製) ・蛍光染料:チノパールCBS−X(チバスペシャリテ
ィケミカルス社製)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/37 C11D 3/37 (72)発明者 西村 弘 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 Fターム(参考) 4H003 AB03 AB19 AB31 AC08 AC09 AC13 AC23 BA12 DA01 EA12 EA21 EB04 EB13 EB14 EB19 EB22 EB28 EB29 EB30 EB38 EC02 ED02 FA08 4J100 AJ02Q AM15Q AN14P BC65P CA01 CA04 DA01 JA11 JA57

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)非イオン界面活性剤1〜60重量
    %、(b)ポリアミン系化合物0.05〜10重量%、
    (c)下記式(1)で表される繰り返し単位を有する第
    4級窒素含有ポリマー並びに下記式(1)で表される繰
    り返し単位と下記式(2)で表される繰り返し単位とを
    有する第4級窒素含有ポリマーから選ばれる一種以上の
    第4級窒素含有ポリマー0.1〜30重量%を含有する
    液体洗浄剤組成物。 【化1】 〔式中、R1、R2は、炭素数1〜3のアルキル基又はヒ
    ドロキシアルキル基であり、R3は水素原子又は炭素数
    1〜3のアルキル基である。X-は陰イオン基であり、
    nは1又は2である。Aは−NH2、−OM、−OR4
    は−NR56である。ここでMは陽イオンであり、R4
    は炭素数1〜24のアルキル基であり、R5、R6は、炭
    素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基であ
    る。〕
  2. 【請求項2】 (b)が、1分子中にアミノ基、アミン
    オキシド基及び4級アンモニウム基から選ばれる1種以
    上の基が合計で2〜30個(ただしアミノ基は2個以
    上)存在し、これらが炭素数2〜5のアルキレン基又は
    ポリオキシアルキレン基で連結した化合物である請求項
    1記載の液体洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 (b)が、下記一般式(b1)〜(b
    4)から選ばれる繰り返し単位を有する化合物であっ
    て、繰り返し単位(b1)及び(b2)の少なくとも一
    方を有し、且つ繰り返し単位(b1)及び(b2)の合
    計数が2以上である化合物である請求項1又は2記載の
    液体洗浄剤組成物。 【化2】 〔式中、Rb1、Rb5、Rb8は、同一でも異なっていても
    良く、水素原子、炭素数1〜20のアルキル基又はヒド
    ロキシアルキル基であり、Rb3はアルキレンオキシド平
    均付加モル数2〜20のポリオキシアルキレン基であ
    り、Rb6は炭素数1〜20のアルキル基もしくはヒドロ
    キシアルキル基又はアルキレンオキシド平均付加モル数
    2〜20のポリオキシアルキレン基であり、Rb2
    b4、Rb7、Rb9は、同一でも異なっていても良く、炭
    素数1〜5のアルキレン基であり、Z-は陰イオン基で
    ある。〕
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